JP2008019628A - 耐震ドア装置及びドア本体 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の耐震ドアの問題点を解消し改良された耐震ドア装置及びドア本体を提供する。
【解決手段】建物構造部に固着可能なドア枠10及びドア枠に蝶番を介して開閉可能に支持されるドア本体30を含むドア装置。ドア本体30が、内面31、外面32、上面33、下面34及び2つの側面を有する。ドア枠10が、枠上面11、枠下面13及び2つの枠側面を有する。ドア本体の上面33が内面31から外面32に向かって上昇するドア上部傾斜面Eから成り、枠上面11がドア上部傾斜面Eに対応する枠傾斜面Fを有する。ドア本体30の下面にローラ42が配置される。ドア上部傾斜面Eは、水平方向に対し15°から35°、好ましくは約25°の角度をなし、これにより、ドア枠10が変形するとき、ドア本体30に内面31から外面32へ向かう方向の押圧力を作用させる。
【選択図】図4

Description

本発明は、地震発生時に玄関ドアが開かなくなる不都合を解消する耐震ドア装置及びドア本体に関する。現在、住宅に設置されている一般的な玄関ドアは、地震等によりドア枠が変形し、開放不可能となり室内から人が避難できなくなる可能性がある。本発明は、新規なドア装置に関し、特に、集合住宅などのコンクリート鉄骨製建造物に設置し地震時のドアの不動化をなくし安全性を高めた新規なドア装置に関する。本発明は、また、そのようなドア装置を工場生産し、高品質で安価に提供する技術に関する。
高層住宅を含む建造物の玄関ドアなどには、鋼製ドアが一般に広く用いられている。このような鋼製ドアにあっては、地震によって、ドア周囲の壁その他が変形すると、ドア枠、ドア本体、更にドアの蝶番が変形し、ドア本体の開閉が不能となり、住人が室内に閉じ込められ、救助が困難となる可能性が大きい。
地震その他の力によりドア周囲の壁等が変形してもドアを開閉できるようにする技術は、従来、例えば、特許文献1及び2により提案されている。特許文献1は、ドアの外周面における室内側部分をテーパ面部とし、残り部分を平坦面部とし、ドア枠の内周面に、ドアの外周面のテーパ面部及び平坦面部に対応する形状のテーパ面部及び平坦面部を設けることを開示する。特許文献2は、ドア本体の周側辺及び該周辺に対向するドア用枠の内周側にテーパ部分を形成して、耐震性能を付与することを開示する。
特開平8−333963号公報 特開平9−317340号公報
従来の耐震ドア本体において、ドア本体の上面の室内側部分をテーパ面部とし、残りの部分を平坦面部としたものは、ドア枠の変形によりドア本体の上面の平坦面部においてドア枠に強く挟み込まれ開けることができなくなる問題があった。また、ドア本体の下面にテーパを設けると、それに伴ってドア枠の高さが高くなりバリアフリー住宅には不適であった。また、既設のドア装置のドア本体及びドア枠を地震等により固定されないように改造するのは、多くの手数を要し、また部材の設置により通路を狭くする等の短所があった。
更に高層住宅の玄関ドアに使用される鋼製ドアにあっては、地震によるドア周囲の壁のゆがみや破壊によって、ドア枠や開閉用の蝶番ばかりでなく、ドア本体にも変形が発生し、鍵錠はストライカー、デッドボルトがずれ、角の接触により摩擦力が極めて大きくなり解錠できなくなることが生じる。また、従来の耐震ドアの内、地震によるドア周囲の壁のゆがみや破壊が起こった際にドアの上下角の接触がないようにクリアランスを大きく開ける形状のものでは、鍵についてドア同様に固定化の現象が生じた。本発明は、これらの従来技術の耐震ドアの問題点を解消し改良された耐震ドア装置及びドア本体を提供することを目的とする。また、本発明の他の目的は、地震による壁などの破壊や枠のゆがみが生じても、解錠可能な状態を維持できる耐震ドア装置及びドア本体を提供することである。
本発明のドア装置は、建物構造部に固着可能なドア枠及び該ドア枠に蝶番を介して開閉可能に支持されるドア本体を含む。ドア本体は、内面、外面、上面、下面及び2つの側面を有し、ドア枠が、ドア本体の上面、下面及び2つの側面に向かい合う枠上面、枠下面及び2つの枠側面を有し、ドア本体の一方の側面と該側面に向かい合う枠側面が蝶番により連結され、ドア本体の上面が内面から外面に向かって上昇するドア上部傾斜面から成り、枠上面が前記ドア上部傾斜面に対応する枠傾斜面を有する。ドア本体の下面にローラが配置され、ローラの軸方向中心がドア本体の開放側の側面から30cm以内に配置され、前記ドア上部傾斜面は、水平方向に対し15°から35°、好ましくは約25°の角度をなすと共に、ドア本体の2つの側面の上端の間を同一角度を保持して伸長し、ドア枠が変形するとき、ドア本体に内面から外面へ向かう方向の押圧力が作用する。
本発明のドア装置は、次の特徴を含むことができる。(1)ドア本体の下面のローラの支持軸が水平且つドア本体の外面に平行に配置される。(2)ローラの軸方向中心がドア本体の開放側の側面から30cm以内、好ましくは45mmに配置される。(3)ローラの下方外周面と枠下面との間の垂直距離Nが5mm以下、好ましくは約4mmである。(4)前記ドア上部傾斜面が、ドア本体の内面又は外面を形成する板部材の厚さより大きな厚さの上面板部材及び該上面板部材を覆うステンレス製の薄板により形成される。(5)前記上面板部材は、前記外面に垂直な縦断面において水平方向に対して前記の角度傾斜する傾斜部並びに該傾斜部の両端からそれぞれ内面及び外面に平行に延びる脚部を含む。(6)前記ドア本体の内面又は外面を形成する板部材は、ステンレス製であり、その厚さは1.2〜0.5mm、好ましくは、0.8mmである。(7)前記上面板部材は、ステンレス製であり、その厚さは2.5〜1.2mm、好ましくは、2.0mmである。
(8)前記ドア本体の下面が、ドア本体の内面又は外面を形成する板部材の厚さより大きな厚さの下面板部材により形成され、該下面板部材は、前記外面に垂直な縦断面において内面及び外面の間の水平部並びに内面及び外面にそれぞれ結合される2つの脚部を含む。(9)ローラの下方外周面が該水平部に設けた開口を通り下面の下方へ突出され、ローラの支持軸が該下面板部材に担持される支持板部材により支持される。(10)前記ドア本体の下面及び2つの側面、並びにそれらに対応する枠下面及び2つの枠側面は、それぞれドア本体の内面又は外面に垂直な平面から成る。
本発明のドア本体は、ドア枠に蝶番を介して支持可能であって、内面、外面、上面、下面及び2つの側面を有する。ドア本体の上面が内面から外面に向かって上昇するドア上部傾斜面から成り、前記ドア上部傾斜面は、水平方向に対し15°から35°、好ましくは約25°の角度をなすと共に、ドア本体の2つの側面の上端の間を同一角度を保持して伸長する。前記下面及び2つの側面は、それぞれドア本体の内面又は外面に垂直な平面から成り、前記下面にローラが配置され、該ローラの軸方向中心がドア本体の開放側の側面から30cm以内、好ましくは45mmに配置され、該ローラの支持軸が水平且つ外面に平行に配置される。ローラの下方外周面が下面から垂直距離Pだけ突出する。垂直距離Pは、5mm以下、好適には3.5mmである。ドア枠が変形するとき、ドア本体に内面から外面へ向かう方向の押圧力が生じる。
本発明のドア本体は、次の特徴を含むことができる。(11)前記ドア上部傾斜面が、内面又は外面を形成する板部材の厚さより大きな厚さの上面板部材及び該上面板部材を覆う上面薄板により形成される。(12)その上面板部材は、前記外面に垂直な縦断面において傾斜部並びに該傾斜部の両端からそれぞれ内面及び外面に平行に延びる脚部を含む。(13)前記ドア本体の内面及び外面を形成する板部材並びに前記上面薄板は、ステンレス製であり、その厚さは1.2〜0.5mm、好ましくは、0.8mmである。
(14)前記上面板部材は、ステンレス製であり、その厚さは2.5〜1.2mm、好ましくは、2.0mmである。(15)前記ドア本体の下面が、内面又は外面を形成する板部材の厚さより大きな厚さの下面板部材により形成され、その下面板部材は、前記外面に垂直な縦断面において内面及び外面の間の水平部並びに内面及び外面にそれぞれ結合される2つの脚部を含む。(16)ローラの下方外周面が該水平部に設けた開口を通り下面の下方へ突出され、ローラの支持軸が該下面板部材に担持される支持板部材により支持される。
以下、図面を参照しながら、本発明に係るドア装置及びドア本体の実施の態様を説明する。図面において、同一又は同様の部材には、同一の参照符号を付し、重複説明を省略する。図1は、本発明の実施例にかかるドア装置1の概略正面図、図2は、図1のB−B線に沿ったドア装置の概略断面図、図3Aは図1のA−A線に沿ったドア本体の概略断面図、図3Bは図1のA−A線に沿ったドア本体及びドア枠の概略断面図である。図1において、ドア装置1は、図示しない建物構造部に固着可能なドア枠10、及びドア枠10に蝶番23を介して支持されるドア本体30を含む。ドア本体30は、取っ手21を人手により回動して取っ手に協働する係止具を解除すると共に、取っ手を引いて蝶番23を中心に回転させ開閉される。
図2、図3Aに示すように、ドア装置1は、ドア枠10及びドア本体30を含み、ドア本体30は、室内側に位置する内面31、室外側に位置する外面32、上面33、下面34及び2つの側面35、36を有する。ドア本体内部は、ハニカムコア301で構成される。ドア枠10は、ドア本体30の上面33、下面34及び2つの側面35、36にそれぞれ向かい合う枠上面11、枠下面13及び2つの枠側面15、16を有し、更にドア内面の周囲に係合する位置にビード(緩衝材)18を備える。図2、図3Aに示すように、ドア本体30の内面31、外面32、上面33、及び2つの側面35、36は、それぞれステンレス製の薄板311、321、331、351、361で形成され、それらの厚さは1.2〜0.5mm、好ましくは、0.8mmである。ドア本体の下面34は、外面の薄板321より厚いステンレス製板材341により形成され、板材341の厚さは、例えば、2.0mmである。
ドア本体30の一方の側面36とそれに向かい合う枠側面16とが蝶番23により連結され、ドア本体30の一方の側面36が蝶番23を中心に回動可能にされる。ドア本体30の鍵22は、ドア本体の外面側からはキーにより、室内側からはノブ又はサムターン(図示せず)を回転させることにより、デッドボルト(図示せず)を枠側面のストライカーから後退させ、解錠される。解錠の状態でドアの外面側の取っ手21を人手により回動して取っ手に連動する係止具を外し取っ手21を引くことにより、又は内面側からは図示しない取っ手を押圧しドア本体の一方の側面36近傍のドア内面側の取っ手を押圧することにより、蝶番23を中心にドア本体30が回転され通路が開かれる。
図3A及びBに示すように、ドア本体30の上面33が内面31から外面32に向かって上昇するドア上部傾斜面Eから成り、枠上面11が前記ドア上部傾斜面に対応する枠傾斜面Fを有する。ドア上部傾斜面Eは、水平方向に対し15°から35°、好ましくは約25°の角度をなし、ドア枠10が変形するとき、ドア本体30に内面31から外面32へ向かう方向の押圧力が作用するようにされる。ドア上部傾斜面Eは、ドア本体の2つの側面35、36の上端の間を同一角度を保持して伸長する。枠上面11がこのドア上部傾斜面に対応する枠傾斜面Fを有する。ドア本体30の下面34及び2つの側面35、36は、ドア本体の内面31又は外面32に垂直な平面から成る。また2つの枠側面15,16は、それぞれドア本体の内面又は外面に垂直な平面から成る。
図3A及びBに示すように、ドア本体30の下面34にローラ42が配置される。図4は、図3Bと同様の本発明の実施例にかかるドア装置の概略断面図であるが、枠下面がバリアフリーに変形された図である。図5は、ローラ取付部の概略平面図、図6は、ローラ取付部の概略側面図、図7は、ローラ取付部のローラ支持軸に垂直な概略断面図である。図5、図6及び図7に示すように、ローラ42は、Ω型支持具44(図6)、支持軸41、ローラ42、支持軸41とローラ42の間に介在されるブッシュ431、432を有する。支持軸41は、ローラ42をブッシュ431、432を介して回転可能に担持すると共に、その2つの端部411、412がそれぞれΩ型支持具44の2つの立上がり部分441、441に固着される。
Ω型支持具44の脚部442、442は、ドア本体30の下面34を形成する断面U字形部材341にボルト47、47その他により固着される。ローラ42及びΩ型支持具44を覆うΩ型部材45が配置され得る。ローラ42は、例えば、外径20mm、軸方向長さ20mmとされ、ローラの軸方向中心Cからドア開放端(図1、図5における側面35)までの距離Mが、例えば45mmとされる。支持軸41の外径(ブッシュ431、432の内径より僅かに小さい)は、例えば5mm、ブッシュ431、432の外径(ローラ42の内径より僅かに小さい)は、例えば8mmとされる。
ローラ42の支持軸41が水平且つドア本体30の内面31及び外面32に平行に配置され、このローラ42の下方外周面423が、ドア本体30の下面34を形成する断面U字形部材341に設けた開口346を通過し、ドア本体30の下面34の下方へ伸長する。ローラ42の下方外周面423と枠下面13との間の垂直距離N(通常時は間隙)は、5mm以下、好ましくは約4mmである。図3Bに示すように、枠下面13は、ドア本体30の内面31から外面32に向う方向に若干の下降勾配Kを備える。この下降勾配は、水平方向に対して、例えば、10°である。図7に示すように、ローラ42の下方外周面423がドア本体の下面34から垂直方向距離P突出する。距離Pは、5mm以下であり、好ましくは、3.5mmである。
図3A及びBに示すように、ドア本体の上面33は、ステンレス製の上面薄板(例えば、SUS304の厚さ8mmの薄板)331により形成される。上面薄板331は上面板部材332により支持される。上面板部材332は、ドア本体30の内面31又は外面32に垂直な縦断面において逆U字型であり、上面薄板331に接する傾斜部と、傾斜部の両端からそれぞれドア本体30の内面31及び外面32に平行に延びる2つの脚部335、336を有し、各脚部は内面31及び外面32にそれぞれ結合される。上面板部材332の厚さは、例えば、2.3mmである。
ドア本体30の下面34が、ドア本体の内面又は外面を形成する板部材の厚さより大きな厚さの下面板部材341により形成される。下面板部材341は、ドア本体の外面32に垂直な縦断面において、ドア本体の内面31及び外面32の間を伸長する水平部並びに内面及び外面にそれぞれ結合される2つの脚部343、344を含む。ローラの下方外周面423が水平部に設けた開口346を通り下面34の下方へ突出さる。ローラの支持軸41は下面板部材341に担持される支持板部材44より回転可能に支持される。ドア本体30の下面板部材341及び支持板部材44は、ステンレス製であり、その厚さは2.5〜1.2mm、好ましくは、2.0mmである。
図4は、図3Bと同様の本発明の実施例にかかるドア装置の概略断面図であるが、枠下面がバリアフリー、即ち、床面に段差を生じないように変形された図である。図4のドア装置1においては、建物の床面に段差を生じないように、図3Bの枠下面13のビード18等の部材が省かれ、枠下面13は、水平板材132をボルト134により建物の床部分に固定した構造とされている。
本発明のドア装置及びドア本体は、上記図面及び実施の態様に示したものには限定されず、その技術的範囲は、特許請求の範囲によってのみ限定される。例えば、本発明は、高層住宅の玄関ドア以外にも種々の建造物の個所、種々の建造物のドア装置、ドア本体に適用可能である。またドア装置は外開きの構造に限られず、内開きの構造のものに適用可能である。
本発明のドア装置においては、ドア本体の上面33が内面31から外面32に向かって上昇するドア上部傾斜面Eから成り、枠上面11がドア上部傾斜面Eに対応する枠傾斜面を有し、ドア本体30の下面にローラ42が配置される。ドア上部傾斜面Eは、水平方向に対し15°から35°、好ましくは約25°の角度をなす。このような構成により、本発明のドア装置は、ドア枠10が変形するとき、ドア本体30に内面31から外面32へ向かう方向の押圧力が生じ、ドア枠によりドア本体が固定されることがない。そのため地震等でドア枠が変形した場合にもドア本体を人でにより容易に開くことができ、室内から外経避難することができる。本発明においては、更に前記ドア本体の下面のローラの支持軸が水平且つドア本体の外面に平行に配置され、該ローラの下方外周面と枠下面との間の垂直距離Nが5mm以下とされることにより、ドア枠の下面がバリアフリーとするため平坦に形成される場合にも同様にドア本体を人でにより容易に開くことができる。
本発明の実施例にかかるドア装置の概略正面図。 図1のB−B線に沿ったドア装置の概略断面図。 図3Aは図1のA−A線に沿ったドア本体の概略断面図、図3Bは図1のA−A線に沿ったドア装置の概略断面図。 図3Bと同様の本発明の実施例にかかるドア装置の概略断面図であるが、枠下面がバリアフリーに変形された図。 ローラ取付部の概略平面図。 ローラ取付部の概略側面図。 ローラ取付部のローラ支持軸に垂直な概略断面図である。
符号の説明
1:ドア装置、10:ドア枠、11:枠上面、13:枠下面、15、16:枠側面、18:ビード(緩衝材)、21:取っ手、23:蝶番、30:ドア本体、31:内面、32:外面、33:上面、34:下面、35,36:側面、41:支持軸、42:ローラ、44:Ω型支持具、45:Ω型部材、47、134:ボルト、301:ハニカムコア、311、321、331、351、361:薄板、334:上面板部材、341:断面U字形部材、343、344:脚部、346:開口、411,412:端部、423:下方外周面、431、432:ブッシュ、442:脚部、E:ドア上部傾斜面、F:枠傾斜面、K:下降勾配、N、P:垂直距離。

Claims (10)

  1. 建物構造部に固着可能なドア枠及び該ドア枠に蝶番を介して開閉可能に支持されるドア本体を含むドア装置であって、
    ドア本体が、内面、外面、上面、下面及び2つの側面を有し、
    ドア枠が、ドア本体の上面、下面及び2つの側面に向かい合う枠上面、枠下面及び2つの枠側面を有し、
    ドア本体の一方の側面と該側面に向かい合う枠側面が蝶番により連結され、
    ドア本体の上面が内面から外面に向かって上昇するドア上部傾斜面から成り、枠上面が前記ドア上部傾斜面に対応する枠傾斜面を有し、
    ドア本体の下面にローラが配置され、該ローラの軸方向中心がドア本体の開放側の側面から30cm以内に配置され、
    前記ドア上部傾斜面は、水平方向に対し15°から35°、好ましくは約25°の角度をなすと共に、ドア本体の2つの側面の上端の間を同一角度を保持して伸長し、ドア枠が変形するとき、ドア本体に内面から外面へ向かう方向の押圧力が作用することを特徴とするドア装置。
  2. 前記ドア本体の下面のローラの支持軸が水平且つドア本体の外面に平行に配置され、該ローラの下方外周面と枠下面との間の垂直距離が5mm以下、好ましくは約4mmであることを特徴とする請求項1に記載のドア装置。
  3. 前記ドア上部傾斜面が、ドア本体の内面又は外面を形成する板部材の厚さより大きな厚さの上面板部材及び該上面板部材を覆うステンレス製の薄板により形成され、前記上面板部材は、前記外面に垂直な縦断面において水平方向に対して前記の角度傾斜する傾斜部並びに該傾斜部の両端からそれぞれ内面及び外面に平行に延びる脚部を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載のドア装置。
  4. 前記ドア本体の内面又は外面を形成する板部材は、ステンレス製であり、その厚さは1.2〜0.5mm、好ましくは、0.8mmであり、前記上面板部材は、ステンレス製であり、その厚さは2.5〜1.2mm、好ましくは、2.0mmであることを特徴とする請求項3のドア装置。
  5. 前記ドア本体の下面が、ドア本体の内面又は外面を形成する板部材の厚さより大きな厚さの下面板部材により形成され、該下面板部材は、前記外面に垂直な縦断面において内面及び外面の間の水平部並びに内面及び外面にそれぞれ結合される2つの脚部を含み、ローラの下方外周面が該水平部に設けた開口を通り下面の下方へ突出され、該ローラの支持軸が該下面板部材に担持される支持板部材により支持されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のドア装置。
  6. 前記ドア本体の下面及び2つの側面、並びにそれらに対応する枠下面及び2つの枠側面は、それぞれドア本体の内面又は外面に垂直な平面から成ることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のドア装置。
  7. ドア枠に蝶番を介して支持可能なドア本体であって、
    内面、外面、上面、下面及び2つの側面を有し、
    ドア本体の上面が内面から外面に向かって上昇するドア上部傾斜面から成り、
    前記ドア上部傾斜面は、水平方向に対し15°から35°、好ましくは約25°の角度をなすと共に、ドア本体の2つの側面の上端の間を同一角度を保持して伸長し、
    前記下面及び2つの側面は、それぞれドア本体の内面又は外面に垂直な平面から成り、
    前記下面にローラが配置され、該ローラの支持軸が水平且つ外面に平行に配置され、該ローラの軸方向中心がドア本体の開放側の側面から30cm以内に配置され、該ローラの下方外周面が下面から垂直方向に突出し、
    ドア枠が変形するとき、ドア本体に内面から外面へ向かう方向の押圧力を生じることを特徴とするドア本体。
  8. 前記ドア上部傾斜面が、内面又は外面を形成する板部材の厚さより大きな厚さの上面板部材及び該上面板部材を覆う上面薄板により形成され、該上面板部材は、前記外面に垂直な縦断面において傾斜部並びに該傾斜部の両端からそれぞれ内面及び外面に平行に延びる脚部を含むことを特徴とする請求項7に記載のドア本体。
  9. 前記ドア本体の内面及び外面を形成する板部材並びに前記上面薄板は、ステンレス製であり、その厚さは1.2〜0.5mm、好ましくは、0.8mmであり、前記上面板部材は、ステンレス製であり、その厚さは2.5〜1.2mm、好ましくは、2.0mmであることを特徴とする請求項9のドア本体。
  10. 前記ドア本体の下面が、内面又は外面を形成する板部材の厚さより大きな厚さの下面板部材により形成され、該下面板部材は、前記外面に垂直な縦断面において内面及び外面の間の水平部並びに内面及び外面にそれぞれ結合される2つの脚部を含み、ローラの下方外周面が該水平部に設けた開口を通り下面の下方へ突出され、該ローラの支持軸が該下面板部材に担持される支持板部材により支持されることを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1項に記載のドア装置。
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