JP2543473B2 - ボデ―部締付装置 - Google Patents

ボデ―部締付装置

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JP2543473B2
JP2543473B2 JP5107169A JP10716993A JP2543473B2 JP 2543473 B2 JP2543473 B2 JP 2543473B2 JP 5107169 A JP5107169 A JP 5107169A JP 10716993 A JP10716993 A JP 10716993A JP 2543473 B2 JP2543473 B2 JP 2543473B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はボデー部締付装置に関
し、とくに血管拘束装置に関する。さらに本発明は、
ンド挿通用のハウジングと、前記ハウジング内に回動自
在に支持され、かつハウジング内を挿通するバンドをク
ランプ位置でハウジング壁にクランプるとともに、対
向するリリース位置でバンドを弛めるクランピングロッ
カー(揺り子)と、前記揺り子の他端とハウジングにバ
ンドのエンドを固定するキャップとの間に掛り止め可能
な拘束クロージャ(掛止め片)とを備えたボデー部締付
装置に関する。
【0003】通常弾性材料製のバンドは締付けられる
ボデー部の周囲にループを形成する。バンドフリーエ
ンドを引いてバンド締付けと、クロージャハウジン
(以下、単にハウジングという)につながるエンドに
起こる力が、そのクランプ位置に揺り子を回動して、
ンドを締付状態に拘束する。ボデー部からループを外さ
ずに締付けを終えねばならない場合、ぐ後に新しく締
め付けが必要とされるので、直接にもしくは中間部材の
手段により、揺り子を指で充分な圧力を加えて、そのリ
リース位置と同様に回動させると、バンドがハウジング
内を通って戻され、拘束された張りが除かれ。拘束装
置を使った作業が完全に終わると、拘束クロージャ(掛
止め片)が外され、ボデー部周囲のループはバンドを引
かずにハウジング内のそのフリーエンドと共に外され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一例として、のよう
な血管拘束装置がドイツ国実用新案第9200574.
8号に開示され、かつ実際に提唱されている。一方でバ
ンドの張りや緊張解除をし、他方でバンドの開き(ハウ
ジングからの離し)をするという両機能は、拘束装置を
速やか操作別々な用途の良好適用に備えている。
他方、両機能を別けていると、装置を作動するのに別々
のハンドグリッピングが要求される。本発明の目的は前
記先行技術の不便を避けるボデー部締付装置を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】以下に明らかにする目的
並びにその他の目的を維持するために、本発明の1つの
特徴は、簡単に述べると、作動圧力を加えながら、まず
揺り子をそのリリース位置に回動し、次いでバンドのリ
リースののち、掛止め片を開くメカニカルトランスミッ
ション部材を備えたボデー部締付装置としたことにあ
る。このような構成により、締付装置の「シングルオル
ガン動作」が提供され、上記両機能を得るのに、もはや
異なる操作をする必要はない。 さらに、本発明による装
置は、バンドの締付位置(バンドの張りの状態)からの
バンドループを開くことが当該装置を使う患者を恐れさ
せたり傷つけたりして 、例えば採血中に血圧に自然変化
をもたらすといった危険をなくす。さらに、バンドにお
ける必要な張りを除いたときだけ、確実にバンドループ
を開かせるものである。
【0006】本発明を実施するには異な構造のものを
製造できる。第1の実施例によれば、メカニカルトラン
スミッション部材は、クランプ位置から揺り子を回動し
ながら、揺り子のリリース位置において、掛止め片との
連動を与え、さらに揺り子をオープン位置(切り離し)
に回動しながら、これを開く。メカニカルトランスミッ
ション部材(もしくは数個の同部材)は揺り子と掛止め
との間に配置することができる。また初期の作動過程
において、まず揺り子をそのリリース位置に回動し、続
く作動過程の間に拘束コネクションを開くような、追加
の作動をなすエレメントにてもよい。
【0007】前記の構造では、揺り子の作動から掛止め
の作動までの変移の「押圧点」が確認できる。例え
ば、揺り子に作動圧力をかけて掛止め片を開く間はトラ
ンスミッション部材は、バンドのリリース中より大きい
抵抗に打ち勝たねばならないことが確認できる。特にこ
のことは、掛止め片をその閉鎖位置に押圧する少なくと
も1つのスプリングの閉鎖力が作用して、揺り子のクラ
ンプ位置でのバンドより大きい力をもつ要素でオープン
(切り離し)作用がクランプ方向の揺り子に与えられる
ことになる。
【0008】バンドリリース(解除)後に作動圧力を
するまで、キャッチ(留め金)がトランスミッション
部材の能力をブロックするときに、ンド張力のさきの
解除から掛止め片の切り離しまで確実時間分割でき
る。作動の第2段階、特に掛止め片の切り離しをなすに
は、オペレータが作動圧力の直前に対応する作動エレメ
ントを無負荷にせねばならない。作動圧力が再びかけら
れると、バンドループのオープンとなる。前記中間時間
にバンドに締付伸張が確実に起こる。
【0009】前記のどの場合でも、メカニカルトランス
ミッション部材(もしくはその複数)と連結して配置さ
れ、またはそれと連結し得る揺り子に、直接作動圧力が
かけられる。しかし、一方で揺り子、他方で掛止め片を
作動させる中間部材も備えられ得る。例えば、揺り子と
関節的に連動する押釦もしくはスライド釦を備えること
ができて、操作の間、これらの釦がまず揺り子をつない
で、後に拘束コネクション構造と係合し得る。
【0010】作動シーケンスを遮断するキャッチの独特
な実施例により、遥り子のスイングベアリングはハウジ
ングの長手方向に着脱自在となり得て、締付位置のバン
ドはスプリングカに抵抗して、揺り子を第1エンド位置
に引くことができる。遥り子の押圧動作中、この位置
で、バンドのリリース(並びにプルアンローディング
後にスプリングが揺り子を第2エンド位置に動かすま
で、リリース位置に到達する揺り子の回動動きをストッ
パが制限し、そこでそのオープン位置(切り離し)に
り子が回動して掛止め片を開く。好ましくは、ストッパ
が実質的に直角の延長部分を備えて、揺り子がそのリリ
ース位置(解除)に回動されて戻るまで、スプリングカ
(キャッチネストcatch nest)により揺り子
の長手方向移動を防ぐ。
【0011】本発明の特徴と考えられる新規な事項を添
付請求の範囲に記載する。本発明の装置そのもの、さら
に別の目的とその効用と合せて、その構成並びにその操
作方法は共に、添付図面に基づき以下に述べる独特な実
施態様の説明により最もよく理解される。
【0012】
【実施例】以下図示の実施例に基づき本発明を具体的に
説明する。図1は、ハウジングの締付位置における締付
装置の側面図、図2はオープン位置(切り離し状態)に
おける図1とほぼ対応した締付装置の側面図、図3はク
ロージャハウジングと拘束クロージャ(掛け止め)の主
要部分の分解図である。本発明による締付装置は、締付
け用のハウジング2を備えたクロージャ(締め付け具)
1を有している。ハウジング2は図3に示すように断面
を大きなU字型にして、図7〜10並びに図13〜17
の実施例に示すごとく少なくとも部分的に上部を閉鎖さ
れてもいる。揺り子3は図3に示す2つのパートからな
るピン4によりハウジングのほぼ中央に回動自在に支持
されている。締付バンド5はハウジング2の底部6と
り子3との間を走行している。バンドは曲部5a、5b
のみ備えた図1の左側に示す湾曲ループを形成する。ハ
ウジング側端のバンドエンドは5b部でキャップ7にマ
ウントされている。キャップ7は掛止め片8の拘束部8
aをなしている。図1並びに図2中に図示を省略した
止め片の別の部分が揺り子3に配置されている。図1の
掛止め片8は閉じられており、もしくは別の言い方では
揺り子3に固定されている。バンド5がハウジング2内
を矢印9の方向にそのフリーエンド5cで引張られる。
バンド5の部分5b内を傾斜して外側に向けられる締付
引張り力により、揺り子3が矢印10の方向に上向きに
回動される。そこで、そのクランプエッジ11がバンド
5内に連結し、矢印9の方向に対し、戻って滑るように
バンドを拘束する。
【0013】揺り子3に矢印12の領域並びに方向に圧
力がかかると、揺り子は矢印10と逆方向にそのピン4
周囲を回動する。クランプエッジ11がバンド5をリリ
ース(解除)し、バンドの復帰力によりバンドがハウジ
ング2を挿通する矢印9に対して自動的にかつ締付ボデ
ー部分内をスライドできる。リリース位置はこれにより
得られる。
【0014】矢印12方向に圧力をかけた状態揺り子
3をさらに回すると掛止め片8のオープン(切り離
し)となる。キャップ7はバンド部5bに拘束部8aを
備え、これにより、バンド5のハウジングエンドが揺り
子3からリリース(解除)され、図2のオープン位置が
得られる。
【0015】図3ないし図6は掛止め片8を備えた締付
け具1のリリース(解除)並びにオープン(切り離し)
シーケンスを得るための構成を示すもので、図3はハウ
ジングと掛止め片の主要部分の分解斜視図、図4は図2
に示す装置の部分的破断平面 図、図5は図1に示す装置
の断面を示すもので、(a)はのウェッジ面を含む位置
の横断面図、(b)は図4の5b−5b線における断面
図である。図6はオープン位置(切り離し状態)におい
図4のハウジング端からみた本発明装置の正面図であ
る。キャップ7の拘束部8aは舌片13を有しており、
これのフリーエンドの領域は長手方向軸線19にミラー
対称に配置された2つの側部延長フック14を形成して
る。舌片13は遥り子3の付属エンド側16(図3)
の開口部15に挿合される。揺り子3の中央ガイド17
舌片13下側の図示省略の溝にはまる。
【0016】図示省略の拘束状態では、拘束部8aの
13のフック14は、上下2つのスライダー20
ック部材である拘束カム18の後に係合する。スライ
ダー20は軸19に対してミラー対称であり、揺り子
の横方向に移動自在である。各スライダー20は、対
向する内側に拘束カム18とスプリング舌片21とを備
えている(図4)。スプリング舌片21は、対応する他
のフック14と接し、かつスプリング力による舌片21
弾性的なたわみによって、スライダー20の予期せぬ
横移動、すなわち拘束カム18とフック14との間の拘
束連結をリリースするような横移動を阻止して拘束状態
を維持する掛止め片は一例としてドイツ国実用新案第
9200574.8号により周知である。
【0017】公知の掛止め片と比較して、スライダー2
0は走行しないが、掛止め片を切り離すための押釦に
と外側からアクセス可能である。すなわち各スライダー
20の内側に形成したスプリング舌片21(図4)の力
に対向する方向に拘束カム18を動かす。さらに、図3
並びに図5に示すように、スライダー20、20は横方
向にウェッジ面22、22を備えて、これらがハウジン
グ2の側壁上の対向する位置に設けた傾斜ウェッジ面2
、23に当接する。上記ウェッジ面22、22と傾斜
ウェッジ面23、23とは、揺り子3と掛け止め片8の
間に介置されたメカニカルトランスミッション部材を構
成している。図5に示すように、図1の矢印12方向に
揺り子に圧力をかけると、まずリリース位置が、ついで
遥り子3のクランプエッジ11によりバンド5のリリー
スが得られる。この直後、矢印12の方向にさらに押圧
し、揺り子をさらに矢印10に曲げると、スライダー2
0のウェッジ面22とともにクロージャハウジング2の
ウェッジ面23が図5aに示す拘束位置から図5bに示
掛止め片8のオープン位置までそれらが移動する限り
互いに置き代り、拘束部8aを備えたキャップ7が揺り
3の開口部15から飛び出る。
【0018】図4に示すように、揺り子3に形成されて
スライダー20をガイドする凹部はフック14を備えた
拘束カム18とバンド5の増加する締付引張力との連結
を改良する傾斜部24を備える。従って、より高度な締
付力により、予期しない掛止め片8のリリースが起こら
ない。
【0019】<第2実施例> 図7は本発明の第2実施
例の平面図、図8は図7の正面図、図9は図7にほぼ対
応した、ハウジングを通してオープン位置(切り離し状
態)における本発明装置の横断平面図、図10は9の正
面図である。図7及び図8は、揺り子が作動しない状態
を示すもので、バンド5をリリースする位置に到達する
と、さらに回動がなされて、掛止め片が次第に切り離な
される。ここでは、一対のスライドキー26が作動釦2
5を備えてハウジング2内に横置きされている。キー2
6は遥り子3にマウントされたメカニカルトランスミッ
ション部材を構成するウェッジ型突起28の傾斜面27
と連動する。作動釦25はスライダー20の側部端面3
0にある縦面29と連動する。
【0020】図7並びに図8では、拘束部8a、8bが
省略されており、締付位置での配置を示す。この位置で
は、揺り子はクランプ位置に配置されて、スライドキー
26がウェッジ型突起28手段により横に引出される。
作動釦25が互いに押圧されると、面29、30間の距
離により、まずクランプキー3だけがウェッジ型突起2
8と傾斜面27とにより、そのリリース位置に回動され
る。さらに面29、30が接触して、作動釦25に対す
るスライド圧力が掛止め片を切り離す。この状態を図
9、図10に示す。
【0021】<第3実施例> 図11は本発明の第3実
施例の側面図もしくは中央垂直断面図、図12は図11
のハウジングと掛止め片の部分破断平面図である。図1
1並びに図12はハウジング2の側壁間のバンド5の
上にアレンジされたブリッジ32の中央にメカニカルト
ランスミッション部材を構成するブロック31がマウン
トされる。ブロック31は、平面方向並びに横断方向に
傾斜した側壁23a、23aを有する。図12に示され
るように、側壁23a、23aは上から下方に、また、
前から後方に向け互いに離れている。拘束状態で、拘束
部8aの内側に伸びるフック18aが揺り子3の弾力性
のある拘束カム14aを連結すると、フック14aの対
応して傾斜した外面が側壁23aに接触する。従って矢
印33(図11)の方向の押圧によって、ピン4の周囲
でリリース並びにオープン方向に揺り子3が回動される
と、バンド5の張りがリリース(解除)した後、フック
18aは拘束カム14aから外れるまでスプリング式に
外側に押圧されて、図11並びに図12の切り離し位置
に変る。
【0022】<第4実施例> 図13は本発明の第4実
施例の締付位置における中央縦断面図、図14は図13
にほぼ対応する本発明装置のリリース位置における縦断
面図、図15は図13並びに図14にほぼ文応する本装
置発のオープン位置における縦断面図である。前記の実
施例において、切り離し動作はオペレーたによる前述の
解除動作とは区別されないが、最良の状態では、これに
係わる作動エレメントの異なる抵抗(押圧点)により区
別される。充分注意しないで作動すると、切り離し操作
が速すぎる解除を導くことになる。比較すると、図13
ないし図16の第4実施例では、解除位置に到達すると
ロック部材が作動を制限して、作動圧力の短時間緩和を
延長するから、作動圧力をさらにかけることで、切り離
し位置に別の作動が達成される。なお、この実施例では
メカニカルトランスミション部材の図示を省略してい
【0023】揺り子3は長孔40を有し、ハウジング2
に固定したピン4に、この長孔40を通して非回転式に
サポートされるが、図4の軸線19の方向の限界程度ま
での延長方向に移動可能である。ピン4にサポートされ
たスプリング41は揺り子3の端に立ち上げた脚部42
上で作用し、長孔40が図15のピン4に対する左エン
(第2エンド位置)に接する切り離し位置にこれを押
圧する。
【0024】掛止め片8を閉じた後に締付装置を適用す
る際、バンド5の締付引張り力に影響された揺り子
が、スプリング41力に対して図13に示すその位置
に引張られ、ここでは延長された長孔40の右エンドが
ピン4に接触する。締め付けを解除するのに、カバー4
5で閉鎖されたハウジング2の開口部44にある押ボタ
ン43に圧力がかかると、揺り子3は図13に示すその
締付位(第1エンド位置)から図14に示すその解除位
に回動される。揺り子の3後端に直角に立ち上げた脚
42はカバー45のストッパ46に接している。押ボ
タン43の圧力を一時的に遮断すると、その際脚部42
がストッパ46を通過しえて、スプリング41は図15
に示す切り離し位置(第2エンド位置)にさらに揺り子
3を回動できる。これで掛止め片8が切り離される。
【0025】<ロック部材の別の実施例> 図16はロ
ック部材の別の実施例を示し、リリース位置(解除)
らオープン位置(切り離し)まで段階なしに移行するの
を防止するのに使用され、「キャッチネスト」として形
成されている。図3並びに図4に関して説明したウェッ
ジ面22、23は、更に長手方向で互いにオフセットす
ロック部材を備えている。すなわち、ハウジング2の
傾斜ウェッジ面23に形成させた第54と前記スライダ
ー20のウェッジ面22に設けられて揺り子のリリース
端で前溝54に係合するピン50とからなる。スライダ
ー20のウェッジ面22設けたピン50は揺り子3の
リリース作動エンドで、ウェッジ面23に備えた開ロス
ライダ52内のポケット型くぼみ51に嵌合する。遥り
のリリース、オープン方向の圧力が短時間弛められる
と、スプリング41に対応したスプリングにより、矢印
53方向に揺り子が引っ張られる。従ってさらに作動す
る間、ピン50が溝54にはまり、揺り子はオープン方
向にさらに回動され。これにより、ウェッジ面22、
23が連動して掛止め片を離すことになる。
【0026】図17(a)は図13ないし図15におけ
押ボタン43に設けた突起55とカバーの開口部44
に設けた突起56によるクリック音発生装置の平面図、
図17(b)はその縦断側面図である。開口部44がク
ロージャハウジング2のカバーに備えられて、押ボタン
を囲んでいる。リリースの過程で、突起55突起56
を過ぎるとき、クリック音が生じて、リリース位置が近
付いたことをオペレータに知らせる。
【0027】前述した要素の各々もしくは2つまたはそ
れ以上は上記のタイプと違った構造の別のタイプのもの
にも有効に適用されることが理解されよう。本発明はボ
デー部締付装置における実施例として図示ならびに説明
してきたが、前記説明に限定されるものではなく、本発
明の趣旨からはずれない限度において種々の修正、構造
変更が可能である。
【0028】
【発明の効果】本発明による装置のバンドの張りと開き
との両機能を得るのに、異なる操作をする必要はない。
さらに、本発明による装置は、バンドの締付位置(バン
ドの張りの状態)からのバンドループを開くことが当該
装置を使う患者を恐れさせたり傷つけたりして、例えば
採血中に血圧に自然変化をもたらすといった危険をなく
す。さらに、バンドにおける必要な張りを除いたとき
け、確実にバンドループが開かせるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ハウジングの締付位置における締付装置の側
面図である。
【図2】 オープン位置(切り離し状態)における図1
とほぼ対応した締付装置の側面図である。
【図3】 締付け用ハウジングと掛止め片の主要部分の
分解斜視図である。
【図4】 図2に示す装置の部分的破断平面図。
【図5】 図1に示す装置の断面を示すもので、(a)
はのウェッジ面を含む位置の横断面図、(b)は図4の
5b−5b線における断面である。
【図6】 切り離し位置おいて図4のハウジング端から
みた本発明装置の正面図である。
【図7】 本発明の第2実施例の平面図である。
【図8】 図7の正面図である。
【図9】 図7にほぼ対応したウジングを通して切り
離し状態における本発明装置の横断平面図である。
【図10】 図9の正面図である。
【図11】 本発明の第3実施例の側面図もしくは中央
垂直断面図である。
【図12】 図11ウジングと掛止め片の部分平面図
である。
【図13】 本発明の4実施例の締付位置における中央
縦断面図である。
【図14】 図13にほぼ対応する本発明装置の締付け
解除状態における縦断面図である。
【図15】 図13並びに図14にほぼ対応する本発明
装置の切り離し状態における縦断面図である。
【図16】 解除状態において揺り子をキャッチするロ
ック手段の別の実施例の部分破断斜視図である。
【図17】 揺り子を作動する押釦の部分を示すので、
(a)は揺り子がリリース位置(解除)に動く間クリッ
ク音を発生する装置の平面図、(b)は縦断側面図であ
る。
【符号の説明】
1 クロージャ(締付け具)ウジング 3 揺り子 4 ピン 5 締付バンド 5a、5b 曲部 5c フリーエンド ハウジングの底壁 7 キャップ 8 掛止め片 8a 拘束部分 11 クランプエッジ 13 舌片 14 側部延長フック 15 開口部 16 付属エンド 17 中央ガイド 18 拘束カム 19 軸線 21 スプリング舌片 20 スライダ 22 ウェッジ面 23 傾斜ウェッジ面 23a 側壁 24 傾斜部 25 作動釦 26 スライドキー 27 傾斜面 28 ウェッジ型突起 29 縦面 30 端面 31 ブロック 32 ブリッジ 40 長孔 41 スプリング 42 脚 43 押ボタン 44 開口部 45 カバー 46 ストッパ 50 ピン 51 くぼみ 52 開ロスライダ 54 溝 55、56 突起

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バンド挿通用のハウジングと;前記 ハウジング内に回動自在に支持された揺り子であっ
    て、 ハウジング壁に沿って 挿通されたバンドを揺り子の一端
    クランプするクランプ位置と、前記バンドをリリース
    するリリース位置との間を回動し、バンドが締付け状態
    にあると、張力の作用でクランプ位置の方向に回動し、
    またマニュアルで加圧されるとリリース位置の方向に回
    動する揺り子と; 前記揺り子の他端とバンドの一端との間に備えられて、
    揺り子に対し着脱自在の掛止め片と前記揺り子の他端近くに設けた左右一対のスライダー
    と、各スライダーの対向す端部に形成されたウエッジ面
    と、該ウエジ面と当接すべくハウジング側に設けた傾斜
    ウエッジ面とよるなるメカニカルトランスミッション部
    材であって、前記揺り子と協働し、かつ揺り子ををマニ
    ュアルで加圧したとき、揺り子のリリース位置への回動
    によりバンドをリリースしたのち前記揺り子から掛止め
    を切り離すようにして、前記掛止め片と協働するメカニ
    カル トランスミッション部材と からなるボデー部締付装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の締付装置において;更
    に、記バンドのエンドに配置されたキャップを含み、
    前記揺り子の他端と前記キャップとの間で掛止め片を
    作す締付装置。
  3. 【請求項3】 バンド挿通用のハウジングと;前起 ハウジング内に回動自在に支持された揺り子であっ
    て、 ハウジング壁に沿って 挿通されたバンドを揺り子の一端
    クランプするクランプ位置と、前記バンドをリリース
    するリリース位置との間を回動し、バンドが締め付け状
    態にあると、張力の作用でクランプ位置の方向に回動
    し、またマニュアルで加圧されるとリリース位置の方向
    に回動する揺り子と; 前記揺り子の他端とバンドの一端との間に備えられて、
    揺り子に対し着脱自在の掛止め片と前記揺り子の他端近くに設けたウェッジ型突起と、前記
    ハウジング内に対向して配置されて、前記ウェッジ型突
    起の傾斜面に当接する押釦とよるなるメカニカトラン
    スミッション部材であって、前記揺り子がクランプ位置
    ら回動すると、前記掛止め片と連動する揺り子をリリ
    ース状態になし、さらに揺り子が回動すると、前記掛止
    め片を切り離すよう形成されていメカニカルトランス
    ミッション部材と からなるボデー部締付装置。
  4. 【請求項4】 バンド挿通用のハウジングと;前記 ハウジング内に回動自在に支持された揺り子であっ
    て、 ハウジング壁に沿って 挿通されたバンドを揺り子の一端
    クランプするクランプ位置と、前記バンドをリリース
    するリリース位置との間を回動し、バンドが締付け状態
    にあると、張力の作用でクランプ位置の方向に回動し、
    またマニュアルで加圧されるとリリース位置の方向に回
    動する揺り子と前記揺り子の他端と バンドの一端との間に備えられて、
    揺り子に対し着脱自在の掛止め片と前記揺り子の他端近くに設けた一対の拘束カムと、前記
    ハウジング内に横置きされ、かつ前記拘束カムに当接し
    うる傾斜壁を有するブロックからなるトランスミッショ
    ン部材であって、前記止め片に切り離しの加圧を加える
    と、前記揺り子によって バンドリリースさせるときよ
    り大きな抵抗が生じるように形成されている請求項1記
    載の締付装置。
  5. 【請求項5】 請求項1または3に記載の締付け装置に
    おいて;更に、前記スライダーの対向する内側に形成さ
    れて掛止めの装着時に閉鎖力を付勢された舌片状のスプ
    リングを含み、閉鎖力は、前記掛止めをその閉位置に
    挿圧し、かつクランプ位置の揺り子の締付位置でバンド
    に与えられる張力より大きい力で切り離し作用に対抗す
    るものである締付装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の締付装置において;更
    に、締付けバンドのリリース後に作動圧力が中断される
    まで、前記トランスミッション部材の動作を阻止すべ
    く、ハウジングの傾斜ウェッジ面に形成させた溝と前記
    スライダーのウェッジ面に設けられて揺り子のリリース
    端で前記溝に係合するピンとからなるロック部材を含
    でいる締付装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の締付装置において;更
    に、 前記揺り子(3)の側壁に形成された長孔(40)によ
    り該揺り子を 前記ハウジング(2)内の長手方向に所定
    移動自在に支持する軸(4)と; 前記揺り子(3)の後脚部(42)と前記軸(4)との
    間に設けられ、バンド の締付位置で前記揺り子を一方の
    移動端である第1エンド位置に引っ張るよう配置された
    スプリング(41)と;前記揺り子(3)の回動端で後端と脚部(42)に当接
    すべくハウジング側に設けたストッパ(46)であっ
    て、前記揺り子(3)をマニュアルで加圧する間、 前記
    第1エンド位置において、前記揺り子(3)の回動動作
    バンドリリース近くに制限し、スプリング(41)が
    前記揺り子(3)を他方の移動端である第2エンド位置
    に動かしたとき、揺り子(3)が切り離し回動して、前
    記止め片(8)を開くよう配置されたストッパ(46)
    と、 を含むことからなる 締付装置。
  8. 【請求項8】 前記ストッパ(46)、当該ストッパ
    (46)の根元から外方に向け実質的に直角の延長する
    部分を有し、該延長部分で前記揺り子(3)がそのリリ
    ース位置に向けて戻るまで、スプリング(41)の力に
    より前記揺り子(3)の長手方向移動を防止する請求項
    7に記載の締付装置。
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