JP3437903B2 - 携帯用刈払機 - Google Patents
携帯用刈払機Info
- Publication number
- JP3437903B2 JP3437903B2 JP32179596A JP32179596A JP3437903B2 JP 3437903 B2 JP3437903 B2 JP 3437903B2 JP 32179596 A JP32179596 A JP 32179596A JP 32179596 A JP32179596 A JP 32179596A JP 3437903 B2 JP3437903 B2 JP 3437903B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- cutting blade
- washer
- case
- brush cutter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01D—HARVESTING; MOWING
- A01D34/00—Mowers; Mowing apparatus of harvesters
- A01D34/835—Mowers; Mowing apparatus of harvesters specially adapted for particular purposes
- A01D34/90—Mowers; Mowing apparatus of harvesters specially adapted for particular purposes for carrying by the operator
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は雑草等を根元から刈るた
めの携帯用刈払機に関し、より詳細には、携帯用刈払機
の刈刃の取外し及び装着の際に用いる回り止め棒に関す
る。
めの携帯用刈払機に関し、より詳細には、携帯用刈払機
の刈刃の取外し及び装着の際に用いる回り止め棒に関す
る。
【０００２】
【従来技術】従来から草を刈るための携帯用刈払機が知
られている。典型的な携帯用刈払機は、原動機として
の、例えば、小型空冷２サイクルガソリンエンジンと、
該エンジンから前方に向かって真っ直ぐに延びる操作杆
と、該操作杆の前端に設けられた刈刃装置とを有し、操
作杆に設けられたショルダーストラップを肩に掛けて機
体全体を腰の高さで支持し、操作杆の途中部分に設けら
れたハンドル部を操作して刈刃を左右に振りながら草を
刈る。図８は従来の携帯用刈払機における、セクション
刃式と称される刈刃装置８０の断面図であり、該刈刃装
置８０は、操作杆の前端に固定されたケース８２と、該
ケース８２に収容された歯車８４によって回転駆動され
る、地面に対して垂直に延びる回転軸８６と、該回転軸
８６と一体的に回転する座金８８と、該座金８８の下側
に取外し可能に装着されたセクション刈刃９０ａを周縁
に取付けた刈刃取付け円板９０と、回転軸８６の下端部
に形成されたねじ部９６に螺合して、刈刃取付け円板９
０を座金８８に対して固定するナット９８とを有する。
られている。典型的な携帯用刈払機は、原動機として
の、例えば、小型空冷２サイクルガソリンエンジンと、
該エンジンから前方に向かって真っ直ぐに延びる操作杆
と、該操作杆の前端に設けられた刈刃装置とを有し、操
作杆に設けられたショルダーストラップを肩に掛けて機
体全体を腰の高さで支持し、操作杆の途中部分に設けら
れたハンドル部を操作して刈刃を左右に振りながら草を
刈る。図８は従来の携帯用刈払機における、セクション
刃式と称される刈刃装置８０の断面図であり、該刈刃装
置８０は、操作杆の前端に固定されたケース８２と、該
ケース８２に収容された歯車８４によって回転駆動され
る、地面に対して垂直に延びる回転軸８６と、該回転軸
８６と一体的に回転する座金８８と、該座金８８の下側
に取外し可能に装着されたセクション刈刃９０ａを周縁
に取付けた刈刃取付け円板９０と、回転軸８６の下端部
に形成されたねじ部９６に螺合して、刈刃取付け円板９
０を座金８８に対して固定するナット９８とを有する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】刈刃取付け円板９０
は、刈刃９０ａを研ぐためや、交換のために取り外す必
要がある。ケース８２と座金８８はそれぞれ孔８２ａ、
８８ａを有し、刈刃取付け円板９０の取外しの際は、図
８に示すように、座金回り止め棒１０４を安全カバー１
００に設けたスリット１００ａから差し込んで、両孔８
２ａ、８８ａの中に挿入し、ナット９８を工具１０１で
緩める間、座金８８及び回転軸８６が回転しないように
ケース８２に対して固定する。ナット９８は回転軸８６
の下端部に設けられているので、ナット９８を外す際は
刈刃装置８０を逆さまにして、地面に載置等する必要が
ある。しかし、刈刃装置８０を逆さまにすると、座金回
り止め棒１０４は前記両孔８２ａ、８８ａから外れて落
ちてしまうことがあるので、作業者は刈刃９０の取外し
作業中、座金回り止め棒１０４をずっと押さえていなけ
ればならず、面倒であった。また、逆の工程によって刈
刃取付け円板９０を装着する際も同様である。
は、刈刃９０ａを研ぐためや、交換のために取り外す必
要がある。ケース８２と座金８８はそれぞれ孔８２ａ、
８８ａを有し、刈刃取付け円板９０の取外しの際は、図
８に示すように、座金回り止め棒１０４を安全カバー１
００に設けたスリット１００ａから差し込んで、両孔８
２ａ、８８ａの中に挿入し、ナット９８を工具１０１で
緩める間、座金８８及び回転軸８６が回転しないように
ケース８２に対して固定する。ナット９８は回転軸８６
の下端部に設けられているので、ナット９８を外す際は
刈刃装置８０を逆さまにして、地面に載置等する必要が
ある。しかし、刈刃装置８０を逆さまにすると、座金回
り止め棒１０４は前記両孔８２ａ、８８ａから外れて落
ちてしまうことがあるので、作業者は刈刃９０の取外し
作業中、座金回り止め棒１０４をずっと押さえていなけ
ればならず、面倒であった。また、逆の工程によって刈
刃取付け円板９０を装着する際も同様である。
【０００４】そこで本発明は、刈刃部材の取外し及び装
着中の座金回り止め棒の落下を防止することを目的とす
る。また、本発明は、前記目的を従来の携帯用刈払機の
構造に取り付けることができる簡易な手段で達成するこ
とを目的とする。
着中の座金回り止め棒の落下を防止することを目的とす
る。また、本発明は、前記目的を従来の携帯用刈払機の
構造に取り付けることができる簡易な手段で達成するこ
とを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の前記目的は、操
作杆の前端に設けられた刈刃装置を有し、該刈刃装置
が、前記操作杆の前端に固定されたケースと、該ケース
内に収容されて回転駆動される回転軸と、該回転軸と一
体的に回転する座金と、前記回転軸に取外し可能に装着
される回転刈刃と、前記回転軸の外端部に形成されたね
じ部に螺合して、前記刈刃を前記座金に対して固定する
締結手段とを有する携帯用刈払機において、前記ケース
には第１孔が、また前記座金には第２孔がそれぞれ設け
られ、前記ケースには、第１孔及び前記第２孔の中に挿
入するとき、前記第１孔の軸線に対して横方向に付勢す
るための付勢手段が設けられている、ことを特徴とする
携帯用刈払機によって解決することができる。刈刃を取
り外す際は、付勢手段に抗して座金回り止め棒を第１孔
及び第２孔の中に挿入する。座金回り止め棒は、付勢手
段によって第１孔の軸線に対して横方向に付勢され、刈
刃装置を逆さまにしても、座金回り止め棒は所定位置に
保持されたままになり、孔から抜け落ちることがない。
また、逆の工程により刈刃を装着する際も同様である。
作杆の前端に設けられた刈刃装置を有し、該刈刃装置
が、前記操作杆の前端に固定されたケースと、該ケース
内に収容されて回転駆動される回転軸と、該回転軸と一
体的に回転する座金と、前記回転軸に取外し可能に装着
される回転刈刃と、前記回転軸の外端部に形成されたね
じ部に螺合して、前記刈刃を前記座金に対して固定する
締結手段とを有する携帯用刈払機において、前記ケース
には第１孔が、また前記座金には第２孔がそれぞれ設け
られ、前記ケースには、第１孔及び前記第２孔の中に挿
入するとき、前記第１孔の軸線に対して横方向に付勢す
るための付勢手段が設けられている、ことを特徴とする
携帯用刈払機によって解決することができる。刈刃を取
り外す際は、付勢手段に抗して座金回り止め棒を第１孔
及び第２孔の中に挿入する。座金回り止め棒は、付勢手
段によって第１孔の軸線に対して横方向に付勢され、刈
刃装置を逆さまにしても、座金回り止め棒は所定位置に
保持されたままになり、孔から抜け落ちることがない。
また、逆の工程により刈刃を装着する際も同様である。
【０００６】また、本発明の前記目的は、操作杆の前端
に設けられた刈刃装置を有し、該刈刃装置が、前記操作
杆の前端に固定されたケースと、該ケース内に収容され
て回転駆動される回転軸と、該回転軸と一体的に回転す
る座金と、前記回転軸に取外し可能に装着される回転刈
刃と、前記回転軸の外端部に形成されたねじ部に螺合し
て、前記刈刃を前記座金に対して固定する締結手段とを
有する携帯用刈払機において、前記ケースには第１孔
が、前記座金には第２孔がそれぞれ設けられ、前記孔の
少なくとも一方の内周壁には、座金回り止め棒を前記第
１孔及び前記第２孔の中に挿入するとき、前記第１孔及
び第２孔に挿入された前記回り止め棒の抜け落ちを防止
するための弾性部材が設けられている、ことを特徴とす
る携帯用刈払機により解決することができる。前記構成
において、座金回り止めを孔に挿入すると、座金回り止
め棒は弾性部材との摩擦係合によって弾性的に保持さ
れ、刈刃装置を逆さまにしても座金回り止め棒は所定位
置に保持され、孔から外れることがない。また、逆の工
程により刈刃を装着する際も同様である。
に設けられた刈刃装置を有し、該刈刃装置が、前記操作
杆の前端に固定されたケースと、該ケース内に収容され
て回転駆動される回転軸と、該回転軸と一体的に回転す
る座金と、前記回転軸に取外し可能に装着される回転刈
刃と、前記回転軸の外端部に形成されたねじ部に螺合し
て、前記刈刃を前記座金に対して固定する締結手段とを
有する携帯用刈払機において、前記ケースには第１孔
が、前記座金には第２孔がそれぞれ設けられ、前記孔の
少なくとも一方の内周壁には、座金回り止め棒を前記第
１孔及び前記第２孔の中に挿入するとき、前記第１孔及
び第２孔に挿入された前記回り止め棒の抜け落ちを防止
するための弾性部材が設けられている、ことを特徴とす
る携帯用刈払機により解決することができる。前記構成
において、座金回り止めを孔に挿入すると、座金回り止
め棒は弾性部材との摩擦係合によって弾性的に保持さ
れ、刈刃装置を逆さまにしても座金回り止め棒は所定位
置に保持され、孔から外れることがない。また、逆の工
程により刈刃を装着する際も同様である。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態においては、
前記付勢手段が、前記ケースの第１孔を横切ってほぼ真
っ直ぐに延びる弾発部材からなる。したがって、座金回
り止め棒を、第１孔を横切る弾発部材で、横方向に押し
つけながら孔に挿入せしめて、座金回り止め棒から手を
放すと、弾発部材は座金回り止め棒を第１孔の周壁に対
して押しつけられて、その位置に保持される。本発明の
実施の形態によれば、既存の携帯用刈払機のケースに簡
単に取り付けることができる簡易な構造で、前記目的を
達成することができる。更に、本発明の実施の形態にお
いては、前記ケースが、前記第１孔の近傍にその軸線に
対して垂直方向に突出する筒状部を有し、前記弾発部材
は前記筒状部に巻回された後、前記第１孔を横切ってほ
ぼ真っ直ぐに延び、該真っ直ぐに延びる部分が、隣接す
る巻回部分によって前記第１孔を横切る位置に位置決め
されている。前記巻回部分は、前記真っ直ぐに延びる部
分の基端部を撓みに抗して所定位置に保持し、前記真っ
直ぐに延びる部分を前記第１孔を横切る位置に位置決め
する。また、本実施の形態によれば、ケースの既存の構
造を利用して、簡易に弾発部材を取り付けることができ
る。
前記付勢手段が、前記ケースの第１孔を横切ってほぼ真
っ直ぐに延びる弾発部材からなる。したがって、座金回
り止め棒を、第１孔を横切る弾発部材で、横方向に押し
つけながら孔に挿入せしめて、座金回り止め棒から手を
放すと、弾発部材は座金回り止め棒を第１孔の周壁に対
して押しつけられて、その位置に保持される。本発明の
実施の形態によれば、既存の携帯用刈払機のケースに簡
単に取り付けることができる簡易な構造で、前記目的を
達成することができる。更に、本発明の実施の形態にお
いては、前記ケースが、前記第１孔の近傍にその軸線に
対して垂直方向に突出する筒状部を有し、前記弾発部材
は前記筒状部に巻回された後、前記第１孔を横切ってほ
ぼ真っ直ぐに延び、該真っ直ぐに延びる部分が、隣接す
る巻回部分によって前記第１孔を横切る位置に位置決め
されている。前記巻回部分は、前記真っ直ぐに延びる部
分の基端部を撓みに抗して所定位置に保持し、前記真っ
直ぐに延びる部分を前記第１孔を横切る位置に位置決め
する。また、本実施の形態によれば、ケースの既存の構
造を利用して、簡易に弾発部材を取り付けることができ
る。
【０００８】更に、本発明の実施の形態においては、前
記ケースの少なくとも一部が可撓性部材で形成され、ま
た、前記付勢手段が、前記第１孔の周壁に形成されて前
記第１孔内に向けて突出する突起部で構成されている。
座金回り止め棒は突起部の弾性復元力に抗し、第１孔及
び第２孔内に挿入される。座金回り止め棒から手を放す
と、突起部は回り止め棒を第１孔の周壁に対して付勢し
て、回り止め棒をその位置に保持する。
記ケースの少なくとも一部が可撓性部材で形成され、ま
た、前記付勢手段が、前記第１孔の周壁に形成されて前
記第１孔内に向けて突出する突起部で構成されている。
座金回り止め棒は突起部の弾性復元力に抗し、第１孔及
び第２孔内に挿入される。座金回り止め棒から手を放す
と、突起部は回り止め棒を第１孔の周壁に対して付勢し
て、回り止め棒をその位置に保持する。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の実施例について添付の図面を
参照しつつ説明する。図１は、本発明の第１実施例にか
かる携帯用刈払機の刈刃装置の平面図であり、また、図
２は、図１に示すII−II矢視断面図である。携帯用刈払
機は、基本的に、原動機としての、例えば、小型空冷２
サイクルガソリンエンジン（図示せず）と、該エンジン
から前方に向かって真っ直ぐに延びる伝動軸４ａを内挿
した操作杆４と、該操作杆４の前端に設けられた刈刃装
置２とを有する。図１及び図２を参照しつつ、前記刈刃
装置２の構造について詳細に説明すると、該刈刃装置２
は、前記操作杆４の前端に固定されたケース６と、該ケ
ース６から地面に向かって垂下し、該歯車ケース６内に
収容されて前記伝動軸４ａ側の歯車４ｂと噛合する歯車
８によって回転駆動される回転軸（刈刃取付軸）１０と
を有する。該回転軸１０の下部にはスプライン部１２が
形成され、前記回転軸１０には、前記スプライン１２と
の嵌合によって一体的に回転する、刈刃受け金具として
の座金１４が、前記歯車ケース６の下側から装着されて
いる。更に、前記回転軸１０には、前記座金１４の下側
から刈刃１６が装着され、また、更に下方には、前記刈
刃１６を前記座金１４に対して押さえ付け、また、前記
回転軸１０の下端部の地面への接触を防止するための保
護カバー１８ａとともに、刈刃押さえ金具１８が装着さ
れ、これらは、前記回転軸１０の下端部に形成された雄
ねじ部２０に螺合する緩み止め付ナット２２を締め付け
ることにより、前記回転軸１０に対して固定される。更
に、図１に示すように（図２においては省略）、刈った
草や、小石が作業者に向かって飛散するのを防止するた
めの飛散防護用安全カバー２３が、前記刈刃１６の後部
を覆うようにして設けられている。
参照しつつ説明する。図１は、本発明の第１実施例にか
かる携帯用刈払機の刈刃装置の平面図であり、また、図
２は、図１に示すII−II矢視断面図である。携帯用刈払
機は、基本的に、原動機としての、例えば、小型空冷２
サイクルガソリンエンジン（図示せず）と、該エンジン
から前方に向かって真っ直ぐに延びる伝動軸４ａを内挿
した操作杆４と、該操作杆４の前端に設けられた刈刃装
置２とを有する。図１及び図２を参照しつつ、前記刈刃
装置２の構造について詳細に説明すると、該刈刃装置２
は、前記操作杆４の前端に固定されたケース６と、該ケ
ース６から地面に向かって垂下し、該歯車ケース６内に
収容されて前記伝動軸４ａ側の歯車４ｂと噛合する歯車
８によって回転駆動される回転軸（刈刃取付軸）１０と
を有する。該回転軸１０の下部にはスプライン部１２が
形成され、前記回転軸１０には、前記スプライン１２と
の嵌合によって一体的に回転する、刈刃受け金具として
の座金１４が、前記歯車ケース６の下側から装着されて
いる。更に、前記回転軸１０には、前記座金１４の下側
から刈刃１６が装着され、また、更に下方には、前記刈
刃１６を前記座金１４に対して押さえ付け、また、前記
回転軸１０の下端部の地面への接触を防止するための保
護カバー１８ａとともに、刈刃押さえ金具１８が装着さ
れ、これらは、前記回転軸１０の下端部に形成された雄
ねじ部２０に螺合する緩み止め付ナット２２を締め付け
ることにより、前記回転軸１０に対して固定される。更
に、図１に示すように（図２においては省略）、刈った
草や、小石が作業者に向かって飛散するのを防止するた
めの飛散防護用安全カバー２３が、前記刈刃１６の後部
を覆うようにして設けられている。
【００１０】図３は、図１に示すIII − III矢視断面図
である。また、図４は、図１に示す矢印Ｂの方向に見た
ときの刈刃装置２の側面図である。図３に示すように、
前記歯車ケース６には、垂直方向に延びる第１孔として
の第１貫通孔２４が形成されており、また、前記座金１
４には、前記第１貫通孔２４と垂直方向に整合する第２
孔としての第２貫通孔２６が形成されている。また、図
１及び図４に示すように、前記歯車ケース６には、平面
視において半径方向外方に突出するように右側面に形成
された、前記歯車室２８にグリースを注入するための円
筒状注入口部３０がもともと形成されており、該注入口
３０は、ワッシャ３２を介してボルト３４で密封されて
いる。付勢手段としての弾発部材であるワイヤ状ばね３
６は、前記第１貫通孔２４の上を横切ってほぼ真っ直ぐ
に横方向に後方へ延びる一端部３８と、更に、前記注入
口３０の円筒状の周囲に、前記歯車ケース６の半径方向
内方に向かって螺旋状に巻回された部分４１と、更に、
前記注入口３０を挟んで前記一端部３８の反対側（前
方）に真っ直ぐに延びる他端部３７とを有する。また、
前記一端部３８の先端部３８ａは、草等が絡みつくのを
防止するために、また、作業者が指を引っかけることに
よる怪我を防止するために、図１に示すように、前記歯
車ケース６の半径方向内方に向かって曲げられている。
である。また、図４は、図１に示す矢印Ｂの方向に見た
ときの刈刃装置２の側面図である。図３に示すように、
前記歯車ケース６には、垂直方向に延びる第１孔として
の第１貫通孔２４が形成されており、また、前記座金１
４には、前記第１貫通孔２４と垂直方向に整合する第２
孔としての第２貫通孔２６が形成されている。また、図
１及び図４に示すように、前記歯車ケース６には、平面
視において半径方向外方に突出するように右側面に形成
された、前記歯車室２８にグリースを注入するための円
筒状注入口部３０がもともと形成されており、該注入口
３０は、ワッシャ３２を介してボルト３４で密封されて
いる。付勢手段としての弾発部材であるワイヤ状ばね３
６は、前記第１貫通孔２４の上を横切ってほぼ真っ直ぐ
に横方向に後方へ延びる一端部３８と、更に、前記注入
口３０の円筒状の周囲に、前記歯車ケース６の半径方向
内方に向かって螺旋状に巻回された部分４１と、更に、
前記注入口３０を挟んで前記一端部３８の反対側（前
方）に真っ直ぐに延びる他端部３７とを有する。また、
前記一端部３８の先端部３８ａは、草等が絡みつくのを
防止するために、また、作業者が指を引っかけることに
よる怪我を防止するために、図１に示すように、前記歯
車ケース６の半径方向内方に向かって曲げられている。
【００１１】なお、前記ワイヤ状ばね３６の一端部３８
及び他端部３７は、前記注入口３０の下方に削設された
受け部６ａ上で、回り止め支持されている。前記構成に
おいて、刈刃１６を取り外す際には、まず、適宜の座金
回り止め棒３９を、第１貫通孔２４のワイヤ状ばね３６
を挟んで歯車ケース６の周縁側の中に、ワイヤ状ばね３
６の一端部３８を撓ませて挿入する。座金回り止め棒３
９が第２貫通孔２６の中に挿入された状態で、座金回り
止め棒３９から手を放すと、ワイヤ状ばね３６の一端部
３８の弾発力によって、座金回り止め棒３９が第１貫通
孔２４の周壁に対して横方向に付勢され、その位置で保
持される。作業者は、刈刃装置２を逆さまにし、ナット
２２を適宜の工具で回転させて外し、刈刃押さえ金具１
８及び刈刃１６を取外す。この時、座金１４及び回転軸
１０の回動は、座金回り止め棒３９が、固定側部材であ
る歯車ケース６の第１貫通孔２４の周壁に当接すること
により阻止され、ナット２２を容易に取り外すことがで
きる。
及び他端部３７は、前記注入口３０の下方に削設された
受け部６ａ上で、回り止め支持されている。前記構成に
おいて、刈刃１６を取り外す際には、まず、適宜の座金
回り止め棒３９を、第１貫通孔２４のワイヤ状ばね３６
を挟んで歯車ケース６の周縁側の中に、ワイヤ状ばね３
６の一端部３８を撓ませて挿入する。座金回り止め棒３
９が第２貫通孔２６の中に挿入された状態で、座金回り
止め棒３９から手を放すと、ワイヤ状ばね３６の一端部
３８の弾発力によって、座金回り止め棒３９が第１貫通
孔２４の周壁に対して横方向に付勢され、その位置で保
持される。作業者は、刈刃装置２を逆さまにし、ナット
２２を適宜の工具で回転させて外し、刈刃押さえ金具１
８及び刈刃１６を取外す。この時、座金１４及び回転軸
１０の回動は、座金回り止め棒３９が、固定側部材であ
る歯車ケース６の第１貫通孔２４の周壁に当接すること
により阻止され、ナット２２を容易に取り外すことがで
きる。
【００１２】新たな又は研いだ刈刃１６は、前記工程を
逆の順序で行うことによって装着される。刈刃１６及び
刈刃押さえ金具１８を回転軸１０に装着し、ナット２２
を取り付ける。取外し作業のときと同様に、座金１４及
び回転軸１０の回動は、座金回り止め棒３９によって阻
止され、ナット２２を回転軸１０に確りと締め付けて刈
刃１６を固着することができる。図５は、本発明の第２
実施例にかかる刈刃装置４０の断面図である。また、図
６は、図５に示す第２実施例にかかる刈刃装置４０に座
金回り止め棒５６を挿入した状態を示す図である。第２
実施例にかかる刈刃装置は、座金回り止め棒５６を挿入
する部分以外は、第１実施例と同様な構成を有するの
で、重複する部分の説明は省略する。図５を参照する
と、本発明の第２実施例にかかる刈刃装置４０は、適度
の可撓性を有する合成樹脂で形成され、回り止め棒挿入
部を備えたスカート部材４２を嵌着した歯車ケース４４
を有する。前記スカート部材４２の回り止め棒挿入部及
び前記歯車ケース４４には、水平方向に延びる第１貫通
孔４６、４６ａが形成されており、また座金４８にも、
前記第１貫通孔４６と整合する、水平方向に延びる第２
貫通孔５０が形成されている。前記スカート部材４２側
の前記第１貫通孔４６の下方部分には、第１貫通孔４６
内に向かって上方に突出する突起部５２が形成されてい
る。刈刃１６の取外しの際には、図６に示すように、座
金回り止め棒５６を第１貫通孔４６、４６ａ及び第２貫
通孔５０に挿入する。突起部５２は合成樹脂で形成され
ているので弾性復元力を有し、座金回り止め棒５６を挿
入すると撓み、座金回り止め棒５６から手を放すと、第
１貫通孔４６の周壁に向かって上方に付勢される。これ
により、刈刃装置４０を逆さまにしても、座金回り止め
棒５６は突起部５２によって上方へ押圧されているの
で、所定位置に保持される。
逆の順序で行うことによって装着される。刈刃１６及び
刈刃押さえ金具１８を回転軸１０に装着し、ナット２２
を取り付ける。取外し作業のときと同様に、座金１４及
び回転軸１０の回動は、座金回り止め棒３９によって阻
止され、ナット２２を回転軸１０に確りと締め付けて刈
刃１６を固着することができる。図５は、本発明の第２
実施例にかかる刈刃装置４０の断面図である。また、図
６は、図５に示す第２実施例にかかる刈刃装置４０に座
金回り止め棒５６を挿入した状態を示す図である。第２
実施例にかかる刈刃装置は、座金回り止め棒５６を挿入
する部分以外は、第１実施例と同様な構成を有するの
で、重複する部分の説明は省略する。図５を参照する
と、本発明の第２実施例にかかる刈刃装置４０は、適度
の可撓性を有する合成樹脂で形成され、回り止め棒挿入
部を備えたスカート部材４２を嵌着した歯車ケース４４
を有する。前記スカート部材４２の回り止め棒挿入部及
び前記歯車ケース４４には、水平方向に延びる第１貫通
孔４６、４６ａが形成されており、また座金４８にも、
前記第１貫通孔４６と整合する、水平方向に延びる第２
貫通孔５０が形成されている。前記スカート部材４２側
の前記第１貫通孔４６の下方部分には、第１貫通孔４６
内に向かって上方に突出する突起部５２が形成されてい
る。刈刃１６の取外しの際には、図６に示すように、座
金回り止め棒５６を第１貫通孔４６、４６ａ及び第２貫
通孔５０に挿入する。突起部５２は合成樹脂で形成され
ているので弾性復元力を有し、座金回り止め棒５６を挿
入すると撓み、座金回り止め棒５６から手を放すと、第
１貫通孔４６の周壁に向かって上方に付勢される。これ
により、刈刃装置４０を逆さまにしても、座金回り止め
棒５６は突起部５２によって上方へ押圧されているの
で、所定位置に保持される。
【００１３】図７は、本発明にかかる第３実施例にかか
る刈刃装置６０の断面図である。第３実施例にかかる刈
刃装置６０もまた、座金回り止め棒７２を挿入する部分
以外は、第１実施例と同様な構成を有するので、重複す
る部分の説明は省略する。図７に示すように、第３実施
例にかかる刈刃装置６０の歯車ケース６２及び座金６４
は、それぞれ、第１実施例と同様に、垂直方向に延びる
第１貫通孔６６及び第２貫通孔６８が形成されている。
本実施例にかかる前記第１貫通孔６６の内壁には、ゴム
製のＯリング７０が嵌着されている。該Ｏリング７０
は、座金回り止め棒７２の直径よりやや小さな内径を有
し、前記座金回り止め棒７２を前記第１貫通孔６６及び
第２貫通孔６８に挿入すると、それを弾圧的に保持し、
前記Ｏリング７０との間の摩擦で、前記座金回り止め棒
７２を前記第１貫通孔６６内の所定位置に保持する。
る刈刃装置６０の断面図である。第３実施例にかかる刈
刃装置６０もまた、座金回り止め棒７２を挿入する部分
以外は、第１実施例と同様な構成を有するので、重複す
る部分の説明は省略する。図７に示すように、第３実施
例にかかる刈刃装置６０の歯車ケース６２及び座金６４
は、それぞれ、第１実施例と同様に、垂直方向に延びる
第１貫通孔６６及び第２貫通孔６８が形成されている。
本実施例にかかる前記第１貫通孔６６の内壁には、ゴム
製のＯリング７０が嵌着されている。該Ｏリング７０
は、座金回り止め棒７２の直径よりやや小さな内径を有
し、前記座金回り止め棒７２を前記第１貫通孔６６及び
第２貫通孔６８に挿入すると、それを弾圧的に保持し、
前記Ｏリング７０との間の摩擦で、前記座金回り止め棒
７２を前記第１貫通孔６６内の所定位置に保持する。
【００１４】本発明は、以上の実施例に限定されること
なく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々
の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含さ
れるものであることはいうまでもない。例えば、前記第
１及び第２実施例においては、付勢手段の例示として、
ワイヤ状ばね３６及び可撓性の突起部５２を用いた場合
について説明したが、付勢手段はこれらに限定されず、
座金回り止め棒３９、５６を、第１貫通孔２４、４６の
軸線に対して横方向に付勢するいかなる手段であっても
よい。また、前記第１〜第３実施例における座金回り止
め棒３９、５６、７２は、真っ直ぐな棒部材であるが、
その形状は真っ直ぐな丸棒である必要はなく、Ｌ字形の
六角レンチ等であってもよい。
なく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々
の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含さ
れるものであることはいうまでもない。例えば、前記第
１及び第２実施例においては、付勢手段の例示として、
ワイヤ状ばね３６及び可撓性の突起部５２を用いた場合
について説明したが、付勢手段はこれらに限定されず、
座金回り止め棒３９、５６を、第１貫通孔２４、４６の
軸線に対して横方向に付勢するいかなる手段であっても
よい。また、前記第１〜第３実施例における座金回り止
め棒３９、５６、７２は、真っ直ぐな棒部材であるが、
その形状は真っ直ぐな丸棒である必要はなく、Ｌ字形の
六角レンチ等であってもよい。
【００１５】更に、前記第１〜第３実施例においては、
座金１４、４８、６４に形成された孔２６、５０、６８
は貫通孔であるが、これらは貫通孔である必要はなく、
座金１４、４８、６４の回転を阻止することができるよ
うに座金回り止め棒３９、５６、７２と係合する凹状又
は凸状に形成されてもよい。なお、伝動軸４ａと回転軸
１０とを駆動上連結せしめる手段としては、図示例の歯
車４ｂ、８を用いる他、フレキシブル軸や自在継手等、
適宜のものを用いることができる。
座金１４、４８、６４に形成された孔２６、５０、６８
は貫通孔であるが、これらは貫通孔である必要はなく、
座金１４、４８、６４の回転を阻止することができるよ
うに座金回り止め棒３９、５６、７２と係合する凹状又
は凸状に形成されてもよい。なお、伝動軸４ａと回転軸
１０とを駆動上連結せしめる手段としては、図示例の歯
車４ｂ、８を用いる他、フレキシブル軸や自在継手等、
適宜のものを用いることができる。
【００１６】
【発明の効果】本発明によれば、刈刃部材の取外し及び
装着中の座金回り止め棒の落下を防止することができ
る。また、本発明によれば、従来の携帯用刈払機の構造
に取り付けることができる簡易な手段で前記効果を得る
ことができる。
装着中の座金回り止め棒の落下を防止することができ
る。また、本発明によれば、従来の携帯用刈払機の構造
に取り付けることができる簡易な手段で前記効果を得る
ことができる。
【図１】本発明の第１実施例にかかる携帯用刈払機の刈
刃装置の平面図である。
刃装置の平面図である。
【図２】図１に示すII−II矢視断面図である。
【図３】図１に示すIII − III矢視断面図である。
【図４】図１に示す矢印Ｂの方向に見たときの刈刃装置
の側面図である。
の側面図である。
【図５】本発明の第２実施例にかかる刈刃装置の断面図
である。
である。
【図６】図５に示す第２実施例にかかる刈刃装置に座金
回り止め棒を挿入した状態を示す図である。
回り止め棒を挿入した状態を示す図である。
【図７】本発明にかかる第３実施例にかかる刈刃装置の
断面図である。
断面図である。
【図８】従来の携帯用刈払機における刈刃装置の一例を
示す図である。
示す図である。
２ 刈刃装置
４ 操作杆
６ 歯車ケース
８ 歯車
１０ 回転軸
１４ 座金
１６ 回転刈刃
２０ 雄ねじ部
２２ ナット（締結手段）
２４ 第１貫通孔
２６ 第２貫通孔
３０ 円筒状注入口
３６ ワイヤ状ばね（付勢手段）
３８ ばねの直線部分
３９ 座金回り止め棒
４１ 巻回部分
４２ ケースの一部
５２ 突起部
７０ Ｏリング（弾性部材）
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 昭59−98613（ＪＰ，Ａ)
特開 平２−240485（ＪＰ，Ａ)
特開 平８−184659（ＪＰ，Ａ)
実開 昭59−59722（ＪＰ，Ｕ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
A01D 34/73
A01D 34/68
Claims (4)
- 【請求項１】 操作杆（４）の前端に設けられた刈刃装
置（２、４０）を有し、該刈刃装置（２、４０）が、前
記操作杆（４）の前端に固定されたケース（６，６２）
と、該ケース（６，６２）内に収容され回転駆動される
回転軸（１０）と、該回転軸（１０）と一体的に回転す
る座金（１４，６４）と、前記回転軸（１０）に取外し
可能に装着される回転刈刃（１６）と、前記回転軸
（４）の外端部に形成されたねじ部（２０）に螺合し
て、前記刈刃（１６）を前記座金（１４，６４）に対し
て固定する締結手段（２２）とを有する携帯用刈払機に
おいて、 前記ケース（６，６２）には第１孔（２４，４６，６
６）が、前記座金（１４，６４）には第２孔（２６，５
０，６８）がそれぞれ設けられ、前記ケース（６,６
２）には、座金回り止め棒（３９，５６, ７２）を前記
第１孔（２４，４６，６６）及び前記第２孔（２６，５
０，６８）の中に挿入するとき、前記座金回り止め棒
（３９，５６，７２）を前記第１孔（２４、４６，６
６）の軸線に対して横方向に、周壁に対して付勢して落
下を防止するための付勢手段（３６，５２，７０）が設
けられている、ことを特徴とする携帯用刈払機。 - 【請求項２】 前記付勢手段が、前記ケース（６）の前
記第１孔（２４）を横切ってほぼ真っ直ぐに延びる弾発
部材（３６）からなる、ことを特徴とする請求項１に記
載の携帯用刈払機。 - 【請求項３】 前記ケース（６）が、前記第１孔（２
４）の近傍にその軸線に対して垂直方向に突出する筒状
部（３０）を有し、前記弾発部材（３６）は前記筒状部
（３０）に巻回された後、前記第１孔（２４）を横切っ
てほぼ真っ直ぐに延び、該真っ直ぐに延びる部分（３
８）が、隣接する巻回部分（４１）によって前記第１孔
（２４）を横切る位置に位置決めされている、ことを特
徴とする請求項２に記載の携帯用刈払機。 - 【請求項４】 前記ケース（６）の少なくとも一部（４
２）が可撓性部材で形成され、また、前記付勢手段が、
前記第１孔（４６）の周壁に形成されて前記第１孔（４
６）内に向けて突出する突起部（５２）で構成されてい
る、ことを特徴とする請求項１に記載の形態用刈払機。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32179596A JP3437903B2 (ja) | 1996-12-02 | 1996-12-02 | 携帯用刈払機 |
| US08/982,020 US6032369A (en) | 1996-12-02 | 1997-12-01 | Portable trimmer including means for securely retaining stick that prevents rotation of cutting member |
| FR9715077A FR2756452B1 (fr) | 1996-12-02 | 1997-12-01 | Outil de taille portatif avec moyen de retenue d'un baton de blocage de la rotation de l'organe de coupe |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32179596A JP3437903B2 (ja) | 1996-12-02 | 1996-12-02 | 携帯用刈払機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10155326A JPH10155326A (ja) | 1998-06-16 |
| JP3437903B2 true JP3437903B2 (ja) | 2003-08-18 |
Family
ID=18136508
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32179596A Expired - Lifetime JP3437903B2 (ja) | 1996-12-02 | 1996-12-02 | 携帯用刈払機 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6032369A (ja) |
| JP (1) | JP3437903B2 (ja) |
| FR (1) | FR2756452B1 (ja) |
Families Citing this family (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10021339A1 (de) * | 2000-05-02 | 2001-11-08 | Stihl Maschf Andreas | Getriebekopf |
| US6665940B2 (en) * | 2001-02-26 | 2003-12-23 | Electrolux Home Products, Inc. | Trimmer with output shaft locking mechanism |
| AT413469B (de) * | 2003-12-22 | 2006-03-15 | Schrottenbacher Hermann | Mähwerk mit fahrantrieb |
| US7314462B2 (en) * | 2005-04-12 | 2008-01-01 | Span-America Medical Systems, Inc. | Passive needle-stick protector |
| JP2007075038A (ja) * | 2005-09-15 | 2007-03-29 | Yanmar Co Ltd | コンバイン |
| JP4549301B2 (ja) * | 2006-01-10 | 2010-09-22 | ブイアイブイエンジニアリング株式会社 | 刈払機 |
| ES2415757T3 (es) * | 2006-03-20 | 2013-07-26 | Kabushiki Kaisha Kitamura Seisakusho | Guía de deslizamiento sobre la superficie del suelo de un cortador de hierba y cortador de hierba |
| JP4956336B2 (ja) * | 2007-08-31 | 2012-06-20 | 株式会社北村製作所 | 接地体の刈払機への取付構造 |
| FR2959152B1 (fr) * | 2010-04-21 | 2012-09-21 | Pellenc Sa | Tete de coupe rotative utilisant des lames de coupe, et appareils de coupe munis d'une telle tete de coupe |
| US9078394B2 (en) * | 2010-09-24 | 2015-07-14 | Ambush Heads, Llc | Cutting head for string trimmer |
| US10368487B2 (en) * | 2013-05-17 | 2019-08-06 | Aero-Flex Technologies, Inc. | Glider assembly for handheld trimmers |
| EP3136835B1 (en) * | 2014-04-29 | 2018-03-21 | Husqvarna AB | Improved robotic work tool |
| EP3011821B1 (en) * | 2014-10-21 | 2020-01-22 | Tecomec S.r.l. | A tapping body for a head for an edge trimmer and a head for an edge trimmer |
| EP3278651A1 (de) | 2016-08-04 | 2018-02-07 | Andreas Stihl AG & Co. KG | Vorrichtung zur befestigung eines werkzeugs auf einer abtriebswelle eines motorisch angetriebenen arbeitsgerätes |
| SE2250346A1 (en) * | 2022-03-21 | 2023-09-22 | Husqvarna Ab | Lawnmower Cutting Arrangement and Lawnmower |
Family Cites Families (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US854468A (en) * | 1906-10-19 | 1907-05-21 | Charles Francis Crosby | Grass-cutter. |
| US3781991A (en) * | 1971-09-17 | 1974-01-01 | Textron Inc | Brush cutter |
| US3708967A (en) * | 1971-12-13 | 1973-01-09 | T Geist | Rotary cutting assembly |
| US4301642A (en) * | 1980-02-11 | 1981-11-24 | Thurber Stephen H | Safety rotor for mower |
| US4335510A (en) * | 1980-06-18 | 1982-06-22 | Black & Decker, Inc. | String trimmer |
| JPS5998613A (ja) * | 1982-11-29 | 1984-06-07 | 富士ロビン株式会社 | 刈払機における出力軸ロツク装置 |
| DE3447154C2 (de) * | 1984-12-22 | 1998-02-19 | Stihl Maschf Andreas | Drehsicherung für ein drehbar gelagertes Werkzeug, insbesondere ein Schneidwerkzeug eines Freischneidegerätes |
| US4630371A (en) * | 1986-02-06 | 1986-12-23 | Graham Andrew J | Line trimmer shield |
| GB2187925B (en) * | 1986-02-21 | 1990-01-31 | Black & Decker Inc | Improvements in or relating to vegetation cutters |
| US4744148A (en) * | 1986-12-04 | 1988-05-17 | Brown Kermit E | Circular cutter blade with chain saw edge |
| GB2199226B (en) * | 1986-12-29 | 1990-10-10 | Kubota Ltd | Cutter-trimmer of the walk-behind type |
| US4858321A (en) * | 1988-03-04 | 1989-08-22 | Mccullough Timothy J | Slotted depth gauge plate |
| ATE99108T1 (de) * | 1990-01-20 | 1994-01-15 | Dolmar Gmbh | Drehsicherung fuer ein drehbar gelagertes teil, vorzugsweise fuer ein schneidwerkzeug eines arbeitsgeraetes, insbesondere eines freischneidegeraetes. |
| JPH04110431A (ja) * | 1990-08-31 | 1992-04-10 | Kobe Steel Ltd | 高靭性β型チタン合金及びその製造方法 |
| DE19542144A1 (de) * | 1994-11-17 | 1996-05-23 | Stihl Maschf Andreas | Drehsicherung für ein drehend gelagertes Werkzeug eines Arbeitsgerätes |
| US5758424A (en) * | 1996-08-23 | 1998-06-02 | Iacona; Fernando R. | Head for string trimmer |
| US5778747A (en) * | 1996-11-21 | 1998-07-14 | Rexon Industrial Corp., Ltd. | Power saw having an ergonomically-designed handle and safety switch |
-
1996
- 1996-12-02 JP JP32179596A patent/JP3437903B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1997
- 1997-12-01 FR FR9715077A patent/FR2756452B1/fr not_active Expired - Fee Related
- 1997-12-01 US US08/982,020 patent/US6032369A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10155326A (ja) | 1998-06-16 |
| FR2756452B1 (fr) | 2001-11-09 |
| US6032369A (en) | 2000-03-07 |
| FR2756452A1 (fr) | 1998-06-05 |
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