JPH08270804A - 2方向切換弁装置 - Google Patents

2方向切換弁装置

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Publication number
JPH08270804A
JPH08270804A JP7553195A JP7553195A JPH08270804A JP H08270804 A JPH08270804 A JP H08270804A JP 7553195 A JP7553195 A JP 7553195A JP 7553195 A JP7553195 A JP 7553195A JP H08270804 A JPH08270804 A JP H08270804A
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JP
Japan
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shuttle
connecting portion
connection
water
switching valve
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Application number
JP7553195A
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English (en)
Inventor
Ryuji Minemura
隆二 嶺村
Shigefumi Yasuhara
成史 安原
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Alpha Corp
Altia Co Ltd
Original Assignee
Alpha Corp
Nissan Altia Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 2方向切換弁において空気を噴出するとき水
を確実に遮断する。 【構成】 シャトル3の一端に形成された円錐面13a
は、第1の連結部6に当接して、第1の連結部6と第3
の連結部8との連絡を遮断する。シャトル3の他端には
軸方向に突出する中心突起16と、中心突起16と同軸
上でシャトル3の外周部から軸方向に突出する環状突起
17とが形成される。シャトル3の中心突起16と環状
突起17との間には凹部18が形成される。シャトル3
の凹部18には可撓性材料により形成されかつ円錐面1
3bを有するダンパ部材19が固着され、ダンパ部材1
9の円錐面13bは第2の連結部7に当接して、第2の
連結部7と第3の連結部8との連絡を遮断する。ダンパ
部材9が第2の連結部材11に当接して変形した後、シ
ャトル3の環状突起17は第2の連結部材11に当接す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は弁装置、特に簡素な構
造を有し複数の流体を選択的に取り出す2方向切換弁装
置に関連する。
【0002】
【従来の技術】例えば、実開平6−1058号公報に示
されるように、車両用洗車装置本体と、車両用洗車装置
本体内に形成された圧送ポンプ手段と、圧送ポンプ手段
に接続されたホース部材と、ホース部材の先端部に形成
され、車両に対して洗浄用液体又は空気を吹き付けるノ
ズル手段とを備えた洗車装置は公知である。この洗車装
置では、圧送ポンプ手段に圧送媒体を、洗浄用液体と空
気のいずれかに切り替える切り替え手段が設けられる。
【0003】また、実開昭60−5461号公報にはス
プレーガンに装着されるノズル本体内に塗料流出孔を屈
曲して形成した回動チップを塗料流出孔の屈曲方向に回
動可能に配設した切換形回転ノズル装置を示す。このノ
ズル装置では、回動チップに切換レバーを連結し、ノズ
ル本体には、塗料流出孔の屈曲角度に対応したスプレー
塗装用開口部及び塗料捨吹き用開口部が形成される。
【0004】実開昭62−109747号公報には直射
用と扇形用の各ノズルを設けたノズル本体の内部に、水
圧ポンプから送られる洗浄水の供給水路を設けた高圧洗
浄既用噴射切換装置が示される。この切換装置では、供
給水路の先端の内部に球弁体を移動自在に収納し、両端
口を各ノズルに連通した切換水路を略T字形に連設する
と共に、切換水路の両端口に球弁体によって開閉される
弁座が設けられる。
【0005】実開平2−66251号公報は、外管と内
管とからなる二重送液管を備えた噴口装置を示す。この
噴口装置では、内管に液が供給されると連絡用内孔及び
開口用内孔を通り液は中子の中心孔に入り、噴口から直
進噴射されるようにし、外管に液が供給されると、連絡
用害孔及び開口用外孔を通って液は中子の旋回孔に入
り、旋回孔によって旋回力を与えられて噴口から円状拡
散噴射される。
【0006】
【発明が達成しようとする課題】しかしながら、従来の
切換弁装置は、噴出する水から空気に切り換えるとき、
水を十分に遮断することができなかった。このため、高
圧の水が空気通路に逆流するため、大量の水を空気通路
から除去しなければならなかった。
【0007】この発明は、空気を噴出するとき水を確実
に遮断できる2方向切換弁装置を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を達成するための手段】この発明による2方向切
換弁装置は、空洞部及び空洞部から分岐した分岐通路を
備えかつ空洞部の両端に第1の連結部と第2の連結部と
が形成されると共に分岐通路の一端が空洞部に連絡され
かつ分岐通路の他端に第3の連結部が形成されたハウジ
ングと、ハウジングの空洞部内に摺動可能に配置され、
第1の連結部に第1の流体圧力を受けたときに、第2の
連結部と第3の連結部との連絡を遮断すると共に第1の
連結部と第3の連結部との連絡を確立し、また、第2の
連結部に第2の流体圧力を受けたときに、第1の連結部
と第3の連結部との連絡を遮断すると共に第2の連結部
と第3の連結部との連絡を確立するシャトルとを備えて
いる。シャトルの一端に形成された円錐面は、第1の連
結部に当接して、第1の連結部と第3の連結部との連絡
を遮断する。シャトルの他端には軸方向に突出する中心
突起と、中心突起と同軸上でシャトルの外周部から軸方
向に突出する環状突起とが形成される。シャトルの中心
突起と環状突起との間には凹部が形成される。シャトル
の凹部には可撓性材料により形成されかつ円錐面を有す
るダンパ部材が固着され、ダンパ部材の円錐面は第2の
連結部に当接して、第2の連結部と第3の連結部との連
絡を遮断する。ダンパ部材が第2の連結部材に当接して
変形した後、シャトルの環状突起は第2の連結部材に当
接する。
【0009】この発明の実施例では、シャトルの中心突
起は環状突起より軸方向に突出し、シャトルの中心突起
に衝撃力を加えて、シャトルの一端に設けられた円錐面
によりハウジングの肩部を変形させる。ダンパ部材は熱
溶着により固着される。
【0010】
【作用】駆動制御装置によりポンプの作動が停止され流
体遮断弁が開放されると、第1の流体圧力によりシャト
ルがハウジング内で第1位置に移動され、シャトルは、
第2の連結部と第3の連結部との連絡を遮断すると共に
第1の連結部と第3の連結部との連絡を確立する。この
ため、第1の流体が第1の連絡部から空洞部及び分岐通
路を通り第3の連絡部から外部に放出される。このと
き、可撓性材料のダンパ部材の円錐面は第2の連結部の
連結部材に当接して、第2の連結部と第3の連結部との
連絡を確実に遮断する。また、シャトルの環状突起は第
2の連結部の連結部材に当接してダンパ部材の過剰な変
形を阻止する。また、シャトルの中心突起はダンパ部材
の変形時に芯となり、ダンパ部材の大きな変形を防止す
る。
【0011】逆に、駆動制御装置によりポンプが作動さ
れ流体遮断弁が閉弁されると、第2の流体圧力によりシ
ャトルがハウジング内で第2位置に移動され、シャトル
は、第1の連結部と第3の連結部との連絡を遮断すると
共に第2の連結部と第3の連結部との連絡を確立する。
このため、第2の流体が第2の連絡部から空洞部及び分
岐通路を通り第3の連絡部から外部に放出される。この
とき、シャトルの一端に形成された円錐面は、第1の連
結部に設けられた連結部材に当接して、第1の連結部と
第3の連結部との連絡を遮断する。シャトルの中心突起
に衝撃力を加えて、シャトルの一端に設けられた円錐面
を第1の連結部に設けられた連結部材の肩部に当接させ
てシャトルとの密着性を改善することができる。
【0012】
【実施例】以下、この発明による2方向切換弁装置の実
施例を図1〜図8について説明する。
【0013】図1及び図2に示すように、この発明によ
る2方向切換弁装置1は、ハウジング2と、ハウジング
2内に摺動可能に配置されたシャトル3とを備えてい
る。ハウジング2は、直線状の空洞部4と、空洞部4の
両端部に形成された第1の連結部6及び第2の連結部7
と、空洞部4から分岐した分岐通路5と、分岐通路5の
端部に形成された第3の連結部8とを備えている。第1
の連結部6〜第3の連結部8の各々には雌ねじ部6a〜
8aが設けられ、それぞれ貫通孔10a〜12aを備え
た第1〜第3の接続部材10〜12の管用ねじ部10b
〜12bが接続される。空洞部4の一端4aにはテーパ
が形成された肩部4bが設けられる。また、第2の連結
部材11の内端にはテーパが形成された座ぐり部11c
が形成される。
【0014】空洞部4内に配置されるシャトル3は、円
柱状の弁本体13と、弁本体13の一端に設けられた円
錐面13aと、他端に設けられた円錐面13bとを備え
ている。図3〜図5に示すように、シャトル3の他端に
は軸方向に突出する中心突起16と、中心突起16と同
軸上でシャトル3の外周部から軸方向に突出する環状突
起17とが形成される。シャトル3の中心突起16と環
状突起17との間には凹部18が形成され、凹部18に
はゴム等の可撓性材料により形成されかつ円錐面13b
を有するダンパ部材19が熱溶着により固着される。シ
ャトル3の中心突起16は環状突起17より軸方向に突
出している。空洞部4の他端にはトラップ14が形成さ
れ、トラップ14はバイパス通路15により分岐通路5
に連絡される。肩部4bとシャトル3の円錐面13aと
の密着性を改善するため、組立時に、シャトル3の中心
突起16に衝撃力を加えて、シャトル3の円錐面13a
を第1の連結部材10の肩部4bに当接させて密着度の
高い接触面に変形することができる。中心突起16はダ
ンパ部材19に覆われないため、確実に衝撃力を加える
ことができる。また、ハウジング2を真鍮で構成し、シ
ャトル3をハウジング2より硬いステンレスで構成した
場合、ハウジング2が変形して接触面が形成される。
【0015】図6に示すように、2方向切換弁装置1は
複数の車輪21及び車輪21上に設けられたパネル22
を備えた洗浄機20内に収容される。洗浄機20内に
は、2方向切換弁装置1の第1の連結部6に直列に接続
された水抜き装置25及び流体遮断弁26と、満杯の水
量を検出するフロートスイッチ23aを備えたタンク2
3と、タンク23と2方向切換弁装置1の第2の連結部
7との間に接続されたポンプ24とを備えている。タン
ク23には給水口27から水を供給することができる。
ポンプ24と2方向切換弁装置1との間にはリリーフバ
ルブ28が接続され、ポンプ24からの水が外部に放出
されない場合に、リリーフバルブ28を通る水はタンク
23に戻される。流体遮断弁26には図示しない空気圧
力源に接続される空圧接続部29が設けられる。
【0016】また、駆動制御装置30はアンテナ31
と、タンク23内の水量を検出するフロートスイッチ2
3、ポンプ24及び流体遮断弁26に接続された出力端
子とを有する。駆動制御装置30は発信機40から送出
された無線信号内に含まれる所定のコード信号を受信し
たときに、ポンプ24と流体遮断弁26とを選択的に駆
動する出力を発生する。2方向切換弁装置1の第3の連
結部8はパイプ55によりガン56を介してノズル装置
50の流入口50aに接続される。図7に示すように、
ハウジング51と、ハウジング51内に回転可能に設け
られたロータリバルブ52とを備えたノズル装置50が
設けられる。ロータリバルブ52を回転することによ
り、ノズル装置50から噴出する流体の流出を開始又は
停止することができる。ノズル装置50は2つの噴出口
53、54を備え、ロータリバルブ52の回転によりい
ずれかの噴出口53、54を選択することができる。ガ
ン56の引き金(図示せず)を引いたときに、ノズル装
置50から空気又は水が噴出する。
【0017】上記の構成において、第1の流体圧力を空
気圧力とし、第2の流体圧力を水圧として、2方向切換
弁装置1の作用を説明する。
【0018】駆動制御装置30の起動時には、ポンプ2
4の作動が停止されており、空気圧力源からの空気が第
1の連結部6からシャトル3の左端部に加えられ、シャ
トル3は図1の実線で示す第1位置(右側)に移動す
る。第1位置では、シャトル3の弁本体13の円錐面1
3bは第2の連結部材11の座ぐり部11cに当接し、
第2の連結部7への空気の流入を遮断すると共に、第1
の連結部6を開放する。ダンパ部材19が座ぐり部11
cに変形した後、シャトル3の環状突起17は第2の連
結部材11の端壁11dに当接し、ダンパ部材19の過
剰な変形を阻止する。また、シャトル3の中心突起16
はダンパ部材3の変形時に芯となり、ダンパ部材3の大
きな変形を防止する。このため、空気圧力源からの空気
は、流体遮断弁26、貫通孔10a、空洞部4、分岐通
路5を通りノズル装置50から噴出される。このとき、
空洞部4内の水は、バイパス通路15から分岐通路5を
通り排出されるので、シャトル3を容易に第1位置に移
動することができる。このように、シャトル3は、第1
の連結部6に空気圧力を受けたときに、第2の連結部7
と第3の連結部8との連絡を遮断すると共に第1の連結
部6と第3の連結部8との連絡を確立する。
【0019】発信機40から遠隔操作信号をアンテナ3
1に向かって送出すると、駆動制御装置30からポンプ
24に駆動信号が付与され、ポンプ24が作動すると共
に、流体遮断弁26が閉弁される。第2の連結部7を通
る水の圧力を受けるシャトル3は図1の点線で示すハウ
ジング2の第2位置(左側)に移動され、空洞部4の肩
部4bに当接し、第1の連結部6を遮断する。シャトル
3から中心突起16が突出しているため、水圧によるダ
ンパ部材19の変形を最小限に抑えることができる。ま
た、ダンパ部材19の周囲は環状突起17に当接するた
め、水圧による外周への膨らみを防止する。このため、
タンク23からの水は、ポンプ24、貫通孔11a、空
洞部4、分岐通路5及びノズル装置50を通りガン56
から噴出され、水の噴出により車両等の対象物を洗浄す
ることができる。
【0020】再び発信機40から遠隔操作信号をアンテ
ナ31に向かって送出すると、駆動制御装置30からポ
ンプ24へ停止信号が送られ、流体遮断弁26の開放信
号が送られる。従って、ポンプ24が停止すると共に、
流体遮断弁26が開弁される。このため、空気圧力源か
らの空気圧力が第1の連結部6に生じ、シャトル3は図
1の実線で示すハウジング2内で第1位置(右側)に移
動される。このとき、貫通孔11a内の水をバイパス通
路15から排出できるので、シャトル3を容易に第1位
置に移動することができる。第1位置では、シャトル3
の弁本体13の円錐面13bは第2の連結部材11の座
ぐり部11cに当接し、第2の連結部7を遮断する。こ
のため、空気圧力源からの空気は、流体遮断弁26、貫
通孔10a、空洞部4、分岐通路5及びノズル装置50
を通りガン56から噴出される。車両の水洗後に、車両
の表面又は隙間に残存する水を空気圧力により吹き飛ば
して除去することができる。このように、シャトル3
は、第1の連結部6に空気圧力を受けたときに、第2の
連結部7と第3の連結部8との連絡を遮断すると共に第
1の連結部6と第3の連結部8との連絡を確立する。
【0021】再び発信機40から遠隔操作信号がアンテ
ナ31に向かって送出され、駆動制御装置30からポン
プ24へ駆動信号が送られ、水が噴出される。ポンプ2
4が作動される状態で、水が噴出されないと、タンク2
3内の水量が満杯に達する。このため、フロートスイッ
チ23aがオンになり、駆動制御装置30内に設けられ
たタイマが作動する。例えば、このタイマは30秒を計
数し、30秒後に駆動制御装置30からのポンプ24へ
の駆動信号が自動的に停止され、ノスル装置50からの
噴流は水から空気に切り換えられる。このように、タン
ク23内の水量が満杯に達すると、自動的にポンプ24
の駆動が停止され、節電を行うことができる。
【0022】また、図8に示すタイミングチャートに従
い、この発明の作用を説明する。
【0023】電源がオンすると、流体遮断弁26は開放
状態になるが、ガン56は操作されていないため、ノズ
ル50からの噴出は停止しており、洗浄装置20はスタ
ンバイ状態になっている。利用者は、ガン56を操作す
ると空気が噴出されるため、現在の状態を確認すること
ができる。送信機40の操作により出力状態は空気から
水に変更(状態60)され、再び送信機40を操作する
と、水から空気に戻すことができる(状態61)。
【0024】利用者が水での洗浄を行っているとき(状
態62と63の間)、ガン56の操作を中断すると、ノ
ズル50からの水の噴出が止まる。この状態では、ポン
プ24はまだ駆動されているが、タンク23の水位が上
昇するため、フロートスイッチ23aがオンすると共
に、タイマがスタートする(状態63)。
【0025】所定時間経過しても、フロートスイッチ2
3aはオンのままであるため、洗浄装置20の利用を終
了していると判断し、強制的に出力状態を空気に変更す
る(状態64)。従って、利用者が水の状態でそのまま
放置しても、ポンプ24は一定時間後に停止する。利用
者が再びガン56を操作すると、空気が噴出されるた
め、出力状態の変更を知ることができる。
【0026】継続して水による洗浄を行う場合は、送信
機40の操作により変更(状態65)できる。この瞬間
では、水はまだ放出されておらず、フロートスイッチ2
3aはオンのままであるため、タイマは再びスタートす
るが、利用者が水を放出し始めると、設定時間以内にフ
ロートスイッチ23aはオフとなり、タイマは停止す
る。従って、出力状態が変更することはない(状態6
6)。
【0027】ガン56の操作を停止すると、タイマはス
タートする(状態67)が、所定時間以内に再操作する
と、出力状態は変更しない(状態68)。従って、水へ
の変更直後や洗浄箇所を変えるための一時的な停止で
は、出力状態を気にすることなく利用することができ
る。
【0028】その後は、状態61、60と同様、送信機
を操作することにより空気(状態69)、水(状態7
0)に変更できる。
【0029】本実施例では、作業者がガン56を携帯し
たままの状態で、送信機40の作動により水と空気の流
出を適宜切り換えることができる。連続的に車両を整備
する工場では、水切り時間の短縮及び整備時間の短縮が
可能となる。また、水を使用しないときは、ポンプ24
を停止して、節電を行うことができる。車輪21が設け
られた洗浄機20を現場まで移動できるので、別途水吹
き用の空気ホースを引き回す必要がなく、作業場の環境
整備及び回収を効率的に行うことができる。更に、送信
機40の遠隔操作信号によりポンプ24の作動を瞬時に
停止して、消費電力及び噴水量を低減すると共に、作業
場の騒音防止の効果が得られる。寒冷時には、空気の噴
射によりホース内の水を除去できるので、ホース内の水
抜き作業を省略することができる。送信機40のボタン
を押すと、「水、空気、水・・・」と交互に噴射流体を
変更できるので、作業用途に合わせて使用することがで
きる。例えば、水の噴出時に送信機40のボタンを押圧
した後、約4秒後に空気の噴出に切り換えられ、切換直
後は霧状に水が混じるが約20秒後に噴出される空気は
透明になる。
【0030】この発明の実施態様は前記の実施例に限定
されず、変更が可能である。例えば、第1の流体圧力を
水圧とし、第2の流体圧力を空気圧力としたが、第1の
流体圧力及び第2の流体圧力は水圧でも空気圧力のいず
れでもよい。また、空洞部4を直線状としたが、空洞部
4は円弧状でもよく、シャトル3の移動通路の外側で
は、空洞部4は折曲げ通路、屈曲通路又は円弧状通路と
なっていてもよい。また、空洞部4の途中に複数のバイ
パス通路を形成してもよい。
【0031】水を噴出中にノズル装置50のロータリバ
ルブ52を回転してガン56からの水の噴出を停止する
と、一定時間(例えば約10秒後)に水の噴出を自動的
に停止するように構成してもよい。
【0032】
【発明の効果】前記のように、この発明では、第1の流
体圧又は第2の流体圧を選択的に供給することにより、
自動的に切り換えられるため、2方向切換弁装置を簡素
な構造とし、かつ複数の流体を選択的に取り出すことが
できる。シャトルの他端にダンパ部材よりも突出した中
心突起によりハウジングの肩部とシャトルの一端の円錐
部とを確実に接触するように形成でき、水漏れの心配が
ない。
【0033】また、シャトルの他端の環状突起により、
座ぐり部への当接によるダンパ部材の衝撃を抑制でき、
中心突起と共に水圧による変形を防止できるため、ダン
パ部材の劣化を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による2方向切換弁装置の断面図
【図2】 この発明による2方向切換弁装置の側面図
【図3】 図1の2方向切換弁装置に使用するシャトル
の断面図
【図4】 図1の2方向切換弁装置に使用するシャトル
の側面図
【図5】 図1の2方向切換弁装置に使用するシャトル
の正面図
【図6】 この発明による2方向切換弁装置を適用した
洗浄機の構造を示すブロック図
【図7】 ノズル装置の断面図
【図8】 この発明による2方向切換弁装置の動作タイ
ミングを示すタイミングチャート
【符号の説明】
1・・2方向切換弁装置、 2・・ハウジング、 3・
・シャトル、 4・・空洞部、 4b・・肩部、 5・
・分岐通路、 6・・第1の連結部、 7・・第2の連
結部、 8・・第3の連結部、 10・・第1の連結部
材、 11・・第2の連結部材、 12・・第3の連結
部材、 13a、13b・・円錐面、16・・中心突
起、 17・・環状突起、 18・・凹部、 19・・
ダンパ部材、

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空洞部及び空洞部から分岐した分岐通路
    を備えかつ空洞部の両端に第1の連結部と第2の連結部
    とが形成されると共に分岐通路の一端が空洞部に連絡さ
    れかつ分岐通路の他端に第3の連結部が形成されたハウ
    ジングと、 ハウジングの空洞部内に摺動可能に配置され、第1の連
    結部に第1の流体圧力を受けたときに、第2の連結部と
    第3の連結部との連絡を遮断すると共に第1の連結部と
    第3の連結部との連絡を確立し、また、第2の連結部に
    第2の流体圧力を受けたときに、第1の連結部と第3の
    連結部との連絡を遮断すると共に第2の連結部と第3の
    連結部との連絡を確立するシャトルとを備えた2方向切
    換弁装置において、 シャトルの一端に形成された円錐面は、第1の連結部に
    当接して、第1の連結部と第3の連結部との連絡を遮断
    し、 シャトルの他端には軸方向に突出する中心突起と、中心
    突起と同軸上でシャトルの外周部から軸方向に突出する
    環状突起とが形成され、 シャトルの中心突起と環状突起との間には凹部が形成さ
    れ、 シャトルの凹部には可撓性材料により形成されかつ円錐
    面を有するダンパ部材が固着され、ダンパ部材の円錐面
    は第2の連結部に当接して、第2の連結部と第3の連結
    部との連絡を遮断し、 ダンパ部材が第2の連結部材に当接して変形した後、シ
    ャトルの環状突起は第2の連結部材に当接することを特
    徴とする2方向切換弁装置。
  2. 【請求項2】 シャトルの中心突起は環状突起より軸方
    向に突出し、シャトルの中心突起に衝撃力を加えて、シ
    ャトルの一端に設けられた円錐面によりハウジングの肩
    部を変形させる請求項1に記載の2方向切換弁装置。
  3. 【請求項3】 ダンパ部材は熱溶着により固着される請
    求項1に記載の2方向切換弁装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008008385A (ja) * 2006-06-28 2008-01-17 Kayaba Ind Co Ltd ポペット弁
CN103075537A (zh) * 2013-02-05 2013-05-01 中国第一汽车股份有限公司无锡油泵油嘴研究所 一种双向一体式对置阀、高压燃油进回联动控制系统及控制方法
JP2015059377A (ja) * 2013-09-20 2015-03-30 小野田ケミコ株式会社 流体の供給の切替装置および切替方法、並びに、高圧噴射撹拌装置

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