JP2778503B2 - 液位制御装置 - Google Patents

液位制御装置

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JP2778503B2
JP2778503B2 JP3163295A JP3163295A JP2778503B2 JP 2778503 B2 JP2778503 B2 JP 2778503B2 JP 3163295 A JP3163295 A JP 3163295A JP 3163295 A JP3163295 A JP 3163295A JP 2778503 B2 JP2778503 B2 JP 2778503B2
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water
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ozone
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勝廣 川合
伸哉 岩谷
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Toyota Auto Body Co Ltd
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Toyota Auto Body Co Ltd
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  • Control Of Non-Electrical Variables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タンクに貯蔵される液
体の液位を制御する液位制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液位センサとしてフロートスイッチを用
い、そのオン・オフ信号に基づいて直接液位を制御する
ようにした液位制御装置がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フロー
トスイッチは液位の波立ちにより短時間の間にオン・オ
フを繰り返す。このようなオン・オフ信号に基づいて作
動するリレー等の制御部品の接点間には、頻繁にオン・
オフを繰り返すいわゆるチャタリング現象が生じると、
アークが発生して接点が溶損したり焼き付いたりする虞
れがあり、液位の制御が不能となるという問題点があ
る。本発明は、上記問題点を解決するためになされたも
のであり、作動が確実な液位制御装置を提供することを
目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の液位制御装置は、液位センサと、設定時間
の異なる複数のタイマと、論理和回路とから構成し、前
記液位センサの液位信号と、該液位信号によりスタート
するとともに前記設定時間経過まで保持される前記複数
のタイマの各信号を前記論理和回路に入力し、該論理和
回路の出力に基づいて液位を制御するようにしたことを
特徴とする。
【0005】
【作用及び発明の効果】上記液位制御装置によれば、液
位センサの信号、及び該液位センサの液位信号によりス
タートして設定時間経過まで保持される複数のタイマの
信号の何れかが論理和回路に入力されると、該論理和回
路から信号が出力される。従って、複数のタイマのうち
の最長の設定時間よりも短い周期で、液位センサがオン
・オフを繰り返す限りは、論理和回路の出力はオン・オ
フしない。このため、制御液位の近傍で液位が波立っ
て、液位センサがオン・オフを頻繁に繰り返しても、論
理和回路の出力はオン・オフしない安定したものとな
り、制御回路などに組み込まれるリレー等の制御部品の
接点間にチャタリング現象を生じて、アークの発生によ
り接点が溶損したり焼き付いたりする虞れを完全に防止
できる等の効果がある。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を図面を参照して説明する。
図1は本発明の液位制御装置の概略構成図である。水タ
ンク1には、水位に追従するフロート2が設けられてい
る。フロート2によりオン・オフされる満水位センサ3
と低水位センサ4が配設されている。水タンク1には、
給水配管5と排水配管6が設けられている。給水配管5
には電磁弁7が介装されている。また、排水配管6には
吐出ポンプ8が介装されている。制御回路9は、満水位
センサ3及び低水位センサ4のオン信号を入力して、電
磁弁7の開閉制御を行うリレーR1及び吐出ポンプ8の
作動を制御するリレーR2へ制御信号を出力する。
【0007】図2は制御回路9の概略回路図である。制
御回路9は、同一構成の満水位制御回路11と低水位制
御回路12とから形成されている。満水位制御回路11
は、論理和回路13と2個のタイマ15,17とから形
成される。同様に低水位制御回路12は、論理和回路1
4と2個のタイマ16,18とから形成される。タイマ
15と16にはタイマ時間として3秒が設定されてい
る。また、タイマ17と18にはタイマ時間として5秒
が設定されている。
【0008】図3は上記満水位制御回路11の作動を示
したタイミングチャートである。給水により水位が満水
位の近傍にまで上昇すると、波立つ水面に追従してフロ
ート2が上下動を繰り返し、満水位センサ3をオン・オ
フさせる。該満水位センサ3のオン信号のオンエッジ
(ここでオンエッジとは、オフ状態からオン状態への状
態変化をいう。以下同じ)をトリガーとしてタイマ1
5,17がスタートする。タイマ15は3秒間オンとな
り、タイマ17は5秒間オンとなる。従って、タイマ1
7の設定時間よりも短い周期で満水位センサ3がオン・
オフしても、2個のタイマ15,17が交互に若しくは
同時にトリガーされるから、論理和回路13からはオン
信号が出力され続ける。論理和回路13のオン信号によ
りリレーR1が作動して電磁弁7が閉じ、給水配管5か
らの水タンク1内への給水が停止される。
【0009】低水位制御回路12の作動も上記満水位制
御回路11の作動と同様である。低水位センサ4のオン
信号は、論理和回路14とタイマ16,18に入力され
る。タイマ16,18は低水位センサ4のオン信号のオ
ンエッジをトリガーとして、設定されたタイマ時間を経
過するまで信号を出力する。論理和回路14の出力信号
によりリレーR2が作動して、運転中の吐出ポンプ8が
強制的に停止される。
【0010】上記実施例装置は、制御水位の近傍で満水
位センサ3若しくは低水位センサ4が頻繁にオン・オフ
しても、リレーR1若しくはリレーR2が同じようにオ
ン・オフすることがない。従って、リレーR1,R2の
接点間にオン・オフが不能となるような不具合の発生を
防止することができる。また、タイマは2個のみではな
く設定時間の異なる複数のタイマを用いることもでき
る。また、上記制御回路9の機能を、プログラマブルな
シーケンサで実現することにより、使用タイマの個数を
少なくしてコストを低減できる。
【0011】上記した液位制御装置は例えばオゾン水洗
浄装置51に適用することができる。図4は該オゾン水
洗浄装置51の概略構成図である。図中52はマイクロ
コンピュータ等からなる制御回路、53は該制御回路5
2の制御信号により作動・非作動に切替えられるオゾン
発生器、54はオゾン溶解水タンク、55は前記制御回
路52の制御信号により駆動される液体圧送ポンプ、5
6は水道の蛇口である。水道の蛇口56に連結された給
水ホース57には、二股に分岐する洗浄水供給配管58
とタンク水供給配管59が連結されている。洗浄水供給
配管58は、電磁弁60と逆止弁61を介装して液体圧
送ポンプ55の吸入側に連結されている。電磁弁60は
前記制御回路52からの信号により作動して、洗浄水供
給配管58を連通又は遮断する。
【0016】タンク水供給配管59は、電磁弁62とオ
ゾンエジェクタ63を介装してオゾン溶解水タンク54
に連結されている。オゾンエジェクタ63は、オゾン発
生器53から供給されるオゾンを洗浄水に溶解させる。
電磁弁62は前記制御回路52からの信号により作動し
て、タンク水供給配管59を連通又は遮断する。オゾン
溶解水タンク54に連結されたオゾン溶解水配管64
は、逆止弁65が介装されるとともに、前記洗浄水供給
配管58の逆止弁61と液体圧送ポンプ55の吸入側と
の間に連結されている。該オゾン溶解水配管64と前記
タンク水供給配管59とが、前記オゾン溶解水タンク5
4を介して接続され、オゾン溶解水供給配管が構成され
る。
【0017】また、オゾン溶解水タンク54には排オゾ
ン分解器66が設けられ、活性炭や金属酸化物触媒を用
いて溶解されない余分なオゾンを分解して酸素に変えて
いる。前記液体圧送ポンプ55の吐出側には、注水停止
用コック67を配設した注水配管68が連結されてい
る。注水配管68には、注水ホース69が連結されてい
る。注水ホース69の先端には口径可変ノズル70が設
けられている。
【0018】上記オゾン水洗浄装置51は、上記した構
成作用を呈する本実施例の液位制御装置をオゾン溶解水
タンク54に配設する。そして、満水位センサ3と低水
位センサ4とを前記制御回路52に接続する。制御回路
52には、満水位制御回路11及び低水位制御回路12
が組み込まれている。満水位制御回路11により、電磁
弁62をオン・オフ制御し、低水位制御回路により液体
圧送ポンプ55及びオゾン発生器53の作動・非作動を
制御する。これにより、オゾン溶解水タンク54の水位
を、常に設定した満水位と低水位の間に維持することが
できる。
【0019】その他、本発明の液位制御装置は、上記実
施例の場合のみならず自動車の燃料タンクや大容量の液
体貯蔵タンクの液位制御に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る液位制御装置の概略構成図であ
る。
【図2】制御回路の概略回路図である。
【図3】満水位制御回路の作動を示したタイミングチャ
ートである。
【図4】本発明に係る液位制御装置を適用したオゾン水
洗浄装置の概略構成図である。
【符号の説明】
3 満水位センサ 4 低水位センサ 9 制御回路 13,14 論理和回路 15〜18 タイマ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液位センサと、設定時間の異なる複数の
    タイマと、論理和回路とから構成し、前記液位センサの
    液位信号と、該液位信号によりスタートするとともに前
    記設定時間経過まで保持される前記複数のタイマの各信
    号を前記論理和回路に入力し、該論理和回路の出力に基
    づいて液位を制御するようにしたことを特徴とする液位
    制御装置。
JP3163295A 1995-01-26 1995-01-26 液位制御装置 Expired - Lifetime JP2778503B2 (ja)

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JPH08202457A JPH08202457A (ja) 1996-08-09
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