JPH0440763Y2 - - Google Patents

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JPH0440763Y2
JPH0440763Y2 JP397186U JP397186U JPH0440763Y2 JP H0440763 Y2 JPH0440763 Y2 JP H0440763Y2 JP 397186 U JP397186 U JP 397186U JP 397186 U JP397186 U JP 397186U JP H0440763 Y2 JPH0440763 Y2 JP H0440763Y2
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pipe
nozzle
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sensor
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、二流体利用のノズルに連通せる送
液管に接続した感知器を、前記送液管内の液圧変
化により作動可能とし、この感知器を介し警報器
の作動もしくは前記ノズルに連通せる送気管に介
装された切換器による送気経路の切換で散布作業
時の支障を予め阻止可能な少量散布機のノズル目
詰り感知装置に関するものである。
〔従来の技術〕
二流体利用のノズルを具えた噴頭からの薬液を
ハウス内に噴霧する少量散布機にあつては、前記
薬液を煙霧状態下に密閉状のハウス内に散布する
ため、散布中および散布後の数時間もしくは翌日
迄作業者は防毒マスクの着用なしでは薬害を蒙る
ので、入室不可能である。故に散布状況の確認に
際し、()散布中途で防毒マスクを着用しハウ
ス内に入り、散布状況の良否を確認する。()
ハウス外から散布中における薬液の吐出音の変化
を感知することで散布状況の良否を確認する。
()所定時間経過後の翌日、散布をやり直す等
の手段を講じていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
前述の従来の手段のうち()の場合にあつて
は、散布終了まで通常2ないし3回程度ハウス内
に入り、散布状況の良否確認をすることが多いた
め、稍々もすれば作業者が農薬被曝を豪る惧れが
あり、また、ハウス内への立入りの都度、作業者
は防毒マスクの着用に留意する一方、散布状況の
確認自体、度重なると煩雑感を覚えると共に多大
の手間を余儀なくされる。()の場合にあつて
は、散布作業による多大の経験を要し、この経験
がないときには吐出音の変化の判別は殆ど不可能
であり、現実性に極めて乏しい。()の場合に
あつては、薬液の無駄な消費および之に伴う運転
費の徒らな高騰ならびに残存薬液による散布むら
の惧れ、さらには収穫量の減少等の事態発生を免
れ難かつた。
この考案は前述のような課題に着目し提案され
たもので、その目的とする所は、薬害被曝を蒙る
懸念がない一方、管路での目詰り感知により散布
作業の支障を阻止可能な少量散布機のノズル目詰
り感知装置を提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
前述の目的達成のため、この考案における少量
散布機のノズル目詰り感知装置は、圧縮機に送気
管を介し接続された噴頭内のノズルに、送液管を
介し貯留槽を連通させ、圧縮機からの圧縮空気で
貯留槽内の液体を、噴頭で吸入・散布を行なう少
量散布機において、前記送液管に分岐せる分岐管
に接続された感知器の作動で、警報器もしくはこ
の感知器に連結せるアクチエーターを介し送気管
に介装せる切換器を作動可能としたものである。
〔実施例〕
第1図ないし第5図でこの考案を実施例につい
て説明する。
まず第1実施例の第1図ないし第3図におい
て、図示しない原動機たとえば電動機で駆動され
る圧縮機Cに、噴頭接続片aを介装せる送気管1
の一端(第1図において左端)を接続し、該送気
管1の他端(第1図において右端・上部)を、噴
頭J内の保持体2に穿設されたメネジ状の通孔b
に螺合・定着し、この通孔b側の送気管1の開口
部を、縮径状の通孔rを介し保持体2の後方(第
1,2図において左側を後方、右側を前方とす
る。)が螺着された盲栓4の前方の空所gに連通
させ、該空所gに直交下に盲栓4内に収納された
ノズル3に通孔iを前後に亘り穿設し、この通孔
iの後端を、前記空所gの後方に並列・設定され
たT字状の通孔hに連通させる一方、通孔iの前
端に連通せる縮径状の噴射口eを、前記保持体2
の内壁に密嵌されたノズルキヤツプ5の吐出孔d
に臨ませると共に、ノズルキヤツプ5の内周縁と
ノズル3の中途外周縁に突出せる膨出部との間に
渦流室Wを形成し、なお、ノズル3の後端を、前
記通孔g,hの間において、盲栓4に形成された
凹所Vに密着・嵌合させてある。また、前記通孔
rと並設され、かつ通孔hと連通された保持片2
側の通孔fに、保持片2に上方を螺合せるニツプ
ル6の上端を臨ませ、該ニツプル6の下方にオリ
フイス7,中芯8を介し上方を連通された送液管
9の下端に、中継片Kを介し貯留槽Tに垂下され
た吸入管10の上方を接続する一方、この貯留槽
Tの蓋体11上に載置された攪拌用電動機12で
回動される回転軸13の下端に攪拌翼14を取付
け、該攪拌翼14で貯留槽T内の液体lたとえば
薬液もしくは水を攪拌可能としてある。また、前
記送液管9に分岐せる分岐管15の先端に感知器
Sを取付け、該感知器Sの作動で導線16を介し
ブザーもしくは点滅灯のような警報器17を作動
させ、作業者(図示しない)にノズル3内での目
詰りに起因する圧力変化を報知可能としてある。
しかして前記感知器Sは、たとえば第2図にみ
るように、分岐管15の先端に定着された筺体Q
の内側に変形可能な材質からなるダイヤフラム1
8を張設し、該ダイヤフラム18の分岐管15の
反対側の面に固定せる接点nに、筺体Qの内壁面
に固定・吐出せる電導性材質からなる接触片Zを
対向させる一方、接点nと同じ側において、ダイ
ヤフラム18と筺体Qの内壁面との間に張設され
た引張りコイルばねのような弾発体Pを、常時、
矢印方向に弾発・付勢させ、送液管9内の負圧の
低減もしくは消失の際、接点nが接触片Zの先端
に当接可能としてある。
第2実施例の第4図において、分岐管15に接
続された感知器Sに取付けた導線16の接続個所
にアクチエーター27を接続し、該アクチエータ
ー27の作動でリンクもしくはリレー等で、送気
管1の中途に介装された切換器28たとえば切換
弁の通路を、他の送気管29を介し前記噴頭Jと
は別個に設定せる予備の噴頭J2内のノズル(図示
しない)側に切換え、送液管9内の負圧の低減も
しくは消失の際、連続的に前記噴頭J2内のノズル
に圧縮空気を供給し、また、貯留槽T2には、噴
頭J,J2の夫々に対応する送液管9,19、吸入
管10,20を付設した点で第1実施例と相違す
るだけで、その他の点は同一のため説明は省略す
る。
第3実施例の第5図において、前記第2実施例
における切換器28から分岐せる送気管21の先
端を、送液管9の中途に接続する一方、感知器S
にデイレイタイマー(delay timer)を付設し、
しかして噴頭J内のノズル(第3図のノズル3に
対応)の目詰りに際し、送液管9による貯留槽T
内の液体吸入の中断後、送気管21側に流入せる
圧縮空気の送液管9内を通過させ、第3図におけ
る通孔f,h,iでの塵埃,挟雑物を吐出口dか
ら押圧・吐出させ、ノズル3,之に連通せる管路
の目詰りを解消させ、所定時間経過後、デイレイ
タイマー22の作動で切換器28の作動で再び送
気管1を圧縮機Cに切換・連通させ、噴霧作業を
継続可能とした点で第1,2各実施例と相違する
が、その他の点は同一のため説明は省略する。
図中、23は電源、24はコネクター、25は
キヤツプ、30は安全弁、31は圧力計、32は
散布コツクである。
〔作用〕
この考案は前述のような構成であるから、第1
実施例において、圧縮機Cの駆動で生成された圧
縮空気は噴霧接続片aを介し送気管1の通孔b側
から通孔rに流入し、ついで空所gを経て渦流室
Wに入り、こゝで高速渦流状態となり吐出口dか
ら膨脹状態で吐出される。しかしてこの吐出の
際、ノズル3の前端が負圧となるため、吸入管1
0、送液管9、通孔f,h,iを介し貯留槽T内
の液体lがノズル3の前端に吸引され、渦流室W
内に吐出され、予め供給された圧縮空気と混合し
て煙霧状態となり、吐出口dから被散布物に向け
散布される。そして散布中、ノズル3に目詰りが
発生すると、吸入管10に至る管路中での負圧が
低減もしくは消失するため、分岐管15の端部に
接続された感知器S内のダイヤフラム18は弾発
体Pの弾発力で矢印方向に牽引され、接点nが接
触片Zの先端に当接すると、電源23,警報器1
7,感知器Sの間に電気回路が開成される故、警
報器17が作動、たとえばブザーの吹鳴もしくは
点滅灯の点滅等で作業者にノズル3に目詰りが発
生したことを報知する。
第2実施例(第4図)において、ノズル3に目
詰りが発生すると、第1実施例におけると同様
に、接点nの接触片Zへの当接でアクチエーター
27、電源23、接点n、接触片Zの間に電気回
路が開成され、アクチエーター27の作動で切換
器28たとえば切換弁を回動させ、圧縮機Cの送
気管1側への連通を送気管29側に切換え、之に
より予備の噴頭J2が圧縮機Cに連通される故、噴
頭J2において所定の散布が継続され、規定量の液
体lを散布可能である。
第3実施例(第5図)において、ノズル3に目
詰りが発生すると、第2実施例におけると同様
に、アクチエーター27が作動し、切換器28た
とえば切換弁の回動で圧縮機Cの送気管1側への
連通が送気管21側に切換えられ、しかして送気
管1からの噴頭Jへの送気中断で噴頭J内の負圧
が低減もしくは消失するため、送気管9による貯
留槽Tからの液体lの吸入が一時的に停止され
る。そして液体lの一時的な吸入停止で空となつ
た送液管9内に、送気管21側からの圧縮空気が
流入し、通孔f,h,iを通過し、滞留せる塵
埃、挟雑物等を吐出口dから押圧・吐出させてノ
ズル3、管路での目詰りを解消させる。デイレイ
タイマー22の作動で所定時間経過後、再び切換
器28の送気管1側への切換で圧縮空気の噴頭J
内への流入が開始され、所定の散布が可能とな
る。
なお、前記第1,2,3各実施例においては、
前記ノズル3に目詰りが発生したときの説明であ
るが、ノズル3と送液管9との間の管路もしくは
送液管9に目詰りが発生したときにも前記と同様
な作用を行なう。
〔効果〕
この考案によれば、ノズルに連通せる送液管か
ら分岐した分岐管に接続された感知器たとえば圧
力スイツチで液圧変化を感知し、この感知器の作
動を介しブザーもしくは点滅灯のような警報器を
作動させ、作業者にノズルでの目詰りを報知可能
であり、また、感知器に連結されたアクチエータ
ーを介し送気管に介装せる切換器たとえば切換弁
の回動で、噴頭への送気経路を切換え、予備の噴
頭への圧縮空気の流入で散布を継続的に行ない、
もしくは送気経路の切換で送液管における液体吸
入を一時的に中断し、この状態下の送液管に圧縮
空気を流入させ、ノズルや管路での目詰りを解消
後、再び送気経路の原状復帰で散布を行なうこと
で散布を長く中断することなく、所定量の散布が
可能であり、なお、作業者がハウスのような密閉
室に入る必要もないので農薬被曝を蒙る懸念がな
く安心裡に作業ができると共に、舞薬の徒らな消
費、同一個所への農薬散布による運転費や手間等
を著しく低減可能である一方、利用者にとつては
経済的でもある。
圧縮空気の送液管への供給で目詰りの解消だけ
でなく、吐出量の減少、送液管での圧縮空気や液
体の漏洩を感知できると共に、圧縮機の故障等に
よる薬液や水のような液体の貯留槽内での残存を
防ぎ得て利用者にとつては取扱容易で、しかも全
体として徒らに施設や機器類の増大を招来する惧
れもない故、施設費用の高騰を回避できる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案に係る実施例にして、第1図は
第1実施例の要部配管図、第2図は感知器の拡大
断面図、第3図は噴頭の拡大断面図、第4図は第
2実施例の要部配管図、第5図は第3実施例の要
部配管図である。 C……圧縮機、J,J2……噴頭、S……感知
器、T,T2……貯留槽、l……液体、1,21,
29……送気管、3……ノズル、9,19……送
気管、15……分岐管、17……警報器、27…
…アクチエーター、28……切換器。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 圧縮機に送気管を介し接続された噴頭内のノ
    ズルに、送液管を介し貯留槽を連通させ、圧縮
    機からの圧縮空気で貯留槽内の液体を、噴頭で
    吸入・散布を行なう少量散布機において、前記
    送液管9に分岐せる分岐管15に接続された感
    知器Sの作動で、警報器17もしくはこの感知
    器Sに連結せるアクチエーター27を介し送気
    管1に介装せる切換器28を作動可能とした少
    量散布機のノズル目詰り感知装置。 (2) 感知器Sは圧力スイツチとして構成されてい
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載の少量散
    布機のノズル目詰り感知装置。 (3) 送気管1とは別個に切換器28から分岐せる
    送気管29の先端を、前記送液管9側の噴頭J
    とは別個に設定された予備の噴頭J2に連通させ
    てなる実用新案登録請求の範囲第1項記載の少
    量散布機のノズル目詰り感知装置。 (4) 送気管1とは別個に切換器28から分岐せる
    送気管21の先端を、前記送液管9の中途に接
    続させてなる実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の少量散布機のノズル目詰り感知装置。
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