JP6029741B2 - バックル - Google Patents

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    • A44B11/26Buckles; Similar fasteners for interconnecting straps or the like, e.g. for safety belts with two or more separable parts with push-button fastenings
    • A44B11/266Buckles; Similar fasteners for interconnecting straps or the like, e.g. for safety belts with two or more separable parts with push-button fastenings with at least one push-button acting parallel to the main plane of the buckle and perpendicularly to the direction of the fastening action

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Description

本発明は、雄部材(プラグ)と雌部材(ソケット)とを備えたバックルに関する。
紐状部材同士を連結するための手段として、プラグ(雄部材)とソケット(雌部材)とを備えたバックルが使用されている。プラグは、紐状部材を装着するための取り付け部を有する基部と、基部の一端から延在する一対のアーム部を備える。ソケットは、プラグのアーム部を収容するための空洞を有する扁平筒状の本体部を備え、この本体部の両側面には、プラグのアーム部の先端を本体部から露出させるための一対の開口部が設けられている。プラグとソケットは、ソケットの本体部の両側面に設けられた開口部において着脱自在に係止されるため、サイドリリースバックルと呼ばれている。
国際公開第2012/066615号(特許文献1)には、雄部材の脚部の先端部の表面及び裏面に設けられた凸状の係合部を、雌部材の本体部の内壁面の所定の位置に設けられた被係合部と係合又は離脱させることにより、雄部材と雌部材とを着脱する表裏係合型のバックルの例が記載されている。
しかしながら、特許文献1に記載されるような表裏係合型のバックルは、形状が複雑で成形が難しい場合がある。そのため、より簡素な構成を有するバックルとして、プラグの脚部の両側面から外側方向に突出させた傾斜面或いは突起を用いてプラグとソケットとの係脱を行うサイド係合型のバックルも広く利用されてきている。
サイド係合型バックルの例としては、米国特許第5794316号明細書(特許文献2)が知られている。特許文献2では、雌部材の内部にV字の停止部材を設けるとともに、雄部材の脚部にV字の引っ掛け面を設ける。雄部材の脚部を雌部材内に挿入し、雌部材の両側面においてV字の停止部材とV字の引っ掛け面とを係合又は離脱させることにより、雄部材と雌部材とが着脱自在に連結される。
国際公開第2012/066615号 米国特許第5794316号明細書
上述したように、サイド係合型バックルは、基本的には雄部材の脚部の側面から突出する引っ掛け面において、雌部材と雌部材とを係脱させる構成を採用している。そのため、係合後に雄部材と雌部材とを互いに離間する方向に意図しない引張力が加わると、係合状態が解除されて雄部材と雌部材とが勝手に離脱する、或いは雄部材の脚部が破損する場合がある。
雄部材と雌部材との引張強度を高める方法としては、雄部材の脚部の断面積(脚部の太さ)を高くする、或いはリブを設けるなどして、雄部材の脚部の強度を高める方法がある。或いは、特許文献2に例示されるように、雄部材と雌部材とのより確実な係合をもたらすために、雌部材との係合面となる雄部材の脚部に形成した引っ掛け面の面積をより大きく取る手法が考えられる。
しかしながら、脚部の断面積を大きくしたリブを設けたりすると、脚部が撓みにくくなるため、雄部材と雌部材とを引き離す場合のリリース荷重が大きくなってしまう。一方、特許文献2のように雄部材の引っ掛け面の係合面積を大きくすると、脱離に必要な係合面と引っ掛け面との移動面積も大きくなるため、離脱時の荷重(リリース荷重)が大きくなってしまう。
上記課題を鑑み、本発明は、簡易な構成で、離脱時の荷重を過大にすることなく引張り強度を向上可能なバックルを提供する。
上記課題を解決するために、本発明の一態様によれば、雄部材と、雄部材を差込係合可能な雌部材とを備えるバックルであって、
雄部材は、紐状部材を取り付け可能な基部と、基部の一端から延びる一対の脚部と、一対の脚部が相対向する側と反対側の脚部の側面からそれぞれ突出し、雄部材の差込方向(X)に対して交差する面上にそれぞれ定義された一対の係合面とを備え、
雌部材は、脚部を差込可能な差込口を一端に有し、紐状部材を取り付け可能な取付部を他端に有し、差込口と連通し脚部を収容する空洞を内部に有する本体部と、空洞と連通するように本体部の壁部を貫通した一対の開口と、開口から取付部側へ向けて露出した開口側壁面上に定義され、脚部が空洞内の所定位置まで差し込まれた際に、脚部の弾性変形に対する復元力により係合面と係合可能な被係合面とを備え、
雄部材の係合面と雌部材の被係合面との係合後、雄部材に差込方向(X)とは逆向きの外力が加わった際に、開口から露出した脚部が、一対の脚部が相対向する側とは反対方向へ弾性変形することにより、係合面と被係合面との係合幅(W2)が外力の付加前の係合幅(W1)と比べて大きくなるバックルが提供される。
本発明に係るバックルは別の一実施態様において、係合面は、雄部材の差込方向に対して傾斜した傾斜面である。
本発明に係るバックルは更に別の一実施態様において、係合面と被係合面とが係合した状態において、開口から露出した脚部の反対方向への弾性変形を許容するための空間許容部が、脚部の側面と開口側壁面に隣接する雌部材の内壁面との間の空洞内に設けられている。
本発明に係るバックルは更に別の一実施態様において、脚部は、基部から差込方向(X)へ向けて延びる基端部と、基端部から差込方向(X)へ更に延びるとともに差込方向(X)と交差する脚部幅方向(Y)へ膨出する膨出部とをそれぞれ備え、基端部は、基部と接する基端側から膨出部と連続する末端側に向けて互いに次第に近づくように、差込方向(X)に対して傾斜している。
本発明に係るバックルは更に別の一実施態様において、脚部は、基部から差込方向(X)へ向けて延びる基端部と、基端部から差込方向(X)へ更に延びるとともに差込方向(X)と交差する脚部幅方向(Y)へ膨出する膨出部とを備え、係合面は膨出部に設けられており、係合面及び被係合面が、差込方向(X)に平行で且つ基端部と基部との接続部分を通る直線(A)上にある。
本発明に係るバックルは更に別の一実施態様において、直線(A)が、基端部の相対向する側とは反対側の側面において、相対向する側とは最も反対側に位置する基端部の外側部分を通る。
本発明に係るバックルは更に別の一実施態様において、雄部材は、基部から差込方向(X)へ延びるガイド部を脚部の間に備え、雌部材は、雄部材の脚部が空洞内に収容された際に差込方向(X)と交差する方向(Z)への雄部材の移動を抑制可能な凹形状の案内溝を内壁面上に備える。
本発明に係るバックルは更に別の一実施態様において、雄部材は、脚部の相対向する側の側面からそれぞれ突出するように設けられた移動規制部と、移動規制部と離間して基部に接続され、脚部が反対方向(Z)に弾性変形する際に移動規制部が当接して脚部の反対方向(Z)への更なる変形を規制する変形規制部とを更に備える。
本発明によれば、簡易な構成で、離脱時の荷重を過大にすることなく引張り強度を向上可能なバックルが提供できる。
本発明の実施の形態に係るバックルを示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係るバックルを示す部分断面図である。 本発明の実施の形態に係るバックルの移動規制部と変形規制部の接触状態を表す平面図である。 本発明の実施の形態に係るバックルの雄部材と雌部材との係合状態を表す断面図である。 本発明の実施の形態に係るバックルにおいて、差込方向(X)とは反対の方向に引っ張る外力が加わる前の雄部材と雌部材との係合状態を表す部分断面図である。 本発明の実施の形態に係るバックルにおいて、差込方向(X)とは反対の方向に引っ張る外力が加わった後の雄部材と雌部材との係合状態を表す部分断面図である。 本発明の実施の形態に係るバックルにおいて、雄部材が有する係合面の傾斜角を説明するための平面図である。 本発明の実施の形態に係るバックルにおいて、雌部材が有する被係合面の傾斜角を説明するための断面図である。 本発明の実施の形態に係るバックルにおいて、雄部材の係合面が差込方向(X)に対して垂直に交差する面である場合を示す部分断面図である。
以下に、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。以下の図面の記載においては、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。以下に示す実施の形態はこの発明の技術的思想を例示するものであって、この発明の技術的思想は、構成部品の構造、配置、材質等を下記のものに特定するものではない。
図1に示すように、本発明の実施の形態に係るバックル1は、雄部材2と、雄部材2が差込係合される雌部材3とを備える。雄部材2は金属又は樹脂等によって一体成形されている。雄部材2は、紐状部材を取り付け可能な基部21と、基部21の一端から延びる一対の脚部22と、一対の脚部22が相対向する側と反対側の脚部22の側面241からそれぞれ突出し、雄部材2の差込方向(図1のX方向)に対して交差する面(交差面251)上に定義された係合面251Aと、一対の脚部22の間において基部21から雌部材3への差込方向(X)へ向けて突出するガイド部23とを備える。
なお、本発明及び以下の発明においては、図1に示すように、雄部材2の中心を通り、且つ差込方向(X)と平行な線を中心軸(C)と定義し、この中心軸(C)から各構成物品をみた場合に相対的に中心軸(C)に近い方向を「内側」或いは「脚部22の相対向する側」といい、相対的に中心軸(C)に遠い方向を「外側」或いは「脚部22の相対する側と反対方向」という。なお、中心軸(C)は、図8に示すように、雌部材3の中心を通る中心軸でもある。
雄部材2の基部21には、紐状部材の端部が挿入される紐取付穴211が形成されている。紐取付穴211の真ん中には、紐状部材を雄部材2に連結するための連結杆212が設けられている。この連結杆212により、紐取付穴211が、2つの紐取付穴211a、211bに分割されている。紐状部材は、紐取付穴211a、211bに通されて、連結杆212に巻き掛けられることで、雄部材2に対して取り付け可能となるとともに、紐状部材の長さ調節ができるようになっている。
雄部材2の脚部22は、基部21から差込方向(X)へ向けて延びる支柱状の基端部24と、基端部24から差込方向(X)へ更に突出するように延びるとともに、差込方向(X)と交差する脚部幅方向(図1のY方向)へ膨出する膨出部25とをそれぞれ備える。膨出部25は、脚部22の末端側に向かって次第に脚部幅方向(Y)の寸法が狭まる形状に成形されている。また、膨出部25には、基端部24の外側の側面241からそれぞれ外側方向に突出するように、雄部材2の差込方向(X)に対して交差する交差面251が設けられており、交差面251上に、雌部材3と係脱可能な係合面251Aが定義されている。
交差面251は、差込方向(X)に対して傾斜した傾斜面であるのが好ましい。具体的には、図7に示すように、交差面251は、差込方向(X)に平行な中心軸(C)に対して傾斜角θ1を有して傾斜する傾斜面であるのが好ましい。「傾斜角θ1」とは、差込方向(X)に平行な中心軸(C)からみた交差面251のなす角度を意味する。具体的には、図7の紙面右側の脚部22の交差面251の傾斜角θ1は、中心軸(C)から時計回りに測った角度を意味する。図7の紙面左側の脚部22の交差面251の傾斜角θ1は、中心軸(C)から半時計回りに測った角度を意味する。
傾斜角θ1の大きさは、90°以下であるのが好ましい。例えば、交差面251の傾斜角θ1が大きすぎる場合(例えば、交差面251の外側へ向かうにつれて交差面251が図7の紙面下方に向けて傾斜する場合)は、意図しない外力によって雄部材2が雌部材3から外れやすくなる。一方、交差面251の傾斜角θ1が小さすぎる場合は、雄部材2と雌部材3とを係合させる際に雄部材2を雌部材3のより奥深い位置へ差し込まなければならない。そのため、雄部材2と雌部材3との係合後に雄部材2の基部21と雌部材3との間に生じる隙間G(図4参照)を大きく取らなければならない。隙間Gを大きく取りすぎると、装着後にバックル1のガタツキが生じ易くなる場合がある。或いは、基端部24の基部21との接続部分で破損が生じ易くなる場合がある。よって傾斜角θ1は、90°以下とするのが好ましく、より好ましくはθ1が55°〜65°である。
図1に示すように、雄部材2は、更に、脚部22の相対向する側(内側)に向けてそれぞれ突出するように、脚部22の相対向する側の側面(即ち、基端部24の内側面242及び膨出部25の内側面252)から突出して設けられた移動規制部26を備える。ガイド部23は、中心軸(C)上に沿って延びるように、基部21から差込方向(X)方向へ向けて突出する柱形状を有しており、このガイド部23には、ガイド部23の外側面231からそれぞれ外側へ突出する一対の変形規制部27が設けられている。変形規制部27は、ガイド部23の長手方向の中間位置に設けられており、移動規制部26と隙間を空けて離間するように配置されている。
移動規制部26は、膨出部25の内側面252及び基端部24の内側面242に対して内側に突出するとともに差込方向(X)とは逆方向へ向けて延出する枝部26Aと、枝部26Aからガイド部23が配置された雄部材2の中心へ向けて鈎状に折れ曲がって形成された末端部26Bとを備える。末端部26Bは、変形規制部27と差込方向(X)に対向して配置されている。
図3に示すように、変形規制部27及び移動規制部26を備えることにより、脚部22の基端部24が外側方向へ弾性変形することにより膨出部25が外側方向(Z)へ移動した際に、脚部22と一体成形された移動規制部26の末端部26Bの変形規制部27と対向する壁部261と、変形規制部27の末端部26Bと対向する側の壁部271とが接する。その結果、移動規制部26が、変形規制部27と接し、移動規制部26と連続する膨出部25は、更なる外側方向(Z)への弾性変形ができなくなる。よって、脚部22が相対向する側と反対方向の外力が作用しても、移動規制部26と変形規制部27とが当接することにより互いに支持されるため、脚部22の折損や塑性変形などが抑制される。
なお、移動規制部26と基部21は、基端部24を内側方向に弾性変形させることにより膨出部25を内側方向へ移動させて雌部材3を空洞32内に収容する場合に、移動規制部26が基部21に当接しないように、基部21との間に十分な間隔を空けて配置される。これにより、雌部材3と雄部材2とを差込係合する際に、移動規制部26が邪魔にならないようになっている。
雌部材3は、金属又は樹脂等によって一体成形されている。図1に示すように、雌部材3は、雄部材2の脚部22を差込可能な差込口35を一端に有し、紐状部材を取り付け可能な取付部39を他端に有する扁平筒状の本体部31を備える。本体部31の内部には、差込口35と連通し、雄部材2の脚部22を収容する空洞32が設けられている。この空洞32と連通するように、一対の開口33が、本体部31の壁部36を貫通するように設けられている。
雌部材3の開口33から取付部39側へ向けて露出する壁部36の開口側壁面361上には、雄部材2の脚部22の係合面251Aを係止するための被係合面361Aがそれぞれ定義されている。この被係合面361Aは、脚部22が所定位置まで差し込まれた際に、脚部22の基端部24の弾性変形に対する復元力により雄部材2の係合面251Aと係脱可能に係合される面である。
図8に示すように、被係合面361Aは、差込方向(X)(或いは中心軸(C))に対して傾斜角θ2を有して傾斜する傾斜面であるのが好ましい。「傾斜角θ2」とは、差込方向(X)に平行な中心軸(C)からみた被係合面361Aのなす角度を意味する。具体的には、図8の紙面右側の被係合面361Aの傾斜角θ2は、中心軸(C)から時計回りに測った角度を意味する。図8の紙面左側の被係合面361Aの傾斜角θ2は、中心軸(C)から半時計回りに測った角度を意味する。
被係合面361Aの傾斜角θ2の大きさは、係合面251Aの傾斜角θ1と同等か、或いは、係合面251Aの傾斜角θ1より小さくなるように調整されるのが好ましい。より具体的には、傾斜角θ2は、55°〜65°が好ましい。
図1に示すように、本体部31の壁部36は、開口33が設けられた対向面である一対の第1側壁部37(紙面左側の左壁部、紙面右側の右壁部)と、第1側壁部37と一体的に接続され、互いに対向する一対の第2側壁部38(上壁部、下壁部)の4つ壁部から構成することができる。第2側壁部38は、差込方向(X)と交差する上下方向に対向する上壁部と下壁部とを有し、対向する第2側壁部38のうちの一方又は双方の内壁面には、雄部材2の脚部22を空洞32内へ収容する際に雄部材2のガイド部23を空洞32内に案内するための案内溝34を備える。図2に示す例では、第2側壁部38を構成する下壁部の内壁面381上に案内溝34が配置された例を示しているが、下壁部と対向する上壁部の内壁面(図示せず)上にも同等の案内溝を有していても構わないし、上壁部の内壁面上には案内溝が無くても良い。
なお、本実施形態において「上下方向」とは、図1〜図9に示すバックル1の表裏方向を指す。即ち「上下方向」とは、差込方向(X)に垂直且つ図2の紙面に垂直な奥行き方向を意味する。言い換えれば、図1に示す雌部材3の互いに対向する2つの第2側壁部38のうち、図1の手前に見える側の第2側壁部を「上壁部」とよび、図1からは直接見えない奥側にある第2側壁部を「下壁部」とよぶ。
図2に示す案内溝34は、差込口35から連続するように形成され、雄部材2の柱状のガイド部23を案内溝34に沿って摺動させることが可能である。図2に示すように、案内溝34の差込口35近傍は、差込口35に近づくに従って次第に幅広に広がるように形成されており、ガイド部23が、差込方向(X)と交差する方向(Z)に位置ずれして差し込まれても、ガイド部23を備える雄部材2が、案内溝34内の適正な位置に導かれるようになっている。
案内溝34は、差込方向(X)と直交する方向からみた幅Waが、柱状のガイド部23の差込方向(X)と直交する方向からみた幅Wbとほぼ一致するか、数mm程度の隙間(クリアランス)を有して形成された凹形状の溝であるのが好ましい。凹形状の溝の形状は、ガイド23の外形に合わせて成形されており、ガイド23部が、案内溝34が有する凹形状の溝に沿って嵌まり込みながら挿入される。ガイド部23と案内溝34の幅Wa、Wbが、ほぼ同等の大きさに形成されることにより、雄部材2の脚部22が空洞32内に収容された後は、差込方向(X)と交差する脚部幅方向への雄部材2の移動(ガタツキ)が抑制される。
図4は、雄部材2の脚部22を雌部材3の空洞32内の所定位置まで差し込んで、係合面251Aと被係合面361Aとを当接させて雄部材2と雌部材3とを係合状態とした状態を示す部分断面図である。基端部24の外側の側面241と、雌部材3の開口側壁面361に隣接する壁部36の内壁面362と第2側壁部38の下壁部の内壁面381と図示しない上壁部の内壁面とに囲まれた空洞32内には、空間許容部321がそれぞれ設けられている。この空間許容部321は、係合面251Aと被係合面361Aとが係合した状態において、開口33から露出した脚部22の膨出部25が、脚部22の相対向する側とは反対方向へ弾性変形することを許容するための隙間である。空間許容部321が設けられることによって、膨出部25の外側方向への移動距離を大きくすることができるため、膨出部25の外側方向への弾性変形がし易くなる。
例えば図5に示すように、係合面251Aと被係合面361Aとを接近させて雄部材2と雌部材3とを係合状態とした場合における係合面251Aと被係合面361Aとの対向部分の幅を、係合幅W1とする。図5の状態から更に差込方向(X)と逆向きの外力が加わると、開口側壁面361と交差面251とが押しつけられることにより、開口側壁面361及び交差面251に沿って、開口33から露出した脚部22の膨出部25が脚部22の相対向する側と反対方向へ弾性変形する。その結果、図6に示すように、開口側壁面361は、基端部24の側面241の交差面251に近接する側の領域Rに当たり、交差面251の最も内側に位置する内端251Bにより接近する。これにより、係合面251Aと被係合面361Aとの係合幅W2は、差込方向(X)とは逆向きに引っ張る前の係合幅W1と比べて大きくなる。このように、本発明の実施の形態に係るバックル1によれば、差込方向(X)と逆向きの外力が加わった場合においても、雄部材2と雌部材3との係合面積を広く取ることができるため、引張り強度の高いバックル1が得られる。
従来のバックルにおいては、特性上、通常は差込方向(X)と逆向きの外力が加わると、離脱時と同様に脚部22の膨出部25が内側方向へ倒れることにより係合状態が勝手に解除されるか、或いは膨出部25が変形しないことにより破壊が生じる場合が多かった。
本発明の実施の形態に係るバックル1によれば、差込方向(X)とは逆向きの外力が加わった場合には、従来型のバックルとは逆に、膨出部25が外側へ移動することで、外力が加わった後の係合幅W2(図6参照)が外力付加前の係合幅W1よりも大きくなる。これにより、係合面251Aと被係合面361Aとの係合面積が増大するため引張り強度が向上し、外力により膨出部25が内側に移動して意図せずに係合状態が解除されてしまうことを抑制できる。
更に、本発明の実施の形態に係るバックル1によれば、図4に示すように、雄部材2が雌部材3内に収容された状態において、交差面251の外側の約半分程度が、開口側壁面361と当接する係合面251Aとなっている。同様に、開口側壁面361の内側の半分程度が、交差面251と当接する被係合面361Aとなっている。つまり、傾斜面のほぼ全面と開口側壁面361のほぼ全面とが当接する従来型のバックルに比べて、脚部22が最初から半分程度離脱した状態(半リリース状態)となっているため、雄部材2と雌部材3とを離脱させる際には、膨出部25を従来型のバックルの半分程度、内側に移動させるだけで離脱できる。このように、本発明の実施の形態に係るバックル1によれば、従来型のバックルに比べてリリース荷重を軽減できるため、バックル1の係合時に、脚部22の弾性復帰による反発力を軽減することができる。その結果、挿入感の柔らかいバックル1が得られる。
なお、図6に示す外力付加後の係合幅W2が、図5に示す外力付加前の係合幅W1と比べて大きくなりすぎると、リリース荷重が小さくなりすぎて外力により膨出部25が内側に移動して係合状態が解除されやすいという問題がある。一方、係合幅W2と係合幅W1との差が小さすぎると、リリースの際の脚部22を内側へ弾性変形させる際の移動量が大きくなるため、リリース荷重が大きくなる。このため、外力付加後の係合幅W2は、外力付加前の係合幅W1と比べて1.5〜2.5倍、好ましくは2倍大きくなるようにすることが好ましい。バックルの種類にもよるが、図5の状態のバックル1の係合幅W1は、例えば0.9〜1.3mm程度とすることができ、図6の状態のバックル1の係合幅W2は、例えば1.8〜2.6mm程度とすることができる。
更に、本発明に係るバックル1においては、例えば図4に示すように、基端部24が、基部21と接する基端側から膨出部25と連続する末端側に向けてそれぞれ次第に内側方向へ互いに近づくように、基端部24を差込方向(X)に対して傾斜させることが好ましい。これにより、係合面251A及び被係合面361Aの近傍において、膨出部25が外側方向に弾性変形するための空間許容部321の容量をより大きく取ることができるため、雄部材2の係合面251Aと雌部材3の被係合面361Aとの係合後に、雄部材2に差込方向(X)とは逆向きの外力が加わった際に、開口33から露出した膨出部25が、外側方向に弾性変形しやすくなり、雄部材2と雌部材3とが外れにくくなる。
更に、本発明に係るバックルにおいては、図4に示すように、差込方向(X)に平行で且つ基端部24の基部21との接続部分を通る直線を直線(A)とした場合に、係合面251A及び被係合面361Aが、直線(A)上にあることが好ましい。これにより、雄部材2が有する係合面251Aと雌部材3が有する被係合面361Aとの係合がより確実となり、装着後に雄部材2を雌部材3から引き抜く方向に外力が加わった場合でも雄部材2が外れにくくなる。更には、直線(A)が、基端部24の相対向する側とは反対側の側面241において、相対向する側とは最も反対側(最も外側)に位置する基端部24の外側部分241Bを通ることが好ましい。これにより、係合面251Aと被係合面361Aとが、差込方向(X)と平行な同一直線上に配置されるため、より雄部材2が雌部材3から外れにくくなる。
本発明の実施の形態に係るバックル1の雄部材2を雌部材3に係合させる際は、雄部材2の脚部22の膨出部25を幅方向でつまむようにして膨出部25を内側に移動させながら、雌部材3の差込口35から空洞32内へ差し込む。これにより、ガイド部23は、図2に示す案内溝34内を摺動する。膨出部25の外側の側面253のそれぞれは、壁部36の内壁面362と当接しながら雌部材3の取付部39方向へ向けて移動する。そして、脚部22が更に差し込まれると、脚部22が備える係合面251Aが、雌部材3が備える被係合面361Aを乗り越え、脚部22の弾性変形に対する復元力により、脚部22が元の状態、即ち外側方向へ向けて弾性復帰する。この脚部22の弾性復帰により、係合面251Aと被係合面361Aとが対向して係合状態となる。本発明によれば、雄部材2と雌部材3との係合時には、一対の脚部22を内側方向に弾性変形させるのみの操作で完了するため、他の部位を弾性変形させる必要がなく、最小限の操作力で係合できる。
逆に、本発明の実施の形態に係るバックル1の雄部材2を雌部材3から離脱させる際には、図4に示すように、雌部材3の開口33から外側に突出する膨出部25を幅方向でつまむように内側に移動させる。これにより基端部24を内側方向へ弾性変形させ、この弾性変形の復帰力によって、膨出部25の外側の側面253が、壁部36の内壁面362を滑りながら移動し、最終的には、雄部材2が雌部材3から飛び出すように抜け出る。なお、図4を見れば分かるように、本発明の実施の形態に係るバックル1は、雄部材2と雌部材3との係合後の状態は、雌部材3が有する開口側壁面361と雄部材2が有する交差面251とのほぼ半分の面積で当接している。このため、開口側壁面361と交差面251とを完全に当接させる場合に比べて、膨出部25を内側方向へ弾性変形させる際の変形量を小さくできるため、従来のバックルと比べて、離脱時の荷重を小さくすることができる。
上記のように本発明の実施の形態を記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、この発明を限定するものであると理解すべきではない。例えば、図1〜図8に示すバックル1においては、係合面251Aが定義された交差面251が、雄部材2の差込方向(X)に対して傾斜する傾斜面となる例を示している。しかしながら、係合面251Aは、必ずしも傾斜面でなくてもよい。即ち、図9に示すように、交差面251が、差込方向(X)と垂直に交差する面であってもよいことは勿論である。また、図9に示すように、本発明の実施の形態に係るバックル1が、図1〜図8で示した移動規制部26又は変形規制部27を備えていなくても構わない。このように、本発明はここでは明示していない様々な態様を含むことは勿論であり、実施段階においてはその要旨を逸脱しない範囲において変形して具体化され得る。
1…バックル
2…雄部材
3…雌部材
21…基部
22…脚部
23…ガイド部
24…基端部
25…膨出部
26…移動規制部
27…変形規制部
31…本体部
32…空洞
33…開口
34…案内溝
35…差込口
36…壁部
39…取付部
211…紐取付穴
212…連結杆
231…外側面
241…側面
241A…係合面
241B…外側部分
242…内側面
251…交差面
251A…係合面
251B…内端
252…内側面
253…側面
321…空間許容部
361…開口側壁面
361A…被係合面
362…内壁面
381…内壁面

Claims (7)

  1. 雄部材(2)と、前記雄部材(2)を差込係合可能な雌部材(3)とを備えるバックル(1)であって、
    前記雄部材(2)は、紐状部材を取り付け可能な基部(21)と、前記基部(21)の一端から延びる一対の脚部(22)と、前記一対の脚部(22)が相対向する側と反対側の前記脚部(22)の側面からそれぞれ突出し、前記雄部材(2)の差込方向(X)に対して交差する面(251)上にそれぞれ定義された一対の係合面(251A)とを備え、
    前記雌部材(3)は、前記脚部(22)を差込可能な差込口(35)を一端に有し、紐状部材を取り付け可能な取付部(39)を他端に有し、前記差込口(35)と連通し前記脚部(22)を収容する空洞(32)を内部に有する本体部(31)と、前記空洞(32)と連通するように前記本体部(31)の壁部(36)を貫通した一対の開口(33)と、前記開口(33)から前記取付部(39)側へ向けて露出した開口側壁面(361)上に定義され、前記脚部(22)が前記空洞(32)内の所定位置まで差し込まれた際に、前記脚部(22)の弾性変形に対する復元力により前記係合面(251A)と係合可能な被係合面(361A)とを備え、
    前記雄部材(2)は、前記基部(21)から前記差込方向(X)へ延びるガイド部(23)を前記脚部(22)の間に備え、
    前記雌部材(3)は、前記雄部材(2)の前記脚部(22)が前記空洞(32)内に収容された際に前記差込方向(X)と交差する方向(Z)への前記雄部材(2)の移動を抑制可能な凹形状の案内溝(34)を内壁面(381)上に備え、
    前記雄部材(2)の係合面(251A)と前記雌部材(3)の被係合面(361A)との係合後、前記雄部材(2)に前記差込方向(X)とは逆向きの外力が加わった際に、前記開口(33)から露出した前記脚部(22)が、前記一対の脚部(22)が相対向する側とは反対方向へ弾性変形することにより、前記係合面(251A)と前記被係合面(361A)との係合幅(W2)が前記外力の付加前の係合幅(W1)と比べて大きくなり、
    前記雄部材(2)の係合面(251A)と前記雌部材(3)の被係合面(361A)との係合後、前記一対の脚部(22)に設けられた膨出部(25)の内側面(252)と前記ガイド部(23)との間には空洞があり、前記内側面(252)全体がその空洞と接していることを特徴とするバックル。
  2. 前記係合面(251A)は、前記雄部材(2)の差込方向に対して傾斜した傾斜面であることを特徴とする請求項1に記載のバックル。
  3. 前記係合面(251A)と前記被係合面(361A)とが係合した状態において、前記開口(33)から露出した前記脚部(22)の前記反対方向への弾性変形を許容するための空間許容部(321)が、前記脚部(22)の側面(241)と前記開口側壁面(361)に隣接する前記雌部材(3)の内壁面(381、362)との間の前記空洞(32)内に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のバックル。
  4. 前記脚部(22)は、
    前記基部(21)から前記差込方向(X)へ向けて延びる基端部(24)と、
    前記基端部(24)から前記差込方向(X)へ更に延びるとともに前記差込方向(X)と交差する脚部幅方向(Y)へ膨出する前記膨出部(25)とをそれぞれ備え、
    前記基端部(24)は、前記基部(21)と接する基端側から前記膨出部(25)と連続する末端側に向けて互いに次第に近づくように、前記差込方向(X)に対して傾斜していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のバックル。
  5. 前記脚部(22)は、
    前記基部(21)から前記差込方向(X)へ向けて延びる基端部(24)と、
    前記基端部(24)から前記差込方向(X)へ更に延びるとともに前記差込方向(X)と交差する脚部幅方向(Y)へ膨出する前記膨出部(25)とを備え、
    前記係合面(251A)は前記膨出部(25)に設けられており、
    前記係合面(251A)及び前記被係合面(361A)が、前記差込方向(X)に平行で且つ前記基端部(24)と前記基部(21)との接続部分を通る直線(A)上にあることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のバックル。
  6. 前記直線(A)が、前記基端部(24)の相対向する側とは反対側の側面(241)において、前記相対向する側とは最も反対側に位置する前記基端部(24)の外側部分(241B)を通ることを特徴とする請求項5に記載のバックル。
  7. 前記雄部材(2)は、前記脚部(22)の相対向する側の側面(242、252)からそれぞれ突出するように設けられた移動規制部(26)と、前記移動規制部(26)と離間して前記基部(21)に接続され、前記脚部(22)が前記反対方向(Z)に弾性変形する際に前記移動規制部(26)が当接して前記脚部(22)の前記反対方向(Z)への更なる変形を規制する変形規制部(27)とを更に備えることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のバックル。
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