JPH0751185Y2 - 灰皿洗浄装置 - Google Patents

灰皿洗浄装置

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JPH0751185Y2
JPH0751185Y2 JP1989096158U JP9615889U JPH0751185Y2 JP H0751185 Y2 JPH0751185 Y2 JP H0751185Y2 JP 1989096158 U JP1989096158 U JP 1989096158U JP 9615889 U JP9615889 U JP 9615889U JP H0751185 Y2 JPH0751185 Y2 JP H0751185Y2
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cleaning
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公文 宮尾
栄一 西村
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MK Seiko Co Ltd
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MK Seiko Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はサービスステーション・自動車修理工場等にお
いて設置され、自動車に取り付けられる灰皿等の洗浄を
行う装置に関する。
[従来技術およびその問題点] 従来よりこの種の灰皿洗浄装置は、洗浄水の噴出するノ
ズルを被洗浄体よりも下側の洗浄室底面に設け、洗浄面
を下向きにした灰皿をノズル部分にかざして洗浄を行う
タイプのものが主流である。このタイプの装置は構造が
比較的簡単で、除去した汚れを処理し易く、洗浄後も灰
皿内に汚水が残らないという特徴を有している。
しかしながらその一方で、洗浄面より除去された汚れや
灰等がノズル付近に付着し易く、洗浄の度に付着と乾燥
を繰り返して汚れが堆積し、見た目が悪いと共に不衛生
であり、顧客に不快感を与えるという問題点がある。特
に、洗浄室底面の汚れが堆積し易くまた目にもつき易
い。こうした洗浄室底面の汚れは、洗浄に際して噴き上
げられた洗浄水が洗浄室の側壁を伝って流れ落ちるた
め、ある程度は押し流されるが、灰皿挿入口の部分では
開口に邪魔されて洗浄水が側壁を伝わり落ちることがな
いから、灰皿挿入口下方で堆積し易くなる。そして、こ
の灰皿挿入口下方が最も人目につき易いのである。
これに対し、実開昭61-187280号公報に見られるよう
に、洗浄室底面の汚れを洗い流すための放水口を備えた
灰皿洗浄装置が知られている。しかし、この放水口は灰
皿洗浄用のノズルに付設されているため、このノズルよ
り下方の汚れしか洗い流すことができず、灰皿挿入口側
の底面の汚れまでは除去できない欠点があり、しかも、
放水口を設けることによりノズルの構成が複雑となり、
放水口から放水させる分だけ消費される水量が増えてし
まう問題があった。
[考案の目的] 本考案の目的は以上のような問題点を解決し、使用者に
洗浄室内を頻繁に掃除する作業を強いることなく、特に
従来顕著であた灰皿挿入口下方の汚れを防ぐ灰皿洗浄装
置を提供することにある。
[目的を達成するための手段] 本考案は、上記の問題点を解決し目的を達成するため
に、洗浄室を、灰皿挿入口から奥行き方向に下り傾斜を
つけた底板と、灰皿挿入口から奥行き方向に上り傾斜を
つけた天板とを設けて形成し、該洗浄室内の灰皿挿入口
上方に設けられて天板に沿って灰皿挿入口側へ流下する
洗浄水を集める集水溝と、該集水溝で集められた洗浄水
を洗浄室内の灰皿挿入口直下へ導く流路とを備えたもの
である。
[実施例] 以下、本考案一実施例を図面を基にして説明する。
第1図において、1は本考案による灰皿洗浄装置本体
で、その上部に洗浄室2を備え、下部には洗浄水を貯え
るタンク3を備える。洗浄室の底板30には、高圧空気を
洗浄水に混合し灰皿の被洗浄面にスプレーする洗浄ノズ
ル4が設けられ、更に底板30は洗浄後の排水を一箇所に
集水するよう、本体前面に開口する灰皿挿入口5より本
体奥行き方向に向かって、下りの傾斜がつけられてい
る。そして、洗浄室最奥部の最も低い部分には排水口18
が設けられ、排水を装置本体外に導く排水管6が取り付
けられる。7は洗浄室の天井面に枢支される開閉手段た
るスイッチングブラケットで、通常は円弧状のスプリン
グ板8で挿入口側に附勢されている。また、天板25は底
板と逆の傾斜がつけられているもので、洗浄室奥側から
挿入口側にかけて低くなるように下り勾配になってい
る。26は集水溝で、洗浄時に灰皿の被洗浄面を外れて天
板に当たった洗浄水のうち、天板を伝って降りてくるも
のについて挿入口の内側上部において集水する。27は該
集水溝に流れ込んだ洗浄水を底板上に導く集水パイプで
ある。
次に、圧縮空気および洗浄水の管路について説明する。
10はタンク3と洗浄ノズル4をつなぎ、装置作動に伴い
タンク内の洗浄水を洗浄ノズルに導く洗浄水管である。
該洗浄水管は途中分岐バルブ16で分岐して開放管11を形
成し、前記スイッチングブラケット7付近に設けられる
開放孔12につながる。一方13は、装置本体外の圧縮空気
供給源(図示しない)に接続されるエアー管で、エアー
コンプレッサー等から供給される圧縮空気を洗浄ノズル
4に導く。なお、エアー管の圧縮空気供給源から洗浄ノ
ズルに至る途中には、レギュレーター14とバルブ15が介
在し、圧縮空気はレギュレーター14で調圧され、バルブ
15の開閉により洗浄ノズルからの噴出あるいは停止を切
り換えられる。また、このバルブ15も、前記開放孔12と
同様スイッチングブラケット7付近に設けられ、洗浄室
内のスイッチングブラケットに対向する位置に、バルブ
の開閉を切り換えるバルブ開閉スイッチ17が臨む。
次に第2図は洗浄ノズル4の断面を示した説明図であ
る。
洗浄ノズル4は、ノズル本体4−aと、接合ネジ4−b
の2部材からなる。
ノズル本体4−aは、洗浄水あるいは圧縮空気をスプレ
ーする噴出部4−cと、圧縮空気を導入する圧縮空気供
給口4−dとを備える。圧縮空気供給口には前記エアー
管13が接続される。
一方の接合ネジ4−bは、洗浄水供給口4−eを備え、
前記洗浄水管10が接続される。
従って、バルブ15を開いて圧縮空気を導入すれば、高圧
の圧縮空気はノズル本体と接合ネジで形成する気液混合
室4−fを経て、噴出部4−cから噴出する。その場合
に洗浄水供給口には負圧がかかり、そのまま圧縮空気の
噴出を継続すると、タンク内の洗浄水を誘引し吸い上げ
て気液混合室4−fに達する。気液混合室に導入した洗
浄水はそこで圧縮空気と混合し、圧縮空気の噴出エネル
ギーに附勢されて噴出部より激しく霧状に噴き出す。こ
の場合、第4図に示すように洗浄水管10から分岐する開
放管11が外気に対して遮断され、洗浄水管が閉じられた
状態であれば、負圧作用でタンク内の洗浄水は吸い上げ
られるが、第5図のように開放孔12が開いて外気に連通
すると、吸い上げ効果は失われ洗浄水はノズルに供給さ
れなくなる。従って洗浄水噴出時に開放孔を開けば、洗
浄水の供給が停止され、噴出部からは圧縮空気のみが噴
出する。
次にスイッチングブラケット周辺の構成を、第3図を基
にして説明する。
枢支点19でその上部を回動自在に支持されるスイッチン
グブラケット7は、洗浄室壁面21に設けられるスプリン
グ板8で、所定角度に保持されており、そのスプリング
板を間において、スイッチングブラケットの枢支点に近
い側の壁面にバルブ開閉スイッチ17、洗浄室底面に近い
側に開放孔12が設けられる。従って、洗浄しようとする
灰皿を挿入し、スイッチングブラケット22に当接した
後、附勢力に対抗して押し込めば、スイッチングブラケ
ットは枢支点を中心にして回動し、まずバルブ開閉スイ
ッチをONする。そして更に押し込むと、開放孔が閉鎖さ
れる。なお、スイッチングブラケットの裏面、すなわち
開放孔に対向する部分には、パッキン材が付設されてお
り、開放孔閉鎖の際に密閉を確実にする。
次に本考案一実施例による灰皿洗浄装置の洗浄装置に関
わる一連の動作を説明する。
まず、洗浄する灰皿の洗浄面を下にして灰皿挿入口5よ
り先端がスイッチングブラケットに当接するまで挿入す
る。その時、スイッチングブラケットの突起20に灰皿先
端が係止したのを確認したら、更に灰皿を押し込む。す
ると、ブラケットが回動して始めにバルブ開閉スイッチ
17を押し、次いで開放孔12を閉鎖する。それに伴い、霧
状の洗浄水が洗浄ノズル4から灰皿の洗浄面に向かって
噴出し、洗浄を開始する。汚れの程度に合わせて任意時
間の洗浄を行った後、灰皿をわずかに手前に戻すと、そ
れに合わせてスイッチングブラケットもスプリング板の
作用で復帰し、バルブ開閉スイッチを押したまま、開放
孔の閉鎖を解く。すると開放管が外気と連通して、洗浄
ノズルに導入していた洗浄水はタンクに戻り、それまで
の洗浄水噴出から圧縮空気の噴出に切りかわる。従って
灰皿の位置はほとんど変えることなく、洗浄から乾燥動
作に移行する。乾燥を任意時間行った後、スイッチング
ブラケットを押さえていた力を解除すると、バルブ開閉
スイッチが戻って圧縮空気の噴出は停止する。
次に第6図は洗浄室内より挿入口を見た斜視図である。
前記集水溝26は挿入口の上端に位置し、天板25を伝って
挿入側に降りてくる洗浄水が挿入口の開口空間にしたた
り落ちるのを防ぎ、完全に集水する。集水溝につながる
集水パイプ27は挿入口下端でかつ前記底板30の最頂部に
配設され、底板面に向かって散水孔28を備える。該散水
孔28は前記集水溝で受けた洗浄水を底板上に流す役割を
果たすもので、したがって前記散水孔28は底板面に対し
ほぼ等間隔に設けられる。
次に第7図は本考案に関わる別実施例を示した説明図で
ある。
集水溝26は中央分を高くした「へ」字型をなし、その両
端にそれぞれ集水パイプ27a 27bを備える。27aおよび27
bは散水口28a 28bを備えたL形状のパイプで、端部29a
29bを開放し、挿入口5の下端中央部において互いにそ
の端部を突き合わせる形で向かい合う。したがって、天
板25を伝わってきた洗浄水は集水溝26で両側に振り分け
られ、両集水パイプを介して散水口から底板上に散水さ
れる。この時、前記端部29a 29bより流れ出る洗浄水は
中央で合流して噴霧ノズル4部分を流れ、汚れを流し落
とす。
[考案の効果] 本考案は以上のように構成され、洗浄室を、灰皿挿入口
から奥行き方向に下り傾斜をつけた底板と、灰皿挿入口
から奥行き方向に上り傾斜をつけた天板とを設けて形成
し、該洗浄室内の灰皿挿入口上方に設けられて天板に沿
って灰皿挿入口側へ流下する洗浄筋を集める集水溝と、
該集水溝で集められた洗浄水を洗浄室内の灰皿挿入口直
下へ導く流路とを備えたので、灰皿洗浄動作に伴い天板
に付着した洗浄水はその傾斜により灰皿挿入口側へ流下
し、集水溝およびこれと連通する流路により灰皿挿入口
下方へ導かれ、この部分の底板に付着した汚れを押し流
すことができるので、従来より汚れ易く人目にもつき易
い灰皿挿入口下方を清潔に保つことができ、したがっ
て、使用者に頻繁に掃除作業を強いることがなくなり、
作業効率が向上すると共に、顧客に対しても清潔な好印
象を与えるものである。しかも、灰皿洗浄に使用した洗
浄水を有効に活用して洗浄室底面の汚れを洗い流すこと
ができ、ノズルと別個な底面洗浄用の放水口等を設ける
必要がないので、構成が簡単で水の消費も少なくて済む
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の全体構成図。 第2図は噴射ノズル部分の断面説明図。 第3図はスイッチングブラケット周辺の構成を示す説明
図。 第4図は洗浄水噴出動作を示す説明図。 第5図は圧縮空気噴出動作を示す説明図。 第6図は洗浄室内から挿入口をみたときの要部説明図。 第7図は本考案別実施例を示す要部説明図。 1は本体、2は洗浄室、4は噴霧ノズル、25は洗浄室の
天板、26は散水手段たる集水溝、27は流路たる集水パイ
プ、30は洗浄室の底板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面に灰皿挿入口を開口させた洗浄室内に
    噴霧ノズルを備え、前記挿入口から挿入された灰皿に向
    けて下方から上方へ洗浄水を高圧噴霧し洗浄を行うタイ
    プの灰皿洗浄装置において、前記洗浄室は、灰皿挿入口
    から奥行き方向に下り傾斜をつけた底板と、灰皿挿入口
    から奥行き方向に上り傾斜をつけた天板とを設けて形成
    され、該洗浄室内の灰皿挿入口上方に設けられて天板に
    沿って灰皿挿入口側へ流下する洗浄水を集める集水溝
    と、該集水溝で集められた洗浄水を洗浄室内の灰皿挿入
    口直下へ導く流路とを備えたことを特徴とする灰皿洗浄
    装置。
JP1989096158U 1989-08-17 1989-08-17 灰皿洗浄装置 Expired - Lifetime JPH0751185Y2 (ja)

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JP1989096158U JPH0751185Y2 (ja) 1989-08-17 1989-08-17 灰皿洗浄装置

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JP1989096158U JPH0751185Y2 (ja) 1989-08-17 1989-08-17 灰皿洗浄装置

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Publication Number Publication Date
JPH0334887U JPH0334887U (ja) 1991-04-05
JPH0751185Y2 true JPH0751185Y2 (ja) 1995-11-22

Family

ID=31645381

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Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5533639Y2 (ja) * 1975-12-09 1980-08-09
JPS6035901U (ja) * 1983-08-17 1985-03-12 株式会社島津製作所 油圧タンク
JPH0319973Y2 (ja) * 1985-05-13 1991-04-26
JPS6338955Y2 (ja) * 1985-11-22 1988-10-13
JPS639282U (ja) * 1986-07-07 1988-01-21
JPS645437U (ja) * 1987-06-26 1989-01-12

Also Published As

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