JPH02292295A - エトポシドの製造方法 - Google Patents

エトポシドの製造方法

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JPH02292295A
JPH02292295A JP2103208A JP10320890A JPH02292295A JP H02292295 A JPH02292295 A JP H02292295A JP 2103208 A JP2103208 A JP 2103208A JP 10320890 A JP10320890 A JP 10320890A JP H02292295 A JPH02292295 A JP H02292295A
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benzyl
alkyl
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acyl
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JP2103208A
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Cenek Dr Kolar
ツエネツク・コーラル
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Siemens Healthcare Diagnostics GmbH Germany
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H15/00Compounds containing hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals directly attached to hetero atoms of saccharide radicals
    • C07H15/20Carbocyclic rings
    • C07H15/24Condensed ring systems having three or more rings
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H17/00Compounds containing heterocyclic radicals directly attached to hetero atoms of saccharide radicals
    • C07H17/04Heterocyclic radicals containing only oxygen as ring hetero atoms
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    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P35/00Antineoplastic agents
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、エトポキシド類と呼ばれる4−0−(4,6
−0−アルキリデンーβ一D−グルコビラノシル)−4
’−0−デメチル−4一二ビーボドフイ口トキシン、と
くにエトポシド(VP−16)の製造方法に関する。こ
の化合物はその細胞増殖抑制活性により、癌の処置に適
している。本発明のとくに、4−0−β一D−グルコピ
ラノシルーエビーポドフイ口トキシン合成にグリコVル
供与体として用いられる4.6−0−アルキリデンー2
,3−ジー○−アシルーβ−D−グルコピラノースの製
造方法、およびそれらのグリコシド中間体の脱アシル化
方法に関する。
エトポシド(vp−16)および構造的によく似たテニ
ボシド(VM−26)は医薬として紹介されている。こ
れらの化合物はとくに、小細胞肺癌および精巣腫瘍の魁
置に価値がある。
エトボシドの製造、作用および臨床的利用については、
T.W. Doyleにより、“Etoposide(
VP−16)−Current Status and
 NeW Developments”(B.F.  
Issall, F.M. Muggia, S.K.
 Carter編;Acadamic Press. 
1984. 15〜32頁)に記載されている。
エトポシドは通常、官能化グルコビラノース形成単位と
4′一〇一保護エビーボド7イ口トキシン誘導体に出発
して製造される。
グリコシル供与体、2,3−ジー0−アセチル−4.6
−0−エチリデンーD−グルコースまたは2,3−ジー
0−ハロゲノアセチルー4.6−0一エチリデンーD−
グルコースに出発t6エトポシドの合成はスイス特許第
514,578号(GB823.068)またはEP 
O,1.11,058号に記載されている。そこに記載
されているこれらの供給体はl−0−ペンジルオキシ力
ルポニルーβ−グルコース前駆体から得られるが、その
製造は高価につき、また試薬としてクロロギ酸ベンジル
エステルを使用するため健康に有害である。さらに、こ
れらのβ型の前駆体は、このグリコシド合成に必要なβ
−ヒドロキシグルコビラノース供与体はβ型のみから得
られるので、α.β混合物から単離しなければならない
EP 0.226.202 A2には、1−0−トリア
ルキル錫一グルコース供与体を用いるエトポシドの製造
が記載されている。
ボド7イ口トキシンアグリコンが化学的に不安定なため
、エトポシド前駆体の慣用法での脱保護時には副生物が
形成される。上述の特許出願に記載された脱アシル化は
亜鉛(I[)塩を触媒とした加メタノール分解によって
行われる。この場合に生成する副生物は、ラクトン環の
開裂によって形成するヒドロキシ酸の相当するメチルエ
ステルならびにビクロ化合物で、これらが反応生成物の
約30%までに達する。
これまで報告されてきた方法の欠点のために、エトポシ
ドの製造には簡単で安価な方法が求められていた。
本発明は、べ冫ジル2,3−ジー0−アシルー4.6−
0−エチリデンーβ一D−グルコビラノシドの加水素分
解により、驚くべきことにそのβコンフイギュレーショ
ンが維持されたグリコシル供与体が得られることを発見
し完成されたものである。この反応ではα−ヒドロキシ
型のグルコース単位は生じないので、以後のエピーポド
7イ口トキシン誘導体のグリコシル化の選択的に起こっ
て所望のβ−グリコシドを与える。
さらに、エトボシド前駆体の脱アシル化は塩基性イオン
交換樹脂を用いると上述のような副生物を形成すること
なく進行することが見出された。
本発明の目的は、グリコシル化成分、4.6−0−アル
キリデンー2.3−ジー0−アシルーβ−D−グリフピ
ラノースを、改良された収率でまた純粋なβ−ヒドロキ
シ型として提供し、しかも既知の方法に比べて単純化さ
れた方法の開発、その方法の(エビ)一ポド7イ口トキ
シン誘導体のグリコシル化への利用、および副生物を形
成しないでエトポシド類の製造を可能にするアシル化さ
れた4−0−グルコシルーエビーポドフイ口トキシンに
対する保護基化学の改良の達成にある。
この目的は、式I 〔式中、 R1およびR2はHまたはアシル保護基であり、R3は
H1ベンジルまたは式■ (式中、 R4は}1またはペンジルオキシ力ルボニルもしくはク
ロロアセチル保護基である)で示される基であり、 AはC,〜C,−アルキルである〕 で示されるβ−グルフビラノース誘導体を製造するにあ
たり、 式IにおいてRlおよびR2がアシル保護基であり、゛
R3がベンジル保護基であり、Aが01〜C,一アルキ
ルであるペンジルグルコピラノシドのペンジル基を水素
化触媒および有機溶媒の存在下の水素化によって除去し
、β−ヒドロギン型であり、式IにおいてR1、R ”
 8よびAはそれらの意味を維持しR1が水素原子であ
るグルコピラノース誘導体を形成させ、ついでこのグリ
コシド成分を弐■ 0−R4 (式中、 R4はペンジル才キシ力ルポニルまj;はクロロアセチ
ル保護基である) で示されるエビーポドフイ口トキシン誘導体と、BF3
エーテルまたはトリ−(CI−C,)一アルキルシリル
1・リフルオロメタンスルホネートのようなプロモータ
ーおよび有機溶媒、ならびに必要に応じて乾燥剤の存在
下、−30゜C〜0℃で反応させ、式IにおいてRl、
!?!、R4およびAは先に定義した意味を維持しR3
は式■で示される基であるβ−グリコシドを形成させ、
形成した生成物中のペンジルオキ7カルポニル保護基を
加水素分解により、またアシル保護基を極性溶媒の存在
下に塩基性イオン交換樹詣を用いて除去し、式■におい
てRlおよびR2が水素であり、R3が式■の基であり
、R4は水素であり、AはC,〜C.−アルキルの生成
物を形成させる方法によって達成させる。
本発明の方法によって製造される好ましい化合物は、式
IにおいてRlおよびR2がH1アセチルまたは夕ロロ
アセチル保護基であり R3が+{、ベンジルまたは式
■の基であってR′が■{またはペンジルオキシカルポ
ニルもしくはクロロアセチル保護基、Aがメチルの化合
物である。
この詳細な操作を以下に述べる。
出発化合物、ベンジル2.3−ジーO−アシル−4.6
−0−アルキリデンーβ一D−グルコピラノシドは、炭
水化物化学における慣用方法によって製造できる。工業
的に容易に得られる2,3,4.6−テトラー0−アセ
チルーa−p−グルコピラノシルクルオリドとベンジル
アルコールに出発し、ルイス酸たとえばBF,エーテル
の存在下にβ−ペンジルグルコシドが選択的に製造され
る。生成物をナトリウムメチラートで脱アシル化し、つ
いで酸触媒下、cI〜C,−アルデヒドで4.6−0−
アルキリデン化.金物に変換し、最後にこのO−2およ
び0−3を、塩基たとえばピリジンまたはトリエチルア
ミンの存在下、酸無水物または酸ハライドを用いて−4
0℃〜0゜Cで反応させると、ベンジル2.3−ジー0
−7シルー4.6−0−アルキリデンーβ−D−グルコ
ビラノシドが得られる。
β−ヒドロキシ型のグルコピラノースグリコンル化成分
は次の方法によって製造できる。すなわち、ベンジル2
,3−ジー0−アシルー4,6一O−アルキリデンーβ
−D−グルコビラノシドを、パラジウム黒またはパラジ
ウム/硫酸バリウムおよび溶媒tことえばメタノール、
エタノール、アセトンもしくは酢酸エチルまたはそれら
の混合物、好ましくはアセトン/エタノール混合物の存
在下、好ましくは大気圧下に水素化すると、β−ヒドロ
キシ型のグルコビラノース成分が定量的に形成する。
β−ヒドロキシ供与体と弐■の4’−0一保護4′一〇
−デメチル−4−エビーボドフィロトキシン誘導体の反
応は、BF,エーテルまたはトリ−(C+〜C4)一ア
ルキルシリルトリプルオロメタンスルホネートのような
プロモーターを用い、ジクロ口メタン、酢酸エチル、エ
ーテル、ア七トンまたはアセトニトリルのような無水有
機溶媒中、必要に応じて乾燥剤たとえばモルキュラーシ
ーブの存在下−30℃〜0″Cで実施される。
プaモーターとしてはトリメチルシリルトリ7ルオロメ
タンスルホ不−トの使用がとくに有利である。
ペンジルオキシ力ルポニル保護基は、パラジウム黒また
はパラジウム/硫酸バリウムの存在下、加水素分解によ
る常法で除去される。炭水化物残基中のまた必要に応じ
て式Iのエトボシド誘導体のアグリコン上のアシル保護
基は、有機溶媒たとえばメタノール、エタノール、グロ
パノール、酢酸エチル、ジクロ口メタン、クロロホルム
またはそれらの混合物中、塩基性イオン交換樹脂好まし
くはDowex I X 8を用いて除去される。式I
のクロロアセチル誘導体のイオン交換樹脂Dowex 
I X 8を用いた脱アシル化はとくに好ましく、溶媒
としてメタノール/クロロホルムを用いると副生物を形
成することなく定量的にエトボシドを与える。
アシル保護基としてはとくにアセチルまたはモノ、ジも
しくは1・リハロゲノアセチル保護基を挙げることがで
き、この場合ハロゲンはフッ素、塩素または臭素であり
、クロσアセチル保護基が好ましい。
以下の実施例は本発明を例示するものであって、とくに
述べる化合物に本発明を限定するものではない。
実施例 I ベンジルβ−D−グルコシドの製造 ベンジルーβ−D−グルコピラノシト(化合物5 g(
 14.2mmon)の2.3.4.6−テトラー0−
アセチルーtr−D−グルコビラノシルフルオリドを5
0mQの乾燥アセトニトリルに溶解し、2.2mQ( 
1.5eq)のベンジルアルコールを加えた。反応混合
物をO′Cに冷却し、撹拌しながら、2AmO.のBF
,エーテルを滴下した。2.5時間後(TLC :ヘキ
サン/酢酸エチル)、トリエチルアミン2.5mQを反
応混合物に加え、ついで真空中で濃縮した。
残留物をクロロホルムに溶解し、この溶液をリン酸緩衝
液pH7.5、次に飽和食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウ
ム上で乾燥し、真空中で蒸発させた。生成物(6.3g
)を50m+Hの乾燥メタノールに溶解し、溶液のpH
をナトリウムメチラートで11に調整した。4時間後に
Dowex l X 8で中和し、真空中で蒸発させた
。得られた生成物は、文献記載の生成物と一致し(’H
 NMR,旋光度)、さらに精製工程に付すことなく次
の段階に使用しIこ 。
実施例 2 23−ジー○−アシルー4,6−エチリデンーグルコン
ドの製造 ベンジル4.6−0−エチリデンーβ−D−グルコビラ
ノシド(化合物2) 58−8g(157.0mmof2)の化合物lを60
0m4のジオキサンに懸濁した。17.7mQのアセト
アルデヒドを加え、ついで混合物をIO℃に冷却し、撹
拌しながら2mQの濃H2So.を滴下した。1.5時
間後にさらに9mQのアセトアルデヒドと0.5m4の
濃H.SO.を加えた。反応混合物を室温で12時間撹
拌した。生成した赤褐色の溶液をナトリウムメチラート
のメタノール溶液でpH7に調整し、真空中で蒸発させ
、ついでトルエンとともニ蒸留した。残留物を酢酸エチ
ルに取り、この溶液を氷一水で完全に洗浄した。有機相
を硫酸ナトリウム上で乾燥し、蒸発させた。生成物をク
ロロホルム/メタノール 7:1に溶解し、シリカゲル
150gを通して炉過し、溶媒を除去したのちの残留物
をエーテルから結晶化した。
収量: 52.59(81%)、Ca 磨= − 79
.1(c=1、クロロホルム中)、融点=l50゜C ベンジル2.3−ジー0−アセチルー4.6− 0−エ
チリデンーβ一D−グルコビラノシド(化合物3.51
g(11.8mmoC)の化合物2を30m(lのジク
ロロメグンと30mQのピリジン中に溶解し、0℃で無
水酢酸5.3m(2を加えた。反応混合物を12時間撹
拌し、ついで炭水化物化学の常法により後処理した。
収ffJr : 5.28g(200%) 、(α)i
,”− −87°(c − 1 ,クロロホルム中)、
融点:155°C ベンジル2.3−ジーO−クロロアセチル−4,6一〇
−エチリデンーβ一D−グルコビラノース(化合物4) 25g( 54.3mmoC)の化合物2を350mQ
の乾燥ジクロ口メタンに溶解し、56m(2のトリエチ
ルアミンを加えた。混合物を−20゜Cに冷却し、ジク
ロ口メタン250ml2に溶解したクロロアセチルクロ
リド20mQを少量ずつ加えた。4時間後、さらに目」
Qのトリエチルアミンおよび3.SmQのクロロアセチ
ルクロリドを反応混合物に添加した。さらに4時間後、
混合物を枦過し、有機相を水冷リン酸緩衝液pH7.0
で完全に洗浄した。有機相を硫酸マグネシウム上で乾燥
し、真空中で蒸発させた。残留物をクロロホルム/酢酸
エチルニ溶解し, IQOgのシリカゲルを通して枦過
した。
蒸発させて得られた生成物はクロロホルムおよび石油エ
ーテルから結晶化した。
収量: 31.Og(82%)、〔σ)23 =〜54
.9°(c=1、ジクロ口メタン中) 実施例 3 β−ヒドロキシーグリコシル化成分の製造2.3−ジー
○−アセチルー4.6− 0−エチリデンーβ一D−グ
ルコピラノース(化合物5)1 9 (2.6mmo(
2)の化合物3を酢酸エチル40rnQに溶解し、hの
パラジウム黒を加えた。反応混合物を大気圧下、室温で
1時間水素化した。触媒を枦過し、溶液を真空中35℃
で蒸発させ、ついで残留物をトルエンと蒸留した。得ら
れた生成物はさらに精製工程に付すことなく、次の反応
段階に使用した。
収量: 0.76gC99%)、C cr )L’ =
 − 16.4°CC − 1 ,酢酸エチル中) 2.3−ジーO−夕ロロアセチル−4.6−0−エチリ
デンーβ−D−グルコビラノース(化合物259 ( 
55.6mmoQ)の化合物4をアセトン600m(2
とエタノール60mQ中に溶解した。15gのパラジウ
ム黒を加え、ついで混合物を1.5時間水素化した。次
に触媒を枦過し、有機相を35゜Cで蒸発させた。残留
物をトルエンとともに蒸留し、さらに精製工程に付すこ
となく、次の反応段階に使用した。
収ill : 19.8g(98%)、C a )%’
 − − 19.8°(c−1,アセトン中) 実施例 4 ボドフイ口トキシン誘導体のグリコシル化4’−0−ペ
ンジルオキシ力ルポニル−4−0−(2.3−ジーO−
クロロアセチル−4.6− 0−エチリデンーβ一D−
グルコビラノシル)−4’0−デメチル−4−エビーポ
ドフイ口トキシン(化合物7) 方法A: 15.29 ( 42.3mmoQ)の化合物6、22
.6g(42.3mmoQ)の4’−0−ペンジルオキ
シ力ルポニル−4′一〇−デメチル−4−二ビーボド7
イロトキシンおよび2(hの4人モノレキュラーンーブ
をジクロ口メタンlooOml2中に懸濁し、保護気体
下−20℃で、45。5mQのBF,エーテルを加えた
。混合物を−20゜Cで17時間撹拌し、ついで46m
Qのトリエチルアミンを加え、混合物を枦過した。が液
を真空中で蒸発させ、残留物を次にトルエンとともに蒸
留した。得られた粗生成物をクロロホルムに溶解し、リ
ン酸緩衝液pH7.5で完全に洗浄した。有機相を硫酸
ナトリウム上で乾燥し、真空中で蒸発させI;。残留物
をジクロ口メタン/石油エーテル/アセトン 8:2:
 l溶媒混合物に溶解し、シリカゲル100gを通して
枦過した。溶媒を蒸発させて得られた生成物をクロロホ
ルム/石油エーテルから結晶化した。
収′f!L: 31.89(56%)、Ca 〕:− 
− 37.9°(c = 1 ,クロロホルム中) 方法B: 15.2g( 42.3mmoQ)の化合物6、22.
09 (42.3mmoQ)の4′一〇−ペンジルオキ
シ力ルポニル−4′一〇−デメチル−4一二ビーボドフ
イ口トキシンおよび20gの4人モノレキュラーシーブ
を550肩αのジクロ口メタン/アセトン 10:1に
懸濁し、−30゜C1保護気体下に、トリメチルシリル
トリ7ルオσメタンスルホネート9.4yヲ加えた.反
応混合物を−25゜Cで6時間撹拌し、ついでトリエチ
ルアミン50m+2を加え、混合物を枦過した。
以後の後旭理は方法Aの記載と同様に実施しtこ。
収量: 349 (92%) 4’−0−ペンジルオキシ力ルポニル−4−0−(2.
3−ジー0−アセチルー4.6− 0−エチリデンーβ
一D−グルコビラノシル)−4’−0−デメチル−4−
エピーボドフィ口トキシン(化合物8) 1.221? ( 4.23mmoQ)の化合物5、2
.20g(4.23mmoQ) (7) 4’ − 0
 − ペンジルオキシ力ルボニル−4′一〇一デメチル
−4−二ビーポド7イ口トキシンおよび2,5gの4人
モノレキュラーシーブを601IQのジクロ口メタン/
アセトン loll中に懸濁し、−30℃、保護気体下
に、トリメチルシリルトリ7ルオロメタンスルホネート
0.94gを加えた。反応混合物を−25゜Cで8時間
撹拌したのち、5ml2のトリエチルアミンを加え、化
合物7の製造の場合と同様に後処理した。
収量: 2.8g(82%) 4′一〇−クロロアセチル−4 − 0 − (2.3
−ジー0−クロロアセチル−4.6−0−エチリデンー
β一D−グルコビラノシル)−4’−0−テメチル−4
−エピーポドフイ口トキシン(化合物119(30 .
6mmoQ)の化合物6、14.6g(30.6mmo
Q)の4’−0−クロロアセチル−4′一〇一デメチル
−4−エピーポド7イ口トキシンおよび20gのモルキ
ュラーシーブを330ml2のジクロ口メタン/アセト
ン loll中で撹拌し、−30℃でトリメヂルシリル
トリプルオロメタンスルホネート6.8gを加えた。7
時間後、反応混合物を化合物7の製造の場合と同様に後
処理した。
収量: 21.3g(86%) 実施例 5 エトポシド前駆体の脱アシル化 4′一〇−ペンジルオキシ力ルボニル−4’一〇−デメ
チル−4−エビ−4−0−(4.6−0−エチリデンー
β一D−グルコピラノシル)ボドフイ口トキシン(化合
物10) 27.5g(31mmof2)の化合物7をジクロ口メ
タン780mQおよびメタノール1225m(2に溶解
した。50gのDowex l x 3イオン交換樹脂
を加え、ついで反応混合物を室温で1時間撹拌した。懸
濁液を炉過し、樹脂をメタノールで洗浄した。枦液を蒸
発させ、残留物をクロロホルムに溶解し、この溶液をリ
ン酸緩衝液pH7.5、ついで水で完全に洗浄した。有
機相を硫酸ナトリウム上で乾燥し、真空中で蒸発させた
。残留物はエーテル/石油エーテルから結晶化した。
収量: 21.59(96%) 4′一〇−デメチル−4−エビ−4 − 0 − (4
.6−0−エチリデンーβ一D−グルコピラノシル)一
ポドフイ口トキシン(化合物11) 20g( 24.6mmo(+)の化合物9を500m
+!のジクロ口メタンと900m+2のメタノールに溶
解し、50gのDowex l X 8を加えた。反応
混合物を室温で2時間撹拌し、ついで枦過し、樹脂をメ
タノールで洗浄した。枦液を合して真空中で蒸発させた
残留物をジクロ口メタンに取り、この溶液をリン酸緩衝
液p H 7 . 5および水で洗浄した。有機相を硫
酸ナトリウム上で乾燥し、真空中で蒸発させた。生成物
はジクロ口メタンとヘキサンから結晶化する。
収量: 13.6g(94%) 実施例 6 ペンジルオキシ力ルポニル基の加水素分解による除去 4′一〇−デメチル−4−エビ−4 − 0 − (4
,6−0−エチリデンーβ一D−グルコピラノシル)ボ
ド7イ口トキシン(化合物11) 9.7g(13.4+++mo(2)の化合物lOをメ
タノール260mQに溶解し、5gのパラジウム/黒を
加えて水素化した。40分後に触媒を枦過し、溶液を真
空中で蒸発させた。残留物をジクロ口メタンに溶解し、
リン酸緩衝液pH7 . 5、ついで水で完全に洗浄し
た。有機相を硫酸ナトリウム上で乾燥し、真空中で蒸発
させた。生成物はジクロ口メタンとヘキサンから結晶化
する。
収ik : 7.25g(92%)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)式 I 〔式中、 R^1およびR^2はHまたはアシル保護基であり、 R^3はH、ベンジルまたは式II ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、 R^4はHまたはペンシルオキシカルボニルもしくはク
    ロロアセチル保護基である)で示される基であり、 AはC_1〜C_4−アルキルである〕 で示されるβ−グルコピラノース誘導体を製造するにあ
    たり、 式 I においてR^1およびR^2がアシル保護基であ
    り、R^3がベンジル保護基であり、AがC_1〜C_
    4−アルキルであるベンジルグルコピラノシドのベンジ
    ル基を水素化触媒および有機溶媒の存在下の水素化によ
    って除去し、β−ヒドロキシ型であり式 I においてR
    ^1、R^2およびAがそれらの意味を維持し、R^3
    が水素原子であるグルコピラノース誘導体を形成させ、
    ついでこのグリコシド化成分を式III ▲数式、化学式、表等があります▼III (式中、 R^4はベンジルオキシカルボニルまたはクロロアセチ
    ル保護基である) で示されるエピ−ポドフイロトキシン誘導体と、BF_
    3エーテルまたはトリ−(C_1〜C_4)−アルキル
    シリルトリフルオロメタンスルホネートのようなプロモ
    ーターおよび有機溶媒、ならびに必要に応じて乾燥剤の
    存在下、−30℃〜0℃で反応させ、β−グリコシド型
    であり式 I においてR^1、R^2、R^4およびA
    は先に定義した意味を維持しR^3は式IIで示される基
    であるβ−グリコシドを形成させ、形成した生成物中の
    ベンジルオキシカルボニル保護基を加水素分解により、
    またアシル保護器を極性溶媒の存在下に塩基性イオン交
    換樹脂を用いて除去し、式 I においてR^1およびR
    ^2が水素であり、R^3が式IIの基であり、R^4は
    水素であり、AはC_1〜C_4−アルキルの生成物を
    形成させる方法。 2)R^1およびR^2はHまたはアセチルもしくはク
    ロロアセチル保護基であり、R^3はHもしくはベンジ
    ルまたは式IIの基であり、R^4はHまたはベンジルオ
    キシカルボニルもしくはクロロアセチル保護基であり、
    Aはメチルである請求項1記載の方法。 3)請求項1の式 I において、R^1およびR^2が
    アシル保護基であり、R^3が水素原子であり、AがC
    _1〜C_4−アルキルであるβ−ヒドロキシグルコピ
    ラノース誘導体を製造するにあたり、式 I においてR
    ^1およびR^2がアシル保護基であり、R^3がベン
    ジルであり、AがC_1〜C_4−アルキルであるβ−
    ベンジルグリコシドをメタノール、エタノール、アセト
    ン、酢酸エチルまたはそれらの混合物のような有機溶媒
    、好ましくはアセトン/エタノール混合物中、パラジウ
    ム黒またはパラジウム/硫酸バリウムのような水素化剤
    の存在下に水素化して、β−ヒドロキシ型であり、式
    I においてR^1、R^2およびAは変化しないままで
    R^3は水素原子である生成物を形成させる方法。 4)請求項3に記載の化合物を4′−O−保護−4′−
    O−デメチル−4−エピ−ポドフイロトキシンと、BF
    _3エーテルまたはトリ−(C_1〜C_4)−アルキ
    ルシリルトリフルオロメタンスルホネートのようなプロ
    モーターを用い、無水有機溶媒中、必要に応じてモルキ
    ユラーシープのような乾燥剤の存在下、−30℃〜0℃
    で反応させて、式 I においてR^1およびR^2がア
    シル保護基、R^3が式IIのエピ−ポドフイロトキシン
    残基、R^4がベンジルオキシカルボニルまたはアシル
    保護基であり、AがC_1〜C_4−アルキルであるβ
    −グリコシドを形成させるエトポシドの製造方法におけ
    る請求項3記載の化合物の使用。 5)トリ−(C_2〜C_4)−アルキルシリルトリフ
    ルオロメタンスルホネートをその方法に用いる請求項4
    記載の使用。 6)請求項1記載の式 I の4−O−グリコシル−エピ
    −ポドフイロトキシン誘導体を脱アシル化するにあたり
    、アシル化化合物を、メタノール、エタノール、プロパ
    ノール、酢酸メチル、ジクロロメタン、クロロホルムま
    たはそれらの混合物のような溶媒、好ましくはメタノー
    ル/クロロホルム混合物中、塩基性イオン交換樹脂で処
    理して、式 I において基R^1、R^2およびR^4
    は水素であり、R^3は式IIのエピ−ポドフイロトキシ
    ン残基であり、Aは(C_1〜C_4)−アルキルであ
    る化合物を形成させる方法。 7)好ましくはDowex1×8をイオン交換樹脂とし
    て使用する請求項6記載の方法。
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