JPH0643690Y2 - センサの取付け構造 - Google Patents

センサの取付け構造

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JPH0643690Y2
JPH0643690Y2 JP1988078221U JP7822188U JPH0643690Y2 JP H0643690 Y2 JPH0643690 Y2 JP H0643690Y2 JP 1988078221 U JP1988078221 U JP 1988078221U JP 7822188 U JP7822188 U JP 7822188U JP H0643690 Y2 JPH0643690 Y2 JP H0643690Y2
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JP
Japan
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sensor
pulsar
mounting
pair
support
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JP1988078221U
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広志 池上
庄平 松田
幸玉 呉
茂夫 ▲高▼島
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Honda Motor Co Ltd
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 A.考案の目的 (1)産業上の利用分野 本発明は、回転作動するパルサの回転数を検出するため
のセンサを、そのセンサの検出端部が該パルサの外周面
にその半径方向に所定間隔を存して対向するように取付
けなる、センサの取付け構造に関する。
(2)従来の技術 従来、かかる構造では、第4図で示すように、センサ3
に取付けられる支持部材16を、該パルサ2の回転軸線に
対して直交する方向からねじ部材7により固定の支持体
4に締着するようにしているため、ねじ部材7の進退位
置によってセンサ3の検出端部3aとパルサ2の外周面と
の間の間隔δが変化する虞れがあり、その間隔δを一定
範囲内にしようとすると、ねじ部材7の締付け量に制限
が加えられ、充分な締付けが得られないことがある。
(3)考案が解決しようとする課題 そこで斯かる問題を回避すべく、例えば特開昭61−3856
7号公報に開示されている如く、センサ支持部材を支持
体に締結するねじ部材をパルサの回転軸線と平行に配し
たものも既に提案されているが、このものでは、支持体
の、支持部材に対する取付面と、センサの、パルサ外周
面に対向する検出端部とが、パルサの回転軸線方向に比
較的離隔しているため、該取付面のパルサ回転軸線に対
する角度公差が、センサ検出端部とパルサ外周面との間
の間隔の誤差原因として少なからず影響する問題があ
る。
本考案は、上記従来構造の問題を全て解決することがで
きる、センサの取付け構造を提供することを目的とす
る。
B.考案の構成 (1)課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本考案は、回転作動するパル
サの回転数を検出するためのセンサを、そのセンサの検
出端部が該パルサの外周面にその半径方向に所定間隔を
存して対向するように取付けてなる、センサの取付け構
造において、前記センサを挟んで互いに並列すると共に
各々が前記検出端部の、パルサ回転軸線に沿う方向の幅
内で該軸線と直交する平面からなる一対の取付面と、前
記センサの一部を収納すべく前記両取付面間に介在する
凹部とが、前記支持体に設けた張出部の端面に形成さ
れ、前記センサに取付けられた支持部材には、該センサ
の両外側方に在って前記一対の取付面にそれぞれ衝合す
る一対の取付板部が形成され、その各取付板部と対応す
る取付面との間には、前記センサをパルサに対しその半
径方向に位置決めするための凹凸係合部が設けられ、前
記支持部材が、前記一対の取付板部および前記一対の取
付面をそれぞれ貫通してパルサ回転軸線と平行する一対
のねじ部材により支持体に締着されたことを特徴として
いる。
(2)作用 上記構成によれば、ねじ部材の締付け方向はパルサの回
転軸線と平行な方向であるため、センサ検出端部とパル
サ外周面との間の間隔にねじ部材の締付けが影響を及ぼ
すことはなく、しかも支持体の張出部端面に形成された
取付面と、これに衝合する支持部材との間に設けた凹凸
係合部により、センサをパルサに対しその半径方向に的
確に位置決めすることができる。
また特に上記取付面は、センサ検出端部の、パルサ回転
軸線を沿う方向の幅内で該軸線と直交する平面である関
係で、該取付面とセンサとがパルサ回転軸線方向に大き
くずれることはなく、該取付面のパルサ回転軸線に対す
る角度公差が、センサ検出端部とパルサ外周面との間の
間隔に与える影響を極力少なくすることができる。しか
も上記取付面は、センサを収納すべく上記張出部端面に
形成した凹部を挟んでその両側に一対並置されていて、
その各々にセンサ支持部材を締結するようにしたから、
センサが支持体に対し両持ち状態となって支持が安定
し、その上、その一対の取付面のパルサ回転軸線に対す
る角度誤差がセンサに個々に与える影響を平均化するこ
とができる。
(3)実施例 以下、第1図〜第3図を参照して本考案の実施例につい
て説明すると、先ず第1,3図において、回転軸1にはパ
ルサ2が固設される。このパルサ2は、たとえば透磁性
材料から成るものであり、その外周には多数の突部2aが
周方向等間隔に突設される。回転軸1の回転数を検出す
るためのセンサ3は、コアおよびコイルを備える従来公
知の構造のもので、その軸線がパルサ2の半径方向に沿
うように、且つ検出端部3aがパルサ2の外周面に所定間
隔δを存して対向するように、支持体4に取付けられ
る。
支持体4は、回転軸1およびパルサ2に対して不動の固
定位置にあるものであり、支持体4の上部には、パルサ
2を上方から覆うように張出す張出部4aが一体に設けら
れ、その張出部4aの先端面には、センサ3の前記検出端
部3aの、パルサ回転軸線に沿う方向の幅内で該軸線と直
交する平面からなる一対の取付面E,Eと、センサ3の一
部を収納すべく前記両取付面E,E間に形成された凹部15
とが形成される。而して前記各取付面Eは、パルサ2
の、回転軸線のほぼ中央部に対応する位置に設定され
る。
一方、センサ3に取付けられる支持部材14は、センサ3
を囲繞するようにその外周部に一体的に嵌着される環状
の支持板部14aと、その支持板部14aの両側端からその外
側方に(即ち両取付面E,Eにそれぞれ沿うように)延び
る一対の取付板部14b,14bとより構成され、その各取付
板部14bは、水平な上半部と、その基端から略直角に垂
下して各取付面Eにそれぞれ衝合する下半部とを備え
る。各取付板部14bの下半部は、それを貫通して取付面
Eのピン孔8に嵌合されるピン13により位置決めされ、
これによりセンサ3がパルサ2に対しその半径方向に位
置決めすることができる。而して前記ピン孔8及びピン
13は、両取付板部14bと両取付面Eとの間に設けられる
本考案の凹凸係合部を構成する。
次にこの実施例の作用について説明すると、センサ3の
支持体4への取付けに際しては、支持部材14の一対の取
付板部14b,14bの各下半部を支持体4の張出部4a先端の
一対の取付面E,Eにそれぞれ衝合させると共に、ピン13
を該下半部を通してピン孔8に嵌合することにより、パ
ルサ2の半径方向に沿うセンサ3の位置が定まり、その
状態でねじ部材7により各取付板部14bを取付面Eに締
着することにより、センサ3が支持体4に取付けられ
る。この場合、ねじ部材7の締付け方向はパルサ2の回
転軸線と平行な方向であるため、センサ3の検出端部3a
とパルサ2外周面との間の間隙δにねじ部材7の締付け
が影響を及ぼすことはない。
また特に上記取付面Eは、センサ3の検出端部3aの、パ
ルサ回転軸線に沿う方向の幅内で該軸線と直交する平面
であることから、該取付面Eとセンサ3とがパルサ回転
軸線方向に大きくずれるのを回避することができ、この
ため該取付面Eのパルサ回転軸線に対する角度公差が前
記間隙δに与える影響を極力少なくすることができるの
でその間隔設定を精度よく行うことができ、しかも上記
取付面E,Eは、センサ3を収納すべく上記張出部4a先端
面に形成した凹部15を挟んでその両側に一対並置されて
いて、その各々に支持部材14(即ち両取付板部14b,14
b)を締結するようにしたから、センサ3が支持体4に
対し両持ち状態となってその支持が安定する上、その一
対の取付面E,Eのパルサ回転軸線に対する角度誤差がセ
ンサ3に個々に与える影響を平均化することができる。
尚、本考案では、パルサとしてその周方向複数位置にN
極およびS極が着磁されたものを使用してもよく、その
場合、センサはパルサの磁気変化を検出するように構成
される。また、前記実施例では、取付面Eと取付板部14
bとの間に設けられる位置決め用の凹凸係合部をピン孔8
aとピン13とから構成したものを示したが、このような
構造に代えて、例えば取付面に設けた凹所に、取付板部
自体または該取付板部に一体に突設した位置決め突起を
凹凸嵌合させるようにしてもよい。
C.考案の効果 以上のように本考案によれば、ねじ部材の締付け方向を
パルサの回転軸線と平行させたので、センサ検出端部と
パルサ外周面との間の間隔にねじ部材の締付けが影響を
及ぼすことはなく、しかも支持体の張出部端面に形成さ
れた取付面と、これに衝合する支持部材との間に設けた
凹凸係合部により、センサをパルサに対しその半径方向
に的確に位置決めすることができる。
また特に上記取付面を、センサ検出端部の、パルサ回転
軸線に沿う方向の幅内で該軸線と直交する平面としたこ
とで、該取付面とセンサとがパルサ回転軸線方向に大き
くずれるのを回避することができるので、該取付面のパ
ルサ回転軸線に対する角度公差が、センサ検出端部とパ
ルサ外周面との間の間隔に与える影響を極力少なくする
ことができて、その間隔設定を精度よく行うことがで
き、しかも上記取付面は、センサを収納すべく上記張出
部端面に形成した凹部を挟んでその両側に一対並置され
ていて、その各々にセンサ支持部材を締結するようにし
たから、センサが支持体に対し両持ち状態となって支持
が安定するばかりか、その一対の取付面のパルサ回転軸
線に対する角度誤差がセンサに個々に与える影響を平均
化することができて上記間隔の設定を一層精度よく行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の一実施例を示すもので、第1
図はその縦断側面図(第2図のI−I線断面図)、第2
図は第1図のII矢視平面図、第3図は第2図のIII−III
線断面図であり、また第4図は従来例を示す第1図に対
応した縦断側面図である。 E…取付面、δ…間隔、2…パルサ、3…センサ、3a…
検出端部、4…支持体、4a…張出部、7…ねじ部材、8;
13…凹凸係合部を構成するピン孔;ピン、14…支持部
材、14b…取付板部、15…凹部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転作動するパルサ(2)の回転数を検出
    するためのセンサ(3)を、そのセンサ(3)の検出端
    部(3a)が該パルサ(2)の外周面にその半径方向に所
    定間隔(δ)を存して対向するように取付けてなる、セ
    ンサの取付け構造において、 前記センサ(3)を挟んで互いに並列すると共に各々が
    前記検出端部(3a)の、パルサ(2)回転軸線に沿う方
    向の幅内で該軸線と直交する平坦な一対の取付面(E)
    と、前記センサ(3)の一部を収納すべく前記両取付面
    (E)間に介在する凹部(15)とが、前記支持体(4)
    に設けた張出部(4a)の端面に形成され、前記センサ
    (3)に取付けられた支持部材(14)には、該センサ
    (3)の両外側方に在って前記一対の取付面(E)にそ
    れぞれ衝合する一対の取付板部(14b)が形成され、そ
    の各取付板部(14b)と対応する取付面(E)との間に
    は、前記センサ(3)をパルサ(2)に対しその半径方
    向に位置決めするための凹凸係合部(8,13)が設けら
    れ、前記支持部材(14)は、前記一対の取付板部(14
    b)および前記一対の取付面(E)をそれぞれ貫通して
    パルサ(2)回転軸線と平行する一対のねじ部材(7)
    により支持体(4)に締着されたことを特徴とする、セ
    ンサの取付け構造。
JP1988078221U 1988-06-13 1988-06-13 センサの取付け構造 Expired - Lifetime JPH0643690Y2 (ja)

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JPH02616U JPH02616U (ja) 1990-01-05
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4390348B2 (ja) * 1999-03-15 2009-12-24 株式会社アミテック 回転型位置検出装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6138567A (ja) * 1984-07-31 1986-02-24 Toshiba Corp 車両用速度検出器付き駆動装置

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JPS6138567A (ja) * 1984-07-31 1986-02-24 Toshiba Corp 車両用速度検出器付き駆動装置

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