JP2537978Y2 - 換気口 - Google Patents

換気口

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JP2537978Y2
JP2537978Y2 JP1993056521U JP5652193U JP2537978Y2 JP 2537978 Y2 JP2537978 Y2 JP 2537978Y2 JP 1993056521 U JP1993056521 U JP 1993056521U JP 5652193 U JP5652193 U JP 5652193U JP 2537978 Y2 JP2537978 Y2 JP 2537978Y2
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利春 高橋
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本案は、住宅などにおける部屋、
台所などに好適な換気口に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の換気口3にあっては、下
記のようなものになっている。図5に基づき説明する
と、2は建物における壁で、2Aは換気口取付口、2B
は室外側、2Cは室内側である。3Aは換気口取付口2
Aに嵌着される短管部分で、換気口取付口内に貫入され
る短管部3A1と、この短管部の室外側端部において外
方に折曲げた縁部3A2とから構成されている。3Bは
短管部分3Aの室外側開口部に張設された羽根である。
3Cは短管部分3Aの前面に支脚3Dを介して張設され
ている防風板で、正面円形板の外周部を少しく内方に湾
曲させて構成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
のにあっては、下記のような問題点を有していた。 1.風が壁を伝わり、下方から上方に吹いた場合、羽根
に接触して異常音が発生する。 2.短管部分に入っている汚れた水が、表面張力により
外方に引出され、壁の外面に伝わる。このため、当該換
気口の取付け箇所の下方部分を汚し美観上の問題を起こ
している。
【0004】本願は、従来の技術の有するこのような問
題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところ
は、上述の問題を解決できるものを提供しようとするも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案のものは下記のようになるものである。すな
わち、本願のものは、建物における壁2に設けられた換
気口取付口2Aに嵌着される短管部分1Aは、換気口取
付口内に貫入される短管部1A1と、この短管部の室外
側端部において外方に折曲げた縁部1A2とから構成さ
れ、短管部分1Aの室外側開口部にはステンレス網ある
いはエキスパンドメタル1Bが張設され、ステンレス網
あるいはエキスパンドメタル1Bの室外側面に取付けら
れた整流突起口1Cは、短管部分の短管部1A1と同一
直径の短管部1C1と、この短管部1C1の室外側端に
外方に向け連設されたラッパ状縁1C4とから構成さ
れ、整流突起口1Cの前面に支脚1Eを介して短管部分
1Aとは直交状態で張設されている防風板1Dは、正面
円形の板1D1と、この板1D1の中央部には断面逆さ
富士状のくぼみ部1D2が形成されている換気口であ
る。この場合、短管部分1Aにおける短管部1A1の内
壁室内側縁の下辺には雨水侵入防止板11Aを張設する
ことができる。また、防風板が正面多角形に構成されて
いる。
【0006】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。1
は本案の換気口である。2は建物における壁で、2Aは
換気口取付口、2Bは室外側、2Cは室内側である。
【0007】1Aは換気口取付口2Aに嵌着される短管
部分で、換気口取付口内に貫入される短管部1A1と、
この短管部の室外側端部において外方に折曲げた縁部1
A2とから構成されている。1A3は抜け止め金具であ
る。1Bは短管部分1Aの室外側開口部に張設されたス
テンレス網あるいはエキスパンドメタルである。
【0008】1Cはステンレス網あるいはエキスパンド
メタル1Bの室外側面に取付けられた整流突起口で、短
管部分の短管部1A1と同一直径の短管部1C1と、こ
の短管部の室内側端に外方に向け折り曲げた縁部1C2
と、この縁部1C2の外方端に室内方向に折り曲げた外
方縁1C3と、短管部1C1の室外側端に外方に向け連
設されたラッパ状縁1C4とから構成されている。この
場合、ステンレス網あるいはエキスパンドメタル1Bの
外周部分1B1は、短管部分1Aの縁部1A2と、整流
突起口1Cの縁部1C2とで挟持された状態に構成され
ている。
【0009】1Dは整流突起口1Cの前面に支脚1Eを
介して短管部分1Aとは直交状態で張設されている防風
板で、正面円形の板1D1と、この板1D1の中央部に
は断面逆さ富士状のくぼみ部1D2が形成されている。
1D3は板1D1の外周部を内方に折曲げた肉厚部であ
る。この場合、支脚1Eと板1D1との連結状態は、当
該支脚1Eの先端端面が当該板1D1の室内側面に当接
した状態で連結されており、この結果、防風板を室外側
から見ても支脚の位置が分からないので、美観上体裁が
よい。
【0010】なお、この防風板については、円盤状のも
ののほか正面正方形、長方形などの方形に構成しても、
また、その他デザイン的に配慮した多角形に構成したも
のでもよい。さらに、図4を参照して、防風板1Dにつ
いては、正面円形の板1D4の裏面に断面逆さ富士状の
突起1D5を添着した構成にすることもできる。
【0011】以上は、いわゆる排気型の換気口である
が、吸気型の換気口11の場合は下記のように構成され
ている。短管部分1A、ステンレス網あるいはエキスパ
ンドメタル1B、整流突起口1C、防風板1Dなどは上
記換気口1と同様であるが、短管部分1Aにおける短管
部1A1の内壁室内側縁の下辺には雨水侵入防止板11
Aが張設されている。
【0012】作用について効果と共に説明する。
【0013】
【考案の効果】本考案は、上述の通り構成されているの
で次に記載する効果を奏する。 1.整流突起口1Cが形成されているから、風の場合、
図3,4における実線矢印のごとく誘導されるので換気
口内への侵入を防止することができる。また、強い風に
よって壁2における室外側2Bに吹付けられる雨滴の場
合、図6における2点鎖線のごとく整流突起口1Cのラ
ッパ状縁1C4の外周面に沿って当該整流突起口の外方
に誘導されるので換気口内への侵入を極力防止すること
ができる。 この場合、強い風によって壁に吹付けられる
雨滴は、換気口を中心として上方から換気口の下方位置
で室外側2Bに吹付けられ、当該室外側2Bに沿って換
気口方向に上昇して換気口内に侵入する方が多いのが現
実である。かかる現象に対しても整流突起口1Cにはラ
ッパ状縁1C4が形成されているから、多方向から侵入
しようとする雨滴が整流突起口の外方に誘導されるので
換気口内への侵入を最小限に防止することができる。
た、それでも換気口内に侵入した汚れた水は、表面張力
により当該換気口から室外方向へ排出されることになる
が、壁2における室外側2Bに伝わって流下し室外側2
Bを汚すことがない。 すなわち、換気口内に侵入した汚
れた水は、図7を参照して、3点鎖線のごとく整流突起
口1Cのラッパ状縁1C4の内周面に沿って当該整流突
起口の外方に誘導されラッパ状縁の外周縁から地上に落
下することになる。 この場合、ラッパ状縁1C4の外周
縁と壁2における室外側2Bとの間に間隔Dが形成され
ているから、汚れた水は直接室外側2Bに流出すること
はない。
【0014】2.断面逆さ富士状のくぼみ部1D2を有
する防風板1Dが設けられているから、風をスムーズに
誘導することができる。この場合、従来の平板状の防風
板では、中央部分で渦巻きを起こし気流が乱れてしま
う。 3.短管部分1Aの室外側開口部にステンレス網あるい
はエキスパンドメタル1Bが張設されているから、風が
下から上に吹くことがあっても、従来の羽根のように異
常音が発生しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】背面方向からの斜視図である。
【図2】他の実施例の背面方向からの斜視図である。
【図3】A−A線拡大断面図である。
【図4】他の実施例の断面図である。
【図5】従来のものの縦断面図である。
【図6】本考案のものでの作用を説明する縦断面図であ
る。
【図7】本考案のものでの作用を説明する縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 換気口 2 壁 2A 換気口取付口 1A 短管部分 1B ステンレス網あるいはエキスパンドメタル 1C 整流突起口 1D 防風板 11 換気口 11A 雨水侵入防止板

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物における壁(2)に設けられた換気
    口取付口(2A)に嵌着される短管部分(1A)は、換
    気口取付口内に貫入される短管部(1A1)と、この短
    管部の室外側端部において外方に折曲げた縁部(1A
    2)とから構成され、短管部分(1A)の室外側開口部
    にはステンレス網あるいはエキスパンドメタル(1B)
    が張設され、ステンレス網あるいはエキスパンドメタル
    (1B)の室外側面に取付けられた整流突起口(1C)
    は、短管部分の短管部(1A1)と同一直径の短管部
    (1C1)と、この短管部(1C1)の室外側端に外方
    に向け連設されたラッパ状縁(1C4)とから構成さ
    れ、整流突起口(1C)の前面に支脚(1E)を介して
    短管部分(1A)とは直交状態で張設されている防風板
    (1D)は、正面円形の板(1D1)と、この板(1D
    1)の中央部には断面逆さ富士状のくぼみ部(1D2)
    が形成されていることを特徴とする換気口。
  2. 【請求項2】 短管部分(1A)における短管部(1A
    1)の内壁室内側縁の下辺には雨水侵入防止板(11
    A)が張設されている請求項1記載の換気口。
  3. 【請求項3】 防風板が正面多角形に構成されている請
    求項1記載の換気口。
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