JP3207690U - バックル雄部材及びバックル - Google Patents
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Abstract
【課題】雄部材と雌部材の意図しない不正確な係合を抑制しつつ、更に、雄部材と雌部材の結合し易さを促進するバックルを提供する。【解決手段】雄部材100は、基部10と、脚部20、30と、ガイド部40を有する。脚部20、30には突片50が設けられる。ガイド部40には受容部60が設けられる。受容部60は、左右方向に開口する開口部65を有する。突片50は、受容部60の開口部65に挿入される挿入端部55を有する。突片50の挿入端部55が受容部60の開口部65に部分的に挿入された弾性変形前の姿勢を脚部20、30が取る時、突片50が、脚部先端部29、39とガイド先端部49の間に存在し、また、突片50が、ガイド先端部49側から脚部先端部29、39側に向かって延びるに応じて基部10側に接近する湾曲面59mを有する。【選択図】図1
Description
本開示は、バックル雄部材及びバックルに関する。
特許文献1には、同文献の図1に図示のように外側腕状部材4、6から中間腕状部材5の方に向かって突出した板状突片36、36を有する雄部品1が開示されている。雄部品1と雌部品8が互いに不正確に結合され、あるいは部分的に結合される可能性を最小限にするか、又は防止するためであると説明されている。
特許文献2には、同文献の図2a〜2cに図示のように中央バーと左右のロッキング素子がリング状に係合する雄部材が開示されている。
本願発明者は、雄部材と雌部材の意図しない不正確な係合を抑制しつつ、更に、雄部材と雌部材の結合し易さを促進することに意義があることを新たに見出した。
本開示の一態様に係るバックル雄部材は、
基部(10)と、
前記基部(10)から離間するように延び、前記基部(10)から最も離間した脚部先端部(29、39)を有する少なくとも一つの脚部(20、30)と、
前記少なくとも一つの脚部(20、30)に沿って基部(10)から離間するように延び、前記基部(10)から最も離間したガイド先端部(49)を有するガイド部(40)を備えるバックル雄部材(100)であって、
前記脚部(20、30)及び前記ガイド部(40)の一方には左右方向において突出した突片(50)が設けられ、前記脚部(20、30)及び前記ガイド部(40)の他方には前記突片(50)を受容可能である受容部(60)が設けられ、
前記受容部(60)が、少なくとも左右方向において開口する開口部(65)を有し、前記突片(50)は、前記受容部(60)の開口部(65)に挿入される挿入端部(55)を有し、
前記突片(50)の挿入端部(55)が前記受容部(60)の前記開口部(65)に隣接して配された若しくは前記開口部(65)に部分的に挿入された弾性変形前の第1姿勢を前記脚部(20、30)が取る時、前記突片(50)が、前記脚部先端部(29、39)と前記ガイド先端部(49)の間に存在し、また、前記突片(50)が、前記ガイド先端部(49)側から前記脚部先端部(29、39)側に向かって延びるに応じて前記基部(10)側に接近する湾曲面若しくは傾斜面(59m、59n)を有する。
基部(10)と、
前記基部(10)から離間するように延び、前記基部(10)から最も離間した脚部先端部(29、39)を有する少なくとも一つの脚部(20、30)と、
前記少なくとも一つの脚部(20、30)に沿って基部(10)から離間するように延び、前記基部(10)から最も離間したガイド先端部(49)を有するガイド部(40)を備えるバックル雄部材(100)であって、
前記脚部(20、30)及び前記ガイド部(40)の一方には左右方向において突出した突片(50)が設けられ、前記脚部(20、30)及び前記ガイド部(40)の他方には前記突片(50)を受容可能である受容部(60)が設けられ、
前記受容部(60)が、少なくとも左右方向において開口する開口部(65)を有し、前記突片(50)は、前記受容部(60)の開口部(65)に挿入される挿入端部(55)を有し、
前記突片(50)の挿入端部(55)が前記受容部(60)の前記開口部(65)に隣接して配された若しくは前記開口部(65)に部分的に挿入された弾性変形前の第1姿勢を前記脚部(20、30)が取る時、前記突片(50)が、前記脚部先端部(29、39)と前記ガイド先端部(49)の間に存在し、また、前記突片(50)が、前記ガイド先端部(49)側から前記脚部先端部(29、39)側に向かって延びるに応じて前記基部(10)側に接近する湾曲面若しくは傾斜面(59m、59n)を有する。
幾つかの実施形態においては、前記脚部(20、30)が前記第1姿勢を取る時、前記突片(50)の挿入端部(55)が前記受容部(60)の前記開口部(65)に部分的に挿入される。
幾つかの実施形態においては、前記突片(50)は、前記脚部先端部(29、39)又はガイド先端部(49)に向かって隆起した隆起部(54)を含む。
幾つかの実施形態においては、前記脚部(20、30)が、前記基部(10)に直接的又は間接的に結合したバネ部(27、37)と、前記バネ部(27、37)に結合した被操作部(26、36)を含み、
前記突片(50)は、前記脚部(20、30)の被操作部(26、36)に結合し、前記脚部(20、30)のバネ部(27、37)に結合しない。
前記突片(50)は、前記脚部(20、30)の被操作部(26、36)に結合し、前記脚部(20、30)のバネ部(27、37)に結合しない。
幾つかの実施形態においては、前記脚部(20、30)が、前記基部(10)に直接的又は間接的に結合したバネ部(27、37)と、前記バネ部(27、37)に結合した被操作部(26、36)を含み、
前記ガイド部(40)が前記基部(10)に対して二股状連結部(46)を介して結合し、
前記バネ部(27、37)及び/又は前記被操作部(26、36)が、前記ガイド部(40)と前記二股状連結部(46)の結合箇所に向かって膨出し、これに応じて増加した左右幅を有する。
前記ガイド部(40)が前記基部(10)に対して二股状連結部(46)を介して結合し、
前記バネ部(27、37)及び/又は前記被操作部(26、36)が、前記ガイド部(40)と前記二股状連結部(46)の結合箇所に向かって膨出し、これに応じて増加した左右幅を有する。
幾つかの実施形態では、前記ガイド部(40)に前記受容部(60)が設けられ、前記ガイド部(40)は、前記基部(10)から離間するように延びる少なくとも一つの板部(41、42)と、前記板部(41、42)に結合した隔壁(43)を含む。
幾つかの実施形態では、前記ガイド部(40)は、前記基部(10)から離間するに応じて増加する左右幅を有する。
幾つかの実施形態では、前記基部(10)から離間するように延び、前記基部(10)から最も離間した脚部先端部(29、39)を有する左右一対の脚部(20,30)を備える。
幾つかの実施形態では、前記脚部(20、30)又は前記ガイド部(40)は、前記湾曲面若しくは傾斜面(59m、59n)と連続するように設けられた湾曲面若しくは傾斜面(49m、49n、29m、39m)を有する。
本開示の一態様に係るバックルは、上記のバックル雄部材(100)と、前記バックル雄部材(100)と連結される雌部材(200)を備える。
本開示の一側面によれば、雄部材と雌部材の意図しない不正確な係合を抑制しつつ、更に、雄部材と雌部材の結合し易さを促進することができる。
以下、図1乃至22を参照しつつ、本考案の非限定の実施形態例及び特徴について説明する。開示の1以上の実施形態及び実施形態に包含される各特徴は、個々に独立したものではない。当業者は、過剰説明を要せず、各実施形態及び/又は各特徴を組み合わせることができる。また、当業者は、この組み合わせによる相乗効果も理解可能である。実施形態間の重複説明は、原則的に省略する。参照図面は、考案の記述を主たる目的とするものであり、作図の便宜のために簡略化されている場合がある。
図1乃至図22を参照して様々なバックルの実施形態例について説明をする。図1は、開示の実施形態に係るバックルの概略的な斜視図であり、雌部材に対して雄部材が挿入及び結合されていない状態を示す。図2は、開示の実施形態に係るバックルの概略的な斜視図であり、雌部材に対して雄部材が挿入及び結合した状態を示す。図3は、開示の実施形態に係るバックルの概略的な上面図であり、雌部材に対して雄部材が挿入及び結合されていない状態を示す。図4は、開示の実施形態に係るバックルの概略的な断面模式図であり、図3のX4−X4に沿う概略的な断面を示す。図5は、開示の実施形態に係るバックルの概略的な断面模式図であり、雄及び雌部材の厚み中心での断面を示す。図5は、雌部材に対して雄部材が挿入される時、雌部材の前側主開口に隣接する側壁部が、雄部材の脚部の突片の湾曲面に接触した状態を示す。図6は、開示の実施形態に係るバックルの概略的な断面模式図であり、雄及び雌部材の厚み中心での断面を示す。図6は、雌部材の前側主開口に隣接する側壁部と雄部材の脚部の突片の湾曲面の接触によって雄部材の脚部が左右方向内側に押された状態を示す。図7は、開示の実施形態に係るバックルの概略的な部分上面図であり、雄部材の二股状連結部と脚部の間の隙間に雌部材の壁部が誤って進入した状態を示す。図8は、開示の実施形態に係る別のバックルの概略的な部分上面図である。図8は、突片に設けられた隆起部により突片とガイド部の間の間隔が減じられる例を示す。図9は、図8の点線円で示す箇所の概略的な拡大図である。図10は、開示の実施形態に係る別のバックル雄部材の概略的な斜視図であり、脚部に受容部が設けられ、ガイド部に突片が設けられる。図11は、開示の実施形態に係る図10の別のバックル雄部材の概略的な上面図であり、脚部に受容部が設けられ、ガイド部に突片が設けられる。図12は、図11のXII−XIIに沿う概略的な断面模式図である。図13は、開示の実施形態に係る別のバックル雄部材の概略的な斜視図であり、脚部の突片には、非湾曲の平坦な傾斜面が設けられる。図14は、開示の実施形態に係る図13の別のバックル雄部材の概略的な上面図であり、脚部の突片には、非湾曲の平坦な傾斜面が設けられる。図15は、開示の実施形態に係る別のバックル雄部材の概略的な斜視図であり、ガイド部が断面T字状部分を含む。図16は、開示の実施形態に係る図15の別のバックル雄部材の概略的な上面図である。図17は、開示の実施形態に係る別のバックル雄部材の概略的な斜視図である。図18は、開示の実施形態に係る図17の別のバックル雄部材の概略的な断面模式図である。図19は、開示の実施形態に係る別のバックル雄部材の概略的な上面図である。図20は、開示の実施形態に係る別のバックル雄部材の概略的な上面図である。図21は、開示の実施形態に係る図20のバックル雄部材の概略的な断面模式図である。図22は、開示の実施形態に係る別のバックルの概略図であり、雄部材の上面図と雌部材の断面模式図を示す。
なお、以降においては、説明の便宜のため、雄部材について雄部材座標を設定し、雌部材について雌部材座標を設定する。図1に示すように、雄部材座標MCOは、LとRiを結ぶ左右方向、UとDを結ぶ上下方向、FとReを結ぶ前後方向から構築される。雌部材座標FCOは、LとRiを結ぶ左右方向、UとDを結ぶ上下方向、FとReを結ぶ前後方向から構築される。雄部材座標MCOの前後方向及び左右方向と、雌部材座標FCOの前後方向及び左右方向が反転している他、雄部材座標MCOと雌部材座標FCOは同一である。図1を前提とすれば、雌部材に結合させるべく雄部材が動かされる時、前方は、雄部材が雌部材に向かう方向に一致する。雄部材に結合させるべく雌部材が動かされる時、前方は、雌部材が雄部材に向かう方向に一致する。
図1に示すように、バックル300は、雄部材100と雌部材200を含む。雄部材100は、基部10と、基部10から離間するように延びる左右一対の脚部20、30と、各脚部20、30に沿って基部10から離間するように延びる、換言すれば、左右一対の脚部20、30の間で基部10から離間するように延びるガイド部40を備える。脚部20を左側脚部と呼び、脚部30を右側脚部と呼ぶ場合がある。雄部材100の脚部20、30を雌部材200の前側主開口を介して内部に挿入することで雄部材100と雌部材200の結合及び連結が達成される。
必ずしもこの限りではないが、図示例に係る基部10は、ベルトの挿通用の開口を具備する部分である。より詳細には、基部10は、前側棹部11、後側棹部12、左側壁部13、及び右側壁部14を含む。前側棹部11は、左右方向に延びる。後側棹部12は、左右方向に延びる。前側棹部11と後側棹部12は、お互いに略平行に配向される。前側棹部11と後側棹部12の間に左右方向に細長い開口が規定され、これにベルトを通すことが許容される。
左側壁部13は、前側棹部11の左端と後側棹部12の左端を連結する。右側壁部14は、前側棹部11の右端と後側棹部12の右端を連結する。なお、幾つかの実施形態においては、前側棹部11及び/又は後側棹部12は左右方向中央において分断される。つまり、前側棹部11及び後側棹部12は、左右方向において連続している必要はない。
左右の一対の脚部20、30は、各々、後方の基部10から離間するように前方に延びる。脚部20、30は、基部10に直接的又は間接的に結合したバネ部27、37と、バネ部27、37に結合した被操作部26、36を含む。なお、脚部の具体的な構成は、図示例のものに限られるべきではない。なぜなら、当業者は、脚部が様々な形状を取り得ることを理解しているためである。例えば、図示例においては、脚部が前後方向に延びる一つの棒部として示されるが、別例においては、脚部が前後方向に細長く延びる環状部であり得る。
左側脚部20は、前側に設けられる被操作部26と、後側に設けられるバネ部27を含む。被操作部26は、雌部材200と雄部材100の連結を解除するためにヒト又は装置又は機械又はロボットにより操作される部分である。バネ部27は、被操作部26の弾性変位を確保するために設けられた弾性変形可能な部分である。弾性変位は、ある位置から別の位置に変位しても元の位置に復帰可能であることを意味する。弾性変形とは、ある形状や姿勢から別の形状や姿勢に変化しても元の形状や姿勢に復帰可能であることを意味する。
図2に示される雄部材100と雌部材200の連結を解除する時、被操作部26がヒト又は機械又は装置又はロボット等により操作され、左右方向内側に変位し、雌部材200から非結合になる。幾つかの実施形態においては、被操作部26が相対的に膨大に成形される。バネ部27は、被操作部26と比較して左右厚又は幅が薄く成形され、このためバネ性を具備する。バネ部27の後端が、左側壁部13の前端部に連結する。
雄部材100や雌部材200は、樹脂材料の射出成形により製造される。樹脂に加えて、金属材料をインサート成形する実施形態も想定される。雄部材100及び脚部20、30は、所謂、サイド係合型である。しかし、別例においては、雄部材100及び脚部20が、所謂、上下係合型であり得る。つまり、脚部20、30が雌部材200に結合する様々な態様が想定され、開示の形態は単なる一例であり、何ら限定となり得るものではない。
図示例においては、被操作部26の左右方向外側面において、後側面に係止部28が設けられる。係止部28は、左右方向内側に向かって延びるに応じて前方に傾斜する傾斜面を含む。脚部20が上下係合型の場合、脚部20の上面又は下面に凹又は凸状係止部が設けられる。
左側脚部20の被操作部26には、脚部先端部29が設けられる。脚部先端部29は、脚部20のうち前後方向において基部10から最も離間した部分である。なお、脚部には後述の突片が含まれない。あくまで後述の突片は、脚部とは別の部分である。
右側脚部30は、左側脚部20と同様に構成される。左側脚部20の被操作部26、バネ部27、係止部28、及び脚部先端部29が、右側脚部30の被操作部36、バネ部37、係止部38、及び脚部先端部39で読み替えられる。なお、右側脚部30のバネ部37の後端は、右側壁部14の前端部に連結する。
左右の脚部20、30には、各々、左右方向において突出した突片50が設けられる。突片50は、脚部20、30から左右方向内側に突出する。より詳細には、突片50は、脚部20、30の被操作部26、36の左右方向内側の側面からガイド部40側に突出する。図示例においては、突片50は、脚部20、30の被操作部26、36の上下厚の中央に位置付けられる。なお、後述のように、突片50がガイド部40に設けられる実施形態も想定される。左側脚部20に連結する突片50を左側突片と呼び、右側脚部30に連結する突片50を右側突片と呼んでも良い。図示例を含む幾つかの場合、突片50は、被操作部26に結合し、バネ部27に結合しない。これにより、脚部20、30の十分な弾性が確保される。なお、突片50の具体的な形状や位置や大きさは、単なる一例であり、何ら限定となり得るものではない。
突片50は、後述の受容部60の開口部65に挿入される挿入端部55を有する。挿入端部55は、突片50の最も左右方向内側の部分である。挿入端部55は、ガイド部40が有する後述の隔壁43の左又は右の側面に対面するように配向される。幾つかの実施形態においては、挿入端部55は、脚部20、30が第1姿勢及び第2姿勢の両方を取る時、隔壁43の左又は右の側面に対面するように配向される。
なお、本願明細書において脚部20、30に関して述べる第1姿勢は、脚部20、30が弾性変形していない時の脚部20、30の姿勢又は位置を示す。脚部20、30に関して述べる第2姿勢は、脚部20、30が弾性変形している時の脚部20、30の姿勢又は位置を示す。脚部20、30が第1姿勢を取る時、脚部20、30には何らの変形が生じていない。脚部20、30が第2姿勢を取る時、脚部20、30には何らかの変形が生じており、従って、第1姿勢に復帰するように付勢された状態にある。
ガイド部40は、左右一対の脚部20、30の間で基部10から離間するように延びる。ガイド部40は、基部10から最も離間したガイド先端部49を有する。ガイド先端部49は、前後方向において脚部先端部29、39よりも基部10から離間して設けられる。換言すれば、脚部先端部29、39は、前後方向においてガイド先端部49よりも基部10寄りに設けられる。なお、前後方向は、ガイド部40及び/又は脚部20、30の延在方向に一致又は略一致している。
ガイド部40は、基部10よりも前側に設けられる。ガイド部40は、基部10から離間するように延びる少なくとも一つの板部41、42と、板部41、42に結合した隔壁43を含む。図示例では、ガイド部40は、上下一対の板部として、上板部41及び下板部42を含む。隔壁43は、上板部41及び下板部42の左右中央に設けられ、両者を連結する。
ガイド部40には、脚部20、30の各突片50を受容可能である左右一対の受容部60が設けられる。受容部60は、上板部41及び下板部42の少なくとも一方を含み、若しくは上板部41及び下板部42の少なくとも一方により構成される。受容部60は、オプションとして隔壁43を含むことができ、若しくはこれも含めて構成される。受容部60は、オプションとして更に別の部分を含むことができる。なお、受容部60の具体的な形状や位置や大きさは、単なる一例であり、何ら限定となり得るものではない。
各受容部60は、少なくとも左右方向で開口する開口部65を有する。必ずしもこの限りではないが、図示例では、開口部65は、上板部41と下板部42の間で左右方向外側に開口する。後述の説明から分かるように、別例においては、受容部60が異なる態様で開口し得る。図示の如く、左側の受容部60の開口部65は、左側脚部20側に開口する口を有する。右側の受容部60の開口部65は、右側脚部30側に開口する口を有する。各受容部60の開口部65は、突片50の上下厚みよりも大きい上下高さの口を有する。また、各受容部60の開口部65は、突片50の前後長よりも大きい前後長の口を有する。
必ずしもこの限りではないが、図示例においては、ガイド部40は、二股状連結部46を介して基部10に結合する。二股状連結部46を介して基部10に結合する場合、ガイド部40の可動性が高まり、柔軟性が確保又は促進される。二股状連結部46は、前後方向において、基部10とガイド部40の中間に存在する。
二股状連結部46は、基部10の左側壁部13の前端部に連結する左連結部46pと、基部10の右側壁部14の前端部に連結する右連結部46qを有する。左連結部46pは、基部10から離間するように前方に延在するに応じて右連結部46qに接近する。右連結部46qは、基部10から離間するように前方に延在するに応じて左連結部46pに接近する。左連結部46pと右連結部46qは、基部10又は前側棹部11と共に上面視及び下面視して三角形状の枠部を構成する。
上述の上板部41及び下板部42は、各々、二股状連結部46の左右中央に存在する前端部から前方に延びる。なお、二股状連結部46の前端部は、左連結部46pと右連結部46qの連結部分である。隔壁43は、上板部41及び下板部42と同様、二股状連結部46の前端部から前方に延びる。隔壁43は、その前後長の全範囲に亘り上板部41と下板部42を連結する。隔壁43は、上板部41の左右中央に連結し、下板部42の左右中央に連結する。
隔壁43の前端は、上板部41及び下板部42の前端よりも僅かに基部10側及び後方に位置付けられる。幾つかの実施形態においては、隔壁43が、前後方向において複数の部分に分割される。
上板部41の上面には上部ガイド突起48mが設けられる。下板部42の下面には下部ガイド突起48nが設けられる。上下方向に凸設された上部ガイド突起48mと下部ガイド突起48nを総じて単にガイド突起48と呼んでも良い。
雌部材200は、基部210と、本体部220を含む。基部210は、左右方向に延びる棹部と、棹部の左端が連結した左側連結部、棹部の右端が連結した右側連結部を含む。本体部220は、上部平板部221、右側壁部222、左側壁部223、及び下部平板部224を含む。
上部平板部221及び下部平板部224の上面及び下面視形状はY字状である。右側壁部222が上部平板部221の前方右端部と下部平板部224の前方右端部の間で上下に延び、上部平板部221の前方右端部の下面と下部平板部224の前方右端部の上面を連結する。左側壁部223が上部平板部221の前方左端部と下部平板部224の前方左端部の間で上下に延び、上部平板部221の前方左端部の下面と下部平板部224の前方左端部の上面を連結する。
上部平板部221の下面及び下部平板部224の上面には、ガイド突起48が係合又は嵌合する上下方向に凹設されたガイド溝230が設けられる。右側壁部222及び左側壁部223の後端部には雄部材100の脚部20、30の係止部28、38が係止する被係止部260が設けられる。
上部平板部221、右側壁部222、左側壁部223、及び下部平板部224により雌部材200の前側主開口が画定される。左側壁部223と基部10の間には左方に開口した左開口250pが設けられる。右側壁部222と基部10の間には右方に開口した右開口250qが設けられる。左開口250p及び右開口250qを総じて単に開口250と呼んでも良い。
一般的なバックル雄部材と同じく、本開示の雄部材100の脚部20、30は、専らバネ部27の弾性に応じて変位可能であり、上述した第1姿勢と第2姿勢を取る。雌部材200への雄部材100の挿入過程で脚部20、30が左右方向内側に変位して第1姿勢から脱して第2姿勢を取り、続いて左右方向外側に変位して第2姿勢から第1姿勢に復帰する又は第1姿勢に復帰するように付勢された第2姿勢を取る。この際、雄部材100の左側脚部20が雌部材200の右開口250qを介して左右方向外側に突出する。同様に、雄部材100の右側脚部30が雌部材200の左開口240pを介して左右方向外側に突出する。このようにして、雄部材100の脚部20、30の係止部28、38が、雌部材200の被係止部260に係合し、これにより、雄部材100と雌部材200の結合が達成される。サイド係合ではなく上下係合が採用される場合、係合場所が異なる態様で雄部材100と雌部材200間の結合が達成される。
本実施形態においては、突片50の挿入端部55が受容部60の開口部65に隣接して配された若しくは開口部65に部分的に挿入された弾性変形前の第1姿勢を脚部20、30が取る時、突片50は、脚部先端部29、39とガイド先端部49の間に存在し、また、突片50は、ガイド先端部49側から脚部先端部29、39側に向かって延びるに応じて基部10側に接近する湾曲面59mを有する。湾曲面59mは、左右中央側が前方に突出した面である。雄部材100と雌部材200の意図しない不正確な係合を抑制しつつ、更に、雄部材と雌部材の結合し易さを促進することができる。
具体的には、突片50により脚部20、30の被操作部26、36とガイド部40の間の隙間が実質的に閉鎖され、雄部材100と雌部材200の意図しない不正確な係合が抑制される。また、図5に示すように、雄部材100の脚部30の突片50の湾曲面59mが雌部材200の左側壁部223の前端部に衝突する時、図6に示すように、脚部30が左右方向内側へ押される。湾曲面59mと左側壁部223の衝突により、雌部材200内に雄部材100の脚部20、30を挿入する力が、脚部30を左右方向内側へ押す力に変換される。従って、雌部材200内への雄部材100の脚部20、30の挿入が促進され、若しくはより簡単になる。
必ずしもこの限りではないが、本実施形態においては、ガイド部40は、湾曲面59mに連続するように設けられた湾曲面49mを有する。湾曲面49mは、左右中央で前方に突出した面である。ガイド部40の湾曲面49mと左右の突片50の湾曲面59mが上面視にてほぼ弧状に連続する。これにより、上述の挿入が更に促進され、又はより簡単になる。なお、湾曲面49mと湾曲面59mの間には僅かな段差が存在し得るものの、上述の利益を完全に否定するものではない。
必ずしもこの限りではないが、本実施形態においては、ガイド部40は、基部10から離間するに応じて増加する左右幅W40を有する。脚部20、30が第1姿勢を取る時、突片50と受容部60の間に隙間が生じることが抑制される。
必ずしもこの限りではないが、本実施形態においては、突片50の左右幅W50が、基部10側から離間するに応じて増加する。これにより、脚部20、30が第1姿勢を取る時、突片50と受容部60の間に隙間が生じることが抑制される。
必ずしもこの限りではないが、本実施形態においては、脚部20、30のバネ部27、37が、ガイド部40と二股状連結部46の結合箇所に向かって膨出し、これに応じて増加した左右幅を有する。図示例においては、脚部20、30のバネ部27、37は、被操作部26、36の近傍で増加した左右幅を有する。更には、脚部20、30とガイド部40の間、及び脚部20、30と二股状連結部46の間に存在する隙間96が、一定の間隔を有しながら延び、ガイド部40と二股状連結部46の結合箇所付近において湾曲又は屈曲する。かかる場合、図7に示すように雌部材200の壁部222、223が隙間96に進入しても、壁部222、223は、隙間96の基部10側の端部、換言すれば、隙間96の後端部にまで到達することができない。また、隙間96に異物が意図せずに進入するリスクも低減される。これにより、脚部20、30が折れてしまうことを抑制することができる。
図8及び図9を含む幾つかの実施形態例においては、突片50は、ガイド先端部49に向かって隆起した隆起部54を有し、突片50とガイド先端部49の間の隙間が減じられる。図9から分かるように、突片50の隆起部54とガイド先端部49の間の隙間の左右幅S1は、雌部材200の壁部223の左右幅S2よりも小さい。これにより、突片50とガイド部40の間の隙間に雌部材200の壁部が進入することが抑制される。突片50がガイド部40に設けられる場合、隆起部54は、脚部先端部29、39に向かって隆起する。
図10乃至図12を含む幾つかの実施形態例においては、脚部20、30に受容部60が設けられ、ガイド部40に突片50が設けられる。このような実施形例態においても上述の実施形態例と同様の効果を得ることができる。つまり、突片50の挿入端部55が受容部60の開口部に隣接して配された若しくは開口部に部分的に挿入された弾性変形前の第1姿勢を脚部20、30が取る時、突片50は、脚部先端部29、39とガイド先端部49の間に存在し、また、突片50は、ガイド先端部49側から脚部先端部29、39側に向かって延びるに応じて基部10側に接近する湾曲面59mを有する。雄部材100と雌部材200の意図しない不正確な係合を抑制しつつ、更に、雄部材と雌部材の結合し易さを促進することができる。
図10乃至図12を含む幾つかの実施形態例においては、脚部20、30の各受容部60は、左右方向内側に開口する開口部65を有する。ガイド部40は、断面十字状に構成され、左右の突片50を構成する第1板部と、この第1板部に直交する第2板部を含む。脚部20、30は、上板部21、31、下板部22、32、及び連結壁23、33を有する。上板部及び下板部の一方は省略可能である。脚部20、30が第1姿勢を取る時、突片50の挿入端部55が、脚部20、30に設けられた受容部60の開口部65に隣接して配される。
図10乃至図12を含む幾つかの実施形態例においては、脚部20、30は、湾曲面59mに連続するように設けられた湾曲面29m、39mを有する。具体的には、脚部20、30は、左右中央の突片50の湾曲面59mに関して上面視にてほぼ弧状に連続する湾曲面29m、39mを有する。湾曲面29m、39mと湾曲面59mの間には湾曲の態様に僅かな相違が存在するものの、両者間の連続性を完全に否定するものではない。
図13及び図14を含む幾つかの実施形態例においては、湾曲面59mの代わりに非湾曲の傾斜面59nが採用される。このような実施形態例においても上述の実施形態例と同様の効果を得ることができる。傾斜面59nは、ガイド先端部49と脚部先端部29の間で、ほぼ直線上に傾斜して左右方向に延びる。ガイド部40は、傾斜面59nに連続するように設けられた傾斜面49nを有する。端的には、ガイド部40は、左右の突片50の傾斜面59nに連続するように鈍角で交差した、若しくはテーパー状の傾斜面49nを有する。なお、突片50の傾斜面と、ガイド部40の湾曲面の組み合わせも想定される。突片50の湾曲面と、ガイド部40の傾斜面の組み合わせも想定される。
図15及び図16を含む幾つかの実施形態例においては、受容部60が左右方向に加えて上下方向においても開口する。図示の特定の場合、受容部60は、左右方向外側に加えて下方に開口する。このような実施形態例においても、上述の実施形態例と同様の効果を得ることができる。図示例では、ガイド部40が、上板部41と、上板部41から下方に延びる隔壁43を含み、断面T字状の形状である。隔壁43が、上板部41の左右中心に設けられ、左右の突片50を受容するための左右の受容部60が左右方向にて隔てられる。受容部60が、左右方向内側又は外側に開口し、また、下方ではなく上方に開口する様々な態様が想定される。
図17及び図18を含む幾つかの実施形態例においては、上述の実施形態例とは異なり、受容部60は、基部10とは反対側から開口部65を閉鎖する閉鎖部47を有する。端的には、受容部60が前方にて開口しない。このような実施形態例においても、上述の実施形態例と同様の効果を得ることができる。
図17及び図18に示す実施形態例においては、閉鎖部47は、ガイド部40の受容部60の開口部65を前方から閉鎖する。閉鎖部47は、上板部41と隔壁43に結合し、前後方向に交差するように設けられる。突片50が受容部60に進入し、また受容部60内を進行する過程で布等が連行されることが抑制され得る。なお、図17及び図18では、基部10には前側棹部11と後側棹部12に分割されていない単一の棹部が設けられる。言うまでもなく棹の個数は任意である。
図19を含む幾つかの実施形態例においては、突片50は、脚部20、30の被操作部26、36の前後長の半分以下である。突片50の小型化により雄部材100の軽量化が促進される。
図20及び図21に示す実施形態例においては、被操作部36は、一対のバネ部37j、37hを介して基部10に結合し、被操作部26は、一対のバネ部27j、27hを介して基部10に結合する。各被操作部26、36に結合した突片50は、左右方向中央側の各バネ部27h、37hに結合し、これを介して基部10に結合する。このような実施形態においては、矛盾しない限り上述と同様の効果が得られる。また、より強固にバネを構築することができ、雄部材100の脚部20、30の強度が高められる。
図22に示す実施形態例においては、一対の脚部20、30の一方の脚部30が省略される。このような場合においても、矛盾しない限り上述と同様の効果が得られる。
上述の教示を踏まえると、当業者をすれば、各実施形態に対して様々な変更を加えることができる。請求の範囲に盛り込まれた符号は、参考のためであり、請求の範囲を限定解釈する目的で参照されるべきものではない。
100 雄部材
10 基部
20 脚部
30 脚部
40 ガイド部
50 突片
60 受容部
200 雌部材
300 バックル
10 基部
20 脚部
30 脚部
40 ガイド部
50 突片
60 受容部
200 雌部材
300 バックル
Claims (10)
- 基部(10)と、
前記基部(10)から離間するように延び、前記基部(10)から最も離間した脚部先端部(29、39)を有する少なくとも一つの脚部(20、30)と、
前記少なくとも一つの脚部(20、30)に沿って基部(10)から離間するように延び、前記基部(10)から最も離間したガイド先端部(49)を有するガイド部(40)を備えるバックル雄部材(100)であって、
前記脚部(20、30)及び前記ガイド部(40)の一方には左右方向において突出した突片(50)が設けられ、前記脚部(20、30)及び前記ガイド部(40)の他方には前記突片(50)を受容可能である受容部(60)が設けられ、
前記受容部(60)が、少なくとも左右方向において開口する開口部(65)を有し、前記突片(50)は、前記受容部(60)の開口部(65)に挿入される挿入端部(55)を有し、
前記突片(50)の挿入端部(55)が前記受容部(60)の前記開口部(65)に隣接して配された若しくは前記開口部(65)に部分的に挿入された弾性変形前の第1姿勢を前記脚部(20、30)が取る時、前記突片(50)が、前記脚部先端部(29、39)と前記ガイド先端部(49)の間に存在し、また、前記突片(50)が、前記ガイド先端部(49)側から前記脚部先端部(29、39)側に向かって延びるに応じて前記基部(10)側に接近する湾曲面若しくは傾斜面(59m、59n)を有する、バックル雄部材。 - 前記脚部(20、30)が前記第1姿勢を取る時、前記突片(50)の挿入端部(55)が前記受容部(60)の前記開口部(65)に部分的に挿入される、請求項1に記載のバックル雄部材。
- 前記突片(50)は、前記脚部先端部(29、39)又はガイド先端部(49)に向かって隆起した隆起部(54)を含む、請求項1又は2に記載のバックル雄部材。
- 前記脚部(20、30)が、前記基部(10)に直接的又は間接的に結合したバネ部(27、37)と、前記バネ部(27、37)に結合した被操作部(26、36)を含み、
前記突片(50)は、前記脚部(20、30)の被操作部(26、36)に結合し、前記脚部(20、30)のバネ部(27、37)に結合しない、請求項1乃至3のいずれか一項に記載のバックル雄部材。 - 前記脚部(20、30)が、前記基部(10)に直接的又は間接的に結合したバネ部(27、37)と、前記バネ部(27、37)に結合した被操作部(26、36)を含み、
前記ガイド部(40)が前記基部(10)に対して二股状連結部(46)を介して結合し、
前記バネ部(27、37)が、前記ガイド部(40)と前記二股状連結部(46)の結合箇所に向かって膨出し、これに応じて増加した左右幅を有する、請求項1乃至4のいずれか一項に記載のバックル雄部材。 - 前記ガイド部(40)に前記受容部(60)が設けられ、
前記ガイド部(40)は、前記基部(10)から離間するように延びる少なくとも一つの板部(41、42)と、前記板部(41、42)に結合した隔壁(43)を含む、請求項1乃至5のいずれか一項に記載のバックル雄部材。 - 前記ガイド部(40)は、前記基部(10)から離間するに応じて増加する左右幅を有する、請求項1乃至6のいずれか一項に記載のバックル雄部材。
- 前記基部(10)から離間するように延び、前記基部(10)から最も離間した脚部先端部(29、39)を有する左右一対の脚部(20、30)を備える、請求項1乃至7のいずれか一項に記載のバックル雄部材。
- 前記脚部(20、30)又は前記ガイド部(40)は、前記湾曲面若しくは傾斜面(59m、59n)と連続するように設けられた湾曲面若しくは傾斜面(49m、49n、29m、39m)を有する、請求項1乃至8のいずれか一項に記載のバックル雄部材。
- 請求項1乃至9のいずれか一項に記載のバックル雄部材(100)と、
前記バックル雄部材(100)と連結される雌部材(200)を備える、バックル。
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