JPH0552720U - センサの取付構造 - Google Patents
センサの取付構造Info
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- JPH0552720U JPH0552720U JP11129491U JP11129491U JPH0552720U JP H0552720 U JPH0552720 U JP H0552720U JP 11129491 U JP11129491 U JP 11129491U JP 11129491 U JP11129491 U JP 11129491U JP H0552720 U JPH0552720 U JP H0552720U
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- Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 センサの取付後において、ケース本体をθ方
向へ回動自在とすることで、検知軸の微調整を可能とす
る。 【構成】 ケース本体の両端開口を先端面に円柱状突起
を有するエンドピースで閉止する一方、起立部に取付孔
を有するL字形取付板の基部に上記円柱状突起を挿通す
る軸孔を形成することで、上記取付板をエンドピース上
の任意の回動位置で係止可能とする。
向へ回動自在とすることで、検知軸の微調整を可能とす
る。 【構成】 ケース本体の両端開口を先端面に円柱状突起
を有するエンドピースで閉止する一方、起立部に取付孔
を有するL字形取付板の基部に上記円柱状突起を挿通す
る軸孔を形成することで、上記取付板をエンドピース上
の任意の回動位置で係止可能とする。
Description
【0001】
本考案はセンサ本体を取付ける場合に取付角度を微調整できるようにしたセン サの取付構造に関する。
【0002】
従来、検知場所にセンサを取付けるための手段としては、図9に示したように 、センサ本体(イ)の端部に固定用ビス(ロ)によってL字形の取付板(ハ)を 直接固定した上、該取付板の取付孔(ニ)にビス(図示せず)を挿通して壁面( W)に固定するものであった。又、図10のように上記L字形取付板(ハ)の一 側に側板(ホ)を一体に連成することで、該側板(ホ)側への取付も行い得るよ うにしていた。この他、図11のようにセンサ本体(イ)自体に取付孔(ニ)を 設け、該取付孔を介して直接ビス止めすることもあった。
【0003】
センサの用法の一つとしては工場の生産ラインなどにおいて、製品の通過を逐 次チェックすることがある。しかしながら、上述した従来の取付構造のものは、 何れも所定位置にセンサ本体(イ)を完全固定してしまうため、センサの取付後 においてθ方向の検知軸の微調整が全く行えない。そのため、取付段階で正確な 取付精度が要求され、又、狭隘なセンサの取付箇所においてはセンサの正確なね らい込みが行い難いという欠点が見られた。
【0004】 因みに、図9及び図10のものは、センサ本体(イ)の両端開口に合わせてそ れぞれ専用の取付板(ハ)を一体に密閉固定する構造であるため、センサ本体( イ)のθ方向の検知軸の微調整は不可能である。又、図11のものは、センサ本 体(イ)自体を固定する構造であるため、やはりセンサ本体(イ)の微調整は、 全く考慮されていない。
【0005】 本考案はセンサ本体の取付後に、該センサ本体のθ方向の微調整が簡単且つ確 実に行えるセンサの取付構造を提供することを目的とするものである。
【0006】
上記の目的を達成するために本考案は、ケース本体の両端開口を先端面に円柱 状突起を有するエンドピースで閉止する一方、起立部に取付孔を有するL字形取 付板の基部に上記円柱状突起を挿通する軸孔を形成することで、上記取付板をエ ンドピース上の任意の回動位置で係止可能とするという手段を用いた。
【0007】
上述の技術的手段による本考案において、エンドピースはケース本体の両端開 口を気密に閉止すると共に、取付板のガイドの作用を行う。即ち、エンドピース は、その先端面の円柱状突起に挿通されるL字形の取付板を、円柱状突起を支点 としてθ方向へ回動自在に支承する。そのため、センサを検知場所に取付けた場 合でも、エンドピースを介して連結されるケース本体はθ方向の回動が可能とな るという作用を奏する。
【0008】
以下、本考案の構成を図面に示す実施例に従って更に具体的に述べると、図1 〜3において、1は断面コ字形のケース本体であって、両端の四隅に螺子穴1b をそれぞれ設け、正面に透光性の窓板2を嵌着してなるものである。4はケース 本体1の両端開口1aを気密に閉止するエンドピースを示し、エンドピース4の 基端側4aに挿着した4本のビス5aを各螺子穴1bに螺入することでケース本 体1に固定される。一方、エンドピース4の先端面4bの軸心(C)には、円柱 状の突起6を設けると共に、該突起をはさんで左右対称位置にビス5bの挿通口 4cを形成してなるものである。更に、エンドピース4の側面には上記挿通口4 cに連通する凹部4dを形成し、該部に角ナット3aを挿着することで、該ナッ トの螺子穴3bと挿通口4cが連通するようにしている。又、7はL字形の取付 板であって、基部7aの軸心(C)には突起6を挿通する軸孔8を、又該軸孔の 前後左右に螺子穴3bと連通し得る一定長の円弧状長孔9を設けたものである。 そして、上記取付板7は連通する円弧状長孔9にビス5bを螺入することで、エ ンドピース4に係止されるが、該取付板に対してエンドピース4並びにケース本 体1は円柱状突起6を支点として円弧状長孔9の長さ分だけθ方向の回動が可能 である。10は上記取付板7の起立部7bに設けられた取付孔である。
【0009】 又、図3に示したように一側のエンドピース4の円柱状突起6にはコード11 を通すためのコード穴12が同心状に貫設されている。
【0010】 尚、上記螺子穴3bは予め該螺子穴を有する角ナット3aをエンドピース4の 側面に設けた凹部4dに挿着するという上記構成に限らず、螺子穴3bをエンド ピース4の先端面4bに直接設けることもある。更に、本考案ではエンドピース 4の先端面4bに螺子穴3bにかえてボルト(図示せず)を立設し、該ボルトに 取付板7の円弧状長孔9を挿通してナット止めする構成とすることもある。要す るに、本考案では取付板7をエンドピース4に係止し得る構成であれば良い。
【0011】 上記実施例のセンサ取付構造によれば、センサ本体1は、その両端開口1aに 固定されたエンドピース4によって閉止され、センサ本体内の気密・防水性が確 保される。そして、L字形の取付板7はケース本体1と一体のエンドピース4に 係止され、取付板7を介してセンサ本体1を所定の検知場所にビス止めすれば良 い。この場合、センサ本体1は検知位置に対応してθ方向へ回動して検知軸の微 調整をすることができる。又、図4〜7に見られるように、センサの取付条件に により、窓板2に対して取付板7を、その起立部7bが90°(図4参照)、1 80°(図5参照)、270°(図6参照)回動した状態で係止するか、或いは 窓板と同一面(図7参照)で係止し得るものである。この場合、取付板7自体は 円柱状突起6を支点として所望位置に回動することができる。エンドピース4の 2個の螺子穴3bは、取付板7の円弧状長孔9の何れかと連通し、該連通箇所に おいてビス5bを螺入して取付板7を係止すれば良い。
【0012】 本考案において、取付板7の円弧状長孔9は上記実施例のように、4個を円柱 状突起6の前後左右位置に設ける他、図8のように、長い2個の円弧状長孔9a を対向して設けることもある。この場合、当該取付板に対するケース本体1のθ 方向への回動による検知軸の微調整は更に、広い範囲で行うことができる。 本考案は光センサに好適であるが、他の同様なセンサにも適用し得る。
【0013】
本考案はセンサのケース本体の両端開口をエンドピースで閉止する一方、該エ ンドピースの先端面に設けた円柱状突起を支点として、L字形取付板をその円弧 状長孔の長さ分だけθ方向の回動が可能である。従って、上記取付板を介してセ ンサを所定の検知場所に取付けた場合でも、取付板に対してエンドピース並びに これと一体のケース本体は、θ方向へ回動することができ、センサ取付後の検知 軸の微調整が可能となる。従って、従来のようにセンサの取付に高い精度を必要 せず、検知条件に合わせて、簡単かつ正確なセンサのねらい込みが可能となると いう実用的利点を有するものである。
【0014】 この他、本考案はケース本体の窓板に対して、取付板の起立部を前後左右に位 置せしめることができるため、工場などにおける限られた設置条件においても常 に、簡単にセンサの取付が行える。
【図1】本考案のケース取付構造の一例を示す分解斜視
図。
図。
【図2】L字形取付板の固定状態を示す部分断面図。
【図3】コードの貫通状態を示す縦断面図。
【図4】取付板の装着状態を示す斜視図。
【図5】取付板の装着状態を示す斜視図。
【図6】取付板の装着状態を示す斜視図。
【図7】取付板の装着状態を示す斜視図。
【図8】取付板の他の実施例を示す平面図。
【図9】従来例を示す斜視図。
【図10】他の従来例を示す斜視図。
【図11】更に他の従来例を示す正面図。
1 ケース本体 1a 両端開口 2 窓板 4 エンドピース 4b 先端面 6 円柱状突起 7 L字形取付板 7a 基部 7b 起立部 8 軸孔 10 取付孔
Claims (1)
- 【請求項1】ケース本体の両端開口を先端面に円柱状突
起を有するエンドピースで閉止する一方、起立部に取付
孔を有するL字形取付板の基部に上記円柱状突起を挿通
する軸孔を形成することで、上記取付板をエンドピース
上の任意の回動位置で係止可能としたことを特徴とする
センサの取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11129491U JP2554755Y2 (ja) | 1991-12-19 | 1991-12-19 | センサの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11129491U JP2554755Y2 (ja) | 1991-12-19 | 1991-12-19 | センサの取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0552720U true JPH0552720U (ja) | 1993-07-13 |
JP2554755Y2 JP2554755Y2 (ja) | 1997-11-17 |
Family
ID=14557577
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11129491U Expired - Lifetime JP2554755Y2 (ja) | 1991-12-19 | 1991-12-19 | センサの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2554755Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017524115A (ja) * | 2014-08-05 | 2017-08-24 | ジー・ケー・エヌ オートモーティヴ リミテッドGKN Automotive Limited | センサユニットを備えるクラッチアッセンブリ及び当該クラッチアッセンブリを備える駆動アッセンブリ |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009110887A (ja) * | 2007-10-31 | 2009-05-21 | Sunx Ltd | 多光軸光電センサ及びその取付構造 |
-
1991
- 1991-12-19 JP JP11129491U patent/JP2554755Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017524115A (ja) * | 2014-08-05 | 2017-08-24 | ジー・ケー・エヌ オートモーティヴ リミテッドGKN Automotive Limited | センサユニットを備えるクラッチアッセンブリ及び当該クラッチアッセンブリを備える駆動アッセンブリ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2554755Y2 (ja) | 1997-11-17 |
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Legal Events
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