JP2535827B2 - 車輌用ミラ−装置 - Google Patents

車輌用ミラ−装置

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JP2535827B2
JP2535827B2 JP61104740A JP10474086A JP2535827B2 JP 2535827 B2 JP2535827 B2 JP 2535827B2 JP 61104740 A JP61104740 A JP 61104740A JP 10474086 A JP10474086 A JP 10474086A JP 2535827 B2 JP2535827 B2 JP 2535827B2
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gear
gears
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eccentric rotor
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JP61104740A
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望 鳥居
佳史 森
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Aisin Corp
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Aisin Seiki Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R1/00Optical viewing arrangements; Real-time viewing arrangements for drivers or passengers using optical image capturing systems, e.g. cameras or video systems specially adapted for use in or on vehicles
    • B60R1/02Rear-view mirror arrangements
    • B60R1/06Rear-view mirror arrangements mounted on vehicle exterior
    • B60R1/062Rear-view mirror arrangements mounted on vehicle exterior with remote control for adjusting position
    • B60R1/07Rear-view mirror arrangements mounted on vehicle exterior with remote control for adjusting position by electrically powered actuators
    • B60R1/074Rear-view mirror arrangements mounted on vehicle exterior with remote control for adjusting position by electrically powered actuators for retracting the mirror arrangements to a non-use position alongside the vehicle

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、車輌用ミラー装置に関し、特に詳述すれ
ば、その内部に配される減速機構の改良に利用される。
従来の技術 従来の車輌用ミラー装置は、第12図および第13図に示
すように、車体(ドア又はフロントフエンダー)に固定
したベース1側のシヤフト7に、ミラーケース2を支持
するフレーム3を回転自在に支承させる。フレーム3内
には電動モータ4を配し、階電動モータ4からの回転ト
ルクを多数の平歯車5を介して最終歯車6に、減速した
状態で伝達させ、フレーム3側にクラツチを介して支持
された最終歯車6のシヤフト7まわりに平歯車5が自転
しつつ公転するので、フレーム3をベース1に対し変位
させ、ミラーの位置を調整させている。
本発明が解決しようとする問題点 ミラーを担持するミラーケース2は、ドア又はフロン
トフエンダーから側方に突出する形となつているため、
走行時の風切り音の原因となつている。この風切り音の
軽減のために第14図に示す如く、ベース1とミラーケー
ス2との間に空間Aを設けることが有効であるとされて
いる。
しかしながら、第12図と第13図に示した従来例の如
き、平歯車5を多段に組み、減速機構としているもので
は、空間Aをとることが不可能となつている。
それ故に、本発明は、減速機構を改良することで、空
間Aの確保可能とすることを、解決すべき課題とする。
問題点を解決するための手段 本発明は、前述した問題点を解決するために、車体側
のベースのシヤフトまわりに、偏心ロータを支承させ、
該ロータに軸支された第1のギヤに、第2と第3のギヤ
を噛合せ、第2と第3のギヤの一方のフレーム側の固定
し且つ他方をクラツチを介いてシヤフトに支持し、第2
と第3のギヤに歯数差があるようにした技術的手段を用
いる。
作 用 前述した手段の採用は、偏心ロータの回転が第1のギ
ヤと第2、第3のギヤとの噛合い点を変え、該ロータの
一回転が、第2と第3のギヤとの間にその歯数差に応じ
た相対的回転を作り、最終的に、ベースに対しフレーム
を変位させることになる。
このようなギヤの組合せによる減速機構は、従来の平
歯車の組合せに較べて小型となり、空間Aを作ることが
できる。
実施例 第1−7図を参照して本発明の第一実施例を説明す
る。
車体側のベース1に植設されたシヤフト7に、フレー
ム3を支承させ、このフレームにミラーケース2を固定
する。シヤフト7にスナツプ止めされた止め輪8に偏心
ロータ9の下端を支承させる。シヤフト7に軸支された
偏心ロータ9の上部に平歯車10を噛合せる。この平歯車
10を、歯車11、12及びウオーム13を介して、電動モータ
14に連結させる。かくして、電動モータ14の回転トルク
は、ウオーム13及び歯車12、11、10を介して偏心ロータ
9をシヤフト7まわりに回転させる。
偏心ロータ9に外歯である第1のギヤ15を軸支させ
る。第1のギヤ15は、内歯である第2と第3のギヤ16、
17を噛合せる。第3のギヤ17をフレーム3に固定させ
る。第2のギヤ16と止め輪8との間にワツシヤ18を介在
させ、又、第2のギヤ16の下面のカム面にカムプレート
19のカム面を当接させる。カムプレート19とフレーム3
との間のスプリング20がカムプレート19の第2のギヤ16
にカム面を介して当接させ、又、フレーム3とベース1
との間にホール21を摩擦係合させる。カムプレート19は
シヤフト7に対し非回転とさせる。この結果、第2のギ
ヤ16は、必要以上の高トルクが作用しな限り、シヤフト
7側に固定状態となつている。
第2と第3のギヤ16、17との間に歯数差があり、好ま
しくは、第3のギヤ17の歯数(n)を第2のギヤ16の歯
数(n−1)より1つ多くする。
電動モータ14を作動させると、ウオーム13及び歯車1
2、11、10を介して、偏心ロータ9こ回転させる。第4
図に示す第1のギヤ15と第2の第3のギヤ16、17との噛
合い位置は、偏心ロータ9の時計方向の回転に伴い、順
次、時計方向に移動(第5−7図参照)する。この結
果、第2と第3のギヤ16、17の歯数差に応じた分だけ第
2と第3のギヤ16、17とは相対的変位する。即ち、第3
のギヤ17の歯数(n)に対し、第2のギヤ16の歯数が
(n−1)の時、偏心ロータ9の一回転に対し、第3の
ギヤ17が360゜/nの角度だけ、第2のギヤ16に対しより
多く(相対)回転することになる。このため、第3のギ
ヤ17を固定したフレーム3がベース1に対し同角度変位
することになる。云い換えれば、偏心ロータ9の回転数
に応じた分だけミラーケース2が車体に対し変位する。
偏心ロータ9の反時計方向の回転は、ミラーケース2を
前述とは逆方向に変位させる。
尚、22はシヤフト7の位置を検出するマイクロスイツ
チである。
第8図に、第1図の例に用いたクラツチ19とは別の例
を示す。第2のギヤ16を摩擦部材23、24間に介在させ、
上向きの動きをナツト25で規制する。摩擦部材24は皿ば
ね26に当接し、該皿ばね26をスプリング20の一端を受け
るプレート27で支持する。摩擦部材23、24はシヤフト7
に対し、その軸線方向の動きは可能であるが、回転不可
能となつている。皿ばね26とスプリング20とが、摩擦部
材23、24を第2のギヤ16に圧接させ、所定トルク以内で
は、第2のギヤ16をシヤフト7に固定させ、該トルク以
上となると、第2のギヤ16が摩擦部材23、24に対しすべ
り自転することになる。
第9図に示す例は、第1図に示すカムプレート19、第
2のギヤ16を、偏心ロータ9の上方に位置させ、該偏心
ロータ9と電動モータ14との結合部を下方へ移したもの
であるが、実質的な作用は第1図の例と同じ故に、同一
部品に同一符号を記し、その説明を省略する。
第10図に示す例は、第9図に示すカムプレート19に代
えて、第8図の例の如く、摩擦部材23、24間に第2のギ
ヤ16を介在させ、摩擦部材24を皿ばね26により第2のギ
ヤ16に圧接させる。尚、皿ばね26を受けるプレート27を
シヤフト7に固定させる。この例も、実質的に第8図の
例と同作用をするので、同一部品に同一符号を記しその
説明を省略する。
以上説明した実施例では、第1のギヤ15を外歯とし、
第2と第3のギヤ16、17を内歯としたが、第11図に示す
如く、第1のギヤ15を内歯とさせ、第2と第3のギヤ1
6、17を外歯とし、第1のギヤ15を偏心ロータ9に嵌合
させても良い。この場合にも、第2と第3のギヤ16、17
の歯数差に応じた分だけ偏心ロータ9の回転によりフレ
ーム3がベース1対し変位する。
効 果 ミラーケースに外力が作用した時、この外力は、第2
のギヤを介して第1のギヤ及び偏心ロータに伝達される
が、偏心ロータの軸部での自縛により、それ以降外力が
伝達されない。それ故、電動モータ側の歯車の噛合い部
に該外力が伝達されない。即ち、歯車の噛合い部に逆転
荷重が伝達されず、動力伝達経路に予期しない力をかけ
ることはない。
第1−3のギヤの組合せからなる減速機構は、たとえ
ば、シンプルな構成で且つ樹脂の成形品で簡単に製作で
きるので安価であり、しかも、大きな減速比が得られ相
当に小型とさせ得るので、ミラーケース内に他の部品の
収容を可能にするスペースを提供できる。
さらに、第1のギヤに対の第2と第3のギヤを組合せ
る構成は、ミラーケースの不等速な動きを作くことな
く、ミラーが電動モータの回転数に正しく応じた動きを
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1例の縦断面図、第2図は第1の矢視
II−IIよりみた横断面図、第3図は第2図の矢視III−I
IIよりみた断面図、第4−7図は第1のギヤと第2、第
3のギヤとの噛合い点の変化を示す断面図、第8図は第
1実施例のクラツチ部の変形例を示す断面図、第9図は
第2実施例を示す断面図、第10図は第2実施例のクラツ
チ部の変形例を示す断面図、第11図は本発明の別の例を
示す説明図、第12図は従来例の横断面図、第13図はその
縦断面図、および第14図は好ましいミラーケースとベー
スの関係を示す正面図である。 図中:1……ベース、 2……ミラーケース、 3……フレーム、 7……シヤフト、 9……偏心ロータ、 14……電動モータ、 15、16、17……ギヤ。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体側のベースに植設されたシヤフトまわ
    りに回動自在に支承され且つミラーケースを支持するフ
    レーム、該フレーム上の動力源からの回転トルクを受け
    前記シヤフトまわりを回動するがシヤフトの中心とは偏
    心した中心を有する偏心ロータ、該偏心ロータに対し同
    心関係に軸支される第1のギヤ、該第1のギヤと噛合い
    且つシヤフトと同心関係の対の第2および第3のギヤを
    有し、 前記第2と第3のギヤに少なくとも一つの歯数差があ
    り、前記第3のギヤが前記フレーム側に固定され且つ第
    2のギヤがクラツチを介して前記シヤフト側に支持され
    ることを特徴とする車輌用ミラー装置。
  2. 【請求項2】前記第1のギヤが外歯であり、前記第2と
    第3のギヤが内歯であることを特徴とする車輌用ミラー
    装置。
JP61104740A 1986-05-09 1986-05-09 車輌用ミラ−装置 Expired - Lifetime JP2535827B2 (ja)

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JPS62261558A JPS62261558A (ja) 1987-11-13
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