JP2540295Y2 - 電動シャッターの障害物検知装置 - Google Patents

電動シャッターの障害物検知装置

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JP2540295Y2
JP2540295Y2 JP1989100661U JP10066189U JP2540295Y2 JP 2540295 Y2 JP2540295 Y2 JP 2540295Y2 JP 1989100661 U JP1989100661 U JP 1989100661U JP 10066189 U JP10066189 U JP 10066189U JP 2540295 Y2 JP2540295 Y2 JP 2540295Y2
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shutter curtain
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guide
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清治 草野
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Sanwa Shutter Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、建築物の開口部に設けられる電動シヤツタ
ーの障害物検知装置に関するものである。
[従来技術及び考案が解決しようとする課題] 一般に、この種電動シヤツターに設けられる障害物検
知装置としては、シヤツターカーテン最下端の座板部位
に、接触型の感知体を設け、該感知体がシヤツターカー
テンの下降途中で障害物に接触したことを検知してシヤ
ツターカーテンの下降を緊急停止するように構成されて
いる。ところで座板は、上縁にスラツト連結部が形成さ
れる縦板体とその下縁に一体に設けられる底板体とによ
つて略逆T字形をしているのが一般的である。
そして従来の感知体は、座板の幅広な底板体全領域に
おいての障害物検知ができるよう幅広になつていたた
め、ガイドレール内まで入り込んでおらず、この結果、
ガイドレール内の領域が第7図の斜線部で示すように不
感知領域になつている。この不感知領域は狭いので、こ
の領域のみの範囲で人が挟まれたりすることはないが、
掃除用モツプの柄や、傘の柄等の棒状のものがガイドレ
ール溝内に立てかけられたまま、置き忘れられたりする
ようなことがあり、この状態でシヤツターカーテンを降
下させた場合、感知体による有効な障害物検知がなされ
ないという不具合が生じ問題がある。
そこで障害物感知体をガイドレール内に入れることも
提唱されるが、従来のものは何れも幅広感知体をそのま
まガイドレールに入れるものであるため、ガイドレール
の溝幅を幅広にせざるを得ず、そうすると、シヤツター
カーテンとのあいだに大きな隙間が生じることになつて
耐風圧機能が損なわれるうえシヤツターカーテンの円滑
な案内が損なわれるという新たな問題が生じる。
[課題を解決するための手段] 本考案は、上記の如き実情に鑑みこれらの欠点を一帰
することができる電動シヤツターの障害物検知装置を提
供することを目的として創案されたものであつて、左右
に立設するガイドレールの案内溝に案内されて開閉作動
するシヤツターカーテンを備え、該シヤツターカーテン
最下端の座板底部に上下方向移動自在に設けられる接触
型の感知体がシヤツターカーテン降下時に障害物に接当
することで障害物検知スイツチを作動せしめ、該検知ス
イツチの検知に基づいてシヤツターカーテンを緊急停止
せしめる電動シヤツターにおいて、前記シヤツターカー
テンのカーテン厚は、座板の前後厚よりも薄く設定さ
れ、かつ上記ガイドレール案内溝の溝幅は、座板の前後
厚よりは小さい幅狭に設定されてシヤツターカーテンの
案内をするものにする一方、前記感知体は、前後厚を座
板前後厚に略等しい幅広にして座板底部の略全領域での
障害物検知ができるように設定し、かつその左右方向両
端縁部には、ガイドレールの案内溝の溝底面近傍位置ま
で遊嵌して案内溝内での障害物検知をする幅狭な延長部
を設けたことを特徴とするものである。
そして本考案は、この構成によつて、ガイドレール内
の障害物も確実に検知できるようにしたものである。
[実施例] 次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図
面において、1は電動シヤツターのシヤツターカーテン
であつて、該シヤツターカーテン1は、三点式押釦スイ
ツチ2の操作に伴うモータ3の駆動により、シヤツター
ケース4内に巻装収納されて開口部を開放し、またガイ
ドレール5に案内されて下降して開口部を閉鎖するもの
である。
6は前記シヤツターカーテン1の最下端部に設けられ
る座板であつて、該座板6の底面には、障害物が接当す
ることにより持ち上げられる接触型の感知体20と、該感
知体20の持ち上げ作動を検知する検知スイツチ7が設け
られている。
さらに8は送信機であつて、該送信機8はシヤツター
カーテン1の下端部背面側に設けられるものであるが、
このものには前記検知スイツチ7がコネクタ9を介して
接続されている。即ち、送信機8は、検知スイツチ7の
障害物検知に基づいて上面に設けられる発光ダイオード
LEDを発光作動せしめて、前記シヤツターケース4側に
設けられる発信機10に向けて検知信号を送信するように
なつており、そして該検知信号を受信した受信機10が昇
降制御回路を内装する制御盤11に対して障害物検知信号
を出力することになり、これによつて障害物検知に伴つ
たシヤツターカーテン1の緊急停止が成されるようにな
つていること等は何れも従来通りである。
さて、前記感知体20の左右両端部にはガイドレール5
の案内溝内に深く没入してレール溝底と対向する延長部
21が一体的に形成されている。つまり延長部21は、ブラ
ケツト21aを感知体20にビス22を用いて一体固定するこ
とで取付けられるものであるが、延長部21は、実施例に
おいては略方形のケース形状をしており、ガイドレール
5の案内溝内を上下するシヤツターカーテン座板部のガ
イドも兼ねるよう形成されている。そしてこの延長部21
は感知体20と一体的に作動し、障害物に接当した場合
に、これを感知して感知体20と共に持ち上げられる感知
作動をするようになつている。
叙述の如く構成された本考案の実施例において、シヤ
ツターカーテン1が下降時に障害物と接当すると、感知
体20の上動で検知スイツチ7が作動して検知信号を出す
ことになるが、感知体20の左右両端には延長部21がガイ
ドレール5の案内溝内の溝底近傍近くまで延出形成され
ている。この結果、モツプの柄や傘等がガイドレール5
の溝内に立てかけられた状態のままシヤツターカーテン
1を下降させた場合に、これを延長部21によつて確実に
感知して障害物検知が成されることになる。従つてガイ
ドレール5の案内溝内に至るまでが感知領域となつて、
障害物検知帯域を広めることができ電動シヤツターの安
全性が向上する。
尚、本考案は、前記実施例に限定されないものである
ことは勿論であつて、要は感知体の左右両端からガイド
レール内に没入する延長部が形成されたものであればた
り、さらには例えば第5図A、Bや第6図に示す第二実
施例のように延長部21にガイドローラ24を回動自在に軸
支ししたものであつても良く、この場合には、ガイドレ
ール5内の上下動が一層円滑に成るという利点があり、
シヤツターカーテン1のガイド機構を兼ねた構成となつ
て都合が良い。
[作用効果] 以上要するに、本考案は叙述の如く構成されたもので
あるから、シヤツターカーテン最下端の座板底部に設け
られる接触型の感知体は、前後厚が座板前後厚に略等し
い幅広なものになつて座板底部の略全領域での障害物検
知ができるものでありながら、該感知体の左右両端部に
は、シヤツターカーテンの案内をすべく座板前後厚より
も幅狭に設定されるガイドレール案内溝に遊嵌する幅狭
な延長部が設けられていて、ガイドレールの案内溝内の
障害物検知ができることとなり、この結果、障害物感知
領域を、座板底部の略全領域に、シヤツターカーテンの
円滑な案内をすべく幅狭に設定されるガイドレール内の
領域まで一挙に広めることができることになつて、ガイ
ドレールの案内溝内にモツプの柄等の長尺物が立てかけ
られた場合であつても確実な障害物検知ができることと
なつて、電動シヤツターの安全性が向上する。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案に係る電動シヤツターの障害物検知装置
の実施例を示したものであつて、第1図は電動シヤツタ
ーの概略正面図、第2図はガイドレールの一部を切欠い
た感知体の正面図、第3図は感知体部位の平面図、第4
図は座板部の縦断面図、第5図A、Bはそれぞれ第二実
施例を示す感知体の部分平面部、第6図は同側面図、第
7図は従来の障害物不検知帯域を示す平面図である。 図中、1はシヤツターカーテン、6は座板、7は検知ス
イツチ、20は感知体、21は延長部である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右に立設するガイドレールの案内溝に案
    内されて開閉作動するシヤツターカーテンを備え、該シ
    ヤツターカーテン最下端の座板底部に上下方向移動自在
    に設けられる接触型の感知体がシヤツターカーテン降下
    時に障害物に接当することで障害物検知スイツチを作動
    せしめ、該検知スイツチの検知に基づいてシヤツターカ
    ーテンを緊急停止せしめる電動シヤツターにおいて、前
    記シヤツターカーテンのカーテン厚は、座板の前後厚よ
    りも薄く設定され、かつ上記ガイドレール案内溝の溝幅
    は、座板の前後厚よりは小さい幅狭に設定されてシヤツ
    ターカーテンの案内をするものにする一方、前記感知体
    は、前後厚を座板前後厚に略等しい幅広にして座板底部
    の略全領域での障害物検知ができるように設定し、かつ
    その左右方向両端縁部には、ガイドレールの案内溝の溝
    底面近傍位置まで遊嵌して案内溝内での障害物検知をす
    る幅狭な延長部を設けたことを特徴とする電動シヤツタ
    ーの障害物検知装置。
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