JP2554755Y2 - センサの取付構造 - Google Patents

センサの取付構造

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JP2554755Y2
JP2554755Y2 JP11129491U JP11129491U JP2554755Y2 JP 2554755 Y2 JP2554755 Y2 JP 2554755Y2 JP 11129491 U JP11129491 U JP 11129491U JP 11129491 U JP11129491 U JP 11129491U JP 2554755 Y2 JP2554755 Y2 JP 2554755Y2
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mounting
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hole
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JP11129491U
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忠 柳川瀬
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竹中電子工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はセンサ本体を取付ける場
合に取付角度を微調整できるようにしたセンサの取付構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、検知場所にセンサを取付けるため
の手段としては、図9に示したように、センサ本体
(イ)の端部に固定用ビス(ロ)によってL字形の取付
板(ハ)を直接固定した上、該取付板の取付孔(ニ)に
ビス(図示せず)を挿通して壁面(W)に固定するもの
であった。又、図10のように上記L字形取付板(ハ)
の一側に側板(ホ)を一体に連成することで、該側板
(ホ)側への取付も行い得るようにしていた。この他、
図11のようにセンサ本体(イ)自体に取付孔(ニ)を
設け、該取付孔を介して直接ビス止めすることもあっ
た。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】センサの用法の一つと
しては工場の生産ラインなどにおいて、製品の通過を逐
次チェックすることがある。しかしながら、上述した従
来の取付構造のものは、何れも所定位置にセンサ本体
(イ)を完全固定してしまうため、センサの取付後にお
いてθ方向の検知軸の微調整が全く行えない。そのた
め、取付段階で正確な取付精度が要求され、又、狭隘な
センサの取付箇所においてはセンサの正確なねらい込み
が行い難いという欠点が見られた。
【0004】因みに、図9及び図10のものは、センサ
本体(イ)の両端開口に合わせてそれぞれ専用の取付板
(ハ)を一体に密閉固定する構造であるため、センサ本
体(イ)のθ方向の検知軸の微調整は不可能である。
又、図11のものは、センサ本体(イ)自体を固定する
構造であるため、やはりセンサ本体(イ)の微調整は、
全く考慮されていない。
【0005】本考案はセンサ本体の取付後に、該センサ
本体のθ方向の微調整が簡単且つ確実に行えるセンサの
取付構造を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本考案は、ケース本体の両端開口を先端面に円柱状
突起を有するエンドピースで閉止する一方、起立部に取
付孔を有するL字形取付板の基部に上記円柱状突起を挿
通する軸孔を形成することで、上記取付板をエンドピー
ス上の任意の回動位置で係止可能とするという手段を用
いた。
【0007】
【作 用】上述の技術的手段による本考案において、エ
ンドピースはケース本体の両端開口を気密に閉止すると
共に、取付板のガイドの作用を行う。即ち、エンドピー
スは、その先端面の円柱状突起に挿通されるL字形の取
付板を、円柱状突起を支点としてθ方向へ回動自在に支
承する。そのため、センサを検知場所に取付けた場合で
も、エンドピースを介して連結されるケース本体はθ方
向の回動が可能となるという作用を奏する。
【0008】
【実施例】以下、本考案の構成を図面に示す実施例に従
って更に具体的に述べると、図1〜3において、1は断
面コ字形のケース本体であって、両端の四隅に螺子穴1
bをそれぞれ設け、正面に透光性の窓板2を嵌着してな
るものである。4はケース本体1の両端開口1aを気密
に閉止するエンドピースを示し、エンドピース4の基端
側4aに挿着した4本のビス5aを各螺子穴1bに螺入
することでケース本体1に固定される。一方、エンドピ
ース4の先端面4bの軸心(C)には、円柱状の突起6
を設けると共に、該突起をはさんで左右対称位置にビス
5bの挿通口4cを形成してなるものである。更に、エ
ンドピース4の側面には上記挿通口4cに連通する凹部
4dを形成し、該部に角ナット3aを挿着することで、
該ナットの螺子穴3bと挿通口4cが連通するようにし
ている。又、7はL字形の取付板であって、基部7aの
軸心(C)には突起6を挿通する軸孔8を、又該軸孔の
前後左右に螺子穴3bと連通し得る一定長の円弧状長孔
9を設けたものである。そして、上記取付板7は連通す
る円弧状長孔9にビス5bを螺入することで、エンドピ
ース4に係止されるが、該取付板に対してエンドピース
4並びにケース本体1は円柱状突起6を支点として円弧
状長孔9の長さ分だけθ方向の回動が可能である。10
は上記取付板7の起立部7bに設けられた取付孔であ
る。
【0009】又、図3に示したように一側のエンドピー
ス4の円柱状突起6にはコード11を通すためのコード
穴12が同心状に貫設されている。
【0010】尚、上記螺子穴3bは予め該螺子穴を有す
る角ナット3aをエンドピース4の側面に設けた凹部4
dに挿着するという上記構成に限らず、螺子穴3bをエ
ンドピース4の先端面4bに直接設けることもある。更
に、本考案ではエンドピース4の先端面4bに螺子穴3
bにかえてボルト(図示せず)を立設し、該ボルトに取
付板7の円弧状長孔9を挿通してナット止めする構成と
することもある。要するに、本考案では取付板7をエン
ドピース4に係止し得る構成であれば良い。
【0011】上記実施例のセンサ取付構造によれば、セ
ンサ本体1は、その両端開口1aに固定されたエンドピ
ース4によって閉止され、センサ本体内の気密・防水性
が確保される。そして、L字形の取付板7はケース本体
1と一体のエンドピース4に係止され、取付板7を介し
てセンサ本体1を所定の検知場所にビス止めすれば良
い。この場合、センサ本体1は検知位置に対応してθ方
向へ回動して検知軸の微調整をすることができる。又、
図4〜7に見られるように、センサの取付条件にによ
り、窓板2に対して取付板7を、その起立部7bが90
°(図4参照)、180°(図5参照)、270°(図
6参照)回動した状態で係止するか、或いは窓板と同一
面(図7参照)で係止し得るものである。この場合、取
付板7自体は円柱状突起6を支点として所望位置に回動
することができる。エンドピース4の2個の螺子穴3b
は、取付板7の円弧状長孔9の何れかと連通し、該連通
箇所においてビス5bを螺入して取付板7を係止すれば
良い。
【0012】本考案において、取付板7の円弧状長孔9
は上記実施例のように、4個を円柱状突起6の前後左右
位置に設ける他、図8のように、長い2個の円弧状長孔
9aを対向して設けることもある。この場合、当該取付
板に対するケース本体1のθ方向への回動による検知軸
の微調整は更に、広い範囲で行うことができる。本考案
は光センサに好適であるが、他の同様なセンサにも適用
し得る。
【0013】
【考案の効果】本考案はセンサのケース本体の両端開口
をエンドピースで閉止する一方、該エンドピースの先端
面に設けた円柱状突起を支点として、L字形取付板をそ
の円弧状長孔の長さ分だけθ方向の回動が可能である。
従って、上記取付板を介してセンサを所定の検知場所に
取付けた場合でも、取付板に対してエンドピース並びに
これと一体のケース本体は、θ方向へ回動することがで
き、センサ取付後の検知軸の微調整が可能となる。従っ
て、従来のようにセンサの取付に高い精度を必要せず、
検知条件に合わせて、簡単かつ正確なセンサのねらい込
みが可能となるという実用的利点を有するものである。
【0014】この他、本考案はケース本体の窓板に対し
て、取付板の起立部を前後左右に位置せしめることがで
きるため、工場などにおける限られた設置条件において
も常に、簡単にセンサの取付が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のケース取付構造の一例を示す分解斜視
図。
【図2】L字形取付板の固定状態を示す部分断面図。
【図3】コードの貫通状態を示す縦断面図。
【図4】取付板の装着状態を示す斜視図。
【図5】取付板の装着状態を示す斜視図。
【図6】取付板の装着状態を示す斜視図。
【図7】取付板の装着状態を示す斜視図。
【図8】取付板の他の実施例を示す平面図。
【図9】従来例を示す斜視図。
【図10】他の従来例を示す斜視図。
【図11】更に他の従来例を示す正面図。
【符号の説明】
1 ケース本体 1a 両端開口 2 窓板 4 エンドピース 4b 先端面 6 円柱状突起 7 L字形取付板 7a 基部 7b 起立部 8 軸孔 10 取付孔

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケース本体の両端開口を先端面に円柱状突
    起を有するエンドピースで閉止する一方、起立部に取付
    孔を有するL字形取付板の基部に上記円柱状突起を挿通
    する軸孔を形成することで、上記取付板をエンドピース
    上の任意の回動位置で係止可能としたことを特徴とする
    センサの取付構造。
JP11129491U 1991-12-19 1991-12-19 センサの取付構造 Expired - Lifetime JP2554755Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009110887A (ja) * 2007-10-31 2009-05-21 Sunx Ltd 多光軸光電センサ及びその取付構造

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DE102014215449B4 (de) * 2014-08-05 2016-10-13 Gkn Driveline International Gmbh Kupplungsanordnung mit Sensoreinheit und Antriebsanordnung mit einer solchen Kupplungsanordnung

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