JP3378899B2 - 洗浄装置 - Google Patents
洗浄装置Info
- Publication number
- JP3378899B2 JP3378899B2 JP02732694A JP2732694A JP3378899B2 JP 3378899 B2 JP3378899 B2 JP 3378899B2 JP 02732694 A JP02732694 A JP 02732694A JP 2732694 A JP2732694 A JP 2732694A JP 3378899 B2 JP3378899 B2 JP 3378899B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- liquid supply
- cleaning
- air
- supply pump
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
- Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
Description
用時に、給液ポンプを自動的に停止して、電力の節減と
作業場の騒音の低減を図るとともに、給液ポンプの高圧
管路に介挿した部品の寿命延長を図れるようにした洗浄
装置に関する。
の噴射ノズルをそれぞれ備え、水または温水で洗車後、
空気を吹き付けて車体に付着した水を除去し、更にその
乾燥までも可能にしている。
型の洗車機では、水または温水の噴射が主体で、空気の
吹き付けまでは行なっていなかった。この場合、上記ノ
ズルに空気を供給しても、空気圧より高圧の水を噴射す
る噴口では、その口径が小さくて空気の噴射量が少な
く、水切り効果が乏しい、という問題がある。
に切換スイッチ設け、該スイッチを操作して、水または
空気を選択的に噴射可能にするとともに、該スイッチを
介して水ポンプをON・OFF制御し、該ポンプの起動
および停止時に、ポンプ起動スイッチ設置場所へいちい
ち足を運ぶ煩雑を解消し得るようにした洗浄装置を開発
し、これを特願平4ー350194号として既に提案し
ている。
ズルガンの手元にハンドル操作によって衝撃電圧を発生
する発信器を設け、該発信器に接続するリード線を水ホ
ース内に配線し、その他端をポンプの制御回路に接続し
て、ノズルガンの手元で水ポンプをON・OFF制御す
るようにした洗浄装置が開示されている。
時停止しても、上記スイッチまたは発信器を操作しない
限り水ポンプが駆動し続け、電力の消費増と作業場の騒
音を招くとともに、水ポンプの高圧管路に介挿したリリ
ーフ弁等の部品が、キャビテーション等によって寿命低
下する等の問題があった。
題を解決し、洗浄水等の洗浄液の不使用時に給液ポンプ
を自動的に停止し、電力の節減と作業場の騒音の低減を
図るとともに、給液ポンプの高圧管路に介挿した部品の
寿命延長を図れるようにした洗浄装置を提供することを
目的とする。
装置は、加圧空気を供給可能な給気管と、洗浄液を供給
可能な給液管と、洗浄液を圧送可能な給液ポンプと、給
気管を開閉可能な空気遮断弁とを備え、前記給気管と給
液管の下流側にこれらを開閉可能なノズルガンを設け、
該ガンに給液ポンプと空気遮断弁のON・OFF作動を
制御可能な切換スイッチを設け、かつ該スイッチの操作
を介して加圧空気と洗浄液とを選択的に噴射可能にした
洗浄装置において、洗浄液の噴射停止検出手段を設け、
該検出手段の作動を介して、洗浄液の噴射停止から所定
時間経過後に給液ポンプの駆動を停止させ、電力の節減
と作業場の騒音の低減、および給液ポンプの高圧管路に
介挿した部品の寿命延長を図れるようにしたことを特徴
にしている。本発明の洗浄装置は、給液管の下流側に定
量の洗浄液を収容し維持可能な給液タンクを設け、該タ
ンクの洗浄液を前記給液ポンプで汲み出し可能に設け、
かつ給液タンクに洗浄液の液面上昇時における所定レベ
ルを検出可能なフロートスイッチを設け、該スイッチの
作動を介して給液ポンプの駆動を停止させ、洗浄液の噴
射停止後、液面上昇時の所定時に給液ポンプの駆動を停
止したことを特徴にしている。上記洗浄装置において、
給液ポンプの吐出側にバイパス通路を設け、該通路の吐
出端を給液タンクに配置し、該バイパス通路に給液ポン
プの吐出圧で開弁可能な安全弁を設けて、洗浄液の噴射
停止後、給液ポンプの吐出流をバイパス通路を介して給
液タンクに還流させるとともに、給液ポンプの高圧管路
に介挿した部品の寿命延長を図れるようにしたことを特
徴にしている。上記洗浄装置において、給液ポンプの吐
出側管路または前記安全弁に洗浄液の噴射停止検出手段
を設けて、該検出手段の多様化を図るようにしたことを
特徴にしている。上記洗浄装置において、噴射停止検出
手段に遅延作動装置を設け、給液ポンプの駆動停止時期
を遅延させて、使用の多様化に応じられるとともに、給
液ポンプのON・OFF作動の頻発を防止し得るように
したことを特徴にしている。上記洗浄装置において、切
換スイッチをフロートスイッチの作動に優先して、洗浄
液または空気噴射に切換え可能にし、切換スイッチによ
る実際の使用勝手を優先させるようにしたことを特徴に
している。上記洗浄装置において、切換スイッチを無線
式として、有線式のような配線を要せず、構成を簡潔に
したことを特徴にしている。上記洗浄装置において、フ
ロートスイッチのONおよびOFF時に洗浄液または空
気噴射に切換え可能にして、実際の使用勝手に応じて噴
射モードを自在に選択し得るようにしたことを特徴にし
ている。上記洗浄装置において、フロートスイッチが洗
浄液の液面下降時における所定レベル検出後、液面上昇
時における所定レベル検出時に、空気噴射に設定可能に
して、洗浄装置の不使用時に空気噴射モードにリセット
し、給液ポンプの駆動を回避させるようにしたことを特
徴にしている。
洗浄液の噴射停止から所定時間経過後に給液ポンプの駆
動を停止させ、その消費電力の節減と作業場の騒音の低
減を図る。給液管の下流側に設けた定量の洗浄液を収容
し維持可能な給液タンクと、該タンク内の洗浄液の液面
上昇時における所定レベルを検出可能なフロートスイッ
チとで、洗浄液の噴射停止検出手段を構成する。フロー
トスイッチの作動を介して給液ポンプの駆動を停止し、
洗浄液の噴射停止後、液面上昇時の所定時に給液ポンプ
の駆動を停止する。給液ポンプの吐出側にバイパス通路
を設け、該通路の吐出端を給液タンクに配置し、該バイ
パス通路に給液ポンプの吐出圧で開弁可能な安全弁を設
けて、洗浄液の噴射停止後、給液ポンプの吐出流をバイ
パス通路を介して給液タンクに還流させ、洗浄液の空費
を防止するとともに、給液ポンプの高圧管路に介挿した
部品に対する高圧負荷を回避し、それらの寿命延長を図
る。給液ポンプの吐出側管路または前記安全弁に洗浄液
の噴射停止検出手段を設け、用途と検出精度に応じた多
様な検出手段を得る。噴射停止検出手段に遅延作動装置
を設け、給液ポンプの駆動停止時期を遅延させて、使用
の多様化に応じられるとともに、給液ポンプのON・O
FF作動の頻発を防止する。切換スイッチをフロートス
イッチの作動に優先して、洗浄液または空気噴射に切換
え可能にし、切換スイッチによる実際の使用勝手を優先
させる。切換スイッチを無線式として、有線式のような
配線を要せず、構成を簡潔にする。フロートスイッチの
ONおよびOFF時に洗浄液または空気噴射に切換え可
能にして、実際の使用勝手に応じて噴射モードを自在に
選択し得るようにする。フロートスイッチが洗浄液の液
面下降時における所定レベル検出後、液面上昇時におけ
る所定レベル検出時に、空気噴射に設定可能にして、洗
浄装置の不使用時に空気噴射モードにリセットし、給液
ポンプの駆動停止状態を保持させる。
空気を供給する洗車機に適用した図示実施例について説
明すると、図1乃至図6において1は箱形の洗車機本体
で、その内部にエアーコンプレッサ等の加圧空気供給系
統に連通する給気管2と、水道等の給水源に連通する給
液管3とが配管され、このうち給気管2に上流側から、
順に空気遮断弁4と水抜き装置5と気液切換装置6とが
設けられている。
作動を後述するコントローラによってON・OFF制御
されている。水抜き装置5は中空筒状の気密な水溜器7
を有し、その底部にオリフィス8を有するドレンピース
9が装着され、該ピース9の外端部に排水ホース10が
接続され、水溜器7内に収容した洗浄液の漏洩水11を
洗車機本体1の外部に排水可能にしている。
2が設けられ、その一対の電極13の先端が漏洩水11
の液面に近接して配置されていて、該電極13の閉回路
に電源14と、コントローラ15とが接続され、上記電
極13,13間に一定の電圧を印加するとともに、セン
サ12の信号をコントローラ15へ入力可能にしてい
る。
ー等の警報器16と後述する給液ポンプとが介挿され、
このうち警報器16は上記センサ12の作動時に作動可
能にされ、また給液ポンプは上記センサ12の作動時に
駆動を停止可能にされている
のバルブボデー17の内部には被選択通路18が形成さ
れ、該通路18の両側にニップル19,20が取付けら
れていて、これらに給気管2と後述する送液管とが接続
されている。バルブボデー17を内部には、被選択通路
18に連通する選択通路21が形成され、これが上記ボ
デー17の側面に開口しており、その開口部にニップル
22が取付けられ、これに導管23の一端が接続されて
いる。
ーパ状のシート面24が形成され、また被選択通路18
のニップル19側に位置する一端には、テーパ状のシー
ト面25が形成されていて、これらのシート面24,2
5にシャトル26の端面が係合可能にされている。
に収容され、その長さは選択通路21の内径よりも長尺
に形成されていて、その両端にシート面24,25と気
密かつ液密に係合可能なテーパ面が形成されている。図
中、27は一端を送液管3側の被選択通路18の端部に
開口した小径のバイパス通路で、この他端を選択通路2
1に開口している。
が設置され、該タンク28は給液管3から洗浄液29を
供給可能にされていて、その液面にフロート30を設置
している。フロート30は洗浄液29の液面変位に応動
して、給液管3の吐出口内に設けた公知のフロートバル
ブ(図示略)を開閉可能にしており、その開弁時に給液
管3から洗浄液29の供給を促し、またその閉弁時に上
記洗浄液29の供給を遮断可能にしている。この場合、
シャトル26と選択通路21との隙間を比較的広く確保
すれば、上記バイパス通路27を要しない。
に連通する送液管31が配管され、該管31に給液ポン
プ32が介挿されている。給液ポンプ32は後述するコ
ントローラ15によって作動を制御され、該ポンプ32
より下流側の送液管31に、バイパス通路33の一端が
接続され、その吐出口が給液タンク29の直上に配置さ
れていて、該管31にリリーフ弁等の安全弁34が介挿
されている。この場合、安全弁34の開弁圧は、給液ポ
ンプ32の吐出圧と同圧に設定されている。
液面レベルを検出可能な、噴射停止検出手段を構成する
フロートスイッチ35が設けられ、所定の液面レベルを
検出時にON・OFF作動して、それらの信号をコント
ローラ15へ入力可能にしている。この場合、フロート
スイッチ35に公知の遅延装置を接続し、前記スイッチ
35からコントローラへの信号入力時期を所定時間遅延
させるようにすれば、給液ポンプ32の駆動時期が遅延
され、種々の作業条件に応じられるとともに、上記ポン
プ32のON・OFF作動の頻発を防止し得る。
コンピュータを内蔵しており、該コンピュータに液面検
出センサ12とフロートスイッチ35、および後述する
切換スイッチとの信号を入力可能にされ、これらの信号
入力を条件に予め記憶した情報に基いて、制御信号を出
力可能にしている。すなわち、コントローラ15には、
フロートスイッチ35のON・OFF信号による噴射モ
ードと、切換スイッチによる噴射モードと、これら相互
の関係とが記憶され、このうちフロートスイッチ35の
ON・OFF時には、洗浄液と空気との何れも噴射モー
ドを設定可能にし、また該スイッチ35のOFF直後の
ON時には、空気噴射モードを設定可能にしていて、そ
のリセット状態を設定可能にしている。
空気遮断弁4を閉弁し給液ポンプ32を駆動する制御信
号を出力し、空気噴射モード設定時には、空気遮断弁4
を開弁し、給液ポンプ32の駆動を停止する制御信号を
出力可能にしている。一方、これら噴射モードの設定と
独立して、フロートスイッチ35のON時には給液ポン
プ32の駆動を停止する制御信号を出力可能にしてお
り、更に液面検出センサ12からの信号入力時には、警
報器16へ警報信号を出力可能にしている。
の信号をフロートスイッチ35の信号に優先して処理可
能にされ、その信号入力時に給液ポンプ32を駆動また
は停止するとともに、現状の噴射モードをキャンセル
し、次期洗浄液または空気噴射モードに切換設定可能に
していて、その切換モードに応じて空気遮断弁4と給液
ポンプ32とに、所定の制御信号を出力可能にしてい
る。図中、36は洗車機本体1の前端部上方に突設した
受信アンテナで、受信回路とその増幅回路に接続されて
いる。
軟で長尺な誘導管37が接続され、その先端にノズルガ
ン38が取付けられている。ノズルガン38は気液の噴
射を実行するトリガ39を備え、該トリガ39の操作を
介して、誘導管37とノズルガン38に接続した金属製
のノズルパイプ40とを連通可能にしている。
部に、遠隔操作スイッチである無線式の切換スイッチ4
1が着脱可能に取付けられ、該スイッチ41は操作ボタ
ン(図示略)のON・OFF操作時に、給液ポンプ32
のON・OFF信号と、気液噴射モードの切換信号を発
射可能にしている。この場合、切換スイッチ41をノズ
ルガン38から取り外し、これを作業者が携行するよう
にすれば、ノズルガン38に取付けた場合の使用上また
は保管上の損傷を防止し得る。
射モードとを交互に繰り返す信号系からなり、これを前
記受信アンテナ36に向けて発射し、コントローラ15
への入力を可能にしている。この場合のタイミング図4
のようで、これらは前記コントローラ15に記憶されて
いる。
接続され、該ノズル42は図5,6のように、ノズルパ
イプ40に連通する二つの通路43,44を内部に有
し、これらの間に三方弁からなるロータリーバルブ45
を回動可能に装着している。ロータリーバルブ45は略
円筒状に構成され、その軸端部には軸方向と直交方向に
操作摘み45aが突設され、その内部に互いに導通する
三つのポートP1 ,P2 ,P3 が形成され、これらのポ
ートの一つを通路43,44の一方に選択的に連通可能
にするとともに、各ポートP1 〜P3 の導通面積を適宜
調整可能にしている。
る空気噴射用の噴口46が開口され、また通路44の開
口部にはノズルジョイント47がねじ込まれ、該ジョイ
ント47の外端面に通路44に連通し、かつ噴口46よ
りも小径な液体噴射用の噴口48が形成されている。こ
の他、図中49は洗車機本体1に設けた走行車輪であ
る。
切換スイッチ41を用いているから、その配線作業が不
要になり、その分従来のものに比べて構成が簡単にな
る。次に洗浄装置は、常時は給液タンク28内に所定量
の洗浄液29が収容され、その液面が基準面を維持して
いて、フロートスイッチ35がON状態に置かれ、空気
噴射モードにリセットされている。したがって、この場
合は空気遮断弁4が開弁され、給液ポンプ32が駆動を
停止している。
てノズル42から洗浄液を噴射する場合は、ノズルガン
38を保持して切換スイッチ41をONする。このよう
にすると、上記スイッチ41から発射された信号が受信
アンテナ36に受信され、受信装置から増幅器を経てコ
ントローラ15に入力される。
記憶情報基いて、洗浄装置の噴射モードを給液噴射モー
ドに切換え、その制御信号を空気遮断弁4と給液ポンプ
32とに出力する。このため、空気遮断弁4が閉弁し、
該弁4より下流側の空気供給路を遮断するとともに、給
液ポンプ32が駆動して、給液タンク29内の洗浄液2
9を吸い込み、これを約100kg/cm2 に加圧して
下流側の送出管31に送り出し、気液切換装置6へ送り
込む。
イパス通路33に導かれて安全弁34に達するが、ノズ
ル42による洗浄液の噴射によって、送出管31の先端
が開放状態になり、該管31に連通するリターンパイプ
33の圧力も同圧状態になって、安全弁34の開弁圧以
下になるから、安全弁34は閉弁状態を維持している
ニップル20から気液切換装置6の被選択通路18へ流
入し、その圧力によってシャトル26を押し動かし、こ
れをシート面25に押し付けて、給気管2側の連絡口を
閉塞する。
18から直角に屈曲して選択通路21へ移動し、該通路
21からニップル22を経て導管23に送り出され、導
管23から誘導管37を経てノズルガン38へ導かれ
る。この後、ノズルガン38のトリガ39を操作する
と、誘導管37がノズルパイプ40と連通し、加圧給液
29がノズル42へ導かれる。
め操作摘み45aを回動操作しロータリーバルブ45を
回動して、ポートP2 を通路44へ導通させ、噴口48
を図6のようにノズルパイプ40に連通させて、一方の
噴口46を遮断させて置く。このようにすることで、噴
口48から加圧給液29が噴射され、これを車両の洗浄
箇所に向けて噴射すれば洗車が可能になる。この場合、
洗浄液の噴射量および噴射圧が過大のときは、調整摘み
45aを適宜回動操作し、通路44に対するポートP2
の導通面積を調節すれば、所望の噴射量と噴射圧とを得
られる。後述の空気噴射においても同様である。
ル26とシート面25とのシールが不完全であったり、
それらの間にゴミ等の異物が噛み込まれた場合、当該シ
ール部から水漏れを生じて、洗浄液29の一部が給気管
2に侵入し、該管2に接続した水抜き装置5の水溜器7
内に流入する。
1として一時的に収容され、その水位が上昇して水溜器
7内の圧力が昇圧すると、オリフィス8から押し出さ
れ、これが排水管10に導かれて洗車機本体1の外部に
排水される。したがって、上記漏洩水11が水溜器7か
ら溢れたり、その溢流が給気管2の上流側へ侵入したり
することはない。
に、例えば非常に大きなゴミ等が噛み込まれて、当該部
のシールが著しく劣化した場合、気液切換装置6から多
量の洗浄液が漏出し、これが水溜器7内に流入する。漏
洩水11は前述のように、一部がオリフィス8から排出
されるが、流入量が排水量を越える異状時には、その水
位が許容レベルを越えて上昇し、遂には液面検出センサ
22の電極13,13の先端部が没入する。
定の電圧が印加されているため、これが漏洩11中に没
入すると、電極13,13が短絡して、それらの間に微
弱電流が流れ、その信号がコントローラ15に入力され
る。コントローラ15は上記信号を増幅し、その制御信
号を給液ポンプ32と警報器16とに出力して、給液ポ
ンプ32の駆動を停止させるとともに、警報器16を作
動させる。したがって、水溜器7内への洗浄液の流入が
停止され、また周辺の作業者が上記事態を告知されて、
応急措置を講じられる。
洩水11は排水管10から引き続いて排水され、最終的
にはその全てが排出される。したがって、上記漏洩水1
1が水溜器7から溢れたり、その溢流が給気管2の上流
側へ侵入したりすることはなく、万一侵入しても空気遮
断弁4が閉弁されているから、その侵入を阻止し、この
上流側の空気ポンプ等の空気系統を故障させたり使用不
能にさせたりしない。
の逆流を二重三重に阻止し、空気系統の安全性を確保し
ている。
2から洗浄液29が噴射されると、給液タンク28内の
洗浄液29が消費され、その液面が低下してくる。そし
て、上記液面が所定レベルまで低下すると、フロートス
イッチ35がOFF作動して、その信号をコントローラ
15へ入力するとともに、液面変化に同動するフロート
30を介して、フロートバルブ(図示略)が開弁し、給
液管3から給液が供給されて液面レベルが上昇し、該レ
ベルが洗浄液の需給バランスがとれたところで静止す
る。
射作業が終了し、または当該噴射を一時的に中断する場
合、トリガ39を操作する。このようにすると、ノズル
パイプ40と誘導管37との導通が遮断され、ノズル4
2からの洗浄液の噴射が停止される。
9の需給バランスが崩れ、洗浄液29の液面レベルが上
昇し、これが所定レベルに達したところで、フロートス
イッチ35がONし、つまり上記OFF後初めて迎える
ON信号をコントローラ15へ入力する。コントローラ
15は上記入力信号に基づき、制御信号を給液ポンプ3
2と空気遮断弁4とに出力し、給液ポンプ32の駆動を
停止するとともに、空気遮断弁4を開弁して、洗浄装置
を空気噴射モードに切換える。
液ポンプ32が自動的に駆動を停止するから、その消費
電力を節減できるとともに、駆動音による騒音の発生を
防止できる。この場合、噴射停止から給液ポンプ32の
駆動停止までの所要時間は、給液タンク28内の洗浄液
29の液面上昇速度によって決定されるが、当該時間の
長短によっては、作業上および機構上に不都合を生じる
ことがある。例えば、上記時間を利用して他の洗浄箇所
へ移動する場合、上記時間が短時間であると、給液ポン
プ32が駆動を停止してしまい、ノズルガン38を操作
しても直ちに洗浄液を使用できなくなる。
5に所望の遅延装置(図示略)を接続し、上記スイッチ
35のコントローラ15への信号入力時期を所定時間遅
延させれば、前記不都合が解消され、また給液ポンプ3
2のON・OFF作動の頻発を防止できる。
2が駆動を停止する間は、前記ポンプ32は洗浄液29
を加圧し、これを下流側の送出管31へ吐出している。
上記吐出された洗浄液は、安全弁34の開弁圧と略同圧
に加圧され、これが導管23への進路を断たれてバイパ
ス通路33側へ移動し、該通路33に介挿した安全弁3
4を開弁して吐出口側へ移動し、該吐出口より給液タン
ク28内に落下して収容される。
るとともに、その循環管路は、安全弁34の開弁によっ
て圧力上昇を防止されるから、該管路に介挿した安全弁
34や給液ポンプ32等の高圧負荷やキャビテーション
から免れ、それらの寿命延長を図れる。
場合は、切換スイッチ41を操作し、空気噴射モードに
切換える。すなわち、切換スイッチ41の切換信号が受
信アンテナ36に受信され、これが受信回路と増幅回路
を経てコントローラ15に入力されると、コントローラ
15は空気噴射モードに対応して、空気遮断弁4と給液
ポンプ32とに制御信号を出力し、空気遮断弁4を開弁
するとともに、給液ポンプ32の駆動を停止する。
は約8kg/cm2 の空気が供給され、これが水溜器7
内に送り込まれて、器7内に付着した洗浄液を一掃する
とともに、この下流側の気液切換装置6に流入し、その
空圧によってシート面25側に位置するシャトル26
を、ニップル20側へ押し動かす。
液切換装置6が設置されていると、被選択通路18の下
半部に洗浄液が残留していて、この残留液がシャトル2
6に押し除けられて選択通路21へ移動しようとする。
しかし、シャトル26と選択通路21との隙間が狭いた
め、上記残留水はバイパス通路27に導かれて選択通路
21へ移動し、シャトル26がシート面24に押し付け
られて当該部をシールする。
8から選択通路21へ移動し、ニップル22から導管2
3に送り出されて誘導管23へ移動し、ノズル38に導
かれる。
め操作摘み45aを回動操作し、ロータリーバルブ45
を図6上時計方向へ90°回動して、ポートP2 ,P3
を通路43へ導通させ、噴口46をノズルパイプ40に
連通させて、一方の噴口48を上記パイプ40から遮断
させて置く。このようにすることで、この後トリガ39
を操作し、誘導管37とノズルパイプ40とを連通すれ
ば、噴口46から加圧空気が噴射され、これを車両の洗
浄箇所に向けて噴射すれば、水切り作業が可能になる。
態を検出する手段として、給液タンク28内の洗浄液2
9の液面レベルをフロートスイッチ35で検出させてい
るが、この他に例えば導管23または安全弁34に作用
する液圧、つまり給液ポンプ32の吐出圧相当の圧力を
検出させ、その信号をコントローラ15へ入力させるよ
うにしてもよい。
液の噴射停止検出手段を設け、該手段の検出作動を介し
て、洗浄液の噴射停止から所定時間経過後に給液ポンプ
の駆動を停止させたから、該ポンプの駆動による消費電
力の節減と作業場の騒音の低減を図れるとともに、通常
使用の実態に即して給液ポンプの作動を制御し、その頻
繁なON・OFF作動を防止することができる。本発明
の洗浄装置は、給液管の下流側に設けた定量の洗浄液を
収容し維持可能な給液タンクと、該タンク内の洗浄液の
液面上昇時における所定レベルを検出可能なフロートス
イッチとで、洗浄液の噴射停止検出手段を構成したか
ら、安価で確実かつ安定した作動を得ることができる。
上記洗浄装置は、フロートスイッチの作動を介して給液
ポンプの駆動を停止し、洗浄液の噴射停止後、液面上昇
時の所定時に、給液ポンプの駆動を停止することができ
る。本発明の洗浄装置は、給液ポンプの吐出側にバイパ
ス通路を設け、該通路の吐出端を給液タンクに配置し、
該バイパス通路に給液ポンプの吐出圧で開弁可能な安全
弁を設けて、洗浄液の噴射停止後、給液ポンプの吐出流
をバイパス通路を介して給液タンクに還流させ、洗浄液
の空費を防止するとともに、給液ポンプの高圧管路に介
挿した部品に対する高圧負荷を回避し、それらの寿命延
長を図ることができる。本発明は、給液ポンプの吐出側
管路または前記安全弁に洗浄液の噴射停止検出手段を設
けたから、用途と検出精度に応じた多様な検出手段を提
供することができる。本発明は、噴射停止検出手段に遅
延作動装置を設け、給液ポンプの駆動停止時期を遅延さ
せたから、作業条件等の使用の多様化に応じられるとと
もに、給液ポンプのON・OFF作動の頻発を防止する
ことができる。本発明は、切換スイッチをフロートスイ
ッチの作動に優先して、洗浄液または空気噴射に切換え
可能にしたから、切換スイッチによる実際の使用勝手を
優先させることができる。この場合、切換スイッチを無
線式とすることで、有線式のような配線を要せず、構成
を簡潔にすることができる。上記洗浄装置は、フロート
スイッチのONおよびOFF時に洗浄液または空気噴射
に切換え可能にしたから、実際の使用勝手に応じて噴射
モードを自在に選択することができる。本発明は、フロ
ートスイッチが洗浄液の液面下降時における所定レベル
検出後、液面上昇時における所定レベル検出時に、空気
噴射に設定可能にしたから、洗浄装置の不使用時に空気
噴射モードにリセットし、給液ポンプの駆動停止状態を
保持させることができる。
ある。
図である。
面図である。
ッチと噴射モードの関係を示すタイミングチャートであ
る。
ある。
Claims (9)
- 【請求項1】 加圧空気を供給可能な給気管と、洗浄液
を供給可能な給液管と、洗浄液を圧送可能な給液ポンプ
と、給気管を開閉可能な空気遮断弁とを備え、前記給気
管と給液管の下流側にこれらを開閉可能なノズルガンを
設け、該ガンに給液ポンプと空気遮断弁のON・OFF
作動を制御可能な切換スイッチを設け、かつ該スイッチ
の操作を介して加圧空気と洗浄液とを選択的に噴射可能
にした洗浄装置において、洗浄液の噴射停止検出手段を
設け、該検出手段の検出作動を介して、洗浄液の噴射停
止から所定時間経過後に給液ポンプの駆動を停止させる
ようにしたことを特徴とする洗浄装置。 - 【請求項2】 給液管の下流側に定量の洗浄液を収容し
維持可能な給液タンクを設け、該タンクの洗浄液を前記
給液ポンプで汲み出し可能に設け、かつ給液タンクに洗
浄液の液面上昇時における所定レベルを検出可能なフロ
ートスイッチを設け、該スイッチの作動を介して給液ポ
ンプの駆動を停止させるようにした請求項1記載の洗浄
装置。 - 【請求項3】 給液ポンプの吐出側にバイパス通路を設
け、該通路の吐出端を給液タンクに配置し、該バイパス
通路に給液ポンプの吐出圧で開弁可能な安全弁を設けた
請求項2記載の洗浄装置。 - 【請求項4】 給液ポンプの吐出側管路または前記安全
弁に洗浄液の噴射停止検出手段を設けた請求項1および
3記載の洗浄装置。 - 【請求項5】 噴射停止検出手段に遅延作動装置を設
け、給液ポンプの駆動停止時期を遅延させた請求項1,
2,4記載の洗浄装置。 - 【請求項6】 切換スイッチをフロートスイッチの作動
に優先して、洗浄液または空気噴射に切換え可能にした
請求項1および2記載の洗浄装置。 - 【請求項7】 切換スイッチを無線式とした請求項1記
載の洗浄装置。 - 【請求項8】 フロートスイッチのONおよびOFF時
に洗浄液または空気噴射に切換え可能にした請求項2記
載の洗浄装置。 - 【請求項9】 フロートスイッチが洗浄液の液面下降時
における所定レベル検出後、液面上昇時における所定レ
ベル検出時に、空気噴射に設定可能にした請求項2記載
の洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02732694A JP3378899B2 (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | 洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02732694A JP3378899B2 (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | 洗浄装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07214012A JPH07214012A (ja) | 1995-08-15 |
JP3378899B2 true JP3378899B2 (ja) | 2003-02-17 |
Family
ID=12217958
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02732694A Expired - Fee Related JP3378899B2 (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | 洗浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3378899B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100387354B1 (ko) * | 2000-05-01 | 2003-06-12 | 일진환경주식회사 | 배관세정장치 및 그 방법 |
CN102389877A (zh) * | 2011-10-25 | 2012-03-28 | 中国石油化工集团公司 | 高压清洗装置 |
CN105598065B (zh) * | 2014-10-30 | 2018-07-24 | 上海水威机械设备技术有限公司 | 一种高压清洗系统及其控制方法 |
CN112939109B (zh) * | 2021-01-28 | 2022-08-30 | 重庆海纳川环保科技有限公司 | 一种污水处理用格栅除渣装置 |
CN114354093B (zh) * | 2021-12-31 | 2022-08-02 | 迈博瑞新材料(嘉兴)有限公司 | 一种多工位滤芯清洗检测装置 |
-
1994
- 1994-01-31 JP JP02732694A patent/JP3378899B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07214012A (ja) | 1995-08-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3378899B2 (ja) | 洗浄装置 | |
JP4224501B2 (ja) | 給水ポンプ装置 | |
JP2014037716A (ja) | 給水ポンプ装置 | |
US7648081B2 (en) | Cleaning and releasing device | |
JPH08270804A (ja) | 2方向切換弁装置 | |
JP7402067B2 (ja) | 散水車 | |
JP4141827B2 (ja) | カーペットクリーナー | |
JP3939599B2 (ja) | 清掃車両の清掃制御装置 | |
EP0396542B1 (en) | A device at washing and rinsing apparatuses for producing a foam | |
JPH08266971A (ja) | 洗浄装置 | |
JP2527127B2 (ja) | スプレ―洗浄装置 | |
CN220742980U (zh) | 一种水气混合清洗机的洗车、吹尘、轮胎打气切换装置 | |
JP2005125848A (ja) | 洗車機 | |
JP2970402B2 (ja) | オゾン水洗浄装置 | |
JP3200922B2 (ja) | 温水洗浄装置 | |
JP2573199Y2 (ja) | 洗浄機の自動運転装置 | |
JPH077092Y2 (ja) | ウォータジェット加工機 | |
KR200375526Y1 (ko) | 믹서트럭 살수장치 | |
JPS6216229Y2 (ja) | ||
KR200325068Y1 (ko) | 비데용 온수세정장치 | |
JPH037247Y2 (ja) | ||
JPH061270Y2 (ja) | 洗浄装置 | |
KR200458349Y1 (ko) | 비데 물통의 세척수 배출장치 | |
JPH076005U (ja) | 気液供給装置 | |
JPH0233537B2 (ja) | Senshakiniokerutoketsuboshihoho |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20021015 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071213 Year of fee payment: 5 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081213 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081213 Year of fee payment: 6 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091213 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101213 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111213 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121213 Year of fee payment: 10 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |