JPH073986U - ワークの搬送装置 - Google Patents

ワークの搬送装置

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JPH073986U
JPH073986U JP3869093U JP3869093U JPH073986U JP H073986 U JPH073986 U JP H073986U JP 3869093 U JP3869093 U JP 3869093U JP 3869093 U JP3869093 U JP 3869093U JP H073986 U JPH073986 U JP H073986U
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bar
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俊二 稲見
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Sumitomo Metal Mining Co Ltd
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Sumitomo Metal Mining Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テレビフレーム等のフレーム状ワーク等の自
動製造ラインにおける該ワークの搬送を、迅速且つ効率
的に行い得るようなワーク搬送用装置を提供することを
目的とする。 【構成】 搬送ロボットの操作アームに一端を連結した
搬送板上面に所定の間隔で等間隔にワーク前部位置決め
バー、ワーク後部位置決めバーおよびワーク受けバーを
配設するとともに、該搬送板の下部にシリンダー装置に
より作動するワーク左右位置決めバーを設けてなるワー
ク搬送装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、テレビフレーム等の複雑な形状のフレーム状ワークを搬送しつつ加 工するような連続自動加工ラインにおいて、複数個のワークを適切な姿勢で、且 つ位置精度よく搬送し得るようにしたワークの搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、例えばテレビフレーム等のフレーム状ワークの自動加工ラインにお いてはワークの工程間の搬送は、搬送ロボットを使用して1個宛を搬送すること によって行われている。即ち、前工程から複数個が積重ねられた状態でローラー コンベヤー上を移送されたワークは、回転搬送ロボットによって1個宛が吊り上 げられ、次工程の作業台上に回転移送され、該作業台上に設置される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記したような1個宛の搬送方法を採るときは、搬送し得るワ ークの数は60〜70個程度に過ぎず生産効率上問題があった。
【0004】 本考案は、テレビフレーム等のフレーム状ワークの工程間の搬送における上記 の問題点を解決し、より効率的な搬送を行い得るようなワーク搬送用装置を提供 することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための本考案のワーク搬送装置は、搬送ロボットの操作 アームに一端を連結した搬送板上面に所定の間隔で等間隔にワーク前部位置決め バー、ワーク後部位置決めバーおよびワーク受けバーを配設するとともに、該搬 送板の下部にシリンダー装置により作動するワーク左右位置決めバーを設けてな るものである。
【0006】
【作用】
本考案の装置は、テレビフレーム等の異形ワークの自動加工ラインにおいて工 程間のワークの搬送を一挙に十数個乃至数十個のワークをほぼ同時に短時間で搬 送することができるので搬送効率を著しく向上させることができ、且つ、搬送装 置自体の機構も簡単で、繰り返し操作精度も向上させることができる。
【0007】
【実施例】
次に本考案の一実施態様を図面に基づいて具体的に説明する。
【0008】 図1は、本考案の搬送用装置の平面図、図2および図3は、それぞれ図1に示 した搬送用装置の正面図および側面図である。図4は、本考案の装置で取り扱う 特殊ワークの一例を示すテレビフレームの斜視図である。以下の説明においては ワーク1は、全て図4に示すようなテレビフレームを指す。
【0009】 図において1はワーク、2は搬送板、3および4はそれぞれ搬送板上に所定の 間隔で等間隔に設置されたワーク前部位置決めバーおよびワーク後部位置決めバ ー、5はワーク受けバーであり、搬送板2の下側には、シリンダー装置6によっ て作動するワーク左右位置決めバー7a、7bが設置されており、搬送板2、ワ ーク前部位置決めバー3、ワーク後部位置決めバー4、ワーク左右位置決めバー 7a、7bにより本考案の搬送装置が構成されている。また搬送板2は、その後 部に搬送ロボット8の伸縮自在なロボットアーム9の先端に取り付けるための取 付部10を有する。
【0010】 次に、本考案の搬送装置を使用してワーク整列架台11上に前工程から順次移 送された複数列(ここでは3列)のワークハンガー12に、複数個宛(ここでは 6個)懸吊整列されたワーク1を次工程の待機架台13上に搬送移載する場合に おけるワーク1の搬送手順について図5および図6に基づいて説明する。
【0011】 前工程での加工を終了したワーク1を収納したワークハンガー11がワーク整 列架台10に到着すると、搬送ロボット8を操作して搬送装置を所定の搬送位置 、即ちワークハンガー11内に整列している各ワーク1の上部が搬送板2上の前 部位置決めバー3と後部位置決めバー4の間になるような位置になるように該ワ ークハンガー11に矢印イ方向より挿入する。
【0012】 挿入された搬送装置はワーク整列架台10において、シリンダー装置6を作動 させてワーク左右位置決めバー7a、7bを操作して、該左右位置決めバー7a 、7bによりワークハンガー11内の各ワーク1を左右から押圧保持してその左 右位置を揃える。この状態で搬送ロボット8のアーム9で取付部10を保持し搬 送装置を上昇させることにより、ワークハンガー11に収納されているワーク1 を搬送装置のワーク受けバー5によって支持させることができる。
【0013】 次いで、搬送ロボット8を操作して搬送装置をワークハンガー11より抜き取 り、ワーク1を次工程の待機架台13に回転移動し、シリンダー装置6によるワ ーク左右位置決めバーによるワーク1の保持状態を開放してワーク1を次工程の 待機テーブル13上に降ろす。
【0014】 上記の搬送操作を図6に示すように、矢印イの列のワーク1に対して行った後 、同様の搬送操作を矢印ロの列および矢印ハの列におけるワーク1に対しても繰 り返し行うことにより、3回の搬送操作で各ワークハンガー11にそれぞれ6個 宛懸吊されている合計18のワーク1を短時間で次工程へと搬送することができ ることになる。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の装置によるときは、テレビフレーム等の異形ワ ークの自動加工ラインにおいて工程間のワークの搬送を従来1個宛行っていたた めに、搬送効率が悪かったものを、一挙に十数個乃至数十個のワークをほぼ同時 に短時間で搬送することができるので搬送効率を著しく向上させることができる とともに、搬送装置自体の機構も簡単で、繰り返し操作精度も高いなどその実用 上の効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のワーク搬送装置の一実施態様を示すも
のの要部を示す平面図である。
【図2】図1の装置の要部正面図である。
【図3】図1の装置の要部側面図である。
【図4】本考案の実施態様においてワークとして用いら
れたテレビフレームである。
【図5】本考案の装置によるワーク搬送動作説明図であ
る。
【図6】同上における搬送装置挿入説明図で、(A) は平
面図、(B) は正面図である。
【符号の説明】
1 ワーク 2 搬送板 3 ワーク前部位置決めバー 4 ワーク後部位置決めバー 5 ワーク受けバー 6 シリンダー装置 7a、7b ワーク左右位置決めバー 8 搬送ロボット 9 ロボットアーム 10 取付部 11 ワーク整列架台 12 ワークハンガー 13 ワーク待機架台

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送ロボットの操作アームに一端を連結
    した搬送板上面に所定の間隔で等間隔にワーク前部位置
    決めバー、ワーク後部位置決めバーおよびワーク受けバ
    ーを配設するとともに、該搬送板の下部にシリンダー装
    置により作動するワーク左右位置決めバーを設けてなる
    ワークの搬送装置。
JP1993038690U 1993-06-22 1993-06-22 フレーム状ワークの搬送装置 Expired - Lifetime JP2537094Y2 (ja)

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JPH073986U true JPH073986U (ja) 1995-01-20
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Cited By (4)

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JPH02130791U (ja) * 1989-03-30 1990-10-29

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Also Published As

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JP2537094Y2 (ja) 1997-05-28

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