JPH0447436Y2 - - Google Patents

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JPH0447436Y2
JPH0447436Y2 JP8866785U JP8866785U JPH0447436Y2 JP H0447436 Y2 JPH0447436 Y2 JP H0447436Y2 JP 8866785 U JP8866785 U JP 8866785U JP 8866785 U JP8866785 U JP 8866785U JP H0447436 Y2 JPH0447436 Y2 JP H0447436Y2
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pump
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switch
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、圧力スイツチと流量スイツチを用い
て自動運転するポンプ装置の制御回路に関する。
[従来の技術] 給水用などのように自動運転されるポンプ装置
において、ポンプの起動を圧力スイツチにより制
御するとともに、このポンプの停止を流量スイツ
チにより制御するようにした自動運転式ポンプ装
置が知られている。このものは、給水栓を開いて
水を消費した場合に圧力タンクやポンプ吐出側配
管内の圧力が所定の下限値以下に低下すると、こ
れを圧力スイツチが検知してポンプを起動させる
ように指令し、これにより吐出側出力を所定値以
上に保ち、また給水栓を閉じて消費水量が少なく
なつてポンプ吐出側の流量が所定の下限値以下に
低下した場合は、これを流量スイツチが検出して
ポンプを停止させるようになつている。
このような自動運転式ポンプ装置においては、
ポンプを停止した場合、流量スイツチがチヤタリ
ングを生じることがある。つまり、ポンプを停止
すると吐出流量が脈動を生じ、この脈動により吐
出管内の流体が移動するから流量スイツチがオ
ン、オフのチヤタリング作動を生じることがあ
る。
このような流量スイツチのチャタリングを防止
するため、自己保持型リレーを併設するようにし
ている。すなわち、この種の従来の制御回路は、
第1図に例示するように、圧力スイツチの開閉素
子1をリレー2に直列に接続するとともに、この
リレー2の第1開閉素子2aと流量スイツチの開
閉素子3を直列に接続し、上記圧力スイツチ用開
閉素子1に対して上記リレー2の第1開閉素子2
aと流量スイツチの開閉素子3とからなる直列回
路を並列に接続し、かつポンプ駆動用の電動機4
(またはこの電動機用電磁開閉器など)とリレー
2の第2開閉素子2bとを直列に接続して構成し
てある。
このような従来の制御回路においては、ポンプ
の吐出流量が所定の下限値以下に低下して流量ス
イツチ用開閉素子3が開かれると、このときには
すでに圧力が上昇しているので圧力スイツチ用開
閉素子1は開かれているから、リレー2が非通電
状態になり、よつてリレー2の第1開閉素子2a
および第2開閉素子2bが開かれるので、駆動用
電動機4への通電が停止され、よつてポンプが停
止される。
この場合、吐出流量の脈動により流量スイツチ
がチヤタリングしても、すなわち流量スイツチ用
開閉素子3が開閉を繰り返しても、第2開閉素子
2bが開かれているため駆動用電動機4への通電
が阻止され、よつて電動機4の繰り返し運転を防
止することができる。
また、上記第1図に示すチヤタリング防止の自
己保持回路を設けた制御回路においては、給水栓
を開いた場合のように、圧力タンクやポンプ吐出
側配管内の圧力が所定の下限値以下に低下する
と、圧力スイツチが作動して圧力スイツチ用開閉
素子1が閉じられ、これによりリレー2か作動し
てリレーの第2開閉素子2bが閉じられるから、
駆動用電動機4への通電が開始され、よつてポン
プが起動するようになる。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、このようなポンプ起動の場合、
リレーの第2開閉素子2bにより駆動用電動機4
が直接に制御されるようになつているため、電動
機4が起動するときに発生する過度的な電圧降下
によつて、リレー2自体にチヤタリングが発生す
る場合がある。つまり、第1図の制御回路では、
流量スイツチ用開閉素子3のチャタリングによる
電動機4への悪影響を回避できるが、電動機4の
起動時に発生する過度的な電圧降下によつて生じ
るリレー2自体のチャタリングを防止することが
できない不具合がある。
このため、この種のポンプ装置の円滑な運転が
阻害されたり、機器の損傷を誘発するなどの難点
がある。
本考案は上記事情のもとになされたもので、そ
の目的とするところは、駆動部の起動時における
過度的な電圧降下により、リレーにチヤタリング
が発生するのを防止することができるポンプ装置
用制御回路を提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 本考案においては、流量スイツチ用開閉素子に
リレーを直列に接続するとともに、この直列回路
に対して駆動部を並列に接続し、この駆動部に対
して圧力スイツチ用開閉素子を直列に接続し、か
つこの圧力スイツチ用開閉素子に対して上記リレ
ーの開閉素子を並列に接続したことを特徴とす
る。
[作用] 本考案によれば、吐出側の圧力が所定値以下に
低下して圧力スイツチ用開閉素子が閉じると、こ
れと直列に接続されている駆動部に通電がなさ
れ、ポンプが起動する。ポンプが起動した直後
は、吐出側流量は所定の下限値以下にあるため流
量スイツチ用開閉素子が開かれており、よつてこ
れに直列に接続されているリレーに通電されるこ
とはない。そして、吐出流量が上記下限値を越え
て充分に上昇することにより流量スイツチ用開閉
素子が閉じられたのち、すなわち、ポンプが起動
時の過度的状態を過ぎて安定した運転状態に入つ
たときにやつとリレーに通電される。これにより
リレーの開閉素子が閉じて、駆動部の自己保持を
行う。したがつて、リレーは、ポンプ駆動部の起
動時における過度的な電圧降下の影響を受けず、
リレーにチヤタリングが生ずるのを防止すること
ができる。
[実施例] 以下本考案について、一実施例を第2図および
第3図にもとづき説明する。
第2図において、流量スイツチ10および圧力
スイツチ11はポンプ12の吐出管13に設置さ
れている。圧力スイツチ11は要すれば圧力タン
ク14などに設けるようにしてもよい。ポンプ1
2は駆動部としての電動機15が連結されてい
る。本実施例の場合、ポンプ駆動用電動機15を
直接発停制御する場合を示し、この電動機15は
第3図に示すような制御回路に組み込まれてい
る。つまり、第3図の場合、流量スイツチ用開閉
素子10aにリレー17を直列に接続してあり、
この直列回路に対して電動機15を並列に接続し
てある。そして、この電動機15に対して圧力ス
イツチ用開閉素子11aを直列に接続し、かつこ
の圧力スイツチ用開閉素子11aに対して、上記
リレー17の開閉素子17aを並列に接続してあ
る。
上記のように構成された装置においては、給水
栓を開くことにより給水が開始されるなどによ
り、吐出管13の内圧が所定の下限値以下に低下
すると圧力スイツチ11がこれを検知して圧力ス
イツチ用開閉素子11aが閉じられるので、この
開閉素子11aに直列に接続されている電動機1
5に通電がなされる。これによりポンプ12が始
動し、吐出管13の圧力低下を防止する。そし
て、吐出管13内における流量が増加し、所定の
下限値を越えて充分に上昇すると流量スイツチ1
0がこれを検知して流量スイツチ用開閉素子10
aが閉じられる。このためリレー17に通電さ
れ、よつてリレー17の開閉素子17aが閉じら
れ、これにより圧力スイツチ用開閉素子11aの
自己保持をなす。
このため、吐出管13内の内圧が上記所定の下
限値を越えて充分に上昇することにより圧力スイ
ツチ用開閉素子11aが開かれても、電動機15
は上記リレー17の開閉素子17aを介して通電
が保たれ、ポンプ12は運転状態にある。
そして、給水栓を閉じることにより給水を停止
するなどにより、吐出流量が所定に下限値以下に
低下した場合は、流量スイツチ10がこれを検知
して流量スイツチ用開閉素子10aが開かれる。
このときにはすでに圧力スイツチ用開閉素子11
aは開いているので、流量スイツチ用開閉素子1
0aが開くことにより、リレー17が非通電状態
となり、リレー17の開閉素子17aが開かれ
る。このため、自己保持状態が解除され、電動機
15への通電が停止され、ポンプ12が停止され
る。
すなわち、上記の構成によれば、流通スイツチ
用開閉素子10aと電動機15が直列に接続され
ていないから、ポンプ12を停止した場合に流量
スイツチ10が吐出管13内の脈動によりチヤタ
リングを生じても、電動機15はチヤタリングを
生じることがない。
しかも、電動機15の起動当初には吐出流量が
少ないため流量スイツチ用開閉素子10aが開か
れており、この素子10aと直列に接続されたリ
レー17に通電されていないからリレー17の開
閉素子17aが起動部15に発生する起動直後の
電圧降下の影響を受けることがない。よつて、リ
レー17にチヤタリングが発生するのを防止する
ことができる。
また、上記の構造は、リレー17の開閉素子1
7aが1個のみでよい(第1図の従来例の場合、
リレーの開閉素子は2個)から構造が簡単にな
り、かつ電動機15の起動は圧力スイツチ用開閉
素子11aが分担し、かつ電動機15の停止は流
量スイツチ用開閉素子10aが分担する(第1図
の従来例の場合、両方ともリレーの第2開閉素子
2bに依存)ので、開閉素子17aの寿命が延び
る等の効果もある。
なお、本考案は上記実施例のみに限定されるも
のではない。
すなわち、大容量の電動機を運転する場合には
リレーにより一旦電磁開閉器21を駆動し、この
電磁開閉器により電磁スイツチを作動させてポン
プ駆動用電動機を運転する場合があり、第4図に
示す他の実施例は、駆動部が電磁開閉器21を含
み、この電磁開閉器21は電磁スイツチなどから
なる開閉素子21aを開閉し、この開閉素子21
aによつて電動機15は運転されるようになつて
いる。このような構造は、特に電源が多相の場合
に有効であり、本考案はこのような実施例でも適
用可能である。
その他、本考案の要旨とするところの範囲内で
種々の変更ないし応用が可能である。
[考案の効果] 以上説明した通り本考案によれば、ポンプが停
止される場合に流量スイツチにチヤタリングを生
じても、ポンプにチヤタリングが生じるのを防止
することができるとともに、ポンプの起動当初は
リレーの開閉素子が開かれているので、ポンプの
起動直後に過度的な電圧降下が生じてもリレーに
悪影響を及ぼすことはなく、リレーのチヤタリン
グなどを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す回路図、第2図および第
3図は本考案の一実施例を示す配管図および回路
図、第4図は本考案の他の実施例を示す回路図で
ある。 10……流量スイツチ、10a……流量スイツ
チ用開閉素子、11……圧力スイツチ、11a…
…圧力スイツチ用開閉素子、12……ポンプ、1
3……吐出管、15……電動機、17……リレ
ー、17a……リレーの開閉素子。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ポンプの吐出側圧力が所定の下限値以下に低下
    した場合に閉じられる開閉素子を有し、この開閉
    素子が閉じた場合に上記ポンプを起動させる圧力
    スイツチと、 上記ポンプの吐出流量が所定の下限値以下に低
    下した場合に開かれる開閉素子を備え、この開閉
    素子が開かれた場合に上記ポンプを停止させる流
    量スイツチと、 これら圧力スイツチおよび流量スイツチの作動
    により上記ポンプを発停制御する駆動部と、 を有するポンプ装置用制御回路において、 上記流量スイツチ用開閉素子にリレーを直列に
    接続するとともに、この直列回路に対して上記駆
    動部を並列に接続し、この駆動部に対して上記圧
    力スイツチ用開閉素子を直列に接続し、かつこの
    圧力スイツチ用開閉素子に対して上記リレーの開
    閉素子を並列に接続したことを特徴とするポンプ
    装置用制御回路。
JP8866785U 1985-06-12 1985-06-12 Expired JPH0447436Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7342846B2 (ja) * 2020-11-27 2023-09-12 Jfeスチール株式会社 被圧延材のトラッキング方法、トラッキング装置および搬送方法ならびにサイジングプレス装置およびサイジングプレス方法

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JPS61204981U (ja) 1986-12-24

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