JPH0729188A - トラッキングエラー検出方法 - Google Patents
トラッキングエラー検出方法Info
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- JPH0729188A JPH0729188A JP5192790A JP19279093A JPH0729188A JP H0729188 A JPH0729188 A JP H0729188A JP 5192790 A JP5192790 A JP 5192790A JP 19279093 A JP19279093 A JP 19279093A JP H0729188 A JPH0729188 A JP H0729188A
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Abstract
のずれがあったとしても、正確なトラッキングエラーの
検出が行なわれ得るようにした、トラッキングエラー検
出方法を提供することを目的とする。 【構成】 光源から出射して回転駆動される光ディスク
の表面で反射された光ビームをフォトディテクタにより
受光し、このフォトディテクタの分割されたセンサ部に
て各分割センサ部の光量差に基づいて、トラッキングエ
ラーを検出する方法であって、このセンサ部が、四つの
分割センサ部ES,EC,FC,FSを備えていて、外
側の分割センサ部の差分から、内側の分割センサの差分
の定数倍を引いた信号値に基づいて、トラッキングエラ
ー信号を検出する。
Description
光ディスク記録再生の際に、プッシュプル法を利用した
光学ピックアップにおけるトラッキングエラー検出方法
に関するものである。
を記録再生するための光学ピックアップは、例えば図4
に示すように構成されている。図4において、光学ピッ
クアップ1は、半導体レーザー素子等のレーザー光源2
と、このレーザー光源2から出射されるレーザー光を平
行光にするコリメータレンズ3と、このコリメータレン
ズ3からの平行光を光ディスク4の表面に収束させる対
物レンズ5と、このコリメータレンズ3と対物レンズ5
との間に配設されたビームスプリッタ6と、このビーム
スプリッタ6の側方にて光軸に沿って配設されたフォト
ディテクタ7を備えている。
に示すように構成されている。即ち、図5において、フ
ォトディテクタ7は、縦方向に二分割されたトラッキン
グエラー検出用センサ素子E,Fとから構成されてい
る。
ィスク4の表面で反射されたスポット光Lが、センサ素
子E,Fに入射されるようになっている。
によれば、レーザー光源2から射出した光ビームは、コ
リメータレンズ3,ビームスプリッタ6及び対物レンズ
5を介して、光ディスク4の表面に収束される。
光ビームは、再び上記対物レンズ5を介して、レーザー
光源2に向かって進み、ビームスプリッタ6に入射す
る。このビームスプリッタ6内にて、上記反射光ビーム
は、このビームスプリッタ6の反射面によって、図面に
て右方に反射され、フォトディテクタ7に入射されるこ
とになる。
の位置に対物レンズがあるとき、反射光ビームのスポッ
ト光Lが、図5(A)にて、中央に入射するように設計
されている。このスポット光Lの内部において、光ディ
スク4の表面に形成されたトラックの影の部分(斜線図
示)は、光ディスクのラジアル方向の干渉成分を示して
おり、オントラック時に左右の明暗が同じ状態になる。
ックによって回折された光のなかで、ラジアル方向の
(プラスマイナス)一次光と0次光の重なりあう部分を
いう。そして、光学ピックアップ1全体が、デトラック
した場合には、上記影の部分の明暗が左右で異なること
になり、この強度差に基づく出力信号の差を計算するこ
とにより、トラッキングの状態が検出されるようになっ
ている。
は、トラッキングの状態にかかわらず一定で、スポット
光Lの中央に分割ライン7aがあるときは、スポット光
Lの影以外の部分の左右の強度差は0である。
うな構成の光学ピックアップ1においては、特に対物レ
ンズが単独で駆動されるタイプの場合、トラッキング操
作の際に、対物レンズが、図4にて矢印Xで示すラジア
ル方向に移動する。これによって、フォトディテクタ7
に入射する反射光スポットが、図5(B)に示すよう
に、分割ライン7aから右方にずれてしまうことになる
(スポット移動)。
ット光Lの内部の強度分布は変化しないが、図面にて左
側の影の部分の一部が、分割ライン7aを越えて、フォ
トディテクタ7の右側領域に洩れ込んでしまう。
7aによって左右に分割された分割領域に入射する光量
が、オントラック時でも左右の領域で異なることにな
る。このため、このフォトディテクタ7の左右の領域か
らの出力信号を検出したとき、デトラック状態と誤って
判断してしまう。従って、トラッキングエラーの検出が
正確に行なわれ得なくなってしまうという問題があっ
た。
として形成されている、CD等の光ディスクの場合に
は、そのミラー面からの反射光のレベルをトップレベル
として検出することにより、フォトディテクタ7上のス
ポット光Lの移動情報が検出される。このスポット移動
情報と、プッシュル方式の組み合わせにより、正確にト
ラッキングする方法もある。
ピークホールドしておくための回路が必要であり、処理
が複雑になる。従って、コストが高くなってしまうとい
う問題があった。
場合には、ミラー面がないことから、ミラー面からの反
射光を用いてフォトディテクタ7上でのスポット光Lの
移動情報を検出することができない従って、上述のよう
な補正をすることができない。
れたもので、光検出素子に入射するスポット光のずれが
あったとしても、正確なトラッキングエラーの検出が行
なわれるようにした、トラッキングエラー検出方法を提
供することを目的としている。
れば、光源から出射して回転駆動される光ディスクの表
面で反射された光ビームをフォトディテクタにより受光
し、このフォトディテクタの分割されたセンサ部にて、
各分割センサ部の光量差に基づいて、トラッキングエラ
ーの検出を行なう方法であって、上記センサ部が、四つ
に分割された分割センサ部を備えていて、外側の分割セ
ンサ部の出力の差分から、内側の分割センサ部の出力の
差分の定数倍を引いた信号値に基づいて、トラッキング
エラー信号を検出するようにしたトラッキングエラー検
出方法により、達成される。
各分割センサ部の出力信号のうち、外側の分割センサ部
の出力信号においては、デトラック時に、その変動成分
(デトラック情報)が多く含まれている。また内側の分
割センサ部の出力信号においては、フォトディテクタ上
でのスポット移動時に、その変動成分(スポット移動情
報)が多く含まれている。従って、外側の分割センサ部
の差分から、内側の分割センサの差分の定数倍を引くこ
とにより、デトラック情報を失うことなくスポット移動
時の変動成分が除去される。
3を参照しながら、詳細に説明する。尚、以下に述べる
実施例は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に
好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲
は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載
がない限り、これらの態様に限られるものではない。
検出方法を適用した光学ピックアップにおけるフォトデ
ィテクタの第一の実施例を示している。尚、この実施例
が適用される光ピックアップの構成は、図4にて説明し
たものと同様であるから、重複する説明は省略する。図
1において、フォトディテクタ10は、縦方向に四分割
された分割センサ部ES,EC,FC,FSとから構成
されている。
おいては、図示しない光ディスクの表面で反射されたス
ポット光は、その中心に対して入射されるようになって
いる。これにより、各分割センサ部のうち、左側におい
ては、外側分割センサ部ESの出力信号は、図2(A)
に示すように、ラジアル方向に関して、トラック毎に周
期性を有しており、ローパスフィルタを通過させること
により、図面にて鎖線で示すような信号SESとして取
り出される。
は、図2(B)に示すように、ラジアル方向に関して、
トラック毎に周期性を有しており、ローパスフィルタを
通過させることにより、図面にて鎖線で示すような信号
SECとして取り出される。
ンサFSの出力信号は、信号SFSとして取り出され、
内側分割センサ部FCの出力信号は、信号SFCとして
取り出されることになる(図示せず)。
る場合であるが、光ディスクがグルーブを有する場合に
は、図2(A)及び(B)に示されたボトムレベルが、
各出力信号、即ち信号SES,SECとして取り出され
る。
作して、光ディスクの表面に対して、光ビームが収束さ
れる。これにより、この光ディスクの表面にて反射され
た反射光ビームは、フォトディテクタ10に入射される
ことになる。
割センサ部ES,EC,FC,FSは、反射光ビームが
入射することにより、それぞれ信号SES,SEC,S
FC,SFSを出力する。この場合、各信号は、ラジア
ル方向の変位位相をθ,各成分間の位相差をδ,振幅を
A,B,C,D、DC成分をA0,B0,C0,D0と
したとき、それぞれ以下の式、
ES,SEC,SFC,SFSに基づいて、以下の式、
成分(変動成分)は、式6で与えられる。
0,B0=D0であり、従ってDC成分(スポット移動
による変動成分)=0である。また、スポット移動があ
る場合には、定数kは、以下の式
り、上記DC成分(スポット移動による変動成分)が0
となる。
検出方法で使用されるフォトディテクタの他の実施例を
示している。図3(A)においては、フォトディテクタ
20は、フォトディテクタ20の分割ライン21,2
2,23が、図示しない光学ピックアップのラジアル方
向と直交しておらず、角度θだけずれている。
部及び周辺部に位置する分割センサ部は、図1のフォト
ディテクタ10と同様に動作する。また、図3(B)に
おいては、フォトディテクタ30は、左右の分割ライン
が、途中で屈曲して形成されている。このため、図示し
ない光ディスクにより反射されて、入射するスポット光
を効果的に分割し得るように構成されている。
れたセンサ素子の各分割センサ部に関し、外側の分割セ
ンサ部の差分から、内側の分割センサの差分の定数倍を
引くことにより、スポット移動時に発生する変動成分が
除去される。従って、スポット移動によるDC成分が除
去されるので、スポット移動がデトラックとして誤認さ
れるようなことはなく、正確なトラッキングエラーの検
出が行なわれ得ることとなる。
ォトディテクタに入射するスポット光のずれがあって
も、正確なトラッキングエラーの検出が行なわれるよう
にした、トラッキングエラー検出方法を提供することが
できる。
ディテクタの第一の実施例を示す概略平面図である。
センサ部ES及び(B)内側分割センサ部ECの出力信
号を示すグラフである。
ディテクタの他の実施例をそれぞれ示す概略平面図であ
る。
略図である。
クタの概略平面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 光源から出射して回転駆動される光ディ
スクの表面で反射された光ビームをフォトディテクタに
より受光し、このフォトディテクタの分割されたセンサ
部にて、各分割センサ部の光量差に基づいて、トラッキ
ングエラーの検出を行なう方法であって、 上記センサ部が、四つに分割された分割センサ部を備え
ていて、外側の分割センサ部の出力の差分から、内側の
分割センサ部の出力の差分の定数倍を引いた信号値に基
づいて、トラッキングエラー信号を検出するようにした
ことを特徴とする、トラッキングエラー検出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5192790A JPH0729188A (ja) | 1993-07-07 | 1993-07-07 | トラッキングエラー検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5192790A JPH0729188A (ja) | 1993-07-07 | 1993-07-07 | トラッキングエラー検出方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0729188A true JPH0729188A (ja) | 1995-01-31 |
Family
ID=16297046
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5192790A Pending JPH0729188A (ja) | 1993-07-07 | 1993-07-07 | トラッキングエラー検出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0729188A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000030083A1 (fr) * | 1998-11-17 | 2000-05-25 | Sony Corporation | Appareil d'enregistrement et/ou de reproduction de disque optique, et procede d'acces |
JP2012142085A (ja) * | 2010-01-18 | 2012-07-26 | Mitsubishi Electric Corp | 光ヘッド装置及び光ディスク装置 |
-
1993
- 1993-07-07 JP JP5192790A patent/JPH0729188A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000030083A1 (fr) * | 1998-11-17 | 2000-05-25 | Sony Corporation | Appareil d'enregistrement et/ou de reproduction de disque optique, et procede d'acces |
US6778473B1 (en) | 1998-11-17 | 2004-08-17 | Sony Corporation | Optical disk recording and/or reproducing apparatus and access method |
JP2012142085A (ja) * | 2010-01-18 | 2012-07-26 | Mitsubishi Electric Corp | 光ヘッド装置及び光ディスク装置 |
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