JP2536753Y2 - 刈払機 - Google Patents

刈払機

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JP2536753Y2
JP2536753Y2 JP1992064472U JP6447292U JP2536753Y2 JP 2536753 Y2 JP2536753 Y2 JP 2536753Y2 JP 1992064472 U JP1992064472 U JP 1992064472U JP 6447292 U JP6447292 U JP 6447292U JP 2536753 Y2 JP2536753 Y2 JP 2536753Y2
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cutting blade
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伸征 高橋
茂生 山本
敏成 山岡
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Ryobi Ltd
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Ryobi Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は刈払機に係り、特に刈刃
の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、刈刃を回転させて雑草等の刈払
いを行なう刈払機が広く知られている。
【0003】このような刈払機の刈刃の取付構造として
は、図6に示すようにギヤケース101に取付けられた
出力軸102に刈刃103を入れ、ブレードホルダ10
4で刈刃103を保持する。また、ブレードホルダ10
4を覆うようにボルトカバー105を挿入し、座金10
6を介してボルト107を出力軸102に螺合せしめる
ことにより、刈刃103が保持される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
な刈刃の取付構造では、ボルトを外すと、刈刃、ブレー
ドホルダ、ボルトカバー、座金がばらばらになってしま
うため、部品を紛失する恐れがあり、また組立作業が煩
雑になるといった問題点がある。
【0005】本考案は上述のような問題点に鑑みてさな
れたものであり、ブレードホルダ、ボルトガハー等がば
らばらになるのを防止することができる刈払機を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、先端に刈刃を
有するハンドルシャフトと、操作ハンドルと、上記刈刃
を駆動する駆動装置とを備えた刈払機において、上記駆
動装置からの回転力が出力される出力軸に固定されると
ともに、刈刃を保持する第一ホルダと、この第一ホルダ
とは上記刈刃を挟んで反対側に配設される第二ホルダ
と、この第二ホルダを上記刈刃に押圧させる締付ボルト
と、上記刈刃の上記第一ホルダと上記第二ホルダとの保
持部を覆うカバー部材と、上記締付ボルトの緩み止めの
ための座金と、上記締付ボルトに固定された抜け落ち防
止具と、この抜け落ち防止具と上記締付ボルト頭との間
に上記座金と上記第二ホルダと上記カバー部材とが挟持
されている。
【0007】また、先端に刈刃を有するハンドルシャフ
トと、操作ハンドルと、上記刈刃を駆動する駆動装置と
を備えた刈払機において、上記駆動装置からの回転力が
出力される出力軸と、この出力軸に固定されるととも
に、刈刃を保持するホルダと、このホルダとは上記刈刃
を挟んで反対側に配設されるとともに、刈刃を保持する
ホルダ部と、上記刈刃の保持部を覆うカバー部と、この
カバー部と上記ホルダ部との間に介在されたリブ部と
一体的に形成され、外形は略逆円錐台形状を呈するカバ
ー部材と、このカバー部材を上記刈刃に押圧させる締付
ボルトとを備え、上記カバー部材の地面と接触側の径
は、上記カバー部材の外径の1/2以上に設定されてい
ことを特徴とする。
【0008】
【作用】請求項1記載の刈払機にあって、刈刃の交換等
を行なう際には、締付ボルトを緩めて出力軸から外す。
すると、この締付ボルトに第二ホルダと、カバー部材
と、座金とが抜け落ち防止具によって一体に構成されて
いることから、これら部品がばらばらになることがな
い。そして、刈刃を交換後再び締付ボルトを駆動装置の
出力軸に締結することにより、刈刃の取付けがなされ
る。このとき、第二ホルダ等は締付ボルトに一体的に設
けられているので、締付ボルトを締結するだけで良く、
容易に締結作業を行なうことができる。
【0009】また、請求項2記載の刈払機にあって、刈
刃の交換等を行なう際には、締付ボルトを緩めて出力軸
から外す。また、この締付ボルトを外したことにより、
カバー部材をも出力軸から外す。この状態で、刈刃の交
換を行ない、再びカバー部材を出力軸に挿入させた状態
で締付ボルトを出力軸に締結する。
【0010】
【実施例】以下、添付図面を参照して本考案の一実施例
について説明する。図1は本考案における刈払機の正面
図である。図中符号1はハンドルシャフトであり、この
ハンドルシャフト1の図中上端部にはハンドル2が取付
けてある。また、ハンドルシャフト1の図中下端部には
作業部であるハウジング3が取付けられている。
【0011】図2は作業部の拡大図である。ハウジング
3の内部には駆動装置であるモータ(図示せず)が収納
されており、この駆動モータ(図示せず)の出力軸4が
ハウジング3内に固定された軸受5に軸支されている。
また、この出力軸4には上側ホルダ6が圧入されてお
り、刈草等の巻付を防止する巻付防止具7がこの上側ホ
ルダ6に取り付けられている。この上側ホルダ6に刈刃
8が嵌合され、そこへ締付ボルト9を出力軸に螺着せし
めることにより、締付ボルト9に一体的に取付けられた
下側ホルダ10が刈刃8に当接され、刈刃8が保持固定
される。ここで、この締付ボルト9には緩み止め用座金
11、ボルトカバー12、下側ホルダ10とが順次挿入
され、固定具13によって抜け落ち防止され、一体的に
構成されている。この固定具13は例えば向心方向に作
用力を備えた弾性リングで、締付ボルト9に弾性力によ
り保持されるように構成されている。
【0012】このように構成された刈払機の刈刃の交換
等を行なう際には、締付ボルト9を緩め、出力軸4から
外す。すると、このとき締付ボルト9には座金11と、
ボルトカバー12と、下側ホルダ10とが固定具13に
よって一体的に構成されているため、これらの部品がば
らばらになってしまうことがない。そして、刈刃8の交
換を行ない、再び締付ボルト9を出力軸4に螺着させる
ことにより、刈刃8を上側ホルダ6と下側ホルダ10と
の間に保持固定させる。このとき、下側ホルダ10、ボ
ルトカバー12、座金11は締付ボルト9に一体的に設
けられているので、締付ボルト9を出力軸4に螺着させ
る作業だけで良く、容易に取付け作業を行なうことがで
きる。
【0013】図3は本考案における他の刈払機の斜視図
である。図中符号21はハンドルシャフトであり、この
ハンドルシャフトの一端部には作業手段である刈刃22
回転可能に設けられている。また、この刈刃22の近
傍には安全カバー23が設けられている。さらに、ハン
ドルシャフト21の他端部にはエンジン24が設けられ
ており、刈刃22を回転駆動させる。この他端部側には
ハンドルホルダ25を介して操作ハンドル26が取付け
られている。
【0014】図4は本考案の刈払機の刈刃22の取付構
造の斜視図である。すなわち、ギヤケース27の出力軸
28に刈刃22が挿入され、その下からさらにカバー部
材30が挿入される。そして、座金31を介して締付ボ
ルト32を出力軸28に螺着させることにより、刈刃2
2の固定がなされる。ここで、カバー部材30は、図5
に示されるような構造を呈しており、刈刃22を保持す
るためのホルダ部30aと、刈刃22の保持部を覆うカ
バー部30bと、このカバー部30bとホルダ部30a
との間に形成されたリブ30cとが一体に形成されてい
る。また、このカバー部材30はその外形が略逆円錐台
形状を呈しており、地面と接触する側の径d1 は、カバ
ー部材30の径(カバー部30bの外径)d2 の少なく
とも1/2以上の大きさに設定され、地面と接触する側
の面積をある程度大きく取ることにより、回転時の刈刃
22の平行安定性の向上を図り、ひいては作業性の向上
を図るものである。また、カバー部材30の外形が略逆
円錐台形状を呈しているため、地面または刈り取った後
の草との回転抵抗、および刈刃22をスイングさせる際
の抵抗を小さくすることができ、かかる点からも作業性
の向上を図ることができる。さらに、地面と直接接触す
るカバー部材30の下面部が摩耗してもリブ30cが形
成されているため、カバー部30bがホルダ部30aか
ら離れ、飛んでしまうのを防止することができ、安全で
ある。
【0015】このように構成された刈払機の刈刃の交換
等を行なう際には、締付ボルト32を緩め、出力軸28
から外す。そして、座金31と、カバー部材30と、刈
刃22とを出力軸28から外し、刈刃22の交換を行な
う。さらに、出力軸28にカバー部材30と、座金31
とを挿入し、締付ボルト32を螺着させることにより、
刈刃29の保持固定がなされる。このとき、カバー部材
30にカバーとしての機能と、ホルダとしての機能とを
持たせたことにより、別途ボルトカバーを設ける必要が
なく、部品点数の低減を図ることができ、作業効率の向
上を図ることができる。
【0016】なお、カバー部材30をアルミ・鉄等より
も比重の比較的軽い材料を使用することにより、刈払機
全体の軽量化を図ることができる。
【0017】
【考案の効果】請求項1記載の刈払機にあっては、部品
がばらばらになってしまうのを防止し、ひいては部品の
紛失を防止することができる。また、刈刃の交換作業等
を容易に行なうことができる。また、請求項2記載の刈
払機にあっては、ブレードホルダにボルトカバーとして
の機能を持たせたことこにより、部品点数の低減を図る
ことができ、刈刃の交換作業等の効率化、コストの低減
等を図ることかでき。さらに、従来同心のとれていなか
ったボルトカバーを使用しなくなったため、確実に同心
をとることができ、刈刃回転時の振動が低減する。ま
た、カバー部材はその外形が略逆円錐台形状を呈し、地
面と接触する側の径がカバー部材の径の1/2以上の大
きさに設定されでいるので、地面と接触する側の面積を
ある程度大きく取ることができ、回転時の刈刃の平行安
定性の向上を図り、ひいては作業性の向上を図ることが
できる。さらに、カバー部材の外形が略逆円錐台形状を
呈しているため、地面または刈り取った後の草との回転
抵抗、および刈刃をスイングさせる際の抵抗を小さくす
ることができ、かかる点からも作業性の向上を図ること
ができる。さらに、地面と直接接触するカバー部材の下
面部が摩耗してもリブが形成されているため、カバー部
がホルダ部から離れ、飛んでしまうのを防止することが
でき、安全性の向上を図ることができる等の効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案における刈払機の正面図である。
【図2】本考案における刈払機の作業部の拡大断面図で
ある。
【図3】本考案における他の刈払機の斜視図である。
【図4】本考案における他の刈払機の刈刃の取付部の拡
大斜視図である。
【図5】本考案における他の刈払機に使用されるブレー
ドホルダを示す図である。
【図6】従来の刈刃の取付構造を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…ハンドルシャフト 2…ハンドル(操作ハンドル) 3…ハウジング 4…出力軸 6…上側ホルダ(第一ホルダ) 8…刈刃 9…締付ボルト 10…下側ホルダ(第二ホルダ) 11…座金 12…ボルトカバー 13…固定具(抜け落ち防止具) 21…ハンドルシャフト 22…刈刃 24…エンジン(駆動装置) 27…ギヤケース 28…出力軸 30…カバー部材 30b…ボルト頭収納凹部 32…締付ボルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−95736(JP,A) 実開 昭62−45919(JP,U) 実開 平2−44930(JP,U) 実開 平3−5333(JP,U)

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端に刈刃を有するハンドルシャフト
    と、操作ハンドルと、上記刈刃を駆動する駆動装置とを
    備えた刈払機において、上記駆動装置からの回転力が出
    力される出力軸に固定されるとともに、刈刃を保持する
    第一ホルダと、この第一ホルダとは上記刈刃を挟んで反
    対側に配設される第二ホルダと、この第二ホルダを上記
    刈刃に押圧させる締付ボルトと、上記刈刃の上記第一ホ
    ルダと上記第二ホルダとの保持部を覆うカバー部材と、
    上記締付ボルトの緩み止めのための座金と、上記締付ボ
    ルトに固定された抜け落ち防止具と、この抜け落ち防止
    具と上記締付ボルト頭との間に上記座金と上記第二ホル
    ダと上記カバー部材とが挟持されていることを特徴とす
    る刈払機。
  2. 【請求項2】 先端に刈刃を有するハンドルシャフト
    と、操作ハンドルと、上記刈刃を駆動する駆動装置とを
    備えた刈払機において、 上記駆動装置からの回転力が出力される出力軸と、 この出力軸に固定されるとともに、刈刃を保持するホル
    ダと、 このホルダとは上記刈刃を挟んで反対側に配設されると
    ともに、刈刃を保持するホルダ部と、上記刈刃の保持部
    を覆うカバー部と、このカバー部と上記ホルダ部との間
    に介在されたリブ部とが一体的に形成され、外形は略逆
    円錐台形状を呈するカバー部材と、 このカバー部材を上記刈刃に押圧させる締付ボルトとを
    備え、上記カバー部材の地面と接触側の径は、上記カバー部材
    の外径の1/2以上に設定されている ことを特徴とする
    刈払機。
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JPH0626420U JPH0626420U (ja) 1994-04-12
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE29916643U1 (de) * 1999-09-22 2001-02-08 Stihl Maschf Andreas Werkzeugkopf

Family Cites Families (5)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4290200A (en) * 1979-06-29 1981-09-22 Emerson Electric Co. Apparatus for cutting vegetation
JPS6245919U (ja) * 1985-09-06 1987-03-20
JPH0518900Y2 (ja) * 1988-09-19 1993-05-19
JP3005333U (ja) * 1994-06-17 1994-12-20 柴田屋加工紙株式会社 キノコ栽培用巻紙
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JPH0626420U (ja) 1994-04-12

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