JP2014037716A - 給水ポンプ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】水源までの距離に関わらず排気用の水量や時間を考慮する必要がなく、排気時には水源の水底の土砂等を舞い上がらせることのない、操作性の良い給水ポンプ装置を提供する。
【解決手段】排気孔1a付きの水タンク1内に上面開放の吐水口1c付き補助タンク1bを、吐水口1cと給水管2の間に第1切替バルブ4と水ポンプ6と第2,3切替バルブ7、8を吐水口1c側から直列に設けて給水路2を、第1切替バルブ4と水源の間に第4切替バルブ12を設けて吸水路13を、第3切替バルブ8と補助タンク1bの開放面の間に戻し水路14を、第2切替バルブ7の他ポートと第3水路19の途中の間にエジェクタポンプ15を設けて第1水路16を、第1切替バルブ4と第4切替バルブ12の間の第2水路の途中とエジェクタポンプ15内の流路の途中の間に第2水路18を、第4切替バルブ4と水タンク1内の間に第3水路19をそれぞれ形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、河川・池・水槽・プール・地下水等の水源から汲み上げた水を水タンクに貯水して給水する給水ポンプ装置に関し、詳しくは水を吸引積込する前に行う水路内の排気技術に関する。
従来、散水車等で使用されている自吸方式水ポンプは、水ポンプ内に水を充満させて駆動し、水路内を排気して給水を行うもので、排気は水ポンプの駆動だけで可能であるから、操作が容易で且つ低コストで実施できるものである。
しかしながら、水ポンプの排気能力が微弱であるから、排気に長時間を要していた。また、少量の水をインペラーの高速回転で攪拌するから、水ポンプ内の水温が上昇し易く、真空に近い状態になると水ポンプ内の水が沸騰して給水が不能となる問題があった。また、この自吸方式水ポンプの揚程は4〜5m以内に限られていた。
この問題に対し、水タンク内に設けた補助タンクに水を別に溜め、その水を排気に利用する給水ポンプ装置が特許文献1で提案されている。この技術は、補助タンク内の水を逆流させて水路内の空気を水源へ排気し、その後吸引積込して次の排気用の水を補助タンクに貯水し、その補助タンクから溢れ出た水を水タンクに貯水して給水を行うもので、排気が迅速に行え、揚程が7〜8mと給水能力も高いものである。
しかし、前記特許文献1記載の技術では、逆流によって吐き出された水や空気で水底の土砂等が舞い上がり、続けてその状態で吸引を行うため、土砂混じりの水を水タンク内へ吸引積込することとなり、作業用機械に給水する車輌には不適切であった。特に、プランジャーポンプを使用した高圧洗浄機等は、土砂が混在する水は使用不可のため、特に不適切であった。
また、最近の川・池等の水源周辺の整備により、吸引積込作業に適した場所が減少し、給・散水車から水源までの距離が長くなったため、現行車輌には10mの吸引積込用ホースを取り付けているが、15〜20m必要な場所が多いのが現状である。それに伴い、排気に要する補助タンクの容量や時間設定の変更の必要があった。
一方、逆流せずに吸引積込用ホース内を水で満たして吸引積込できる技術は特許文献2で既に提案されている。この技術は、エジェクタポンプの負圧によって水源の水を吸引積込用ホースへ吸引させ、吸引積込用ホース内の空気を水タンクに押し出させて水タンクの排気孔から排気させるものである。
しかし、この技術は特許文献1の技術のように補助タンクを備えていないから、使用後に次の排気に使用するための水を水タンクに残しておく必要があり、水の残量を常に確認しながら散水等をしなければならず、作業に熟練を要するものであった。
特許第4224501号公報 特許第2683539号公報
本発明が解決しようとする課題は、従来のこれらの問題点を解消し、水源までの距離が変化しても排気用の水量や時間を考慮する必要がなく、且つ排気時に水源の水底の土砂等を舞い上がらせることのない操作性が容易な給水ポンプ装置を提供することにある。
かかる課題を解決した本発明の構成は、
1) 水タンクの内部に上面が開放されて満水になれば水タンク内へ溢流する補助タンクを設け、その補助タンクの開放面と水源から水を吸い込む吸込口との間に吸水路を設け、水タンクと外部へ水を吐出する給水管との間に水ポンプを途中に備えた給水路を設けた給水ポンプ装置において、前記水タンクに排気孔を形成し、補助タンクの底部と補助タンクの開放面の間に水ポンプとエジェクタポンプを途中に備えた循環水路を設け、吸水路の途中に切替弁を設け、その切替弁と前記エジェクタポンプ内の流路の途中の間に吸引水路を設けたことを特徴とする、給水ポンプ装置
2) 排気孔付きの水タンクの内部に上面が開放されて満水になれば水タンク内へ溢流する補助タンクを設け、その補助タンクの底部に吐水口を設け、その吐水口と給水管を結ぶ水路に第1切替バルブと水ポンプと第2,3切替バルブを吐水口側から直列に設けて給水路を形成し、第1切替バルブの他のポートと水源から水を吸い込む吸込口を結ぶ水路に第4切替バルブを設けて吸水路を形成し、第3切替バルブの他のポートと補助タンクの開放面を結ぶ戻し水路を形成し、第2切替バルブの他のポートと第3水路の途中を結ぶ水路にエジェクタポンプを設けて第1水路を形成し、そのエジェクタポンプ内の流路の途中と第1切替バルブと第4切替バルブの間の第2水路の途中を結ぶ第2水路を形成し、第4切替バルブの他のポートと水タンク内の底部を結ぶ第3水路を形成した、給水ポンプ装置
3) 水タンクに満水を検知する満水センサーを設け、その満水センサーの検知信号の入力及び第1,2,3,4切替バルブを制御する制御手段を設け、その制御手段は、水ポンプを作動した状態で第1切替バルブの給水路側ポートと第2切替バルブの給水路側ポートと第3切替バルブの戻し水路側ポートを所定時間開放する工程と、第2切替バルブの第1水路側ポートと第4切替バルブの吸水路側ポートを所定時間開放する工程と、第1切替バルブの吸水路側ポートと第2切替バルブの給水路側ポートを満水センサーが満水を検知するまで開放する工程と、第4切替バルブの第3水路側ポートを開放する工程を順に行う制御を備えたもので、給水管に給水する場合は前記制御の実行後に第3切替バルブの給水管側を開放するようにした、前記2)記載の給水ポンプ装置
4) 第2切替バルブと第3切替バルブの間の給水路に第5切替バルブを設け、その第5切替バルブの他のポートに消火用吐水口を設けた、前記2)又は3)記載の給水ポンプ装置
5) 洗浄ノズルを備えた車両に前記1)〜4)いずれか記載の給水ポンプ装置を搭載し、その給水ポンプ装置の給水管と洗浄ノズルを接続した、散水車
にある。
本発明の前記1)記載の構成によれば、切替弁を吸引水路側に切り替えて循環水路の水ポンプを作動させると、循環水路に補助タンクの水を流して循環し、その水がエジェクタポンプを通過する際に負圧が発生する。その負圧と大気圧によって水源の水が吸水路へ吸引され、吸水路内の空気が吸引水路を通じて水タンク内に押し出されて排気孔から排気する。
本発明の前記2)記載の構成によれば、水ポンプを作動させた状態で第1切替バルブの給水路側ポートと第2切替バルブの第1水路側ポートと第4切替バルブの吸水路側ポートを開放すると、補助タンク内の水が第1切替バルブと第2切替バルブとエジェクタポンプを流れ、補助タンクに戻って循環する。その循環する水がエジェクタポンプを通過する際に負圧が発生し、その負圧と大気圧によって水源の水が吸水路へ吸引され、吸水路内の空気が水タンク内に押し出されて排気孔から排気する。
したがって、従来技術のように逆流させることなく吸水路(従来技術でいう吸引積込用ホース)内が水で満たされるから、排気時に水源の水底の土砂等を舞い上がらせることがなくなる。また、排気用の補助タンクの水は循環させて用いるから、従来技術のように排気に必要な水量や時間を考慮する必要がなく、水源までの距離等に係わらず排気が確実に完了するまで続行でき、操作に熟練を要しないものとなる。
実施例の給水ポンプ装置の説明図である。 実施例のシーケンス回路の説明図である。 実施例のエジェクタポンプの説明図である。 実施例の給水ポンプ装置の使用状態を示す説明図である。 実施例の給水ポンプ装置の使用状態を示す説明図である。 実施例の給水ポンプ装置の使用状態を示す説明図である。 実施例の給水ポンプ装置の使用状態を示す説明図である。 実施例の給水ポンプ装置の使用状態を示す説明図である。
本発明では、各切替バルブを制御する制御手段を設けると、一連の工程が自動的に行われて迅速且つ容易に給水を開始でき、より操作に熟練を要しないものとなる。切替バルブとしては、電動式・エアー式のものや手動式が兼用できるものが採用でき、少なくとも3つのポートを有するものが使用される。以下、本発明の実施例を図面に基づいて具体的に説明する。
図1〜8に示す実施例は、制御手段によって自動的に排気・吸引積込できるようにした散水車の例である。図1に示すように、水タンク1の上面に排気孔1aを設け、水タンク1の内部に上面が開放された補助タンク1bを設け、その補助タンク1bの底部に吐水口1cを設け、水タンク1の上部には満水を検知する満水センサー1dを設けている。
吐水口1cと給水管2の間には給水路3を形成し、その給水路3の途中に第1切替バルブ4のa,cポートと砂取りストレーナー5と水ポンプ6と第2切替バルブ7のa,cポートと第5切替バルブ20のa,bポートと第3切替バルブ8のcポートを吐水口1c側から直列に接続している。給水管2は第3切替バルブ8のaポートに接続している。水タンク1の底部にはバタフライ弁9を介して散水ノズル10を設けている。
第1切替バルブ4のbポートと水源11の間には吸水路13を形成し、その吸水路13の途中に第4切替バルブ12のb,cポートを接続している。第3切替バルブ8のbポートと補助タンク1bの開放面の間には戻し水路14を形成している。
第2切替バルブ7のbポートと戻し水路14の途中の間には第1水路16を形成し、その第1水路16の途中にエジェクタポンプ15を接続している。そのエジェクタポンプ15内の流路の途中と第1切替バルブ4及び第4切替バルブ12の間の吸水路13の途中の間にはチャッキ弁17を備えた第2水路18を形成し、第4切替バルブ12のaポートと水タンク1の底部の間には第3水路19を形成している。
第1〜5切替バルブ4,7,8,12,20はエアー方式の三方ボールバルブで構成している。符号5aはエア抜きバルブ、符号13aはストレーナーである。符号21は消火用吐水口で、第5切替バルブ20のcポートに接続している。
制御手段であるシーケンス回路22は図2に示す。シーケンス回路22は、水ポンプ6を作動させ、その状態で第1切替バルブ4のa,cポートとエア抜きバルブ5aと第2切替バルブ7のa,cポートと第5切替バルブ20のa,bポートと第3切替バルブ8のb,cポートを所定時間開放する工程と、エア抜きバルブ5aを閉鎖して第2切替バルブ7のb,cポートと第4切替バルブ12のb,cポートを所定時間開放する工程と、第1切替バルブ4のa,bポートと第2切替バルブ7のa,cポートを満水センサー1dが満水を検知するまで開放する工程と、第4切替バルブ12のa,cポートを開放する工程を順に行う制御を備えている。
符号21aは洗浄用スイッチ22aであって、ONにすると第3切替バルブ8のa,cポートの開放に切り替え、OFFにするとb,cポートの開放に切り替えるものある。符号22bはシーケンス回路22の起動スイッチ、符号22cはシーケンス回路22の停止スイッチ、符号22dはタイマリレーである。
エジェクタポンプ15は、図3に示すように、第1水路16と第2水路18の接続位置に円錐状に先細りするノズル15aを設け、そのノズル15aによって水Wの流れを加速させて高速に噴射されるようにしている。その高速に噴射される水Wによってノズル15aの周囲に負圧を発生させ、第2水路18の内部に水Wが吸引されて第1水路16の下流側へ流れるようになっている。
本実施例では、起動スイッチ22bを押すと、まず、図4に示すように、水ポンプ6が作動し、第1切替バルブ4のa,cポートとエア抜きバルブ5aと第2切替バルブ7のa,cポートと第5切替バルブ20のa,bポートと第3切替バルブ8のb,cポートが開き、補助タンク1bの水Wが第1切替バルブ4・砂取りストレーナー5・水ポンプ6・第2切替バルブ7・第5切替バルブ20・第3切替バルブ8を流れ、補助タンク1bに戻って循環する。その循環によって水路中の空気が水Wとともに補助タンク1bに押し出され、その空気が排気孔1aから排気される。水路中の空気は、砂取りストレーナー5で分岐した水路からも外部に排気される。この工程は数秒間継続する。
次に、図5に示すように、エア抜きバルブ5aを閉鎖して第2切替バルブ7のb,cポートと第4切替バルブ12のb,cポートが開き(他のバルブはそのまま)、補助タンク1bの水Wが第1切替バルブ4・砂取りストレーナー5・水ポンプ6・第2切替バルブ7・エジェクタポンプ15を流れ、補助タンク1bに戻って循環する。その循環によって水路中の空気が水Wとともに補助タンク1bに押し出され、その空気が排気孔1aから排気される。
一方、循環する水Wがエジェクタポンプ15を通過する際に負圧が発生し、その負圧と大気圧によって水源11の水Wが吸水路13に吸引され、吸水路13・第2水路18・チャッキ弁17内の空気が水Wとともに第1水路16を通じて補助タンク1bに押し出され、その空気が排気孔1aから排気される。補助タンク1bから溢れた水Wは水タンク1に溜まり、補助タンク1bは常に満水が維持される。この工程は数十秒間継続する。
次に、図6に示すように、第1切替バルブ4のa,bポートと第2切替バルブ7のa,cポートが開き(他のバルブはそのまま)、水源11の水Wが吸水路13・第4切替バルブ12・第1切替バルブ4・砂取りストレーナー5・水ポンプ6・第2切替バルブ7・第5切替バルブ20・第3切替バルブ8を通じて補助タンク1bに流れ、溢れた水Wが水タンク1に溜まっていく。
水タンク1内の水位が上昇して水Wが満水センサー1dに触れると、図7に示すように、第4切替バルブ12のa,cポートが開いて外部からの吸引用の水路が閉じ、給水できる状態になる。そして、洗浄用スイッチ22aをONにして第3切替バルブ8のa,cポートを開くと、図8に示すように、水Wが給水管2に流れて洗浄ノズル2aから散水される。また、第5切替バルブ20のb,cポートを開くと、水Wが消火用吐水口21に流れて消防用に給水できる。あるいは、バタフライ弁9を開くと、水Wが重力で噴水ノズル10に流れて散水用に給水できる。
作業が終了すると、洗浄用スイッチ22aをOFFにして給水を止め、停止スイッチ22cを押すと水ポンプ6が停止して水Wの循環が止まる。次の吸引積込前の排気は、前記のように、補助タンク1bの水Wを循環させることによって行うことができる。
以上説明したように、本実施例によれば、従来技術のように逆流させることなく吸水路13内が水Wで満たされるから、吸水路13の排気時に水源11の水底の土砂等を舞い上がらせることがなくなる。また、排気用の補助タンク1bの水Wは循環させて用いるから、従来技術のように排気に必要な水量や時間を考慮する必要がなく、水源11までの距離等に係わらず排気が確実に完了するまで続行でき、操作に熟練を要しないものとなる。
なお、本実施例では、シーケンス回路22を設けて自動的に排気・吸引積込する例について説明したが、シーケンス回路22を設けずに、手動で各切替バルブをシーケンス回路22の制御と同じ手順で操作しても、同様の効果を奏する。
本発明の給水ポンプ装置は、散水車・消防車・路面洗浄車・工場の給水装置等に利用できる。
1 水タンク
1a 排気孔
1b 補助タンク
1c 吐水口
1d 満水センサー
2 給水管
2a 洗浄ノズル
3 給水路
4 第1切替バルブ
5 砂取りストレーナー
5a エア抜きバルブ
6 水ポンプ
7 第2切替バルブ
8 第3切替バルブ
9 バタフライ弁
10 散水ノズル
11 水源
12 第4切替バルブ
13 吸水路
13a ストレーナー
14 戻し水路
15 エジェクタポンプ
15a ノズル
16 第1水路
17 チャッキ弁
18 第2水路
19 第3水路
20 第5切替バルブ
21 消火用吐水口
22 シーケンス回路(制御手段)
22a 洗浄用スイッチ
22b 起動スイッチ
22c 停止スイッチ
22d タイマリレー
W 水

Claims (5)

  1. 水タンクの内部に上面が開放されて満水になれば水タンク内へ溢流する補助タンクを設け、その補助タンクの開放面と水源から水を吸い込む吸込口との間に吸水路を設け、水タンクと外部へ水を吐出する給水管との間に水ポンプを途中に備えた給水路を設けた給水ポンプ装置において、前記水タンクに排気孔を形成し、補助タンクの底部と補助タンクの開放面の間に水ポンプとエジェクタポンプを途中に備えた循環水路を設け、吸水路の途中に切替弁を設け、その切替弁と前記エジェクタポンプ内の流路の途中の間に吸引水路を設けたことを特徴とする、給水ポンプ装置。
  2. 排気孔付きの水タンクの内部に上面が開放されて満水になれば水タンク内へ溢流する補助タンクを設け、その補助タンクの底部に吐水口を設け、その吐水口と給水管を結ぶ水路に第1切替バルブと水ポンプと第2,3切替バルブを吐水口側から直列に設けて給水路を形成し、第1切替バルブの他のポートと水源から水を吸い込む吸込口を結ぶ水路に第4切替バルブを設けて吸水路を形成し、第3切替バルブの他のポートと補助タンクの開放面を結ぶ戻し水路を形成し、第2切替バルブの他のポートと第3水路の途中を結ぶ水路にエジェクタポンプを設けて第1水路を形成し、そのエジェクタポンプ内の流路の途中と第1切替バルブと第4切替バルブの間の第2水路の途中を結ぶ第2水路を形成し、第4切替バルブの他のポートと水タンク内の底部を結ぶ第3水路を形成した、給水ポンプ装置。
  3. 水タンクに満水を検知する満水センサーを設け、その満水センサーの検知信号の入力及び第1,2,3,4切替バルブを制御する制御手段を設け、その制御手段は、水ポンプを作動した状態で第1切替バルブの給水路側ポートと第2切替バルブの給水路側ポートと第3切替バルブの戻し水路側ポートを所定時間開放する工程と、第2切替バルブの第1水路側ポートと第4切替バルブの吸水路側ポートを所定時間開放する工程と、第1切替バルブの吸水路側ポートと第2切替バルブの給水路側ポートを満水センサーが満水を検知するまで開放する工程と、第4切替バルブの第3水路側ポートを開放する工程を順に行う制御を備えたもので、給水管に給水する場合は前記制御の実行後に第3切替バルブの給水管側を開放するようにした、請求項2記載の給水ポンプ装置。
  4. 第2切替バルブと第3切替バルブの間の給水路に第5切替バルブを設け、その第5切替バルブの他のポートに消火用吐水口を設けた、請求項2又は3記載の給水ポンプ装置。
  5. 洗浄ノズルを備えた車両に請求項1〜4いずれか記載の給水ポンプ装置を搭載し、その給水ポンプ装置の給水管と洗浄ノズルを接続した、散水車。
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