JPH08130959A - 刈払機 - Google Patents

刈払機

Info

Publication number
JPH08130959A
JPH08130959A JP6229992A JP22999294A JPH08130959A JP H08130959 A JPH08130959 A JP H08130959A JP 6229992 A JP6229992 A JP 6229992A JP 22999294 A JP22999294 A JP 22999294A JP H08130959 A JPH08130959 A JP H08130959A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting blade
holder
output shaft
brush cutter
upper holder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6229992A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2726625B2 (ja
Inventor
Nobumasa Takahashi
伸征 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ryobi Ltd
Original Assignee
Ryobi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ryobi Ltd filed Critical Ryobi Ltd
Priority to JP6229992A priority Critical patent/JP2726625B2/ja
Publication of JPH08130959A publication Critical patent/JPH08130959A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2726625B2 publication Critical patent/JP2726625B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Harvester Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 刈刃を確実に所定位置に取り付け、故障ある
いは刈刃が出力軸から外れるといったことを防止する。 【構成】 出力軸4には上側ホルダ6が挿入されてお
り、刈草等の巻付を防止する巻付防止具7によって固定
されている。上側ホルダ6には刈刃8が嵌合可能な係合
部6aが形成されており、この係合部6aに連続するよ
うに、曲面形状のガイド部6bが形成されている。係合
部6aには刈刃8を嵌合し、下側ホルダ10を一体的に
取付けた締付ボルト9を出力軸4に螺着し、上側ホルダ
6と下側ホルダ10とで刈刃8を挟持固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は刈払機に係り、特に刈刃
の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、刈刃を回転させて雑草等の刈払
いを行なう刈払機が広く知られている。
【0003】図8は従来の刈払機の刈刃の取付構造を示
す図である。図中符号101はハウジングであり、この
ハウジング101の内部には駆動装置であるモータ(図
示せず)が収納されており、この駆動モータ(図示せ
ず)の出力軸102がハウジング101内に固定された
軸受103に軸支されている。また、この出力軸102
には上側ホルダ104が圧入されており、刈草等の巻付
を防止する巻付防止具105がこの上側ホルダ104に
取付けられている。この上側ホルダ104に刈刃106
が嵌合され、そこへ締付ボルト107を出力軸に螺着せ
しめることにより、締付ボルト107に一体的に取付け
られた下側ホルダ108が刈刃106に当接され、刈刃
106が保持固定される。ここで、この締付ボルト10
7には緩み止め用座金109、ボルトカバー110、下
側ホルダ108とが順次挿入され、固定具111によっ
て抜け落ち防止され、一体的に構成されている。この固
定具111は例えば向心方向に作用力を備えた弾性リン
グで、締付ボルト107に弾性力により保持されるよう
に構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
な構造では、上側ホルダに形成された係合部の高さが低
いために、刈刃を正常位置に取付けることが困難であ
り、刈刃が上側ホルダの係合部に係合していない状態で
締付ボルトを締付け、作業者が刈刃が所定位置にないこ
とに気付かずに刈払作業を行なうと、刈刃が出力軸に対
して偏心回転し、使用者の健康を害し、本機の故障等の
原因となる。また、使用中に刈刃に何らかのショックが
加わり、刈刃の嵌合状態が正常状態となった際には、締
付ボルトの軸力が低下し、緩んで刈刃が出力軸から外れ
てしまい危険であるといった問題点がある。さらに、刈
刃が偏心状態のまま回転するとアンバランス量により、
モータの負荷が増大し、モータ焼け等の不具合を生じ
る。特に、エンジン式の場合は負荷の増大により、エン
ジンの焼き付き等の不具合が生じる。
【0005】本発明は上述のような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、刈刃を取付ける際に確実に所定位置に
取付けることができる刈払機を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、先端に刈刃を
有するハンドルシャフトと、操作ハンドルと、上記刈刃
を駆動する駆動装置とを備えた刈払機において、上記駆
動装置からの回転力が出力される出力軸に固定されると
ともに、刈刃を保持する第一ホルダと、この第一ホルダ
とは上記刈刃を挟んで反対側に配設された第二ホルダ
と、この第二ホルダを上記刈刃に押圧させる押圧部材と
を備え、上記第一ホルダ又は上記第二ホルダには上記刈
刃を取付け時に所定位置にガイドするガイド部が形成さ
れていること;ガイド部は曲面形状を呈していること;
先端に刈刃を有するハンドルシャフトと、操作ハンドル
と、上記刈刃を駆動する駆動装置とを備えた刈払機にお
いて、上記刈刃の表面又は裏面には上記駆動装置からの
回転力が出力される出力軸と同心状の円が描かれている
ことを特徴とする。
【0007】
【作用】刈刃を取付ける際には、刈刃を出力軸に挿入
し、さらに出力軸に第二ホルダを挿入する。そして、押
圧部材を締め付けることによって第二ホルダを刈刃に押
圧させる。すると、刈刃は第一ホルダのガイド部によっ
て取付け時の所定位置に位置決めされるようにガイドさ
れながら、第一ホルダと第二ホルダとによって挟持せし
められる。このため、刈刃は確実に所定位置にガイドさ
れて挟持され、出力軸に対して偏心回転し、故障の原因
となったり、刈刃が出力軸から外れてしまうといったこ
とを防止できる。
【0008】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の一実施例
について説明する。図1は本発明における刈払機の正面
図である。図中符号1はハンドルシャフトであり、この
ハンドルシャフト1の図中上端部にはハンドル2が取付
けてある。また、ハンドルシャフト1の図中下端部には
作業部であるハウジング3が取付けられている。
【0009】図2は作業部の拡大図である。ハウジング
3の内部には駆動装置であるモータ(図示せず)が収納
されており、この駆動モータ(図示せず)の出力軸4が
ハウジング3内に固定された軸受5に軸支されている。
また、この出力軸4には上側ホルダ6が挿入されてお
り、刈草等の巻付を防止する巻付防止具7によって固定
されている。この上側ホルダ6には刈刃8が嵌合可能な
係合部6aが形成されており、この係合部6aに刈刃8
を嵌合し、そこへ締付ボルト9を出力軸4に螺着せしめ
ることにより、締付ボルト9に一体的に取付けられた下
側ホルダ10が刈刃8に当接され、刈刃8が保持固定さ
れる。ここで、この締付ボルト9には緩み止め用座金1
1、ボルトカバー12、下側ホルダ10とが順次挿入さ
れ、固定具13によって抜け落ち防止され、一体的に構
成されている。この固定具13は例えば向心方向に作用
力を備えた弾性リングで、締付ボルト9に弾性力により
保持されるように構成されている。
【0010】図3は上側ホルダ6を示す図である。この
図に示すように、係合部6aに連続するように、曲面形
状のガイド部6bが形成されている。ここで、このガイ
ド部6bの図3中Rの寸法は刈刃8の嵌合部の内径がφ
25.4mmの刈刃において、約30mm以下で設計さ
れている。なお、図中符号6cは出力軸4が挿入される
出力軸挿入孔、符号6dは出力軸4に対する回転規制用
のピン(図示せず)が挿入されるピン挿入孔である。
【0011】このように構成された刈払機の刈刃の交換
等を行なう際には、締付ボルト9を緩め、出力軸4から
外す。すると、このとき締付ボルト9には座金11と、
ボルトカバー12と、下側ホルダ10とが固定具13に
よって一体的に構成されているため、これらの部品がば
らばらになってしまうことがない。そして、刈刃8の交
換を行ない、再び締付ボルト9を出力軸4に螺着させる
ことにより、刈刃8を上側ホルダ6と下側ホルダ10と
の間に保持固定させる。このとき、例えば刈刃8の中心
線l1 が図2に示すように出力軸4の中心線l0 に対し
て傾斜した状態で刈刃8が出力軸4内に挿入されていた
としても、締付ボルト9の螺進に伴ない刈刃8は上側ホ
ルダ6のガイド部6bによって中心にガイドされなが
ら、図2中上方に移動し、締付ボルト9の締付完了時に
は刈刃8が出力軸4と同心状に位置するように構成され
る。
【0012】なお、上述実施例においてガイド部6bは
上側ホルダ6に形成されているものについて示したが、
必ずしも上側ホルダ6である必要はなく、下側ホルダ1
0に形成するようにしても良い。
【0013】図4は本発明における他の刈払機の斜視図
である。図中符号21はハンドルシャフトであり、この
ハンドルシャフト21の一端部には作業手段である刈刃
22が回転可能に設けられている。また、この刈刃22
の近傍には安全カバー23が設けられている。さらに、
ハンドルシャフト21の他端部にはエンジン24が設け
られており、刈刃22を回転駆動させる。この他端部側
にはハンドルホルダ25を介して操作ハンドル26が取
付けられている。
【0014】図5は本発明の刈払機の刈刃22の取付構
造の断面図である。ハンドルシャフト21の一端部には
ギヤケース27が固着されている。このギヤケース27
内には軸受28を介してかさ歯車29が回転可能に支持
されており、このかさ歯車29には回転伝達軸30の一
端が固着されている。また、ギヤケース27内には軸受
31,31を介して出力軸32が回転可能に保持されて
いる。この出力軸32にはかさ歯車33が固着されてお
り、かさ歯車29に噛合されている。さらに、出力軸3
2には上側ホルダ34が固着されている。この上側ホル
ダ34には刈刃22が係合可能な係合部34aが形成さ
れており、係合部34aに係合した刈刃22は上側ホル
ダ34と下側ホルダ35とで挟持される。ここで、この
上側ホルダ34には係合部34aに連続するガイド部3
4bが形成されている。また、下側ホルダ35はボルト
カバー36で覆われ、締付ボルト37が出力軸32に螺
着されることにより固定されている。
【0015】本実施例にあっても、刈刃22を取付ける
際に、刈刃22の中心線と、出力軸32の中心線とがず
れていたとしても、締付ボルト37の螺進に伴ない刈刃
22は上側ホルダ34のガイド部34bによって中心に
ガイドされながら移動し、締付ボルト37の締付完了時
には刈刃22が出力軸32と同心状に位置するように構
成されている。
【0016】図6は本発明における刈払機の他の実施例
の取付構造の断面図である。なお、図5に示した実施例
と同一部材には同一符号を付し、詳細な説明は省略す
る。本実施例は図5に示した実施例が刈刃22の係合部
34aおよびガイド部34bを上側ホルダ34に形成し
たのに対して、下側ホルダ35に係合部35aおよびガ
イド部35bを形成したものである。
【0017】図7は本発明における刈払機に使用される
刈刃の底面図である。すなわち、刈刃41の底面には刈
刃41を出力軸42に取付けた際に、この出力軸42と
同心状の円43を描いたものである。これにより、ボル
トカバー44を取付けた場合に、ボルトカバー44と円
43とが同心になっていることを確認することにより、
刈刃41が所定位置に取付けられていることを確認する
ことができる。また、この円43は表面に描いてもよ
い。
【0018】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したことによ
って、常に刈刃を出力軸と同心状に位置せしめることが
でき、故障あるいは刈刃が出力軸から外れるといったこ
とを防止することができるので、刈払機本来の性能を十
分に発揮することができるうえ、安全に作業を行なうこ
とができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における刈払機の正面図である。
【図2】本発明における刈払機の作業部の拡大断面図で
ある。
【図3】本発明における刈払機の上側ホルダを示す図で
ある。
【図4】本発明における刈払機の他の実施例の斜視図で
ある。
【図5】本発明における刈払機の他の実施例の取付構造
の断面図である。
【図6】本発明における刈払機の他の実施例の取付構造
の断面図である。
【図7】本発明における刈払機に使用される刈刃の底面
図である。
【図8】従来の刈払機の刈刃の取付構造を示す図であ
る。
【符号の説明】 1…ハンドルシャフト 4…出力軸 6…上側ホルダ(第一ホルダ) 6b…ガイド部 8…刈刃 9…締付ボルト(押圧部材) 10…下側ホルダ(第二ホルダ) 21…ハンドシャフト 32…出力軸 34…上側ホルダ(第一ホルダ) 34b…ガイド部 35…下側ホルダ(第二ホルダ) 35b…ガイド部 37…締付ボルト 41…刈刃 43…円

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端に刈刃を有するハンドルシャフト
    と、操作ハンドルと、上記刈刃を駆動する駆動装置とを
    備えた刈払機において、上記駆動装置からの回転力が出
    力される出力軸に固定されるとともに、刈刃を保持する
    第一ホルダと、この第一ホルダとは上記刈刃を挟んで反
    対側に配設された第二ホルダと、この第二ホルダを上記
    刈刃に押圧させる押圧部材とを備え、上記第一ホルダ又
    は上記第二ホルダには上記刈刃を取付け時に所定位置に
    ガイドするガイド部が形成されていることを特徴とする
    刈払機。
  2. 【請求項2】 ガイド部は曲面形状を呈していることを
    特徴とする請求項1記載の刈払機。
  3. 【請求項3】 先端に刈刃を有するハンドルシャフト
    と、操作ハンドルと、上記刈刃を駆動する駆動装置とを
    備えた刈払機において、上記刈刃の表面又は裏面には上
    記駆動装置からの回転力が出力される出力軸と同心状の
    円が描かれていることを特徴とする刈払機。
JP6229992A 1994-09-13 1994-09-26 刈払機 Expired - Fee Related JP2726625B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6229992A JP2726625B2 (ja) 1994-09-13 1994-09-26 刈払機

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21839394 1994-09-13
JP6-218393 1994-09-13
JP6229992A JP2726625B2 (ja) 1994-09-13 1994-09-26 刈払機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08130959A true JPH08130959A (ja) 1996-05-28
JP2726625B2 JP2726625B2 (ja) 1998-03-11

Family

ID=26522544

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6229992A Expired - Fee Related JP2726625B2 (ja) 1994-09-13 1994-09-26 刈払機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2726625B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008161062A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Tanaka Kogyo Kk 刈払機
JP2016174563A (ja) * 2015-03-19 2016-10-06 株式会社丸山製作所 刈払機の刃物取付構造

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0292209A (ja) * 1988-09-27 1990-04-03 Yaskawa Electric Mfg Co Ltd 自動刈払機刃物の固着方法
JP3076424U (ja) * 2000-09-20 2001-04-06 ハルノ・インターナショナル株式会社 腸洗浄器用温水/冷水供給システム

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0292209A (ja) * 1988-09-27 1990-04-03 Yaskawa Electric Mfg Co Ltd 自動刈払機刃物の固着方法
JP3076424U (ja) * 2000-09-20 2001-04-06 ハルノ・インターナショナル株式会社 腸洗浄器用温水/冷水供給システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008161062A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Tanaka Kogyo Kk 刈払機
JP2016174563A (ja) * 2015-03-19 2016-10-06 株式会社丸山製作所 刈払機の刃物取付構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2726625B2 (ja) 1998-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4597227A (en) Device for attaching a tool
US6148526A (en) Manually driven machine
US20130149943A1 (en) Device for preventing removal of a fixing member of a whetstone cover in a disc grinder
JP3437903B2 (ja) 携帯用刈払機
US5074179A (en) Vibration damper for rotary cutter
US5873282A (en) Armature shaft deflection limiter
US5044146A (en) Oscillating-type mowing apparatus
JPH08130959A (ja) 刈払機
US5010717A (en) Oscillating-type mowing apparatus
JP5187059B2 (ja) 電動工具
CN210307665U (zh) 电动工具
JP3945421B2 (ja) 刈込機
JP3563262B2 (ja) 回転刃を備えた携帯型作業機
JP3599997B2 (ja) 回転刃具の取付け構造
KR850000630Y1 (ko) 벨트식 연삭공구
JPH1175469A (ja) 刈払機の回転刃駆動軸の連結構造
JPH0214344Y2 (ja)
JPS6121945Y2 (ja)
JP2018198561A (ja) 刈払機
KR200226529Y1 (ko) 휴대용연삭기
JP2522092Y2 (ja) 草刈機
JP4524165B2 (ja) 部材間の隙間調節構造
JPH0626420U (ja) 刈払機
JPH11196649A (ja) 回転作業機
JPH0324172Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees