JP2541098B2 - 対向装置間通知方式パス試験機能付き伝送装置 - Google Patents

対向装置間通知方式パス試験機能付き伝送装置

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JP2541098B2
JP2541098B2 JP5138062A JP13806293A JP2541098B2 JP 2541098 B2 JP2541098 B2 JP 2541098B2 JP 5138062 A JP5138062 A JP 5138062A JP 13806293 A JP13806293 A JP 13806293A JP 2541098 B2 JP2541098 B2 JP 2541098B2
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path
test
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station side
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久也 水上
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディジタル伝送装置に関
し、特に対向装置通知方式パス試験に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、対向する伝送装置間でパス試験を
行う際、試験該当パスのパス試験の実施の可否判断は、
各伝送装置間で保守者がOW(オーダワイヤ)等を使用
して音声により試験該当パスの状態を確認して行ってい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の試験該
当パスの試験可否判断では、保守者の確認もしくは判断
の誤りにより、試験該当パスが使用中であるにもかかわ
らずパス試験を実施してしまい回線を断にする可能性が
ある。
【0004】本発明の目的は、従来のOW等を使用した
音声による確認もしくは保守者の判断の誤りにより、試
験該当パスが使用中であるにもかかわらずパス試験を実
施してしまい回線を断にすることを未然に防止すること
ができる対向装置間通知方式パス試験機能付き伝送装置
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、対向する装置
間でパス試験を行う伝送装置において、試験制御を行う
自局側伝送装置が指定するパス試験の該当パスおよびパ
ス試験の実施を対向局側伝送装置に通知するオーバヘッ
ド(以降「SPバイト」と呼ぶ)と、自局側伝送装置か
らの通知に対して対向局側伝送装置が試験該当パスの使
用状態を返答するオーバヘッド(以降「RPバイト」と
呼ぶ)とを割り当てた主信号を用い、さらに、パス試験
の試験該当パスおよびパス試験の実施を通知する情報を
自局側伝送装置内の制御部から収集する回路と、自局側
伝送装置内の制御部から収集した情報をSPバイトとし
自局側伝送装置から対向局側伝送装置に送信する主信
号に挿入する回路と、受信している主信号からSPバイ
トを分離する回路と、分離したSPバイトが示すパス試
験の該当パスの使用状態を対向側伝送装置の制御部から
収集する回路と、対向側伝送装置の制御部から収集した
情報をRPバイトとして対向側伝送装置から自局側伝送
装置に送信する主信号に挿入する回路と、受信している
主信号からRPバイトを分離する回路と、分離したRP
バイトが示すパス試験の試験該当パスの使用状態により
パス試験の実施可否判断を行い自局側伝送装置の制御部
通知する回路とを有することを特徴とする。
【0006】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
【0007】図2は、本発明で用いる主信号フレーム構
成を示す。17はフレーム、18はオーバヘッド(フレ
ーム同期用等)、19はオーバヘッド(SPバイト:パ
ス試験通知バイト)、20はオーバヘッド(RPバイ
ト:試験該当パス使用状態通知バイト)、21はペイロ
ードを示す。このように、主信号フレーム17に、試験
制御を行う自局側伝送装置が指定するパス試験の該当パ
スおよびパス試験の実施を通知するオーバヘッド19
(SPバイト)と、自局装置からの通知に対して対向装
置が試験該当パスの使用状態を返答するオーバヘッド2
0(RPバイト)とを割り当てる。
【0008】図1に対向する伝送装置間のブロック図を
示す。図1では、本発明の対向装置間通知機能付き伝送
装置を示し、1は自局側伝送装置、3は対向局側伝送装
置を示している。
【0009】自局側伝送装置1は、制御部11と、イン
タフェース部2とを備え、インタフェース部2は、SP
RPバイト挿入回路7と、SP/RPバイト分離回路
9と、パス試験通知/試験該当パス使用状態収集回路1
3と、パス試験可否判断回路14とを有する。
【0010】一方、対向局側伝送装置3は、制御部12
と、インタフェース部4とを備え、インタフェース部4
は、SP/RPバイト挿入回路10と、SP/RPバイ
分離回路8と、パス試験通知/試験該当パス使用状態
収集回路15と、パス試験可否判断回路16とを有す
る。
【0011】次に、自局装置側からパス試験の制御を行
う場合の対向装置間通知方式パス試験機能付き伝送装置
の動作を説明する。図1において、自局側伝送装置1か
ら試験制御を行い、対向局側伝送装置3との間でパス試
験を実施する場合、自局側伝送装置1にて試験制御を実
行すると、自局装置内パス試験通知/試験該当パス使用
状態収集回路13が、自局装置内制御部11よりパス試
験の試験該当パスおよび試験通知情報を収集してSPバ
イトとして、SR/RPバイト挿入回路7により主信号
5に挿入して対向側伝送装置3に送出する。
【0012】対向局側伝送装置3では、受信した主信号
から、SP/RPバイト分離回路8によりSPバイトを
分離し、分離したSPバイトに示す試験該当バスの使用
状態を対向装置内パス試験通知/試験該当パス使用状態
収集回路16が、対向装置内制御部12より収集してR
Pバイトとして、SP/RPバイト挿入回路10により
主信号6に挿入して自局側伝送装置1に送出する。
【0013】自局側伝送装置1では、受信した主信号か
らSP/RPバイト分離回路9によりRPバイトを分離
し、RPバイトに示す試験該当パスの使用状態を自局装
置内パス試験可否判断回路14で収集して試験該当パス
のパス試験実施可否判断を行い、自局装置内制御部11
に通知する。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、対向す
る伝送装置間でパス試験を行う際、試験制御を行う自局
側伝送装置より試験対象パスの使用状態を対向局側伝送
装置に問い合わせるための情報をオーバヘッドに挿入し
て対向局側装置に送出し、対向局側装置が試験対象パス
の使用状態の情報をオーバヘッドに挿入して自局側装置
に送出し、受信した試験対象パスの使用状態の情報によ
り自局装置内でパス試験の実施可否を判断するので、従
来のOW等を使用した音声による確認もしくは保守者の
判断の誤りにより、試験該当パスが使用中であるにもか
かわらずパス試験を実施してしまい回線を断にすること
を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における対向装置間通知方式パス試験機
能付き伝送装置の一例を示す図である。
【図2】本発明で用いる主信号フレーム構成を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 自局側伝送装置 2 自局側伝送装置インタフェース部 3 対向局側伝送装置 4 対向局側伝送装置インタフェース部 5 主信号(S) 6 主信号(R) 7 SP/RPバイト挿入回路 8 SP/RPバイト分離回路 9 SP/RPバイト分離回路 10 SP/RPバイト挿入回路 11 自局装置内制御部 12 対向装置内制御部 13 自局装置内パス試験通知/試験該当パス使用状態
収集回路 14 自局装置内パス試験可否判断回路 15 対向装置内パス試験通知/試験該当パス使用状態
収集回路 16 対向装置内パス試験可否判断回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対向する装置間でパス試験を行う伝送装置
    において、試験制御を行う自局側伝送装置が指定するパ
    ス試験の該当パスおよびパス試験の実施を対向局側伝送
    装置に通知するオーバヘッド(SPバイト)と、自局側
    伝送装置からの通知に対して対向局側伝送装置が試験該
    当パスの使用状態を返答するオーバヘッド(RPバイ
    ト)とを割り当てた主信号を用い、さらに、パス試験の
    試験該当パスおよびパス試験の実施を通知する情報を自
    局側伝送装置内の制御部から収集する回路と、自局側伝
    送装置内の制御部から収集した情報をSPバイトとして
    自局側伝送装置から対向局側伝送装置に送信する主信号
    に挿入する回路と、受信している主信号からSPバイト
    を分離する回路と、分離したSPバイトが示すパス試験
    の該当パスの使用状態を対向側伝送装置の制御部から収
    集する回路と、対向側伝送装置の制御部から収集した情
    報をRPバイトとして対向側伝送装置から自局側伝送装
    置に送信する主信号に挿入する回路と、受信している主
    信号からRPバイトを分離する回路と、分離したRPバ
    イトが示すパス試験の試験該当パスの使用状態によりパ
    ス試験の実施可否判断を行い自局側伝送装置の制御部に
    通知する回路とを有することを特徴とする対局装置間通
    知方式パス試験機能付き伝送装置。
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