JP3460081B2 - 安全性の高いバックル・アセンブリ - Google Patents

安全性の高いバックル・アセンブリ

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JP3460081B2 JP2000168349A JP2000168349A JP3460081B2 JP 3460081 B2 JP3460081 B2 JP 3460081B2 JP 2000168349 A JP2000168349 A JP 2000168349A JP 2000168349 A JP2000168349 A JP 2000168349A JP 3460081 B2 JP3460081 B2 JP 3460081B2
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    • Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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    • Y10T24/45225—Separable-fastener or required component thereof [e.g., projection and cavity to complete interlock] including member having distinct formations and mating member selectively interlocking therewith
    • Y10T24/45471—Projection having movable connection between components thereof or variable configuration
    • Y10T24/45524—Projection having movable connection between components thereof or variable configuration including resiliently biased projection component or surface segment
    • Y10T24/45545—Projection having movable connection between components thereof or variable configuration including resiliently biased projection component or surface segment forming total external surface of projection
    • Y10T24/45581—Projection having movable connection between components thereof or variable configuration including resiliently biased projection component or surface segment forming total external surface of projection having inserted end formed by oppositely biased surface segments

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  • Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は多くの異なる使用の
ための安全性の高いバックルに関する。特に、本発明は
解除に２本の手を必要とするプラグとソケット式のバッ
クルに関する。
【０００２】
【従来の技術】プラグとソケット式のバックルには多く
の異なる用途がある。例えば、高い椅子、自動車の座席
およびショッピング・カートの小児用拘束ベルト、さら
に成人用のベルト・バックルとして使用される。１タイ
プのプラグとソケット式バックルは、側部解除バックル
であり、プラグの２つの区間がソケットのいずれかの側
にある２つの側口を通して延在する。プラグ区間を内側
に押すと、プラグがソケットから解除される。この操作
は、概ね片手で実行することができる。別のタイプのプ
ラグとソケットのバックルは、中心を押すバックルであ
る。中心を押すバックルでは、ソケットは中心表面に、
ソケットと一体か、またはプラグから上方向に延在する
ボタンを有する。ボタンを押すとプラグがソケットから
解除される。この場合も、解除操作は概ね片手で実行す
ることができる。
【０００３】しかし、容易に外すことができないバック
ルを有することが望ましい状況がある。これは、特に、
大人を見てバックルの解除方法を理解できるかもしれな
い小児および幼児の拘束装置について当てはまる。別の
状況は、バックルを解除しようとする別の人と肉体的に
接触しているような、警察または看守のベルト・バック
ルを含む。
【０００４】以上の理由から、容易に外すことができな
いプラグとソケット式バックルを提供しようとする試み
がある。Frenchに帰される米国特許第５，７７４，９５
６号は、側部解除ラッチと、ソケット部分の頂部にある
追加の中心押しボタンとの両方を有するプラグとソケッ
ト式バックルを開示している。中心の押しボタンは、プ
ラグ部分の一部であり、ソケットの穴を通して延在す
る。バックルを解除するには、側部ラッチと中心のボタ
ンとの両方を、同時にソケットの内部に向かって押さな
ければならない。中心のボタンは、ソケットの穴を抜け
てプラグが摺動し、ソケットから出られるよう、下方向
に十分に押下しなければならない。
【０００５】このタイプの別のバックルが、Galbreath
に帰される米国特許第５，９９１，９８５号に示されて
いる。このバックルも、側部解除ラッチと中心の押しボ
タンとを有する。この特許では、中心の押しボタンはソ
ケット部分の一部である。ボタンを押下すると、ボタン
の下にあるラッチが、プラグ部分の対応するラッチから
外れ、側部解除ラッチを中心ボタンと同時に押下する
と、ソケットからプラグを解除する。
【０００６】これらの特許は、従来の側方解除または中
心を押すバックルほど容易には解除されないバックルを
示しているが、中心のボタンがソケットの閉端部付近に
位置するため、なお片手で解除することができた。この
位置では、中心押しボタンが側部解除ラッチに非常に近
く、人が親指と中指で側部解除ラッチを押しながら、同
時に人差し指で中心ボタンを押下することができる。
【０００７】また、この特許双方の中心ラッチ機構は、
大きな応力に耐えることができない。というのは、ロッ
ク区間に対する引きが、２つの特許のバックルそれぞれ
の解除レバー上にある旋回点から離れる方向だからであ
る。これにより、中心のロック機構が早まって、つまり
ボタンを十分に押下する前に解除される。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】したがって、２本の手
を使用しないと解除できないプラグとソケット式のバッ
クルを提供することが、本発明の目的である。
【０００９】ボタンを十分に押下しないとラッチ機構を
解除することができない中心の押しボタンを有するプラ
グとソケット式のバックルを提供することが、本発明の
別の目的である。
【００１０】
【課題を解決するための手段】以上およびその他の本発
明の目的は、プラグ部分およびソケット部分を備えるバ
ックル・アセンブリによって達成される。プラグ部分
は、ベース、ベースに取り付けられ、そこから延在する
１対の平行な可撓性側部アーム、および側部アーム間に
配置され、ベースにも接続される中心アームを有する。
中心アームは、ベースに隣接して配置された押しボタン
と、押しボタンに隣接して配置された留め部とを有す
る。留め部と押しボタンとは両方とも、中心アームから
上方向に延在する。
【００１１】ソケット部分は、上面、底面、２つの側部
およびプラグ部分を受ける開放端部を有する。各側部
は、側部アームの一方の端部を受ける口を有し、上面
は、自身を通る第１空間および第２空間を有し、それに
よって押しボタンおよび留め部は、プラグ部分をソケッ
ト部分に挿入すると、それぞれ空間を通して突き出すこ
とができる。
【００１２】バックル・アセンブリは、側部アームが口
を通って突き出し、押しボタンと留め部が空間を通って
突き出すまで、プラグ部分をソケット部分の開放端に挿
入することによってロックされる。バックル・アセンブ
リは、留め部が第２空間をクリアし、側部アームがソケ
ット部分の口をクリアするまで、中心の押しボタンを下
方向に押下し、それと同時に側部アームを内側に押すこ
とによってのみ、外すことができる。この方法で、バッ
クルは賢い幼児によって、あるいは別の人との乱闘中に
外すことができない。押しボタンを下方向に押すと、留
め部も下方向に動き、ソケット部分上の空間をクリアし
てバックルを解除することができる。
【００１３】プラグとソケットの部分はそれぞれ、自身
上にストラップ保持バーを有し、バックル・アセンブリ
を１本または複数のストラップに取り付ける。押しボタ
ンは、プラグ部分をソケット部分に挿入すると、ソケッ
ト部分の開放端部に隣接するよう配置される。好ましい
実施形態では、第１空間は、ソケット部分の開放端部の
縁に沿った窪みを備え、したがって押しボタンはソケッ
ト部分の縁に突き当たる。この配置構成が先行技術のバ
ックルの配置構成より好ましいのは、押しボタンが側部
解除アームから可能な限り後方に離して配置されるから
である。この方法では、人差し指で押しボタンを下方向
に押しながら、親指と中指で側部アームを内側に押して
は、バックルを外すことができない。
【００１４】ボタンを作動可能にするには、中心のアー
ムがレバーを有し、その上に押しボタンと留め部が配置
される。レバーの自由端はベースに隣接する位置で終了
し、押しボタンはレバーの自由端に配置される。レバー
は、ベースと中心アームの自由端とのほぼ中間に配置さ
れた支点を有し、押しボタンを押すとレバーが旋回でき
るようにする。
【００１５】レバーは、Ｕ字形のボタンがベースに隣接
する状態で、中心アームのほぼＵ字形の切欠きを介して
中心アームと一体形成される。レバーの支点は、Ｕ字の
頂部にあり、中心アームの残りの部分より細い中心アー
ムの部分、つまり一体蝶番を備え、レバー部分が中心ア
ームに対して撓むことができるようにする。
【００１６】留め部は三角形の断面を有し、したがって
一方側がプラグ部分の上面に対して垂直に延在し、別の
側はプラグ部分の上面から上方向に傾斜することが好ま
しい。垂直の側部は押しボタンに面し、傾斜した側部は
押しボタンから離れた方向に面する。この方法で、留め
部の傾斜側部が摺動してソケットの空間に入る状態で、
プラグ部分を容易に摺動させ、ソケット部分に入れるこ
とができる。留め部は、同じ方向で摺動させて空間から
出すことができない。留め部の垂直な側部は、空間の側
部に突き当たり、ソケット内にあるプラグの水平後方の
動きを防止する。
【００１７】各側部アームは、その自由端に配置される
留め部材を有する。プラグ部分をソケット部分に挿入す
ると、留め部材が口を通って突き出し、プラグ部分をソ
ケット部分にロックする。これらの留め部材は、側部ア
ームの端部にある拡大ローブの形態であり、ローブの端
部のレッジがベースに最も近いことが好ましい。このレ
ッジは、ソケット部分の口に引っかかり、バックルが組
み立てられると、ソケット内でプラグが水平後方への動
きを防止する。
【００１８】本発明の他の目的および特徴は、以下の詳
細な記述を添付の図面と組み合わせて考察すると明白に
なる。しかし、図面は例示のみとして設計され、本発明
の限界の定義としては設計されていないことを理解され
たい。
【００１９】図面では、同様の参照文字は幾つかの図を
通して同様の要素を指す。
【００２０】
【発明の実施の形態】次に、図面を詳細に参照すると、
図１から図３は、分解した状態の本発明によるバックル
・アセンブリ１０を示す。バックル・アセンブリ１０
は、プラグ２０およびソケット３０を備える。プラグ２
０は、側部アーム２１および２２、および中心アーム２
３を有し、全てがベース２５に接続される。側部アーム
２１および２２はそれぞれその自由端に配置された留め
部材２６および２７を有する。ストラップ・バー２８が
ベース２５に接続され、ストラップ（図示せず）がそれ
に取り付けられるようにする。
【００２１】中心アーム２３は、それに切り込まれた一
体レバー２４を有し、したがってレバー２４の自由端は
図２に示すようにベース２５に隣接する。レバー２４
は、図３に示すように、一体蝶番の形態で支点２９を有
する。レバー２４の自由端には押しボタン４０および留
め部４１が配置される。押しボタン４０はレバー２４の
先端に配置され、留め部４１はそれに隣接して配置され
る。
【００２２】ソケット３０は、一方端にストラップ・バ
ー３２を備えた中空の本体３１を備える。中空本体３１
は、それぞれプラグ２０のアーム２１および２２を受け
る２つの口３３および３４を有する。中空本体３１の頂
部には、押しボタン４０を受ける切欠き３５、および留
め部４１を受ける開口３６がある。
【００２３】使用時には、それぞれ側部アーム２１およ
び２２の留め部材２６がソケット３０の口３３および３
４にそれぞれスナップ留めされるまで、プラグ２０をソ
ケット３０に挿入する。それと同時に、図４から図６に
示すように、押しボタン４０が摺動してソケット３０の
切欠き３５に入り、留め部４１がソケット３０の開口３
６にスナップ留めされる。
【００２４】この時点で、バックル・アセンブリ１０
は、互いにしっかりロックされる。プラグ２０をソケッ
ト３０から解除する唯一の方法は、同時に留め部材２６
および２６が口３３および３４をクリアするまで側部ア
ーム２１および２２を押して、押しボタン４０を下方向
に押し、レバー２４が旋回して留め部４１を開口３６か
ら強制的に出すようにすることである。留め部４１は、
開口３６をクリアすると、留め部４１の傾斜した三角形
の前側のため、プラグ２０を摺動させてソケット３０か
ら出す。
【００２５】留め部４１および押しボタン４０はストラ
ップ・バーに最も近く、側部アーム２１および２２の留
め部材から離れたプラグ２０の端部付近に配置されるの
で、押しボタン４０および側部アーム２１および２２を
片手で同時に押して、バックル・アセンブリ１０を解除
するのは不可能である。したがって、バックル・アセン
ブリ１０は、解除するには同時に活動する２本の手を必
要とする非常に安全なバックル・アセンブリである。
【００２６】また、バックル・アセンブリ１０の強度
は、留め部４１への引っ張り力が支点２９の旋回点に向
かうので強化される。したがって、バックル・アセンブ
リ１０に高度の張力をかけると、留め部４１を開口３６
にさらに深く押し込め、バックル・アセンブリ１０をさ
らに確実にロックする。この特徴は、バックル・アセン
ブリ１０が高い張力があっても不注意で外れないことを
保証する。
【００２７】したがって、本発明の１つの実施形態しか
示し、説明していないが、本発明の精神および範囲から
逸脱することなく、多くの変更および修正が可能である
ことが明白である。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明によるバックル・アセンブリの斜視図で
ある。
【図２】図１に示したアセンブリの上面図である。
【図３】図２の線III−IIIに沿った側断面図である。
【図４】組み立てた状態の本発明によるバックル・アセ
ンブリの斜視図である。
【図５】図４に示したバックル・アセンブリの上面図で
ある。
【図６】図５の線VI−VIに沿った側断面図である。
【符号の説明】
１０ バックル・アセンブリ ２０ プラグ ２１ 側部アーム ２２ 側部アーム ２３ 中心アーム ２４ レバー ２５ ベース ２６ 留め部材 ２７ 留め部材 ２８ ストラップ・バー ２９ 支点 ３０ ソケット ３１ 本体 ３２ ストラップ・バー ３３ 口 ３４ 口 ３５ 切欠き ３６ 開口 ４０ 押しボタン ４１ 留め部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) A44B 11/26 B60R 22/10 B60R 22/12

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 バックル・アセンブリであって、 （ａ）上面および下面を備え、 （ｉ）ベースと、 （ｉｉ）前記ベースに取り付けられて、前記ベースから
    延在する１対の平行な側部アームとを備え、前記側部ア
    ームが互いに向かって撓むことができ、さらに、 （ｉｉｉ）前記側部アーム間に配置されそして前記ベー
    スに接続され前記ベースに隣接した自由端を有するレバ
    ーと前記自由端に配置された押しボタンと前記押しボタ
    ンに隣接して配置された留め部を有する中心アームを備
    え、前記留め部と押しボタンが前記上面から上方向に延
    在し、 （ｂ）上面、底面、２つの側部および前記プラグ部分を
    受ける開放端を有するソケット部分とを備え、前記側部
    の各々は前記側部アームの一つの一端を受ける口を有
    し、前記上面は、前記プラグ部分を前記ソケット部分に
    挿入すると、留め部が上面を通って突き出すことができ
    る空間を有し、 バックル・アセンブリは、側部アームが口を通って突き
    出し、留め部が空間を通って突き出すまで、プラグ部分
    をソケット部分の開放端に挿入することによってロック
    され、バックル・アセンブリは、留め部が空間をクリア
    し、側部アームがソケット部分の口をクリアするまで、
    押しボタンを下方向に押し、同時に側部アームを内側に
    押すことによってのみ外れるバックル・アセンブリ。
  2. 【請求項２】 プラグ部分とソケット部分との少なくと
    も一方が、自身に装着されたストラップ保持バーを有す
    る、請求項１に記載のバックル・アセンブリ。
  3. 【請求項３】 プラグ部分をソケット部分に挿入する
    と、押しボタンがソケット部分の開放端に隣接して配置
    され、ソケットが押しボタンを受ける開放端に沿って窪
    みを有する、請求項１に記載のバックル・アセンブリ。
  4. 【請求項４】 前記レバーが、ベースと中心アームの自
    由端とのほぼ中間に配置された支点を有する、請求項１
    に記載のバックル・アセンブリ。
  5. 【請求項５】 レバーが、中心アームのほぼＵ字形の切
    欠きを介して中心アームと一体形成される、請求項４に
    記載のバックル・アセンブリ。
  6. 【請求項６】 レバーの支点が、中心アームの残りの部
    分より細い中心アームの部分を備える、請求項５に記載
    のバックル・アセンブリ。
  7. 【請求項７】 留め部が三角形の断面を有し、したがっ
    て、一方の側部がプラグ部分の上面に対して垂直に延在
    し、別の側部がプラグ部分の上面から上方向に傾斜し、
    前記一方側が前記押しボタンに面し、前記別の側部がプ
    ラグボタンとは離れた方向に面する、請求項１に記載の
    バックル・アセンブリ。
  8. 【請求項８】 さらに、各側部アームの自由端に配置さ
    れた留め部材を備え、したがってプラグ部分をソケット
    部分に挿入すると、留め部材が口を通って突き出し、プ
    ラグ部分をソケット部分にロックする、請求項１に記載
    のバックル・アセンブリ。
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