JPH0730143Y2 - 灰皿洗浄装置 - Google Patents

灰皿洗浄装置

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JPH0730143Y2
JPH0730143Y2 JP7149989U JP7149989U JPH0730143Y2 JP H0730143 Y2 JPH0730143 Y2 JP H0730143Y2 JP 7149989 U JP7149989 U JP 7149989U JP 7149989 U JP7149989 U JP 7149989U JP H0730143 Y2 JPH0730143 Y2 JP H0730143Y2
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Japan
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cleaning
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valve
pipe
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JP7149989U
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公文 宮尾
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MK Seiko Co Ltd
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MK Seiko Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はサービスステーション・自動車修理工場等にお
いて設置され、自動車に取り付けられる灰皿等の洗浄を
行う装置に関する。
[従来技術および問題点] 従来この種の灰皿洗浄装置として、例えば実公昭63−41
103号公報や実公昭63−41104号公報に開示されている装
置がある。これらは、高圧空気と洗浄水の混合気液を灰
皿の洗浄面に噴霧し、その後、高圧空気のみを噴出して
洗浄面を乾燥する洗浄方法で、前者は、水タンクの下に
自然流下パイプで接続するサブタンクを設け、そのサブ
タンクに高圧空気を吹き込んでノズルから噴霧し、サブ
タンク容量分の洗浄水で灰皿の洗浄を行い、そのまま連
続して高圧空気による乾燥を行う構造である。このよう
な構造は、装置の構成部品を少なくできる利点はある
が、1回の洗浄に使用する洗浄水量が固定されるため、
灰皿の汚れが完全に落ちていないうちに洗浄水の噴出が
終了したり、また逆に、比較的汚れの少ない灰皿を洗浄
したときなど、短時間で汚れが落ちるので、乾燥用の高
圧空気が噴出するまでの間、洗浄水を無駄に使用するこ
とになるなど、汚れの程度に合わせた効率の良い洗浄が
行えない問題点がある。
また、後者はエアー噴射ノズルと水噴射ノズルを備え、
それぞれ個別のフートバルブで開閉操作し、洗浄と乾燥
を行う構造である。
この構造は、灰皿の汚れ具合に応じて、水噴出と高圧空
気噴出を切り換えることが可能であるが、水噴出用バル
ブと、エアー噴射用バルブがそれぞれ必要で、また、洗
浄から乾燥への切り換えに際して、フートバルブの踏み
換え動作が必要である。従ってバルブの開閉頻度が高
く、しかも常に高圧がかかっていることもあり、開閉頻
度の高さは耐久性の低下、すなわち故障につながるとい
う問題点がある。
[考案の目的] 従って本考案の目的は、使用者の任意で汚れの程度に合
わせた最適な洗浄と乾燥が行え、しかも簡単な構成で、
耐久性が高く、操作性の良い装置を提供することにあ
る。
[目的を達成するための手段] 上記目的を達成するために本考案では、高圧洗浄水を噴
霧して灰皿の洗浄を行うタイプの装置に、バルブを介し
て圧縮空気供給源につながるエアー管と、洗浄水を蓄え
るタンクにつながる洗浄水管と、洗浄水管の途中より分
岐し、開放孔において外気に連通可能とする開放管と、
エアー管と洗浄水管を接続し、気液を混合して灰皿に噴
霧する洗浄ノズルと、バルブの開閉と開放孔の開閉を切
り換える開閉手段とを備え、洗浄室に対する灰皿の挿入
と取り出しで開閉手段を操作し、洗浄、乾燥が行えるよ
うにした。
[実施例] 以下、本考案一実施例を図面を基にして説明する。
第1図において、1は本考案による灰皿洗浄装置本体
で、その上部に洗浄室2を備え、下部には洗浄水を貯え
るタンク3を備える。洗浄室の底面には、高圧空気を洗
浄水に混合し灰皿洗浄面にスプレーする洗浄ノズル4が
設けられ、更に底面は洗浄後の排水を一箇所に集水する
よう、本体前面に開口する灰皿挿入口5より本体奥行き
方向に向かって、下りの傾斜がつけられている。そし
て、最も低い部分になる洗浄室の最奥部には、排水口18
が設けられ、排水を装置本体外に導く排水管6が取り付
けられる。7は洗浄室の天井面に枢支される開閉手段た
るスイッチングブラケットで、通常は円弧状のスプリン
グ板8で挿入口側に附勢されている。
次に、圧縮空気および洗浄水の管路について説明する。
10はタンク3と洗浄ノズル4をつなぎ、装置作動に伴い
タンク内の洗浄水を洗浄ノズルに導く洗浄水管である。
該洗浄水管は途中分岐バルブ16で分岐して開放管11を形
成し、前記スイッチングブラケット7付近に設けられる
開放孔12につながる。一方13は、装置本体外の圧縮空気
供給源(図示しない)に接続されるエアー管で、エアー
コンプレッサー等から供給される圧縮空気を洗浄ノズル
4に導く。なお、エアー管の圧縮空気供給源から洗浄ノ
ズルに至る途中には、レギュレーター14とバルブ15が介
在し、圧縮空気はレギュレーター14で調圧され、バルブ
15の開閉により洗浄ノズルからの噴出あるいは停止を切
り換えられる。また、このバルブ15も、前記開放孔12と
同様スイッチングブラケット7付近に設けられ、洗浄室
内のスイッチングブラケットに対向する位置に、バルブ
の開閉を切り換えるバルブ開閉スイッチ17が臨む。
次に第2図は洗浄ノズル4の断面を示した説明図であ
る。
洗浄ノズル4は、ノズル本体4−aと、接合ネジ4−b
の2部材からなる。
ノズル本体4−aは、洗浄水あるいは圧縮空気をスプレ
ーする噴出部4−cと、圧縮空気を導入する圧縮空気供
給口4−dとを備える。圧縮空気供給口には前記エアー
管13が接続される。
一方の接合ネジ4−bは、洗浄水供給口4−cを備え、
前記洗浄水管10が接続される。
従って、バルブ15を開いて圧縮空気を導入すれば、高圧
の圧縮空気はノズル本体と接合ネジで形成する気液混合
室4−fを経て、噴出部4−cから噴出する。その場合
に洗浄水供給口には負圧がかかり、そのまま圧縮空気の
噴出を継続すると、タンク内の洗浄水を誘引し吸い上げ
て気液混合室4−fに達する。気液混合室に導入した洗
浄水はそこで圧縮空気と混じり、圧縮空気の噴出エネル
ギーに附勢されて噴出部より激しく霧状に噴き出す。こ
の場合、第4図に示すように洗浄水管10から分岐する開
放管11が外気に対して遮断され、洗浄水管が閉じられた
状態であれば、負圧作用でタンク内の洗浄水は吸い上げ
られるが、第5図のように開放孔12が開いて外気に連通
すると、吸い上げ効果は失われ洗浄水はノズルに供給さ
れなくなる。従って洗浄水噴出時に開放孔を開けば、洗
浄水の供給が停止され、噴出部からは圧縮空気のみが噴
出する。
次にスイッチングブラケット周辺の構成を、第3図を基
にして説明する。
枢支点19でその上部を回動自在に支持されるスイッチン
グブラケット7は、洗浄室壁面21に設けられるスプリン
グ板8で、所定角度に保持されており、そのスプリング
板を間において、スイッチングブラケットの枢支点に近
い側の壁面にバルブ開閉スイッチ17、洗浄室底面に近い
側に開放孔12が設けられる。従って、洗浄しようとする
灰皿を挿入し、スイッチングブラケット22に当接した
後、附勢力に対抗して押し込めば、スイッチングブラケ
ットは枢支点を中心にして回動し、まずバルブ開閉スイ
ッチをONする。そして更に押し込むと、開放孔が閉鎖さ
れる。なお、スイッチングブラケットの裏面、すなわち
開放孔に対向する部分には、パッキン材が付設されてお
り、開放孔閉鎖の際に密閉を確実にする。
次に本考案一実施例による灰皿洗浄装置の洗浄装置に関
わる一連の動作を説明する。
まず、洗浄する灰皿の洗浄面を下にして灰皿挿入口5よ
り先端がスイッチングブラケットに当接するまで挿入す
る。その時、スイッチングブラケットの突起20に灰皿先
端が係止したのを確認したら、更に灰皿を押し込む。す
ると、ブラケットが回動してまずバルブ開閉スイッチ17
を押し、次いで開放孔12を閉鎖する。それに伴い、霧状
の洗浄水が洗浄ノズル4から灰皿の洗浄面に向かって噴
出し、洗浄を開始する。汚れの程度に合わせて任意時間
の洗浄を行った後、灰皿をわずかに手前に戻すと、それ
に合わせてスイッチングブラケットもスプリング板の作
用で復帰し、バルブ開閉スイッチを押したまま、開放孔
の閉鎖を解く。すると開放管が外気と連通して、洗浄ノ
ズルに導入していた洗浄水はタンクに戻り、それまでの
洗浄水噴出から圧縮空気の噴出に切りかわる。従って灰
皿の位置はほとんど変えることなく、洗浄から乾燥動作
に移行する。乾燥を任意時間行った後、スイッチングブ
ラケットを押さえていた力を解除すると、バルブ開閉ス
イッチが戻って圧縮空気の噴出は停止する。
[考案の効果] 本考案は以上のように構成したので、灰皿を挿入口に挿
入し、灰皿先端でそのままスイッチングブラケットを押
せば洗浄を開始し、灰皿をわずかに戻す操作でそのまま
乾燥に移ることができる。
従って、洗浄すべき灰皿を洗浄室に挿入して引き出すと
いう一連の動作の中で、洗浄から乾燥までを連続して行
うことができ、洗浄の開始、乾燥への切り換え、洗浄終
了等動作の切り換えごとにバルブを操作する必要がな
く、操作性を向上することができる。
洗浄時間、乾燥時間は使用者の任意で決めることが可能
なため、汚れの程度に合わせた効果的な洗浄が行えるも
のである。
開閉バルブはエアー管開閉用に1つ使用するのみであ
り、コストの低下が図れる。
洗浄から乾燥へは、バルブを開いた状態のまま移行する
ので、洗浄開始から終了まで開閉操作は1回で済み、バ
ルブの開閉頻度は格段的に減少する。従って、常に高い
空気圧がかかり、最も故障しやすいバルブ部分の耐久性
を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の全体構成図。 第2図は噴射ノズル部分の断面説明図。 第3図はスイッチングブラケット周辺の構成を示す説明
図。 第4図は洗浄水噴出時における要部説明図。 第5図は圧縮空気噴出時における要部説明図。 1は本体、15はバルブ、13はエアー管、3はタンク、10
は洗浄水管、12は開放孔、11は開放管、4は洗浄ノズ
ル、7は開閉手段たるスイッチングブラケット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−282058(JP,A) 特開 平4−33511(JP,A) 特開 平2−1981(JP,A) 特開 平3−76194(JP,A) 特開 平2−21981(JP,A) 実公 昭56−46865(JP,Y2) 実公 平4−44221(JP,Y2) 実公 昭63−41104(JP,Y2) 実公 平3−19973(JP,Y2) 実公 昭63−41104(JP,Y2) 実公 平1−16551(JP,Y2)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】バルブを介し圧縮空気供給源につながるエ
    アー管と、洗浄水を蓄えるタンクにつながる洗浄水管
    と、該洗浄水管の途中より分岐し、本体外部に開口する
    開放孔において外気と連通する開放管と、前記エアー管
    および洗浄水管を接続し、圧縮空気噴出に伴い洗浄水を
    誘引し気液混合噴霧する洗浄ノズルと、前記バルブの開
    閉と開放孔の開閉を切り換える開閉手段とを備えたこと
    を特徴とする灰皿洗浄装置。
JP7149989U 1989-06-19 1989-06-19 灰皿洗浄装置 Expired - Lifetime JPH0730143Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7149989U JPH0730143Y2 (ja) 1989-06-19 1989-06-19 灰皿洗浄装置

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JP7149989U JPH0730143Y2 (ja) 1989-06-19 1989-06-19 灰皿洗浄装置

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Publication Number Publication Date
JPH0311478U JPH0311478U (ja) 1991-02-05
JPH0730143Y2 true JPH0730143Y2 (ja) 1995-07-12

Family

ID=31608583

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7149989U Expired - Lifetime JPH0730143Y2 (ja) 1989-06-19 1989-06-19 灰皿洗浄装置

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CN103005655B (zh) * 2012-12-17 2015-03-25 河南中烟工业有限责任公司 真空回潮机周转箱自动清吹装置

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JPH0311478U (ja) 1991-02-05

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