JP2509149Y2 - シャッタ―の安全装置 - Google Patents

シャッタ―の安全装置

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JP2509149Y2
JP2509149Y2 JP1989043850U JP4385089U JP2509149Y2 JP 2509149 Y2 JP2509149 Y2 JP 2509149Y2 JP 1989043850 U JP1989043850 U JP 1989043850U JP 4385089 U JP4385089 U JP 4385089U JP 2509149 Y2 JP2509149 Y2 JP 2509149Y2
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JP
Japan
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seat plate
shutter
guide rail
shutter curtain
light
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JP1989043850U
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JPH02134297U (ja
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弘 木村
征三 持斎
広三郎 森
宴弘 上杉
雄次 清水
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Sanwa Shutter Corp
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Sanwa Shutter Corp
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、開口部を開閉するシャッターの下降時に、
人や障害物の挟み込みによる事故、あるいシャッターカ
ーテン自体の破損を防止するシャッターの安全装置に係
るものである。
[従来の技術] 従来、建物の開口部に設けたシャッターの安全装置と
しては、シャッターカーテンの最下部に位置する座板に
テープスイッチやマイクロスイッチを設けて、シャッタ
ーの閉鎖時に障害物が座板に当接すると、上記スイッチ
がONとなって赤外線やフラッシュ等の発光器を発光さ
せ、この発光信号を受信した受光器を介してシャッター
の制御回路を遮断し、シャッターカーテンの下降を停止
するように構成したものが知られている。
しかしながら、上記構成の安全装置では、発光器およ
び受光器が外部に露出して装着されているため、発光器
がいたずらされて誤動作したり、あるいはシャッターカ
ーテンの全閉時には雨水の浸入、塵埃の付着等が危惧さ
れるため、これらの保護を目的とした複雑な構造としな
ければならない。
また、受光器はまぐさ部に取り付けられているので、
天井の照明光や、開口部から太陽光の影響で誤動作する
惧れがあり、発光器の光だけを受光するような格別な形
状にする必要があるばかりでなく、更に、シャッターが
複数連設されている場合には、隣接するシャッターの発
光を他のシャッターの受光器で感知してしまうため、そ
れぞれのシャッター毎に異なる特性の光を利用した発光
器および受光器を別個に用意しなければならず、シャッ
ター設置上の煩わしい製品管理を必要とするものであっ
た。
そこで、座板スイッチによる障害物検知をガイドレー
ル内に位置させた赤外線発光素子からガイドレール内上
方またはガイドレール上部に設けた赤外線受光素子まで
赤外線信号で伝達するようにした提案もなされている。
(特開昭63-167877号公報) 上記提案では、ガイドレール内を赤外線信号の光路と
しているので、照明光、太陽光等の外部光を感知して誤
動作する不都合を避けることができるものの、光路とし
て使用するガイドレールの案内溝寸法が必然的に大きく
なり、既設のガイドレールを用いたシャッターには設置
することができない、という欠点を有するものであっ
た。
[考案が解決しようとする課題] 本考案は、上記の如き実状に鑑み従来の欠点を解消す
べく創案されたものであって、その目的とするところ
は、簡単な構造でありながら、発光器および受光器等を
用いずに、照明光、太陽光等の外部光による誤動作、あ
るいは外部からのいたずらによる誤動作を未然に防止し
て、常に高い検知精度を保持して確実な障害物検知を行
うことができるばかりでなく、既設のガイドレールを用
いたシャッターにも柔軟に対応することができるシャッ
ターの安全装置を提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 課題を解決するため、本発明が採用した技術的手段
は、ガイドレールの案内溝内に両端部を位置させた座板
を、リンクプレートを介してシャッターカーテンの最下
端に設けた座板框の下部に遊嵌状に連結すると共に、制
御回路に接続されたテープスイッチを上記案内溝の底壁
全域に設け、障害物等に当接した座板の押上げ作動に連
繋して、座板框の長手方向に沿う水平方向に当該座板を
変位し、その変位したガイドレール内の座板の一側端部
でテープスイッチを押圧するように構成したことを特徴
とするものである。
[作用] したがって、本考案によれば、シャッターカーテンの
下降時に、該シャッターカーテン開口領域内の障害物
を、外部光あるいは埃、雨水等の浸入、付着による検知
精度低下の影響を受けることなく、確実に検知して安全
なシャッターの開閉作動を確保することができる。
[実施例] 本考案の構成を、図面に示した一実施例に基づいて詳
細に説明する。
第1図ないし第4図において、1は建物開口部に設け
られたシャッターであり、該シャッター1は、多数のス
ラット2a、2a…を上下方向にインターロックされて一面
状に連結し、その最下端に吊持した座板框3aに座板3bを
連結してシャッターカーテン2を形成すると共に、開口
部上部のシャッターケース4内の巻取軸5に上記シャッ
ターカーテン2を巻装し、駆動モーター6の回転駆動で
巻取軸5を正逆回転し、シャッターカーテン2の両端縁
を開口部両側に立設したガイドレール7、7の案内溝7
a、7a内に案内させて昇降するように構成されている。
上記座板框3aは、シャッターカーテン2と同幅で下向
きコ字形に形成され、かつその開口内面には、同じくシ
ャッターカーテン2と同幅で上向きコ字形に形成した座
板3bが、リンクプレート8を介して遊嵌状に吊持されて
いる。
すなわち、上記座板框3aと座板3bは、両部材が上下に
同幅位置で並列した状態で、リンクプレート8が上下方
向に対して傾斜姿勢となるように、それぞれピン8a、8b
で枢着されていると共に、座板框3a側に位置するリンク
プレート8の上端部と座板框3aとの間には、引張りスプ
リング9が弾装されており、上記ピン8aを回動支点とし
て座板3bを常時下方に向けて付勢するようになってい
る。
一方、前記ガイドレール7、7のうち、一方のガイド
レール7の底壁7bには、平袋状に形成した中空弾性体10
aの内部に一対のスイッチ板10b、10bを封入したテープ
スイッチ10が、底壁7b全域に亘って延設されており、ガ
イドレール7の上端に位置するスイッチ板10b、10bに
は、リード線11がそれぞれ引き出されて図示しないシャ
ッターの制御回路に接続されている。
叙上の如き構成において、シャッターカーテン2の下
降作動時に、シャッター開閉領域内に障害物が存在する
と、下降する座板3bが障害物の上部に当接すると同時
に、第1図の二点鎖線で示すように、リンクプレート8
を介して当該座板3bが座板框3aに対してその長手方向に
沿う水平方向に変位する。
そして、上記水平方向に変位に伴って、テープスイッ
チ10を設けた一方のガイドレール7内の底壁7bに座板3b
の一側端部が当接すると、テープスイッチ10のスイッチ
板10b、10bが押圧されて導通状態となり、図示しないシ
ャッターの制御回路が遮断されて、シャッターカーテン
2の下降が停止される。
その後、障害物等を除去すると、座板3b自体の自重と
引張りスプリング9の下方への付勢力により、直ちに座
板框3aと同幅で並列した通常の連結位置に座板3bが復帰
してシャッターカーテン2の下降動作が再開されること
になる。
[考案の効果] これを要するに、本考案は、ガイドレールの案内溝内
に両端部を位置させた座板を、リンクプレートを介して
シャッターカーテンの最下端に設けた座板框の下部に遊
嵌状に連結すると共に、制御回路に接続されたテープス
イッチを上記案内溝の底壁全域に設け、障害物等に当接
した座板の押上げ作動に連繋して、座板框の長手方向に
沿う水平方向に当該座板を変位し、その変位したガイド
レール内の座板の一側端部でテープスイッチを押圧する
ように構成したから、簡単な構成でありながら、 ガイドレールの底壁にテープスイッチを設けたの
で、防止開口部を通過する人や移動物等のとの接触によ
る障害物検知の誤動作と、テープスイッチ自体の破損を
未然に防止することができ、安全装置の信頼性を向上さ
せることができる。
シャッターカーテンの基本構造に必要な座板をその
まま障害物検知用の構成部材に兼用させのたので、シャ
ッターカーテンおよび座板框とともに座板自体がガイド
レールの案内溝間に呑み込まれ、シャッターの本来の機
能である開口部の遮蔽機能を損なうことなく、障害物の
検知を行うことができる。
シャッターカーテンおよび案内レール等の外表面に
障害物検知のための構成部材が露出しないので、外観上
の見苦しさを解消することができ、シャッターカーテン
の美観を保持しつつ、障害物の検知を行うことができ
る。
等という極めて有用な実用的効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るシャッターの安全装置の一実施例を
示すものであって、第1図は要部拡大正面図、第2図は
同上要部の横断面図、第3図は座板框と座板との連結状
態を示す縦断面図、第4図はシャッターの全体正面図で
ある。 図中、 2……シャッターカーテン、3a……座板框、3b……座
板、7……ガイドレール、7a……案内溝、7b……底壁、
8……リンクプレート、10……テープスイッチである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 上杉 宴弘 東京都新宿区西新宿2丁目1番1号 三 和シヤッター工業株式会社内 (72)考案者 清水 雄次 東京都新宿区西新宿2丁目1番1号 三 和シヤッター工業株式会社内 (56)参考文献 実開 平1−61396(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガイドレールの案内溝内に両端部を位置さ
    せた座板を、リンクプレートを介してシャッターカーテ
    ンの最下端に設けた座板框の下部に遊嵌状に連結すると
    共に、制御回路に接続されたテープスイッチを上記案内
    溝の底壁全域に設け、障害物等に当接した座板の押上げ
    作動に連繋して、座板框の長手方向に沿う水平方向に当
    該座板を変位し、その変位したガイドレール内の座板の
    一側端部でテープスイッチを押圧するように構成したこ
    とを特徴とするシャッターの安全装置。
JP1989043850U 1989-04-14 1989-04-14 シャッタ―の安全装置 Expired - Lifetime JP2509149Y2 (ja)

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JP1989043850U JP2509149Y2 (ja) 1989-04-14 1989-04-14 シャッタ―の安全装置

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JP1989043850U JP2509149Y2 (ja) 1989-04-14 1989-04-14 シャッタ―の安全装置

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Publication Number Publication Date
JPH02134297U JPH02134297U (ja) 1990-11-07
JP2509149Y2 true JP2509149Y2 (ja) 1996-08-28

Family

ID=31556622

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0161396U (ja) * 1987-10-09 1989-04-19

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JPH02134297U (ja) 1990-11-07

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