JPH0730144Y2 - 灰皿洗浄装置 - Google Patents

灰皿洗浄装置

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JPH0730144Y2
JPH0730144Y2 JP11691489U JP11691489U JPH0730144Y2 JP H0730144 Y2 JPH0730144 Y2 JP H0730144Y2 JP 11691489 U JP11691489 U JP 11691489U JP 11691489 U JP11691489 U JP 11691489U JP H0730144 Y2 JPH0730144 Y2 JP H0730144Y2
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cleaning
ashtray
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compressed air
switch plate
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公文 宮尾
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MK Seiko Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はサービスステーション・自動車修理工場等にお
いて設置され自動車に備えられる灰皿等の洗浄を行う灰
皿洗浄装置に関する。
[従来技術およびその問題点] 従来よりこの種の灰皿洗浄装置は、洗浄水の噴出するノ
ズルを被洗浄体である灰皿よりも下側の洗浄室底面に設
け、洗浄面を下向きにした灰皿をノズル部分にかざして
洗浄を行うタイプのものが主流である。
このタイプの従来装置で実際に洗浄を行う場合の動作を
説明すると、まず灰皿を手に持って洗浄室に挿入し、作
業者の勘や見当で被洗浄面をノズル噴出部分にかざす。
その上で足踏み式あるいは手動式スイッチを操作し、洗
浄水を被洗浄面に吹き付けて洗浄を行うものである。と
ころで、自動車に備え付けられている灰皿は、第7図に
示すようにそのほとんどが引出し式の受皿型を成してお
り、受皿手前側には金属製のスリットやあるいは溝状の
タバコもみ消し部が設けられている。このもみ消し部は
タバコの火を消す度ごとに比のついたタバコが押し付け
られるのと、形状が複雑なことが重なって、灰やタール
が付着しやすく、灰皿の中で最も汚れる部分である。も
み消し部以外の部分は灰が表面に付着しているにすぎな
いので比較的簡単に汚れを落とすことができるが、もみ
消し部はタール・ヤニ等を介して灰が付着しているの
で、洗浄水を軽く吹付ける程度では汚れを落とすことは
できない。従って、洗浄の際には洗浄水をもみ消し部に
重点的に吹付けるのが効果的である。
しかしながら従来の装置では、洗浄水噴出部分と灰皿の
被洗浄面との位置関係が直接目視確認することができな
いので、作業者の勘と見当で灰皿を洗浄ノズルにかざ
し、手で灰皿を動かして洗浄を行っていた。従って、灰
皿のもみ消し部を重点的に洗浄したつもりでも実際はも
み消し部から外れた面を洗浄していたり、あるいは実際
にノズルから洗浄水を噴出させて、灰皿の受ける抵抗を
頼りにもみ消し部の見当をつけなければならず、面倒で
あると共に、確実にもみ消し部の洗浄を行える保証はな
かった。
[考案の目的] 本考案は以上の問題点を解決するためになされたもので
あり、その目的は洗浄すべき灰皿を装置の洗浄室に先端
が突き当たるまで挿入するだけで、もみ消し部の洗浄を
確実に行える灰皿洗浄装置を提供することにある。
[目的を達成するための手段] 上記の目的を達成するために本考案では、自動車備え付
けの灰皿の把手先端からもみ消し部までの寸法が、一般
に30〜50mmであることに着目し、洗浄水および圧縮空気
の噴出を行う洗浄ノズルと、該洗浄ノズルからの噴出を
切換ける押圧スイッチとを洗浄室内に備え、洗浄室に挿
入した灰皿の把手先端で前記押圧スイッチ板を操作する
ことにより、灰皿洗浄面の洗浄および乾燥を行い得るよ
うに構成し、洗浄室底面に備える洗浄ノズルと、前記押
圧スイッチの洗浄水噴出開始位置にあたるON感知位置と
の距離を、30〜50mmの範囲内にした。
[実施例] 以下図面を基にして本考案実施例について詳細に説明す
る。
第1図において、1は本考案による灰皿洗浄装置本体
で、その上部に洗浄室2を備え、下部には洗浄水を貯え
るタンク3を備える。洗浄室の底板30には、高圧空気を
洗浄水に混合し灰皿の被洗浄面にスプレーする洗浄ノズ
ル4が設けられ、更に底板30は洗浄後の排水を一箇所に
集水するよう、本体前面に開口する灰皿挿入口5より本
体奥行き方向に向かって、下りの傾斜がつけられてい
る。そして、洗浄室最奥部の最も低い部分には排水口18
が設けられ、排水を装置本体外に導く排水管6が取り付
けられる。7は洗浄室の天井面に枢支される押圧スイッ
チ板で、通常は円弧状のスプリン板8で挿入口側に附勢
されている。
次に、圧縮空気および洗浄水の管路について説明する。
10はタンク3と洗浄ノズル4とをつなぎ、装置作動に伴
いタンク内の洗浄水を洗浄ノズルに導く洗浄水管であ
る。該洗浄水管は途中分岐バルブ16で分岐して開放管11
を形成し、前記押圧スイッチ板7付近に設けられる開放
孔12につながる。一方13は、装置本体外の圧縮空気供給
源(図示しない)に接続されるエアー管で、エアーコン
プレッサー等から供給される圧縮空気を洗浄ノズル4に
導く。なお、エアー管の圧縮空気供給源から洗浄ノズル
に至る途中には、レギュレーター14とバルブ15が介在
し、圧縮空気はレギュレーター14で調圧され、バルブ15
の開閉により洗浄ノズルからの噴出あるいは停止を切り
換えられる。また、このバルブ15も、前記開放孔12と同
様押圧スイッチ板7付近に設けられ、洗浄室内の押圧ス
イッチ板に対向する位置に、バルブの開閉を切り換える
バルブ開閉スイッチ17が臨む。
次に第2図は洗浄ノズル4の断面を示した説明図であ
る。
洗浄ノズル4は、ノズル本体4−aと、接合ネジ4−b
の2部材からなる。
ノズル本体4−aは、洗浄水あるいは圧縮空気をスプレ
ーする噴出部4−cと、圧縮空気を導入する圧縮空気供
給口4−dとを備える。圧縮空気供給口には前記エアー
管13が接続される。
一方の接合ネジ4−bは、洗浄水供給口4−eを備え、
前記洗浄水管10が接続される。
従って、前記バルブ15を開いて圧縮空気を導入すれば、
高圧の圧縮空気はノズル本体と接合ネジで形成する気液
混合室4−fを経て、噴出部4−cから噴出する。その
場合に洗浄水供給口には負圧が発生し、そのまま圧縮空
気の噴出を継続すると、タンク内の洗浄水を誘引し吸い
上げて気液混合室4−fに達する。気液混合室に導入し
た洗浄水はそこで圧縮空気と混合し、圧縮空気の噴出エ
ネルギーに附勢されて噴出部より激しく霧状に噴き出
す。この場合、第5図に示すように洗浄水管10から分岐
する開放管11が外気に対して遮断され、洗浄水管が閉じ
られた状態であれば、負圧作用でタンク内の洗浄水は吸
い上げられるが、第6図のように開放孔12が開いて外気
に連通すると、吸い上げ効果は失われ洗浄水はノズルに
供給されなくなる。従って洗浄水噴出時に開放孔を開け
ば、洗浄水の供給が停止され、噴出部からは圧縮空気の
みが噴出する。すなわち、第5図の状態が前記押圧スイ
ッチ板7をいっぱいに押圧して前記バルブ15および開放
孔12を閉じた状態で、この状態が請求の範囲に記載した
ON感知位置に対応する。また第6図の状態は、押圧スイ
ッチ板を押圧する力を少し緩めた状態にあたる。
次に押圧スイッチ板周辺の構成を、第3図と第4図に基
にして更に詳しく説明する。
枢支点19でその上部を回動自在に支持される押圧スイッ
チ板7は、洗浄室壁面21に設けられるスプリング板8
で、所定角度に保持されており、そのスプリング板を間
において、押圧スイッチ板の枢支点に近い側の壁面にバ
ルブ開閉スイッチ17、洗浄室底面に近い側に開放孔12が
設けられる。従って、洗浄しようとする灰皿を挿入し、
押圧スイッチ板7に当接した後、附勢力に対抗して押し
込めば、押圧スイッチ板は枢支点を中心にして回動し、
まずバルブ開閉スイッチをONする。そして更に押し込む
と、開放孔が閉鎖される。なお、押圧スイッチ板の裏
面、すなわち開放孔に対向する部分には、パッキン材が
付設されており、開放孔閉鎖の際に密閉を確実にする。
一方の洗浄ノズル4は第6図のように押圧スイッチ板の
ON感知位置から距離L(30〜50mm)の位置に設けられ
る。
次に本考案一実施例による灰皿洗浄装置の洗浄装置に関
わる一連の動作を説明する。
まず、洗浄する灰皿の洗浄面を下にして灰皿挿入口5よ
り把手先端が押圧スイッチ板に当接するまで挿入し、更
にいっぱいに灰皿を押し込む。すると、スイッチ板が回
動して始めにバルブ開閉スイッチ17を押し、次いで開放
孔12を閉鎖する。それに伴い霧状の洗浄水が洗浄ノズル
4から灰皿の洗浄面、特にもみ消し部に向かって噴出
し、洗浄を開始する。汚れの程度に合わせて任意時間の
洗浄を行った後、灰皿をわずかに手前に戻すと、それに
合わせて押圧スイッチ板もスプリング板の作用で復帰
し、バルブ開閉スイッチを押したまま、開放孔の閉鎖を
解く。すると開放管が外気と連通して、洗浄ノズルに導
入していた洗浄水はタンクに戻り、それまでの洗浄水噴
出から圧縮空気の噴出に切りかわる。従って灰皿の位置
はほとんど変えることなく、洗浄から乾燥動作に移行す
る。乾燥を任意時間行った後、押圧スイッチ板を押さえ
ていた力を解除すると、バルブ開閉スイッチが戻って圧
縮空気の噴出は停止する。
[考案の効果] 本考案は以上のように構成されるので、洗浄ノズルと灰
皿の被洗浄面との位置関係を確認しなくても、灰皿の被
洗浄面を下向きにかつ把手部分を先にして洗浄室内に挿
入するだけで、最も汚れ易いもみ消し部材を確実に、重
点的に洗浄することができる。従って、勘や見当といっ
た不確実な要素の排除が可能になると共に、灰皿の受け
る洗浄水噴出抵抗を頼りにもみ消し部の洗浄を行うとい
った面倒な作業が不要になるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の全体構成図。 第2図は噴射ノズル部分の断面説明図。 第3図は押圧スイッチ板周辺の構成を示す説明図。 第4図はON感知位置と洗浄ノズルとの位置関係を示す説
明図。 第5図は洗浄水噴出動作を示す説明図。 第6図は圧縮空気噴出動作を示す説明図。 第7図は灰皿を示す斜視図。 1は装置本体、2は洗浄室、4は洗浄ノズル、5は灰皿
挿入口、7は押圧スイッチ板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】高圧洗浄水および圧縮空気を灰皿の被洗浄
    面に向けて噴出し、洗浄および乾燥を行い得る灰皿洗浄
    装置において、装置前面に灰皿挿入口を開口する洗浄室
    と、該洗浄室内底面に位置し洗浄水および圧縮空気の噴
    出を行う洗浄ノズルと、該洗浄ノズルの取付位置より洗
    浄室内奥側に位置し、前記灰皿挿入口より挿入した灰皿
    の把手先端と当接して洗浄ノズルの噴出切換えを行う押
    圧スイッチ板とを備え、該押圧スイッチ板の、洗浄水噴
    出を開始するON感知位置と前記洗浄ノズルとの距離が30
    〜50mmであることを特徴とする灰皿洗浄装置。
JP11691489U 1989-10-04 1989-10-04 灰皿洗浄装置 Expired - Lifetime JPH0730144Y2 (ja)

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JP11691489U JPH0730144Y2 (ja) 1989-10-04 1989-10-04 灰皿洗浄装置

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JP11691489U JPH0730144Y2 (ja) 1989-10-04 1989-10-04 灰皿洗浄装置

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Publication Number Publication Date
JPH0356690U JPH0356690U (ja) 1991-05-30
JPH0730144Y2 true JPH0730144Y2 (ja) 1995-07-12

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ID=31665169

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JP11691489U Expired - Lifetime JPH0730144Y2 (ja) 1989-10-04 1989-10-04 灰皿洗浄装置

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