JP2008008385A - ポペット弁 - Google Patents

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篤 藤井
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Abstract

【課題】ポペット弁の小型化を図ることを目的とする。
【解決手段】 内部を円筒状にしたバルブハウジング(第2円筒部14)に、多角柱状にしたポペット本体17を組み込み、このポペット本体17の外周と、バルブハウジング14の内周との間に形成されるすき間を連通路18とするとともに、このポペット本体17の少なくとも一端に円錐状のポペット部19を設け、このポペット部19で、バルブハウジングに設けたシート部を開閉する構成にし、ポペット部がシート部を開いたとき、このシート部と上記連通路とが連通する構成にしている。
【選択図】 図1

Description

この発明は、シート部を開閉するとともに、シート部が開いたとき、シート部とポペット本体の背部とを連通させる構成にしたポペット弁に関する。
この種のポペット弁として特許文献1に記載されたものが従来から知られている。この従来から知られているポペット弁は、円筒状のポペット本体の先端にポペット部を形成するとともに、このポペット部によってシート部を開閉するようにしている。そして、上記ポペット本体には、その軸線方向に連通孔を形成し、ポペット部がシート部を開いたとき、シート部と、ポペット本体の背面に設けた室とを、上記連通孔を介して連通させるようにしている。
特開平8−184301号公報
上記のようにした従来のポペット弁では、ポペット本体に連通孔を形成しなければならないが、たとえ、連通孔を形成してポペット本体内を空洞にしたとしても、強度は一定に保たなければならない。しかし、一定の強度を保ちながら連通孔を形成しようとすれば、ポペット本体の太さを太くせざるを得なくなる。このようにポペット本体の太さが太くなれば、当然のこととして、当該ポペット弁が大型化してしまい、ポペット弁の小型化の要請に応えられないという問題があった。
この発明の目的は、ポペット本体に連通孔を形成しなくてもよい構成にして、全体的に小型化を達成できるポペット弁を提供することである。
第1の発明は、内部を円筒状にしたバルブハウジングに、多角柱状にしたポペット本体を組み込み、このポペット本体の外周と、バルブハウジングの内周との間に形成されるすき間を連通路とするとともに、このポペット本体の少なくとも一端に円錐状のポペット部を設け、このポペット部で、バルブハウジングに設けたシート部を開閉する構成にし、ポペット部がシート部を開いたとき、このシート部と上記連通路とが連通する構成にした点に特徴を有する。
第2の発明は、多角柱状にした上記ポペット本体の角部を、バルブハウジングの内周に沿う円弧状の摺動面とした点に特徴を有する。
第3の発明は、上記ポペット本体の両端に、円錐状のポペット部を形成した点に特徴を有する。
第1および2の発明によれば、バルブハウジングとポペット本体との間に連通路が形成される構成にしたので、従来のようにポペット本体内に連通路を形成する必要がない。このようにポペット本体内に連通路を形成する必要がないので、ポペット本体を細くしても、その強度を十分に保つことができる。したがって、ポペット本体を細くできる分、当該ポペット弁を小型化できる。
第2の発明によれば、バルブハウジングに対してポペット本体の摺動性を向上させることができる。
第3の発明によれば、ポペット本体の両端に、円錐状のポペット部を形成したので、ポペット本体の組み付けに関して方向性がなくなり、組み付け作業の効率化を図ることができる。
図1,2に示した実施形態は、当該ポペット弁を多連形切換弁のコンペンセータバルブCに組み込んだものである。そこで、先ず、上記多連形切換弁の構成について説明する。
上記多連形切換弁のバルブ本体1にスプール2を摺動自在に組み込んでいる。そして、上記バルブ本体1には、一対のアクチュエータポート3,4を形成するとともに、これらアクチュエータポート3,4の外側にタンク通路5を設けている。さらに、このバルブ本体1には、ポンプに連通した一対の供給ポート6,7を形成するとともに、これら供給ポート6,7間に導入ポート8を形成している。このようにした供給ポート6,7は、図示していないポンプに連通するとともに、他の多連形切換弁の供給ポートと、紙面に対して垂直方向に互いに連通するものである。
そして、上記導入ポート8は、コンペンセータバルブCを介してブリッジ通路9に連通可能にしているが、上記供給ポート6,7は、スプール2の軸線に対して、上記コンペンセータバルブCとは反対側に偏心させている。
また、上記コンペンセータバルブCは、次のように構成している。すなわち、コンペンセータバルブCの弁本体10を円筒形状にするとともに、この円筒形にした弁本体10内に仕切り壁11を形成し、この仕切り壁11を境にして、導入ポート8側に開口する第1円筒部12と、圧力室13側に開口する第2円筒部14とに区画している。そして、上記第1円筒部12には連通ポート15を形成し、弁本体10が、導入ポート8側の圧力作用で移動したとき、この連通ポート15がブリッジ通路9に開口する関係にしている。
上記第2円筒部14が、この発明のポペット弁においてはバルブハウジングを構成するもので、バルブハウジングである第2円筒部14は、図2に示すように内周を断面円形にし、この円形にした第2円筒部14内に、ポペット本体17を摺動自在に組み込んでいる。そして、このポペット本体17は多角柱状にするとともに、この多角柱状にしたポペット本体17を、内周を円形にした第2円筒部14内に組み込むことによって、ポペット本体17と第2円筒部14の内周との間にすき間が形成されるが、このすき間を連通路18としている。このようにして形成された連通路18が上記圧力室13に通じる通路となる。
また、上記ポペット本体17の角部は、図3に示すように、第2円筒部14の内周に沿って円弧状にしておけば、第2円筒部14に対するポペット本体17の摺動性を向上させることができる。
また、上記ポペット本体17の両端には、円錐形にしたポペット部19,20を形成しているが、その一方のポペット部19は、上記仕切り壁11に形成したシート部21を開閉する構成にしている。そして、このシート部21が開かれると、上記ブリッジ通路9が、連通路18を介して圧力室13に連通し、シート部21が閉じられると、ブリッジ通路9と圧力室13との連通が遮断される。
なお、上記のようにポペット本体17の両端にポペット部19,20を設けたのは、当該ポペット本体17の組み付けの方向性を無くすためである。また、図中符号22はロードチェック弁で、アクチュエータポート3,4側の圧力が逆流するのを防止するためのものである。
上記のようにしたバルブ本体1には、前記スプール2を摺動自在に組み込んでいるが、このスプール2が図示の中立位置にあるとき、このスプール2のほぼ中央に設けた第1環状溝23が導入ポート8に対応し、導入ポート8と供給ポート6,7との連通が遮断される関係にしている。
さらに、上記スプール2の両側には第2環状溝24,25を形成しているが、スプール2が図面右方向に移動すると、一方の第2環状溝24を介してブリッジ通路9とアクチュエータポート3とが連通し、他方の第2環状溝25を介してアクチュエータポート4とタンク通路5とが連通する。また、スプール2が図面左方向に移動すると、他方の第2環状溝25を介してブリッジ通路9とアクチュエータポート4とが連通し、一方の第2環状溝24を介してアクチュエータポート3とタンク通路5とが連通する。
今、スプール2を図面右方向に移動すると、供給ポート7が第1環状溝23を介して導入ポート8に連通する。したがって、供給ポート7に流入した圧力流体は、導入ポート8に導かれるとともに、その導入ポート8内の圧力の作用で、コンペンセータバルブCが圧力室13の圧力作用に抗して移動する。このようにコンペンセータバルブCが移動すると、その連通ポート15がブリッジ通路9に対して開口するので、導入ポート8に導かれた圧力流体は、ロードチェック弁22を経由するとともに、一方の第2環状溝24を介してアクチュエータポート3から流出する。そして、他方のアクチュエータポート4から流入したアクチュエータの戻り流体は、他方の第2環状溝25を介してタンク通路5に排出される。
上記のようにブリッジ通路9がアクチュエータに連通すると、そのときの当該アクチュエータの負荷圧がポペット部19に作用する。このとき、圧力室13に導かれている圧力よりも、上記アクチュエータポート3側の負荷圧の方が高ければ、ポペット本体17が上昇してシート部21を開く。このようにしてシート部21が開けば、アクチュエータポート3側の負荷圧が圧力室13に導かれるとともに、この圧力室13から図示していないレギュレータに導かれる。このレギュレータは、図示していないポンプの吐出圧が、上記圧力室13の負荷圧よりも設定圧以上高い圧力になるように制御する。
ただし、上記圧力室13は、他の多連形切換弁の圧力室と連通しているので、圧力室13内の圧力は、多連形切換弁に接続した各アクチュエータのうちの最高負荷圧が導かれることになる。したがって、上記レギュレータに導かれる圧力も、各アクチュエータのうちの最高負荷圧が導かれるとともに、当該レギュレータは、ポンプの吐出圧が、上記最高負荷圧よりも設定圧だけ高い圧力に保たれるように制御されることになる。言い換えると、上記圧力室に導かれる最高負荷圧によって、いわゆるロードセンシング制御がされることになる。
上記のようにした実施形態では、上記供給ポート6,7を、スプール2の軸線に対して、上記コンペンセータバルブCとは反対側に偏心させているので、例えば、図示のように、ブリッジ通路9を、ロードチェック弁22を基点にして上流側通路16aと下流側通路16bとに分けて、ロードチェック弁22とともにその下流側通路16bをスプール2に接近させることができる。言い換えると、ロードチェック弁22と下流側通路16bとをスプール2に接近させたとしても、それらロードチェック弁22及び下流側通路16bが、供給ポート6,7と干渉することがなくなる。
したがって、ロードチェック弁22と下流側通路16bとをスプール2に接近させた分だけ、スプール2に直交する方向のバルブ本体1の幅を小さくできる。また、コンペンセータバルブCには、最高負荷圧選択手段としてのポペット本体17を組み込んだので、最高負荷圧選択手段を別の箇所に組み込んだ従来のものと比べて、バルブ本体1の大きさを小さくできる。
さらに、この実施形態のコンペンセータバルブCに組み込んだポペット本体17を多角柱状にし、この発明のバルブハウジングである第2円筒部14の内周と相まって連通路18が形成されるようにしたので、例えば、ブリッジ通路9と圧力室13とを連通させる特別な通路が必要なくなる。このように特別な通路が必要ないので、その分、ポペット本体17の強度が増すとともに、当該ポペット弁の小型化、ひいてはバルブ本体1の小型化に役立つことになる。
なお、上記実施形態においては、この発明のポペット弁を、コンペンセータバルブCに組み込んだものとして説明したが、この発明のポペット弁は、その用途がコンペンセータバルブに限定されるものではなく、例えば、ポペット弁単体として用いる場合、あるいはいろいろな機器に組み込む場合のいずれにも用いることができるものである。
この実施形態の断面図である。 コンペンセータバルブの断面図である。 他の実施形態におけるコンペンセータバルブの断面図である。
符号の説明
14 バルブハウジングである第2円筒部
17 ポペット本体
18 連通路
19,20 ポペット部
21 シート部

Claims (3)

  1. 内部を円筒状にしたバルブハウジングに、多角柱状にしたポペット本体を組み込み、このポペット本体の外周と、バルブハウジングの内周との間に形成されるすき間を連通路とするとともに、このポペット本体の少なくとも一端に円錐状のポペット部を設け、このポペット部で、バルブハウジングに設けたシート部を開閉する構成にし、ポペット部がシート部を開いたとき、このシート部と上記連通路とが連通する構成にしたポペット弁。
  2. 多角柱状にした上記ポペット本体の角部を、バルブハウジングの内周に沿う円弧状の摺動面とした請求項1記載のポペット弁。
  3. 上記ポペット本体の両端に、円錐状のポペット部を形成した請求項1又は2記載のポペット弁。
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