JP5209330B2 - ポンプ装置 - Google Patents

ポンプ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5209330B2
JP5209330B2 JP2008013334A JP2008013334A JP5209330B2 JP 5209330 B2 JP5209330 B2 JP 5209330B2 JP 2008013334 A JP2008013334 A JP 2008013334A JP 2008013334 A JP2008013334 A JP 2008013334A JP 5209330 B2 JP5209330 B2 JP 5209330B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pump
pumps
electric motor
impeller
last
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008013334A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009174409A (ja
Inventor
義弘 内田
哲男 高部
博之 大澤
進二 鈴木
弘一 石原
栄司 菅井
耕 藤野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ebara Corp filed Critical Ebara Corp
Priority to JP2008013334A priority Critical patent/JP5209330B2/ja
Publication of JP2009174409A publication Critical patent/JP2009174409A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5209330B2 publication Critical patent/JP5209330B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Non-Positive-Displacement Pumps (AREA)

Description

本発明は、ポンプ装置に係り、特にポンプ装置の始動時に必要な過渡電流を小さくすることができる電動機駆動型のポンプ装置に関する。
電動機を駆動源とするポンプ装置は、一般に、電力会社(電力系統)または自家発電機から電力の供給を受けて運転される。電力会社から電力が供給される場合、過大な負荷が瞬間的に投入されると、瞬時電圧降下により停電を引き起こすことがあり、電力系統を利用している他の需要家に悪影響を及ぼすおそれがある。このため、電力会社では、突入電流や電圧降下量に制限を設ける場合がある。
このような状況の下でポンプ装置を始動する場合、電力系統からの電力を直接電動機に加えて始動する、いわゆる直入れ始動方法では、始動電流(過渡電流)が制限電流を超えてしまうことがある。したがって、ポンプを始動させるのに十分な高トルクを電動機に発生させつつ、始動電流を抑えることができる、減電圧始動、インバータ始動、二次抵抗始動などの始動方法が採用されている。しかしながら、このような始動方法は、高価な始動装置や電動機を必要とし、コストの上昇を招くことになる。また、始動装置の構造が複雑であるため、ポンプ装置の信頼性も低下する。
ガスタービン発電機やディーゼルエンジン発電機などの自家発電機により電力の供給を行う場合でも、ポンプ装置の始動時に大きな負荷が発電機に掛かると、瞬時電圧降下により発電機の停止を招いてしまう。このため、ポンプ装置の始動電流に対して十分な容量を有する発電機を用いるのが一般的である。しかしながら、大容量の発電機はコストが高く、しかもポンプ装置の定格運転時に必要な容量よりも大きな容量の発電機を設けなければならないため、費用効率が悪かった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたもので、ポンプ始動時の過渡電流を抑制し、かつ確実にポンプを始動することができるポンプ装置を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明の一態様は、吸込水槽に配置される複数のポンプと、前記複数のポンプの運転を制御する制御部とを備えたポンプ装置であって、前記複数のポンプは、それぞれ、水を移送する羽根車と、前記羽根車を回転させる電動機と、前記電動機の回転速度を変える変速装置とを備えており、前記制御部は、前記複数のポンプのうち少なくとも最後の1台を始動する前に、前記変速装置を介して、運転中のポンプの前記電動機の回転速度を下げることを特徴とする。
本発明の他の態様は、吸込水槽に配置される複数のポンプと、前記複数のポンプの運転を制御する制御部とを備えたポンプ装置であって、前記複数のポンプは、それぞれ、水を移送する羽根車と、前記羽根車を回転させる電動機と、前記羽根車の翼角度を変える翼角度可変機構とを備えており、前記制御部は、前記複数のポンプのうち少なくとも最後の1台を始動する前に、前記翼角度可変機構を介して、運転中のポンプの前記翼角度を小さくすることを特徴とする。
本発明の一参考例は、吸込水槽に配置される複数のポンプと、前記複数のポンプの運転を制御する制御部と、前記吸込水槽の水位を検出する水位検出器とを備えたポンプ装置であって、前記複数のポンプは、それぞれ、水を移送する羽根車と、前記羽根車を回転させる電動機とを備えており、前記制御部は、前記水位検出器からの信号に基づき、前記吸込水槽の水位の上昇に従って前記複数のポンプを順次始動させ、前記複数のポンプのうち少なくとも最後に始動されるポンプは、比速度が900より大きいポンプであることを特徴とする。
本発明の他の態様は、吸込水槽に配置される複数のポンプと、前記複数のポンプの運転を制御する制御部とを備えたポンプ装置であって、前記複数のポンプは、それぞれ、水を移送する羽根車と、前記羽根車を回転させる電動機と、前記ポンプの吐出し量を調整する吐出弁とを備えており、前記複数のポンプは、いずれも比速度900以下のポンプであり、前記制御部は、前記複数のポンプのうち少なくとも最後の1台を始動する前に、運転中のポンプの前記吐出弁を閉じて該ポンプを定格吐出量未満で運転させることを特徴とする。
本発明の他の参考例は、吸込水槽に配置される複数のポンプと、前記複数のポンプの運転を制御する制御部とを備えたポンプ装置であって、前記複数のポンプは、それぞれ、水を移送する羽根車と、前記羽根車を回転させる電動機とを備えており、前記複数のポンプのうちの1つは、その他のポンプよりも電動機出力の小さいポンプであり、前記制御部は、前記電動機出力の小さいポンプを最後に始動させることを特徴とする。
本発明の他の態様は、吸込水槽に配置される複数のポンプと、前記複数のポンプの運転を制御する制御部とを備えたポンプ装置であって、前記複数のポンプは、それぞれ、水を移送する羽根車と、前記羽根車を回転させる電動機と、前記羽根車を収容するケーシングと、前記ケーシングの吐出口に連結されたサイホン形成配管と、前記サイホン形成配管の頂部に設けられたサイホンブレーカとを備えており、前記複数のポンプは、いずれも比速度900以下のポンプであり、前記制御部は、前記複数のポンプのうち少なくとも最後の1台を始動する前に、運転中のポンプの前記サイホンブレーカを操作して前記サイホン形成配管内に形成されているサイホンを破壊することを特徴とする。
本発明の他の参考例は、吸込水槽に配置されるポンプと、前記ポンプの運転を制御する制御部とを備えたポンプ装置であって、前記ポンプは、水を移送する羽根車と、前記羽根車を回転させる電動機と、前記電動機と電源との間に配置された、リアクトルを有する始動装置と、前記電動機の駆動軸に連結された補助電動機とを備えており、前記制御部は、前記リアクトルを介して前記電源から前記電動機に電流を供給して該電動機を始動させるよう前記始動装置を作動させ、その後補助電動機を始動させ、その後前記リアクトルを介さずに前記電源から前記電動機に直接電流を供給するよう前記始動装置を作動させ、その後前記補助電動機を停止させることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記ポンプ装置は、前記補助電動機に直流電流を供給する蓄電池をさらに備え、前記補助電動機は、直流電動機であることを特徴とする。
本発明によれば、低い始動電流で確実にポンプ装置を始動することができる。したがって、電力系統から供給される電流に制限が設けられている場合であっても、その制限電流を始動電流が超えることなく、ポンプ装置を始動することができる。また、ガスタービン発電機やディーゼルエンジン発電機などの自家発電機の容量を小さくすることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明の第1の実施形態に係るポンプ装置を示す側面図であり、図2は図1のポンプ装置の平面図である。
図1および図2に示すように、このポンプ装置は2台のポンプ1,1と、ポンプ1,1の運転を制御する制御部10とを備えている。これらポンプ1,1は吸込水槽20内で並列に配置されている。なお、図2に示す例では、2台のポンプ1,1を備えたポンプ装置が示されているが、本発明はこの構成に限らず、3台以上のポンプを備えてもよい。
図1に示すように、それぞれのポンプ1は、水を移送する羽根車2と、羽根車2を回転させる電動機3と、電動機3の回転速度を変えるインバータ装置(変速装置)7と、電動機3と羽根車2とを連結する回転軸12と、羽根車2を収容するケーシング4と、ケーシング4の吐出口に設けられた吐出弁5とを有している。ポンプ1の吸込口は吸込水槽20内の水中に没している。吸込水槽20は、図示しない河川や水路などに連結されており、吸込水槽20に水が流入するようになっている。吸込水槽20には、水位を検出する水位検出器6が配置されている。制御部10は、水位検出器6、吐出弁5のアクチュエータ(図示せず)、およびインバータ装置7に接続されている。
電動機3によって羽根車2を回転させると、吸込水槽20内の水は吸込口から吸い上げられ、ケーシング4および吐出管11を通って吐出側へ移送される。ケーシング4の吐出口と吐出管11との間には上述の吐出弁5が設けられており、吐出管11の開閉または水の流量(吐出し量)の調整が吐出弁5によって行われるようになっている。制御部10は、吐出弁5、電動機3の回転速度などを制御するように構成されている。ポンプ1の型式としては、立軸型に限らず、横軸型、斜軸型、渦巻き型、水中型などのポンプを用いることができる。
インバータ装置7は、制御部10からの指令信号に基づき、電動機3の回転速度を変速させるように構成されている。したがって、電動機3の回転速度を変えることにより、吐出し量を変化させることができる。また、上述した吐出弁5を操作することによっても、吐出し量を変化させることができる。
図3(a)は、電動機3の回転速度を変化させたときの特性曲線を示す図である。曲線N1,N2は、それぞれ回転速度n1,n2(n1>n2)におけるポンプ1の特性曲線を示している。また、曲線Rは、ポンプ1から吐出管11の末端出口(吐出口)までの水の流量に応じた管路損失を示す抵抗曲線である。また、曲線E1は電動機3の回転速度がn1のときの、電動機3の消費電力と吐出し量との関係を示す特性曲線である。同様に、曲線E2は電動機3の回転速度がn2のときの、電動機3の消費電力と吐出し量との関係を示す特性曲線である。
図3(a)において、回転速度n1におけるポンプ1の運転点は点A1である。電動機3の回転速度をn1からn2に下げると、運転点は抵抗曲線R上を点A1から点A2に移動する。このとき、電動機3の消費電力もB1からB2に低下する。このことは、電動機3に掛かる負荷が小さくなることを意味し、電動機3に供給すべき電流は小さくて済む。
図3(a)に示すグラフでは、電動機3の回転速度を下げることで電動機3への負荷が下がることが示されているが、電動機3の回転速度に代えて、羽根車2の翼角度を変えることによっても負荷を下げることができる。羽根車2の翼角度を変えたときの特性曲線を図3(b)に示す。図3(b)中の曲線C1,C2は、それぞれ翼角度c1,c2(c1>c2)におけるポンプ1の特性曲線を示し、曲線F1,F2は翼角度c1,c2のときの吐出し量と消費電力との関係を示している。図3(b)から分かるように、翼角度を変更することによって運転点を下げ、これによって電動機3に必要な電流を下げることができる。なお、この場合は、羽根車2の翼は図示しないアクチュエータ(翼角度可変機構)によって操作され、制御部10からの指令信号に基づき、翼角度が変化される。
次に、ポンプ装置の始動方法について詳細に説明する。図4は、本発明の第1の実施形態に係るポンプ装置の始動方法を示す制御ダイヤグラムである。
図4に示すように、ポンプの始動指令を受けると、制御部10は次に始動すべきポンプが最後のポンプであるか否かを判断する。次に始動すべきポンプが最後のポンプでない場合には、そのポンプを通常とおりに始動させる。一方、次に始動すべきポンプが最後のポンプである場合には、運転中のポンプの電動機3への負荷を低減させるべく、そのポンプを駆動する電動機3の回転速度を下げるか、またはそのポンプの羽根車2の翼角度を小さくする。なお、低負荷で運転させるポンプは1台でもよく、または複数台でもよく、そのポンプ装置の仕様によって適宜決定される。
このような負荷低減操作が完了した後、次のポンプ(すなわち最後のポンプ)を始動させる。最後のポンプの始動が完了すると、低負荷で運転しているポンプを、通常の運転に復帰させる。すなわち、低負荷で運転している電動機3の回転速度または羽根車の翼角度を通常状態に復帰させる。その後、全てのポンプは定格運転される。
次に、ポンプ装置の始動時における電流の変化について、従来の始動方法と対比して説明する。図5は従来の始動方法に従ってポンプ装置を始動したときの電流の変化を示すグラフであり、図6は本実施形態に係る始動方法に従ってポンプ装置を始動したときの電流の変化を示すグラフである。なお、図5および図6は、3台のポンプを備えたポンプ装置の例を示している。
図5に示すように、第1のポンプ、第2のポンプ、第3のポンプ(最後のポンプ)を始動するとき、始動電流(過渡電流)が電動機に流れる。電源に掛かる負荷(電流)はポンプが始動されるたびに増えていき、最後のポンプの始動時に最も大きくなる。このような電流の変化は、図6に示す本実施形態でも同じである。
本実施形態では、図6に示すように、第3のポンプ(最後のポンプ)が始動される前に、運転中のポンプ(第1のポンプおよび/または第2のポンプ)の負荷を低減させる動作が行なわれ、これにより電流が定格運転時の電流よりも下げられる(時間T1参照)。この状態で第3のポンプ(最後のポンプ)が始動されるので、第3のポンプが始動するときのポンプ装置全体に供給される電流は、図5に示す従来例の場合に比べて低くなる。第3のポンプの始動動作が完了した後は、低負荷で運転されていたポンプ(第1のポンプおよび/または第2のポンプ)を定格運転に復帰させ(時間T2参照)、これによりポンプ装置全体が定格運転される。
このように、本実施形態によれば、最後のポンプを始動する前に、運転中のポンプの負荷が下げられるので、最後のポンプの始動時においてポンプ装置全体に必要な電流(ポンプの運転および始動に必要な電流)を下げることができる。したがって、電力系統からの供給電力に制限が設けられている場合であっても、その制限値を超えることなく、確実にポンプ装置を始動することができ、電力系統および発電機などの電力供給源に瞬時電圧降下を引き起こすことを防止できる。
また、ポンプ装置の電源としてガスタービン発電機やディーゼルエンジン発電機などの自家発電機を用いる場合には、この自家発電機の容量を小さくすることができる。自家発電機の容量は、一般に、(1)ポンプ装置の定常運転時に必要な電力、(2)ポンプ装置の始動時の最大電圧降下に対して十分に大きい電源容量、(3)ポンプ装置の始動時における最大短時間耐量、の3項目のうち、最大となる値から決定される。
このうち、項目(3)は、最後のポンプの始動時に必要な容量(始動電流)に、運転中のポンプの定常負荷を加えることで求められる。したがって、運転中のポンプの定常負荷(定常運転時の電流)を抑えることが、自家発電機の容量の低減につながる。本実施形態によれば、自家発電機の小容量化が可能となり、ポンプ装置および発電機を含む排水機場のコストを下げることができる。
ここで、少なくとも最後に始動されるポンプには、比速度が900より大きいポンプを採用することが好ましい。この理由は次の通りである。複数のポンプを有するポンプ装置においては、図7に示すように、吸込水槽の水位の上昇に従って、ポンプを順次始動させるように構成されている。一方、吐出側の河川は大容量の河川である場合が多く、吐出側水位は変化が少なくほぼ一定である。したがって、1台目のポンプの始動時の実揚程(H1)よりも、2台目のポンプの始動時の実揚程(H2)のほうが小さく、最後のポンプの始動時の実揚程(Hm)が最も小さい。
一般に、比速度が900より大きいポンプは、実揚程が小さくなるにしたがって軸動力も小さくなるという運転特性を持っている。つまり、実揚程が小さくなり、ポンプの運転点が過大流量側に変わると、ポンプの軸動力が小さくなる。したがって、最後のポンプに、好ましくは全てのポンプに、比速度が900より大きいポンプを用いると、始動時の軸動力を小さくすることができる。この場合は、上述したような電動機3の回転速度または翼角度の制御を行わなくてもよい。
なお、本実施形態は、最後のポンプの始動時における過渡電流を下げる例を示すものであるが、ポンプ装置の仕様及び電力系統の条件により最終号機の1台前のポンプにおける過渡電流が問題になる場合は、制御部10にて、次に始動するポンプが最終号機の1台前のポンプであるか否かを判断して、同様の負荷低減制御を行うようにしてもよい。さらに、最後のポンプを含む複数台のポンプを始動させるときに、同様の負荷低減制御を行うようにしてもよい。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。なお、特に説明しない本実施形態の構成は、上述した第1の実施形態と同様であるので、その重複する説明を省略する。
本実施形態は、電動機3の回転速度または羽根車2の翼角度を変える代わりに、吐出弁5を操作して吐出し量を変えることによってポンプ1への負荷を低減させる点で、第1の実施形態と異なっている。また、本実施形態では、それぞれのポンプ1に、比速度が900以下のポンプが用いられている。比速度が900以下のポンプは、吐出し量が増えるに従って、軸動力が大きくなるという特性曲線を示す。
図8は、比速度が900以下のポンプの一例として、比速度が400程度のポンプの特性曲線を示す図である。電動機(羽根車)の回転速度が一定の条件下では、図8に示すように、吐出し量が増えるに従って、全揚程が低くなる。また、吐出し量が増えるにつれて、軸動力が大きくなる。したがって、図8から、吐出し量の低下、つまり全揚程の増加に伴って、軸動力が小さくなることが分かる。なお、軸動力とは、羽根車の回転軸を回転させるのに必要な動力をいう。
図9は、吐出弁5の開閉動作によって変化する抵抗曲線を示すグラフである。図9において、曲線N1は、回転速度n1におけるポンプ1の特性曲線を示している。曲線R1は、吐出弁5を開いているときの、ポンプ1から吐出管11の末端出口までの水の流量に応じた管路損失を示す抵抗曲線である。曲線R2は、吐出弁5を閉じて吐出し量を下げたときの抵抗曲線である。曲線S1は、電動機3の回転速度がn1のときの軸動力と吐出し量との関係を示す特性曲線である。
吐出弁5を全開にしているときのポンプ1の運転点は点A1である。吐出弁5を閉じて吐出し量を下げると、運転点は特性曲線N1上を点A1から点A2に移動する。このとき、軸動力もC1からC2に低下する。したがって、電動機3の回転速度を下げた場合と同様に、電動機3に掛かる負荷が低下し、電動機3に供給すべき電流も小さくて済む。なお、図9に示すグラフでは、吐出弁5を閉じて吐出し量を少なくする例を示しているが、吐出弁5を完全に閉じて(すなわち、締め切り状態にして)、吐出し量を0としてもよい。
次に、本実施形態に係る始動方法について図10を参照して説明する。図10は、本発明の第2の実施形態に係る、ポンプ装置の始動方法を示す制御ダイヤグラムである。
図10に示すように、ポンプの始動指令を受けると、制御部10は次に始動すべきポンプが最後のポンプであるか否かを判断する。次に始動すべきポンプが最後のポンプでない場合には、そのポンプを通常どおりに始動させる。
一方、次に始動すべきポンプが最後のポンプである場合には、運転中のポンプの吐出弁5を閉じてそのポンプの吐出し量を低下させる。この場合、吐出弁5を完全に閉じて吐出し量を0としてもよい。なお、閉じる吐出弁5は1台でもよく、または複数台でもよい。吐出弁5の操作が完了した後、次のポンプ(すなわち最後のポンプ)を始動させる。最後のポンプの始動が完了すると、吐出弁5を開き、全てのポンプを定格運転させる。このように、比速度が900以下のポンプを小水量運転または締め切り運転させることにより、運転中のポンプに流れる電流を下げることができる。
次に、本発明の一参考例について説明する。なお、上述した第1の実施形態と同一の構成には同一の符号を付し、その重複する説明を省略する。
図11は、本発明の一参考例に係るポンプ装置を示す平面図である。図12は図11に示すポンプ装置の一側面図であり、図13は図11に示すポンプ装置の他方の側面図である。本参考例では、ガスタービン発電機やディーゼルエンジン発電機などの自家発電機が、ポンプ装置の電源として用いられる。
図11乃至図13に示すように、このポンプ装置は、大きさ(容量、すなわち電動機3の出力)の異なる2つのポンプ(大容量ポンプ1Aおよび小容量ポンプ1B)を備えている。これらポンプ1A,1Bの基本的構成は互いに同一であり、それぞれ羽根車(図示せず)と、電動機(水中モータ)3と、ケーシング4と、吐出弁5とを備えている。この参考例では、2台のポンプ1A,1Bが配置されているが、3台以上のポンプを設けてもよい。この場合は、複数のポンプのうちの少なくとも1台が小容量ポンプとなる。
参考例では、小容量ポンプ1Bが最後に始動される。図14は本参考例のポンプ装置の始動方法を示す制御ダイヤグラムである。図14に示すように、ポンプの始動指令を受けると、制御部10は次に始動すべきポンプが最後のポンプであるか否かを判断する。次に始動すべきポンプが最後のポンプでない場合には、そのポンプを通常とおりに始動させる。
一方、次に始動すべきポンプが最後のポンプである場合には、制御部10は、次に始動すべきポンプが小容量ポンプ1Bであるか否かを判断する。最後のポンプが小容量ポンプ1Bである場合は、その小容量ポンプ1Bを始動させる。一方、最後のポンプが小容量ポンプ1Bでない場合には、運転中の小容量ポンプ1Bを停止させる。小容量ポンプ1Bの停止動作が完了した後、次に始動すべきポンプ(大容量ポンプ1A)を始動させる。そして、大容量ポンプ1Aの始動が完了した後、小容量ポンプ1Bを始動させる。なお、ポンプが3台以上の場合は、容量が最大でないポンプ(好ましくは最小容量のポンプ)が最後に始動されるポンプとなる。
上述したように、発電機の容量を決定する要素の1つである、ポンプ装置の始動時における最大短時間耐量は、最後のポンプの始動時に必要な容量(始動電流)に、運転中のポンプの定常負荷を加えることで求められる。したがって、運転中のポンプの定常負荷(定常運転時の電流)を抑えることが、自家発電機の容量の低減につながる。本参考例に係る始動方法によれば、始動電流の小さい小容量ポンプを最後に始動させることにより、自家発電機の小容量化が可能となり、安価な排水機場とすることができる。
次に、本発明の第の実施形態について説明する。
図15は、本発明の第の実施形態に係るポンプ装置を示す断面図である。本実施形態に係るポンプ装置は、図15に示すポンプ1を複数台備えている。それぞれのポンプ1は、羽根車2と、羽根車2を回転させる電動機3と、羽根車2と電動機3とを連結する回転軸12と、羽根車2および回転軸12を収容するケーシング4と、ケーシング4の吐出口に接続された、吐出側の最高水位よりも高い点を通って延びるサイホン形成配管14とを備えている。ポンプ1の吸込口は吸込水槽内に位置している。
サイホン形成配管14は、サイホンの原理を利用して水を吸込側から吐出側に移送するためのものであり、サイホン形成配管14の頂部には、サイホンブレーカ15が設けられている。なお、本実施形態では、ポンプ1として立軸ポンプが採用されているが、本発明はこれに限らず、横軸型、斜軸型、渦巻き型、水中型などの種々のポンプを用いることができる。
本実施形態に係るポンプ1は、いずれも比速度が900以下のポンプが用いられている。図8を用いて説明したように、比速度が900以下のポンプは、吐出し量の低下または全揚程の増加に伴って、軸動力が小さくなる特性を有している。本実施形態では、この運転特性を利用して、電動機3に掛かる負荷を低減させる。具体的には、最後のポンプを始動させる前に、運転中のポンプのサイホンブレーカ15を操作して、サイホン形成配管14に形成されているサイホンを破壊する。これにより、図15に示すように、実揚程を一時的に大きくして、軸動力を下げる。
サイホンブレーカ15としては、弁、およびこの弁を操作するアクチュエータを備えた機構が採用される。サイホンブレーカ15を開くと、サイホンブレーカ15を通じてサイホン形成配管14内に空気が入り込み、これによりサイホン形成配管14内に形成されているサイホンが破壊される。サイホンを形成するときは、サイホンブレーカ15を閉じ、サイホン形成配管14への空気の流入を遮断し、ポンプ1の吐出水流による自己サイホンによりサイホンを形成させる。なお、サイホンブレーカ15は、制御部10からの指令信号によって動作するようになっている。
本実施形態に係るポンプ装置の始動方法について図16を参照して詳細に説明する。図16に示すように、ポンプの始動指令を受けると、制御部10は次に始動すべきポンプが最後のポンプであるか否かを判断する。次に始動すべきポンプが最後のポンプでない場合には、そのポンプを通常とおりに始動させる。一方、次に始動すべきポンプが最後のポンプである場合には、運転中のポンプの電動機3への負荷を低減させるべく、そのポンプのサイホンブレーカ15を操作して(開いて)、サイホン形成配管14に形成されているサイホンを破壊する。なお、サイホンが破壊されるポンプは1台でもよく、または複数台でもよく、そのポンプ装置の仕様によって適宜決定することができる。
サイホンの破壊が完了した後、次のポンプ(すなわち最後のポンプ)を始動させる。最後のポンプの始動が完了すると、サイホンブレーカ15を操作して(閉じて)、サイホンをサイホン形成配管14内に再び形成する。その後、全てのポンプは定格運転される。
図15に示すように、サイホン形成配管14に形成されているサイホンが破壊されると、実揚程が上昇する。したがって、比速度900以下のポンプでは、ポンプの運転に必要とされる軸動力が低下し、結果として電動機3に供給すべき電流も低下する。したがって、上述の実施形態と同様に、最後のポンプの始動時に必要となる過渡電流を下げることができる。
次に、本発明の他の参考例について説明する。
図17は、本発明の他の参考例に係るポンプ装置を示す断面図である。本参考例に係るポンプ装置は1台のポンプ1と、制御部10とを備えている。ただし、上述した実施形態および参考例のように複数台のポンプを備えてもよい。図17に示すように、ポンプ1は、羽根車2と、羽根車2を回転させる電動機3と、羽根車2と電動機3とを連結する回転軸12と、羽根車2および回転軸12を収容するケーシング4と、リアクトル(図示せず)を有する始動装置17と、電動機3の駆動軸に連結される補助電動機18とを備えている。ポンプ1の吸込口は吸込水槽内に位置し、ポンプ1の吐出口は吐出側水槽内に位置している。
始動装置17は、電源(電力系統または自家発電機)と電動機3との間に配置されており、電源からの電流は始動装置17を通って電動機3に供給されるようになっている。始動装置17は、電動機3と直列に配置されたリアクトル(図示せず)を有し、ポンプ始動後にリアクトルをバイパスするように電流の経路を切り替えて、電源からの電流を直接電動機3に供給するように動作する。このような始動装置17によれば、より小さな電流で大きな始動トルクを得ることができる。
しかしながら、ポンプの仕様によっては、リアクトル型の始動装置ではポンプを始動することができない場合がある。このような場合、従来では、コンドルファ型の始動装置が用いられていた。このコンドルファ型始動装置は、V結線の単巻変圧器であり、リアクトル型始動装置よりも大きな始動トルクを発生することができるという特徴を有する。
図18は、電動機の回転速度とトルクとの関係を示すグラフであり、従来の始動方法を示す。図18において、縦に延びる点線の左側領域は、電源と電動機を直接接続すると始動電流が許容範囲外となる領域(すなわち、電力会社からの制限値を超える領域)であり、点線の右側領域は、電源と電動機を直接接続しても始動電流が許容範囲内となる領域である。
従来の始動方法では、まず、コンドルファ型の始動装置(単巻変圧器)を用いて電動機の始動を開始する。電動機の回転速度が上昇して始動電流が許容範囲内に入ると、電流の経路を切り替えて単巻変圧器を短絡し、電源を直接電動機に接続する。図18では、電流の経路の切り替え点SWは、単巻変圧器を通じて電流が供給される電動機のトルクと、ポンプの駆動に必要なトルクとがほぼ一致した点となっている。切り替え後は、単巻変圧器を介さずに、電源から直接電流が電動機に供給された状態でポンプが運転される。
一方、リアクトル起動法では、ポンプの仕様によっては、図18に示すように、電動機の始動電流が小さくなる回転速度まで電動機を増速させることができないことがある。このような場合、従来のポンプ装置では、コンドルファ型始動装置(単巻変圧器)を用いたコンドルファ起動法が採用されていた。しかしながら、コンドルファ型始動装置は、少ない始動電流で大きな始動トルクを発生させることができるという利点を有する一方で、リアクトル型始動装置よりも高価であるという欠点がある。
そこで、本参考例では、安価なリアクトル型の始動装置17を採用しつつ、始動トルクを上げるために、電動機3をアシストする補助電動機18が設けられている。図19は、本参考例に係るポンプ装置における、電動機3の回転速度とトルクとの関係を示すグラフである。図19に示すように、リアクトル型の始動装置17を介して電動機3を起動した後、補助電動機18を駆動させる。電動機3の回転速度が上昇して始動電流が許容範囲内に入った後、補助電動機18と電動機3とのトルクの合計値がポンプ1の駆動に必要なトルクを上回っている状態で、始動装置17のリアクトルを短絡させる。これにより、電源からの電流がリアクトルを介さずに電動機3に直接供給される。その後、補助電動機18を停止させ、電動機3は電源からの電流を直接受けてポンプ1を駆動する。このような始動シーケンスは、制御部10により制御される。
この補助電動機18は、始動時のみに使用されるため、高価な連続定格の電動機を補助電動機18として用いる必要はなく、安価な短時間定格の電動機を用いることができる。また、補助電動機18は、電動機3に比べて小容量のものでよい。したがって、本参考例によれば、始動時に必要とされる過渡電流を小さくすることができるポンプ装置を安価に提供することができる。
なお、複数のポンプ1を備える場合は、図20に示すように、隣接する電動機3同士をクラッチ機構24で連結し、運転中のポンプ1の電動機3を補助電動機として用いてもよい。また、図21に示すように、電動機3と補助電動機18にそれぞれ水車25と小ポンプ26とを連結し、水車25と小ポンプ26とを水を媒体として連結してもよい。
図22は、本参考例の他の構成例を示す図である。この例では、補助電動機として直流電動機27が使用されており、この直流電動機27には直流電源としての蓄電池28が接続されている。このような構成によれば、電動機3の駆動用の電源(電力系統または発電機)への負荷が少なくなり、瞬時電圧降下などのトラブルを確実に回避することができる。また、補助電動機として、起動時のトルクの大きい直流電動機27を採用したことにより、より安全にポンプ装置を始動することができる。
上述した実施形態は、当業者にとって本発明を実施可能とするために説明されたものである。したがって、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された技術的思想の最も広い範囲によって定義されるべきである。
ポンプ装置を示す側面図である。 図1のポンプ装置の平面図である。 図3(a)は電動機の回転速度を変化させたときの特性曲線を示す図であり、図3(b)は羽根車の翼角度を変化させたときの特性曲線を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るポンプ装置の始動方法を示す制御ダイヤグラムである。 従来の始動方法に従ってポンプ装置を始動したときの電流の変化を示すグラフである。 第1の実施形態に係る始動方法に従ってポンプ装置を始動したときの電流の変化を示すグラフである。 吸込水槽の水位と実揚程との関係を説明するための図である。 比速度が400程度のポンプの特性曲線を示す図である。 吐出弁の開閉動作によって変化する抵抗曲線を示すグラフである。 本発明の第2の実施形態に係るポンプ装置の始動方法を示す制御ダイヤグラムである。 本発明の一参考例に係るポンプ装置を示す平面図である。 図11に示すポンプ装置の一側面図である。 図11に示すポンプ装置の他方の側面図である。 本発明の一参考例に係るポンプ装置の始動方法を示す制御ダイヤグラムである。 本発明の第の実施形態に係るポンプ装置を示す断面図である。 本発明の第の実施形態に係るポンプ装置の始動方法を示す制御ダイヤグラムである。 本発明の他の参考例に係るポンプ装置を示す断面図である。 電動機の回転速度とトルクとの関係を示すグラフであり、従来の始動方法を示す。 本発明の他の参考例に係るポンプ装置における、電動機の回転速度とトルクとの関係を示すグラフである。 本発明の他の参考例に係るポンプ装置の変形例の一部を示す図である。 本発明の他の参考例に係るポンプ装置の他の変形例の一部を示す図である。 本発明の他の参考例に係るポンプ装置のさらに他の変形例を示す断面図である。
符号の説明
1,1A,1B ポンプ
2 羽根車
3 電動機
4 ケーシング
5 吐出弁
6 水位検出器
7 インバータ装置(変速装置)
10 制御部
11 吐出管
12 回転軸
14 サイホン形成配管
15 サイホンブレーカ
17 始動装置
18 補助電動機
20 給水水槽
24 クラッチ機構
25 水車
26 小ポンプ
27 直流電動機(補助電動機)
28 蓄電池

Claims (4)

  1. 吸込水槽に配置される複数のポンプと、
    前記複数のポンプの運転を制御する制御部とを備えたポンプ装置であって、
    前記複数のポンプは、それぞれ、
    水を移送する羽根車と、
    前記羽根車を回転させる電動機と、
    前記電動機の回転速度を変える変速装置とを備えており、
    前記制御部は、前記複数のポンプのうち少なくとも最後の1台を始動する前に、前記変速装置を介して、運転中のポンプの前記電動機の回転速度を下げることを特徴とするポンプ装置。
  2. 吸込水槽に配置される複数のポンプと、
    前記複数のポンプの運転を制御する制御部とを備えたポンプ装置であって、
    前記複数のポンプは、それぞれ、
    水を移送する羽根車と、
    前記羽根車を回転させる電動機と、
    前記羽根車の翼角度を変える翼角度可変機構とを備えており、
    前記制御部は、前記複数のポンプのうち少なくとも最後の1台を始動する前に、前記翼角度可変機構を介して、運転中のポンプの前記翼角度を小さくすることを特徴とするポンプ装置。
  3. 吸込水槽に配置される複数のポンプと、
    前記複数のポンプの運転を制御する制御部とを備えたポンプ装置であって、
    前記複数のポンプは、それぞれ、
    水を移送する羽根車と、
    前記羽根車を回転させる電動機と、
    前記ポンプの吐出し量を調整する吐出弁とを備えており、
    前記複数のポンプは、いずれも比速度900以下のポンプであり、
    前記制御部は、前記複数のポンプのうち少なくとも最後の1台を始動する前に、運転中のポンプの前記吐出弁を閉じて該ポンプを定格吐出量未満で運転させることを特徴とするポンプ装置。
  4. 吸込水槽に配置される複数のポンプと、
    前記複数のポンプの運転を制御する制御部とを備えたポンプ装置であって、
    前記複数のポンプは、それぞれ、
    水を移送する羽根車と、
    前記羽根車を回転させる電動機と、
    前記羽根車を収容するケーシングと、
    前記ケーシングの吐出口に連結されたサイホン形成配管と、
    前記サイホン形成配管の頂部に設けられたサイホンブレーカとを備えており、
    前記複数のポンプは、いずれも比速度900以下のポンプであり、
    前記制御部は、前記複数のポンプのうち少なくとも最後の1台を始動する前に、運転中のポンプの前記サイホンブレーカを操作して前記サイホン形成配管内に形成されているサイホンを破壊することを特徴とするポンプ装置。
JP2008013334A 2008-01-24 2008-01-24 ポンプ装置 Active JP5209330B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008013334A JP5209330B2 (ja) 2008-01-24 2008-01-24 ポンプ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008013334A JP5209330B2 (ja) 2008-01-24 2008-01-24 ポンプ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009174409A JP2009174409A (ja) 2009-08-06
JP5209330B2 true JP5209330B2 (ja) 2013-06-12

Family

ID=41029755

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008013334A Active JP5209330B2 (ja) 2008-01-24 2008-01-24 ポンプ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5209330B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011256797A (ja) * 2010-06-09 2011-12-22 Seisa Gear Ltd 汲み上げポンプ
JP5437175B2 (ja) * 2010-06-17 2014-03-12 株式会社 セイサ 汲み上げポンプ及び汲み上げポンプの駆動方法
KR101671957B1 (ko) * 2014-12-23 2016-11-03 군산대학교산학협력단 보조 모터를 탑재한 수중펌프 장치 및 그 제어방법

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5669486A (en) * 1979-10-26 1981-06-10 Ebara Corp Pump operating method
JP2557903B2 (ja) * 1987-09-10 1996-11-27 株式会社東芝 空気調和機
JP3066562B2 (ja) * 1994-12-20 2000-07-17 株式会社クボタ 排水ポンプの運転制御方法
JP2004027877A (ja) * 2002-06-21 2004-01-29 Kubota Corp 立軸斜流ポンプ
JP2004339970A (ja) * 2003-05-14 2004-12-02 Ebara Corp サイフォン切換によるポンプ吐出流量制御方法及び装置及びポンプ設備

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009174409A (ja) 2009-08-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5166429B2 (ja) 可逆水力発電装置
JP5209330B2 (ja) ポンプ装置
KR101206695B1 (ko) 자동펌프 및 그 운전 제어방법
JPH0144904B2 (ja)
US11118558B2 (en) Hydroelectric power generation system
JP5350076B2 (ja) 発電プラント復水系統の制御装置
JP6569713B2 (ja) 水力発電システム
JP4889308B2 (ja) 水車および水車発電装置ならびに水車発電装置の運転方法
CN110425231B (zh) Bprt机组变速离合器的脱扣控制系统及其控制方法
CN208364453U (zh) 脱硫用单级高速离心风机的变频运行装置
JP7247010B2 (ja) 先行待機型ポンプ
KR102665848B1 (ko) 유입유량감소에 따른 유도발전기 동기탈조 대응 자동절환 인버터 발전시스템
JP2004364357A (ja) ポンプ逆転水車型発電設備
JP4141780B2 (ja) ポンプ水車およびその運転制御方法
JP6722065B2 (ja) 排水システム、排水ポンプ車および排水方法
JP4066128B2 (ja) ポンプ装置
CN108457890A (zh) 脱硫用单级高速离心风机的变频运行装置及变频运行方法
JPH0245622A (ja) 圧縮空気貯蔵発電装置
JPS61149582A (ja) 可変速のポンプ水車またはポンプの停止方法
JP2006029201A (ja) ポンプ水車とその運転方法
JPS6232357B2 (ja)
JP4675057B2 (ja) 渦巻きポンプの運転制御方法
JPH04159457A (ja) ポンプ水車の制御方法
JP2024139962A (ja) 水力発電システム
JP4417051B2 (ja) ポンプ制御方法及びポンプ制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101217

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20120419

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20120419

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120627

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120703

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120830

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130212

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130221

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160301

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5209330

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250