JP2535764Y2 - 三軸磁気センサ - Google Patents

三軸磁気センサ

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JP2535764Y2
JP2535764Y2 JP12066390U JP12066390U JP2535764Y2 JP 2535764 Y2 JP2535764 Y2 JP 2535764Y2 JP 12066390 U JP12066390 U JP 12066390U JP 12066390 U JP12066390 U JP 12066390U JP 2535764 Y2 JP2535764 Y2 JP 2535764Y2
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center
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栄 阿部
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Tokin Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 イ.考案の目的 〔産業上の利用分野〕 本考案は磁気センサのX軸,Y軸,Z軸の成分を検出する
三軸磁気センサに於て、検出巻線の直交度の調整機構を
容易にした三軸磁気センサに関するものである。
〔従来の技術〕
従来、磁気センサの互いに直交する直交度の調整にお
いては各種の磁気センサ素子を、基台に取り付ける磁気
センサ素子の取付用穴を大きめにし、その範囲で磁気セ
ンサ素子(以下センサ素子と称す)を回転し固定する手
法をとっていた。この場合、磁気センサ素子の回転時お
よび固定時に、取り付ける磁気センサの取付用穴の遊び
でセンサ素子の中心がずれ、X軸,Y軸,Z軸の3つのセン
サ軸を正確な位置に固定ができない欠点があった。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案は、これらの欠点を除去するためにセンサ素子
とそのセンサ素子を固定する基台との間に、基台のセン
サ素子取付面中心に円形穴と、中心に前記円形穴に嵌合
する円柱状突起を取り付けた回転板を設け、回転板とセ
ンサ素子とを位置決め固定し、直交度調整時および固定
時にセンサ素子の中心が変動することを防止した三軸磁
気センサを提供することを目的とする。
ロ.考案の構成 〔課題を解決するための手段〕 本考案による磁気センサはセンサ素子を取り付ける基
台の中心に円形穴を設けておき、センサ素子と基との間
には、前記円形穴に嵌合する円形状の突起を取り付けた
回転板を基台とセンサ素子との間に取り付け、回転板の
他方の面に回転板に取り付けた保持爪とセンサ素子面に
設けた保持凹部とによりセンサ素子を固定する構造とし
てあるので、センサ素子の直交度の調整時にセンサ素子
は直交する他の磁気センサ素子との中心よりずれること
なく回転でき、又センサ素子,回転板,基台とをねじに
より固定できることを特徴とする。
即ち本考案はX軸,Y軸,Z軸方向の3成分にべクトル型
磁気センサ素子を組み合わせた三軸磁気センサにおい
て、磁気センサ素子を組み込む基台中心に円形穴を設
け、該円形穴に嵌合する中心に円形の突起を有する磁気
センサ素子を載置する回転板を取り付け、回転板には磁
気センサ素子と嵌合する保持爪を取り付け、磁気センサ
素子には前記保持爪に嵌合する保持凹部を対角位置で互
いに対向した位置に取り付け、基台の円形穴と回転板の
円形の突起と、回転板の保持爪と磁気センサ素子の保持
凹部とを嵌合し、互いの磁気センサ素子の直交度を調整
できるよう構成したことを特徴とする三軸磁気センサで
ある。
〔作用〕
基台の磁気センサ取り付け面の中心に円形穴を設け、
円形穴に正確に嵌合する円柱状の突起を取り付けた回転
板を基台とセンサ素子との間に取り付け、センサ素子は
回転板に保持爪と保持凹部とにより互いに位置決め固定
されるので、回転板に固定されたセンサ素子は、基台に
設けた円形穴を中心に正確に位置決めされ回転すること
が出来、磁気センサ素子の直交度の調整が容易に又正確
に位置決め出来る。
〔実施例〕
第3図は従来の一般的な三軸磁気センサの組立図であ
る。磁気センサ素子2,磁気センサ素子3は基台1に取り
付けられて第4図に示すセンサ軸の関係となっている。
第4図に示す直交度は、磁気センサ素子2又は磁気セ
ンサ素子3を回転させ、90度となる様に配置される。
第5図は第3図に於ける基台1と磁気センサ素子2の
部分のみを示す図である。磁気センサ素子2と磁気セン
サ素子3とを基台に取り付ける際には、中心軸5は磁気
センサ素子2の中心であり、一方磁気センサ素子3の中
心でなければならない。
第6図は磁気センサ素子2が理想的に回転した場合の
図で、基台側取付ねじ穴8と磁気センサ素子側取付穴7
とが中心軸5を軸として矢印9に示すように回転し、磁
気センサ素子2の中心は変動しない。
第7図は従来の状態を示し、磁気センサ素子側取付穴
7と基台側取付穴8は中心がずれているため、磁気セン
サ素子の中心は前記2つの穴位置だけずれ中心軸5がA
の巾で動き、中心軸5が自由に方向を変動してしまい正
確な中心が定まらない。
第1図は本考案による磁気センサを示すもので、従来
磁気センサ素子を基台に直接取り付けていたのに対し基
台と磁気センサ素子との間に回転板11を設けるもので、
回転板11は中心に円柱状の突起16を設け、基台12には前
記突起16を挿入するための円形穴17をあけ、磁気センサ
素子15を回転板11に固定するため、磁気センサ素子15に
は回転板11の保持爪14に嵌合する保持凹部13と、基台へ
磁気センサ素子を取り付ける磁気センサ素子固定ねじ6
を取り付ける保持爪と保持凹部は磁気センサ素子と回転
板との同一角に、角対向位置に設け、互いに嵌合する構
造とし、前記磁気センサ素子固定ねじ6により基台に固
定する。この時位置センサ素子と回転板は保持爪と保持
凹部で予め固定されており、回転板を基台に取り付け嵌
合した円柱状の突起と基台側の円形穴により回転板を回
転し、各センサ素子の直交度を揃える。
第2図は第1図を磁気センサ側から見た図で、回転板
に取り付けた円柱の突起16で磁気セン素子の中心が確定
し、矢印9の様に回転しても従来の例で示す第5図の様
に磁気センサ素子の中心が変動することはない。
ハ.考案の効果 〔考案の効果〕 本考案による磁気センサは、各軸を構成する磁気セン
サ素子の直交度の調整が容易になる様に、磁気センサ素
子を固定する基台と磁気センサ素子との間に、基台中心
の円形穴と嵌合する円柱状の突起を設けた構造としてあ
るので、磁気センサ素子を回転する際の磁気センサ素子
の中心が変動することを防止し、X軸,Y軸,Z軸3成分の
直交度にすぐれた、又調整の正確さ、作動能率の向上を
はかった三軸磁気センサを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による磁気センサの磁気センサ素子,回
転板,基台の組み立ての構成を示す斜視図。 第2図は第1図を磁気センサ素子側から見た正面図。 第3図は従来の磁気センサを示す斜視図。 第4図は磁気センサ素子間の直交度を説明する図。 第5図は従来の磁気センサ素子を基台に取り付けた斜視
図。 第6図は従来の取り付け部分に遊びのある時の磁気セン
サ素子を基台へ組み立てた正面図。 第7図は従来の遊びのある時の中心からのずれを示す正
面図。 1,12……基台、2,3……磁気センサ素子、4……直交
度、5……中心軸、6……磁気センサ素子固定ねじ、7
……磁気センサ素子側取付穴、8……基台側取付ねじ
穴、9……矢印、10……変動幅、11……回転板、13……
保持凹部、14……保持爪、15……磁気センサ、16……突
起、17……円形穴。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】X軸,Y軸,Z軸方向の3成分にベクトル型磁
    気センサ素子を組み合わせた三軸磁気センサにおいて、
    磁気センサ素子を組み込む基台中心に円形穴を設け、該
    円形穴に嵌合する中心に円形の突起を有する磁気センサ
    素子を載置する回転板を取り付け、回転板には磁気セン
    サ素子と嵌合する保持爪を取り付け、磁気センサ素子に
    は前記保持爪に嵌合する保持凹部を対角位置で互いに対
    向した位置に取り付け、基台の円形穴と回転板の円形の
    突起と、回転板の保持爪と磁気センサ素子の保持凹部と
    を嵌合し、互いの磁気センサ素子の直交度を調整できる
    よう構成したことを特徴とする三軸磁気センサ。
JP12066390U 1990-11-16 1990-11-16 三軸磁気センサ Expired - Lifetime JP2535764Y2 (ja)

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JPH0478582U JPH0478582U (ja) 1992-07-08
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JP5639846B2 (ja) * 2010-10-25 2014-12-10 Necトーキン株式会社 3軸磁気センサ
JP6932561B2 (ja) 2017-06-15 2021-09-08 キヤノン電子株式会社 3軸磁気検出装置および人工衛星

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JPH0478582U (ja) 1992-07-08

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