JPS63269327A - 光学ヘッド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、光ディスク装置に用いられる光学ヘッドに関
し、特に、再生時のトラッキングサーボにおけるトラッ
キングエラー信号の検出を正確に行えるようにした光学
ヘッドに関する。

〔発明の技術的背景およびその問題点〕従来、上記のよ
うなトラッキングサーボとしてプッシュプル法と称する
一方式があり、このプッシュプル法は第４図のよに２分
割された受光面を有する光検出器３を用い、第５図に示
したように光ディスク１から反射されて対物レンズ２に
よって集光される再生光の反射光を上記光検出器３の受
光面に集光し、この光検出器３の分割された各受光面に
照射される反射光の光量に基づいてＲＦ倍信号得るとと
もにトラッキングエラー信号を得るようにしたものであ
る。

すなわち、上記光検出器３の受光面の分割線を光ディス
ク１上のトラック進行方向に一致させて再生光をディス
クに照射すると、トラッキングエラーが発生したときに
は、ディスク上の再生光の照射位置とトラック上のピッ
トの位置とに半径方向のずれが生じるため、光検出器３
に集光されたスポットの位置は変化しないが、このスポ
ット内において各受光面に対応する領域間で光量差が生
じる。このようにプッシュプル法は、２分割された各受
光面からの出力信号を比較することによってトラッキン
グエラーを検知するようにしたものである。

しかしながら、ディスクの傾きなどによって光検出器３
上に集光されるスポットの位置にずれが生じると、照度
の高いスポットの中央付近が一方の受光面に偏るととも
に各受光面上のスポットの照射面積に差が生じるため、
正しくトラッキングが行われている場合であっても、こ
の受光面からの出力信号が発生し、トラッキングエラー
として誤検知してトラッキングサーボの目標位置ずれが
発生するという問題があった。

上記の問題を解消するために第３図に示したように十字
に４分割した受光面を再生光のスポット内に配設するよ
うにしてトラッキングエラーを検知するようにした方式
がある。

このようにすると、例えば分割線ｌをトラック進行方向
に一致させた場合、各受光面Ｓ１’？Ｓ２’　ｐｓｉ’
　、Ｓ４’の各検出量ＤＩ’、Ｄ２’、Ｄ、’、Ｄ４’
に基づいて、 （Ｄｓ’　＋Ｄ２’）　　　（Ｄａ’　＋０４’）によ
り、トラッキングエラーとして検出することができると
ともに、ディスクの傾きなどによって受光面に対するス
ポット位置が変化しても、各受光面のスポット照射面積
は変化しないためトラッキングサーボの目標位置ずれを
抑制することができる。

ス、ポットと光検出器の位置あわせを行うときには、光
検出器を、トラックと直角方向の位置を、（Ｄ＋’＋Ｄ
ｚ’）−（Ｄｉ’＋Ｄ４’）＝０となるようにし、トラ
ック方向の位置を、（Ｄ＋’　＋Ｄｓ’）−（Ｄ！’　
＋Ｄ４’）＝０となるように設定する。

しかしながら、上記のような光検出器によるＲＦ倍信号
、 Ｄｉ　’　＋Ｄ２　’　＋Ｄｓ　’　＋Ｄ４　’の出力
によって得るため、光検出器の周囲の部分の再生光を利
用することができず低い出力のＲＦ倍信号か得られない
という問題があった。

〔発明の概要〕

本発明は上記の問題点を解消するために、光ディスクに
再生光を照射したときの反射光のスポットを光検出器に
集光し、この光検出器の出力に基づいてトラッキングエ
ラーを検知するようにした光学ヘッドでにおいて、上記
スポットのスポット径内に配設されるとともに光ディス
ク上のトラックの両側に対応するそれぞれの位置に分割
された第１．第２の受光面と、この第１．第２の受光面
を囲撓して上記スポット径を包含するとともに上記第１
．第２の受光面の分割線に直角な分割線で分割された第
３．第４の受光面とを有する光検出器を備え、上記第１
．第２の受光面に照射されたスポットの各光量による出
力差に基づいてトラッキングエラーを検出し、第１乃至
第４の受光面に照射されたスポットの光量による各出力
の総和に基づいて再生信号を得るようにした。

〔実施例〕

第１図は本発明の実施例における光検出器の受光面の分
割状態を示す図であり、受光面Ｓは、中心位置の小円を
２等した受光面ｓ１．ｓ２と、この小円の外側の円周部
分を上記小円の分割線と直交する位置で２等分した受光
面ｓ３．ｓ４との４つの受光部からなる。

そして、光ディスクからの反射光を集光したスポットＰ
は上記外側の円周部分にスポットの縁がくるように照射
される。

第２図は実施例における受光面にスポットが照射された
状態を示す図であり、同図（ａ）は正常にトラッキング
が行われている場合、同図（ｂｌはトラッキングエラー
が生じている場合、同図（Ｃ１は光ディスフの傾きなど
によってスポットの位置がずれている場合をそれぞれ示
しである。なお、第２図（ａ）〜ｆｃ）において右側は
再生光の照射位置にビットがある場合、左側はビットが
ない場合を示しである。

同図（ａ）に示したように、再生光がトラックの中心位
置に照射されている場合は、受光面上のスボッ）Ｐの照
度分布が同心円状に一定になり、受光面Ｓ１と８２のそ
れぞれの出力信号Ｄ１およびＤ２とが等しくなってトラ
ッキングエラー信号は出力されない。

また、同図（ｂ）に示したようにトラッキングエラーが
生じると、受光面Ｓ１と８２に集光されるスポットＰの
いずれか片方がビットによって回折されるため、受光面
Ｓ１と８２とにおけるスポットＰの照度分布に著しい差
が生じ、前記（１１式によってトラッキングエラー信号
を得るとともに、その正負によってトラッキングエラー
の方向が検知される。

前記説明したように、トラッキングエラーが生じていな
くてもディスクにｆ頃きが生じていると、同図（Ｃ）に
示したように受光面に対するスポットの位置がずれ、ス
ポットＰの中央部の照度の高い部分が受光面Ｓ１あるい
はＳ２のいずれかの方にずれることになる。しかしなが
ら、この場合にも受光部Ｓｔと８２とのそれぞれにスポ
ットが照射されているので光量に殆ど差が生じず、トラ
ッキングエラーとは判定されない。

そして、上記第２図（ａ）〜（０）のいずれの場合にも
４つの受光面ＳＩ　Ｓ２　＊　Ｓａ　ｐ　３４のそれぞ
れの出力信号Ｄｉ　＊　Ｄ２　　＊　Ｄａ　　＊　Ｄ４
の総和によってＲＦ傷信号えられるため、ディスクから
の反射光を集光したスポットの全ての出力光を有効に利
用することができ、例えば、前記第３図いついて説明し
た従来のものに比べ、高い出力のＲＦ傷信号得ることが
できる。

さらに、スポットと光検出器との位置合わせを行うとき
には、各受光面の出力Ｄｉ、Ｉｈ、Ｄ３、Ｄ４によって
、 Ｄｓ　−Ｄ２−０ となるようにトラフ゛りと直角方向の位置を設定し、Ｄ
３　−Ｄ４　　＝０ となるようにトラックの方向の位置を設定してスポット
と光検出器との中心位置を合わせることが　ｄできる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明の光学ヘッドにおいては、ス
ポットのスポット径内に配設されるとともにトラックの
両側に対応するそれぞれの位置に分割された第１．第２
の受光面によってトラッキングエラーを検出し、この第
１．第２の受光面を囲撓して上記スポット径を包含する
とともにこの第１．第２の受光面の分割線に直角な分割
線で分割した第３．第４の受光面と、上記第１．第２の
受光面との検出光をＲＦ傷信号用いるようにしたので、
ディスクの１頃きなどによってトラッキングサーボにお
ける目標位置のずれを低減できるとともに、ＲＦ傷信号
得るために光ディスクからの反射光を有効に利用でき、
また、第１．第２の受光面の出力差と、第３．第４の受
光面の出力差とに基づいて光検出器とスポットとの位置
合ねせを行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例における光検出器の受光面の分
割状態を示す図、 第２図は実施例におけるスポットの照射状態を示す図、 第３図は従来の４分割光検出器における分割状態を示す
図、 第４図は従来の２分割光検出器における分割状態を示す
図、 第５図は従来のプッシュプル法を説明する図である。 Ｓ　１　ｐ　Ｓ２　ｐ　ｓｓ　ｔ　Ｓ４・・・受光面、
Ｐ・・・スポット。 第１図　　　第３図 第４図　　第５図 （ｂ） 第　２　図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　光ディスクに再生光を照射したときの反射光のスポッ
   トを光検出器に集光し、この光検出器の出力に基づいて
   トラッキングエラーを検知するようにした光学ヘッドに
   おいて、 上記スポットのスポット径内に配設されるとともに光デ
   ィスク上のトラックの両側に対応するそれぞれの位置に
   分割された第１、第２の受光面と、この第１、第２の受
   光面を囲撓して上記スポット径を包含するとともに上記
   第１、第２の受光面の分割線に直角な分割線で分割され
   た第３、第４の受光面とを有する光検出器を備え、 上記第１、第２の受光面に照射されたスポットの各光量
   による出力差に基づいてトラッキングエラーを検出し、
   第１乃至第４の受光面に照射されたスポットの光量によ
   る各出力の総和に基づいて再生信号を得るようにしたこ
   とを特徴とする光学ヘッド。