JPS6128790A - 給水装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は複数台の可変速ポンプを使用した給水装置に係
り、特に、可変速ポンプの不具合時も断水することなく
、給水を行っていくのに好適な保護運転装置に関する。

〔発明の背景〕

従来から複数台の可変速ポンプと可変速駆動手段を組合
せ、台数制御運転及び、ポンプの吐出し圧力を制御して
給水を行っている。これの具体例を第１〜第４図により
説明する。

第１図は給水系統を示す構成図であり、１は受水槽、２
−１．２−２は吸込管、３−１．　５−２は仕切弁、４
−１．ｊ−２はそれぞれ可紫速モーター５−１．５−２
よって駆動されるポンプ、６−１．６−２は逆止め弁、
７−１．７−２は仕切弁、８は給水管、Ｐ８は圧力セン
サー、Ｔは圧力タンクである。第２図は第１図で示す給
水系統の運転特性図で横軸に水量Ｑ、縦軸に圧力Ｈを取
って示す。ここで、曲線Ａ、　　Ｂ、　　Ｏ，Ｄ、　　
Ｋはそれぞれ、ポンプの運転速度が最高速度ＮｍａＸ、
Ｎ１＋Ｎ、、Ｎ３及び最低速度Ｎｍ１ｎの時のＱ−Ｈ性
能曲線を示す。Ｈ，は目標圧力（全揚程に相当する。）
であり、Ｑイ、Ｑ二はそれぞれ、目標圧力Ｈｏど特性曲
線Ａ、　　Ｄとの交点イ、二と対応するポンプの吐出し
量である。第３図は第１図で示す給水系統の駆動回路を
示し、第４図はその制御回路の大略を示す。同図に於い
て、ＦＷは電源、Ｍｅ、）ａ−Ｍｅ４ａは電磁接触器の
接点、工ＮＶは可変速駆動手段で、たとえばインバータ
装置である。又は前記可変速駆動手段に速度指令する速
度指令器、ＴＨ，、ＴＨ２はモータ５−１．５−２の過
負荷保護リレーのセンサ一部である。又、Ｍｅ６−Ｍｅ
、は前記した電磁接触器のコイル、Ｔ、−Ｔ、はタイマ
ーであり、Ｔ、ａ、Ｔ！ａはその一定時間後に閉じる時
限接点、Ｔ　Ｈ、ｂ、　ＴＨ，ｂは前記過負荷保護７ル
一〇接点、Ｒは接点Ｘ０〜Ｘ３より成り、電磁接触器Ｍ
ｃ６−Ｍｃ、の順序制御を行う順序制御手段である。

今、ポンプｌ１−１が使用水量Ｑ二、運転速度Ｎ、。

Ｑ−Ｈ性能曲線り上の二点で運転しているものとする。

この状卯より、使用水量が増加しＱイとなると、運転速
度がＮ　３−＃　Ｎ　２−ｓＮ　、−５−Ｎ　ｍ　ａ　
Ｘと増速し、運転点は二令ハ→口うイと移動し、ポンプ
の吐出し圧力Ｈ０を一定に保つ。又、使用水量が少なく
Ｑホとなったら流量センサーＦＳなどによりこれを検知
しポンプを停止させ、給水管の圧力がＨ８へ達したら再
びポンプを始動させる。さらに、このような給水装置で
はポンプの故障時のバックアップ機能を持っているもの
がある。

このような給水装置では次のような問題点があった。

一方のポンプが故障し、残り１台で可変速駆動手段によ
り給水する場合に、使用水量が少なくポンプが停止する
とポンプは停止しても慣性によつ損したりする問題が生
じる。この問題を解消するにはポンプが完全に停止する
までの時間だけ再始動を遅らせる必要がある。再始動を
遅らせると、圧力タンクの容量が小さい場合忙はこの間
に給水圧力が低下して瞬時断水となる問題が生じる。

〔発明の目的〕

本発明の目的はポンプの故障バックアップ運転時にも断
水することのない給水装置を提供することにある。

〔発明の概要〕

一般的に複数のポンプと１台の可変速駆動手段とを組合
せた給水装置では、一方のポンプが故障した場合に、残
りのポンプを可変速駆動手段により運転し給水を行う。

しかし、この方法では従来技術で述べたような問題点が
生じる。これは、可変速駆動手段のじか入れ始動に起因
するものである。このため、本発明は複数ポンプのうち
、いずれかが故障した場合には可変速駆動手段によらな
いで直接電源によりポンプを駆動することにある。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の実施例を第１．第３．第５．第６図によ
り説明する。第５図は本発明の一実施例である可変速駆
動手段から電源に切替えて運転した場合の運転特性図で
、第２図と同様に縦軸に圧力Ｈ１横軸に水量Ｑを取って
示す。曲線りはポンプ４−１．４−２を直接電源により
駆動した場合のＱ−Ｈ性能、Ｐｌは始動圧力、Ｐ２は停
止圧力である。第６図は本実施例の具体的な制御回路を
示し、第４図と同一符号で示す部品は同一意味を持つ。

Ｒ７はポンプ故障時即ち過負荷保護リレーＴ　ＨＨ＊　
　ＴＨｔが動作した時にその接点Ｒ，ａ　をｂ側からａ
側に切替えるリレー、２．は電磁接触器ＭＯ！、Ｍｅ３
の接点Ｍｅ２’ｂ、Ｍｃ３’ｂが閉路時に、その接点Ｚ
、ｃ　をｂ側からａ側又はａ側からｂ側に切替える交互
リレーであり、可変速駆動手段工ＮＶによりポンプを運
転する場合に、ポンプが停止するたびに１号ポンプ４−
１．．２号ポンプ４−２を交互に切替えるものである。

又、２゜は電磁接触器Ｍｅ、、Ｍｅ４の接点Ｍ　ｃ　、
　’ｂ、Ｍｃ４ｂが閉路時に、その接点Ｚ、ｃ　をｂ側
からａ側又はａ側からｂ側に切替える交互リレーであジ
、直接電源ｐｗに接続して運転する場合に、前述の可変
速駆動手段工ＮＶＫより運転する場合と同様に、ポンプ
が停止するたびに１号ポンプａ−１，２号ポンプ４−２
を交互に切替えるものである。このように構成したもの
の詳細を次に説明する。

平常時は従来技術で説明したように可変速駆動手段工Ｎ
Ｖにより１号ポンプ４−１．又は２号ポンプを交互に運
転しているが、同ポンプのいずれか一方が過負荷運転に
よりサーマルリレーが動作しその接点ＴＨ，ａ又はＴＨ
，ａのいずれかが閉じると、リレーＲ１の接点Ｒ，ｃ　
がｂ側よりａ側に切替り、回路Ａが選択される。このた
め交互リレー２２の接点Ｚ、ｃ　の位置により、直接電
源ｐｗと接続され、電磁接触器Ｍｃ、又はＭｃ４が付勢
し、ポンプ４−１又はポンプ４−２が運転されるもので
ある。尚、この場合、ポンプは第５図に示す始動圧力Ｐ
１で始動し、停止圧力Ｐ、で停止する０ 以上のよ５に本実施例によれば、ポンプ故障時に、速度
制御運転より定速運転に切替えるため、始動時の立上り
時間が短く、給水圧力が低下することのない効果がある
。

〔発明の効果〕

本発明によればポンプ故障時のバックアップが万全で、
この際の立上りが早く、圧力低下の生じることのない効
果がおる。特に〜住宅給水などの場合に、瞬間湯沸器を
使用した場合には急激な圧力変化がないため安全な使用
を期待できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は給水系の構成図、第２図は給水系のポンプの運
転特性図、第３図は給水系のポンプの駆動回路、第４図
はその制御回路、第５図は本発明の直接電源に接続した
場谷のポンプの運転特性図、第６図は本発明の実施例で
ある制御回路を示す。 ４−１．ｊｌ−’ｌはポンプ、８は給水管、Ｔは圧力タ
ンク、ＦＮＶは可変速駆動手段、ＰＷはｔ′＃、、ｐｓ
は圧力センサー、Ｒ，、Ｚ、、Ｚ、は切換手悌　（図 α→ 第　３　図 第　４　凹

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数台のポンプとこれらのポンプを駆動する可変速駆動
   手段と、ポンプ故障時に可変速駆動手段より電源に切替
   える切替手段と、これらのポンプの吐出し側に連結した
   給水管と、圧力タンクと、この給水管に設けた圧力セン
   サーとで構成し、平常時は需要水量の変動に応じて前記
   複数台のポンプの運転速度を変えて、あるいは台数制御
   を行つて、給水管内の圧力を所定値に制御して給水を行
   つてゆくものに於いて、これらポンプのうち１台のポン
   プが故障した時、前記切替手段を動作させて、前記可変
   速駆動手段による運転から直接電源による運転へ切替え
   て正常なポンプの運転を行うようにしたことを特徴とす
   る給水装置。