JP2541977B2 - 光学ヘッド - Google Patents
光学ヘッドInfo
- Publication number
- JP2541977B2 JP2541977B2 JP62101998A JP10199887A JP2541977B2 JP 2541977 B2 JP2541977 B2 JP 2541977B2 JP 62101998 A JP62101998 A JP 62101998A JP 10199887 A JP10199887 A JP 10199887A JP 2541977 B2 JP2541977 B2 JP 2541977B2
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- Japan
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- light receiving
- light
- spot
- photodetector
- receiving surfaces
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Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、光ディスク装置に用いられる光学ヘッドに
関し、特に、再生時のトラッキングサーボにおけるトラ
ッキングエラー信号の検出を正確に行えるようにした光
学ヘッドに関する。
関し、特に、再生時のトラッキングサーボにおけるトラ
ッキングエラー信号の検出を正確に行えるようにした光
学ヘッドに関する。
従来、上記のようなトラッキングサーボとしてプッシ
ュプル法と称する一方式があり、このプッシュプル法は
第４図のように２分割された受光面を有する光検出器３
を用い、第５図に示したように光ディスク１から反射さ
れて対物レンズ２によって集光される再生光の反射光を
上記光検出器３の受光面に集光し、この光検出器３の分
割された各受光面に照射される反射光の光量に基づいて
RF信号を得るとともにトラッキングエラー信号を得るよ
うにしたものである。
ュプル法と称する一方式があり、このプッシュプル法は
第４図のように２分割された受光面を有する光検出器３
を用い、第５図に示したように光ディスク１から反射さ
れて対物レンズ２によって集光される再生光の反射光を
上記光検出器３の受光面に集光し、この光検出器３の分
割された各受光面に照射される反射光の光量に基づいて
RF信号を得るとともにトラッキングエラー信号を得るよ
うにしたものである。
すなわち、上記光検出器３の受光面の分割線を光ディ
スク１上のトラック進行方向に一致させて再生光をディ
スクに照射すると、トラッキングエラーが発生したとき
には、ディスク上の再生光の照射位置とトラック上のピ
ットの位置とに半径方向のずれが生じるため、光検出器
３に集光されたスポットの位置は変化しないが、このス
ポット内において各受光面に対応する領域間で光量差が
生じる。このようにプッシュプル法は、２分割された各
受光面からの出力信号を比較することによってトラッキ
ングエラーを検知するようにしたものである。
スク１上のトラック進行方向に一致させて再生光をディ
スクに照射すると、トラッキングエラーが発生したとき
には、ディスク上の再生光の照射位置とトラック上のピ
ットの位置とに半径方向のずれが生じるため、光検出器
３に集光されたスポットの位置は変化しないが、このス
ポット内において各受光面に対応する領域間で光量差が
生じる。このようにプッシュプル法は、２分割された各
受光面からの出力信号を比較することによってトラッキ
ングエラーを検知するようにしたものである。
しかしながら、ディスクの傾きなどによって光検出器
３上に集光されるスポットの位置にずれが生じると、照
度の高いスポットの中央付近が一方の受光面に偏るとと
もい各受光面のスポットの照射面積に差が生じるため、
正しくトラッキングが行われている場合であっても、こ
の受光面からの出力信号が発生し、トラッキングエラー
として誤検出してトラッキングサーボの目標位置ずれが
発生するという問題があった。
３上に集光されるスポットの位置にずれが生じると、照
度の高いスポットの中央付近が一方の受光面に偏るとと
もい各受光面のスポットの照射面積に差が生じるため、
正しくトラッキングが行われている場合であっても、こ
の受光面からの出力信号が発生し、トラッキングエラー
として誤検出してトラッキングサーボの目標位置ずれが
発生するという問題があった。
上記の問題を解消するために第３図に示したように十
字に４分割した受光面を再生光のスポット内に配設する
ようにしてトラッキングエラーを検知するようにした方
式がある。
字に４分割した受光面を再生光のスポット内に配設する
ようにしてトラッキングエラーを検知するようにした方
式がある。
このようにすると、例えば分割線ｌをトラック進行方
向に一致させた場合、各受光面S1′,S2′,S3′,S4′の
各検出量D1′,D2′,D3′,D4′に基づいて、 （D1′＋D2′）−（D3′＋D4′） により、トラッキングエラーとして検出することができ
るとともに、ディスクの傾きなどによって受光面に対す
るスポット位置が変化しても、各受光面のスポット照射
面積は変化しないためトラッキングサーボの目標位置ず
れを抑制することができる。
向に一致させた場合、各受光面S1′,S2′,S3′,S4′の
各検出量D1′,D2′,D3′,D4′に基づいて、 （D1′＋D2′）−（D3′＋D4′） により、トラッキングエラーとして検出することができ
るとともに、ディスクの傾きなどによって受光面に対す
るスポット位置が変化しても、各受光面のスポット照射
面積は変化しないためトラッキングサーボの目標位置ず
れを抑制することができる。
スポットと光検出器の位置あわせを行うときには、光
検出器を、トラックと直角方向の位置を、 （D1′＋D2′）−（D3′＋D4′）＝０ となるようにし、トラック方向の位置を、 （D1′＋D3′）−（D2′＋D4′）＝０ となるように設定する。
検出器を、トラックと直角方向の位置を、 （D1′＋D2′）−（D3′＋D4′）＝０ となるようにし、トラック方向の位置を、 （D1′＋D3′）−（D2′＋D4′）＝０ となるように設定する。
しかしながら、上記のような光検出器によるRF信号
は、 D1′＋D2′＋D3′＋D4′ の出力によって得るため、光検出器の周囲の部分の再生
光を利用することができず低い出力のRF信号しか得られ
ないという問題があった。
は、 D1′＋D2′＋D3′＋D4′ の出力によって得るため、光検出器の周囲の部分の再生
光を利用することができず低い出力のRF信号しか得られ
ないという問題があった。
本発明は上記の問題点を解消するために、光ディスク
の再生光を照射したときの反射光のスポットを光検出器
に集光し、この光検出器の出力に基づいてトラッキング
エラーを検知するようにした光学ヘッドでにおいて、上
記スポットのスポット径内に配設されるとともに光ディ
スク上のトラックの両側に対応するそれぞれの位置に分
割された第1,第２の受光面と、この第1,第２の受光面を
囲撓して上記スポット径を包含するとともに上記第1,第
２の受光面の分割線に直角な分割線で分割された第3,第
４の受光面とを有する光検出器を備え、上記第1,第２の
受光面に照射されたスポットの各光量による出力差に基
づいてトラッキングエラーを検出し、第１乃至第４の受
光面に照射されたスポットの光量による各出力の総和に
基づいて再生信号を得るようにした。
の再生光を照射したときの反射光のスポットを光検出器
に集光し、この光検出器の出力に基づいてトラッキング
エラーを検知するようにした光学ヘッドでにおいて、上
記スポットのスポット径内に配設されるとともに光ディ
スク上のトラックの両側に対応するそれぞれの位置に分
割された第1,第２の受光面と、この第1,第２の受光面を
囲撓して上記スポット径を包含するとともに上記第1,第
２の受光面の分割線に直角な分割線で分割された第3,第
４の受光面とを有する光検出器を備え、上記第1,第２の
受光面に照射されたスポットの各光量による出力差に基
づいてトラッキングエラーを検出し、第１乃至第４の受
光面に照射されたスポットの光量による各出力の総和に
基づいて再生信号を得るようにした。
第１図は本発明の実施例における光検出器の受光面の
分割状態を示す図であり、受光面Ｓは、中心位置の小円
を２等した受光面S1,S2と、この小円の外側の円周部分
を上記小円の分割線と直交する位置で２等分した受光面
S3,S4との４つの受光部からなる。
分割状態を示す図であり、受光面Ｓは、中心位置の小円
を２等した受光面S1,S2と、この小円の外側の円周部分
を上記小円の分割線と直交する位置で２等分した受光面
S3,S4との４つの受光部からなる。
そして、光ディスクからの反射光を集光したスポット
Ｐは上記外側の円周部分にスポットの縁がくるように照
射される。
Ｐは上記外側の円周部分にスポットの縁がくるように照
射される。
第２図は実施例における受光面にスポットが照射され
た状態を示す図であり、同図（ａ）は正常にトラッキン
グが行われている場合、同図（ｂ）はトラッキングエラ
ーが生じている場合、同図（ｃ）は光ディスクの傾きな
どによってスポットの位置がずれている場合をそれぞれ
示してある。なお、第２図（ａ）〜（ｃ）において右側
は再生光の照射位置にピットがある場合、外側はピット
がない場合を示してある。
た状態を示す図であり、同図（ａ）は正常にトラッキン
グが行われている場合、同図（ｂ）はトラッキングエラ
ーが生じている場合、同図（ｃ）は光ディスクの傾きな
どによってスポットの位置がずれている場合をそれぞれ
示してある。なお、第２図（ａ）〜（ｃ）において右側
は再生光の照射位置にピットがある場合、外側はピット
がない場合を示してある。
同図（ａ）に示したように、再生光がトラックの中心
位置に照射されている場合は、受光面上のスポットＰの
照度分布が同心円状に一定になり、受光面S1とS2のそれ
ぞれの出力信号D1およびD2とが等しくなってトラッキン
グエラー信号は出力されない。
位置に照射されている場合は、受光面上のスポットＰの
照度分布が同心円状に一定になり、受光面S1とS2のそれ
ぞれの出力信号D1およびD2とが等しくなってトラッキン
グエラー信号は出力されない。
また、同図（ｂ）に示したようにトラッキングエラー
が生じると、受光面S1とS2に集光されるスポットＰのい
ずれか片方がピットによって回折されるため、受光面S1
とS2とにおけるスポットＰの照度分布に等しい差が生
じ、前記（１）式によってトラッキングエラー信号を得
るとともに、その正負によってトラッキングエラーの方
向が検知される。
が生じると、受光面S1とS2に集光されるスポットＰのい
ずれか片方がピットによって回折されるため、受光面S1
とS2とにおけるスポットＰの照度分布に等しい差が生
じ、前記（１）式によってトラッキングエラー信号を得
るとともに、その正負によってトラッキングエラーの方
向が検知される。
前記説明したように、トラッキングエラーが生じてい
なくてもディスクに傾きが生じていると、同図（ｃ）に
示したように受光面に対するスポットの位置がずれ、ス
ポットＰの中央部の照度の高い部分が受光面S1あるいは
S2のいずれかの方にずれることになる。しかしながら、
この場合にも受後部S1とS2とのそれぞれのスポットが照
射されているので光量に殆ど差が生じず、トラッキング
エラーとは判定されない。
なくてもディスクに傾きが生じていると、同図（ｃ）に
示したように受光面に対するスポットの位置がずれ、ス
ポットＰの中央部の照度の高い部分が受光面S1あるいは
S2のいずれかの方にずれることになる。しかしながら、
この場合にも受後部S1とS2とのそれぞれのスポットが照
射されているので光量に殆ど差が生じず、トラッキング
エラーとは判定されない。
そして、上記第２図（ａ）〜（ｃ）のいずれの場合に
も４つの受光面S1S2,S3,S4のそれぞれの出力信号D1,D2,
D3,D4の総和によってRF信号がえらるため、ディスクか
らの反射光を集光したスポットの全ての出力光を有効に
利用することができ、例えば、前記第３図いついて説明
した従来のものに比べ、高い出力のRF信号を得ることが
できる。
も４つの受光面S1S2,S3,S4のそれぞれの出力信号D1,D2,
D3,D4の総和によってRF信号がえらるため、ディスクか
らの反射光を集光したスポットの全ての出力光を有効に
利用することができ、例えば、前記第３図いついて説明
した従来のものに比べ、高い出力のRF信号を得ることが
できる。
さらに、スポットと光検出器との位置合わせを行うと
きは、各受光面の出力D1,D2,D3,D4によって、 D1−D2＝０ となるようにトラックと直角方向の位置を設定し、 D3−D4＝０ となるようにトラックの方向の位置を設定してスポット
と光検出器との中央位置を合わせることができる。
きは、各受光面の出力D1,D2,D3,D4によって、 D1−D2＝０ となるようにトラックと直角方向の位置を設定し、 D3−D4＝０ となるようにトラックの方向の位置を設定してスポット
と光検出器との中央位置を合わせることができる。
以上説明したように本発明の光学ヘッドにおいては、
スポットのスポット径内に配設されるとともにトラック
の両側に対応するそれぞれの位置に分割された第1,第２
の受光面によってトラッキングエラーを検出し、この第
1,第２の受光面を囲撓して上記スポット径を包含すると
ともにこの第1,第２の受光面の分割線に直角な分割線で
分割した第3,第４の受光面と、上記第1,第２の受光面と
の検出光をRF信号に用いるようにしたので、ディスクの
傾きなどによってトラッキングサーボにおける目標位置
のずれを低減できるとともに、RF信号を得るために光デ
ィスクからの反射光を有効に利用でき、また、第1,第２
の受光面の出力差と、第3,第４の受光面の出力差とに基
づいて光検出器とスポットとの位置合わせを行うことが
できる。
スポットのスポット径内に配設されるとともにトラック
の両側に対応するそれぞれの位置に分割された第1,第２
の受光面によってトラッキングエラーを検出し、この第
1,第２の受光面を囲撓して上記スポット径を包含すると
ともにこの第1,第２の受光面の分割線に直角な分割線で
分割した第3,第４の受光面と、上記第1,第２の受光面と
の検出光をRF信号に用いるようにしたので、ディスクの
傾きなどによってトラッキングサーボにおける目標位置
のずれを低減できるとともに、RF信号を得るために光デ
ィスクからの反射光を有効に利用でき、また、第1,第２
の受光面の出力差と、第3,第４の受光面の出力差とに基
づいて光検出器とスポットとの位置合わせを行うことが
できる。
第１図は本発明の実施例における光検出器の受光面の分
割状態を示す図、 第２図は実施例におけるスポットの照射状態を示す図、 第３図は従来の４分割光検出器における分割状態を示す
図、 第４図は従来の２分割光検出器における分割状態を示す
図、 第５図は従来のプッシュプル法を説明する図である。 S1,S2,S3,S4……受光面、Ｐ……スポット。
割状態を示す図、 第２図は実施例におけるスポットの照射状態を示す図、 第３図は従来の４分割光検出器における分割状態を示す
図、 第４図は従来の２分割光検出器における分割状態を示す
図、 第５図は従来のプッシュプル法を説明する図である。 S1,S2,S3,S4……受光面、Ｐ……スポット。
Claims (1)
- 【請求項１】光ディスクに再生光を照射したときの反射
光のスポットを光検出器に集光し、この光検出器の出力
に基づいてトラッキングエラーを検知するようにした光
学ヘッドにおいて、 上記スポットのスポット径内に配設されるとともに光デ
ィスク上のトラックの両側に対応するそれぞれの位置に
分割された第1,第２の受光面と、この第1,第２の受光面
を囲撓して上記スポット径を包含するとともに上記第1,
第２の受光面の分割線に直角な分割線で分割された第3,
第４の受光面とを有する光検出器を備え、 上記第1,第２の受光面に照射されたスポットの各光量に
よる出力差に基づいてトラッキングエラーを検出し、第
１乃至第４の受光面に照射されたスポットの光量による
各出力の総和に基づいて再生信号を得るようにしたこと
を特徴とする光学ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62101998A JP2541977B2 (ja) | 1987-04-27 | 1987-04-27 | 光学ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62101998A JP2541977B2 (ja) | 1987-04-27 | 1987-04-27 | 光学ヘッド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63269327A JPS63269327A (ja) | 1988-11-07 |
| JP2541977B2 true JP2541977B2 (ja) | 1996-10-09 |
Family
ID=14315489
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62101998A Expired - Fee Related JP2541977B2 (ja) | 1987-04-27 | 1987-04-27 | 光学ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2541977B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0827962B2 (ja) * | 1990-06-27 | 1996-03-21 | パイオニア株式会社 | 光ピックアップ |
-
1987
- 1987-04-27 JP JP62101998A patent/JP2541977B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63269327A (ja) | 1988-11-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |