JP2540915Y2 - 塀 体 - Google Patents

塀 体

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JP2540915Y2
JP2540915Y2 JP1991105570U JP10557091U JP2540915Y2 JP 2540915 Y2 JP2540915 Y2 JP 2540915Y2 JP 1991105570 U JP1991105570 U JP 1991105570U JP 10557091 U JP10557091 U JP 10557091U JP 2540915 Y2 JP2540915 Y2 JP 2540915Y2
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JP
Japan
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fence
panel unit
panel
attached
wooden frame
Prior art date
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Application number
JP1991105570U
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English (en)
Other versions
JPH0552144U (ja
Inventor
督司 木村
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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  • Finishing Walls (AREA)
  • Fencing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、塀に関するもので
ある。さらに詳しくは、この考案は、狭い場所での設置
施工作業をも簡便かつ容易とすることのできる、施工性
の良好な塀に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、住宅等においては、隣家の敷
地や道路などから自宅等の敷地を区別し、所有は占有
する領域を確保するとともに、防犯や居住者のプライバ
シーの保護などのために、塀体を敷地境界部に配設して
きている。図3は、住宅の塀体の外観を家屋とともに例
示した斜視図である。
【0003】たとえばこの図3に示したように、隣家の
敷地や道路などとの境界部には、家屋(ア)を取り囲む
ように塀体(イ)を設置している。この塀体(イ)につ
いては、これまでに種々の構造や意匠などを有するのが
知られており、図3に例示したようなタイルはブロッ
ク(ウ)の他、木質あるいは無機質の構造体からなるも
のなどが提供されてきている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、たとえ
ばこの図3に例示したような従来の塀体については、そ
の施工が面倒で、しかも大変手間のかかるものであると
いう欠点がある。特に、設置スペースが狭い場合には、
塀体設置の作業はきわめてやり難いものとなっていた。
【0005】すなわち、図4に例示したように、近隣の
敷地が接近しているなどの場合には、敷地境界部(エ)
に設置する塀体(オ)(カ)の間隔がきわめて狭くなる
ため、このような狭い場所にコンクリートの打設等によ
って塀体を設置するのは一般に困難である。たとえば、
一方の塀体(カ)が既設されている状態で塀体(オ)を
設置する場合、塀体(オ)(カ)の間隔がきわめて狭い
ことから、塀体設置作業はきわめて困難となってい
【0006】この考案は、以上の通りの事情に鑑みてな
されたものであり、従来の塀体の欠点を解消し、狭い場
所での設置施工作業をも簡便かつ容易とすることのでき
る、施工性の良好な、新しい塀体を提供することを目的
としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この考案は、上記の課題
を解決するものとして、木枠を備え、この木枠にパネル
板が固定されて形成されたパネル体に、脚部をその底部
左右両側端に配し、かつ、取外し自在とした剥離紙を表
面に備えた粘着シートがパネル板表面に設けられ、粘着
シート上に任意の表面材を取付可能とした塀パネルユニ
ットが、複数連接されることにより形成されること特徴
とする塀体を提供する。
【0008】
【作 用】この考案の塀は、上記構成を有しているた
め、分割された個々の塀パネルユニットを設置し、これ
を複数連設することにより形成され、また、タイル等の
意の表面材を任意の時期に剥離紙を引き剥がして粘着
シートに取り付けることができる。隣家の塀に接近す
るような場所でも、簡便かつ容易に塀体を設置施工する
ことが可能となる塀体の長さは、連設する塀パネルユ
ニットの数によって容易に調整することができ、設置現
場への対応も簡便かつ容易である。また、塀体の外観意
匠性は、塀パネルユニット表面に取り付けられる表面材
によって良好なる。
【0009】
【実施例】以下、図面に沿って実施例を示し、この考案
の塀についてさらに詳しく説明する。図1は、この考
案の塀の一実施例を示した斜視図である。
【0010】たとえばこの図1の例に示したように、塀
体は、分割された個々の塀パネルユニット(1)が設置
施工され、これが複数連設されることにより形成され
る。 塀パネルユニット(1)は、たとえば図2に示した
ように、木枠(6)を備え、この木枠(6)にパネル板
(7)が固定されたパネル体を有している。パネル板
(7)には、たとえばアルミニウム金属材等の軽量金属
材などが好ましく用いられる。このパネル体には、図1
に例示したように、地中埋設用の脚部(4)が、底部左
右両側端に設けられている。塀パネルユニット(1)が
設置施工されるときには、この脚部(4)が地中に埋設
される
【0011】また、パネル体には、図2の断面図に示し
たように、取外し自在とした剥離紙(9)を表面に備え
た粘着シート(8)が、パネル板(7)の表面に設けら
れている。この粘着シート(8)によって、塀パネルユ
ニット(1)では、タイル等の任意の表面材の取付けが
可能となっている。 すなわち、重量感、素材感等を現出
させる表面化粧用のタイル等の表面材は、剥離紙(9)
を引き剥がし、粘着シート(8)の上に貼り付けること
により、塀パネルユニット(1)に簡便に取り付けられ
る。粘着シート(8)については特にその材質に制限は
なく、たとえば、アスファルト等の粘着性のある材料を
布、 不織布等に含浸させたものをはじめとして、接着剤
層を有するシート材などの適宜なものを任意に選択して
使用することができる。 こうして、図1に例示したよう
に、塀パネルユニット(1)のたとえば道路側の表面部
にタイル(5)取り付けられこのようなタイル
(5)等の表面材の取付作業は、塀パネルユニット
(1)の製造時に、また、塀体の設置施工現場において
も行うことができる。表面材については、図1に例示し
タイル(5)の他、石材、金属材各種のものを任
意に選択して使用することができる。
【0012】この考案の塀体は、以上に示される構成を
有しているため、設置施工に際しては、分割された個々
の塀パネルユニットを設置し、これを複数連設すること
によって形成され、しかも、表面材は任意の時期に取り
付けられるため、塀体の設置施工作業は著しく簡便かつ
容易となる。隣家の塀部と接近するなどの狭い場所にも
適用可能であり、優れた施工性が実現され、塀体の設置
施工作業の省力化に寄与する。また、傾斜地への塀体の
設置施工をも容易とする。塀体の長さは、連設する塀パ
ネルユニットの数によって容易に調整可能であり、設置
現場への対応が簡便かつ容易となってもいる。 塀体の外
観意匠性は、塀パネルユニットの表面に取り付けられる
表面材によって良好となる。
【0013】そして、塀体を形成する塀パネルユニット
には、図1に示したように、縁部(2)及び裾部(3)
を上下に設けることができる。縁部(2)は、図1に示
した塀パネルユニット(10)のように、フェンス(1
1)を設ける場合には省略してもよい。また、フェンス
(11)を設ける場合には、これを取り付ける塀パネル
ユニット(10)の高さ(h)については、フェンス
(11)を設けない一般の塀パネルユニット(1)の高
さ(H)よりも低くし、フェンス(11)の頂部までの
高さを塀パネルユニット(1)の高さ(H)に等しくす
ることができる。このように、塀パネルユニットの寸法
には種々のバリエーションが可能であり、長さについて
も長短各種とすることができる。たとえば図1に示した
ように、長さ(L)の短い塀パネルユニット(1)、長
さ(l)の長い塀パネルユニット( 10)等の種々の長
さを有する塀パネルユニットを予め用意し、塀体の設計
・施工に自由度を持たせることができる。
【0014】もちろんこの考案は、以上の例によって限
定されるものではない。塀パネルユニットの形状及び大
きさ、また、表面材や粘着シートの種類などの細部につ
いては様々な態様が可能であることは言うまでもない。
【0015】
【考案の効果】 以上詳しく説明した通り、この考案によ
って、狭い場所での設置作業をも簡便かつ容易とするこ
とのできる、施工性に優れた塀体が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の塀体の一実施例を示した斜視図であ
る。
【図2】この考案の塀体における塀パネルユニットを例
示した断面図である。
【図3】住宅の塀体の外観を家屋とともに示した斜視図
である。
【図4】塀体の配置位置関係を例示した平面図である。
【符号の説明】
1,10 塀パネルユニット 2 縁部 3 裾部 4 脚部 5 タイル 6 木枠 7 パネル板 8 粘着シート 9 剥離紙 11 フェンス

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 木枠を備え、この木枠にパネル板が固定
    されて形成されたパネル体に、脚部をその底部左右両側
    端に配し、かつ、取外し自在とした剥離紙を表面に備え
    た粘着シートがパネル板表面に設けられ、粘着シート上
    任意の表面材を取付可能とした塀パネルユニットが、
    複数連接されることにより形成されること特徴とする塀
    体。
  2. 【請求項2】 塀パネルユニットの頂部に縁部が設けら
    れた請求項1記載の塀体。
  3. 【請求項3】 塀パネルユニットの頂部にフェンスが設
    けられた請求項1記載の塀体。
JP1991105570U 1991-12-21 1991-12-21 塀 体 Expired - Lifetime JP2540915Y2 (ja)

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JPH0552144U JPH0552144U (ja) 1993-07-09
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS50117628U (ja) * 1974-03-12 1975-09-25
JPS5161724U (ja) * 1974-11-09 1976-05-15
GB2113206B (en) * 1982-01-13 1985-11-20 Texaco Development Corp Process for preparing alkyl esters of carboxylic acids from an acid and syngas using a novel catalyst composition

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JPH0552144U (ja) 1993-07-09

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