JP2537094Y2 - フレーム状ワークの搬送装置 - Google Patents

フレーム状ワークの搬送装置

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JP2537094Y2
JP2537094Y2 JP1993038690U JP3869093U JP2537094Y2 JP 2537094 Y2 JP2537094 Y2 JP 2537094Y2 JP 1993038690 U JP1993038690 U JP 1993038690U JP 3869093 U JP3869093 U JP 3869093U JP 2537094 Y2 JP2537094 Y2 JP 2537094Y2
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JP
Japan
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work
frame
transfer
positioning bar
shaped
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JP1993038690U
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JPH073986U (ja
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俊二 稲見
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Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、テレビフレーム等の複
雑な形状のフレーム状ワークを搬送しつつ加工するよう
な連続自動加工ラインにおいて、複数個のワークを適切
な姿勢で、且つ位置精度よく搬送し得るようにしたワー
クの搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば図4に示すような形状
が複雑でバランスが悪いテレビフレーム等のフレーム状
ワークの自動加工ラインにおいてはワークの工程間の搬
送は、搬送ロボットを使用して1個宛を搬送することに
よって行われている。即ち、前工程から複数個が積重ね
られた状態でローラーコンベアー上を移送されたワーク
は、回転搬送ロボットによって1個宛が吊り上げられ、
次工程の作業台上に回転移送され、該作業台上に設置さ
れる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たような1個宛の搬送方法を採るときは、搬送し得るワ
ークの数は60〜70個程度に過ぎず生産効率上問題が
あった。
【0004】本考案は、テレビフレーム等のフレーム状
ワークの工程間の搬送における上記の問題点を解決し、
より効率的な搬送を行い得るようなワーク搬送用装置を
提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本考案は、搬送ロボットの伸縮自在な操作アームに一
端を連結した搬送板を複数個宛懸吊整列されたフレーム
状ワークに挿入して前記搬送板により該フレーム状ワー
クを支持しつつ搬送する装置であって、前記搬送板の上
面に所定の間隔で等間隔に、幅手方向において一対のワ
ーク前部位置決めバー、幅手方向の中央部のワーク後部
位置決めバーおよび該ワーク前部位置決めバーより水平
方向に延びるワーク受けバーを配設するとともに、該搬
送板の下部にシリンダー装置により作動して前記フレー
ム状ワークを左右から押圧保持するワーク左右位置決め
バーを設けてなるフレーム状ワークの搬送装置を特徴と
するものである。
【0006】
【作用】本考案の装置は、テレビフレーム等の異形ワー
クの自動加工ラインにおいて工程間のワークの搬送を一
挙に十数個乃至数十個のワークをほぼ同時に短時間で搬
送することができるので搬送効率を著しく向上させるこ
とができ、且つ、搬送装置自体の機構も簡単で、繰り返
し操作精度も向上させることができる。
【0007】
【実施例】次に本考案の一実施態様を図面に基づいて具
体的に説明する。
【0008】図1は本考案の搬送用装置の平面図、図2
および図3はそれぞれ図1に示した搬送用装置の正面図
および側面図である。図4は、本考案の装置で取り扱う
特殊ワークの一例を示すテレビフレームの斜視図であ
る。以下の説明においてはフレーム状ワーク1は、全て
図4に示すようなテレビフレームを指す。
【0009】図において1はフレーム状ワーク、2は搬
送板、3および4はそれぞれ搬送板上に所定の間隔で等
間隔に設置された、幅手方向において一対のワーク前部
位置決めバーおよび幅手方向の中央部のワーク後部位置
決めバー、5は前記ワーク前部位置決めバーより水平方
向に延びるワーク受けバーであり、搬送板2の下側に
は、シリンダー装置6によって作動するワーク左右位置
決めバー7a、7bが設置されており、搬送板2、ワー
ク前部位置決めバー3、ワーク後部位置決めバー4、ワ
ーク左右位置決めバー7a、7bにより本考案の搬送装
置が構成されている。また搬送板2は、その後部に搬送
ロボット8の伸縮自在なロボットアーム9の先端に取り
付けるための取付部10を有する。
【0010】次に、本考案の搬送装置を使用してワーク
整列架台11上に前工程から順次移送された複数列(こ
こでは3列)のワークハンガー12に、複数個宛(ここ
では6個)懸吊整列されたワーク1を次工程の待機架台
13上に搬送移載する場合におけるワーク1の搬送手順
について図5および図6に基づいて説明する。
【0011】前工程での加工を終了したワーク1を収納
したワークハンガー12がワーク整列架台11に到着す
ると、搬送ロボット8を操作して搬送装置を所定の搬送
位置、即ちワークハンガー12内に整列している各ワー
ク1の上部が搬送板2上の前部位置決めバー3と後部位
置決めバー4の間になるような位置になるように該ワー
クハンガー12に矢印イ方向より挿入する。
【0012】挿入された搬送装置はワーク整列架台11
において、シリンダー装置6を作動させてワーク左右位
置決めバー7a、7bを操作して、該左右位置決めバー
7a、7bによりワークハンガー12内の各ワーク1を
左右から押圧保持してその左右位置を揃える。この状態
で搬送ロボット8のアーム9で取付部10を保持し搬送
装置を上昇させることにより、ワークハンガー12に収
納されているワーク1を搬送装置のワーク受けバー5に
よって支持させることができる。
【0013】次いで、搬送ロボット8を操作して搬送装
置をワークハンガー12より抜き取り、ワーク1を次工
程の待機架台13に回転移動し、シリンダー装置6によ
るワーク左右位置決めバーによるワーク1の保持状態を
開放してワーク1を次工程の待機テーブル13上に降ろ
す。
【0014】上記の搬送操作を図6に示すように、矢印
イの列のワーク1に対して行った後、同様の搬送操作を
矢印ロの列および矢印ハの列におけるワーク1に対して
も繰り返し行うことにより、3回の搬送操作で各ワーク
ハンガー11にそれぞれ6個宛懸吊されている合計18
のワーク1を短時間で次工程へと搬送することができる
ことになる。
【0015】
【考案の効果】以上説明したように、本考案の装置によ
るときは、テレビフレーム等の形状が複雑でバランスが
悪い異形のフレーム状ワークの自動加工ラインにおいて
工程間のワークの搬送を従来1個宛行っていたために、
搬送効率が悪かったものを、一挙に十数個乃至数十個の
フレーム状ワークを適切な姿勢で、且つ位置精度よく、
またほぼ同時に短時間で搬送することができるので、搬
送効率を著しく向上させることができるとともに、搬送
装置自体の機構も簡単で、繰り返し操作精度も高いなど
その実用上の効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のワーク搬送装置の一実施態様を示すも
のの要部を示す平面図である。
【図2】図1の装置の要部正面図である。
【図3】図1の装置の要部側面図である。
【図4】本考案の実施態様においてワークとして用いら
れたテレビフレームである。
【図5】本考案の装置によるワーク搬送動作説明図であ
る。
【図6】同上における搬送装置挿入説明図で、(A) は平
面図、(B) は正面図である。
【符号の説明】
1 ワーク 2 搬送板 3 ワーク前部位置決めバー 4 ワーク後部位置決めバー 5 ワーク受けバー 6 シリンダー装置 7a、7b ワーク左右位置決めバー 8 搬送ロボット 9 ロボットアーム 10 取付部 11 ワーク整列架台 12 ワークハンガー 13 ワーク待機架台

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送ロボットの伸縮自在な操作アームに
    一端を連結した搬送板を複数個宛懸吊整列されたフレー
    ム状ワークに挿入して前記搬送板により該フレーム状ワ
    ークを支持しつつ搬送する装置であって、前記搬送板の
    上面に所定の間隔で等間隔に、幅手方向において一対の
    ワーク前部位置決めバー、幅手方向の中央部のワーク後
    部位置決めバーおよび該ワーク前部位置決めバーより水
    平方向に延びるワーク受けバーを配設するとともに、該
    搬送板の下部にシリンダー装置により作動して前記フレ
    ーム状ワークを左右から押圧保持するワーク左右位置決
    めバーを設けてなるフレーム状ワークの搬送装置。
JP1993038690U 1993-06-22 1993-06-22 フレーム状ワークの搬送装置 Expired - Lifetime JP2537094Y2 (ja)

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JPH073986U JPH073986U (ja) 1995-01-20
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3831797A (en) * 1972-10-02 1974-08-27 P Stevens Child resistant safety closure
JPS5224254U (ja) * 1975-08-12 1977-02-21
JPS52140092U (ja) * 1976-04-16 1977-10-24
ZA848246B (en) * 1983-10-31 1985-09-25 Reynolds Metals Co Resealable container closure

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH02130791U (ja) * 1989-03-30 1990-10-29

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