JPH0545404Y2 - - Google Patents
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- JPH0545404Y2 JPH0545404Y2 JP13245286U JP13245286U JPH0545404Y2 JP H0545404 Y2 JPH0545404 Y2 JP H0545404Y2 JP 13245286 U JP13245286 U JP 13245286U JP 13245286 U JP13245286 U JP 13245286U JP H0545404 Y2 JPH0545404 Y2 JP H0545404Y2
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- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 10
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 10
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
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Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は液体噴射装置、詳しくは、水源の液体
ポンプ装置によりノズル管に供給し、該ノズル管
から噴射して洗浄などの作業を行なうための液体
噴射装置に関する。
ポンプ装置によりノズル管に供給し、該ノズル管
から噴射して洗浄などの作業を行なうための液体
噴射装置に関する。
(従来の技術)
一般に、此種噴射装置は、吸込弁及び吐出弁を
もつポンプ装置における吸込口を吸込通路を介し
て貯水タンクに連通し、吐出口に送液管を接続
し、この送液管の出口に開閉手段をもつたノズル
管を接続すると共に、前記送液管の途中に、前記
ポンプ装置により加圧された高圧液体の圧力を制
御する余水口をもつた圧力制御弁を設け、この制
御弁の余水口を、余水管を介して前記貯水タンク
に連通させ、前記ノズル管の閉鎖により送液管内
の液体圧が、前記制御弁で調整した調整圧以上の
高圧となつたとき、前記制御弁の弁体を浮動させ
て、前記送液管内の高圧液体を前記制御弁の余水
口から前記貯水タンクに戻すように構成されてい
る。
もつポンプ装置における吸込口を吸込通路を介し
て貯水タンクに連通し、吐出口に送液管を接続
し、この送液管の出口に開閉手段をもつたノズル
管を接続すると共に、前記送液管の途中に、前記
ポンプ装置により加圧された高圧液体の圧力を制
御する余水口をもつた圧力制御弁を設け、この制
御弁の余水口を、余水管を介して前記貯水タンク
に連通させ、前記ノズル管の閉鎖により送液管内
の液体圧が、前記制御弁で調整した調整圧以上の
高圧となつたとき、前記制御弁の弁体を浮動させ
て、前記送液管内の高圧液体を前記制御弁の余水
口から前記貯水タンクに戻すように構成されてい
る。
(考案が解決しようとする問題点)
しかして、前記した従来装置によると、洗浄な
どの作業時において、前記ノズル管が開閉手段に
より閉鎖されて、ノズル管からの液体噴射を一時
停止している場合、貯水タンクの液は、ポンプ装
置、送液管、圧力制御弁及び貯水タンク間で循環
するのであるが、前記ポンプ装置により加圧され
た高圧液体が前記制御弁などの絞り部を流通して
余水口から吐出されるとき、高圧液体の流速が速
くなつて、該高圧液体の速度エネルギーが熱エネ
ルギーに変換されて液温が上昇するため、前記液
体噴射の一時停止時間が長くなると、前記貯水タ
ンク内の液温が異常に高くなり、この高温液がポ
ンプ装置に吸込まれることになる。従つて、前記
高温液が原因で前記ポンプ装置及び圧力制御弁に
おけるシール材などの耐熱性が小さい部品が短期
間で損傷する問題があつた。
どの作業時において、前記ノズル管が開閉手段に
より閉鎖されて、ノズル管からの液体噴射を一時
停止している場合、貯水タンクの液は、ポンプ装
置、送液管、圧力制御弁及び貯水タンク間で循環
するのであるが、前記ポンプ装置により加圧され
た高圧液体が前記制御弁などの絞り部を流通して
余水口から吐出されるとき、高圧液体の流速が速
くなつて、該高圧液体の速度エネルギーが熱エネ
ルギーに変換されて液温が上昇するため、前記液
体噴射の一時停止時間が長くなると、前記貯水タ
ンク内の液温が異常に高くなり、この高温液がポ
ンプ装置に吸込まれることになる。従つて、前記
高温液が原因で前記ポンプ装置及び圧力制御弁に
おけるシール材などの耐熱性が小さい部品が短期
間で損傷する問題があつた。
本考案の目的は、液体噴射の一時停止時間が長
くなつて液温が所定値に上昇したとき、ポンプ装
置の駆動を自動的に停止して、ポンプ装置及び圧
力制御弁における部品の液温による損傷をなくす
ることができると共に、前記ノズル管を開放して
液体噴射作業を再開する場合、短時間で、かつ自
動的に前記ポンプ装置を駆動させることができる
ようにするものである。
くなつて液温が所定値に上昇したとき、ポンプ装
置の駆動を自動的に停止して、ポンプ装置及び圧
力制御弁における部品の液温による損傷をなくす
ることができると共に、前記ノズル管を開放して
液体噴射作業を再開する場合、短時間で、かつ自
動的に前記ポンプ装置を駆動させることができる
ようにするものである。
(問題点を解決するための手段)
しかして、本考案は、開閉手段をもつたノズル
管4と、吸込弁及び吐出弁をもち、送液管3を介
して前記ノズル管4に高圧液体を供給するポンプ
装置1と、前記送液管3と連通し、前記高圧液体
の圧力を制御する余水口5aをもつた圧力制御弁
5とを備えた液体噴射装置であつて、前記制御弁
5の余水口5aと前記吸込口1aとの間に、前記
余水口5aを前記吸込口1aに連通させるバイパ
ス通路6を設けて、前記ノズル管4の閉鎖時、前
記送液管3から前記圧力制御弁5の余水口5a及
びバイパス通路6を経て前記吸込口1aに至る循
環路を形成し、この循環路における前記吸込口1
aに連通する吸込側通路7に、該吸込側通路7内
の液温を検出し、かつ、前記吸込側通路7内の液
温が設定値に上昇したとき前記ポンプ装置1を駆
動停止し、前記吸込側通路7内の液温が設定値よ
り低くなつたとき前記ポンプ装置1を駆動させる
温度検出器8を設ける一方、前記循環路における
温度検出位置に対し循環流れの上流側位置に、前
記ポンプ装置1の駆動停止時において、前記ノズ
ル管4を開放したとき、前記吸込側通路7から前
記吸込口1aに前記吸込弁及び吐出弁を開放可能
とした加圧液体を供給する給液管9aをもつ給液
手段の前記給液管9aを接続したものである。
管4と、吸込弁及び吐出弁をもち、送液管3を介
して前記ノズル管4に高圧液体を供給するポンプ
装置1と、前記送液管3と連通し、前記高圧液体
の圧力を制御する余水口5aをもつた圧力制御弁
5とを備えた液体噴射装置であつて、前記制御弁
5の余水口5aと前記吸込口1aとの間に、前記
余水口5aを前記吸込口1aに連通させるバイパ
ス通路6を設けて、前記ノズル管4の閉鎖時、前
記送液管3から前記圧力制御弁5の余水口5a及
びバイパス通路6を経て前記吸込口1aに至る循
環路を形成し、この循環路における前記吸込口1
aに連通する吸込側通路7に、該吸込側通路7内
の液温を検出し、かつ、前記吸込側通路7内の液
温が設定値に上昇したとき前記ポンプ装置1を駆
動停止し、前記吸込側通路7内の液温が設定値よ
り低くなつたとき前記ポンプ装置1を駆動させる
温度検出器8を設ける一方、前記循環路における
温度検出位置に対し循環流れの上流側位置に、前
記ポンプ装置1の駆動停止時において、前記ノズ
ル管4を開放したとき、前記吸込側通路7から前
記吸込口1aに前記吸込弁及び吐出弁を開放可能
とした加圧液体を供給する給液管9aをもつ給液
手段の前記給液管9aを接続したものである。
(作用)
ポンプ装置1を駆動し、ノズル管4を開放して
液体噴射作業をしているとき、前記ノズル管4を
閉じ、液体噴射を一時停止すると、ポンプ装置1
により加圧された高圧液体は、送液管3、圧力制
御弁5及びポンプ装置1間を循環移動し、吸込側
通路7における液温が温度検出器で設定した設定
値に上昇すると、前記ポンプ装置1の駆動は停止
するのである。又、前記ノズル管4を開放する
と、前記給液手段により、給液管9a及び吸込側
通路7からポンプ装置1の吸込口1aに加圧液体
が供給されて、ポンプ装置1の前記吸込弁及び吐
出弁が開き、ポンプ装置1内を流通して前記送液
管3に供給され、前記吸込側通路7に液体の流れ
が生じ、この液体の流れにより前記吸込側通路7
内の液温が短時間で設定値より低くなつて、前記
ポンプ装置1が駆動するのである。
液体噴射作業をしているとき、前記ノズル管4を
閉じ、液体噴射を一時停止すると、ポンプ装置1
により加圧された高圧液体は、送液管3、圧力制
御弁5及びポンプ装置1間を循環移動し、吸込側
通路7における液温が温度検出器で設定した設定
値に上昇すると、前記ポンプ装置1の駆動は停止
するのである。又、前記ノズル管4を開放する
と、前記給液手段により、給液管9a及び吸込側
通路7からポンプ装置1の吸込口1aに加圧液体
が供給されて、ポンプ装置1の前記吸込弁及び吐
出弁が開き、ポンプ装置1内を流通して前記送液
管3に供給され、前記吸込側通路7に液体の流れ
が生じ、この液体の流れにより前記吸込側通路7
内の液温が短時間で設定値より低くなつて、前記
ポンプ装置1が駆動するのである。
(実施例)
図において、1は吸込弁及び吐出弁をもち、原
動機2からの動力により作動する往復動型式のポ
ンプ装置であつて、このポンプ装置1の吐出口に
は送液管3を接続し、この送液管3の出口に開閉
手段をもつたノズル管4を接続すると共に、前記
送液管3の途中に、前記ポンプ装置1により加圧
された高圧液体の圧力を制御する圧力制御弁5を
設けている。尚、前記ポンプ装置1の吸込弁及び
吐出弁は、弁ばねによつて閉鎖方向に付勢された
弁体を用いている。
動機2からの動力により作動する往復動型式のポ
ンプ装置であつて、このポンプ装置1の吐出口に
は送液管3を接続し、この送液管3の出口に開閉
手段をもつたノズル管4を接続すると共に、前記
送液管3の途中に、前記ポンプ装置1により加圧
された高圧液体の圧力を制御する圧力制御弁5を
設けている。尚、前記ポンプ装置1の吸込弁及び
吐出弁は、弁ばねによつて閉鎖方向に付勢された
弁体を用いている。
しかして、前記制御弁5の余水口5aと前記吸
込口1aとの間に、前記余水口5aを前記吸込口
1aに連通させるバイパス通路6を設けて、前記
ノズル管4の閉鎖時、前記送液管3から前記圧力
制御弁5の余水口5a及びバイパス通路6を経て
前記吸込口1aに至る循環路を形成し、この循環
路における前記吸込口1aに連通する吸込側通路
7に、該吸込側通路7内の液温を検出し、かつ、
前記吸込側通路7内の液温が設定値に上昇したと
き前記ポンプ装置1を駆動停止し、前記吸込側通
路7内の液温が設定値より低くなつたとき前記ポ
ンプ装置1を駆動させる温度検出器8を設ける一
方、前記循環路における温度検出位置に対し循環
流れの上流側位置に、前記ポンプ装置1の駆動停
止時において、前記ノズル管4を開放したとき、
前記吸込側通路7から前記吸込口1aに前記吸込
弁及び吐出弁を開放可能とした加圧液体を供給す
る給液管9aをもつ給液手段の前記給液管9aを
接続したのである。
込口1aとの間に、前記余水口5aを前記吸込口
1aに連通させるバイパス通路6を設けて、前記
ノズル管4の閉鎖時、前記送液管3から前記圧力
制御弁5の余水口5a及びバイパス通路6を経て
前記吸込口1aに至る循環路を形成し、この循環
路における前記吸込口1aに連通する吸込側通路
7に、該吸込側通路7内の液温を検出し、かつ、
前記吸込側通路7内の液温が設定値に上昇したと
き前記ポンプ装置1を駆動停止し、前記吸込側通
路7内の液温が設定値より低くなつたとき前記ポ
ンプ装置1を駆動させる温度検出器8を設ける一
方、前記循環路における温度検出位置に対し循環
流れの上流側位置に、前記ポンプ装置1の駆動停
止時において、前記ノズル管4を開放したとき、
前記吸込側通路7から前記吸込口1aに前記吸込
弁及び吐出弁を開放可能とした加圧液体を供給す
る給液管9aをもつ給液手段の前記給液管9aを
接続したのである。
以上の構成において、前記給液手段は、前記給
液管9aをもつた貯水タンク9を用い、この貯水
タンク9を、前記ポンプ装置1及びノズル管4よ
り高い位置に配置して、前記ポンプ装置1の駆動
時、貯水タンク9内の液体を前記給液管9aから
前記吸込口1aに供給し、又、前記ポンプ装置1
の駆動停止時で、かつ、前記ノズル管4の開放
時、前記貯水タンク10内の液体を、その落込み
圧により前記ポンプ装置1の吸込弁及び吐出弁を
開いて前記吸込口1aからノズル管4の出口に供
給する如く成すのであるが、その他、工場などに
おいて、取水口をもつた取水栓を開くと取水でき
るようになつた給水設備がある場合、この給水設
備の取水口を利用し、前記吸込口1aを、給液管
を介して前記取水口に接続して、この取水口から
給液する如く成してもよい。
液管9aをもつた貯水タンク9を用い、この貯水
タンク9を、前記ポンプ装置1及びノズル管4よ
り高い位置に配置して、前記ポンプ装置1の駆動
時、貯水タンク9内の液体を前記給液管9aから
前記吸込口1aに供給し、又、前記ポンプ装置1
の駆動停止時で、かつ、前記ノズル管4の開放
時、前記貯水タンク10内の液体を、その落込み
圧により前記ポンプ装置1の吸込弁及び吐出弁を
開いて前記吸込口1aからノズル管4の出口に供
給する如く成すのであるが、その他、工場などに
おいて、取水口をもつた取水栓を開くと取水でき
るようになつた給水設備がある場合、この給水設
備の取水口を利用し、前記吸込口1aを、給液管
を介して前記取水口に接続して、この取水口から
給液する如く成してもよい。
又、前記温度検出器8は、例えば電源Eと前記
原動機2との間の電気回路に設ける継電器10に
電気的に接続し、前記吸込側通路7内の液温が設
定値に上昇すると、前記検出器8が動作し、該検
出器8から出力する出力信号により前記継電器1
0の常閉接点を開き、前記原動機2の駆動を停止
するのであり、又、前記吸込側通路7内の液温が
設定値より低温になると、前記検出器8の動作が
停止し、前記継電器10の常閉接点が閉じて、前
記原動機2を駆動する如く成すのである。尚、前
記検出器8は、前記液温の上限値のみを設定して
もよいが、この上限値と下限値とを設定して、前
記吸込側通路7内の液温が、前記上限値に上昇し
たとき前記原動機2の駆動を停止し、下限値に低
下したとき前記原動機2を駆動する如く成すのが
好ましい。
原動機2との間の電気回路に設ける継電器10に
電気的に接続し、前記吸込側通路7内の液温が設
定値に上昇すると、前記検出器8が動作し、該検
出器8から出力する出力信号により前記継電器1
0の常閉接点を開き、前記原動機2の駆動を停止
するのであり、又、前記吸込側通路7内の液温が
設定値より低温になると、前記検出器8の動作が
停止し、前記継電器10の常閉接点が閉じて、前
記原動機2を駆動する如く成すのである。尚、前
記検出器8は、前記液温の上限値のみを設定して
もよいが、この上限値と下限値とを設定して、前
記吸込側通路7内の液温が、前記上限値に上昇し
たとき前記原動機2の駆動を停止し、下限値に低
下したとき前記原動機2を駆動する如く成すのが
好ましい。
又、前記検出器8は、主として前記吸込口1a
に設けるのである。
に設けるのである。
又、前記余水路6は、主として前記吸込口1a
に接続するのであるが、その他例えば前記吸込側
通路7の途中に接続して前記吸込口1aと連通さ
せてもよい。
に接続するのであるが、その他例えば前記吸込側
通路7の途中に接続して前記吸込口1aと連通さ
せてもよい。
本考案は以上の如く構成するもので、ポンプ装
置1を駆動し、ノズル管4を開放して、該ノズル
管4から液体を噴射し、洗浄などの作業を行なつ
ている場合、前記ノズル管4を閉鎖し、該ノズル
管4からの液体噴射を一時停止すると、前記ポン
プ装置1により加圧された高圧液体は、送液管
3、圧力制御弁5及びバイパス路6を経て吸込口
1aに戻され、循環することになる。そして、こ
の高圧液体の循環時間が長くなつて、吸込側通路
7内での液温が、温度検出器8で設定した設定値
に上昇すると、前記検出器8が動作し、該検出器
8からの電気信号を出力して、この出力信号を継
電器10に入力し、該継電器10の常閉接点を開
き、原動機2ひいてはポンプ装置1の駆動を停止
するのである。従つて、前記吸込側通路7内の液
温が異常に高くなるのを確実に防止できるのであ
る。
置1を駆動し、ノズル管4を開放して、該ノズル
管4から液体を噴射し、洗浄などの作業を行なつ
ている場合、前記ノズル管4を閉鎖し、該ノズル
管4からの液体噴射を一時停止すると、前記ポン
プ装置1により加圧された高圧液体は、送液管
3、圧力制御弁5及びバイパス路6を経て吸込口
1aに戻され、循環することになる。そして、こ
の高圧液体の循環時間が長くなつて、吸込側通路
7内での液温が、温度検出器8で設定した設定値
に上昇すると、前記検出器8が動作し、該検出器
8からの電気信号を出力して、この出力信号を継
電器10に入力し、該継電器10の常閉接点を開
き、原動機2ひいてはポンプ装置1の駆動を停止
するのである。従つて、前記吸込側通路7内の液
温が異常に高くなるのを確実に防止できるのであ
る。
又、洗浄などの作業を再開すべく前記ノズル管
4を開放すると、例えば前記貯水タンク9内の液
体が、その落込み圧によりポンプ装置1の吸込弁
及び吐出弁を開いて前記吸込口1aから送液管3
に供給され、ノズル管4の出口から流出して、前
記吸込側通路7内に液温が低い新たな液体の流れ
が生じるため、前記ノズル管4の開放後、前記吸
込側通路7内の液温は短時間で前記検出器で設定
した設定値より低温となり、そして前記検出器8
の動作が停止し、該検出器8から出力信号が出力
されなくなり、前記継電器10の常閉接点が閉
じ、前記原動機、ひいてはポンプ装置1を駆動で
きるのである。従つて、前記ノズル管4の開放
後、短時間で洗浄などの作業を再開することがで
きるのである。
4を開放すると、例えば前記貯水タンク9内の液
体が、その落込み圧によりポンプ装置1の吸込弁
及び吐出弁を開いて前記吸込口1aから送液管3
に供給され、ノズル管4の出口から流出して、前
記吸込側通路7内に液温が低い新たな液体の流れ
が生じるため、前記ノズル管4の開放後、前記吸
込側通路7内の液温は短時間で前記検出器で設定
した設定値より低温となり、そして前記検出器8
の動作が停止し、該検出器8から出力信号が出力
されなくなり、前記継電器10の常閉接点が閉
じ、前記原動機、ひいてはポンプ装置1を駆動で
きるのである。従つて、前記ノズル管4の開放
後、短時間で洗浄などの作業を再開することがで
きるのである。
(考案の効果)
以上の如く本考案によれば、液体噴射の一時停
止時間が長くなつて液温が所定値に上昇したと
き、ポンプ装置1の吸込側通路7に設けた温度検
出器8により、ポンプ装置1の駆動を自動的に停
止することができるので、ポンプ装置1及び圧力
制御弁5における部品の液温による損傷を防止で
き、ポンプ装置1及び圧力制御弁5などの耐久性
を向上できるのである。
止時間が長くなつて液温が所定値に上昇したと
き、ポンプ装置1の吸込側通路7に設けた温度検
出器8により、ポンプ装置1の駆動を自動的に停
止することができるので、ポンプ装置1及び圧力
制御弁5における部品の液温による損傷を防止で
き、ポンプ装置1及び圧力制御弁5などの耐久性
を向上できるのである。
しかも、ノズル管4を閉じて液体噴射を一時停
止した後、再び前記ノズル管4を開くことによ
り、前記ポンプ装置1を自動的に駆動することが
できるのである。
止した後、再び前記ノズル管4を開くことによ
り、前記ポンプ装置1を自動的に駆動することが
できるのである。
その上、圧力制御弁5の余水口5aとポンプ装
置1の吸込口1aとの間に、前記余水口5aを前
記吸込口1aに連通させるバイパス通路6を設け
て、前記ノズル管4の閉鎖時、送液管3から前記
圧力制御弁5の余水口5a及びバイパス通路6を
経て前記吸込口1aに至る循環路を形成し、前記
ポンプ装置により加圧された高圧液体を前記吸込
口1aに戻し、循環液量が少なくなるようにした
ので、前記ノズル管4の閉鎖後、前記吸込側通路
7内の液体の温度を短時間で設定値に上昇させて
前記ポンプ装置1の駆動を停止することができ、
液体噴射時間に対する前記ポンプ装置1の実働時
間を短かくできるのである。
置1の吸込口1aとの間に、前記余水口5aを前
記吸込口1aに連通させるバイパス通路6を設け
て、前記ノズル管4の閉鎖時、送液管3から前記
圧力制御弁5の余水口5a及びバイパス通路6を
経て前記吸込口1aに至る循環路を形成し、前記
ポンプ装置により加圧された高圧液体を前記吸込
口1aに戻し、循環液量が少なくなるようにした
ので、前記ノズル管4の閉鎖後、前記吸込側通路
7内の液体の温度を短時間で設定値に上昇させて
前記ポンプ装置1の駆動を停止することができ、
液体噴射時間に対する前記ポンプ装置1の実働時
間を短かくできるのである。
更に、給液手段を設けて、前記ノズル管4を再
び開放したとき、前記吸込側通路7内に液体の流
れを生じさせて前記吸込側通路7内の液温を短時
間で下げることができるようにしたので、前記ノ
ズル管4を開放して前記ポンプ装置1を駆動する
までの待ち時間を非常に短かくでき、それだけ液
体噴射作業の再開を早くでき、作業能率を向上で
きるのである。
び開放したとき、前記吸込側通路7内に液体の流
れを生じさせて前記吸込側通路7内の液温を短時
間で下げることができるようにしたので、前記ノ
ズル管4を開放して前記ポンプ装置1を駆動する
までの待ち時間を非常に短かくでき、それだけ液
体噴射作業の再開を早くでき、作業能率を向上で
きるのである。
又、ポンプ装置1の吸込側通路7に温度検出器
8を設けるから、耐圧、耐振動性の低い安価な検
出器を使用することができ、それだけコストを低
減できるのである。
8を設けるから、耐圧、耐振動性の低い安価な検
出器を使用することができ、それだけコストを低
減できるのである。
図面は本考案装置の一実施例を示す概略説明図
である。 1……ポンプ、1a……吸込口、3……送液
管、4……ノズル管、5……圧力制御弁、5a…
…余水口、6……バイパス路、7……吸込側通
路、8……温度検出器、9a……給液管。
である。 1……ポンプ、1a……吸込口、3……送液
管、4……ノズル管、5……圧力制御弁、5a…
…余水口、6……バイパス路、7……吸込側通
路、8……温度検出器、9a……給液管。
Claims (1)
- 開閉手段をもつたノズル管4と、吸込弁及び吐
出弁をもち、送液管3を介してノズル管4に高圧
液体を供給するポンプ装置1と、送液管3と連通
し、高圧液体の圧力を制御する余水口5aをもつ
た圧力制御弁5とを備えた液体噴射装置であつ
て、制御弁5の余水口5aと吸込口1aとの間
に、余水口5aを吸込口1aに連通させるバイパ
ス通路6を設けて、ノズル管4の閉鎖時、送液管
3から圧力制御弁5の余水口5a及びバイパス通
路6を経て吸込口1aに至る循環路を形成し、こ
の循環路における吸込口1aに連通する吸込側通
路7に、該吸込側通路7内の液温を検出し、か
つ、吸込側通路7内の液温が設定値に上昇したと
きポンプ装置1を駆動停止し、吸込側通路7内の
液温が設定値より低くなつたときポンプ装置1を
駆動させる温度検出器8を設ける一方、前記循環
路における温度検出位置に対し循環流れの上流側
位置に、ポンプ装置1の駆動停止時において、ノ
ズル管4を開放したとき、吸込側通路7から吸込
口1aに吸込弁及び吐出弁を開放可能とした加圧
液体を供給する給液管9aをもつ給液手段の給液
管9aを接続したことを特徴とする液体噴射装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13245286U JPH0545404Y2 (ja) | 1986-08-28 | 1986-08-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13245286U JPH0545404Y2 (ja) | 1986-08-28 | 1986-08-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6339452U JPS6339452U (ja) | 1988-03-14 |
JPH0545404Y2 true JPH0545404Y2 (ja) | 1993-11-19 |
Family
ID=31031849
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13245286U Expired - Lifetime JPH0545404Y2 (ja) | 1986-08-28 | 1986-08-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0545404Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-08-28 JP JP13245286U patent/JPH0545404Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6339452U (ja) | 1988-03-14 |
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