JPH0124090B2 - - Google Patents

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JPH0124090B2
JPH0124090B2 JP56108921A JP10892181A JPH0124090B2 JP H0124090 B2 JPH0124090 B2 JP H0124090B2 JP 56108921 A JP56108921 A JP 56108921A JP 10892181 A JP10892181 A JP 10892181A JP H0124090 B2 JPH0124090 B2 JP H0124090B2
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JP
Japan
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planetary gear
transmission
transmission device
shaft
gear holder
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JP56108921A
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English (en)
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JPS5751532A (en
Inventor
Hoofuman Hansuuotsutoo
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BROSE VERWALTUNG
Original Assignee
BROSE VERWALTUNG
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Publication date
Application filed by BROSE VERWALTUNG filed Critical BROSE VERWALTUNG
Publication of JPS5751532A publication Critical patent/JPS5751532A/ja
Publication of JPH0124090B2 publication Critical patent/JPH0124090B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H1/00Toothed gearings for conveying rotary motion
    • F16H1/28Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion
    • F16H1/32Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion in which the central axis of the gearing lies inside the periphery of an orbital gear
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H1/00Toothed gearings for conveying rotary motion
    • F16H1/28Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion
    • F16H2001/2881Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion comprising two axially spaced central gears, i.e. ring or sun gear, engaged by at least one common orbital gear wherein one of the central gears is forming the output

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Retarders (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電気的な座席調節装置のための伝動
装置であつて、伝動装置ケーシングと、該伝動装
置ケーシング内まで達している駆動軸と、遊星歯
車保持体に回転可能に支承されて伝動装置ケーシ
ングの内歯とかみ合つている第1の遊星歯車と、
伝動装置ケーシングから導出されている被駆動部
材とを有しており、前記遊星歯車保持体が駆動軸
と回動不能に結合されており、また第1の遊星歯
車に第2の遊星歯車が回動不能に結合されてい
て、この第2の遊星歯車が被駆動部材の内歯とか
み合つている形式のものに関する。
従来の技術 このような形式の伝動装置は、例えばドイツ連
邦共和国特許出願公告第1291570号明細書に開示
されている。この公知の伝動装置においては、遊
星歯車保持体が駆動軸の、偏心的に配置された円
筒形の軸区分によつて形成されている。このよう
な伝動装置を、高い駆動回転数を有する電気的な
座席調節装置に取り付ける場合、アンバランスが
生じるという問題点がある。
またドイツ連邦共和国特許出願公告第1555711
号明細書には座席調節装置のための手動式の伝動
装置が開示されている。この手動式の伝動装置に
おいては、ハンドグリツプを有する駆動軸は遊星
歯車支持体の外周に設けられた歯にかみ合う歯車
を有している。遊星歯車支持体は2つの円板より
成つていて、これら2つの円板の間に全部で4つ
の遊星歯車対が軸受けされている。このような配
置は、確かにアンバランスが生じることはない
が、歯車直径が小さいために、電気的な座席調節
装置において望まれる高い減速比には適していな
い。4つの歯車対の代わりに、例えば1つの歯車
対を設ければ、やはりアンバランスの問題が生じ
る。
発明が解決しようとする課題 そこで本発明の課題は、電気的な座席調節装置
に適した高い減速比を有する、冒頭に述べた形式
の伝動装置で、材料を節減した遊星歯車保持体を
簡単にバランスさせ(釣り合わせ)ることができ
るようなものを提供することである。
課題を解決するための手段 前記課題を解決した本発明によれば、遊星歯車
保持体が、この遊星歯車保持体の回転軸線に対し
て半径方向に延びる2つの脚部と同回転軸線に対
して平行に延びるベース部材とから成るほぼU字
形の中間部材から形成されており、前記第1の遊
星歯車とこの遊星歯車に回動不能に結合された第
2の遊星歯車とが、前記脚部の間で、この両方の
脚部に保持されている支承軸上に配置されてお
り、遊星歯車保持体軸が分割されていて、その一
方の軸部分が遊星歯車保持体の一方の脚部に、ま
た他方の軸部分が他方の脚部に、これらの脚部の
それぞれ長手方向中央範囲内で取り付けられてお
り、被駆動部材が座席調節装置の調節レバーに回
動不能に結合されている。
作用及び効果 U字形の中間部材のベース部は、遊星歯車保持
体の軸線に関連して半径方向で遊星歯車対に向き
合つて配置されているので、重量の補償(バラン
ス)が形成される。相応に正確に仕上げられた2
つの遊星歯車を有する遊星歯車保持体が、あらか
じめバランスされていない場合は後で行われる重
量補償時に、重さをやや変えてやればよい。遊星
歯車対はU字形の中間部材内に配置されていて、
特に遊星歯車保持体の回転軸線を越えてベース部
材に向かつて突出しているので、遊星歯車対は大
きい直径を有することができる。中間部材はU字
形であるので、材料の節減が得られる。
また、被駆動部材が座席調節装置の調節レバー
と回動不能に結合されていることによつて、冒頭
に述べた公知の伝動装置に設けられていた他の2
つの歯車部材、即ち被駆動部材に形成されたピニ
オンと、該ピニオンに係合する、調節レバーのセ
クタ歯車とが不要となる。また本発明による伝動
装置はその歯数を相応に選定することによつてそ
れに応じた高い伝達比に設定することが可能なの
で、ピニオンとセクタ歯車とによつて得られる付
加的な駆動伝達は不要となる。
実施態様 被駆動部材が伝動装置ケーシングに回転可能に
支承されていると有利である。伝動装置を座席調
節装置に装着する際には、この伝動装置ケーシン
グを座席調節装置に固定させるだけで十分であ
る。この点、前述の公知の伝動装置では伝動装置
ケーシングの他の被駆動部材も別個に座席調節装
置に装着する必要がある。
本発明の有利な1実施態様によれば、伝動装置
ケーシングがほぼ釣り鐘形に形成されており、被
駆動部材がこの釣り鐘の開口に当たる部分を被い
ながら釣り鐘の縁に当たる部分範囲で、伝動装置
ケーシングの内周面に配置された第1の回転軸受
を介して伝動装置ケーシングに支承されている。
このような構成によつて密閉されたコンパクトな
伝動装置形状が得られる。この際、第1の回転軸
受は、高い傾動モーメントをも受容できるニード
ル軸受として形成されるか、又は例えば合成樹脂
より成る滑りリングを備えて低コストで形成され
る。
遊星歯車保持体を特に容易にかつ確実に支承す
るためには、遊星歯車保持体が場合によつては分
割された遊星歯車保持体軸を有しており、この軸
の一方の端部が被駆動部材で第2の回転軸受内に
軸受けされており、また他方の端部が伝動装置ケ
ーシングで第3の回転軸受内に軸受けされた駆動
軸に固く結合されているとよい。
遊星歯車保持体は複数の部分を組み合わせて構
成しても、駆動軸と一体的に形成されていてもよ
い。また前記のように遊星歯車保持体が合成樹脂
より製造されていれば、製造コストは特に少なく
て済み、しかもその質量が小さく、製造許容誤差
がわずかであるために、その発生するモータ回転
数が高い(毎分3000回転数まで)にもかかわら
ず、遊星歯車保持体をバランスさせる必要はなく
なる。
第1の遊星歯車と第2の遊星歯車とが、遊星歯
車保持体の脚部の2つの端部でそれぞれ1つの第
4の回転軸受に支承された支承軸にそれぞれ回動
不能に固定されていると有利である。それによつ
て、簡単な形式で両方の遊星歯車を互いに回動不
能に結合し、かつ、遊星歯車保持体で保持するこ
とができる。
製造コストを更に少なくするためには、回転軸
受の少なくとも1つが特に薄板からプレス又はス
タンピング加工された軸受つばを有しているとよ
い。
本発明の別の実施態様によれば伝動装置に少な
くとも1つのストツパ部材が設けられており、こ
のストツパ部材が、被駆動部材に設けられた当て
つけ突出部と協働するようになつている。このよ
うな構成によつて、被駆動部材の回転運動に制限
が与えられ、ひいては電気的な座席調節装置の昇
降限界も与えられる。相応に形成された扇形歯車
部材によつて昇降限界が得られるようになつてい
る冒頭に述べた公知の伝動装置とは異なつて、こ
の本発明の構成による上記の昇降限界は調節レバ
ーのセクタ歯車には左右されないものである。さ
らにストツパ部材及び(又は)当てつけ突出部が
調節又は移動可能に形成されているとよい。これ
によつて昇降限界は簡単な形式で調節されまた
種々異なる設計及び構造を有する電気的な調節装
置に本伝動装置を適合させることができる。この
場合、ストツパ部材及び(又は)当てつけ突出部
が調節ねじとして又は差込みピンとして形成され
ていると有利である。
実施例 次に図示の実施例につき本発明を説明する。
自動車の座席の調節、特に座席の高さ及び傾度
を電気的な座席調節装置を用いて調節する際には
相対的に高い調節力を必要とする。経費と重量と
を節減するために、有利には高速運転で小型の調
節モータを使用することが望まれているので、
1:600位の程度の高い伝達度を有する駆動伝達
を行う必要がある。歯車部材の数が少なく、ひい
ては騒音や摩耗の少ない、本発明の一実施例によ
る軽量な伝動装置が以下に記載されている。
第2図には伝動装置10の横断面図が示されて
いる。この伝動装置は主に、1つの定置の部分、
即ち伝動装置ケーシング12と、3つの回転する
部材、即ち駆動軸14に固定結合された遊星歯車
保持体16と該遊星歯車保持体16に回転可能に
支承された遊星二重歯車18と更に被駆動部材2
0、とから成つている。伝動装置ケーシング12
はほぼ釣り鐘形であつて、遊星二重歯車18を有
する遊星歯車保持体16の周囲を取り囲んでい
る。その釣り鐘の開口に当たる部分は被駆動部材
20でおおわれておりそれによつて伝動装置ケー
シング12の内部はごみや湿気などの外部からの
影響に対して守られている。
伝動装置ケーシング12は2つの部分から構成
されており、その1つはほぼ円筒形状のケーシン
グ周壁22であつてもう1つはこのケーシング周
壁22にねじ結合部26を介して解離可能に固定
されているケーシングカバー28である。第1図
に示された座席調節装置30にこの伝動装置10
を固定するために、ケーシング周壁22の鐘の開
口に当たる方の範囲には、半径方向外側へ突出し
た固定つば24が設けられている。第2図にはこ
の固定つば24を貫通している固定孔32が示さ
れている。この固定孔32を通つて固定用ねじ3
4が差し込まれ、これによつて、第1図に示され
ているように座席調節装置30が下側フレーム3
6に固定される。ケーシングカバー28内には駆
動軸14が軸受ブシユ38内で回転可能に軸受け
されており、この駆動軸14の回転軸線40は釣
り鐘形状の伝動装置ケーシング12の左右対称軸
線と合致している。駆動軸14は図示されていな
い電動機の駆動軸に直接接続されているか又はフ
レキシブルな結合軸42を介して当該の電動機に
連結されている。第1図に示されているように、
この結合軸42はフレキシブルな外被44の中を
延びている。第2図には示されていない結合軸4
2とつなぐために、伝動装置10の駆動軸14に
は四角孔46が設けられている。
遊星歯車保持体16は分割された遊星歯車保持
体軸とその間に配置されたほぼU字形の中間部材
48とから成る。この分割された遊星歯車保持体
軸の一方の軸部分は前述の駆動軸14で形成され
ており、他方の軸部分50は駆動軸14の反対側
にあつて軸受ブシユ52内で回転可能に被駆動部
材20に支承されている。軸部分50の回転軸線
は駆動軸14の回転軸線40と一致している。
中間部材48は、回転軸線40に対して半径方
向に延びる互いに平行な2つの脚部54から成つ
ており、これらの脚部54はねじ56によつて、
回転軸線40から半径方向にずらされてこの回転
軸線40に対して平行に延びるベース部材58に
固く結合されている。駆動軸14及び軸部分50
は、脚部54の縦方向中央範囲にある方形切欠き
60内に締め込まれており、それによつて中間部
材48と固く結合されている。複数の部分から構
成された遊星歯車保持体の代わりに、1部分から
成る、場合によつては合成樹脂射出成形法で製造
された遊星歯車保持体を使用することもできる。
遊星二重歯車18は、2つの脚部の間に配置さ
れていて、貫通する支承軸62によつて両側で軸
受ブシユ64内に回転可能に支承されており、該
軸受ブシユ64は脚部54の対応した受容孔内に
配置されている。支承軸62の回転軸線66は、
この回転軸線66とベース部材58の長手方向軸
線との間に駆動軸14の回転軸線40が来る位置
に配置されている。
支承軸62には第1の遊星歯車68と第2の遊
星歯車70とから成る2つの遊星歯車がかぶせは
めれられていて、支承軸62に回動不能に結合さ
れている。支承軸62の縦方向中央に形成されて
いる周方向つば72が、これら2つの遊星歯車6
8,70を、その間にいくらか間隔を保つて保持
している。
第1の遊星歯車68には平歯74(歯数a)が
設けられており、この平歯74がケーシング周壁
22の内周面に設けられた内歯76(歯数b)と
かみ合う。駆動軸14が1回転し、それによつて
遊星歯車保持体16が1回転すると、第1の遊星
歯車68がケーシング12の内歯76に沿つて転
動し、更にこの第1の遊星歯車68に回動不能に
結合された第2の遊星歯車70が第1の遊星歯車
68に連行される。この第2の遊星歯車70の外
周面には歯部78(歯数c)が設けられており、
この歯部78は被駆動部材20の内歯80(歯数
d)とかみ合うようになつている。
被駆動部材20は、回転軸線40を中心にして
該回転軸線40に対して半径方向に延びる円板形
状のベースプレート86と、該ベースプレート8
6の外周にねじ結合部84によつて不動に固定さ
れている中空円筒形状の軸受つば82とから成つ
ている。前記内歯80は、軸受つば82の、ベー
スプレート86から離れた方の縁部分で該軸受つ
ば82の内周に成形されている。
既に述べたように被駆動部材20には軸14と
同形の軸部分50が軸受ブシユ52によつて回転
可能に支承されており、この軸受ブシユ52はベ
ースプレート86の中央開口88内にはめ込まれ
ている。更に被駆動部材20は定置の伝動装置ケ
ーシング12にニードル軸受90を介して回転可
能に支承されており、このニードル軸受90はケ
ーシング周壁22の段部92内にはめ込まれてい
て、一方側はケーシング周壁22の内周面で他方
側は被駆動部材20の軸受つば82の外周面に沿
つて転動するようになつている。このニードル軸
受90の代わりに、合成樹脂より成る滑りリング
を有する簡単な構造の回転軸受を用いることもで
きる。
次に伝動装置10の作用形式を説明する。
駆動軸14が回転すると遊星歯車保持体16が
それに応じて一緒に回転する。この遊星歯車保持
体16によつて遊星二重歯車18が連行され、こ
の際この遊星二重歯車18の回転軸線66は回転
軸線40を中心にして円形を描く。第1の遊星歯
車68は定置の伝動装置ケーシング12の内歯7
6に沿つて転動する。これに応じて、この第1の
遊星歯車68と固く結合された第2の遊星歯車7
0も回転し、この時に、この遊星歯車70は被駆
動部材20の内歯80に係合しこの被駆動部材2
0を連行する。この伝動装置の伝達比、即ち被駆
動部材20の回転数と駆動軸14の回転数との比
Aは、第1の遊星歯車68及び内歯76の系と第
2の遊星歯車70と内歯80の系との伝達比の差
に基づいている。この差がゼロであれば被駆動部
材20は全く回転せず、それは駆動軸14がどん
な回転数で回転しようとも同じであり、その結果
循環する逆の伝達比1:Aが得られる。この伝達
比の一般的な式はA=1−b・c/a・dである。この 式中、a=25、b=39、c=16、d=25という歯
数を取るとすると、その伝達比はA=0.0016=
1:625となる。
このように高い逆の伝達比1/Aによれば、ピ
ニオン―セクタ歯車駆動装置を介在させずに座席
調節装置30の調節レバー94を被駆動装置20
に装着することができる。第1図に略示されてい
るように調節レバー94の一方の端部はベースプ
レート86に溶接されており、他方の端部はボル
ト結合部96を介して自動車座席の上側フレーム
98に枢着されている。駆動軸14が回転すると
調節レバー94は二重矢印Bの方向で回転する。
この時に、調節レバー94は上側フレーム98を
連行し、それによつて下側フレーム36に対する
上側フレーム98の位置が変えられる。このよう
な形式で、上側フレーム98の図示されていない
案内部材に応じて上側フレーム98に結合された
自動車座席の高さ及び傾度調節が行われる。この
場合、自動車の床に設置されたレール上をこの下
側フレーム36が移動可能であるとよい。
第2図から分かるように調節レバー94はベー
スプレート86の外側に溶接された第1のレバー
部分93とその反対側でベースプレート86の内
側に溶接された第2のレバー部分95との2部分
から形成されている。この第2のレバー部分95
は、軸受つば82内の相応の切欠97を通つて伝
動装置ケーシング12の内部から外方へ案内され
ている。
調節レバー94の旋回運動を制限するために伝
動装置ケーシング12の固定つば24には軸線方
向への、第2図では左方に開いた複数のピン孔1
02が設けられており、これらのピン孔102内
に調節ねじ又は差込みピンとして構成された2つ
のストツパピン100(ストツパ部材)が選択的
に差し込まれるようになつている。第1図及び第
2図から分かるように、被駆動部材20のベース
プレート86には、前記ストツパピン100と同
様に調節ねじ又は差込みピンとして構成された当
てつけ突出部104が設けられており、この突出
部104は半径方向外方にストツパピン100を
越えて突き出ている。ストツパピン100の長さ
は、該ピンが当てつけ突出部104の旋回範囲内
に達し(第2図参照)、それによつて調節レバー
94の旋回運動を両方向で限定するように設定さ
れている。
伝動装置10の組み立ては高い取り付け費用を
伴わずに行うことができる。まず第1に被駆動部
材20の各部材及び遊星二重歯車も含めた遊星歯
車保持体16の各部材が組み立てられる。続いて
遊星歯車保持体16がその軸部分50と共に被駆
動部材20の軸受ブシユ52内に差込まれ、また
この軸部分50の、ベースプレート86の外側を
越えて突出している端部が座金106と、軸溝1
07内に係合しているスナツプリング108とに
よつて固定される。次にケーシング周壁22が被
駆動部材20の軸受つば82上にかぶせ嵌められ
る。続いてケーシングカバー28が駆動軸14上
にかぶせ嵌められてケーシング周壁22にねじ固
定される。最後に駆動軸14が座金110と、軸
溝112内に係合するスナツプリング114とに
よつて固定される。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の1実施例を示すものであつて、
第1図は座席調節装置に組み込まれた本発明によ
る伝動装置の概略図、第2図は第1図の伝動装置
の―線に沿つた拡大断面図である。 10…伝動装置、12…伝動装置ケーシング、
14…駆動軸、16…遊星歯車保持体、18…遊
星二重歯車、20…被駆動部材、22…ケーシン
グ周壁、24…固定つば、26,84…ねじ結合
部、28…ケーシングカバー、30…座席調節装
置、32…固定孔、34…固定用ねじ、36…下
側フレーム、38…軸受ブシユ、40…回転軸
線、42…結合軸、44…外被、46…四角孔、
48…中間部材、50…軸部分、52…軸受ブシ
ユ、54…脚部、56…ねじ、58…ベース部
材、62…支承軸、64…軸受ブシユ、66…回
転軸線、68,70…遊星歯車、72…周方向つ
ば、74…平歯、76,80…内歯、78…歯
部、82…軸受つば、86…ベースプレート、8
8…中央開口、90…ニードル軸受、92…段
部、93,95…レバー部分、94…調節レバ
ー、96…ボルト結合部、97…隙間、98…上
側フレーム、100…ストツパピン、102…ピ
ン孔、104…当てつけ突出部、106,110
…座金、107,112…軸溝、108,114
…スナツプリング。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 電気的な座席調節装置のための伝動装置であ
    つて、伝動装置ケーシング12と、該伝動装置ケ
    ーシング12内まで達している駆動軸14と、遊
    星歯車保持体16に回転可能に支承されて伝動装
    置ケーシング12の内歯76とかみ合つている第
    1の遊星歯車68と、伝動装置ケーシング12か
    ら導出されている被駆動部材20とを有してお
    り、前記遊星歯車保持体16が駆動軸14と回動
    不能に結合されており、また第1の遊星歯車68
    に第2の遊星歯車70が回動不能に結合されてい
    て、この第2の遊星歯車70が被駆動部材20の
    内歯80とかみ合つている形式のものにおいて、
    前記遊星歯車保持体16が、この遊星歯車保持体
    16の回転軸線40に対して半径方向に延びる2
    つの脚部54と同回転軸線40に対して平行に延
    びるベース部材58とから成るほぼU字形の中間
    部材48から形成されており、前記第1の遊星歯
    車68とこの遊星歯車68に回動不能に結合され
    た第2の遊星歯車70とが、前記脚部54の間
    で、この両方の脚部54に保持されている支承軸
    62上に配置されており、遊星歯車保持体軸が分
    割されていて、その一方の軸部分14が遊星歯車
    保持体16の一方の脚部54に、また他方の軸部
    分50が他方の脚部54に、これらの脚部54の
    それぞれ長手方向中央範囲内で取り付けられてお
    り、被駆動部材20が座席調節装置30の調節レ
    バー94に回動不能に結合されていることを特徴
    とする、電気的な座席調節装置のための伝動装
    置。 2 被駆動部材20が伝動装置ケーシング12に
    回転可能に支承されている、特許請求の範囲第1
    項記載の伝動装置。 3 伝動装置ケーシング12がほぼ釣り鐘形に形
    成されており、被駆動部材20が、この釣り鐘の
    開口に当る部分を被いながら釣り鐘の縁に当る部
    分範囲で、伝動装置ケーシング12の内周面に配
    置された第1の回転軸受90を介して伝動装置ケ
    ーシング12に支承されている、特許請求の範囲
    第2項記載の伝動装置。 4 第1の回転軸受がニードル軸受90として形
    成されている、特許請求の範囲第3項記載の伝動
    装置。 5 前記第1の回転軸受が滑りリングを備えてい
    る、特許請求の範囲第3項記載の伝動装置。 6 遊星歯車保持体16が、分割された遊星歯車
    保持体軸を有しており、この軸の一方の端部50
    が被駆動部材20で第2の回転軸受52内に軸受
    けされており、また他方の端部が、伝動装置ケー
    シング12で第3の回転軸受38内に軸受けされ
    た駆動軸14に固く結合されている、特許請求の
    範囲第1項記載の伝動装置。 7 遊星歯車保持体16が複数の部分を組み合わ
    せて構成されている、特許請求の範囲第1項記載
    の伝動装置。 8 遊星歯車保持体が駆動軸と一体的に形成され
    ている、特許請求の範囲第1項記載の伝動装置。 9 遊星歯車保持体16が合成樹脂から形成され
    ている、特許請求の範囲第1項から第8項までの
    いずれか1項記載の伝動装置。 10 第1の遊星歯車68と第2の遊星歯車70
    とが、遊星歯車保持体16の脚部54の2つの端
    部でそれぞれ1つの第4の回転軸受64に支承さ
    れた支承軸62にそれぞれ回動不能に固定されて
    いる、特許請求の範囲第1項から第9項までのい
    ずれか1項記載の伝動装置。 11 前記回転軸受の少なくとも1つがプレス又
    はスタンピング加工された軸受つばを有してい
    る、特許請求の範囲第3項から第6項及び第10
    項までのいずれか1項記載の伝動装置。 12 伝動装置ケーシング12に少なくとも1つ
    のストツパ部材100,102が設けられてお
    り、このストツパ部材100,102が被駆動部
    材20に設けられた当てつけ突出部104と協働
    する、特許請求の範囲第1項から第11項までの
    いずれか1項記載の伝動装置。 13 ストツパ部材100及び/又は当てつけ突
    出部104が調節又は移動可能に形成されてい
    る、特許請求の範囲第12項記載の伝動装置。 14 ストツパ部材100及び/又は当てつけ突
    出部104が調節ねじとして又は差込みピンとし
    て形成されている、特許請求の範囲第13項記載
    の伝動装置。
JP56108921A 1980-07-15 1981-07-14 Transmission gear for electric seat regulator Granted JPS5751532A (en)

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