JP2540400B2 - L−タロピラノシド誘導体の製造方法 - Google Patents

L−タロピラノシド誘導体の製造方法

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JP2540400B2 JP3316181A JP31618191A JP2540400B2 JP 2540400 B2 JP2540400 B2 JP 2540400B2 JP 3316181 A JP3316181 A JP 3316181A JP 31618191 A JP31618191 A JP 31618191A JP 2540400 B2 JP2540400 B2 JP 2540400B2
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    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアントラサイクリン系抗
癌剤の合成中間体として有用なL−タロピラノシド誘導
体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】アントラサイクリン系抗癌抗生物質とし
てはダウノマイシン(米国特許第3616242号)及
びアドリアマイシン(米国特許第3590028号)等
が知られており、之等は実験腫瘍に対し広範囲な抗癌ス
ペクトルを有しているので癌化学療法材料として臨床的
に広く利用されている。
【0003】之等化合物の構造は次のとおりである。
【0004】
【化15】
【0005】(式中Rは水素原子又はヒドロキシル基を
示す。) 上記ダウノマイシン(上式でRが水素原子である化合
物)やアドリアマイシン(上式でRがヒドロキシル基で
ある場合の化合物)は、癌化学療法剤として広く使用さ
れているが、白血球減少、脱毛、心筋障害等の深刻な副
作用を有している欠点がある。
【0006】従って、これを解決するために多角的な研
究が進行され、上記構造式中の糖骨格構造を変化させた
誘導体が報告されており、之等の内、糖骨格の2′位を
沃素原子で置換させた化合物(米国特許第456217
7号)と2′位をフッ素原子で置換させた化合物(特開
昭62−145097号、同63−141992号及び
韓国特許出願第89−15375号、同第90−170
84号)が報告されている。
【0007】之等化合物の構造は次のとおりである。
【0008】
【化16】
【0009】(式中Rは水素原子、水酸基、−OCO−
(CH2 mH基(mは0又は1〜6の整数)、−OC
O−(CH2 nCOOH基(nは0又は1〜6の整
数)又は−OCO−Y基(Yは基
【0010】
【化17】
【0011】である。ここでR3 は水素原子、炭素数1
〜10の直鎖又は分枝鎖のアルキル基又は炭素数1〜1
0の直鎖又は分枝鎖のアルコキシカルボニル基であり、
4 及びR5 はそれぞれ水素原子又は炭素数1〜5のア
ルキル基であり、nは0又は1〜10の整数であり、p
は1〜5の整数である)であり、Halはフッ素、塩
素、臭素又は沃素等のハロゲン原子である) 上記化合物等は、抗腫瘍活性の増加と共に毒性の減少さ
れた物質として知られており、特に14位にアミンが導
入された化合物は、水に対する溶解度が高いのみなら
ず、卓越した抗腫瘍効果があるものと報告されている。
【0012】之等化合物の構造的特徴は、糖骨格の2′
位がハロゲン原子で置換されている点にある。該2′位
ハロ置換された糖の特徴としては、グリコシド結合が酸
の加水分解に対し安定であるのみならず、ハロゲン原
子、特にフッ素原子の種々の特徴によって、毒性の減少
と共に抗腫瘍活性が増加されるものと報告されている。
抗腫瘍活性及び毒性に決定的に重要な役割をなす2,6
−ジデオキシ−2−ハロ−α−L−タロース誘導体の合
成方法は、特開昭62−145096号、炭水化物研究
(Carbohydrate Research, 169, 69-81, 1987 )及び抗
生物質雑誌(J.Antibiotics, 39 (5), 731-733, 1986
)に記載されており、これを反応式で示せば次のとお
りである。
【0013】
【化18】
【0014】
【発明が解決しようとする問題点】上記のような反応式
によって、有用な合成中間体である1,3,4−トリ−
0−アセチル−2,6−ジデオキシ−2−フルオロ−α
−L−タロピラノースを得るためには、L−フコースを
出発物質として多段階の合成過程を経由しなければなら
ないのみならず、出発物質であるL−フコース自体非常
に高価であり(us$5468/kg,Aldrich 試薬目
録90−91年)、また供給が限定されているので、そ
の工業的利用が極めて困難である問題がある。
【0015】本発明者等は、以上のような問題を解決す
るために集中的な研究を行なった結果、価格がL−フコ
ースの1/1262でしかない極めて低廉なα−D−グ
ルコース(us$4.33/kg,Aldrich 試薬目録9
0−91年)を出発物質として利用できることを発見
し、ここに本発明を完成したのである。
【0016】
【問題点を解決するための手段】即ち、本発明の目的は
アントラサイクリン系抗癌剤の合成中間体として有用な
L−タロピラノシド誘導体の製造方法を提供することに
ある。
【0017】本発明によれば、次の一般式(17−1)
及び(17−2)で示され且つ立体配置がL−タロピラ
ノシド型であるL−タロピラノシド誘導体が提供され
る。
【0018】
【化19】
【0019】〔式中Aは水素原子、炭素数1〜5の低級
アルキル基又はヒドロキシル保護基であり、Halはフ
ッ素、塩素、沃素又は臭素等のハロゲン原子であり、R
1及びR2一方が水素原子であり、他方がメチル基であ
る。
【0020】
【化20】
【0021】〔式中A、Hal、R 1 及びR 2 は上記定義
のとおりである〕上記一般式(17−1)及び(17−
2)の化合物は、悪性腫瘍に対して優れた抗腫瘍効果を
有するアントラサイクリン系抗癌剤、即ち7−O−
(2′,6′−ジデオキシ−2′−ハロ−α−L−タロ
ピラノシル)ダウノマイシノン又は7−O−(2′,
6′−ジデオキシ−2′−ハロ−α−L−タロピラノシ
ル)アドリアマイシノン又は之等化合物の誘導体の製造
において、合成中間体として利用される。
【0022】本発明方法によればメチル−2,6−ジ
デオキシ−2−フルオロ−α−L−タロピラノシド(1
7−1)は、次の反応式1によって、またメチル−2,
6−ジデオキシ−2−フルオロ−β−L−タロピラノシ
ド(17−2)は、次の反応式2によって、それぞれ製
造することができる。反応式1及び反応式2における2
つの反応は、すべてα−D−グルコースを出発物質とし
て使用するため、製造単価を低下できる長所がある。
【0023】
【化21】
【0024】
【化22】
【0025】(各式中Xは水素原子、フッ素、塩素、沃
素、臭素等のハロゲン原子又は保護又は非保護されたヒ
ドロキシル基であり、Aは上記定義のとおりであり、H
alはフッ素、塩素、臭素、沃素等のハロゲン原子を示
す) 上記各反応式に示す工程につき詳述すれば、まず公知化
合物である一般式(1)のα−D−グルコースを出発物
質として、例えば、文献〔Methods in Carbohydrate Ch
emistry (Academic Press. Roy L. Whistlar) Vol.2, p
405-408 〕に記載された方法で、トリ−0−アセチル−
D−グルカールを製造した後、文献〔Carbohydrate Res
earch 153, p141-145 (1986)〕に記載された方法を参考
にして、溶媒中でトリ−0−アセチル−D−グルカール
をフッ素と反応させて、化合物(3)と(4)を6:4
の割合で得る。
【0026】このときの反応溶媒としては水、アセトニ
トリル等の有機溶媒又は水と有機溶媒との混合溶媒を用
いることができる。
【0027】次いで、反応式1では得られた化合物
(3)と(4)の内の化合物(3)をベンゼン溶媒中で
アセチルクロライド及びメタノールと反応させて、α−
アノマ化合物とβ−アノマ化合物とが2:3の割合で存
在する化合物(5)を得る。
【0028】該化合物(5)をベンズアルデヒドジメチ
ルアセタールと反応させて化合物(7)を得、次いでメ
シルクロライドを利用して3−ヒドロキシル基をメシル
化することにより化合物(12)を得る。該化合物(1
2)をNa−ベンゾエートと反応させて化合物(13−
1)を得る。このときNa−ベンゾエートの代りにNa
−アセテート等のような有機酸又は無機酸の金属塩と反
応させても化合物(13−1)を製造することができ
る。また離脱基試薬としては、上記メシルクロライド以
外に、パラ−トルエンスルホニルクロライド、トリフル
オロメタンスルホニル無水物等を利用することもでき
る。
【0029】次いで、得られた化合物(13−1)を、
N−ハロスクシンイミド、炭酸バリウムと共に四塩化炭
素中で反応させて、式中Xがハロゲン原子である化合物
(14−1)を製造する。該反応は室温ないし溶媒の沸
点温度で行なうことができ、溶媒の沸点温度が好まし
い。
【0030】また上記一般式(13−1)の化合物を、
脱ベンジリデン化して、Xがヒドロキシル基である化合
物を製造した後、ハロゲン化して、Xがハロゲン原子で
ある一般式(14−1)の化合物を製造することができ
る。
【0031】該一般式(14−1)の化合物を、ピリジ
ンのようなアミン溶媒中で、ハロゲン化銀のような金属
ハロゲン化物と反応させて、一般式(15−1)の化合
物を製造する。このとき、ハロゲン化水素の離脱基によ
る二重結合の生成のためには、金属ハロゲン化物以外
に、他の金属塩やNa−メトキシド、DBU(1,8−
ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデセ−7−エン)又
はソーダライム等をも利用できる。金属ハロゲン化物と
しては、特にフッ化銀が好ましい。
【0032】上記一般式(15−1)の化合物に金属接
触還元剤、例えばパラジウム、ラネーニッケル、白金等
を用いて、水素付加反応させて、一般式(16−1)の
化合物を得る。このとき金属接触還元剤としては、パラ
ジウム/炭素が好ましく、常圧や加圧下で室温ないし溶
媒の沸点温度で反応させる。特に、水素常圧下、室温下
での反応が好ましい。次に、得られる化合物の立体異性
(L−型)をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに
付して精製する。その際の展開溶媒としてはメチレンク
ロライドが適当である。
【0033】一方、反応式2によれば、まず反応式1に
おけると同一方法にて化合物(3)と(4)との混合物
を得た後、化合物(4)をベンゼン溶媒中でアセチルク
ロライド及びメタノールと反応させて、α−アノマ化合
物とβ−アノマ化合物とが8:1の割合で存在する化合
物(6)を得る。
【0034】該化合物(6)をベンズアルデヒドジメチ
ルアセタールと反応させて、化合物(8)を得る。アロ
型の化合物(8)は、反応式1におけるグルコ型の化合
物(7)を3位ヒドロキシル基で立体反転させて得るこ
とができる。
【0035】化合物(8)のフッ素原子をエピマー化す
るためには、3位ヒドロキシル基を酸化させて得た化合
物(9)をアルカリ処理して、α−フルオロケトン位で
トートマー化反応をさせて、一層安定な化合物(10)
を定量的に得ることができる。得られた化合物(10)
を水素還元反応させて、化合物(11)を高収率で得る
ことができる。
【0036】上記酸化反応に使用される酸化剤として
は、ピリジニウム、クロロクロメート、ジメチルスルホ
キシド、無水酢酸等を使用できる。また、水素還元剤と
しては金属接触還元剤、金属水素化物還元剤等の各種を
用いることができ、特にソジウムボロハイドライドが好
ましい。
【0037】化合物(11)をピリジン溶媒中でベンゾ
イルクロライドと反応させて、ベンゾイル化された化合
物(13−2)を製造する。
【0038】得られた化合物(13−2)を、反応式1
に示した化合物(13−1)から化合物(16−1)を
得る方法(立体異性体の分離工程を含む)と同一の方法
に従い処理することにより、化合物(16−2)を得る
ことができる。
【0039】一般式(16−1)及び(16−2)の化
合物を、Na−メトキシドを用いて脱ベンゾイル化する
ことにより、それぞれ一般式(17−1)及び(17−
2)の化合物を得ることができ、このようにして得られ
る化合物(17−1)及び(17−2)は、それぞれア
ドリアマイシノンやダウノマイシノンと反応させるため
に、更に酢化分解(Acetolysis)反応及びハロゲン化反
応される。即ち、まずニトロメタン溶媒中で、無水酢
酸、酢酸及び触媒量の硫酸溶液中で酢化分解反応させた
後、四臭化チタン等と反応させてハロゲン化される。次
いで上記ハロゲン化反応で得られた化合物を、アドリア
マイシノンやダウノマイシノンと反応させて目的とする
アントラサイクリン系化合物を製造できる。
【0040】これを反応式で示せば次のとおりである。
【0041】
【化23】
【0042】(式中R及びHalは上記定義と同一であ
る) 即ち、前記で得られた例えば3,4−ジ−0−アセチル
−2,6−ジデオキシ−2−フルオロ−α−L−タロピ
ラノシルブロマイドとダウノマイシノンとを、酸化第2
水銀及び臭化第2水銀、分子節(molecular sieve )3
A等と共に、無水メチレンクロライド溶液中で反応させ
た後、得られる誘導体を脱保護、即ち糖骨格部分の脱ア
セチル化して、Rが水素原子であるダウノマイシン誘導
体を製造できる。
【0043】更に、アドリアマイシン誘導体を製造する
ためには、Rが水素原子である化合物を、臭素水で臭化
した後、ギ酸ナトリウム塩、40%酢酸水溶液を用いて
一連の反応を行なって、Rが水酸基であるアドリアマイ
シン誘導体を製造する。
【0044】また、Rが臭素である化合物を、ピメリン
酸モノナトリウム塩又はソジウム−t−ブチルオキシカ
ルボニルグリシネート等と反応させた後、それぞれ脱保
護反応を経て、目的の最終化合物を製造することもでき
る。
【0045】
【実施例】次に参考製造例、実施例及び参考例を挙げて
本発明を詳細に説明するが、これにより本発明の範囲
が制限されるものではない。
【0046】
【参考製造例1】 3,4,6−トリ−0−アセチル−
2−デオキシ−2−フルオロ−α−D−グルコピラノシ
ルフルオライド(3)及び3,4,6−トリ−0−アセ
チル−2−デオキシ−2−フルオロ−β−D−マンノピ
ラノシルフルオライド(4)の製造 2,4,6−トリ−0−アセチル−グルカル5gをアセ
トニトリルと水の10:1混合溶媒50mlに溶かした
後、室温で5%He−F2 ガスを注入して反応させた。
【0047】反応後、得られた溶液を減圧濃縮し、クロ
ロホルムと酢酸エチルの10:1混合溶媒を用いてカラ
ムクロマトグラフィーに付して、式(3)の化合物2.
57g及び式(4)の化合物1.80gを得た。
【0048】NMR(CDCl3 、ppm、特徴的ピー
ク) 化合物(3) 5.78(d,d,1H,H−1,JH-1-F-1 =52.
6Hz,JH-1-H-2 =2.7Hz)、4.60(d,
d,d,d,1H,H−2,JH-2-F-2 =48.1H
z,JH-2-F-1 =23.7Hz,JH-2-H-3 =9.6H
z,JH-2-H-1 =2.7Hz) 化合物(4) 5.51(d,d,1H,H−1,JH-1-F-1 =49.
2Hz,JH-1-F-2 =12.9Hz)、5.13(d,
d,d,1H,H−3,JH-3-F-2 =21.6Hz)
【0049】
【参考製造例2】 メチル−4,6−0−ベンジリデン
−2−デオキシ−2−フルオロ−D−グルコピラノシド
(7)の製造参考製造 例1で得られた3,4,6−トリ−0−アセチ
ル−2−デオキシ−2−フルオロ−α−D−グルコピラ
ノシルフルオライド(3)2gを、メタノール80ml
とベンゼン30mlに溶かした後、アセチルクロライド
12mlを徐々に滴下し、12時間かけて還流反応させ
た。得られた反応液を減圧乾燥して、メチル−2−デオ
キシ−2−フルオロ−D−グルコピラノシド1.18g
を得た。
【0050】得られたメチル−2−デオキシ−2−フル
オロ−D−グルコピラノシド1.2gを、ジメチルホル
ムアミドに溶かした後、ベンズアルデヒドジメチルアセ
タール1.2gを加え、触媒量のp−トルエンスルホン
酸モノハイドレート120mgを加え、50℃で1時間
反応させた。反応後ジメチルホルムアミドを減圧蒸留し
て得られた残渣を、シリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーに付して(トルエン:酢酸エチル=6:1)、メチル
−4,6−0−ベンジリデン−2−デオキシ−2−フル
オロ−D−グルコピラノシドのα体858mg及びβ体
762mgをそれぞれ得た。
【0051】α体化合物 融点=160〜162℃ β体化合物 融点=180〜189℃
【0052】
【参考製造例3】 メチル−4,6−0−ベンジリデン
−2−デオキシ−2−フルオロ−α−D−マンノピラノ
シド(8)の製造参考製造 例1で得た3,4,6−トリ−0−アセチル−
2−デオキシ−2−フルオロ−β−D−マンノピラノシ
ルフルオライド1.5gを用いて、参考製造例2と同一
方法で反応させて、目的とするメチル−4,6−0−ベ
ンジリデン−2−デオキシ−2−フルオロ−α−D−マ
ンノピラノシド1.14gを得た。
【0053】Rf:0.5(n−ヘキサン:エーテル=
1:2) NMR(CDCl3 、ppm、特徴的ピーク) 7.33−7.50(m,5H,Ph)、5.57
(s,1H,Ph−CH)、4.85(m,1H,H−
1)、4.73(m,1H,H−2,JH-2-F =48H
z)、3.70−4.30(m,5H,H−3,H−
4,H−5,H−6a,H−6b)、3.41(s,3
H,−OCH3 )、2.31(br.s,1H,OH)
【0054】
【参考製造例4】 メチル−4,6−0−ベンジリデン
−2−デオキシ−2−フルオロ−α−D−マンノ−ヘキ
ソピラノシド−3−ウロース(9)の製造参考製造 例3で得られたメチル−4,6−0−ベンジリ
デン−2−デオキシ−2−フルオロ−α−D−マンノピ
ラノシド1.90gを、メチレンクロライド34mlに
溶解し、ピリジニウムクロロクロメート5.78g及び
分子篩(molecular sieve )3A5.78gを加えた
後、室温で一夜反応させた。
【0055】反応後反応混合物をフロリジルで濾過した
後、室温で減圧濃縮して目的化合物1.40gを得た。
【0056】Rf:0.2(トルエン:酢酸エチル=
3:1) NMR(CDCl3 、ppm、特徴的ピーク) 7.33−7.49(m,5H,Ph)、5.61
(s,1H,Ph−CH)、5.10(d,1H,H−
1)、4.67(d,d,1H,H−2,JH-2-F =4
9Hz)、3.44(s,3H,−OCH3
【0057】
【実施例1】 メチル−4,6−0−ベンジリデン−2
−デオキシ−2−フルオロ−α−D−グルコヘキソピラ
ノシド−3−ウロース(10)の製造参考製造 例4で得られた化合物910mgを、テトラヒ
ドロフラン3mlに溶解させた後、トリエチルアミン
1.36mlを加えて5時間還流撹拌した。得られた反
応混合物を室温で冷やした後、一般的方法で処理し、得
られた残渣をカラムクロマトグラフィー(トルエン:酢
酸エチル=4:1)に付して、目的化合物を定量的収率
で得た。
【0058】Rf:0.4(トルエン:酢酸エチル=
3:1) NMR(CDCl3 、ppm、特徴的ピーク) 7.33−7.52(m,5H,Ph),5.54
(s,1H,Ph−CH)、5.29(d,d,1H,
H−1)、5.03(d,d,d,1H,H−2,J
H-2-F =46.9Hz)、4.42(d,d,1H,H
−6a)、4.24(d,d,1H,H−4)、4.1
1(d,d,d,1H,H−5)、3.90(d,d,
1H,H−6b)、3.49(s,3H,−OCH3
【0059】
【実施例2】 メチル−4,6−0−ベンジリデン−2
−デオキシ−2−フルオロ−α−D−アロピラノシド
(11)の製造 実施例で得られたケト化合物252mgを、メタノー
ルと水の3:1混合溶媒20mlに溶かした後、ソジウ
ムボロハイドライド5.41mgを加えて20分間撹拌
した。反応完結後反応液を濃縮し、クロロホルムで抽出
し、水洗し、濃縮して、メチル−4,6−0−ベンジリ
デン−2−デオキシ−2−フルオロ−α−D−アロピラ
ノシド253mgを得た。
【0060】Rf:0.2(トルエン:酢酸エチル=
6:1) NMR(CDCl3 、ppm、特徴的ピーク) 7.34−7.51(m,5H,Ph)、5.55
(s,1H,Ph−CH)、4.97(d,d,1H,
H−1,JH-1-F =約0,JH-1-H-2 =3.8Hz)、
4.52(m,1H,H−3)、4.51(d,d,
d,1H,H−2)、4.40(d,d,1H,H−6
a)、4.15(d,d,d,1H,H−5)、3.7
4(d,d,1H,H−6b)、3.51(s,3H,
−OCH3 )、3.49(m,1H,H−4)、3.0
9(d,1H,OH)
【0061】
【実施例3】 メチル−4,6−0−ベンジリデン−2
−デオキシ−2−フルオロ−3−ベンゾイル−α−D−
アロピラノシド(13−2)の製造 実施例で得られたメチル−4,6−0−ベンジリデン
−2−デオキシ−2−フルオロ−α−D−アロピラノシ
ド253mgを、ピリジン5mlに溶解後、ベンゾイル
クロライド151mgを加えて室温で18時間撹拌し
た。反応完結後、後処理を行なって、メチル−4,6−
0−ベンジリデン−2−デオキシ−2−フルオロ−3−
ベンゾイル−α−D−アロピラノシド333.5mgを
得た。
【0062】Rf:0.5(トルエン:酢酸エチル=
6:1) NMR(CDCl3 、ppm、特徴的ピーク) 7.23−8.15(m,10H,2×Ph)、6.1
4(d,d,d,1H,H−3)、5.24(s,1
H,Ph−CH)、4.97(d,1H,H−1)、
4.73(d,d,d,1H,H−2,JH-2-F =4
3.5Hz,JH-2-H-3 =JH-2-H-1 =3.7Hz)、
4.26−4.41(m,2H,H−5,H−6a)、
3.69−3.80(m,2H,H−4,H−6b)、
3.57(s,3H,−OCH3
【0063】
【参考製造例5】 メチル−4,6−0−ベンジリデン
−2−デオキシ−2−フルオロ−3−0−メタンスルホ
ニル−β−D−グルコピラノシド(12)の製造参考製造 例2で得られたメチル−4,6−0−ベンジリ
デン−2−デオキシ−2−フルオロ−β−D−グルコピ
ラノシド200mgを、ピリジン1mlに溶かした後、
メタンスルホニルクロライド0.2mlを加えて室温で
一夜反応させた。反応混合物に冷水を加えた後、ジクロ
ロメタンで抽出し、5%硫酸水素カリウム水溶液、水及
び飽和食塩水で順次洗浄し、減圧蒸留した。得られた残
渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付して(ト
ルエン:酢酸エチル=6:1)、目的のメチル−4,6
−0−ベンジリデン−2−デオキシ−2−フルオロ−3
−0−メタンスルホニル−β−D−グルコピラノシド2
17mgを得た。
【0064】Rf:0.4(トルエン:酢酸エチル=
6:1) NMR(CDCl3 、ppm、特徴的ピーク) 7.42(m,5H,Ph)、5.53(s,1H,P
h−CH)、4.90(d,d,d,1H,H−3)、
4.37(d,d,d,1H,H−2)、3.59
(s,3H,−OCH3 )、3.01(s,3H,−C
3
【0065】
【実施例4】 メチル−4,6−0−ベンジリデン−2
−デオキシ−2−フルオロ−3−0−ベンゾイル−β−
D−アロピラノシド(13−1)の製造参考製造例5 で得たメチル−4,6−0−ベンジリデン
−2−デオキシ−2−フルオロ−3−0−メタンスルホ
ニル−β−D−グルコピラノシド182mgを、ジメチ
ルホルムアミド10mlに溶かした後、Na−ベンゾエ
ート361mgを加えて12時間加熱し、次いで冷却し
た。反応溶液を減圧濃縮して、ジメチルホルムアミドを
除去した後、残渣をジクロロメタン抽出し、水及び飽和
食塩水で順に洗浄し、減圧濃縮した。得られた残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィーに付して目的のメチ
ル−4,6−0−ベンジリデン−2−デオキシ−2−フ
ルオロ−3−0−ベンゾイル−β−D−アロピラノシド
144mgを得た。
【0066】Rf:0.3(ヘキサン:アセトン=3:
1) NMR(CDCl3 、ppm、特徴的ピーク) 7.24−8.08(m,10H,2×Ph)、6.1
7(d,d,d,1H,H−3)、5.54(s,1
H,Ph−CH)、4.91(d,d,1H,H−1,
H-1-H-2 =7.8Hz,JH-1-F =2.4Hz)、
4.45(d,d,d,1H,H−2,JH-2-H-3
3.4Hz,JH-2-F =45.6Hz)、3.61
(s,3H,−OCH3
【0067】
【実施例5】 メチル−2−デオキシ−2−フルオロ−
3,4−ジ−0−ベンゾイル−6−デオキシ−6−ブロ
モ−β−D−アロピラノシド(14−1)の製造 実施例で得たメチル−4,6−0−ベンジリデン−2
−デオキシ−2−フルオロ−3−0−ベンゾイル−β−
D−アロピラノシド200mgを、四塩化炭素8mlに
溶かした後、N−ブロモスクシンイミド111.2mg
と炭酸バリウム150mgを加え、2時間加熱還流し
た。反応溶液を濾過して得られた濾液を飽和重曹水、
水、飽和食塩水で順次洗浄後、減圧濃縮し、残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:アセトン
=3:1)に付して、目的のメチル−2−デオキシ−2
−フルオロ−3,4−ジ−0−ベンゾイル−6−デオキ
シ−6−ブロモ−β−D−アロピラノシド200mgを
得た。
【0068】Rf:0.3(ヘキサン:アセトン=3:
1) NMR(CDCl3 、ppm、特徴的ピーク) 7.24−8.01(m,10H,2×Ph)、6.1
9(d,d,d,1H,H−3)、5.20(d,d,
d,1H,H−4)、5.02(d,d,1H,H−
1,JH-1-H-2 =7.7Hz,JH-1-F =1.8H
z)、4.60(d,d,d,1H,H−2,J
H-2-H-3 =3.3Hz,JH-2-F =46.2Hz)、
3.67(s,3H,−OCH3
【0069】
【実施例6】 メチル−2−デオキシ−2−フルオロ−
3,4−ジ−0−ベンゾイル−β−D−リボヘキス−5
−エノピラノシド(15−1)の製造 実施例で得たメチル−2−デオキシ−2−フルオロ−
3,4−ジ−0−ベンゾイル−6−デオキシ−6−ブロ
モ−β−D−アロピラノシド180mgを、ピリジン
3.6mlに溶かした後、フッ化銀174mgを加えて
室温で一夜撹拌した。反応溶液を濾過後、濾液を10%
硫酸水素カリウム水溶液、水及び飽和食塩水で順次洗浄
し、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(ヘキサン:アセトン=3:1)に付
して、目的のメチル−2−デオキシ−2−フルオロ−
3,4−ジ−0−ベンゾイル−β−D−リボヘキス−5
−エノピラノシド131mgを得た。
【0070】Rf:0.4(ヘキサン:アセトン=3:
1) NMR(CDCl3 、ppm、特徴的ピーク) 7.24−8.09(m,10H,2×Ph)、6.0
0(d,d,1H,H−4)、5.64(d,d,1
H,H−3,JH-3-F =29Hz)、5.16(d,
d,1H,H−1)、4.97(m,2H,=C
2 )、4.85(d,d,d,d,1H,H−2)、
3.53(s,3H,−OCH3
【0071】
【実施例7】 メチル−2,6−ジデオキシ−2−フル
オロ−3,4−ジ−0−ベンゾイル−α−L−タロピラ
ノシド(16−1)の製造 実施例で得たメチル−2−デオキシ−2−フルオロ−
3,4−ジ−0−ベンゾイル−β−D−リボヘキス−5
−エノピラノシド137mgを、メタノール3.2ml
に溶解後、10%パラジウム/炭素9.8mgを加え、
水素気流下に常圧で5時間反応させた。反応溶液を濾過
後、濾液を減圧濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(溶媒:ジクロロメタン)に付して、目的
のメチル−2,6−ジデオキシ−2−フルオロ−3,4
−ジ−0−ベンゾイル−α−L−タロピラノシド64m
gを得た。一方、上記においては、メチル−2,6−ジ
デオキシ−2−フルオロ−3,4−ジ−0−ベンゾイル
−β−D−アロピラノシド53mgも得られた。
【0072】Rf:L−タロピラノシド誘導体:0.5
(メチレンクロライド) D−アロピラノシド誘導体:0.3(メチレンクロライ
ド) L−タロピラノシド体 H−NMR(CDCl3 、ppm、特徴的ピーク) 7.24−8.15(m,10H,2×Ph)、5.5
6(d,d,1H,H−4)、5.49(d,d,d,
1H,H−3,)、5.04(d,d,1H,H−
1)、4.75(d,d,t,1H,H−2,JH-2-F
=48.7Hz)、4.27(q,d,1H,H−
5)、3.47(s,3H,−OCH3 )、1.27
(d,3H,−CH3 ) C13−NMR(CDCl3 、ppm、特徴的ピーク) 166.4、165.3(2×カルボニル)、133.
2、133.1、130.1、128.8、128.
4、128.3、129.3、128.8(2×P
h)、99.1(d,C−1,JC-1-F =29.6H
z)、85.1(d,C−2,JC-2-F =182.8H
z)、69.6(C−4)、67.7(d,C−3,J
C-3-F =15.4Hz)、65.2(C−5)、55.
4(−OCH3 )、16.3(−CH3 ) D−アロピラノシド体 NMR(CDCl3 、ppm、特徴的ピーク) 7.21−8.02(m,5H,2×Ph)、6.14
(d,d,d,1H,H−3)、4.94(m,2H,
H−1,H−4)、4.54(d,d,d,1H,H−
2,JH-2-F =49.7Hz,JH-1-H-2 =7.8H
z,JH-2-H-3 =3.4Hz)、4.21(q,d,1
H,H−5)、3.62(s,3H,−OCH3 )、
1.30(d,3H,−CH3
【0073】
【実施例8】 メチル−2,6−ジデオキシ−2−フル
オロ−α−L−タロピラノシド(17−1)の製造 実施例で得たメチル−2,6−ジデオキシ−2−フル
オロ−3,4−ジ−0−ベンゾイル−α−L−タロピラ
ノシド137mgを、メタノール3mlに溶解後、28
%ソジウムメトキシド150μlを加えて室温で10時
間撹拌した。反応溶液をIRC−50樹脂で中和後、濾
過し、濾液を減圧濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーに付して、目的のメチル−2,6−ジデ
オキシ−2−フルオロ−α−L−タロピラノシド58.
5mgを得た。
【0074】Rf:0.4(クロロホルム:メタノール
=15:1) NMR(CDCl3 、ppm、特徴的ピーク) 4.86(d,d,1H,H−1)、4.57(d,
d,d,d,1H,H−2,JH-2-F =49.2H
z)、3.38(s,3H,−OCH3 )、1.25
(d,3H,−CH3
【0075】
【実施例9】 メチル−2−デオキシ−2−フルオロ−
3,4−ジ−0−ベンゾイル−6−デオキシ−6−ブロ
モ−α−D−アロピラノシド(14−2)の製造 実施例で得たメチル−4,6−0−ベンジリデン−2
−デオキシ−2−フルオロ−3−ベンゾイル−α−D−
アロピラノシド100.8mgを用いて、実施例10と
同様にして、目的のメチル−2−デオキシ−2−フルオ
ロ−3,4−ジ−0−ベンゾイル−6−デオキシ−6−
ブロモ−α−D−アロピラノシド110.8mgを得
た。
【0076】Rf:0.4(n−ヘキサン:酢酸エチル
=4:1) NMR(CDCl3 、ppm、特徴的ピーク) 7.20−8.01(m,10H,2×Ph)、6.1
6(d,d,d,1H,H−3)、5.19(d,d,
d,d,1H,H−4)、5.08(d,1H,H−
1)、4.79(d,d,d,1H,H−2,JH-2-F
=43.7Hz,JH-2-H-1 =JH-2-H-3 =3.8H
z)、4.52(d,d,d,1H,H−5)、3.6
6(s,3H,−OCH3 )、3.42−3.63
(m,2H,H−6)
【0077】
【実施例10】 メチル−2−デオキシ−2−フルオロ
−3,4−ジ−0−ベンゾイル−α−D−リボヘキス−
5−エノピラノシド(15−2)の製造 実施例で得たメチル−2−デオキシ−2−フルオロ−
3,4−ジ−0−ベンゾイル−6−デオキシ−6−ブロ
モ−α−D−アロピラノシド100mgを用いて、実施
例11と同様にして、目的のメチル−2−デオキシ−2
−フルオロ−3,4−ジ−0−ベンゾイル−α−D−リ
ボヘキス−5−エノピラノシドを定量的収率で得た。
【0078】Rf:0.3(n−ヘキサン:酢酸エチル
=4:1) NMR(CDCl3 、ppm、特徴的ピーク) 7.24−8.04(m,10H,2×Ph)、5.8
0−5.89(m,2H,H−3,H−4)、4.83
−5.07(m,4H,H−1,H−2,=CH2 )、
3.66(s,3H,−OCH3
【0079】
【実施例11】 メチル−2,6−ジデオキシ−2−フ
ルオロ−3,4−ジ−0−ベンゾイル−β−L−タロピ
ラノシド(16−2)の製造 実施例1で得たメチル−2−デオキシ−2−フルオロ
−3,4−ジ−0−ベンゾイル−α−D−リボヘキス−
5−エノピラノシド80mgを用いて、実施例12と同
様にして、目的のメチル−2,6−ジデオキシ−2−フ
ルオロ−3,4−ジ−0−ベンゾイル−β−L−タロピ
ラノシドを定量的収率で得た。
【0080】Rf:0.2(n−ヘキサン:酢酸エチル
=4:1) NMR(CDCl3 、ppm、特徴的ピーク) 7.27−8.16(m,10H,2×Ph)、5.5
4(d,1H,H−4)、5.26(d,d,d,1
H,H−3,JH-3-F =30.1Hz)、4.87
(d,m,1H,H−2,JH-2-F =51.5Hz)、
4.55(d,1H,H−1,JH-1-F =18.5H
z)、3.95(d,q,1H,H−5)、3.66
(s,3H,−OCH3 )、1.35(d,3H,−C
3
【0081】
【実施例12】 メチル−2,6−ジデオキシ−2−フ
ルオロ−β−L−タロピラノシド(17−2)の製造 実施例1で得たメチル−2,6−ジデオキシ−2−フ
ルオロ−3,4−ジ−0−ベンゾイル−β−L−タロピ
ラノシド110mgを用いて、実施例と同様にして、
目的のメチル−2,6−ジデオキシ−フルオロ−β−L
−タロピラノシド47mgを得た。
【0082】Rf:0.3(クロロホルム:メタノール
=15:1) NMR(CDCl3 、ppm、特徴的ピーク) 4.70(d,m,1H,H−2,JH-2-F =51H
z)、4.30(d,1H,H−1,JH-1-F =20H
z)、3.58(s,3H,−OCH3 )、3.46−
3.66(m,3H,H−3,H−4,H−5)、3.
07(d,1H,−OH)、1.87(d,d,1H,
−OH)、1.38(d,3H,−CH3
【0083】
【実施例13】 1,3,4−トリ−0−アセチル−
2,6−ジデオキシ−2−フルオロ−α−L−タロピラ
ノースの製造 実施例1で得たメチル−2,6−ジデオキシ−2−フ
ルオロ−β−L−タロピラノシド50mgを、ニトロメ
タン1.5mlに溶解後、無水酢酸0.26ml及び硫
酸7.3μlを加えて6時間常温で撹拌した。反応溶液
を飽和重曹水にて中和させた後、クロロホルムで抽出し
た。クロロホルム層を水及び飽和食塩水で順次洗浄後、
減圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(トルエン:酢酸エチル=6:1)に付し
て、目的の1,3,4−トリ−0−アセチル−2,6−
ジデオキシ−2−フルオロ−α−L−タロピラノース6
7mgを得た。
【0084】Rf:0.2(トルエン:酢酸エチル=
6:1)
【0085】
【参考例1】 1,3,4−トリ−0−アセチル−2,
6−ジデオキシ−2−フルオロ−α−L−タロピラノー
スの製造 実施例で得たメチル−2,6−ジデオキシ−2−フル
オロ−α−L−タロピラノシド50mgを、ニトロメタ
ン1.5mlに溶解後、無水酢酸0.26ml及び硫酸
7.3μlを加えて6時間常温で撹拌した。反応溶液を
飽和重曹水にて中和させた後、クロロホルムで抽出し
た。クロロホルム層を水及び飽和食塩水で順次洗浄後、
減圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(トルエン:酢酸エチル=6:1)に付し
て、目的の1,3,4−トリ−0−アセチル−2,6−
ジデオキシ−2−フルオロ−α−L−タロピラノース5
0mgを得た。
【0086】Rf:0.2(トルエン:酢酸エチル=
6:1)
【0087】
【参考例2】 3,4−ジ−0−アセチル−2,6−ジ
デオキシ−2−フルオロ−α−L−タロピラノシルブロ
マイドの製造 1,3,4−トリ−0−アセチル−2,6−ジデオキシ
−2−フルオロ−α−L−タロピラノース654mg
を、無水メチレンクロライド:無水酢酸エチル(10:
1)の混合溶媒14mlに溶解後、四臭化チタン1.0
7gを加えて室温で22時間反応させた。反応液に無水
アセトニトリル20ml、酢酸ナトリウム3.34g及
び無水トルエン40mlを順次加えた。沈殿を濾去後、
濾液を減圧濃縮し、残渣に再びトルエン40mlを加え
て不溶物を除去し、濾液を減圧濃縮して、目的化合物6
60mgを得た。
【0088】比旋光度[α]25 D :−154°(C:
1,クロロホルム)
【0089】
【参考例3】 7−0−(3,4−ジ−0−アセチル−
2,6−ジデオキシ−2−フルオロ−α−L−タロピラ
ノシル)ダウノマイシノンの製造 ダウノマイシノン290mg、酸化第2水銀(黄色)9
43mg、臭化第2水銀273mg及び分子篩3A(粉
末状)4.5gを、無水メチレンクロライド36mlに
懸濁させた後、これに参考例2で得た3,4−ジ−0−
アセチル−2,6−ジデオキシ−2−フルオロ−α−L
−タロピラノシルブロマイド330mgを無水メチレン
クロライド9mlに溶解した溶液を加えた。
【0090】反応混合物を室温、暗所で20時間撹拌
し、濾過した。濾液をクロロホルムで希釈し、得られた
溶液を30%沃化カリウム水溶液、飽和重曹水及び水で
順次洗浄し、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(ベンゼン:アセトン=4:1)に付し
て、目的化合物を赤色固体として370mg得た。
【0091】融点:144−146℃ [α]26 D :+211°(C:0.036,クロロホル
ム)
【0092】
【参考例4】 7−0−(2,6−ジデオキシ−2−フ
ルオロ−α−L−タロピラノシル)ダウノマイシノンの
製造 参考例3で得た7−0−(3,4−ジ−0−アセチル−
2,6−ジデオキシ−2−フルオロ−α−L−タロピラ
ノシル)ダウノマイシノン100mgを、0.2N苛性
ソーダ水溶液8mlに溶解させ、0℃で30分間反応さ
せた。反応液に1N−塩酸水溶液を0℃で加えて中和さ
せた後、メチレンクロライドで抽出した。抽出液を飽和
食塩水で洗浄し、濃縮して得られた赤色固体をクロロホ
ルムとヘキサンで再沈殿させて、目的化合物63mgを
得た。
【0093】[α]25 D :+197°(C:0.02,
クロロホルム:メタノール=1:1)
【0094】
【参考例5】 7−0−(2,6−ジデオキシ−2−フ
ルオロ−α−L−タロピラノシル)アドリアマイシノン
の製造 参考例4で得た7−0−(2,6−ジデオキシ−2−フ
ルオロ−α−L−タロピラノシル)ダウノマイシノン1
90mgを、無水メタノール4.5mlと無水ジオキサ
ン7mlとの混合溶媒に懸濁させ、メチルオルトホルメ
ート0.26mlを加えて反応させた。その後、反応液
を0℃に冷却し、この懸濁液に臭素水75mgを無水メ
チレンクロライド0.75mlに溶解した溶液を加え、
1時間反応させ、室温で2時間撹拌した。イソプロピル
エーテル60mlを加えて析出した赤色沈殿を、遠心分
離によって得、これをイソプロピルエーテルで2回洗浄
した。この沈殿をアセトン15mlに懸濁させ、室温で
40分間撹拌した。
【0095】得られた均一な溶媒にイソプロピルエーテ
ル25ml及びヘキサン10mlを加えて析出した沈殿
を、遠心分離して赤色固体を得た。
【0096】この固体をアセトン16ml及び水4ml
の混合溶媒に溶解させ、ソジウムホルメート325mg
を加えて室温で20時間撹拌した。反応液を濃縮して得
た固体残渣を水洗し、乾燥した。得られた残渣を40%
酢酸水溶液15mlに溶解し、80℃で4時間反応させ
た後、減圧濃縮した。残渣に水を加えて遠心分離して固
体を得、これをクロロホルム:メタノール:イソプロピ
ルエーテルで再沈殿させて、目的化合物84mgを得
た。
【0097】[α]25 D :+194°(C:0.01,
クロロホルム:メタノール=1:1)
【0098】
【参考例6】 7−0−(2,6−ジデオキシ−2−フ
ルオロ−3,4−0−イソプロピリデン−α−L−タロ
ピラノシル)アドリアマイシノン−14−0−ピメレー
トの製造 14−ブロモ−7−0−(2,6−ジデオキシ−2−フ
ルオロ−3,4−0−イソプロピリデン−α−L−タロ
ピラノシル)ダウノマイシノン100mgを、アセトン
10mlと水2.5mlの混合溶媒に溶解し、ピメリン
酸モノナトリウム塩490mgを加えて17時間激しく
撹拌した。アセトンを減圧濃縮させた後、クロロホルム
にて抽出し、クロロホルム層を水洗浄後、減圧濃縮し
た。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(ベンゼン:アセトン=5:1)に付して、目的化合
物72mgを得た。
【0099】融点:131−137℃ [α]25 D :+64°(C:0.13,クロロホルム)
【0100】
【参考例7】 7−0−(2,6−ジデオキシ−2−フ
ルオロ−α−L−タロピラノシル)アドリアマイシノン
−14−0−ピメレートの製造 製造例6で得た化合物76mgを80%酢酸水溶液6m
lに溶解し、70℃で40分間撹拌した。反応液を濃縮
して得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
(展開溶媒:クロロホルム:メタノール=10:1)に
付して精製して、目的化合物58mg(80.8%)を
得た。
【0101】融点:108−113℃ [α]25 D :+161°(C:0.056,クロロホル
ム:メタノール=1:1)
【0102】
【参考例8】 7−0−(2,6−ジデオキシ−2−フ
ルオロ−3,4−0−イソプロピリデン−α−L−タロ
ピラノシル)アドリアマイシノン−14−0−t−ブチ
ルオキシカルボニルグリシネートの製造 14−ブロモ−7−0−(2,6−ジデオキシ−2−フ
ルオロ−3,4−0−イソプロピリデン−α−L−タロ
ピラノシル)ダウノマイシノン130mgを、アセトン
26mlと水8mlの混合液に溶解した後、ソジウム−
t−ブチルオキシカルボニルグリシネート1.5gを加
えて室温で20時間撹拌した。反応液を減圧蒸留してア
セトンを除去した後、残渣をクロロホルムで抽出し、水
及び飽和食塩水で順次洗浄し、減圧下に濃縮乾固した。
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ(クロロホル
ム:メタノール=20:1)に付して、目的化合物12
1mgを分離精製した。
【0103】融点:142−143.5℃ [α]20 D :+77°(C:0.026,クロロホル
ム)
【0104】
【参考例9】 7−0−(2,6−ジデオキシ−2−フ
ルオロ−α−L−タロピラノシル)アドリアマイシノン
−14−0−グリシネート塩酸塩の製造 参考例8で得た化合物120mgを室温でクロロホルム
1.5mlに溶かした後、メタノール15mlを加え
た。この溶液に飽和塩酸エーテル溶液12mlを加えて
4時間撹拌した。反応完了後、反応溶液を濃縮し、得ら
れた残渣にエーテルを加えて生成する固体を濾過、乾燥
して、目的化合物84mgを得た。
【0105】融点:179−185℃
【0106】
【発明の効果】本発明化合物(I)は、アントラサイク
リン系抗癌抗生物質の製造中間体として大変有用であ
る。更に該化合物(I)の製造において、出発物質とし
て用いられるα−D−グルコースは公知の出発物質であ
るフルクトースに比べ、その価格が非常に低廉であるた
め、本願発明による製造方法はアントラサイクリン系抗
癌抗生物質の製造単価を下げることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−145096(JP,A) CARBOHYDR.RES.,169 (1987)P.69−81

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(12) 【化1】 (式中Aは水素原子、炭素数1〜5の低級アルキル基又
    はヒドロキシル保護基であり、B2はヒドロキシル脱離
    基であり、Phはフェニル基であり、Halはフッ素、
    塩素、沃素又は臭素等のハロゲン原子である)の化合物
    を置換反応させて一般式(13−1) 【化2】 (式中Bzはベンゾイル基であり、A及びPhは上記定
    義のとおりである)の化合物を得、 該一般式(13−1)の化合物をハロベンゾイル化して
    一般式(14−1) 【化3】 (式中A、Hal及びBzは上記定義のとおりである)
    の化合物を得、 該一般式(14−1)の化合物をアミン溶媒中で金属ハ
    ロゲン化物と反応させて一般式(15−1) 【化4】 (式中A、Hal及びBzは上記定義のとおりである)
    の化合物を得、 該一般式(15−1)の化合物を触媒下に水素付加反応
    させて一般式(16−1) 【化5】 (式中R1及びR2は一方が水素原子であり、他方がメチ
    ル基であり、A、Hal及びBzは上記定義のとおりで
    ある)の化合物を得、次いで立体異性体を分離し、 分離された立体異性体 を脱ベンゾイル化することを特徴
    とする一般式(17−1) 【化6】 (式中A、Hal、R1及びR2は上記定義のとおりであ
    る)で表され、立体配置がL−タロピラノシド型である
    化合物の製造方法。
  2. 【請求項2】 一般式(9) 【化7】 (式中Aは水素原子、炭素数1〜5の低級アルキル基又
    はヒドロキシル保護基であり、Phはフェニル基であ
    り、Halはフッ素、塩素、沃素又は臭素等のハロゲン
    原子である)の化合物を塩基と反応させて一般式(1
    0) 【化8】 (式中A、Ph及びHalは上記定義と同一である)の
    化合物を得、 該一般式(10)の化合物を還元反応させて一般式(1
    1) 【化9】 (式中A、Ph及びHalは上記定義と同一である)の
    化合物を得、 該一般式(11)の化合物をベンゾイル化して一般式
    (13−2) 【化10】 (式中Bzはベンゾイル基であり、A及びPhは上記定
    義のとおりである)の化合物を得、 該一般式(13−2)の化合物をハロベンゾイル化させ
    て一般式(14−2) 【化11】 (式中A、Hal及びBzは上記定義のとおりである)
    の化合物を得、 該一般式(14−2)の化合物をアミン溶媒中で金属ハ
    ロゲン化物と反応させて一般式(15−2) 【化12】 (式中A、Hal及びBzは上記定義のとおりである)
    の化合物を得、 該一般式(15−2)の化合物を触媒下に水素付加反応
    させて一般式(16−2) 【化13】 (式中R1及びR2は一方が水素原子であり、他方がメチ
    ル基であり、A、Hal及びBzは上記定義のとおりで
    ある)の化合物を得、次いで立体異性体を分離し、 分離された立体異性体 を脱ベンゾイル化することを特徴
    とする一般式(17−2) 【化14】 (式中A、Hal、R1及びR2は上記定義のとおりであ
    る)で表され、立体配置がL−タロピラノシド型である
    化合物の製造方法。
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