JP2000045602A - 閉鎖装置 - Google Patents
閉鎖装置Info
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- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims abstract description 48
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J5/00—Doors
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05B—LOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
- E05B81/00—Power-actuated vehicle locks
- E05B81/02—Power-actuated vehicle locks characterised by the type of actuators used
- E05B81/04—Electrical
- E05B81/08—Electrical using electromagnets or solenoids
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05B—LOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
- E05B81/00—Power-actuated vehicle locks
- E05B81/54—Electrical circuits
- E05B81/90—Manual override in case of power failure
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05B—LOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
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- E05B81/54—Electrical circuits
- E05B81/64—Monitoring or sensing, e.g. by using switches or sensors
- E05B81/66—Monitoring or sensing, e.g. by using switches or sensors the bolt position, i.e. the latching status
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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- Y10T292/08—Bolts
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 確実に機能するだけでなく、緊急の場合に鍵
無しでロック解除が可能であるだけでなく、とりわけロ
ックすることもできる閉鎖装置を提供する。 【解決手段】 少なくとも1つのロックエレメントをロ
ック解除位置からロック位置にもたらすことのできる手
動操作可能な手段が設けられており、これらの手段がキ
ーによって操作されるべき閉鎖シリンダとしては形成さ
れていないようにした。
無しでロック解除が可能であるだけでなく、とりわけロ
ックすることもできる閉鎖装置を提供する。 【解決手段】 少なくとも1つのロックエレメントをロ
ック解除位置からロック位置にもたらすことのできる手
動操作可能な手段が設けられており、これらの手段がキ
ーによって操作されるべき閉鎖シリンダとしては形成さ
れていないようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転キャッチや係
止つめ等のロックエレメントを備えた、特に車両のドア
のための閉鎖装置であって、少なくとも1つのロックエ
レメントが、少なくとも操作部の操作に関連してロック
位置からロック解除位置にもたらされる形式のものに関
する。
止つめ等のロックエレメントを備えた、特に車両のドア
のための閉鎖装置であって、少なくとも1つのロックエ
レメントが、少なくとも操作部の操作に関連してロック
位置からロック解除位置にもたらされる形式のものに関
する。
【0002】
【従来の技術】ドイツ連邦共和国特許出願公開第422
8233号明細書に基づき公知の閉鎖装置では、ドアを
閉鎖状態に保つために閉鎖ピンの周囲に係合するか、又
は開放状態への転換を可能にするために該閉鎖ピンを解
放する回転キャッチが設けられている。この場合、ロッ
ク位置(ドアは閉鎖)では、回転キャッチは係止つめに
よって係止されているので、閉鎖ピンも同様にこの位置
で係止されている。
8233号明細書に基づき公知の閉鎖装置では、ドアを
閉鎖状態に保つために閉鎖ピンの周囲に係合するか、又
は開放状態への転換を可能にするために該閉鎖ピンを解
放する回転キャッチが設けられている。この場合、ロッ
ク位置(ドアは閉鎖)では、回転キャッチは係止つめに
よって係止されているので、閉鎖ピンも同様にこの位置
で係止されている。
【0003】ロック解除(ドアは開放)のためには、例
えばドアインナーグリップ、又はドアアウターグリップ
等の操作部の操作がスイッチにより検出されて、該スイ
ッチの出力信号が車体中央電子制御装置に導かれる。こ
の場合、車体中央電子制御装置は、やはりロックエレメ
ントと呼べる調整駆動装置を制御する。車体中央電子制
御装置による調整駆動装置の制御は、該調整駆動装置を
形成する電磁石のプッシュロッドを移動させ、レバー状
に形成された係止つめの一方の端部に、該係止つめが前
記プッシュロッドの力を支持した後で回転キャッチを解
放するように作用する。これにより、開放補助が実現さ
れる。
えばドアインナーグリップ、又はドアアウターグリップ
等の操作部の操作がスイッチにより検出されて、該スイ
ッチの出力信号が車体中央電子制御装置に導かれる。こ
の場合、車体中央電子制御装置は、やはりロックエレメ
ントと呼べる調整駆動装置を制御する。車体中央電子制
御装置による調整駆動装置の制御は、該調整駆動装置を
形成する電磁石のプッシュロッドを移動させ、レバー状
に形成された係止つめの一方の端部に、該係止つめが前
記プッシュロッドの力を支持した後で回転キャッチを解
放するように作用する。これにより、開放補助が実現さ
れる。
【0004】システム全体は、電気的なエネルギ(車両
の中央電力供給部)によってしか機能しないので、前掲
のドイツ連邦共和国特許出願公開第4228233号明
細書では既に、中央電圧供給部が故障した場合にドアを
開くことができるようにするための手段が講じられてい
る。この目的のためには、操作部はボーデンケーブル、
レバー等の接続エレメントを介して、特別に構成された
係止つめと作用結合しているので、電力不足の場合でも
係止つめを、操作部を機械的に操作することによってロ
ック解除し、延いてはドアを開けることができる。この
ことは、安全面において特に重要である。なぜならば、
電力不足の場合に人間が車両に閉じ込められることを防
止する必要があるからである。
の中央電力供給部)によってしか機能しないので、前掲
のドイツ連邦共和国特許出願公開第4228233号明
細書では既に、中央電圧供給部が故障した場合にドアを
開くことができるようにするための手段が講じられてい
る。この目的のためには、操作部はボーデンケーブル、
レバー等の接続エレメントを介して、特別に構成された
係止つめと作用結合しているので、電力不足の場合でも
係止つめを、操作部を機械的に操作することによってロ
ック解除し、延いてはドアを開けることができる。この
ことは、安全面において特に重要である。なぜならば、
電力不足の場合に人間が車両に閉じ込められることを防
止する必要があるからである。
【0005】しかし、機械的な冗長性を成す前記手段
は、係止爪を電力不足の場合にのみロック解除して、ド
アを開放できるようにするためにしか適していない。こ
の場合は、電力が不足しており、係止つめがロック解除
された位置に位置しているということは考慮されていな
かった。この場合に関しては、ドアの開放は可能であ
る。但し、ドアの有効な閉鎖(ロック)は不可能であ
る。このことは特に、例えば電力中央供給部の電力不足
等の緊急の場合に乗員が車両から退去しなければなら
ず、しかも有効にロックすることができない場合に不利
である。
は、係止爪を電力不足の場合にのみロック解除して、ド
アを開放できるようにするためにしか適していない。こ
の場合は、電力が不足しており、係止つめがロック解除
された位置に位置しているということは考慮されていな
かった。この場合に関しては、ドアの開放は可能であ
る。但し、ドアの有効な閉鎖(ロック)は不可能であ
る。このことは特に、例えば電力中央供給部の電力不足
等の緊急の場合に乗員が車両から退去しなければなら
ず、しかも有効にロックすることができない場合に不利
である。
【0006】ドイツ連邦共和国特許出願公開第1961
9849号明細書に基づきやはり公知の閉鎖装置は、ロ
ック解除を行いたい場合には、係止つめをカップリング
エレメントとボーデンケーブルとを介して操作部に作用
結合させるという原理に基づいているので、操作部の操
作は係止つめ、延いては回転キャッチのロック解除を生
ぜしめる。例えば盗難安全位置においてロック解除を行
いたくない場合は、操作部の操作を「ニュートラルにさ
せ」て、係止つめに引き続き回転キャッチを係止させる
ような位置に、カップリングエレメントがもたらされ
る。カップリングエレメントを一方の位置から他方の位
置へ動かすためには、制御装置によって制御可能な調整
駆動装置が設けられており、この場合、この調整駆動装
置は、やはりプッシュロッドと、カップリングエレメン
トに作用するレバーとを備えた電磁石として形成されて
いる。前掲のドイツ連邦共和国特許出願公開第1961
9849号明細書に基づき公知のこの閉鎖装置では、特
に調整駆動装置の運動を最早可能にはしない電力不足等
の緊急の場合にカップリングエレメントを動かすための
手段が既に講じられている。これらの手段は閉鎖シリン
ダであって、この閉鎖シリンダは、接続エレメントを介
してカップリングエレメントに接続されており、これに
よって前記閉鎖シリンダ内に導入可能なキーを介してカ
ップリングエレメントを開閉両位置において往復運動さ
せることができる。このこと自体は満足に機能するのだ
が、最近の車両の今日の快適さに対する要求には反す
る。それというのも、これらの要求ではいわゆる「キー
レスエントリー」、つまり、自体公知のイグニッション
キー無しでの車両への立ち入りが要求されているからで
ある。このことは、中央ロック装置の操作(ドアのロッ
ク解除及びロック等)のために遠隔操作装置が使用され
ることを意味し、この遠隔操作装置を介してボタンプッ
シュによって中央ロック装置が作動される。即ち、前記
の閉鎖シリンダと、対応するキーの連行案内とは、今日
の快適性の観点の下では、最早耐え切れない状態である
ことが明らかである。
9849号明細書に基づきやはり公知の閉鎖装置は、ロ
ック解除を行いたい場合には、係止つめをカップリング
エレメントとボーデンケーブルとを介して操作部に作用
結合させるという原理に基づいているので、操作部の操
作は係止つめ、延いては回転キャッチのロック解除を生
ぜしめる。例えば盗難安全位置においてロック解除を行
いたくない場合は、操作部の操作を「ニュートラルにさ
せ」て、係止つめに引き続き回転キャッチを係止させる
ような位置に、カップリングエレメントがもたらされ
る。カップリングエレメントを一方の位置から他方の位
置へ動かすためには、制御装置によって制御可能な調整
駆動装置が設けられており、この場合、この調整駆動装
置は、やはりプッシュロッドと、カップリングエレメン
トに作用するレバーとを備えた電磁石として形成されて
いる。前掲のドイツ連邦共和国特許出願公開第1961
9849号明細書に基づき公知のこの閉鎖装置では、特
に調整駆動装置の運動を最早可能にはしない電力不足等
の緊急の場合にカップリングエレメントを動かすための
手段が既に講じられている。これらの手段は閉鎖シリン
ダであって、この閉鎖シリンダは、接続エレメントを介
してカップリングエレメントに接続されており、これに
よって前記閉鎖シリンダ内に導入可能なキーを介してカ
ップリングエレメントを開閉両位置において往復運動さ
せることができる。このこと自体は満足に機能するのだ
が、最近の車両の今日の快適さに対する要求には反す
る。それというのも、これらの要求ではいわゆる「キー
レスエントリー」、つまり、自体公知のイグニッション
キー無しでの車両への立ち入りが要求されているからで
ある。このことは、中央ロック装置の操作(ドアのロッ
ク解除及びロック等)のために遠隔操作装置が使用され
ることを意味し、この遠隔操作装置を介してボタンプッ
シュによって中央ロック装置が作動される。即ち、前記
の閉鎖シリンダと、対応するキーの連行案内とは、今日
の快適性の観点の下では、最早耐え切れない状態である
ことが明らかである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、確実
に機能するだけでなく、緊急の場合に鍵無しでロック解
除が可能であるだけでなく、とりわけロックすることも
できる閉鎖装置を提供することである。
に機能するだけでなく、緊急の場合に鍵無しでロック解
除が可能であるだけでなく、とりわけロックすることも
できる閉鎖装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明では、少なくとも1つのロックエレメントをロ
ック解除位置からロック位置にもたらすことのできる手
動操作可能な手段が設けられており、これらの手段がキ
ーによって操作されるべき閉鎖シリンダとしては形成さ
れていないようにした。
に本発明では、少なくとも1つのロックエレメントをロ
ック解除位置からロック位置にもたらすことのできる手
動操作可能な手段が設けられており、これらの手段がキ
ーによって操作されるべき閉鎖シリンダとしては形成さ
れていないようにした。
【0009】
【発明の効果】本発明では、手動で操作可能な手段が設
けられており、これらの手段を以て、少なくとも1つの
ロックエレメントをロック解除位置からロック位置へと
もたらすことができる。この場合、前記手段は、キーに
よって操作されるべき閉鎖シリンダとしては形成されて
いない。
けられており、これらの手段を以て、少なくとも1つの
ロックエレメントをロック解除位置からロック位置へと
もたらすことができる。この場合、前記手段は、キーに
よって操作されるべき閉鎖シリンダとしては形成されて
いない。
【0010】引用した従来の技術に基づき、緊急の場合
にドアを操作部を介して開放できるように閉鎖装置を構
成することが公知である。本発明により、緊急の場合、
特に電力供給部の故障が生じた場合でも、閉鎖装置をロ
ック位置にもたらすことができるという問題も解決され
る。これにより、緊急の場合に乗員が車両から立ち去
り、とりわけ車両から離れるためにロックすることもで
きるということが保証されている。これにより、乗員は
車両から離れることができ、このことは特に、車両を交
通量の多い通り(特に高速道路のサイドゾーン)で停止
させなければならない場合に必要とされる。閉鎖装置は
電力供給量の生産を以てようやく再び作動できるように
なるので、調整された前記のロック位置は帳消し可能で
ある。このような電力不足は、例えば欠陥バッテリー、
ケーブル中断、又は衝突等によって生ぜしめられる。
にドアを操作部を介して開放できるように閉鎖装置を構
成することが公知である。本発明により、緊急の場合、
特に電力供給部の故障が生じた場合でも、閉鎖装置をロ
ック位置にもたらすことができるという問題も解決され
る。これにより、緊急の場合に乗員が車両から立ち去
り、とりわけ車両から離れるためにロックすることもで
きるということが保証されている。これにより、乗員は
車両から離れることができ、このことは特に、車両を交
通量の多い通り(特に高速道路のサイドゾーン)で停止
させなければならない場合に必要とされる。閉鎖装置は
電力供給量の生産を以てようやく再び作動できるように
なるので、調整された前記のロック位置は帳消し可能で
ある。このような電力不足は、例えば欠陥バッテリー、
ケーブル中断、又は衝突等によって生ぜしめられる。
【0011】本発明の別の有利な構成では、前記手段は
調整駆動装置によって操作可能なカップリングエレメン
トに作用し、該カップリングエレメントは、操作部とロ
ックエレメントとの間に作用結合を形成可能、又は形成
不能にする。この構成は、前掲のドイツ連邦共和国特許
出願公開第19619849号明細書に基づき構成され
た閉鎖装置に関連している。従って、前掲のドイツ連邦
共和国特許出願公開第19619849号明細書に記載
された閉鎖装置の構成、及び作用形式にも関連してい
る。このことは、少なくとも1つのロックエレメントを
ロック解除位置からロック位置にもたらすことのできる
手段が、回転キャッチ又は係止つめ等のロックエレメン
トに作用し、しかしまた、調整駆動装置、又は該調整駆
動装置のプッシュロッド又はレバー等のロックエレメン
トにも作用することができるということを意味する。あ
らゆる実施形態に共通なのは、本発明による手段を介し
て、車両、少なくとも1つのドアをロックすることがで
き、これにより車両から退去することができるようにな
る。
調整駆動装置によって操作可能なカップリングエレメン
トに作用し、該カップリングエレメントは、操作部とロ
ックエレメントとの間に作用結合を形成可能、又は形成
不能にする。この構成は、前掲のドイツ連邦共和国特許
出願公開第19619849号明細書に基づき構成され
た閉鎖装置に関連している。従って、前掲のドイツ連邦
共和国特許出願公開第19619849号明細書に記載
された閉鎖装置の構成、及び作用形式にも関連してい
る。このことは、少なくとも1つのロックエレメントを
ロック解除位置からロック位置にもたらすことのできる
手段が、回転キャッチ又は係止つめ等のロックエレメン
トに作用し、しかしまた、調整駆動装置、又は該調整駆
動装置のプッシュロッド又はレバー等のロックエレメン
トにも作用することができるということを意味する。あ
らゆる実施形態に共通なのは、本発明による手段を介し
て、車両、少なくとも1つのドアをロックすることがで
き、これにより車両から退去することができるようにな
る。
【0012】本発明の更に別の有利な構成では、前記手
段は、ロックエレメント、特に係止つめをロック解除位
置からロック位置にもたらすことのできる調整駆動装置
に作用する。この実施形態は、前掲のドイツ連邦共和国
特許出願公開第4228233号明細書に基づき公知の
閉鎖装置の構成に関連しているので、この公知の閉鎖装
置の構成、及び作用形式にも、やはり関連している。
段は、ロックエレメント、特に係止つめをロック解除位
置からロック位置にもたらすことのできる調整駆動装置
に作用する。この実施形態は、前掲のドイツ連邦共和国
特許出願公開第4228233号明細書に基づき公知の
閉鎖装置の構成に関連しているので、この公知の閉鎖装
置の構成、及び作用形式にも、やはり関連している。
【0013】本発明の更に別の有利な構成では、前記手
段は、ロック位置に向かう操作においてのみ、操作可能
である。このことは、前記手段の操作がロックだけを生
ぜしめ、ロック解除は生ぜしめないという利点を有して
いる。これにより、前記手段の操作は、ロック解除位置
に向かう操作においてはドアの開放、延いては車両の盗
難を惹起する恐れはない。
段は、ロック位置に向かう操作においてのみ、操作可能
である。このことは、前記手段の操作がロックだけを生
ぜしめ、ロック解除は生ぜしめないという利点を有して
いる。これにより、前記手段の操作は、ロック解除位置
に向かう操作においてはドアの開放、延いては車両の盗
難を惹起する恐れはない。
【0014】本発明の更に別の有利な構成では、前記手
段の操作部材が車両のドア等の、次のような位置に配置
されている。この位置とは即ち、手動操作用の操作部材
が配置されており、ドアの閉鎖状態では到達不能であ
り、且つドアの開放状態では到達可能であるような位置
である。これにより、ドアが開放状態にある場合は、前
記手段に到達不能であることが防止される。更にこれに
より、例えばドアの外面を越えて突出するレバー等の、
ドアを開放するための操作部材が悪用され得ないことが
達成される。それというのも、既に公知の機械的な冗長
性によって、緊急の場合に操作部の操作を介してドアを
開けた後に、閉鎖装置をロック解除位置からロック位置
にもたらすために操作部材を操作することができるから
である。次いでドアを閉鎖することができ、これにより
自動的にロック状態となる。同時に操作部材の配置され
た位置には最早アプローチできないので、ロック解除を
行うことはできない。このような操作部材は、有利には
ドアの端面に配置されており、この端面には、ドア、若
しくは車両コラムに設けられた閉鎖ピンも配置されてい
る。しかし、操作部材を車両内室に面して配置すること
も考えられる。このような場合は、場合によっては依然
として車内にいる人間が車両から退去することができ
る。
段の操作部材が車両のドア等の、次のような位置に配置
されている。この位置とは即ち、手動操作用の操作部材
が配置されており、ドアの閉鎖状態では到達不能であ
り、且つドアの開放状態では到達可能であるような位置
である。これにより、ドアが開放状態にある場合は、前
記手段に到達不能であることが防止される。更にこれに
より、例えばドアの外面を越えて突出するレバー等の、
ドアを開放するための操作部材が悪用され得ないことが
達成される。それというのも、既に公知の機械的な冗長
性によって、緊急の場合に操作部の操作を介してドアを
開けた後に、閉鎖装置をロック解除位置からロック位置
にもたらすために操作部材を操作することができるから
である。次いでドアを閉鎖することができ、これにより
自動的にロック状態となる。同時に操作部材の配置され
た位置には最早アプローチできないので、ロック解除を
行うことはできない。このような操作部材は、有利には
ドアの端面に配置されており、この端面には、ドア、若
しくは車両コラムに設けられた閉鎖ピンも配置されてい
る。しかし、操作部材を車両内室に面して配置すること
も考えられる。このような場合は、場合によっては依然
として車内にいる人間が車両から退去することができ
る。
【0015】本発明の更に別の有利な構成では、前記手
段は少なくとも2つの位置、つまり「ロック解除され
た」位置と、「ロックされた」位置とにおいて固定可能
である。これにより、前記手段が誤って、特に車両の振
動によってロック解除位置からロック位置にもたらされ
てドアの開放が過失により最早不可能になるということ
が、効果的に防止されることが保証されている。
段は少なくとも2つの位置、つまり「ロック解除され
た」位置と、「ロックされた」位置とにおいて固定可能
である。これにより、前記手段が誤って、特に車両の振
動によってロック解除位置からロック位置にもたらされ
てドアの開放が過失により最早不可能になるということ
が、効果的に防止されることが保証されている。
【0016】冒頭で述べた説明、及び以下に述べる説明
は、前掲のドイツ連邦共和国特許出願公開第42282
33号明細書、及びドイツ連邦共和国特許出願公開第1
9619849号明細書に基づき公知の2つの閉鎖装置
に関連しているが、本発明の思想はこれらの公知の構成
に制限されるものではない。
は、前掲のドイツ連邦共和国特許出願公開第42282
33号明細書、及びドイツ連邦共和国特許出願公開第1
9619849号明細書に基づき公知の2つの閉鎖装置
に関連しているが、本発明の思想はこれらの公知の構成
に制限されるものではない。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面につき詳しく説明する。
面につき詳しく説明する。
【0018】図1に示した閉鎖装置1は、回転キャッチ
ばね1.2に抗して作用する回転キャッチ1.1を有して
おり、前記回転キャッチばね1.2は、定置のストッパ
1.3と、回転キャッチ1.1に配置されたストッパ1.
4との間に緊締されている。回転キャッチ1.1の位置
は、回転キャッチ用スイッチ1.5によって検出可能で
ある。更に、回転キャッチ1.1は、中間係止位置(前
係止)を実現する段部1.6を有している。更に、当接
面1.7が存在しており、この当接面1.7を介して、回
転キャッチ1.1をその係止位置に保持することができ
る。U字形に形成された回転キャッチ1.1は、その両
脚部を以て楔形閉鎖部材1.8を取り囲んでおり、これ
によって、例えば自体公知の形式で自動車のドアを閉鎖
位置に保持する。ピボット1.10を中心として旋回可
能である係止つめ1.9は、突出部(詳しくは図示せ
ず)を以て、図1では回転キャッチ1.1の当接面1.7
に当接している。やはりピボット1.10を中心とし
て、又は別のピボットを中心としてカップリングエレメ
ント1.11が支承されており、このカップリングエレ
メント1.11はばね1.12によって、図1に示した位
置に(場合によっては図示されてないストッパに当接し
て)保持される。カップリングエレメント1.11の突
出部1.13には、カップリングエレメント1.11を図
示の位置からピボット1.10を中心として回動させる
ことのできる手段が係合している。これらの手段は、例
えばドアのインナーグリップ、又はドアのアウターグリ
ップ、又はその他の操作部に接続されており、前記手段
によってカップリングエレメント1.11を機械的に操
作することができる。図1には、これらの手段がそれぞ
れコア1.16,1.17を備えたボーデンケーブル1.
14,1.15であることが示されており、これらのボ
ーデンケーブル1.14,1.15は、やはりばね1.1
8;1.19によってプレロードをかけられている。コ
ア1.16,1.17は、突出部1.21、又は突出部1.
13に当接する、ほぼ三角形のノーズを有するレバー
1.20を作動させる。このレバー1.20は、ドアイン
ナーグリップ、若しくはドアアウターグリップが操作さ
れると、突出部1.13と作用結合させられるので、カ
ップリングエレメント1.11が回動されて、以下に説
明する特定の状況下で係止つめ1.9を図示の係止位置
から開放位置にもたらし、これにより回転キャッチ1.
1は楔形閉鎖部材1.8を解放する。レバー1.20は、
例えば直線的にシフト可能に接触部分1.22に配置さ
れている。この場合、この接触部分1.22はピボット
1.23を中心として旋回可能であってよいが、必ずし
もその必要はない。コア1.16,1.17は、それぞれ
固定支点1.24においてレバー1.20に固定されてい
る。この固定支点1.24は、ドアインナーグリップの
操作がドアアウターグリップの運動と、且つドアアウタ
ーグリップの操作がドアインナーグリップの運動と無関
係であるように構成することができる。操作は、スイッ
チ1.25によって検出され得る。
ばね1.2に抗して作用する回転キャッチ1.1を有して
おり、前記回転キャッチばね1.2は、定置のストッパ
1.3と、回転キャッチ1.1に配置されたストッパ1.
4との間に緊締されている。回転キャッチ1.1の位置
は、回転キャッチ用スイッチ1.5によって検出可能で
ある。更に、回転キャッチ1.1は、中間係止位置(前
係止)を実現する段部1.6を有している。更に、当接
面1.7が存在しており、この当接面1.7を介して、回
転キャッチ1.1をその係止位置に保持することができ
る。U字形に形成された回転キャッチ1.1は、その両
脚部を以て楔形閉鎖部材1.8を取り囲んでおり、これ
によって、例えば自体公知の形式で自動車のドアを閉鎖
位置に保持する。ピボット1.10を中心として旋回可
能である係止つめ1.9は、突出部(詳しくは図示せ
ず)を以て、図1では回転キャッチ1.1の当接面1.7
に当接している。やはりピボット1.10を中心とし
て、又は別のピボットを中心としてカップリングエレメ
ント1.11が支承されており、このカップリングエレ
メント1.11はばね1.12によって、図1に示した位
置に(場合によっては図示されてないストッパに当接し
て)保持される。カップリングエレメント1.11の突
出部1.13には、カップリングエレメント1.11を図
示の位置からピボット1.10を中心として回動させる
ことのできる手段が係合している。これらの手段は、例
えばドアのインナーグリップ、又はドアのアウターグリ
ップ、又はその他の操作部に接続されており、前記手段
によってカップリングエレメント1.11を機械的に操
作することができる。図1には、これらの手段がそれぞ
れコア1.16,1.17を備えたボーデンケーブル1.
14,1.15であることが示されており、これらのボ
ーデンケーブル1.14,1.15は、やはりばね1.1
8;1.19によってプレロードをかけられている。コ
ア1.16,1.17は、突出部1.21、又は突出部1.
13に当接する、ほぼ三角形のノーズを有するレバー
1.20を作動させる。このレバー1.20は、ドアイン
ナーグリップ、若しくはドアアウターグリップが操作さ
れると、突出部1.13と作用結合させられるので、カ
ップリングエレメント1.11が回動されて、以下に説
明する特定の状況下で係止つめ1.9を図示の係止位置
から開放位置にもたらし、これにより回転キャッチ1.
1は楔形閉鎖部材1.8を解放する。レバー1.20は、
例えば直線的にシフト可能に接触部分1.22に配置さ
れている。この場合、この接触部分1.22はピボット
1.23を中心として旋回可能であってよいが、必ずし
もその必要はない。コア1.16,1.17は、それぞれ
固定支点1.24においてレバー1.20に固定されてい
る。この固定支点1.24は、ドアインナーグリップの
操作がドアアウターグリップの運動と、且つドアアウタ
ーグリップの操作がドアインナーグリップの運動と無関
係であるように構成することができる。操作は、スイッ
チ1.25によって検出され得る。
【0019】閉鎖装置1の作動のためには調整装置2が
設けられており、この調整装置2は、例えば直線的にシ
フト可能な作動部材2.2を備えた電磁石2.1である。
前記作動部材2.2はばね2.3に抗して作用するが、必
ずしもその必要はない。作動部材2.2のシフトは、旋
回支点2.5を中心として旋回可能なレバー2.4に作用
する。直線運動の代わりに、回転運動、又は直線運動と
回転運動との組合せを伴う調整装置を設けることもでき
る。旋回支点2.5を中心としたレバー2.4の旋回は、
運動方向2.7におけるカップリング部材2.6のほぼ直
線状のシフトを生ぜしめる。調整装置2が、カップリン
グ部材2.6に直接に係合すること、又は、下位又は上
位に置かれて係合することも考えられ、この場合もやは
り直線運動か、又は回転運動が考えられる。図1には、
カップリング部材2.6が主として細長い方形を有して
いることが示されており、この場合、構造に適合され
た、例えば楔形の構成等の他の実施形態も考えられる。
更に、カップリング部材2.6、及び/又は該カップリ
ング部材2.6を操作する、例えば調整装置2やレバー
2.4等の構成部材が、係止つめ1.9、又はカップリン
グエレメント1.11に配置されていることが考えられ
る。
設けられており、この調整装置2は、例えば直線的にシ
フト可能な作動部材2.2を備えた電磁石2.1である。
前記作動部材2.2はばね2.3に抗して作用するが、必
ずしもその必要はない。作動部材2.2のシフトは、旋
回支点2.5を中心として旋回可能なレバー2.4に作用
する。直線運動の代わりに、回転運動、又は直線運動と
回転運動との組合せを伴う調整装置を設けることもでき
る。旋回支点2.5を中心としたレバー2.4の旋回は、
運動方向2.7におけるカップリング部材2.6のほぼ直
線状のシフトを生ぜしめる。調整装置2が、カップリン
グ部材2.6に直接に係合すること、又は、下位又は上
位に置かれて係合することも考えられ、この場合もやは
り直線運動か、又は回転運動が考えられる。図1には、
カップリング部材2.6が主として細長い方形を有して
いることが示されており、この場合、構造に適合され
た、例えば楔形の構成等の他の実施形態も考えられる。
更に、カップリング部材2.6、及び/又は該カップリ
ング部材2.6を操作する、例えば調整装置2やレバー
2.4等の構成部材が、係止つめ1.9、又はカップリン
グエレメント1.11に配置されていることが考えられ
る。
【0020】カップリングエレメント1.11はストッ
パ1.26を、係止つめ1.9はストッパ1.27を有し
ており、これらのストッパ1.26,1.27は互いにず
らされて配置されている。この場合、カップリング部材
2.6は両ストッパ1.26,1.27間に位置していて
よいか、又は、調整装置2の作動後に、このストッパ領
域から出てシフトすることができるか、又はストッパ領
域内へとシフトすることができる。カップリング部材
2.6が結合位置に位置している場合は(図1では解離
位置が示されている)、ドアインナーグリップ、若しく
はドアアウターグリップの操作時に、ストッパ1.26
が、カップリングエレメント1.11の回動に基づきカ
ップリング部材2.6の方へ押圧され、該カップリング
部材2.6は係止つめ1.9のストッパ1.27の方に向
かって押圧されるので、この距離にわたって係止つめ
1.9は係止位置から開放位置へと動かされ、延いては
回転キャッチ1.1を解放する。カップリング部材2.6
が、調整装置2の適当な制御によりストッパ領域から
(特にストッパ1.26の領域から)脱出運動させられ
ると、カップリングエレメント1.11は、ドアインナ
ーグリップ、若しくはドアアウターグリップの操作時に
ピボット1.10を中心として旋回はされるが、係止つ
め1.9を連行するには至らないので、回転キャッチ1.
1、延いては楔形閉鎖部材1.8を解放することはでき
ず、これにより、盗難防止位置、更に対子供用安全装
置、並びに外部からの不都合な開放の防止が達成され
る。
パ1.26を、係止つめ1.9はストッパ1.27を有し
ており、これらのストッパ1.26,1.27は互いにず
らされて配置されている。この場合、カップリング部材
2.6は両ストッパ1.26,1.27間に位置していて
よいか、又は、調整装置2の作動後に、このストッパ領
域から出てシフトすることができるか、又はストッパ領
域内へとシフトすることができる。カップリング部材
2.6が結合位置に位置している場合は(図1では解離
位置が示されている)、ドアインナーグリップ、若しく
はドアアウターグリップの操作時に、ストッパ1.26
が、カップリングエレメント1.11の回動に基づきカ
ップリング部材2.6の方へ押圧され、該カップリング
部材2.6は係止つめ1.9のストッパ1.27の方に向
かって押圧されるので、この距離にわたって係止つめ
1.9は係止位置から開放位置へと動かされ、延いては
回転キャッチ1.1を解放する。カップリング部材2.6
が、調整装置2の適当な制御によりストッパ領域から
(特にストッパ1.26の領域から)脱出運動させられ
ると、カップリングエレメント1.11は、ドアインナ
ーグリップ、若しくはドアアウターグリップの操作時に
ピボット1.10を中心として旋回はされるが、係止つ
め1.9を連行するには至らないので、回転キャッチ1.
1、延いては楔形閉鎖部材1.8を解放することはでき
ず、これにより、盗難防止位置、更に対子供用安全装
置、並びに外部からの不都合な開放の防止が達成され
る。
【0021】盗難防止位置、若しくはロック解除位置に
おけるカップリング部材2.6の位置に関しては、複数
の可能性が存在する。そのうちの一つは、例えば調整装
置2が非作動状態で、ばね2.3が圧縮ばねとして構成
されている場合は、カップリング部材2.6は、基本的
にストッパ1.26,1.27の領域外に位置している
(盗難防止位置)。例えばハンド送信機を介して認知さ
れ、且つ適当な送信命令を送出した作業員の開放願いに
より操作部が操作されると、作動状態に切り換えられた
スイッチ1.25が、該スイッチ1.25から出力して調
整装置2を作動させて、カップリング部材2.6をスト
ッパ1.26,1.27の領域へと動かした後に、レバー
1.20の突出部1.21がカップリングエレメント1.
11の突出部1.13を連行して、回転キャッチ1.1を
解放する。更に、カップリング部材2.6を調整装置2
の非作動状態においてストッパ1.26,1.27間の領
域に残留させて、盗難防止機能、又は対子供安全機能が
発動された場合にのみ、調整装置2を作動させることに
よって前記領域から脱出運動させることが考えられる。
おけるカップリング部材2.6の位置に関しては、複数
の可能性が存在する。そのうちの一つは、例えば調整装
置2が非作動状態で、ばね2.3が圧縮ばねとして構成
されている場合は、カップリング部材2.6は、基本的
にストッパ1.26,1.27の領域外に位置している
(盗難防止位置)。例えばハンド送信機を介して認知さ
れ、且つ適当な送信命令を送出した作業員の開放願いに
より操作部が操作されると、作動状態に切り換えられた
スイッチ1.25が、該スイッチ1.25から出力して調
整装置2を作動させて、カップリング部材2.6をスト
ッパ1.26,1.27の領域へと動かした後に、レバー
1.20の突出部1.21がカップリングエレメント1.
11の突出部1.13を連行して、回転キャッチ1.1を
解放する。更に、カップリング部材2.6を調整装置2
の非作動状態においてストッパ1.26,1.27間の領
域に残留させて、盗難防止機能、又は対子供安全機能が
発動された場合にのみ、調整装置2を作動させることに
よって前記領域から脱出運動させることが考えられる。
【0022】符号3を付した矢印によって、回転キャッ
チ1.1、係止つめ1.9、カップリングエレメント1.
11、又は調整装置2の構成部材等の少なくとも1つの
ロックエレメントをロック解除位置からロック位置にも
たらすことのできる、手動操作可能な手段が係合する位
置が示されている。
チ1.1、係止つめ1.9、カップリングエレメント1.
11、又は調整装置2の構成部材等の少なくとも1つの
ロックエレメントをロック解除位置からロック位置にも
たらすことのできる、手動操作可能な手段が係合する位
置が示されている。
【図1】本発明による閉鎖装置の一実施例を示した図で
ある。
ある。
1 閉鎖装置、 1.1 回転キャッチ、 1.2 回転
キャッチばね、 1.3 定置のストッパ、 1.4 ス
トッパ、 1.5 回転キャッチ用スイッチ、1.6 段
部、 1.7 当接面、 1.8 楔形閉鎖部材、 1.
9 係止つめ、 1.10 ピボット、 1.11 カッ
プリングエレメント、 1.12 ばね、 1.13 突
出部、 1.14,1.15 ボーデンケーブル、 1.
16,1.17 コア、 1.18,1.19 ばね、
1.20 レバー、 1.21突出部、 1.22 接触
部分、 1.23 ピボット、 1.24 固定支点、
1.25 スイッチ、 1.26,1.27 ストッパ、
2 調整装置、 2.1 電磁石、 2.2 作動部
材、 2.3 ばね、 2.4 レバー、 2.5旋回
点、 2.6 カップリング部材、 2.7 運動方向、
3 作用位置
キャッチばね、 1.3 定置のストッパ、 1.4 ス
トッパ、 1.5 回転キャッチ用スイッチ、1.6 段
部、 1.7 当接面、 1.8 楔形閉鎖部材、 1.
9 係止つめ、 1.10 ピボット、 1.11 カッ
プリングエレメント、 1.12 ばね、 1.13 突
出部、 1.14,1.15 ボーデンケーブル、 1.
16,1.17 コア、 1.18,1.19 ばね、
1.20 レバー、 1.21突出部、 1.22 接触
部分、 1.23 ピボット、 1.24 固定支点、
1.25 スイッチ、 1.26,1.27 ストッパ、
2 調整装置、 2.1 電磁石、 2.2 作動部
材、 2.3 ばね、 2.4 レバー、 2.5旋回
点、 2.6 カップリング部材、 2.7 運動方向、
3 作用位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 390009416 Kruppstrabe 105,Fran kfurt am Main,BRD
Claims (6)
- 【請求項1】 回転キャッチや係止つめ等のロックエレ
メントを備えた閉鎖装置であって、少なくとも1つのロ
ックエレメントが、少なくとも操作部の操作に関連して
ロック位置からロック解除位置にもたらされる形式のも
のにおいて、少なくとも1つのロックエレメントをロッ
ク解除位置からロック位置にもたらすことのできる手動
操作可能な手段が設けられており、これらの手段がキー
によって操作されるべき閉鎖シリンダとしては形成され
ていないことを特徴とする閉鎖装置。 - 【請求項2】 前記手段が、調整駆動装置によって操作
可能なカップリングエレメントに作用し、該カップリン
グエレメントが、操作部とロックエレメントとの間に作
用結合を形成可能、又は形成不能にする、請求項1記載
の閉鎖装置。 - 【請求項3】 前記手段が調整駆動装置に作用し、該調
整駆動装置によって、ロックエレメント、特に係止つめ
が、ロック位置からロック解除位置にもたらされる、請
求項1又は2記載の閉鎖装置。 - 【請求項4】 前記手段が、ロック位置に向かう操作に
おいてのみ操作可能である、請求項1から3までのいず
れか1項記載の閉鎖装置。 - 【請求項5】 前記手段の操作部材が、車両のドア内
の、前記操作部材の手動操作のためにドアの閉鎖状態で
は到達不能であり、且つドアの開放状態では到達可能で
あるような位置に配置されている、請求項1から4まで
のいずれか1項記載の閉鎖装置。 - 【請求項6】 前記手段が、少なくとも2つの位置、つ
まり「ロック解除された」位置と、「ロックされた」位
置とにおいて固定可能である、請求項1から5までのい
ずれか1項記載の閉鎖装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19831260.1 | 1998-07-11 | ||
DE19831260A DE19831260A1 (de) | 1998-07-11 | 1998-07-11 | Schließeinrichtung, insbesondere für Kraftfahrzeugtüren |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000045602A true JP2000045602A (ja) | 2000-02-15 |
Family
ID=7873831
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19807599A Withdrawn JP2000045602A (ja) | 1998-07-11 | 1999-07-12 | 閉鎖装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US20020000726A1 (ja) |
EP (1) | EP0972899A3 (ja) |
JP (1) | JP2000045602A (ja) |
KR (1) | KR100617353B1 (ja) |
DE (1) | DE19831260A1 (ja) |
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DE20216872U1 (de) * | 2002-10-30 | 2004-03-04 | Brose Fahrzeugteile Gmbh & Co. Kg, Coburg | Funktionssteuerung für ein Schließsystem einer Kraftfahrzeugtür |
DE20216873U1 (de) * | 2002-10-30 | 2004-03-04 | Brose Fahrzeugteile Gmbh & Co. Kg, Coburg | Funktionssteuerung für ein Schließsystem einer Kraftfahrzeugtür |
DE20216847U1 (de) * | 2002-10-30 | 2004-03-04 | Brose Fahrzeugteile Gmbh & Co. Kg, Coburg | Funktionssteuerung für ein Schließsystem einer Kraftfahrzeugtür |
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FR2871831B1 (fr) * | 2004-06-18 | 2006-09-08 | Arvinmeritor Light Vehicle Sys | Serrure a ouverture electrique |
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