JPS6273433A - 光ピツクアツプのトラツキング方法 - Google Patents

光ピツクアツプのトラツキング方法

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JPS6273433A
JPS6273433A JP21304285A JP21304285A JPS6273433A JP S6273433 A JPS6273433 A JP S6273433A JP 21304285 A JP21304285 A JP 21304285A JP 21304285 A JP21304285 A JP 21304285A JP S6273433 A JPS6273433 A JP S6273433A
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Kiyonobu Endo
遠藤 清伸
Tetsuo Kuwayama
桑山 哲郎
Mitsuhiro Hasegawa
光洋 長谷川
Hiroaki Hoshi
星 宏明
Masaru Osawa
大 大沢
Masakuni Yamamoto
昌邦 山本
Naosato Taniguchi
尚郷 谷口
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、記録担体の情報トラックから光学的に情報を
読み出す光ピックアップのトラッキング検出方法に関す
る。
〔従来技術〕
近年、デジタル化された音声を記録担体の表面の凹凸で
記録したコンパクトディスクや、TV映像を記録したビ
デオディスクの普及が著しい。
特にコンパクトディスクプレーヤーは据置型から自由に
持ち運べるポータプル型、又は車載用のプレーヤーへの
進出が大いに期待されている。
これらのプレーヤーは、使用側からの要求として薄型、
小型、安価な事が要求されており、従って記録担体から
情報を読み出す光ピックアップに関しても同様の要求が
太きくなっている。
ところで、上記記録担体において、情報を記録したビッ
ト列(情報トラック)はミクロン単位の微少間隔で、高
密度に形成されており、上記光ピックアップは情報を再
生する光ビームが情報トラックに正確に追従するように
制御する、所謂トラッキングを行っている。トラッキン
グには種々の方法が知られているが、最も単純な方法と
しては以下に説明するプッシュプル法と呼ばれるものが
ある。
プッシュプル法は、レンズ臆面でのファーフィールドパ
ターンの強度分布の左右対称性を検出するもので、例え
ば第7図に示す如く、光スボットが記録担体の情報トラ
ック上にある時、そのファーフィールドパターン73は
一様の明るさとなる。これを2分割センサの受光部71
と72で受光し、その信号の差分を取ればエラー信号l
よ零となり、いわゆるオントラック状態である事を示す
、一方、光スポットが情報トラックからはずれるとその
量に応じ、ファーフィールトノぐターンの強度分布の対
称性がくずれエラー信号が生じる。
ところが、第8図(A)に示す如く、エラー信号に応じ
て対物レンズ74を移動させ、光スポットを記録担体7
5の情報トラック上に形成させると、ファーフィールド
パターンの中心と分割センサの分割線がずれ、トラッキ
ングエラー信号はオントラック状態でありながら零とな
らない、即ち、オフセットエラーが生じる。又、記録担
体75が傾いた時も第8図(B)に示す如く、記録担体
75からの反射光束の軸ずれが起き、この時もオフセッ
トエラーが生じる。
オフセットエラーを生じる時の分割センサの受光部71
.72とファーフィールドパターン73との関係を第9
図に示す、このように、プッシュプル法にはオフセット
エラーに弱いといった欠点があった。又、ファーフィー
ルドパターンの強度の対称性が敏感に変化するのは、情
報トラックの深さが使用波長をλとする時λ/8の時で
ある事は広く知られているが、コンパクトディスクにお
いてはその深さはλ/2であり、従来のプッシュプル法
では十分な検出感度が得られなかった。
下方、上記オフセットエラーに強く、検出感度の高いト
ラッキング方法として、従来3ビーム法(特公昭53−
13123)やヘテロダイン法(信学技報80 、No
、 174)が知られている。
しかしながら、これらの方法は、プッシュプル法に比べ
て構成が複雑となり、また、トラッキングと共に光ピッ
クアップに必須なフォーカシング検出に制約を加える場
合も生じた。
〔発明の概要〕
本発明の目的は、上記従来技術の欠点を解決し、簡単な
構成で高密度な検出が可能であり、またオフセットエラ
ーにも強い光ピックアップのトラッキング方法を提供す
ることにある。
本発明の上記目的は、従来のプッシュプル法において、
分割されたファーフィールドパターンの光強度分布の変
化を各々光電検出して、これら検出信号の位相差からト
ラッキングエラー信号を得ることによって達成される。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に説明する。
第1図は、本発明の方法を用いた光ピックアップの概要
を示し、夫々(A)は略断面図、(B)は光分割器2の
平面図である。
第1図において、半導体レーザの如き光源1から発せら
れた光束は、光分割器2の第1の面3で反射され、対物
レンズ4により記録担体5の情報記録面に微小スポット
として集光される。記録担体5からの反射光は、再び対
物レンズ4を通り光分割器2の第1の面3を通過し、第
2の面6の一部に設けられた回折構造体7により回折さ
れてその方向を変え、第1の面と第2の面との間で全反
射しながら光検出器8に入射する。光分割器の第1の面
及び第2の面に設けられる回折構造体7は、必要に応じ
て所望の反射率又は回折効率が得られるよう反射膜を設
けても良い。
上記回折構造体7は、(B)に示す如く8゜9、lOの
3領域に分割されており、夫々回折構造体の格子の向き
が異なっている。その結果、これらの領域で回折された
光は、各々光検出器8の分割された受光部11と1m、
13.14に導かれる。ここで、対物レンズ4と記録担
体5との距離が変動した場合、良く知られているように
記録担体5から光分割器2に入射する光束は、その入射
角度、入射径が変化する。そして、光軸から偏位した領
域8によって回折された光は、上記変動に応じて矢印B
方向に振れる。従って、受光部11及び12の検出信号
を差分することによってフォーカスエラー信号が得られ
る。
一方、回折構造体7の債城9と10との分割線は、記a
m体5上の情報トラックと平行に設けられており、受光
部13及び14は情報トラックの分割されたファーフィ
ールドパターンにおける光強度分布を各々光電検出する
。これらの検出信号は、第2図に示す回路で信号処理さ
れ、トラッキングエラー信号S丁として出力される。第
2図において、13.14は第1図に示した光検出器の
受光部、15.16は電流−電圧変換器、17゜18は
シュミットトリガ回路の如き2値化回路、19.20は
D型フリップフロップ回路、21は差分検出器、22は
ローパスフィルタである。
上記フォーカスエラー信号及びトラッキングエラー信号
は、第1図において不図示のレンズ駆動機構(一般にア
クチュエータと呼ぶ)にフィードバックされ、対物レン
ズ4を光軸方向及び光軸と垂直な方向に移動させること
によって、フォーカシング及びトラッキングが行われる
。第1図の光ピックアップは、薄型の光分割器を用い、
貼り付は等によって光検出器と一体に構成出来ることか
ら、小型軽量化に適し、光学部品数が少ないので光学調
整も容易で、信頼性が高く、低コストに作製出来る。
次に、上記の光ピックアップを用いた本発明のトラッキ
ング方法を具体的に説明する。
第3図乃至第5図は光スポットが情報ビット上を通過す
るときのファーフィールドパターンの変化の様子を示し
、夫々(A)は記録担体上の光スポット23と情報ビッ
ト24との位置関係、CB)はその時のファーフィール
ドパターンを示す、第3図は情報ビット列(情報トラッ
ク)の中心軸に対し、光スポットが右側にずれた場合。
第4図は情報トラックと光スポットの位置が一致した場
合、第5図は光スポットが左側にずれた場合である。こ
こで、情報ビットの深さは入15とし、フィールドパタ
ーンの暗部を斜線部で示した。
第3図乃至第5図かられかるように、情報トラックの中
心軸と光スポットの中心とが一致しない場合、ファーフ
ィールドパターンの対称性は崩れ、(B)のように光検
出器の受光部13.14で光電検出すると、これらの検
出信号には位相差が生じる0本発明は、この位相差から
トラッキングエラー信号を得るものである。
第6図は、情報トラックと光スポットとの位置関係が変
化した場合の、第2図示の処理回路の各部における信号
波形の変化を示す図である。ここで(A)は情報トラッ
クの中心軸と光スポット23との位置関係を示し、光ス
ポット23の照射位置は情報トラックの右側から左側へ
と変化する。また、この光スポットのファーフィールド
パターンは受光部13.14で検出される。
第3図〜第5図を参考にすると、第2図の回路において
、受光部13.14で検出された電気信号は、電流−電
圧変換器15.16によって各々(B)及び(C)に示
す電圧波形と成る。この信号を2値化回路17.18に
通すと、各々(D)、(E)の如き2値化信号が得られ
る。これら信号の例えば立ち下がりの時間差、即ち位相
差を検出すれば、光スポットと情報ビットのズレ量が検
出出来る事になる。但し、第5図からも判るように、受
光部13と14からの信号は周波数が異なる場合(図か
らは2倍の周波数の相異がある場合が生じる事は容易に
判る)があり、位相差検出に誤差が生じない様、第2図
の如きD型フリップフロップ回路19.20を用いて位
相検出を行う0回路19は(E)に示す信号のハイレベ
ルでセットされ、ローレベルでリセットされる。
又、(D)に示す信号の立ち下がりで(E)のレベルを
セット状態の時出力する0回路20においては(D)と
(E)の関係が回路19と逆になる様結線する。
回路19.20の出力を差分検出器z1に通すと、(F
)に示すように、前記検出信号の位相差に応じたパルス
幅でのいわゆるPWM (PhaseWidth Mo
dulation)された信号が検出される。これをロ
ーパスフィルタ22に通すと(G)に示す如きアナログ
量のトラッキングエラー信号S丁が検出出来る。
第7図乃至第9図で説明した従来のプッシュプル法では
、受光部71.72からの出力をそのまま差分している
ため、光軸ずれによる信号レベルの差が直接オフセット
エラーとなるが1本発明の方法では信号レベルではなく
、位相差を検出する為、上記オフセットエラーの問題を
解決出来る。
上記説明においては、パルス波形〔第3図(D)、(E
))の立ち下がりに着目して位相検出を行ったが、立ち
下がりに着目しても同様の信号処理が出来る。
更に、立ち下がり、立ち上がりから得られた第3図CF
)の如き位相検出信号を混合させても全く同様にトラッ
キングエラー信号が得られる。
第10図乃至第13図は夫々本発明を適用し得る光ピッ
クアップの変形例を示し、図中、第1図と同一の部材に
は同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
第10図は、第1図において対物レンズ4側に配された
光検出器8を光源側に配置した例を示す0本例は、光検
出器8が対物レンズ4を動かす為のアクチュエータで発
生する電磁ノイズの影響を受けにくいという利点がある
第11図は、光分割器2の回折構造体7の分割線AA’
を記録担体5の面に対し、θだけ傾けた例で、(A)が
略断面図、(B)が光分割器2の平面図を示す0本例の
構成は、光分割器内の光の導波方向が記録担体5の面に
ほぼ平行となる為、第1図の例に比べ光ピックアップ全
体を薄型に構成出来る利点がある。
ここまでは、所謂有限結像系を用いた例を示したが、こ
の系は、記録担体の面ブレが大きく、対物レンズが長い
ストロークで追従しなくてはならない場合には、結像倍
率が変化して、記録担体上のスポット径が変動するとい
った問題が生じる。
このような問題を解決した例を以下に示す。
第12図は、光分割器2と対物レンズ27との間にコリ
メータレンズ26を配置した例で、対物レンズ27に入
射する光は平行光となっている為、前述の如き問題は生
じない。
第13図は、光源1と光分割器29との間にコリメータ
レンズ28を配置した例で、(A)は略断面図、(B)
は光分割器29の平面図を示す。
光分割器29で反射された光束は、対物レンズ30で記
録担体5に集光される0本例では記録担体5の反射光は
光分割器29に主に平行光束で入射する為、回折構造体
31の格子部は、(B)に゛示すように曲率を持ってい
る事が望ましく、光束は曲率を持つへ格子によって集光
されて、光検出器8に導かれる。
以上の実施例では、回折構造体を有する光分割器を用い
た光ピックアップを示したが、本発明の方法はプリズム
型のビームスプリッタを用いた一般の光ピックアップに
も適用が可能である。また、信号処理回路も第2図の例
に限らず1種々の変形が考えられる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明は従来のプッシュプル法に
おいて、分割されたファーフィールドパターンの光強度
分布の変化を各々光電検出して、これら検出信号の位相
差からトラッキングエラー信号を得るようにしたので、
簡単な構成で高感度な検出が可能となり、またオフセッ
トエラーの問題が解決された。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法を用いた光ピックアップの例を示
す概略図、第2図は第1図示の光ピックアップの信号処
理回路のブロック図、第3図乃至第5図は夫々光スポッ
トが情報ピットを通過する際のファーフィールドパター
ンの変化を示す図。 第6図は第2図示の回路における各部の出力を示す図、
第7図乃至第9図は夫々従来のプッシュプル法による検
出原理を説明する図、第10図乃至第13図は本発明を
適用し得る光ピックアップの他の例を示す概略図である
。 13.14−−−一受光部、15.16−−−−電流−
電圧変換部、! 7.18−−−−2値化回路、19゜
20−−−−D型フリップフロップ回路、21−−m−
差分検出器、22−−−−ローパスフィルタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)記録担体の情報トラックから光学的に情報を読み
    出す光ピックアップのトラッキング方法において、前記
    情報トラックのファーフィールドパターンを情報トラッ
    クと平行な方向に分割し、分割された各々の領域の光強
    度分布の変化を光電検出して、これら検出信号の位相差
    からトラッキングエラー信号を得ることを特徴とする光
    ピックアップのトラッキング方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6014354A (en) * 1996-11-06 2000-01-11 Sharp Kabushiki Kaisha Tracking control device for optical pickup
US7102967B1 (en) 1999-07-08 2006-09-05 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for tracking error detection in optical disk driver
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