JP2538252Y2 - ポンプ自動停止装置 - Google Patents

ポンプ自動停止装置

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JP2538252Y2
JP2538252Y2 JP1990115223U JP11522390U JP2538252Y2 JP 2538252 Y2 JP2538252 Y2 JP 2538252Y2 JP 1990115223 U JP1990115223 U JP 1990115223U JP 11522390 U JP11522390 U JP 11522390U JP 2538252 Y2 JP2538252 Y2 JP 2538252Y2
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JP
Japan
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pump
liquid
tank
automatic
automatic pump
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信行 発田
和寿 森
直樹 津田
義徳 村上
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Kyoritsu Co Ltd
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Kyoritsu Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はポンプ自動停止装置、特に背負動力噴霧機等
の作業機のためのポンプ自動停止装置に関する。
従来の技術 タンク内の薬液等の液体をモータや内燃エンジン等の
原動機の動力を用いて散布する背負動力噴霧機等の作業
機では、薬液タンクの底部に適当なセンサーを設けてタ
ンク内の液体残量が零になった時にポンプの運転を停止
し、ポンプの空運転によるポンプの焼損を防止するポン
プ自動停止装置を設けたものが知られている。このよう
なポンプ自動停止装置では、それによりポンプを自動的
に停止した時にポンプ内に液体が残存しており、この残
存液体が冬期等には凍結してポンプに損傷を与える危険
があり、このため作業者はポンプの排水口を開いてポン
プを水抜き作業を追加して行わねばならず、またこの水
抜きを忘れてポンプを損傷させることが起こっていた。
考案が解決しようとする課題 そこで、本考案は上記したような従来の技術の問題を
解決すると共に簡単で便利な形のポンプ自動停止装置を
提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 即ち、本考案に係るポンプ自動停止装置は、液体を貯
蔵するタンクと、該タンクの底部に近接して配置される
とともに比較的短い長さに形成された入口部を前記タン
クの底部に連結したポンプと、該ポンプを駆動する原動
機と、前記入口部内に配置された液体センサーと、前記
原動機及び前記液体センサーへ電気的に連結されたポン
プ自動停止ユニットとを含み、該ポンプ自動停止ユニッ
トが前記原動機の電源回路を断接する制御素子と前記液
体センサーが液体を検知しなくなった後も所定の時間の
間前記制御素子の接作動を維持する停止遅延回路とを有
することを特徴とする。
作用 従って、ポンプは、タンク内の液体が消費された後、
更にポンプ内の液体を完全に排出させるに必要な時間延
長して駆動されることができる。
実施例 次に、本考案を図面の実施例に基づいて説明する。
図示した実施例は本考案を背負動力噴霧機のポンプ自
動停止装置に適用したものである。この背負動力噴霧機
は作業者が背負うことができる背負架台(図示せず)の
上部に設けられ薬液等の液体を貯蔵するタンク1と、こ
のタンク1の底部に近接して配置されたギア式等のポン
プ2とを含み、該ポンプ2は第1図に示すようにその比
較的短い入口部3を前記タンク1の底部に連結してお
り、前記入口部3内の流路には後述する液体センサー4
が配設されている。前記ポンプ2は原動機であるモータ
5(第2図)によって駆動され、前記タンク1内の薬液
等の液体を前記入口部3を通して吸込み、この吸込んだ
液体を吐出管6及び調圧弁8を通して噴霧管7へ圧送
し、該噴霧管7の先端の噴霧ノズル(図示せず)から薬
液等の液体を周囲へ噴霧することができる。前記液体セ
ンサー4及びモータ5は第2図に示したポンプ自動停止
ユニット8へ電気的に連結されている。
なお、第1図において23は、前記調圧弁22からの余水
を前記タンク1内へ戻す余水管である。
第2図において、9は例えば直流12Vのバッテリーの
ような電源であり、10は電源スイッチであり、前記ポン
プ自動停止ユニット8は破線で囲われて図示されてい
る。該ポンプ自動停止ユニット8は、ダイオード11及び
12と、トランジスター13と、タイマーIC14と、前記モー
タ5の電源回路を断接する制御素子としての電磁リレー
15と、抵抗体16と、可変抵抗体17と、コンデンサー18及
び19とを含み、これらの電気部品は前記したモータ5、
電源9及び電源スイッチ10と共に第2図に示したように
結線されている。前記液体センサー4は、前記ポンプ2
の入口部3の流路内へ突出する一対の近接して配置され
た電極20及び21を含み、これ等の電極20及び21は、前記
ポンプ2の入口部3内に存在する液体によって互いに電
気的に導通され、また液体がない時には互いに電気的に
遮断される。
このように構成したことによって、タンク1及びポン
プ2の入口部3内に薬液等の液体があり、液体センサー
4が液体の存在を検知している時、電源スイッチ10をオ
ンにすると、電源9から電流が液体センサー4、ダイオ
ード11、トランジスター13を通して流れ、電磁リレー15
をオンにする。それによりモータ5へも電流が流れてモ
ータ5は作動されてポンプ2を駆動し、ポンプ2は前記
したようにタンク1内の液体を噴霧管7へ圧送して噴霧
ノズルから周囲へ噴霧する。タンク1及びポンプ2の入
口部3内の液体が消費されて液体センサー4の電極20及
び21の間の電気的導通が断たれると、タイマーIC14への
入力が零ボルトになり、タイマーが作動を開始するが、
電磁リレー15は引続いてオン状態を維持し、このためモ
ータ5は作動し続けてポンプ2を駆動し、ポンプ2内の
液体を吐出管6へ吐出する。タイマーIC14のこの作動は
可変抵抗体17及びコンデンサー18の値によって決まる時
間だけ続き、タイマーIC14の出力が零ボルトになると電
磁リレーがオフに転じ、モータ5は作動を停止してポン
プ2を自動的に停止させる。タイマーIC14のタイマー作
動時間は可変抵抗体17の可動接点の位置を調節すること
によって調節される。このようにして、ポンプ2の長時
間にわたる空運転を防止しポンプ2内の残存する液体を
完全に排除して凍結によるポンプ2の損傷を防止するこ
とができる。タンク1及びポンプ2の入口部3中へ薬剤
等の液体が再び補充されると、液体センサー4は再びオ
ン状態になり、電源スイッチ10をオンにすると前記した
作動を行うことができる。ポンプ2の入口部3が比較的
短い長さに形成されていることは、タンク1内に液体が
満たされているにもかかわらず入口部3内にエアーロッ
クが生じた場合に、液体センサー4がオフ状態にとどま
る危険を回避することができるので好ましい。
なお、原動機として電気点火式内燃エンジンを用いる
場合には、ポンプ自動停止ユニットによって点火コイル
の一次側回路を短絡せしめればよい。
また、液体センサーも感圧式等、適宜のものを用いれ
ばよい。
考案の効果 以上説明した本考案の構成により、本考案は、タンク
がどのような動きをしてもタンク内の液体の状態をでき
るだけ認知できるようにしたので、タンク内の液体が消
費された後のポンプの長時間にわたる空運転に起因する
ポンプの故障、並びに凍結に起因するポンプの故障を回
避することができ、構造が簡単であり且つ製作が容易で
あるポンプ自動停止装置を提供することができる等の効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る一実施例を示す背負動力噴霧機の
ポンプ自動停止装置の要部概略破断図であり、第2図は
第1図のポンプ自動停止装置の電気回路図である。 1…タンク、2…ポンプ、3…入口部、4…液体センサ
ー、5…モータ、8…ポンプ自動停止ユニット、13…ト
ランジスター、14…タイマーIC、15…電磁リレー、17…
可変抵抗体、19…コンデンサー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 村上 義徳 東京都青梅市末広町1丁目7番地2 株 式会社共立内 (56)参考文献 特開 平1−187386(JP,A) 実開 平2−104537(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】液体を貯蔵するタンク(1)と、該タンク
    の底部に近接して配置されるとともに比較的短い長さに
    形成された入口部(3)を前記タンクの底部に連結した
    ポンプ(2)と、該ポンプを駆動する原動機(5)と、
    前記入口部内に配置された液体センサー(4)と、前記
    原動機及び前記液体センサーへ電気的に連結されたポン
    プ自動停止ユニット(8)とを含み、該ポンプ自動停止
    ユニットが前記原動機の電源回路を断接する制御素子
    (15)と前記液体センサーが液体を検知しなくなった後
    も所定の時間の間前記制御素子の接作動を維持する停止
    遅延回路(13,14,17,18)とを有することを特徴とする
    ポンプ自動停止装置。
JP1990115223U 1990-11-01 1990-11-01 ポンプ自動停止装置 Expired - Lifetime JP2538252Y2 (ja)

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JPH0474559U JPH0474559U (ja) 1992-06-30
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