JP2540576B2 - 抗レトロウイルスおよびb型肝炎剤 - Google Patents
抗レトロウイルスおよびb型肝炎剤Info
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Description
【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、後天性免疫不全症候群(エイズ)、ヒト免
疫不全ウイルス感染症、B型肝炎ウイルス感染症および
レトロウイルス感染症を治療的および予防的に抑制(コ
ントロール)しそして処置するための既知化合物および
生理学的に許容し得る塩を動物および人間に対するかか
る抑制および処置に用いることに関する。
疫不全ウイルス感染症、B型肝炎ウイルス感染症および
レトロウイルス感染症を治療的および予防的に抑制(コ
ントロール)しそして処置するための既知化合物および
生理学的に許容し得る塩を動物および人間に対するかか
る抑制および処置に用いることに関する。
発明の背景 1970年代の後半に新しい病気が報告され、そしてそれ
は後に後天性免疫不全症候群(エイズ)と称されるよう
になった。今では、以前にヒトT型細胞リンパ球好性ウ
イルス(HTLV−III)またはリンパ腺症関連ウイルス(L
AV)として知られていたHIV(ヒト免疫不全ウイルス)
と称されるレトロウイルスがエイズの病因において本質
的な役割を演じているものと一般的に考えられている。
は後に後天性免疫不全症候群(エイズ)と称されるよう
になった。今では、以前にヒトT型細胞リンパ球好性ウ
イルス(HTLV−III)またはリンパ腺症関連ウイルス(L
AV)として知られていたHIV(ヒト免疫不全ウイルス)
と称されるレトロウイルスがエイズの病因において本質
的な役割を演じているものと一般的に考えられている。
エイズはHIV(HTLV−/III LAVとも称されている)感
染の標的であるリンパ球−T−ヘルパー細胞数の低下に
よる重い免疫不全により特徴付けられる。エイズ患者に
おけるこの重い免疫不全のため、これらの患者は、細
菌、真菌、原虫またはウイルス性の病因の様々な日和見
感染に対する感受性が高くなる。ウイルス日和見感染症
の中での病因体はしばしばヘルペスウイルス群、すなわ
ち単純ヘルペスウイルス(HSV)、水痘・帯状疱疹ウイ
ルス(VZV)、エプスタインバーウイルス(EBV)そして
特にサイトメガロウイルス(CMV)の中に見出される。
人間に作用するその他のレトロウイルスは、HTLV−Iお
よびIIであり、そして動物に作用するレトロウイルスの
例は猫白血病ウイルスおよび馬感染症貧血である。
染の標的であるリンパ球−T−ヘルパー細胞数の低下に
よる重い免疫不全により特徴付けられる。エイズ患者に
おけるこの重い免疫不全のため、これらの患者は、細
菌、真菌、原虫またはウイルス性の病因の様々な日和見
感染に対する感受性が高くなる。ウイルス日和見感染症
の中での病因体はしばしばヘルペスウイルス群、すなわ
ち単純ヘルペスウイルス(HSV)、水痘・帯状疱疹ウイ
ルス(VZV)、エプスタインバーウイルス(EBV)そして
特にサイトメガロウイルス(CMV)の中に見出される。
人間に作用するその他のレトロウイルスは、HTLV−Iお
よびIIであり、そして動物に作用するレトロウイルスの
例は猫白血病ウイルスおよび馬感染症貧血である。
B型肝炎ウイルス感染症は相当数の人に急性肝炎、慢
性肝炎、劇症肝炎のような重い疾病を引起こす。世界に
は慢性B型肝炎感染症患者が2億人いると推定される。
相当数の慢性症例は肝硬変および肝腫瘍に進行する。場
合によっては、約90%死亡率の劇症B型肝炎と同様の急
激かつ重篤な経過をもたどる。現在のところ、B型肝炎
感染症に対する有効な治療は知られていない。
性肝炎、劇症肝炎のような重い疾病を引起こす。世界に
は慢性B型肝炎感染症患者が2億人いると推定される。
相当数の慢性症例は肝硬変および肝腫瘍に進行する。場
合によっては、約90%死亡率の劇症B型肝炎と同様の急
激かつ重篤な経過をもたどる。現在のところ、B型肝炎
感染症に対する有効な治療は知られていない。
従来技術 Journal f.prakt.Chemie.Vol.315,895〜900(1973)
には、3′−デオキシ−3′−フルオロ−チミジンおよ
び2′,3′−ジデオキシ−3′−フルオロ−シチジンと
いう化合物がDNA合成の選択的抑制剤としての細胞静止
およびウイルス静止活性を有する剤として記載されてい
る。
には、3′−デオキシ−3′−フルオロ−チミジンおよ
び2′,3′−ジデオキシ−3′−フルオロ−シチジンと
いう化合物がDNA合成の選択的抑制剤としての細胞静止
およびウイルス静止活性を有する剤として記載されてい
る。
東独特許第DD158903号および同DD209197号にはそれぞ
れ2′,3′−ジデオキシ−3′−フルオロアデノシンお
よび2′,3′−ジデオキシ−3′−フルオログアノシン
がウイルス静止剤として記載されている。
れ2′,3′−ジデオキシ−3′−フルオロアデノシンお
よび2′,3′−ジデオキシ−3′−フルオログアノシン
がウイルス静止剤として記載されている。
発明の開示 本発明により、式 (式中塩基はチミン、シトシン、アデニンまたはグアニ
ンである)で示される化合物またはその生理学的に許容
し得る塩が、該式のヌクレオシドアナログの使用によ
り、HTVを含むレトロウイルスおよびB型肝炎ウイルス
の増殖をそれぞれブロツクする新しい可能性を提供する
ことが見出された。すなわち前記式のヌクレオシドアナ
ログおよびそれらの生理学的に許容し得る塩は、それぞ
れレトロウイルスおよびB型肝炎ウイルス感染症の抑制
または処置における予防および/または治療剤としての
自明でない有益な性質を有している。前記ヌクレオシド
は動物および人間におけるヒト免疫不全ウイルス(HIV;
HTLV−III/LAVウイルス)の活性を抑制できる剤として
特に興味深い。
ンである)で示される化合物またはその生理学的に許容
し得る塩が、該式のヌクレオシドアナログの使用によ
り、HTVを含むレトロウイルスおよびB型肝炎ウイルス
の増殖をそれぞれブロツクする新しい可能性を提供する
ことが見出された。すなわち前記式のヌクレオシドアナ
ログおよびそれらの生理学的に許容し得る塩は、それぞ
れレトロウイルスおよびB型肝炎ウイルス感染症の抑制
または処置における予防および/または治療剤としての
自明でない有益な性質を有している。前記ヌクレオシド
は動物および人間におけるヒト免疫不全ウイルス(HIV;
HTLV−III/LAVウイルス)の活性を抑制できる剤として
特に興味深い。
(HIV、HTLV−III/LAV)を含むすべてのレトロウイルス
はその自然の複製周期において逆転写酵素と呼ばれる酵
素を必要とする。
はその自然の複製周期において逆転写酵素と呼ばれる酵
素を必要とする。
B型肝炎ウイルス(HBV)は一部一本鎖化している独
特の環状二本鎖DNAゲノムをもったDNAウイルスである。
それはウイルス複製に必要な特異的DNAポリメラーゼを
含有している。このDNAポリメラーゼはまた、RNA中間体
を介するHBV DNA複製の際に逆転写酵素としても働く。
特の環状二本鎖DNAゲノムをもったDNAウイルスである。
それはウイルス複製に必要な特異的DNAポリメラーゼを
含有している。このDNAポリメラーゼはまた、RNA中間体
を介するHBV DNA複製の際に逆転写酵素としても働く。
本発明の化合物は、細胞または酵素によって、HIVを
含むレトロウイルスの逆転写酵素およびB型肝炎ウイル
スのDNAポリメラーゼの活性を阻害するトリホスフエー
トに変換される。
含むレトロウイルスの逆転写酵素およびB型肝炎ウイル
スのDNAポリメラーゼの活性を阻害するトリホスフエー
トに変換される。
以下の既知化合物は、レトロウイルスまたはB型肝炎
ウイルス感染症の抑制または処置における予防および治
療剤として本発明の一部を構成する。
ウイルス感染症の抑制または処置における予防および治
療剤として本発明の一部を構成する。
3′−デオキシ−3′−フルオロチミジンは、動物お
よび人間においてHIV(HTLV−III/LAV)を含むレトロウ
イルスおよびB型肝炎ウイルス感染症の抑制または処置
に用いる剤として特に好ましい。
よび人間においてHIV(HTLV−III/LAV)を含むレトロウ
イルスおよびB型肝炎ウイルス感染症の抑制または処置
に用いる剤として特に好ましい。
臨床に実際に用いる場合には、本発明のヌクレオシド
は通常、活性成分を本来の化合物の形、または場合によ
っては、その薬学的に許容し得る塩の形で、固体、半固
体または液体の希釈剤または摂取可能なカプセルであっ
てよい薬学的に許容し得る担体と共に含有する薬学的製
剤の形で、経口的に、注射または注入により投与される
ことになろう。化合物を担体材料なしに用いることもで
きる。薬学的製剤の例としては、錠剤、ドラジエ、カプ
セル、顆粒、懸濁液、エリキシル、シロツプ、溶液など
が挙げられる。通常、活性物質は、注射用製剤について
は0.05〜20%を、また経口投与用製剤については10〜90
%を構成する。
は通常、活性成分を本来の化合物の形、または場合によ
っては、その薬学的に許容し得る塩の形で、固体、半固
体または液体の希釈剤または摂取可能なカプセルであっ
てよい薬学的に許容し得る担体と共に含有する薬学的製
剤の形で、経口的に、注射または注入により投与される
ことになろう。化合物を担体材料なしに用いることもで
きる。薬学的製剤の例としては、錠剤、ドラジエ、カプ
セル、顆粒、懸濁液、エリキシル、シロツプ、溶液など
が挙げられる。通常、活性物質は、注射用製剤について
は0.05〜20%を、また経口投与用製剤については10〜90
%を構成する。
レトロウイルス特にHIVまたはB型肝炎感染症に罹患
した患者の処置には、経口、非経口、直腸、鼻、局所お
よび膣路を含む任意の適当な経路で化合物を投与するの
が好ましいであろう。非経口路には、皮下、筋肉内、静
脈内および舌下投与が含まれる。局所経路には頬および
舌下投与が含まれる。活性成分の投与用量は、広い範囲
にわたって変えてもよく、また感染の軽重、患者の年令
等様々な要因に左右されることになり、そして個別に調
節する必要があろう。本発明の化合物またはその生理学
的に許容し得る塩の日用量の許容範囲としては約10mg〜
10,000mg、静脈内投与については好ましくは100〜500m
g、また経口投与については好ましくは100〜1000mgが挙
げられる。
した患者の処置には、経口、非経口、直腸、鼻、局所お
よび膣路を含む任意の適当な経路で化合物を投与するの
が好ましいであろう。非経口路には、皮下、筋肉内、静
脈内および舌下投与が含まれる。局所経路には頬および
舌下投与が含まれる。活性成分の投与用量は、広い範囲
にわたって変えてもよく、また感染の軽重、患者の年令
等様々な要因に左右されることになり、そして個別に調
節する必要があろう。本発明の化合物またはその生理学
的に許容し得る塩の日用量の許容範囲としては約10mg〜
10,000mg、静脈内投与については好ましくは100〜500m
g、また経口投与については好ましくは100〜1000mgが挙
げられる。
塩類 本発明のヌクレオキシドの生理学的に許容し得る塩
は、無毒性の酸から導かれる適当な酸付加塩である。か
かる酸付加塩には、例えば塩酸、沃化水素酸、硫酸、燐
酸およびスルフアミン酸のような無機酸、p−トルエン
スルホン酸、メタンスルホン酸、p−クロロベンゼンス
ルホン酸、エタンスルホン酸、およびベンゼンスルホン
酸のような有機スルホン酸およびマレイン酸、リンゴ
酸、乳酸、クエン酸、酒石酸、クエン酸、シユウ酸、酢
酸、イセチオン酸、グルコン酸、パントテン酸およびラ
クトビオン酸のような有機カルボン酸などから導かれる
酸付加塩が含まれる。
は、無毒性の酸から導かれる適当な酸付加塩である。か
かる酸付加塩には、例えば塩酸、沃化水素酸、硫酸、燐
酸およびスルフアミン酸のような無機酸、p−トルエン
スルホン酸、メタンスルホン酸、p−クロロベンゼンス
ルホン酸、エタンスルホン酸、およびベンゼンスルホン
酸のような有機スルホン酸およびマレイン酸、リンゴ
酸、乳酸、クエン酸、酒石酸、クエン酸、シユウ酸、酢
酸、イセチオン酸、グルコン酸、パントテン酸およびラ
クトビオン酸のような有機カルボン酸などから導かれる
酸付加塩が含まれる。
実験的試験 試験I 細胞不含検定法による、トリホスフエートとし
ての3′−デオキシ−3′−フルオロチミジンのB型肝
炎ウイルス(HBV)のDNAポリメラーゼに対する作用 B型肝炎ウイルスは細胞培養中では増殖し得ないこと
から、B型肝炎ウイルスDNAポリメラーゼの細胞不含検
定系を用いて3′−デオキシ−3′−フルオロチミジン
の作用を検討した。細胞中の3′−デオキシ−3′−フ
ルオロチミジンは3′−デオキシ−3′−フルオロチミ
ジン−5′−トリホスフエートに変えられる。
ての3′−デオキシ−3′−フルオロチミジンのB型肝
炎ウイルス(HBV)のDNAポリメラーゼに対する作用 B型肝炎ウイルスは細胞培養中では増殖し得ないこと
から、B型肝炎ウイルスDNAポリメラーゼの細胞不含検
定系を用いて3′−デオキシ−3′−フルオロチミジン
の作用を検討した。細胞中の3′−デオキシ−3′−フ
ルオロチミジンは3′−デオキシ−3′−フルオロチミ
ジン−5′−トリホスフエートに変えられる。
HBV関連DNAポリメラーゼ活性は試験管内で測定できる
(Kaplan et al.,J.Virol.,12,995−1005,1973)。この
方法をわずかに改良して、物質によるこのDNAポリメラ
ーゼ活性の阻害の試験に用いた。(Nordenfelt E.,be
rg,B.,Helgstrand E.およびMiller E.Acta path.,Micro
biol.Scand.Sect B,88:169−175,1980)。この検定法を
用いて、プロドラツグである3′−デオキシ−3′−フ
ルオロチミジンの代わりに3′−デオキシ−3′−フル
オロチミジン−5′−トリホスフエートを試験し、B型
肝炎ウイルスDNAポリメラーゼに対するその潜在能力を
評価した。
(Kaplan et al.,J.Virol.,12,995−1005,1973)。この
方法をわずかに改良して、物質によるこのDNAポリメラ
ーゼ活性の阻害の試験に用いた。(Nordenfelt E.,be
rg,B.,Helgstrand E.およびMiller E.Acta path.,Micro
biol.Scand.Sect B,88:169−175,1980)。この検定法を
用いて、プロドラツグである3′−デオキシ−3′−フ
ルオロチミジンの代わりに3′−デオキシ−3′−フル
オロチミジン−5′−トリホスフエートを試験し、B型
肝炎ウイルスDNAポリメラーゼに対するその潜在能力を
評価した。
3′−デオキシ−3′−フルオロチミジン−5′−ト
リホスフエートを反応混合物中の最終濃度が0.01μM、
0.05μM、0.1μM、0.5μMおよび1.0μMとなるよう
に添加した。阻害率は、37℃で3時間インキユベート後
に、水を添加した対照と対比されたcpmに基づいて計算
される。試験結果を第I表に示す。
リホスフエートを反応混合物中の最終濃度が0.01μM、
0.05μM、0.1μM、0.5μMおよび1.0μMとなるよう
に添加した。阻害率は、37℃で3時間インキユベート後
に、水を添加した対照と対比されたcpmに基づいて計算
される。試験結果を第I表に示す。
第I表に示された結果から、3′−デオキシ−3′−
フルオロチミジンの見かけID50−値は0.16μMであるこ
とがわかった。
フルオロチミジンの見かけID50−値は0.16μMであるこ
とがわかった。
試験II 細胞不含検定による、トリホスフエートとして
の3′−デオキシ−3′−フルオロチミジンのHIV(HTL
V−III/LAV)の逆転写酵素に対する作用 細胞不含検定系を用いてHIV(HTLV−III/LAV)の逆転
写酵素に対する3′−デオキシ−3′−フルオロチミジ
ンの阻害を検討した。この検定法は、Vrang et berg,
Antimicrob.Agents Chemother.29,867−872(1986)の
記載どおりに行った。この検定法を用いてプロドラツグ
である3′−デオキシ−3′−フルオロ−チミジンの代
わりに3′−デオキシ−3′−フルオロチミジン−5′
−トリホスフエートのHIV(HTLV−III/LAV)からの逆転
写酵素に対する潜在能力を評価した。試験結果を第II表
に示す。
の3′−デオキシ−3′−フルオロチミジンのHIV(HTL
V−III/LAV)の逆転写酵素に対する作用 細胞不含検定系を用いてHIV(HTLV−III/LAV)の逆転
写酵素に対する3′−デオキシ−3′−フルオロチミジ
ンの阻害を検討した。この検定法は、Vrang et berg,
Antimicrob.Agents Chemother.29,867−872(1986)の
記載どおりに行った。この検定法を用いてプロドラツグ
である3′−デオキシ−3′−フルオロ−チミジンの代
わりに3′−デオキシ−3′−フルオロチミジン−5′
−トリホスフエートのHIV(HTLV−III/LAV)からの逆転
写酵素に対する潜在能力を評価した。試験結果を第II表
に示す。
第II表の結果から、HIV逆転写酵素活性に関する3′
−デオキシ−3′−フルオロチミジンのID50は外挿によ
り0.2μMであることがわかった。
−デオキシ−3′−フルオロチミジンのID50は外挿によ
り0.2μMであることがわかった。
試験III H9細胞における3′−デオキシ−3′−フル
オロチミジンのHIV(HTLV−III/LAV)に対する作用 材料および方法;H9細胞のHIV感染 H9細胞(2×106)を各種濃度の3′−デオキシ−
3′−フルオロチミジンと共に一夜予めインキユベート
した。次にそれらの細胞をペレツト化し、そして2μg/
mlのPolybreneを含む2.5mlのホスフエート緩衝食塩水
(PBS)に分散させた。30分間インキユベートした後、
細胞をペレツト化し、そしてHIVで感染させた。1時間
の吸着時間後、細胞をペレツト化しそして2.5mlのPBSで
1回洗浄した。各培養物に供試濃度の3′−デオキシ−
3′−フルオロチミジンを含む7mlの媒質を添加した。
逆転写酵素活性試験の検体を記載の如く採取した。
オロチミジンのHIV(HTLV−III/LAV)に対する作用 材料および方法;H9細胞のHIV感染 H9細胞(2×106)を各種濃度の3′−デオキシ−
3′−フルオロチミジンと共に一夜予めインキユベート
した。次にそれらの細胞をペレツト化し、そして2μg/
mlのPolybreneを含む2.5mlのホスフエート緩衝食塩水
(PBS)に分散させた。30分間インキユベートした後、
細胞をペレツト化し、そしてHIVで感染させた。1時間
の吸着時間後、細胞をペレツト化しそして2.5mlのPBSで
1回洗浄した。各培養物に供試濃度の3′−デオキシ−
3′−フルオロチミジンを含む7mlの媒質を添加した。
逆転写酵素活性試験の検体を記載の如く採取した。
検定法 各培養物の上清からの1.3ml検体を55〜34ローター内
で1.5時間18000rpmで遠心分離し、そしてそのウイルス
ペレツトを50mM Tris−HCl、pH7.5;35mM KCl;4mMDTT;1m
M EDTA;1.3% Triton X−100を含有する100μの緩衝
液に再懸濁した。50μ検体を逆転写酵素試験にかけ、
75mM Tris−HCl、pH8.0;60mM KCl;6.2mM MgCl2;6mM DT
T;0.5mM EDTA;0.65% Triton X−100;100μg/ml BSA;25
μCi/ml3H−dTTP(比活性80Ci/mmol);2.5μg/ml(dT)
12-18;および2.0μg/ml(rA)nを含有する100μの反
応混合物中で分析した。インキユベーシヨンを37℃で1
時間行いそしてTCA不溶生成物をWhatmanGF/A紙上に沈
澱させ、洗浄し、乾燥させ、そして液体シンチレーシヨ
ン・カウンター中で計数した。試験結果を第III表に示
す。
で1.5時間18000rpmで遠心分離し、そしてそのウイルス
ペレツトを50mM Tris−HCl、pH7.5;35mM KCl;4mMDTT;1m
M EDTA;1.3% Triton X−100を含有する100μの緩衝
液に再懸濁した。50μ検体を逆転写酵素試験にかけ、
75mM Tris−HCl、pH8.0;60mM KCl;6.2mM MgCl2;6mM DT
T;0.5mM EDTA;0.65% Triton X−100;100μg/ml BSA;25
μCi/ml3H−dTTP(比活性80Ci/mmol);2.5μg/ml(dT)
12-18;および2.0μg/ml(rA)nを含有する100μの反
応混合物中で分析した。インキユベーシヨンを37℃で1
時間行いそしてTCA不溶生成物をWhatmanGF/A紙上に沈
澱させ、洗浄し、乾燥させ、そして液体シンチレーシヨ
ン・カウンター中で計数した。試験結果を第III表に示
す。
逆転写酵素分子の量およびHIV感染細胞培養で発現し
たそれらの全活性をHIV分子の存在量に補正した。新HIV
粒子の産生を阻害する有効な抗ウイルス剤の添加も逆転
写酵素分子の量を減少させそして全活性の減少として現
れる。
たそれらの全活性をHIV分子の存在量に補正した。新HIV
粒子の産生を阻害する有効な抗ウイルス剤の添加も逆転
写酵素分子の量を減少させそして全活性の減少として現
れる。
第III表には、数週間のインキユベーシヨン期間にお
けるHIV(HTLV−III/LAV)の逆転写酵素活性に対する異
なる濃度の3′−デオキシ−3′−フルオロチミジンの
作用を示す。0.1μM以上の濃度の3′−デオキシ−
3′−フルオロチミジンの存在は酵素活性を少なくとも
29日間完全に抑える。0.05μMの3′−デオキシ−3′
−フルオロチミジンでは22日目まで有意の酵素活性は検
出されず、また0.01μM濃度では酵素活性は11日目まで
検出されなかった。
けるHIV(HTLV−III/LAV)の逆転写酵素活性に対する異
なる濃度の3′−デオキシ−3′−フルオロチミジンの
作用を示す。0.1μM以上の濃度の3′−デオキシ−
3′−フルオロチミジンの存在は酵素活性を少なくとも
29日間完全に抑える。0.05μMの3′−デオキシ−3′
−フルオロチミジンでは22日目まで有意の酵素活性は検
出されず、また0.01μM濃度では酵素活性は11日目まで
検出されなかった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ステニング,イヨーラン・ベルテイル スウエーデン国エス‐151 50 ゼデル テイエ.ヴオルボヴエイエン 10 (72)発明者 オヨーベルイ,ボー・フレドリーク スウエーデン国エス‐752 52 ウプサ ラ.アスク ヴエイエン 27
Claims (4)
- 【請求項1】動物および人間においてレトロウイルスに
より惹起される、B型肝炎を包含する感染症を治療的に
または予防的に抑制または処置するための式 (式中塩基はチミン、シトシン、アデニンまたはグアニ
ンである)で示される化合物またはその生理学的に許容
し得る塩を含有する抗レトロウイルスおよび(または)
B型肝炎剤。 - 【請求項2】化合物が3′−デオキシ−3′−フルオロ
チミジンである請求項1記載の剤。 - 【請求項3】動物および人間におけるB型肝炎ウイルス
感染症を治療的にまたは予防的に抑制または処置するた
めの式 (式中塩基はチミン、シトシン、アデニンまたはグアニ
ンである)で示される化合物またはその生理学的に許容
し得る塩を含有する請求項1記載の抗B型肝炎剤。 - 【請求項4】化合物が3′−デオキシ−3′−フルオロ
チミジンである請求項3記載の剤。
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