JP2543522Y2 - ドアロックスイッチ - Google Patents

ドアロックスイッチ

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JP2543522Y2
JP2543522Y2 JP322291U JP322291U JP2543522Y2 JP 2543522 Y2 JP2543522 Y2 JP 2543522Y2 JP 322291 U JP322291 U JP 322291U JP 322291 U JP322291 U JP 322291U JP 2543522 Y2 JP2543522 Y2 JP 2543522Y2
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木 俊 之 松
井 弘 今
本 清 和 山
ヶ 谷 明 張
上 勝 井
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Johnan Manufacturing Co Ltd
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    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D28/00Shaping by press-cutting; Perforating
    • B21D28/002Drive of the tools
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23DPLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23D15/00Shearing machines or shearing devices cutting by blades which move parallel to themselves
    • B23D15/12Shearing machines or shearing devices cutting by blades which move parallel to themselves characterised by drives or gearings therefor
    • B23D15/14Shearing machines or shearing devices cutting by blades which move parallel to themselves characterised by drives or gearings therefor actuated by fluid or gas pressure
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/16Control arrangements for fluid-driven presses
    • B30B15/18Control arrangements for fluid-driven presses controlling the reciprocating motion of the ram

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、例えば自動車のドア
を自動的にロックまたはアンロックさせるドアロック装
置に利用されるドアロックスイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のドアを自動的にロックまたはア
ンロックさせるドアロック装置のドアロックスイッチと
しては、図6に示されるものが知られている。
【0003】図示するドアロックスイッチ100は、ケ
ーシング101に、円弧形状の接触面102a、103
aを形成した一方側、他方側の固定側接点102、10
3が夫々離間して固定されており、これら各固定側接点
102、103に電気的に接続または遮断される接触面
104aを有する可動側接点104が可動片105の先
端寄りに取付けられている。
【0004】可動片105の基端寄りには、ケーシング
101に回動可能に挿通された支軸106が配置されて
おり、この支軸106に、ケーシング101の外側でス
イングアーム107の基端寄りが固定されているため、
可動片105がスイングアーム107に一体で回動す
る。
【0005】スイングアーム107の先端寄りには、イ
ンサイドロックノブ50に連結するためのロックノブ連
結部107aが設けられている。
【0006】スイングアーム107がスイッチオフ位置
aから反時計方向にスイッチオン位置bまで回動する
と、支軸106を中心に可動側接点104が反時計方向
に回動するため、可動側接点104の接触面104aが
各固定側接点102、103の接触面102a、103
aに対して遮断状態から電気的に接続され、一方側の固
定側接点102が他方側の固定側接点103に導通す
る。
【0007】このようなドアロックスイッチ100は、
一方側の固定側接点102に電源60が接続され、他方
側の固定側接点103にコントロールユニット55を介
してドアロックアクチュエータ51に備えた電源端子5
1aが接続される。
【0008】スイングアーム107に有するロックノブ
連結部107aに連結したインサイドロックノブ50が
アンロック位置fからロック位置gに切換えられると、
スイングアーム107がインサイドロックノブ50に連
動してスイッチオフ位置aからスイッチオン位置bまで
回動するため、各固定側接点102、103が導通さ
れ、コントロールユニット55にスイッチオン側の信号
が与えられ、コントロールユニット55からドアロック
アクチュエータ51の電源端子51aに正側の電流が供
給され、ドアロックアクチュエータ51が出力駆動さ
れ、ドアロックアクチュエータ51に備えた出力部材5
1bが戻り位置dから出力位置eまで移動し、出力部材
51bに連結したドア開閉機構52がアンロック状態か
らロック状態に切換わり、ドア70をロック状態に保持
して、スイングアーム107がスイッチオン位置bにあ
るあいだは、車外からドア70が開かない。
【0009】また、インサイドロックノブ50がロック
位置gからアンロック位置fに切換えられると、スイン
グアーム107がスイッチオン位置bからスイッチオフ
位置aまで戻り回動するため、各固定側接点102、1
03が遮断され、コントロールユニット55にスイッチ
オフ側の信号が与えられ、コントロールユニット55か
らドアロックアクチュエータ51の電源端子51aに逆
側の電流が供給され、ドアロックアクチュエータ51が
戻り駆動され、ドアロックアクチュエータ51に備えた
出力部材51bが出力位置eから戻り位置dまで戻り移
動し、出力部材51bに連結したドア開閉機構52がロ
ック状態からアンロック状態に切換わり、ドア70をア
ンロック状態にして、車外からドア70が開けられる。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記した従
来のドアロックスイッチ100では、インサイドロック
ノブ50の切換えのみにより、スイッチオフ位置aから
スイッチオン位置bへの回動およびスイッチオフ位置b
からスイッチオン位置aへの回動を行う構造になってい
ることから、ドアロックアクチュエータ51によってド
ア70がロック状態になっている際に、万が一に、事故
等が発生し、気を失って車内に取り残された人を救出す
る場合、インサイドロックノブ50をロック位置gから
アンロック位置fに切換えることが困難であるので、車
外からドアを開けることができず、安全面で支障があり
うるという問題点があり、この問題点を解決することが
課題となっていた。
【0011】
【考案の目的】この考案に係わるドアロックスイッチ
は、上記した従来の課題に鑑みてなされたもので、事故
等の大きな衝撃があったときに、ロック状態を解除し、
車外からドアを開けられるようにして、極めて安全性の
高いドアロックスイッチを提供することを目的としてい
る。
【0012】
【考案の構成】
【0013】
【課題を解決するための手段】この考案に係わるドアロ
ックスイッチは、車体のドアを自動的にロックまたはア
ンロックさせるドアロックアクチュエータに信号を供給
するドアロックスイッチであって、ドアに備えたインサ
イドロックノブに連結され、ロック位置とアンロック位
置との間を回動可能にケーシングに支持されたスイング
アームと、ドアロックアクチュエータに電気的に接続さ
れ、ケーシングに取付けられた固定側接点と、スイング
アーム上に設けられ、スイングアームがロック位置とア
ンロック位置との間を回動すると固定側接点に対して接
触され、または離間される可動側接点と、ケーシングに
揺動自在に支持され、スイングアームに嵌挿され、スイ
ングアームがインサイドロックノブによりアンロック位
置からロック位置に回動されるとスイングアームととも
にロック位置に回動され、且つ、所定の値よりも大きい
衝撃が車体に作用した際に、スイングアームをロック位
置からアンロック位置へ押動する衝撃感知機構を備えて
いる構成としたことを特徴としており、より好ましい実
施態様において、衝撃感知機構には、スイングアームに
遊挿する凸部と、ケーシングに揺動自在に支持される軸
部と、大きい衝撃で軸部を中心にして凸部を移動可能な
衝撃感知用おもりを備えている構成としたことを特徴と
している。
【0014】
【考案の作用】この考案に係わるドアロックスイッチに
おいて、可動側接点を固定側接点に電気的に接続するこ
とによってドアがロック状態になっている際に、大きな
衝撃があると、衝撃感知機構によってスイングアームが
回動することにより、ドアがロック状態からアンロック
状態に自動的に作動されるものとなり、ドアがロック状
態のままとなることはなく、車外からドアが開けられ
る。
【0015】
【実施例】図1ないし図5には、この考案に係わるドア
ロックスイッチの一実施例が示されている。
【0016】図1に示されるように、ドアロックスイッ
チ1には、衝撃感知機構2が備えられており、このドア
ロックスイッチ1は、コントロールユニット3を通じ
て、運転席を除く他のドアに取付けられたドアロックア
クチュータ4、5、6が電気的に接続されている。
【0017】ドアロックスイッチ1は、図2に示される
位置で図示しないドアに取付けられ、ドアロックスイッ
チ1には、図2に示されるように、円弧形状をなす第1
の接触面7aを形成した第1の固定側接点7と、第1の
接触面7aから絶縁された円弧形状をなす第2の接触面
8aを形成した第2の固定側接点8とがケーシング10
内に配置されている。
【0018】ケーシング10の一部には、支軸11が回
動可能にして挿通されており、この支軸11にケーシン
グ10内で可動片12の基端寄りが固定してあって、可
動片12の先端側には、前述した第1の固定側接点7の
第1の接触面7aおよび第2の固定側接点8の第2の接
触面8aに電気的に接続可能にして対向配置された可動
側接点9が取付けられている。
【0019】また、ケーシング10には、図3中の上方
側に、L字形状をなして突出したアーム10aが形成さ
れており、このアーム10aの先端寄りに、丸孔状をな
す支持孔10a2が形成されていて、この支持孔10a
2の内側には、内周側に向かって円弧状にして突出した
支持面10a1が形成されている。支持孔10a2に
は、後述する衝撃感知機構2が結合される。
【0020】支軸11には、ケーシング10の外側にス
イングアーム13の中央に形成された軸孔13aが固定
されているため、可動片12はスイングアーム13と一
体的に回動する。
【0021】スイングアーム13には、図2中において
右方端寄りに、インサイドロックノブ(図6に示される
インサイドロックノブ50に対応。)に連結するための
ロックノブ連結部13bが設けられているとともに、図
2中において左方端寄りに、後述する衝撃感知機構2に
結合するための孔13cが設けられている。インサイド
ロックノブは、アンロック位置からロック位置に移動さ
れると、図示しないドア開閉機構(図6に示されるドア
開閉機構52に対応。)をロック状態して、車外から運
転席側のドアを開けられなくし、これに反して、ロック
位置からアンロック位置に移動されると、ドア開閉機構
をアンロック状態として、車外から運転席側のドアのド
アを開けられるようにする。
【0022】スイングアーム13は、図2に示されるよ
うに、アンロック位置Aまで回動されると、可動片12
に取付けられた可動側接点9が第1の固定側接点7の第
1の接触面7aおよび第2の固定側接点8の第2の接触
面8aから遮断されるため、第1の固定側接点7を第2
の固定側接点8から遮断し、これに反して、ロック位置
Bまで回動されると、可動片12に取付けられた可動側
接点12が第1の固定側接点7の第1の接触面7aおよ
び第2の固定側接点8の第2の接触面8aを電気的に接
続するため、第1の固定側接点7を第2の固定側接点8
に導通する。
【0023】衝撃感知機構2には、図3中において縦長
で軸状をなす揺動体2aの中央部に軸部2cが設けられ
ているとともに、この揺動体2aの下端寄りに凸部2b
が設けられており、揺動体2aの上端寄りに衝撃感知用
おもり2dが設けられている。
【0024】軸部2cは、ケーシング10に形成された
アーム10aの支持孔10a2において、支持面10a
1の内径寸法よりも小さい外径寸法に形成されている。
この軸部2cには、ケーシング10に形成されたアーム
10aの板厚よりも大きい距離を置いて軸部2cの外径
寸法よりもわずかに大きい外径寸法をもつ抜け止め2
e、2eが形成されているため、図4および図5に示さ
れるように、支持孔10a2内に遊びをもって挿入され
た状態で、図中の上方または下方に揺動される。このと
き、軸部2cは、図4に示されるように、先端2c1が
下方側に揺動されたとしても、スイングアーム13側に
形成された抜け止め2eがアーム10aに係止されるた
め、抜け落ちることはなく、これとは異なり、図5に示
されるように、先端2c1が上方側に揺動されたとして
も、先端側に形成された抜け止め2eがアーム10aに
係止されるため、抜け落ちることはない。
【0025】凸部2bは、スイングアーム13に形成さ
れた孔13cの内径寸法よりも小さい外径寸法に形成さ
れていて、スイングアーム13の孔13cに挿入されて
いる。この凸部2bは、図4に示されるように、アーム
10aの支持孔10a2に支持された軸部2cの先端2
c1が下方側に揺動されると、スイングアーム13の孔
13cを図中上方側に押圧し、これとは異なり、図5に
示されるように、アーム10aの支持孔10a2に支持
された軸部2cの先端2c1が上方側に揺動されると、
スイングアーム13の孔13cを図中下方側に押圧す
る。また、図5に示されるように、軸部2cの先端2c
1が上方側に揺動された場合、軸部2cはスイングアー
ム13から比較的大きな力を受けるため、後述する衝撃
感知用おもり2dが上方に変位した状態を保持する。そ
して、衝撃感知用おもり2dが上方に変位した状態を保
持する力よりも大きな反対方向の回転モーメントが衝撃
感知用おもり2dにかけられたとき、軸部2cは衝撃感
知用おもり2dが上方に変位した状態を保持できなくな
る。
【0026】衝撃感知用おもり2dは、予め定められた
重量をもって軸部2cの外径寸法よりも大きい外径寸法
に形成されている。この衝撃感知用おもり2dは、この
ドアロックスイッチ1が取付けられた車両に対して衝突
などによる大きな衝撃がかかったときに作用する衝撃力
により、図5に示されるように、先端2c1が上方に傾
斜している軸部2cを、図4に示されるように、反時計
方向に強制的に揺動させる機能をもつ。
【0027】そして、スイングアーム13がアンロック
位置Aからロック位置Bまで回動すると、前述したよう
に、ケーシング10のアーム10aによって軸部2cが
支持されながら、スイングアーム13の孔13cに挿入
された凸部2bがスイングアーム13とともに図4中下
方側に変位するため、衝撃感知用おもり2dが図4中上
方側に変位され、衝撃感知用おもり2dが上方に変位し
た状態で保持される。
【0028】そして、この状態において、大きな衝撃が
あり、その際の衝撃力が衝撃感知用おもり2dに伝わ
り、衝撃感知用おもり2dに下方に向く衝撃力が加わっ
て衝撃感知用おもり2dに対し、衝撃力による回転モー
メントが衝撃感知用おもり2dを上方に変位した位置に
おいて保持する力を超えると、図5に示されるように、
衝撃感知用おもり2dが上方に変位していた状態から、
図4に示されるように、軸部2cが反時計方向に回動し
て、衝撃感知用おもり2dが下方に変位され、衝撃感知
用おもり2dが下方に変位することによって、凸部2b
がスイングアーム13の孔13cを図5中上方に押圧す
るため、ロック位置Bにあるスイングアーム13をアン
ロック位置Aに戻り回動させる。
【0029】このような構造を有するドアロックスイッ
チ1は、第1の固定側接点7が電源に電気的に接続さ
れ、第2の固定側接点8がコントロールユニット3を通
じてドアロックアクチュエータ4、5、6に電気的に接
続され、スイングアーム13のロックノブ連結部13b
が図示しないインサイドロックノブに連結されて、車両
に取付けられる。インサイドロックノブがアンロック位
置にあると、運転席側のドアはアンロック状態にあり、
スイングアーム13がアンロック位置Aにあるため、可
動片12に取付けられた可動側接点9が第1の固定側接
点7の第1の接触面7aおよび第2の固定側接点8の第
2の接触面8aから遮断され、第1の固定側接点7を第
2の固定側接点8から遮断しており、コントロールユニ
ット3にローレベルの信号が与えられ、コントロールユ
ニット3よりドアロックアクチュエータ4、5、6をア
ンロック側に作動させる電流が供給される。
【0030】インサイドロックノブがアンロック位置か
らロック位置に移動されることによって、スイングアー
ム13がアンロック位置Aからロック位置Bまで回動さ
れると、スイングアーム13と一体的にして可動片12
に取付けられた可動側接点9が第1の固定側接点7の第
1の接触面7aおよび第2の固定側接点8の第2の接触
面8aを導通するため、第1の固定側接点7が第2の固
定側接点8に導通され、コントロールユニット3にハイ
レベルの信号が与えられるため、コントロールユニット
3よりドアロックアクチュエータ4、5、6をロック側
に作動させる電流が供給され、運転席側のドアがロック
状態となるのと同時にドアロックアクチュエータ4、
5、6が運転席側のドアを除いた他のドアをそれぞれロ
ック状態として、車外からドアを開けられなくする。
【0031】また、スイングアーム13がロック位置B
にあって、ドアが開けられない状態になっている際に、
インサイドロックノブがロック位置からアンロック位置
に移動されることによって、スイングアーム13がロッ
ク位置Bからアンロック位置Aまで回動されると、スイ
ングアーム13と一体的にして可動片12に取付けられ
た可動側接点9が第1の固定側接点7の第1の接触面7
aおよび第2の固定側接点8の第2の接触面8aを遮断
するため、第1の固定側接点7が第2の固定側接点8か
ら遮断され、コントロールユニット3にローレベルの信
号が与えられ、コントロールユニット3よりドアロック
アクチュエータ4、5、6をアンロック側に作動させる
電流が供給され、運転席側のドアがアンロック状態とな
るのと同時にドアロックアクチュエータ4、5、6が運
転席側のドアを除いた他のドアをそれぞれアンロック状
態として、車外からドアが開けられる。
【0032】そして、インサイドロックノブがロック位
置にあって、スイングアーム13がロック位置Bにある
ことによって、運転席側のドアをロック状態にするとと
もに運転席側のドアを除いた他のドアをロック状態とし
て、車外からドアが開かなくなっている際に、車両が衝
突したときの大きな衝撃がドアロックスイッチ1にかか
ると、その際の衝撃力が衝撃感知用おもり2dに伝わる
ため、軸部2cが反時計方向に回動しながら、衝撃感知
用おもり2dが衝撃力により与えられる回転モーメント
と自重によって下方に変位するため、凸部2bがスイン
グアーム13の孔13cを図5中上方に押圧して、スイ
ングアーム13をロック位置Bからアンロック位置Aに
強制的に戻り回動させるので、スイングアーム13と一
体的にして可動片12に取付けられた可動側接点9が第
1の固定側接点7の第1の接触面7aおよび第2の固定
側接点8の第2の接触面8aを遮断するため、第1の固
定側接点7が第2の固定側接点8から遮断され、コント
ロールユニット3にローレベルの信号が与えられ、コン
トロールユニット3よりドアロックアクチュエータ4、
5、6をアンロック側に作動させる電流が供給され、運
転席側のドアがアンロック状態となるのと同時にドアロ
ックアクチュエータ4、5、6が運転席側のドアを除い
た他のドアをそれぞれアンロック状態として、車外から
ドアが開けられる。
【0033】このとき、衝撃感知用おもり2dは、下方
に変位した位置で自重により比較的容易に停止するた
め、スイングアーム13がアンロック位置Aからロック
位置Bまで回動しないかぎり、上方に変位することはな
く、ドアのアンロック状態が保持される。
【0034】上述したように、スイングアーム13がロ
ック位置Bにあって、ドアが開けられない状態であって
も、車両が衝突したりしたときなどの大きな衝撃がドア
ロックスイッチ1にかかると、衝撃感知機構2は、大き
な衝撃の振動によって、衝撃感知用おもり2dが下方に
変位してスイングアーム13をロック位置Bからアンロ
ック位置Aに強制的に戻り回動させることにより、第1
の固定側接点7を第2の固定側接点8から遮断して、全
ドアをアンロック状態として、車外からドアを開けられ
るようにするものとなる。
【0035】
【考案の効果】以上説明してきたように、この考案に係
わるドアロックスイッチによれば、可動側接点を固定側
接点に電気的に接続することによってドアがロック状態
になっている際に、大きな衝撃があると、衝撃感知機構
によってスイングアームが回動することにより、可動側
接点を固定側接点から遮断するため、ドアがロック状態
からアンロック状態に自動的に作動されるものとなり、
ドアがロック状態のままとなることはなく、車外からド
アを開けられるようにするので、事故等の大きな衝撃が
あったときに、ロック状態を解除して、車外からドアを
開けられるようにして、極めて安全性が高いという優れ
た効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係わるドアロックスイッチの一実施
例のブロック構成図である。
【図2】図1に示したドアロックスイッチのドア取付け
位置での一部破断正面図である。
【図3】図1に示したドアロックスイッチにおいての衝
撃感知機構まわりを断面とする一部破断底面図である。
【図4】図1に示したドアロックスイッチにおいての衝
撃感知機構の動作を説明する図2の右側面図である。
【図5】図1に示したドアロックスイッチにおいての衝
撃感知機構の動作を説明する図2の右側面図である。
【図6】従来のドアロックスイッチの一部破断正面図で
ある。
【符号の説明】
1 ドアロックスイッチ 2 衝撃感知機構 2b 凸部 2c 軸部 2d 衝撃感知用おもり 4 ドアロックアクチュエータ 5 ドアロックアクチュエータ 6 ドアロックアクチュエータ 7 (固定側接点)第1の固定側接点 8 (固定側接点)第2の固定側接点 9 可動側接点 10 ケーシング 10a2 (支持孔)支持部 13 スイングアーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 山 本 清 和 神奈川県横浜市戸塚区東俣野町1760番地 自動車電機工業株式会社 内 (72)考案者 張 ヶ 谷 明 神奈川県横浜市戸塚区東俣野町1760番地 自動車電機工業株式会社 内 (72)考案者 井 上 勝 神奈川県横浜市戸塚区東俣野町1760番地 自動車電機工業株式会社 内 (56)参考文献 実開 平2−89169(JP,U) 実開 昭58−7440(JP,U)

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体のドアを自動的にロックまたはアン
    ロックさせるドアロックアクチュエータに信号を供給す
    るドアロックスイッチであって、 前記ドアに備えたインサイドロックノブに連結され、ロ
    ック位置とアンロック位置との間を回動可能にケーシン
    グに支持されたスイングアームと、 前記ドアロックアクチュエータに電気的に接続され、前
    記ケーシングに取付けられた固定側接点と、 前記スイングアーム上に設けられ、前記スイングアーム
    がロック位置とアンロック位置との間を回動すると前記
    固定側接点に対して接触され、または離間される可動側
    接点と、 前記ケーシングに揺動自在に支持され、前記スイングア
    ームに嵌挿され、前記スイングアームが前記インサイド
    ロックノブによりアンロック位置からロック位置に回動
    されるとスイングアームとともにロック位置に回動さ
    れ、且つ、所定の値よりも大きい衝撃が前記車体に作用
    した際に、前記スイングアームをロック位置からアンロ
    ック位置へ押動する衝撃感知機構を備えていることを特
    徴とする ドアロックスイッチ。
  2. 【請求項2】 衝撃感知機構には、スイングアームに遊
    挿する凸部と、ケーシングに揺動自在に支持される
    と、大きい衝撃で前記軸部を中心にして前記凸部を移動
    可能な衝撃感知用おもりを備えていることを特徴とする
    請求項1に記載のドアロックスイッチ。
JP322291U 1991-02-01 1991-02-01 ドアロックスイッチ Expired - Lifetime JP2543522Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP322291U JP2543522Y2 (ja) 1991-02-01 1991-02-01 ドアロックスイッチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP322291U JP2543522Y2 (ja) 1991-02-01 1991-02-01 ドアロックスイッチ

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