JP2538473Y2 - 複数バンド受信機 - Google Patents

複数バンド受信機

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JP2538473Y2
JP2538473Y2 JP1991044460U JP4446091U JP2538473Y2 JP 2538473 Y2 JP2538473 Y2 JP 2538473Y2 JP 1991044460 U JP1991044460 U JP 1991044460U JP 4446091 U JP4446091 U JP 4446091U JP 2538473 Y2 JP2538473 Y2 JP 2538473Y2
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、複数バンドの放送信号
例えばFM、AM、及びTV音声バンドの放送信号が受
信可能な回路を備えた複数バンド受信機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の複数バンド受信機に於て、それぞ
れの仕向け地域(米国、欧州、日本等)に合った仕様の
モ−ド例えば、DX/LOCAL切り換え、ステレオ/
モノラル切り換え、メインチャンネル/サブチャンネル
/メイン+サブチャンネル切り換え、等のモ−ド切り換
えは、スライドスイッチ、レバ−スイッチ、タクトスイ
ッチ等にてそれぞれ独立的に切り換えていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】然し、最近の受信機を
含む音響装置例えばヘッドホンステレオは非常に小型化
し、従来の様なスイッチの使い方であれば、物理的にス
イッチの配置が出来ず、仕向け地域毎の仕様の多様化に
対応できない問題が発生している。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題に鑑み、本考案
は、バンド切り換え手段にて複数バンドの放送信号が選
択的に受信可能な回路を備えた複数バンド受信機に於
て、1個のモ−ド切り換えスイッチの操作により各バン
ド毎に所定のモ−ドを選択切り換えるモ−ド切り換え手
段と、地域設定手段と、該地域設定手段にて設定された
地域毎に各バンドで前記モ−ド切り換え手段の動作が有
効か無効かの判定を行うモ−ド切り換え動作判定手段と
を備えたことを特徴とする。
【0005】
【作用】1個のモ−ド切り換えスイッチの操作により各
バンド毎に所定のモ−ドが選択的に切り換えられ、又設
定された地域毎に各バンドでモ−ド切り換え手段の動作
が有効か無効かの判定が行われる。
【0006】
【実施例】本考案に係る複数バンド受信機の一実施例を
図1〜図3に従い説明する。
【0007】図1は全体構成を示すブロック図、図2は
要部の機能ブロック図、図3はマイコン部のフロ−チャ
−ト図である。
【0008】図1に於て、1はFM及びTV音声バンド
の放送信号を受信するチュ−ナ部で、FM及びTV音声
バンド用のアンテナ2、高周波増幅回路3、ミキサ回路
4、IF回路5、復調回路6、FMステレオ復調回路及
びTV音声多重放送信号復調回路を含む復調回路部7を
備えている。8はAMバンドの放送信号を受信するチュ
−ナ部で、AMバンド用のアンテナ9、高周波増幅回路
10、ミキサ回路11、IF回路12、復調回路13を
備えている。14はAM、FM、TV音声バンドの各バ
ンドで共用される局部発振回路でPLL回路にて構成さ
れている。PLL回路14は周知の通り、基準発振器1
5、位相比較器16、ロ−パスフィルタ−17、可変分
周器18を内蔵している。19、20はそれぞれFM及
びTV音声バンド用のVCO、AMバンド用のVCO
で、ロ−パスフィルタ−17と各バンドのミキサ回路
4、11との間に接続されている。21、21は低周波
増幅回路、22、22はスピ−カである。
【0009】尚、高周波増幅回路3とミキサ回路4とを
1つのICで構成し、高周波増幅回路10とミキサ回路
11とIF回路5及び12と復調回路6及び13と復調
回路部7とを1つのICで構成し、PLL回路14を1
つのICで構成するを可とする。
【0010】23はマイコン部である。このマイコン部
は、CPU24、入力ポ−ト25、出力ポ−ト26、R
OM27、RAM28、クロック部29、LCDドライ
バ30等を備えている。31はマイコン部23の入力ポ
−ト25に接続されたキ−マトリックス回路である。3
2〜34は地域設定用のダイオ−ド、35はバンド切り
換えキ−、36はモ−ド切り換えキ−で、これらバンド
切り換えキ−35、及びモ−ド切り換えキ−36はタク
トスイッチ等のモ−メンタリ−スイッチで構成されてい
る。37はマイコン部23の出力ポ−ト26と入力ポ−
ト25との間に設けたバッファ回路である。38はバン
ド表示や、ステレオ表示等のモ−ド表示を行うLCD表
示部である。
【0011】図2の機能ブロック図で示す様に、マイコ
ン部23は、バンド切り換えキ−35の操作により受信
バンドを切り換えるバンド切り換え手段39と、キ−マ
トリックス回路31に設けた1個のモ−ド切り換えキ−
36の操作により各バンド毎に所定のモ−ドを選択切り
換えるモ−ド切り換え手段40と、地域設定用ダイオ−
ド32〜34の接続状態によって決定される地域設定手
段41と、地域設定手段41にて設定された地域毎に各
バンドでモ−ド切り換え手段40の動作が有効か無効か
の判定を行うモ−ド切り換え動作判定手段42とを、ソ
フトウェアにて実現している。
【0012】尚、図1で、地域設定手段用のダイオ−ド
が全く接続されていない場合は日本が選択され、ダイオ
−ド34のみが接続されている場合は北米地域が選択さ
れ、ダイオ−ド33のみが接続されている場合は欧州の
第1地域(西独地域)が選択され、ダイオ−ド33と3
4が接続されている場合は欧州の第2地域(西独以外の
欧州地域)が選択され、ダイオ−ド32のみが接続され
ている場合は東南アジア、中近東等上記以外の地域(以
下一般地域と称す)が選択される。
【0013】又、図1で、S1はマイコン部23の出力
ポ−ト26から高周波増幅回路3に加えられるDX/L
OCAL切り換え信号、S2は出力ポ−ト26からPL
L回路14の可変分周器18に加えられる分周比(N
値)制御信号である。S3、S4は出力ポ−ト26から
復調回路部7にそれぞれ加えられるステレオ/モノラル
切り換え信号及びTV音声信号のメインチャンネル/サ
ブチャンネル/メイン+サブチャンネル切り換え信号で
ある。S5は復調回路部7から入力ポ−ト25に加えら
れるステレオ表示用等のモ−ド表示用信号である。
【0014】次にこの様に構成した複数バンド受信機の
動作について、図3のフロ−チャ−トを参照して説明す
る。
【0015】まず、バンド切り換えキ−35にて受信バ
ンドを選択し(ステップ1)、ステップ2でFMバンド
が選択されたかどうかを判定する。FMバンド以外の場
合は、AMバンドが選択されたかどうかを判定する(ス
テップ3)。FMバンドでもAMバンドでもない場合
は、TV音声バンドが選択されているか否かを判定する
(ステップ4)。この様にバンド切り換えキ−35にて
選択された受信バンドはLCD表示器38に表示され
る。
【0016】バンド切り換えキ−35にてFMバンドが
選択された場合は、地域設定手段41にて欧州の第2地
域が設定されているか否かを判定し(ステップ5)、欧
州の第2地域が設定されている場合は、モ−ド切り換え
動作判定手段42にてモ−ド切り換え手段40の動作が
有効であると判定される。即ちこの場合、モ−ド切り換
えキ−36を1回操作する度に、ステレオDX→ステレ
オLOCAL→モノラルDX→モノラルLOCAL→ス
テレオDXとサイクリックに切り換わる。
【0017】ステップ5で欧州の第2地域以外の地域が
設定されている場合も、モ−ド切り換え動作判定手段4
2にてモ−ド切り換え手段40の動作は有効であると判
定される。この場合、モ−ド切り換えキ−36を1回操
作する度に、ステレオモ−ド→モノラルモ−ド→ステレ
オモ−ドとサイクリックに切り換わる。
【0018】ステップ3で、AMバンドが選択されてい
る場合は、一般地域が設定されているか否かを判定する
(ステップ6)。ステップ6で一般地域が選択されてい
る場合は、モ−ド切り換え動作判定手段42にてモ−ド
切り換え手段40の動作は有効であると判定される。こ
の場合、モ−ド切り換えキ−36を1回操作する度に、
出力ポ−ト26からバッファ回路37を介して入力ポ−
ト25に加えられる信号が、「ハイ」→「ロ−」→「ハ
イ」と切り換えられると共に、CPU24からの制御信
号で、RAM28内に格納されている受信周波数デ−
タ、LCDドライバ30への表示デ−タ、及び出力ポ−
ト26から可変分周器18への分周比制御信号が切り換
えられる。従ってこの場合、モ−ド切り換えキ−36を
1回操作する度に、周波数ステップが9KHZステップ
→10KHZステップ→9KHZステップとサイクリッ
クに切り換わる。一般地域には、AMバンドの受信周波
数が522KHZ〜1629KHZで周波数ステップが
9KHZの地域と、受信周波数が520KHZ〜171
0KHZで周波数ステップが10KHZの地域とが存在
するが、モード切り換えキ−36によって受信機を使用
する地域に合ったモ−ドを選択すれば良い。
【0019】ステップ6で一般地域が選択されていない
場合は、モ−ド切り換え動作判定手段42にてモ−ド切
り換え手段40の動作は無効であると判定される。即
ち、モ−ド切り換えキ−36を操作しても、受信周波数
及び周波数ステップは切り換わらず、地域設定手段41
で設定された地域の受信周波数及び周波数ステップに固
定される。
【0020】ステップ4でTV音声バンドが選択されて
いる場合、地域設定手段41で日本が設定されているか
否かを判定する(ステップ7)。日本が設定されていれ
ば、モ−ド切り換え動作判定手段42にてモ−ド切り換
え手段40の動作が有効であると判定される。この場
合、モ−ド切り換えキ−36を1回操作する度に、TV
音声のメインチャンネル→サブチャンネル→メイン+サ
ブチャンネル→メインチャンネルとサイクリックに切り
換わる。
【0021】ステップ7で日本以外の地域が選択されて
いる場合は、モ−ド切り換え動作判定手段42にてモ−
ド切り換え手段40の動作が無効であると判定される。
即ち、この場合、TV音声バンドの信号は受信できず、
又モ−ド切り換えキ−36を操作しても、何も切り換え
られない。
【0022】以上のモード切り換え動作を設定された地
域毎にまとめると下記の様になる。(1)地域設定手段
41で日本が設定されている場合。
【0023】受信バンドがTV音声バンドであれば、モ
−ド切り換え手段40にて、メインチャンネル→サブチ
ャンネル→メイン+サブチャンネル→メインチャンネル
とモ−ドが切り換わる。
【0024】受信バンドがFMバンドであれば、モ−ド
切り換え手段40にて、ステレオ→モノラル→ステレオ
とモ−ドが切り換わる。
【0025】受信バンドがAMバンドであれば、モ−ド
切り換え動作は無効となる。(2)地域設定手段41で
北米地域が設定されている場合及び欧州の第1地域が設
定されている場合。
【0026】受信バンドがFMバンドであれば、モ−ド
切り換え手段40にて、ステレオ→モノラル→ステレオ
とモ−ドが切り換わる。
【0027】受信バンドがAMバンドであれば、モ−ド
切り換え動作は無効となる。(3)地域設定手段41に
て欧州の第2地域が設定されている場合。
【0028】受信バンドがFMバンドであれば、モ−ド
切り換え手段40にて、ステレオDX→ステレオLOC
AL→モノラルDX→モノラルLOCAL→ステレオD
Xとモ−ドが切り換わる。
【0029】受信バンドがAMバンドであれば、モ−ド
切り換え動作は無効となる。(4)地域設定手段41に
て一般地域が設定されている場合。
【0030】受信バンドがFMバンドであれば、モ−ド
切り換え手段40にて、ステレオ→モノラル→ステレオ
とモ−ドが切り換わる。
【0031】受信バンドがAMバンドであれば、モ−ド
切り換え手段40にて、周波数ステップが9KHZステ
ップ→10KHZステップ→9KHZステップと切り換
わる。
【0032】以上の様に、1個のモ−ド切り換えキ−3
6の操作により各バンド毎に所定のモ−ドが選択的に切
り換えられ、又設定された地域毎に各バンドでモ−ド切
り換え手段40の動作が有効か無効かの判定が行われ
る。
【0033】
【考案の効果】本考案によれば、1個のモ−ド切り換え
スイッチの操作により各バンド毎に所定のモ−ドが選択
的に切り換えられ、又設定された地域毎に各バンドでモ
−ド切り換え手段の動作が有効か無効かの判定が行われ
る。従って、スイッチの数を大幅に削減する事が出来、
小型の受信装置に用いて極めて好適である。又、仕向け
地毎の仕様の多様化にも簡単に対応することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の複数バンド受信機のブロック図であ
る。
【図2】本考案の複数バンド受信機の要部の機能ブロッ
ク図である。
【図3】本考案の複数バンド受信機の動作を説明するフ
ロ−チャ−トである。
【符号の説明】
32、33、34 地域設定用ダイオ−ド 35 バンド切り換えキ− 36 モ−ド切り換えキ− 39 バンド切り換え手段 40 モ−ド切り換え手段 41 地域設定手段 42 モ−ド切り換え動作判定手段

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バンド切り換え手段にて複数のバンドの
    放送信号が選択的に受信可能な回路を備えた複数バンド
    受信機において、 単一のモード切り換えスイッチの操作に応じて、各バン
    ドにおいて所定のモードを選択的に切り換えるモード切
    り換え手段と、 受信機が使用される地域を設定するための地域設定手段
    と、 各バンドにおいて、前記地域設定手段にて設定された情
    報に基づいて前記モード切り換え手段の動作を有効とす
    るかあるいは無効とするかの判定を行うモード切り換え
    動作判定手段とを備え、 前記モード切り換え動作判定手段の判定結果に応じて前
    記モード切り換え手段の動作を有効とすることを特徴と
    する複数バンド受信機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS524701A (en) * 1975-07-01 1977-01-14 Nippon Gakki Seizo Kk Signal selecting system
JPS5914433U (ja) * 1982-07-19 1984-01-28 三洋電機株式会社 Am−fm受信機
JPH01130632A (ja) * 1987-11-17 1989-05-23 Mitsubishi Electric Corp 受信機

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