JPS6138699Y2 - - Google Patents

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JPS6138699Y2
JPS6138699Y2 JP17371780U JP17371780U JPS6138699Y2 JP S6138699 Y2 JPS6138699 Y2 JP S6138699Y2 JP 17371780 U JP17371780 U JP 17371780U JP 17371780 U JP17371780 U JP 17371780U JP S6138699 Y2 JPS6138699 Y2 JP S6138699Y2
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JP
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switch
pressure
pump
engine
power sprayer
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JP17371780U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、農業用、果樹園芸用等に供せられる
動力噴霧機の自動停止装置に関する。
動力噴霧機は、多くの場合、原動機となるエン
ジンと、これにて駆動されるポンプと、これらを
一体に支持する基台とから成り、前記ポンプの吐
出口にはホースが接続されてその先端にはノズル
が取付けられ、タンクに貯溜した水・薬液等をポ
ンプで吸込んでノズルから噴射し、散布するもの
である。
ところが、この種動力噴霧機を使用するに際し
ては、タンクに貯溜している水・薬液等がなくな
つたり、或はタンクが転倒して水・薬液等がこぼ
れたり、吸水管が液面から外れたり、吸水ストレ
ーナが目塞りしたり、ポンプのバルブにゴミが引
掛つたりする事が往々にして起り易い。
例えば動力噴霧機を定置配管して、これより遠
く離れた処で散布作業を行なう場合、特にみか
ん、かき等の果樹地帯にあつては、丘陵地の為、
水が容易に得られないので、水の得られる低地に
動力噴霧機を定置し、ここから中腹まで配管をし
更にホースを繰出して散布作業を行なう場合が多
い。
ところが、この様な作業を一人の作業者で以つ
て行なう場合、散布範囲が広いと、動力噴霧機が
置かれている処から可成り離れた場所で散布する
事になり、例えばタンク内の薬液がなくなつてこ
の事を散布現場で知得しても(散布できなくなる
のでこの事を知り得る)動力噴霧機の処まで戻つ
てこれを停止させるには相当な時間が掛つてしま
う。
もし、この様な事態が発生すると、動力噴霧機
は空運転している事になる。空運転すると、燃料
が無駄になるばかりでなく、ポンプの主要部、と
りわけ摺動部分やシール部分が摩耗したり、破損
たりするので寿命を縮めてしまう。
本考案は、叙上の問題点に鑑み、これを解消す
る為に創案されたもので、その主たる目的は、吸
入すべき水・薬液等がなくなつたりしてポンプの
吐出口から吐出されなくなると、自動的にエンジ
ンが停止され、不要な空運転を防止する様にした
動力噴霧機の自動停止装置を提供するにある。
本考案の他の目的は、ポンプの吐出圧が所定圧
より降下した事を検知する所謂圧力スイツチを設
け、これにてエンジンの点火プラグへの電流をア
ースして阻止し、エンジンを自動的に停止させる
様にした動力噴霧機の自動停止装置を提供するに
ある。
本考案の更に他の目的は、圧力スイツチを、ブ
ルドン管とマイクロスイツチとを組合せた構造に
し、検出すべき加圧流体の漏洩が皆無であると共
に、構造が簡単でそれでいて精度が高く、然も安
価に製造し得る動力噴霧機の自動停止装置を提供
するにある。
本考案の別の目的は、既に使用している動力噴
霧機にも大幅な改造を要する事なく極めて簡単に
付設できる動力噴霧機の自動停止装置を提供する
にある。
以下、本考案の実施例を示す図面に基づきその
詳細を説明する。
本考案に係る自動停止装置1は、動力噴霧機3
0に適用される。
第1図乃至第3図は、動力噴霧機30の一例を
示している。
動力噴霧機30は、多くの場合、エンジン31
を原動機とし、これにて駆動されるポンプ32を
備え、これらは基台33上に固定され、所謂セツ
トに為されて可搬できる様にしてある。勿論、基
台33上にホースの巻取装置をも備えたものも知
られている。
エンジン31には、第2図に示す如くエンジン
ストツプスイツチ34が通常設けられ、これを作
動すると点火プラグへの電流がアースされてエン
ジン31が停止する様になつている。
本考案は、この様な動力噴霧機30に採用され
る。
自動停止装置1は、メインスイツチ2と、圧力
スイツチ3と、ポンプ32の吐出圧を前記圧力ス
イツチ3へ導びく為の導管4とからその主要部が
構成される。
メインスイツチ2は、ON・OFF型の通常のス
イツチで、始動時と運転時(自動停止時も含む)
とを切換えるものである。
圧力スイツチ3は、圧力検知体5と、これにて
作動されるマイクロスイツチ6とから成る。
圧力検知体5は、下部に螺子部7を備えた四角
柱状の本体8と、これの上部に一端が溶着され略
C型を呈するブルドン管9と、該ブルドン管9の
他端に固設した支持片10と、支持片10に螺動
自在に設けられた触片11とから構成され、マイ
クロスイツチ6は第6図に示す如く本体8の上部
にビス12,12にて固定され、そのスイツチ触
部13は触片11に対峙して当接している。
圧力検知体5の本体8の内部には、第5図に示
す如く下端が開放する通路14が穿設され、ブル
ドン管9の中空部15に連通して居り、ブルドン
管9の末端は支持片10が溶着されているので、
閉塞されている。
而して前記メインスイツチ2と圧力スイツチ3
とは、第4図に示す如くケース16の内部に一体
的に収納され、本体8の螺子部7がこのケース1
6より外突している。
メインスイツチ2とマイクロスイツチ6とは第
7図に示す如く配線17に依り直列に結線され、
これらはエンジンストツプスイツチ34の換りに
取付ける。つまり、メインスイツチ2側の配線1
8はエンジンストツプスイツチ34へ接続される
ところのコードに結線される。該コードは点火プ
ラグに繋がれている。
他方、マイクロスイツチ6側の配線19は、例
えばエンジンシリンダの断熱カバー用止めボルト
で共締めされ、所謂アースされる。
次にこの様な自動停止装置1は、第1図並びに
第2図に示す第一の取付例や第3図に示す第二の
取付例の如く、ポンプ32の吐出側にその本体8
が接続され、ブルドン管9内に吐出液を導入す
る。
第一の取付例は、ポンプ32に二つある吐出口
36のうち一つに接続した場合を例示している。
つまり吐出用弁37に取付けてあるホース用接
続管35を外してここへソケツト20、ニツプル
21、チーズ22、プラグ23を順に螺着し、チ
ーズ22の枝管部に本体8の螺子部7を螺合して
取付ける。勿論プラグ23を外して従来と同様ホ
ースを接続する様にしても良い。
第3図に示す第二の実施例は、圧力計38を外
して長ニツプル24、チーズ22、圧力計38を
順次取付け、チーズ22の枝管部に自動停止装置
1を取付けたものである。
これらの取付け方は何れでも良く、又、他の吐
出側の取付箇所でも良いが、吐出用弁37の操作
や圧力計38が目視できる様に配慮する。
尚、前記ソケツト20、ニツプル21、チーズ
22、長ニツプル24等は導管4を構成する。
尚、圧力スイツチ3は、ポンプ32の吐出圧が
7Kg/cm2以下になればマイクロスイツチ6が閉成
される様にして置き、この調整は触片11を支持
片10に対して螺動させる事に依り行なう。
次に作用を述解する。
エンジン31を始動する場合は、先ずメインス
イツチ2を第7図に示す如くOFFにして置く。
この時、ブルドン管9は、吐出圧が掛つていない
のであるから縮径状態になつて居り、触片11が
マイクロスイツチ6のスイツチ触部13を押圧し
て同スイツチ6をONにしている。
つまり、第7図に示す如くメインスイツチ2が
OFF状態となつているので点火プラグへ流れる
電流は同回路に依りアースされず、始動する事が
可能になる。
次に始動して運転状態になると、ポンプ32の
吐出側には設定圧以上の吐出圧が発生し、ブルド
ン管9は拡径状態となつてマイクロスイツチ6は
OFFになる。従つてメインスイツチ2は始動側
から運転側に切換える事ができ、ONにして置
く。(第8図参照) この様な運転状態にあつては、吐出用弁37を
開いて吐出口36に接続したホースを経てノズル
から水や薬液の散布が行なえるのである。
この様な状態下で例えばタンクに貯溜してある
水・薬液等がなくなつたりした場合にはノズルか
らの散布は停止される。と同時に吐出側圧力が降
下して行つて設定値7Kg/cm2より以下となると、
ブルドン管9を縮径復元するのでマイクロスイツ
チ6はONとなる。
メインスイツチ3は、運転側のONに入れられ
ているので同回路は閉成し、点火プラグに流れて
いた電流は、配線18・メインスイツチ3・配線
17・マイクロスイツチ6・配線19を夫々経て
アースされ、点火プラグはスパークされなくなつ
てエンジンはストツプする。
この為、空運転が阻止される事になる。
又、運転中に動力噴霧機30を停止して散布を
中断したい場合には、ドレーン弁39を開弁して
吐出水を全てタンクに還流させれば排圧されるの
で、自動停止装置1が同様に働いてエンジン31
を停止させる。
この様に、本考案にあつては、ポンプ吐出圧を
検知して設定圧より以下になればマイクロスイツ
チ6を作動させてメインスイツチ2との協働作用
に依り点火プラグへの電流をアースしてエンジン
を停止させる様にしたので、空運転を完全に防止
でき、極めて安全である。
とりわけ、本考案に於ては、ブルドン管9とマ
イクロスイツチ6にて圧力スイツチ3を構成する
様にしたので、構造が誠に簡単であるばかりでな
く、精度が高くて堅牢である。然もブルドン管に
してあるので圧力流体が漏洩する事が全くない。
本考案の自動停止装置は、既に使用されている
動力噴霧機にも簡単に取付ける事ができる等諸種
の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は動力噴霧機の平面図で、吐出口の一つ
に自動停止装置を取付けた状態を示す。第2図
は、同じものの正面図。第3図は、動力噴霧機の
エンジンを省略して示す側面図で、圧力計が取付
くべき処に自動停止装置を設置した状態を示す。
第4図は、メインスイツチと圧力スイツチとをケ
ースに収納した状態を示す一部破断背面図。第5
図は、圧力スイツチの圧力検知器のみの縦断正面
図。第6図は、圧力スイツチのみの側面図。第7
図は、始動時に於けるメインスイツチと圧力スイ
ツチのマイクロスイツチとの作動状態を示す回路
図。第8図は、運転時の同様図。第9図は、自動
停止時の同様図である。 1……自動停止装置、2……メインスイツチ、
3……圧力スイツチ、6……マイクロスイツチ、
8……本体、9……ブルドン管、10……支持
片、11……触片、13……スイツチ触部、14
……通路、15……中空部、30……動力噴霧
機、31……エンジン、32……ポンプ、33…
…基台。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジン31と、これにて駆動されるポンプ3
    2と、これらを固定する基台33とを少なくとも
    具有する動力噴霧機に於て、メインスイツチ2と
    圧力スイツチ3とから成り、圧力スイツチ3は内
    部に通路14を備えた本体8と、該通路14にそ
    の中空部15が連通すべく一端が溶着された略C
    型を呈するブルドン管9と、ブルドン管9の他端
    を閉塞すべく溶着された支持片10と、この支持
    片10に螺動自在に設けられた触片11と、触片
    11に対峙してこれにそのスイツチ触部13が当
    触すべく設けられたマイクロスイツチ6とを備
    え、前記本体8の通路14にはポンプ32の吐出
    側の一部が導管4にて接続され、メインスイツチ
    2とマイクロスイツチ6は直列に結線されてその
    一方は点火プラグ側に、他方はアース側に夫々接
    続され、自動停止時にはメインスイツチ2及びマ
    イクロスイツチ6が共に閉成すべく構成した事を
    特徴とする動力噴霧機の自動停止装置。
JP17371780U 1980-12-02 1980-12-02 Expired JPS6138699Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP17371780U JPS6138699Y2 (ja) 1980-12-02 1980-12-02

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JP17371780U JPS6138699Y2 (ja) 1980-12-02 1980-12-02

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JPS5795257U JPS5795257U (ja) 1982-06-11
JPS6138699Y2 true JPS6138699Y2 (ja) 1986-11-07

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JP17371780U Expired JPS6138699Y2 (ja) 1980-12-02 1980-12-02

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005211828A (ja) * 2004-01-30 2005-08-11 New Delta Ind Co 背負式動力噴霧機
JP5241741B2 (ja) * 2010-01-14 2013-07-17 株式会社丸山製作所 液体検知装置

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JPS5795257U (ja) 1982-06-11

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