JP2535943Y2 - ペーパータオルユニット - Google Patents

ペーパータオルユニット

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JP2535943Y2
JP2535943Y2 JP1990104868U JP10486890U JP2535943Y2 JP 2535943 Y2 JP2535943 Y2 JP 2535943Y2 JP 1990104868 U JP1990104868 U JP 1990104868U JP 10486890 U JP10486890 U JP 10486890U JP 2535943 Y2 JP2535943 Y2 JP 2535943Y2
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JP
Japan
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paper towel
unit
paper
hot air
outlet
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JP1990104868U
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JPH0462196U (ja
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英和 有吉
薫 野上
エリ子 阿部
博之 稲垣
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東陶機器株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は機能性、利用性を向上させたペーパータオル
ユニットに関するものである。
[従来の技術] 洗面所で手を洗った後、ペーパータオルで手を掃払す
ることが行なわれる。従来では、ペーパータオルは、箱
状のホルダ内に引き出し自在に格納され、洗面台等の側
壁の取り易い部位に配設されている。一方、使用後のペ
ーパータオルを廃棄する場合、ダストボックスは離れた
床上等に配設されている。
一方、上記ペーパータオルに代え、温風による手洗い
後の手の乾燥装置が実用に供されている。
[考案が解決しようとする課題] 上記したペーパータオルで、洗浄後の手を掃払しよう
とした場合、手の濡れが充分に掃払できないことが多
く、複数枚のペーパータオルを使用する場合が住々にし
てあり、ペーパータオルの使用量が増え、省資源上好ま
しくない。にも拘らず、1枚のペーパータオルで、手を
乾燥状態迄掃払することは難しい。
そして、一般には、使用後のペーパータオル廃棄用の
ダストボックスが、ペーパータオルホルダから離れた場
所に配設されていることから、使用後のペーパータオル
や、これの屑が床に落ちていることがあり、好ましくな
い。
一方、洗浄後の手を温風で乾燥させる温風乾燥装置
は、手の乾燥に時間がかかり、濡れた手を完全に乾燥さ
せるには相当の時間を要し、効率的な乾燥は難しい。
本考案は、かかる課題を解決すべくなされたもので、
その目的とする処は、ペーパータオルの消費量を低減
し、且つ手の掃払、乾燥を確実、短時間に効果的に行な
わせ、更に、使用後のペーパータオルの廃棄を、床面に
屑やペーパータオル自体の落とし忘れ、散乱を伴うこと
なく洗浄に行なわせるようにし得るペーパータオルユニ
ットを提供するにある。
[課題を解決するための手段] 上記した課題を解決するための手段は、ペーパータオ
ルを、補充、引き出し自在に格納した上部のペーパータ
オル収納部と、このペーパータオル収納部の下に設けら
れ、手を揃えて挿入する空間を備え乾燥用の温風を供給
する温風乾燥部とを、上下に配設して一体化し、ペーパ
ータオル収納部の底面にペーパータオルの引き出し口を
設け、この引き出し口に対向する位置に、上方に向けて
温風乾燥部の吹出し口を設け、この温風乾燥部の下に、
ペーパータオルの廃棄用ダストボックスを配設し、上部
のペーパータオル収納部、中間部の温風乾燥部、下部の
ダストボックスを一体化した。
[上記手段による作用] 上記手段によれば、上部のペーパータオル収納部から
ペーパータオルを引出して手を掃払し、下の温風乾燥装
置で手を乾燥させることができ、使用済みのペーパータ
オルは、収納部の下のダストボックスにその儘移動する
ことなく廃棄することができる。
又、ペーパータオル収納部の引き出し口に対向する位
置に、上方に向けて温風乾燥部の吹出し口を設けたの
で、万一利用者が濡れた手をペーパータオルで拭く際過
って次のペーパータオルを濡らしてしまっても、吹出し
口から直に温風を吹出して乾燥させることができ、次に
利用者に不快感を与えることがない。従って次の利用者
が濡れたペーパータオルを捨てることがないから、ペー
パータオルを無駄に消費する虞がない。
[実施例] 次に本考案の一実施例を添付した図面に従って詳述す
る。
第1図は洗面所に本考案にかかるペーパータオルユニ
ットを組み込んだ一例を示す斜視図、第2図はペーパー
タオルユニットの縦断側面図である。
第1図において1は化粧室で、床2上の壁3の前面に
カウンター4が配設され、カウンター4の奥の壁面には
化粧用鏡5が設けられ、壁面の上部には庇状の棚板6が
設けられ、これの下面に照明器具7が配設されている。
カウンター4の手前には、洗面器8が設けられ、洗面器
8は、実施例では上部に洗面ボール8−1を備え、下半
部8−2を筒状としたタイプを示したが、カウンター4
に洗面ボール、給水器具を組み込んだ一般的なタイプで
も良い。
カウンター4を前面に設けた壁3と直角に隣接する壁
9に、本考案にかかるペーパータオルユニット10を組込
設置する。
ペーパータオルユニット10は、壁9の高さ方向中間部
乃至下部に亘るように凹設した矩形の凹状部9−1内に
埋設固定される。ユニット10のケース11は縦長の矩形箱
状をなし、壁面方向の面が開放されている。ケース11
は、第2図で示したように上板11−1、下板11−2、背
板11−3、側板11−4を備え、他方の側板は表されてい
ない。
ケース11の上部には、水平な仕切板12が架設され、仕
切板12の開放部11−5に近い部分には、左右方向に長さ
を有するスリット状のペーパータオルの引き出し口13が
形成されている。仕切板12とケース11の上板11−1間の
前部には、この間の開放部14を覆う蓋板15が開閉自在に
設けられ、蓋板15の裏面と背板11−3の対向する内面に
は線状のペーパータオルガイド16,17が設けられてい
る。以上によりペーパータオル収納部19が形成され、内
部の収納空間18にペーパータオルTを積層して収納し、
ペーパータオルTは、底部をなす仕切板12の前部に形成
したスリット状引き出し口13から1枚ずつ引出して使用
する。
仕切板12の下の、ケース11の高さ方向中間部の空間に
は温風乾燥機20を設置する。乾燥機20は、第2図の如く
区画板21内に収納、設置され、区画板21は、上端部21−
1がケース11の背板11−3中間部の上記仕切板12下面の
後端部に当接し、ここから下方に、且つ前方に湾曲する
湾曲部21−2を備える。湾曲部21−2の下端部は、ケー
ス11の前端部と面一となって下方に垂下され、高さ方向
に短い正面部21−3を形成し、この部分の下端から後方
に折曲延出して底部21−4を形成し、底部21−4の後端
部が背板11−3のこの部分の内面に接合され、側面略三
角状の空間21−5が内部に形成される。この空間21−5
内に乾燥機20を収納する。
区画板21の湾曲部21−2の上、前面で、仕切板12の下
には扇状の空間22が形成され、この部分を、ペーパータ
オル引き出し空間、該タオルの掃払後の手挿入空間とす
る。乾燥機20は、その温風吹出し口20−1を、上記した
区画板21の湾曲部21−2の中間部に斜前上方に開口する
ように臨ませ、空間22の上記したペーパータオルTの引
き出し口13の奥の一側には、温風機20を駆動するセンサ
23を設置し、空間22に乾燥のために挿入した手を検知
し、温風機20を駆動させるように構成する。
以上により、ペーパータオル収納部19の下方の空間22
に、温風乾燥機20による温風の供給で温風乾燥部24を形
成する。
そして、ケース11の下板11−2上にはダストボックス
25を配設する。ダストボックス25は、前面を閉じた箱状
をなし、ケース11内の上記した区画板21の底部21−4の
下方に手前方向に挿脱自在に配設される。ダストボック
ス25は、実施例では、上面25−1が若干前方向に下傾
し、上面の大分部を占めるように蓋板26を備え、蓋板26
は、ダストボックスボックス25の上面25−1の開口25−
2に開閉自在に設けられ、蓋板26はその後端部を、開口
25−2の後端部に蝶着して閉じる方向に弾圧付勢されて
いる。
かくして、ペーパータオルユニット10が構成され、ケ
ース11の上から、ペーパータオル収納部19、この下に温
風乾燥部24、この下にダストボックス25が設けられ、夫
々は、ケース11内に上下に組み込まれている。
以上においては、手を洗面器8で洗った後、ペーパー
タオル収納部19の下の空間22内の上方部に手を差し入
れ、仕切板12下面の手前側の引き出し口13から垂下され
ているペーパータオルTを摘んで引き出し、爾後、濡れ
た手を掃払する。掃払によっても手は若干水分が付着し
て濡れ加減であるが、掃払後の手を空間22に挿入する。
手を空間内の温風吹出し口20−1の上に臨ませ、これを
センサ23が検出し、温風乾燥機20が駆動され、温風が吹
出し口20−1から吹出され、挿入した手を温風で乾燥せ
しめる。尤も、ペーパータオルTを用いることなく、洗
浄後の手を直接温風のみで乾燥しても良い。
上記した、使用後のペーパータオルTは、最下部に設
けられたダストボックス25に廃棄し、蓋板26を上から押
圧することにより開放され、上から使用済みのペーパー
タオルを投入、廃棄する。ダストボックス25は、ペーパ
ータオル収納部19の直下にあり、引出して使用した後、
その儘直下のダストボックス25に投入、廃棄すれば良
く、従って、使用後のペーパータオルを持った儘移動す
ることがなく、床等にこれが誤って落としたり、屑が落
下することがない。
[考案の効果] 以上で明らかなように本考案によれば、 先ず、ペーパータオル収納部と、この下に一体的に温
風乾燥部を設けたので、手の洗浄後、ペーパータオルに
よる掃払と併せ、移動することなくその場で手の温風に
よる乾燥を行なうことができ、ペーパタオルによる掃払
と温風乾燥を同時に行なえ、合理的に、効果的に洗浄後
の手の掃払、乾燥が行なえて便利で、使い勝手性に優れ
る。そして、ペーパータオルによる掃払と温風乾燥が、
同一場所で行なえるので、従来、ややもすると、手の完
全な水分除去を目的としてペーパータオルを何枚も使用
しがちであったが、本考案では、ペーパータオルの引き
出し口直下の空間に、掃払後の手を挿入するだけで温風
乾燥が行なえ、従って、場所の移動を伴うことなく掃払
後の手の乾燥がなされ、ペーパータオルの消費量を抑制
することが可能となり、省資源の点でも有利である。
又、ペーパータオル収納部の引き出し口に対向する位
置に、上方に向けて温風乾燥部の吹出し口を設けたの
で、万一利用者が濡れた手をペーパータオルで拭く際過
って次のペーパータオルを濡らしてしまっても、吹出し
口から直に温風を吹出して乾燥させることができ、次の
利用者に不快感を与えることがない。従って次の利用者
が濡れたペーパータオルを捨てることがないから、ペー
パータオルを無駄に消費する虞がない。
次に、使用後のペーパータオルの廃棄用ダストボック
スが、ペーパータオルの収納部の直下に設けられている
ので、使用済みのペーパータオルは、その儘移動を伴う
ことなく廃棄でき、移動しないことから床上にペーパー
タオルを落としたり、屑が落下することがなく、洗面所
等の床面を清浄に保持することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は洗面所
に本考案にかかるペーパータオルユニットを組み込んだ
一例を示す斜視図、第2図はペーパータオルユニットの
縦断側面図である。 尚図面中10はペパータオルユニット、19はペーパータオ
ル収納部、20は温風乾燥機、22は空間、24は温風乾燥
部、25はダストボックスである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 稲垣 博之 東京都港区虎ノ門1丁目1番28号 東陶 機器株式会社東京支社内 (56)参考文献 実開 昭63−118888(JP,U) 実開 平1−92899(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ペーパータオルを補充、引き出し自在に格
    納した上部のペーパータオル収納部と、このペーパータ
    オル収納部の下に設けられ、手を揃えて挿入する空間を
    備え、乾燥用の温風を供給する温風乾燥部とを、上下に
    配設して一体化し、 上記ペーパータオル収納部の底面にペーパータオルの引
    き出し口を設け、この引き出し口に対向する位置に、上
    方に向けて前記温風乾燥部の吹出し口を設け、 この温風乾燥部の下に、ペーパータオルの廃棄用ダスト
    ボックスを配設し、 上部のペーパータオル収納部、中間部の温風乾燥部、下
    部のダストボックスを一体化した、 ことを特徴とするペーパータオルユニット。
JP1990104868U 1990-10-04 1990-10-04 ペーパータオルユニット Expired - Lifetime JP2535943Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990104868U JP2535943Y2 (ja) 1990-10-04 1990-10-04 ペーパータオルユニット

Applications Claiming Priority (1)

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JP1990104868U JP2535943Y2 (ja) 1990-10-04 1990-10-04 ペーパータオルユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0462196U JPH0462196U (ja) 1992-05-28
JP2535943Y2 true JP2535943Y2 (ja) 1997-05-14

Family

ID=31850313

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990104868U Expired - Lifetime JP2535943Y2 (ja) 1990-10-04 1990-10-04 ペーパータオルユニット

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6212061A (ja) * 1985-07-09 1987-01-21 Toshiba Battery Co Ltd 密封形電池の製造方法
JPS62189770A (ja) * 1986-02-15 1987-08-19 Fumio Inaba 接合型半導体発光素子

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0462196U (ja) 1992-05-28

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