JP2571623Y2 - 回転ツマミの取付構造 - Google Patents

回転ツマミの取付構造

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JP2571623Y2
JP2571623Y2 JP8533692U JP8533692U JP2571623Y2 JP 2571623 Y2 JP2571623 Y2 JP 2571623Y2 JP 8533692 U JP8533692 U JP 8533692U JP 8533692 U JP8533692 U JP 8533692U JP 2571623 Y2 JP2571623 Y2 JP 2571623Y2
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JP
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rotary
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竜哉 佐竹
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Seiko Clock Inc
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、回転ツマミの取付構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、枠体の外方より回転操作可能
に当該枠体に設けてある回転スイッチの回転軸に回転ツ
マミを取り付ける構造として、回転ツマミに可撓性の弾
性片を設け、この弾性片の下端部に爪部を設け、この爪
部を回転軸に対向させて枠体に形成した嵌通孔に係止さ
せたものが知られている。他に回転スイッチの回転軸に
回転ツマミの軸部を圧入して回転軸から軸部が抜けにく
くしたものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし上記第1の従来
技術では、可撓性の弾性片は、回転スイッチの回転軸に
装着される回転ツマミの軸部よりも爪部の撓み分だけ径
方向のスペースが必要となり、回転ツマミは大径となっ
ていた。このため径方向の寸度に制約の有る小型のスイ
ッチ回転ツマミには使用できないという問題があった。
上記第2の従来技術では、回転ツマミの取り外しが容易
なため、店頭等でいたずらされたりして紛失するという
問題があった。
【0004】そこで本考案の目的は、回転スイッチの回
転軸と回転ツマミの軸部とを圧入することなく回転ツマ
ミの抜け止めの構造がとれ、しかも取付け・取外しが容
易で、特に小型の回転ツマミに有効な回転ツマミの取付
構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案の回転ツマミの取付構造は、回転スイッチと
枠体と回転ツマミとより構成されており、回転スイッチ
には回転軸を有するとともにこの回転軸が停止可能な複
数のクリックポジションが設けてある。枠体は回転スイ
ッチを取り付けてあるとともに回転軸と対向する貫通孔
を有し、かつクリックポジションに対応させて貫通孔の
周辺にクリック目盛が設けてある。操作ツマミは回転軸
に軸部が係合するとともに枠体の外部に複数のクリック
目盛のいずれか1つを選択的に指示可能に指示部が設け
てある。枠体内面の貫通孔の近傍に度決め突起が突出し
て設けてあり、軸部には回転ツマミを回転した際に、度
決め突起と係止して回転ツマミの回転範囲を規制する係
止突起が設けてある。貫通孔にはクリック目盛の指示範
囲内の所定位置に回転ツマミの指示部が位置した状態で
は係止突起が挿脱可能であり、所定位置以外では挿脱不
能である溝部が連通して設けてある。
【0006】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面を参照して説
明する。図1〜4に示すように、回転スイッチ1には複
数のクリックポジション(図示せず。)が設けてあり、
回転スイッチ1に回転自在に突出して設けてある回転軸
1aは上記複数のクリックポジションで停止可能であ
る。枠体2の内面には回転スイッチ1が取り付けてあ
る。枠体2には円形の貫通孔2aが穿設してあり、回転
軸1aと貫通孔2aとは対向して取り付けてある。枠体
2の前面上部側の貫通孔2aの周辺には、回転スイッチ
1のクリックポジションに対応させて、印刷等により複
数(本実施例では6個)のクリック目盛(本実施例では
算用数字1,2,3,4,5,6)2b…が円弧状に等
間隔に設けてある。回転スイッチ1は各クリックポジシ
ョン毎に異なる曲を図示しない発生手段から発生させる
曲発生制御回路(図示せず。)を形成したプリント配線
基板3に固着してあり、このプリント配線基板は枠体2
の内面に突出して設けてある取付柱2c,2cに取付ね
じ4,4を固着して結合してある。この状態では、クリ
ック目盛2b…にクリックポジションがそれぞれ対応し
ている。回転スイッチ1の回転軸1aは枠体2の外方よ
り回転操作可能に枠体2の外方に向けて設けてあり、回
転軸1aには回転ツマミ5の中空状の軸部5aが枠体2
の外方より装着してある。回転軸1aには、キー部1b
が径方向に突出して設けてあり、軸部5aにはキー溝部
5dが設けてある。回転ツマミ5の頭部5bは枠体2の
外方に位置しており、頭部5bに形成してある直線状の
指示部5cは複数のクリック目盛2b…の1つと選択的
に対向して指示可能になっている。すなわち、回転スイ
ッチ1に回転ツマミ5を装着した状態では、キー部1b
にキー溝部5dが係合しており、回転ツマミ5を回転す
ると回転ツマミ5と回転スイッチ1とは一体的に回転
し、算用数字1〜6のクリック目盛2b…の指示範囲内
で指示部5cが各クリック目盛2b…に対向するように
なっている。
【0007】図2〜5に示すように、枠体2の内面の上
部側の貫通孔2aの近傍には円弧状の度決め突起2dが
突出して設けてある。さらに、貫通孔2aの下側にはU
字状の溝部2eが算用数字3,4のクリック目盛の中間
点と貫通孔2aの中心とを結ぶ線上で貫通孔2aと連通
して設けてある。図6に示すように、回転ツマミ5の軸
部5aの下端部には、径方向に突出する係止突起5eが
算用数字3,4のクリック目盛の中間点と貫通孔2aの
中心とを結ぶ線上で指示部5cと逆向きに設けてある。
【0008】係止突起5eは回転ツマミ5を回転した際
に度決め突起2dと係止して回転ツマミの指示部5cの
回転範囲が算用数字1〜6のクリック目盛の範囲を越え
ないように規制して設けてある。係止突起5eと溝部2
eとが対向して回転ツマミ5が挿脱可能となる位置は、
指示部5cが対向して停止するクリック目盛の位置とず
らした位置に形成してある。すなわち、係止突起5eと
溝部2eとは所定の位置でのみ挿脱可能にしてある。本
実施例では、回転ツマミ5の指示部5cが算用数字3,
4のクリック目盛の中間点を指示している状態では、係
止突起5eが溝部2eに挿脱可能であり、例えば算用数
字1のクリック目盛の位置では係止突起5eは溝部2e
に挿脱不能である。
【0009】組立に際しては、はじめに回転スイッチ1
をプリント配線基板3に固着しておく。その後で、図3
に示すように、枠体2の溝部2eと回転ツマミ5の係止
突起5eとを位置合わせし、貫通孔2aに軸部5aを挿
入しておく。つぎに、図4で示すように軸部5aのキー
溝部5dに回転軸1aのキー部1bを合わせて軸方向に
押し込んで両者を係合させ径方向に一体的に回転するよ
うにし、その後でプリント配線基板3を取付柱2c,2
cに取付ねじ4,4により固着する。
【0010】このようにU字状の溝部を算用数字3,4
のクリック目盛の中間点と貫通孔の中心とを結ぶ線上で
貫通孔の下側にこの貫通孔と連通して設け、径方向に突
出する係止突起を算用数字3,4のクリック目盛の中間
点と貫通孔の中心とを結ぶ線上で指示部と逆向きに回転
ツマミの軸部の下端部に設けたので、回転スイッチのク
リック位置では回転ツマミを引っぱっても回転軸から回
転ツマミが抜けない。
【0011】なお、係止突起と溝部とが対向して、回転
ツマミが挿脱可能となる位置は、本実施例に限るもので
はなく、指示部が対向して停止するクリック目盛の位置
とずれている位置であればどのような位置に設けてもよ
いことは言うまでもない。
【0012】
【考案の効果】以上説明したように、本考案の回転ツマ
ミの取付構造は、枠体内面の貫通孔の近傍に度決め突起
を突出して設け、軸部に回転ツマミを回転した際に度決
め突起と係止して回転ツマミの回転範囲を規制する係止
突起を設け、貫通孔にクリック目盛の指示範囲内の所定
位置に回転ツマミの指示部が位置した状態では係止突起
が挿脱可能であり、所定位置以外では係止突起が挿脱不
能である溝部を連通して設けたので、回転ツマミを小型
にでき、かつ回転ツマミの軸部の回転スイッチの回転軸
に対する取付けが容易にできる。クリック目盛の位置と
回転ツマミの指示部とが対向するクリック位置と回転ツ
マミを溝部に挿脱可能な位置とをずらしたので、通常の
使用状態では回転軸から回転ツマミが抜けることはな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す要部正面図である。
【図2】図1の側面断面図である。
【図3】枠体に回転ツマミを挿入した状態を示す説明図
である。
【図4】展開断面図である。
【図5】枠体の背面図である。
【図6】(a)は回転ツマミの側面図、(b)はその背
面図である。
【符号の説明】
1 回転スイッチ 1a 回転軸 2 枠体 2a 貫通孔 2b クリック目盛 2d 度決め突起 2e 溝部 5 回転ツマミ 5a 軸部 5c 指示部 5e 係止突起

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸を有するとともにこの回転軸が停
    止可能な複数のクリックポジションが設けてある回転ス
    イッチと、上記回転スイッチを取り付けてあるとともに
    上記回転軸と対向する貫通孔を有しかつ上記クリックポ
    ジションに対応させて上記貫通孔の周辺にクリック目盛
    が設けてある枠体と、上記回転軸に軸部が係合するとと
    もに上記枠体の外部に上記複数のクリック目盛のいずれ
    か1つを選択的に指示可能に指示部が設けてある回転ツ
    マミとよりなり、 上記枠体内面の上記貫通孔の近傍には度決め突起が突出
    して設けてあり、 上記軸部には上記回転ツマミを回転した際に上記度決め
    突起と係止して上記回転ツマミの回転範囲を規制する係
    止突起が設けてあり、 上記貫通孔には上記クリック目盛の指示範囲内の所定位
    置に上記回転ツマミの指示部が位置した状態では上記係
    止突起が挿脱可能であり、上記所定位置以外では上記係
    止突起が挿脱不能である溝部が連通して設けてあること
    を特徴とする回転ツマミの取付構造。
JP8533692U 1992-12-11 1992-12-11 回転ツマミの取付構造 Expired - Fee Related JP2571623Y2 (ja)

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JPH0650201U JPH0650201U (ja) 1994-07-08
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JP4965656B2 (ja) 2007-08-07 2012-07-04 株式会社オートネットワーク技術研究所 操作装置
JP5120628B2 (ja) * 2008-03-31 2013-01-16 株式会社安川電機 ボリューム装置とそれを用いたモータ制御装置

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JPH0650201U (ja) 1994-07-08

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