JP2004141075A - 刈り払い機用刃への取り付け板 - Google Patents
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- JP2004141075A JP2004141075A JP2002310356A JP2002310356A JP2004141075A JP 2004141075 A JP2004141075 A JP 2004141075A JP 2002310356 A JP2002310356 A JP 2002310356A JP 2002310356 A JP2002310356 A JP 2002310356A JP 2004141075 A JP2004141075 A JP 2004141075A
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Abstract
【課題】動力式の刈り払い機の刃の上面、あるいは下面に取り付けて使用することによって、刃の回転が急激に落ち込むのを防止し、出力の小さい刈り払い機を使用した場合でも効率よく作業を行ない得るようにすることを目的とする。
【解決手段】刈り払い機用刃の外径よりも小さい外径の円盤板の中心部に、刈り払い機への取り付け孔を形成するとともに、円盤板の外周部付近に、外周部付近の重量を増加させるリング配置形成したことを特徴とする刈り払い機用刃。
【選択図】 図2
【解決手段】刈り払い機用刃の外径よりも小さい外径の円盤板の中心部に、刈り払い機への取り付け孔を形成するとともに、円盤板の外周部付近に、外周部付近の重量を増加させるリング配置形成したことを特徴とする刈り払い機用刃。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】
この発明は、動力式の刈り払い機を使用する際に、刃の上面部に取り付けて使用するアダプターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
草刈り作業等に使用される動力式の刈り払い機は、図1に示すとおり、動力機10の回転出力を棒体11の内部に配置させたシャフトを介して先端のフランジに伝える構成となっており、刃5の取り付けは、フランジ部に刃の中心部が圧接した状態となるよにうネジ止めすることによって行なわれる構成となっており、このような刈り払い機には、外周部に多数のチップを取り付けた構成の円盤状の刃が使用されるのが普通である。
【0003】
【課題を解決するための手段】
動力式の刈り払い機は、刃を高速で回転させることによって、刃先で草を切り払う構成となっており、負荷により刃の回転が落ちた場合、草がフランジ部に巻き付き、刃の回転が止まってしまうのである。そのような場合には、体から刈り払い機を降ろしてエンジンを停止させ、巻き付いた草を取り除くしかなく、そのような現象が度々おこると、著しく作業能率を低下させることになるのである。特に、排気量が小さく出力の小さなエンジンを搭載した刈り払い機を使用して、細くて長い草を刈るような場合には、その現象が頻繁に起こり、巻き付いた草の取り除きに多くの時間を費やし、作業効率を著しく低下させることになるのである。
【0004】
この発明は、刈り払い機を使用して草刈り作業を行なう場合に、刃の上面部に取り付けて使用するアダプターに関するものであり、それを取り付けることにより遠心力を発生させ、作業時における急激な回転の低下を防止し、小さな出力のエンジンを搭載した刈り払い機を使用した場合にあっても、効率良く刈り払い作業を行ない得るようにしようとするものである。
【0005】
【実施例】
図面にもとづいて、この発明の実施例を説明すると、刈り払い機用刃への取り付け板本体1は、刈り払い機用刃5の外径よりも小さい外径の円盤板2の中心部に、刈り払い機への取り付け孔3を形成するとともに、円盤板2の外周付近に、リング4を配置形成した構成となっているのである。
【0006】
すなわち、円盤板2は、刈り払い機6に使用する円盤状の刃5の外径よりも外径が小さく、中心部を刃5の中心部に一致させて刃5の上面に重ね載せた場合、その外周部8が、刃5に形成された歯底7付近に位置する形の円形状の金属板で形成されており、その中心部には、刃5の中心部に形成された孔と同径の孔3が形成されており、また、板面の全体に多数の孔9を打ち抜き形成した構成となっているのである。
【0007】
また、円盤板2は、表面と裏面との外周部付近にリング4が配置形成されており、その形成は、リング4を形成する金型による樹脂のインサート成形により行なわれ、円盤板2に形成した多数の孔9・・に樹脂が入り込むことによって、円盤板と一体的に固定された構成となっており、それにより、円盤板2は、その外周部付近の重量が重くなる構成となっているのである。
【0007】
刈り払い機用刃への取り付け板本体1は、上記のような構成であって、刈り払い機への取り付けは、刈り払い機用刃5の上面に載せるとともに(場合によっては、裏面に配置させる。)、中心部に形成した孔3と刃5の中心部に形成した孔とを一致させた状態にした後、刈り払い機の取り付けボルトに差し入れ、固定ナットで締め付けるという方法によって行なわれるのである。
【0008】
【発明の効果】
この発明にかかる刈り払い機用刃への取り付け板本体1は、上記のような構成であって、外周部に形成したリング4がフライホイール的な機能を果たし、急激にな負荷によっても、刃の回転が落ちず、それにより刃に草が巻き付くのを防止し、効率良く刈り払い作業を行ない得るという利点があるのである。特に、最近は、農家の高齢化にともなって、軽い小型エンジンを搭載した刈り払い機が主流となっているのであるが、このような刈り払い機を使用した場合でも、リング4の遠心力により、急激な回転の低下を防止することができ、大型機を使用した場合のように効率よく刈り払い作業を行ない得るという利点があるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】刈り払い機の構成を示す斜視図である。
【図2】刈り払い機用刃への取り付け板の構成を示す斜視図である。
【図3】刈り払い機用刃への取り付け要領を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 刈り払い機用刃への取り付け板本体
2 円盤板
3 取り付け孔
4 リング
5 刈り払い機用刃
【発明が属する技術分野】
この発明は、動力式の刈り払い機を使用する際に、刃の上面部に取り付けて使用するアダプターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
草刈り作業等に使用される動力式の刈り払い機は、図1に示すとおり、動力機10の回転出力を棒体11の内部に配置させたシャフトを介して先端のフランジに伝える構成となっており、刃5の取り付けは、フランジ部に刃の中心部が圧接した状態となるよにうネジ止めすることによって行なわれる構成となっており、このような刈り払い機には、外周部に多数のチップを取り付けた構成の円盤状の刃が使用されるのが普通である。
【0003】
【課題を解決するための手段】
動力式の刈り払い機は、刃を高速で回転させることによって、刃先で草を切り払う構成となっており、負荷により刃の回転が落ちた場合、草がフランジ部に巻き付き、刃の回転が止まってしまうのである。そのような場合には、体から刈り払い機を降ろしてエンジンを停止させ、巻き付いた草を取り除くしかなく、そのような現象が度々おこると、著しく作業能率を低下させることになるのである。特に、排気量が小さく出力の小さなエンジンを搭載した刈り払い機を使用して、細くて長い草を刈るような場合には、その現象が頻繁に起こり、巻き付いた草の取り除きに多くの時間を費やし、作業効率を著しく低下させることになるのである。
【0004】
この発明は、刈り払い機を使用して草刈り作業を行なう場合に、刃の上面部に取り付けて使用するアダプターに関するものであり、それを取り付けることにより遠心力を発生させ、作業時における急激な回転の低下を防止し、小さな出力のエンジンを搭載した刈り払い機を使用した場合にあっても、効率良く刈り払い作業を行ない得るようにしようとするものである。
【0005】
【実施例】
図面にもとづいて、この発明の実施例を説明すると、刈り払い機用刃への取り付け板本体1は、刈り払い機用刃5の外径よりも小さい外径の円盤板2の中心部に、刈り払い機への取り付け孔3を形成するとともに、円盤板2の外周付近に、リング4を配置形成した構成となっているのである。
【0006】
すなわち、円盤板2は、刈り払い機6に使用する円盤状の刃5の外径よりも外径が小さく、中心部を刃5の中心部に一致させて刃5の上面に重ね載せた場合、その外周部8が、刃5に形成された歯底7付近に位置する形の円形状の金属板で形成されており、その中心部には、刃5の中心部に形成された孔と同径の孔3が形成されており、また、板面の全体に多数の孔9を打ち抜き形成した構成となっているのである。
【0007】
また、円盤板2は、表面と裏面との外周部付近にリング4が配置形成されており、その形成は、リング4を形成する金型による樹脂のインサート成形により行なわれ、円盤板2に形成した多数の孔9・・に樹脂が入り込むことによって、円盤板と一体的に固定された構成となっており、それにより、円盤板2は、その外周部付近の重量が重くなる構成となっているのである。
【0007】
刈り払い機用刃への取り付け板本体1は、上記のような構成であって、刈り払い機への取り付けは、刈り払い機用刃5の上面に載せるとともに(場合によっては、裏面に配置させる。)、中心部に形成した孔3と刃5の中心部に形成した孔とを一致させた状態にした後、刈り払い機の取り付けボルトに差し入れ、固定ナットで締め付けるという方法によって行なわれるのである。
【0008】
【発明の効果】
この発明にかかる刈り払い機用刃への取り付け板本体1は、上記のような構成であって、外周部に形成したリング4がフライホイール的な機能を果たし、急激にな負荷によっても、刃の回転が落ちず、それにより刃に草が巻き付くのを防止し、効率良く刈り払い作業を行ない得るという利点があるのである。特に、最近は、農家の高齢化にともなって、軽い小型エンジンを搭載した刈り払い機が主流となっているのであるが、このような刈り払い機を使用した場合でも、リング4の遠心力により、急激な回転の低下を防止することができ、大型機を使用した場合のように効率よく刈り払い作業を行ない得るという利点があるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】刈り払い機の構成を示す斜視図である。
【図2】刈り払い機用刃への取り付け板の構成を示す斜視図である。
【図3】刈り払い機用刃への取り付け要領を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 刈り払い機用刃への取り付け板本体
2 円盤板
3 取り付け孔
4 リング
5 刈り払い機用刃
Claims (1)
- 刈り払い機用刃5の外径よりも小さい外径の円盤板2の中心部に、刈り払い機への取り付け孔3を形成するとともに、円盤板2の外周部付近に、外周部付近の重量を増加させるリング4を配置形成したことを特徴とする刈り払い機用刃への取り付け板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002310356A JP2004141075A (ja) | 2002-10-25 | 2002-10-25 | 刈り払い機用刃への取り付け板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002310356A JP2004141075A (ja) | 2002-10-25 | 2002-10-25 | 刈り払い機用刃への取り付け板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004141075A true JP2004141075A (ja) | 2004-05-20 |
Family
ID=32455869
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002310356A Pending JP2004141075A (ja) | 2002-10-25 | 2002-10-25 | 刈り払い機用刃への取り付け板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004141075A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007252213A (ja) * | 2006-03-20 | 2007-10-04 | Kitamura Seisakusho:Kk | 刈払機の接地体、及び刈払機 |
JP2008035731A (ja) * | 2006-08-02 | 2008-02-21 | Kitamura Seisakusho:Kk | 刈払機の接地体、及び刈払機 |
JP2008178379A (ja) * | 2007-01-25 | 2008-08-07 | Masaru Itabane | 8個の鉄玉をエンジン草刈機ローター外周部の間え挟み込んで動輪作用に力強さを加えたナイロンコード式草刈払い機ローター |
JP2008295465A (ja) * | 2006-11-24 | 2008-12-11 | Kitamura Seisakusho:Kk | 刈払機の接地体及び刈払機 |
JP2009183241A (ja) * | 2008-02-08 | 2009-08-20 | Fuji Heavy Ind Ltd | 刈刃及び刈払機 |
CN1954991B (zh) * | 2005-10-05 | 2010-05-26 | 株式会社名机制作所 | 光盘基板的射出成形装置 |
-
2002
- 2002-10-25 JP JP2002310356A patent/JP2004141075A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1954991B (zh) * | 2005-10-05 | 2010-05-26 | 株式会社名机制作所 | 光盘基板的射出成形装置 |
JP2007252213A (ja) * | 2006-03-20 | 2007-10-04 | Kitamura Seisakusho:Kk | 刈払機の接地体、及び刈払機 |
JP4550755B2 (ja) * | 2006-03-20 | 2010-09-22 | 株式会社北村製作所 | 刈払機の接地体、及び刈払機 |
JP2008035731A (ja) * | 2006-08-02 | 2008-02-21 | Kitamura Seisakusho:Kk | 刈払機の接地体、及び刈払機 |
JP4669452B2 (ja) * | 2006-08-02 | 2011-04-13 | 株式会社北村製作所 | 刈払機の接地体、及び刈払機 |
JP2008295465A (ja) * | 2006-11-24 | 2008-12-11 | Kitamura Seisakusho:Kk | 刈払機の接地体及び刈払機 |
JP4550925B2 (ja) * | 2006-11-24 | 2010-09-22 | 株式会社北村製作所 | 刈払機の接地体及び刈払機 |
JP2008178379A (ja) * | 2007-01-25 | 2008-08-07 | Masaru Itabane | 8個の鉄玉をエンジン草刈機ローター外周部の間え挟み込んで動輪作用に力強さを加えたナイロンコード式草刈払い機ローター |
JP2009183241A (ja) * | 2008-02-08 | 2009-08-20 | Fuji Heavy Ind Ltd | 刈刃及び刈払機 |
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