JP2535312B2 - 縁無し眼鏡におけるレンズ連結構造 - Google Patents
縁無し眼鏡におけるレンズ連結構造Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブリッジ部材の連結部
又はテンプルの連結部をレンズに連結する、縁無し眼鏡
におけるレンズ連結構造に関するものである。
又はテンプルの連結部をレンズに連結する、縁無し眼鏡
におけるレンズ連結構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ブリッジ部材をレンズの内側部分に連結
すると共にテンプルをレンズの外側部分に連結した縁無
し眼鏡における該連結部の構造は、従来次のように構成
されるのが一般的であった。
すると共にテンプルをレンズの外側部分に連結した縁無
し眼鏡における該連結部の構造は、従来次のように構成
されるのが一般的であった。
【0003】即ち、図18〜19に示すように、レンズ
周面aと当接する湾曲した当接片bを連結部本体cの端
部にロウ付すると共に、レンズ内方に突出し且つ内端側
部分に挿通孔dが設けられた連結片eを該当接片bにロ
ウ付けしていた。そして、該当接片bをレンズ周面aに
所要に当接させ、且つ連結片の挿通孔dをレンズの連結
孔fと位置合わせして、該挿通孔d及び連結孔fに連結
ネジgを挿通せしめ、レンズの他面側に突出するネジ軸
部hにナットiを螺合し緊締することにより、前記連結
部をレンズに固定するものであった。
周面aと当接する湾曲した当接片bを連結部本体cの端
部にロウ付すると共に、レンズ内方に突出し且つ内端側
部分に挿通孔dが設けられた連結片eを該当接片bにロ
ウ付けしていた。そして、該当接片bをレンズ周面aに
所要に当接させ、且つ連結片の挿通孔dをレンズの連結
孔fと位置合わせして、該挿通孔d及び連結孔fに連結
ネジgを挿通せしめ、レンズの他面側に突出するネジ軸
部hにナットiを螺合し緊締することにより、前記連結
部をレンズに固定するものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の縁無
し眼鏡の製造工程においては、ブリッジ部材の連結部及
びテンプルの連結部を形成するに際して、複数種類の小
さな部品を所定にロウ付する工程を要し、その製造に多
くの工数を要して生産性が悪い問題があった。又複数個
所をロウ付して形成されていたため、テンプルの開き具
合等を調整する際において連結部を曲げたときに、ロウ
離れが生じたりロウ付部が折損する恐れがあった。本発
明は、かかる問題点を解決しうる縁無し眼鏡におけるレ
ンズ連結構造の提供を目的とするものである。
し眼鏡の製造工程においては、ブリッジ部材の連結部及
びテンプルの連結部を形成するに際して、複数種類の小
さな部品を所定にロウ付する工程を要し、その製造に多
くの工数を要して生産性が悪い問題があった。又複数個
所をロウ付して形成されていたため、テンプルの開き具
合等を調整する際において連結部を曲げたときに、ロウ
離れが生じたりロウ付部が折損する恐れがあった。本発
明は、かかる問題点を解決しうる縁無し眼鏡におけるレ
ンズ連結構造の提供を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は以下の手段を採用する。即ち、本発明に係る縁
無し眼鏡におけるレンズ連結構造(以下連結構造とい
う)は、レンズ相互を連結するブリッジ部材の連結部又
はテンプルの連結部を、固定片を介してレンズに連結す
る、縁無し眼鏡におけるレンズ連結構造である。前記連
結部は、レンズ内方に突出する連結片を有し、該連結片
の内端側部分には、レンズに設けた連結孔と孔心を共通
にして挿通孔が設けられてなる。又前記固定片は、一本
の線材をU字状に折曲してなり、その内端側部分に固定
孔を有し、その上下の中間片部には、レンズの厚さ方向
に突出する挟持部が差し向かいに屈曲形成され、又上下
の対向する先端部分は屈曲して、レンズ周面と当接する
当接部とされている。そして、該固定片の内端側部分
を、その固定孔を前記上下の連結孔及び挿通孔と位置合
わせして、レンズ面と連結片の内端側部分との間に介在
せしめ、前記挟持部が連結片を上下より挟持したものと
なし、又前記当接部をレンズ周面に当接させる。又前記
挿通孔と固定孔と連結孔に固定ネジを挿通し、レンズ他
面側に突出するネジ軸部にナットを螺合し緊締して、連
結部をレンズに固定することを特徴とするものである。
本発明は以下の手段を採用する。即ち、本発明に係る縁
無し眼鏡におけるレンズ連結構造(以下連結構造とい
う)は、レンズ相互を連結するブリッジ部材の連結部又
はテンプルの連結部を、固定片を介してレンズに連結す
る、縁無し眼鏡におけるレンズ連結構造である。前記連
結部は、レンズ内方に突出する連結片を有し、該連結片
の内端側部分には、レンズに設けた連結孔と孔心を共通
にして挿通孔が設けられてなる。又前記固定片は、一本
の線材をU字状に折曲してなり、その内端側部分に固定
孔を有し、その上下の中間片部には、レンズの厚さ方向
に突出する挟持部が差し向かいに屈曲形成され、又上下
の対向する先端部分は屈曲して、レンズ周面と当接する
当接部とされている。そして、該固定片の内端側部分
を、その固定孔を前記上下の連結孔及び挿通孔と位置合
わせして、レンズ面と連結片の内端側部分との間に介在
せしめ、前記挟持部が連結片を上下より挟持したものと
なし、又前記当接部をレンズ周面に当接させる。又前記
挿通孔と固定孔と連結孔に固定ネジを挿通し、レンズ他
面側に突出するネジ軸部にナットを螺合し緊締して、連
結部をレンズに固定することを特徴とするものである。
【0006】前記固定片を用いる場合の本発明に係る連
結構造の他は、連結片の内端側部分に、レンズに設けた
連結孔を挿通するネジ軸を突設した態様であり、固定片
の構成は前記と同様である。該固定片の内端側部分を、
前記当接部がレンズ周面に当接した状態において、その
固定孔を前記連結孔と位置合わせしてレンズ面に重ねる
(その重ね状態は密接していてもいなくてもよい)と共
に、連結片の内端側部分を、前記ネジ軸を固定孔及び連
結孔に挿通して固定片の内端側部分に重ね、この状態
で、前記上下の挟持部が連結片を上下より挟持したもの
となす。そして、レンズ他面側に突出するネジ軸部にナ
ットを螺合し緊締して、連結部をレンズに固定すること
を特徴とするものである。
結構造の他は、連結片の内端側部分に、レンズに設けた
連結孔を挿通するネジ軸を突設した態様であり、固定片
の構成は前記と同様である。該固定片の内端側部分を、
前記当接部がレンズ周面に当接した状態において、その
固定孔を前記連結孔と位置合わせしてレンズ面に重ねる
(その重ね状態は密接していてもいなくてもよい)と共
に、連結片の内端側部分を、前記ネジ軸を固定孔及び連
結孔に挿通して固定片の内端側部分に重ね、この状態
で、前記上下の挟持部が連結片を上下より挟持したもの
となす。そして、レンズ他面側に突出するネジ軸部にナ
ットを螺合し緊締して、連結部をレンズに固定すること
を特徴とするものである。
【0007】前記固定片を用いる場合の本発明に係る連
結構造のその他は、連結部の内端側部分に、レンズに設
けた連結孔を挿通するネジ筒を突設した態様である。該
固定片の内端側部分を、前記当接部がレンズ周面に当接
した状態において、その固定孔を前記連結孔と位置合わ
せしてレンズ面に重ねる(その重ね状態は密接していて
もいなくてもよい)と共に、連結片の内端側部分を、前
記ネジ筒を固定孔及び連結孔に挿通して固定片の内端側
部分に重ね、この状態で、ネジ筒の先端は連結孔の端部
より突出しないものとし、且つ前記上下の挟持部が連結
片を上下より挟持したものとなす。そして固定ネジを、
レンズ他面側より前記ネジ筒に螺合し緊締して、連結部
をレンズに固定することを特徴とするものである。
結構造のその他は、連結部の内端側部分に、レンズに設
けた連結孔を挿通するネジ筒を突設した態様である。該
固定片の内端側部分を、前記当接部がレンズ周面に当接
した状態において、その固定孔を前記連結孔と位置合わ
せしてレンズ面に重ねる(その重ね状態は密接していて
もいなくてもよい)と共に、連結片の内端側部分を、前
記ネジ筒を固定孔及び連結孔に挿通して固定片の内端側
部分に重ね、この状態で、ネジ筒の先端は連結孔の端部
より突出しないものとし、且つ前記上下の挟持部が連結
片を上下より挟持したものとなす。そして固定ネジを、
レンズ他面側より前記ネジ筒に螺合し緊締して、連結部
をレンズに固定することを特徴とするものである。
【0008】又本発明に係る連結構造の他は、前記した
連結構造とは固定片の構成及びその用い方が異なる。即
ち、固定孔を有する基板の外端上下に挟持片部を突設す
ると共に、該挟持片の先端部分を、レンズ周面と当接す
る当接部としてなる固定片を用いる。連結部は、レンズ
内方に突出する連結片を有し、その内端側部分に、レン
ズに設けた連結孔と孔心を合わせて挿通孔が設けられて
いる。前記連結片を、その挿通孔をレンズの連結孔と位
置合わせしてレンズ面に重ねる(その重ね状態は密接し
ていてもいなくてもよい)と共に、固定片の前記基板
を、その固定孔を前記連結孔及び挿通孔と位置合わせし
て連結片の内端側部分に重ね、且つ固定片の前記上下の
挟持片が連結片を上下より挟持したものとなす。又前記
当接部をレンズ周面に当接させる。そして、前記固定孔
と挿通孔と連結孔に固定ネジを挿通せしめ、レンズ他面
側に突出するネジ軸部にナットを螺合し緊締して、連結
部をレンズに固定することを特徴とするものである。
連結構造とは固定片の構成及びその用い方が異なる。即
ち、固定孔を有する基板の外端上下に挟持片部を突設す
ると共に、該挟持片の先端部分を、レンズ周面と当接す
る当接部としてなる固定片を用いる。連結部は、レンズ
内方に突出する連結片を有し、その内端側部分に、レン
ズに設けた連結孔と孔心を合わせて挿通孔が設けられて
いる。前記連結片を、その挿通孔をレンズの連結孔と位
置合わせしてレンズ面に重ねる(その重ね状態は密接し
ていてもいなくてもよい)と共に、固定片の前記基板
を、その固定孔を前記連結孔及び挿通孔と位置合わせし
て連結片の内端側部分に重ね、且つ固定片の前記上下の
挟持片が連結片を上下より挟持したものとなす。又前記
当接部をレンズ周面に当接させる。そして、前記固定孔
と挿通孔と連結孔に固定ネジを挿通せしめ、レンズ他面
側に突出するネジ軸部にナットを螺合し緊締して、連結
部をレンズに固定することを特徴とするものである。
【0009】前記固定片を用いる場合の本発明に係る連
結構造の他は、連結片を、その挿通孔をレンズの連結孔
と位置合わせしてレンズ面に重ねる(その重ね状態は密
接していてもいなくてもよい)と共に、固定片の前記基
板を、前記ネジ軸を挿通孔及び連結孔に挿通せしめて連
結片の内端側部分に重ね、この状態で、固定片の前記上
下の挟持片が連結片を上下より挟持したものとなす。又
前記当接部をレンズ周面に当接せしめる。そしてレンズ
他面側に突出するネジ軸部にナットを螺合し緊締して、
連結部をレンズに固定したことを特徴とするものであ
る。
結構造の他は、連結片を、その挿通孔をレンズの連結孔
と位置合わせしてレンズ面に重ねる(その重ね状態は密
接していてもいなくてもよい)と共に、固定片の前記基
板を、前記ネジ軸を挿通孔及び連結孔に挿通せしめて連
結片の内端側部分に重ね、この状態で、固定片の前記上
下の挟持片が連結片を上下より挟持したものとなす。又
前記当接部をレンズ周面に当接せしめる。そしてレンズ
他面側に突出するネジ軸部にナットを螺合し緊締して、
連結部をレンズに固定したことを特徴とするものであ
る。
【0010】前記固定片を用いる場合の本発明に係る連
結構造のその他は、連結片を、その挿通孔をレンズの連
結孔と位置合わせしてレンズ面に重ねる(その重ね状態
は密接していてもいなくてもよい)と共に、固定片の前
記基板を、前記ネジ筒を挿通孔及び連結孔に挿通せしめ
て連結片の内端側部分に重ね、この状態で、ネジ筒の先
端は連結孔の端部より突出しないものとし、且つ前記上
下の挟持片部が連結片を上下より挟持したものとなす。
又前記当接部をレンズ周面に当接させる。そして固定ネ
ジを、レンズ他面側より前記ネジ筒に螺合し緊締して、
連結部をレンズに固定したことを特徴とするものであ
る。
結構造のその他は、連結片を、その挿通孔をレンズの連
結孔と位置合わせしてレンズ面に重ねる(その重ね状態
は密接していてもいなくてもよい)と共に、固定片の前
記基板を、前記ネジ筒を挿通孔及び連結孔に挿通せしめ
て連結片の内端側部分に重ね、この状態で、ネジ筒の先
端は連結孔の端部より突出しないものとし、且つ前記上
下の挟持片部が連結片を上下より挟持したものとなす。
又前記当接部をレンズ周面に当接させる。そして固定ネ
ジを、レンズ他面側より前記ネジ筒に螺合し緊締して、
連結部をレンズに固定したことを特徴とするものであ
る。
【0011】
【作用】然して本発明の連結構造が、一本の線材をU字
状に折曲してなる固定片を用いるときは、固定片の上下
の挾持部が連結片を上下より挾持する。又本発明の連結
構造が、基板に挟持片部を突設してなる固定片を用いる
ときは、上下の挾持片部が連結片を上下より挾持する。
併せて、固定片の上下の当接部がレンズ周面に当接し、
この状態で連結片の内端側部分がレンズにネジ固定され
る。それ故、眼鏡つる及びブリッジ部材の連結部は、所
要に位置決めされ且つ回り止めされた状態でレンズに連
結されることとなる。
状に折曲してなる固定片を用いるときは、固定片の上下
の挾持部が連結片を上下より挾持する。又本発明の連結
構造が、基板に挟持片部を突設してなる固定片を用いる
ときは、上下の挾持片部が連結片を上下より挾持する。
併せて、固定片の上下の当接部がレンズ周面に当接し、
この状態で連結片の内端側部分がレンズにネジ固定され
る。それ故、眼鏡つる及びブリッジ部材の連結部は、所
要に位置決めされ且つ回り止めされた状態でレンズに連
結されることとなる。
【0012】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。第1の実施態様 本発明に係る連結構造1の第1の態様は、図1に示すテ
ンプル2の連結部3や、図2に示すブリッジ部材4の連
結部3を、一本の線材を折曲して形成した固定片5を介
してレンズ6に連結するものである。以下テンプル2の
連結部に代表させて、本発明の連結構造を図1、図3〜
5に基づいて説明する。
る。第1の実施態様 本発明に係る連結構造1の第1の態様は、図1に示すテ
ンプル2の連結部3や、図2に示すブリッジ部材4の連
結部3を、一本の線材を折曲して形成した固定片5を介
してレンズ6に連結するものである。以下テンプル2の
連結部に代表させて、本発明の連結構造を図1、図3〜
5に基づいて説明する。
【0013】該連結部3は、図3に示すように、レンズ
内方に突出する連結片7を具え、該連結片7の内端側部
分8には、レンズ6に設けた連結孔9と孔心を共通にし
て挿通孔10を有する。
内方に突出する連結片7を具え、該連結片7の内端側部
分8には、レンズ6に設けた連結孔9と孔心を共通にし
て挿通孔10を有する。
【0014】又前記固定片5は、図3に示すように、一
本の線材をU字状に折曲して形成されており、その内端
側部分には、前記挿通孔10及び連結孔9と位置合わせ
して固定孔11を有する。又上下の中間片部12,13
には、レンズの厚さ方向に突出して連結片を上下より挟
持する挟持部15,16が、差し向かいに屈曲形成され
ている。又上下の対向する先端部分は屈曲して、レンズ
周面17と当接する当接部19,20とされている。
本の線材をU字状に折曲して形成されており、その内端
側部分には、前記挿通孔10及び連結孔9と位置合わせ
して固定孔11を有する。又上下の中間片部12,13
には、レンズの厚さ方向に突出して連結片を上下より挟
持する挟持部15,16が、差し向かいに屈曲形成され
ている。又上下の対向する先端部分は屈曲して、レンズ
周面17と当接する当接部19,20とされている。
【0015】然して図4〜5に示すように、前記連結孔
9に、そのレンズ前面側より鍔付ブッシュ21(図3)
を装着した後、レンズの前面側に配置した固定片5の当
接部19,20をレンズ周面17に当接させ、又上下の
中間片部の夫々が有する前記挟持片部15,16によっ
て、レンズ前面側に配置した連結片7を上下より挟持せ
しめる。且つ固定片5の内端側部分22を、その固定孔
11を前記連結孔9(本実施例においては、連結孔にブ
ッシュ21を装着しているため、該ブッシュの孔18)
及び挿通孔10と位置合わせして、レンズ前面24と連
結片7の内端側部分8との間に介在させる。
9に、そのレンズ前面側より鍔付ブッシュ21(図3)
を装着した後、レンズの前面側に配置した固定片5の当
接部19,20をレンズ周面17に当接させ、又上下の
中間片部の夫々が有する前記挟持片部15,16によっ
て、レンズ前面側に配置した連結片7を上下より挟持せ
しめる。且つ固定片5の内端側部分22を、その固定孔
11を前記連結孔9(本実施例においては、連結孔にブ
ッシュ21を装着しているため、該ブッシュの孔18)
及び挿通孔10と位置合わせして、レンズ前面24と連
結片7の内端側部分8との間に介在させる。
【0016】その後、該位置合わせされた挿通孔10と
固定孔11と連結孔9(ブッシュの孔18)に固定ネジ
25を挿通せしめ、レンズの背面側に突出するネジ軸部
26にワッシャ27を介在させてナット29を螺合し緊
締すると、上下の当接部19,20がレンズ周面17と
当接状態にあり、且つ挾持片部15,16によって連結
片7が上下より挾持されているために、テンプル2は回
り止めされた状態でレンズ6に連結される。
固定孔11と連結孔9(ブッシュの孔18)に固定ネジ
25を挿通せしめ、レンズの背面側に突出するネジ軸部
26にワッシャ27を介在させてナット29を螺合し緊
締すると、上下の当接部19,20がレンズ周面17と
当接状態にあり、且つ挾持片部15,16によって連結
片7が上下より挾持されているために、テンプル2は回
り止めされた状態でレンズ6に連結される。
【0017】図6は、本発明に係る連結構造1の他の態
様を示すものである。前記実施例における場合と相違す
るのは、連結片7の内端側部分に挿通孔を設ける構成に
代えて、図7に示すようにネジ軸30を突設した点にあ
る。固定片5の構成は前記と同様である。なおネジ軸を
突設する要領は、ネジ軸30を連結片7と一体に形成す
ることによって、或いはネジ軸7の基端部を連結片7に
ロウ付して行う。本実施例において、固定片の構成は前
記と同様である。
様を示すものである。前記実施例における場合と相違す
るのは、連結片7の内端側部分に挿通孔を設ける構成に
代えて、図7に示すようにネジ軸30を突設した点にあ
る。固定片5の構成は前記と同様である。なおネジ軸を
突設する要領は、ネジ軸30を連結片7と一体に形成す
ることによって、或いはネジ軸7の基端部を連結片7に
ロウ付して行う。本実施例において、固定片の構成は前
記と同様である。
【0018】然して、レンズ6の連結孔9に、そのレン
ズ前面側より鍔付ブッシュ21(図3に示すと同構成)
を装着した後、固定片5の内端側部分22を、前記上下
の当接部19,20(図3に示すと同構成)がレンズ周
面17に当接した状態において、その固定孔11を前記
連結孔9(本実施例においては、連結孔にブッシュ21
を装着しているため、該ブッシュの孔18)と位置合わ
せしてレンズ前面24に重ねる。本実施例においては、
ブッシュの鍔31の厚みの分だけレンズ前面から浮き上
がった重ね状態となる。それと共に、連結片の内端側部
分8を、前記ネジ軸30を固定孔11及び連結孔9(ブ
ッシュの孔18)に挿通して固定片の内端側部分22に
重ね、この状態で、上下の挟持部15,16(図3に示
すと同構成)が連結片7を上下より挟持したものとな
す。
ズ前面側より鍔付ブッシュ21(図3に示すと同構成)
を装着した後、固定片5の内端側部分22を、前記上下
の当接部19,20(図3に示すと同構成)がレンズ周
面17に当接した状態において、その固定孔11を前記
連結孔9(本実施例においては、連結孔にブッシュ21
を装着しているため、該ブッシュの孔18)と位置合わ
せしてレンズ前面24に重ねる。本実施例においては、
ブッシュの鍔31の厚みの分だけレンズ前面から浮き上
がった重ね状態となる。それと共に、連結片の内端側部
分8を、前記ネジ軸30を固定孔11及び連結孔9(ブ
ッシュの孔18)に挿通して固定片の内端側部分22に
重ね、この状態で、上下の挟持部15,16(図3に示
すと同構成)が連結片7を上下より挟持したものとな
す。
【0019】その後、レンズ他面側に突出するネジ軸部
26にワッシャ27を介在させてナット29を螺合し緊
締すると、上下の当接部19,20がレンズ周面17と
当接状態にあり、且つ挾持部15,16によって連結片
7が上下より挾持されているために、テンプル3は回り
止めされた状態でレンズ6に連結される。
26にワッシャ27を介在させてナット29を螺合し緊
締すると、上下の当接部19,20がレンズ周面17と
当接状態にあり、且つ挾持部15,16によって連結片
7が上下より挾持されているために、テンプル3は回り
止めされた状態でレンズ6に連結される。
【0020】図8は、本発明に係る連結構造の他の態様
を示すものであり、前記実施例において、連結片7にネ
ジ軸を突設する構成に代え、図9に示すようにネジ筒3
2を突設した場合を示す。該ネジ筒32の突出長さは、
後述のようにネジ筒32を孔18に挿通した状態におい
て、ネジ筒先端33が連結孔の端部より突出しないよう
に設定する。なおネジ筒32を突設する要領は、ネジ筒
32を連結片7と一体に形成することによって、或いは
ネジ筒32の基端部を連結片7にロウ付して行う。本実
施例において、固定片の構成は前記と同様である。
を示すものであり、前記実施例において、連結片7にネ
ジ軸を突設する構成に代え、図9に示すようにネジ筒3
2を突設した場合を示す。該ネジ筒32の突出長さは、
後述のようにネジ筒32を孔18に挿通した状態におい
て、ネジ筒先端33が連結孔の端部より突出しないよう
に設定する。なおネジ筒32を突設する要領は、ネジ筒
32を連結片7と一体に形成することによって、或いは
ネジ筒32の基端部を連結片7にロウ付して行う。本実
施例において、固定片の構成は前記と同様である。
【0021】然して、レンズ6の連結孔9に、そのレン
ズ前面側より鍔付ブッシュ21を装着した後、固定片5
の内端側部分22を、前記当接部19,20(図3に示
すと同構成)がレンズ周面17に当接した状態におい
て、その固定孔11を前記連結孔9(本実施例において
は、連結孔にブッシュ21を装着しているため、該ブッ
シュの孔18)と位置合わせしてレンズ前面24に重ね
る。本実施例においては、ブッシュの鍔31の厚みの分
だけレンズ前面から浮き上がった重ね状態となる。それ
と共に、連結片の内端側部分8を、前記ネジ筒32を固
定孔11及び連結孔9(ブッシュの孔18)に挿通して
固定片の内端側部分22に重ね、この状態で、前記挟持
部15,16(図3に示すと同構成)が連結片7を上下
より挟持したものとなす。
ズ前面側より鍔付ブッシュ21を装着した後、固定片5
の内端側部分22を、前記当接部19,20(図3に示
すと同構成)がレンズ周面17に当接した状態におい
て、その固定孔11を前記連結孔9(本実施例において
は、連結孔にブッシュ21を装着しているため、該ブッ
シュの孔18)と位置合わせしてレンズ前面24に重ね
る。本実施例においては、ブッシュの鍔31の厚みの分
だけレンズ前面から浮き上がった重ね状態となる。それ
と共に、連結片の内端側部分8を、前記ネジ筒32を固
定孔11及び連結孔9(ブッシュの孔18)に挿通して
固定片の内端側部分22に重ね、この状態で、前記挟持
部15,16(図3に示すと同構成)が連結片7を上下
より挟持したものとなす。
【0022】その後、固定ネジ25を、ワッシャ27を
介在させてレンズ後面側より前記ネジ筒32に螺合し緊
締すると、上下の当接部19,20がレンズ周面17と
当接状態にあり、且つ挾持片部19,20によって連結
片7が上下より挾持されているために、テンプル2は回
り止めされた状態でレンズ6に連結される。
介在させてレンズ後面側より前記ネジ筒32に螺合し緊
締すると、上下の当接部19,20がレンズ周面17と
当接状態にあり、且つ挾持片部19,20によって連結
片7が上下より挾持されているために、テンプル2は回
り止めされた状態でレンズ6に連結される。
【0023】なお前記各態様において、固定片5及び連
結片7をレンズの後面側に配置してもよい。この場合の
一例を図1に基づいて説明すると、同図におけるレンズ
前面24をレンズ後面と見れば、連結部3の折曲形態は
同図に一点鎖線で示すようになる。その他の構成は、図
4、図6、図8に基づいて説明したところと同様であ
る。
結片7をレンズの後面側に配置してもよい。この場合の
一例を図1に基づいて説明すると、同図におけるレンズ
前面24をレンズ後面と見れば、連結部3の折曲形態は
同図に一点鎖線で示すようになる。その他の構成は、図
4、図6、図8に基づいて説明したところと同様であ
る。
【0024】第2の実施態様 本発明に係る連結構造1の第2の態様は、図10に示す
テンプル2の連結部3や、図11に示すブリッジ部材4
の連結部3を、基板に挟持片を突設してなる固定片5を
介してレンズ6に連結するものである。以下テンプル2
の連結部に代表させて、本発明の連結構造を図12〜1
3に基づいて説明する。該連結部3は、図12に示すよ
うに、レンズ内方に突出する連結片7を具え、該連結片
7の内端側部分8には、レンズ6に設けた連結孔9と孔
心を共通にして挿通孔10を有する。
テンプル2の連結部3や、図11に示すブリッジ部材4
の連結部3を、基板に挟持片を突設してなる固定片5を
介してレンズ6に連結するものである。以下テンプル2
の連結部に代表させて、本発明の連結構造を図12〜1
3に基づいて説明する。該連結部3は、図12に示すよ
うに、レンズ内方に突出する連結片7を具え、該連結片
7の内端側部分8には、レンズ6に設けた連結孔9と孔
心を共通にして挿通孔10を有する。
【0025】又前記固定片5は、図12に示すように、
矩形板状をなしてその中央部位に固定孔11が設けられ
た基板35の外端上下に、後方に向けてL字状に折曲し
た挟持片部36,37を突設し、該挟持片部の先端部分
を、レンズ周面17と当接する当接部39,40として
なるものである。
矩形板状をなしてその中央部位に固定孔11が設けられ
た基板35の外端上下に、後方に向けてL字状に折曲し
た挟持片部36,37を突設し、該挟持片部の先端部分
を、レンズ周面17と当接する当接部39,40として
なるものである。
【0026】然して図13に示すように、前記連結孔9
に、そのレンズ前面側より鍔付ブッシュ21を装着した
後、挿通孔10を連結孔9(本実施例においては連結孔
にブッシュ21を装着しているため、該ブッシュの孔1
8)と位置合わせして連結片7をレンズ前面24に重ね
る。本実施例においては、ブッシュの鍔31の厚みの分
だけレンズ前面から浮き上がった重ね状態となる。そし
て固定片5の基板35を、その固定孔11を挿通孔10
と位置合わせして連結片7の内端側部分8に重ね、且つ
前記上下の挟持片部36,37によって連結片7を上下
より挟持せしめる。
に、そのレンズ前面側より鍔付ブッシュ21を装着した
後、挿通孔10を連結孔9(本実施例においては連結孔
にブッシュ21を装着しているため、該ブッシュの孔1
8)と位置合わせして連結片7をレンズ前面24に重ね
る。本実施例においては、ブッシュの鍔31の厚みの分
だけレンズ前面から浮き上がった重ね状態となる。そし
て固定片5の基板35を、その固定孔11を挿通孔10
と位置合わせして連結片7の内端側部分8に重ね、且つ
前記上下の挟持片部36,37によって連結片7を上下
より挟持せしめる。
【0027】その後、前記固定孔11と挿通孔10と連
結孔9(ブッシュの孔18)に固定ネジ25を挿通せし
め、レンズの後面側に突出するネジ軸部26にワッシャ
27を介在させてナット29を螺合し緊締すると、上下
の当接部39,40がレンズ周面17と当接状態にあ
り、且つ挾持片部36,37によって連結片7が上下よ
り挾持されているために、テンプル2は回り止めされた
状態でレンズ6に連結される。
結孔9(ブッシュの孔18)に固定ネジ25を挿通せし
め、レンズの後面側に突出するネジ軸部26にワッシャ
27を介在させてナット29を螺合し緊締すると、上下
の当接部39,40がレンズ周面17と当接状態にあ
り、且つ挾持片部36,37によって連結片7が上下よ
り挾持されているために、テンプル2は回り止めされた
状態でレンズ6に連結される。
【0028】図14は、本発明に係る連結構造の他の態
様を示すものである。前記実施例における場合と相違す
るのは、固定片5の基板35に固定孔を設ける構成に代
えて、図15に示すようにネジ軸30を突設した点にあ
る。なおネジ軸30を突設する要領は、ネジ軸30を基
板35と一体に形成することによって、或いはネジ軸3
0を基板35にロウ付することによって行う。本実施例
において、固定片のその他の構成、及び連結部の構成は
前記と同様である。
様を示すものである。前記実施例における場合と相違す
るのは、固定片5の基板35に固定孔を設ける構成に代
えて、図15に示すようにネジ軸30を突設した点にあ
る。なおネジ軸30を突設する要領は、ネジ軸30を基
板35と一体に形成することによって、或いはネジ軸3
0を基板35にロウ付することによって行う。本実施例
において、固定片のその他の構成、及び連結部の構成は
前記と同様である。
【0029】然して、前記連結孔9に、そのレンズ前面
側より鍔付ブッシュ21(図12に示すと同構成)を装
着した後、挿通孔10を連結孔9(本実施例においては
連結孔9にブッシュ21を装着しているため、該ブッシ
ュの孔18)と位置合わせして連結片7をレンズ前面2
4に重ねる。本実施例においては、ブッシュの鍔31の
厚みの分だけレンズ前面から浮き上がった重ね状態とな
る。そして、前記ネジ軸30を連結片7の挿通孔10及
びレンズの連結孔9(ブッシュの孔18)に挿通せしめ
て、固定片の基板35を連結片7の内端側部分8に重
ね、且つ前記上下の挟持片部36,37によって、連結
片7を上下より挟持せしめる。これによって、上下の当
接部39,40はレンズ周面17に当接する。
側より鍔付ブッシュ21(図12に示すと同構成)を装
着した後、挿通孔10を連結孔9(本実施例においては
連結孔9にブッシュ21を装着しているため、該ブッシ
ュの孔18)と位置合わせして連結片7をレンズ前面2
4に重ねる。本実施例においては、ブッシュの鍔31の
厚みの分だけレンズ前面から浮き上がった重ね状態とな
る。そして、前記ネジ軸30を連結片7の挿通孔10及
びレンズの連結孔9(ブッシュの孔18)に挿通せしめ
て、固定片の基板35を連結片7の内端側部分8に重
ね、且つ前記上下の挟持片部36,37によって、連結
片7を上下より挟持せしめる。これによって、上下の当
接部39,40はレンズ周面17に当接する。
【0030】その後、レンズ後面側に突出するネジ軸部
26にワッシャ27を介在させてナット29を螺合し緊
締すると、上下の当接部39,40がレンズ周面17と
当接状態にあり、且つ上下の挾持片部36,37によっ
て連結片7が上下より挾持されているために、テンプル
2は回り止めされた状態でレンズ6に連結される。
26にワッシャ27を介在させてナット29を螺合し緊
締すると、上下の当接部39,40がレンズ周面17と
当接状態にあり、且つ上下の挾持片部36,37によっ
て連結片7が上下より挾持されているために、テンプル
2は回り止めされた状態でレンズ6に連結される。
【0031】図16は、本発明に係る連結構造の他の態
様を示すものであり、前記実施例において、連結片7に
ネジ軸を突設する構成に代え、図17に示すように、基
板35にネジ筒32を突設した場合を示す。該ネジ筒3
2の突出長さは、後述のようにネジ筒を孔18に挿通し
た状態において、ネジ筒先端33が連結孔の端部より突
出しないように設定する。なおネジ筒32を突設する要
領は、ネジ筒32を基板35と一体に形成することによ
って、或いはネジ筒32の基端部を基板35にロウ付し
て行う。本実施例において、固定片のその他の構成及び
連結部の構成は前記と同様である。
様を示すものであり、前記実施例において、連結片7に
ネジ軸を突設する構成に代え、図17に示すように、基
板35にネジ筒32を突設した場合を示す。該ネジ筒3
2の突出長さは、後述のようにネジ筒を孔18に挿通し
た状態において、ネジ筒先端33が連結孔の端部より突
出しないように設定する。なおネジ筒32を突設する要
領は、ネジ筒32を基板35と一体に形成することによ
って、或いはネジ筒32の基端部を基板35にロウ付し
て行う。本実施例において、固定片のその他の構成及び
連結部の構成は前記と同様である。
【0032】然して、前記連結孔9に、そのレンズ前面
側より鍔付ブッシュ21(図12に示すと同構成)を装
着した後、レンズ前面側において、挿通孔10を連結孔
9(本実施例においては連結孔9にブッシュ21を装着
しているため、該ブッシュの孔18)と位置合わせして
連結片7をレンズ前面に重ねる。本実施例においては、
ブッシュの鍔31の厚みの分だけレンズ前面から浮き上
がった重ね状態となる。そして、前記ネジ筒32を挿通
孔10及び連結孔9に挿通せしめて、固定片の基板35
を連結片7の内端側部分8に重ね、且つ前記上下の挟持
片部36,37によって、連結片7を上下より挟持せし
める。これによって上下の当接部19,20はレンズ周
面17と当接する。
側より鍔付ブッシュ21(図12に示すと同構成)を装
着した後、レンズ前面側において、挿通孔10を連結孔
9(本実施例においては連結孔9にブッシュ21を装着
しているため、該ブッシュの孔18)と位置合わせして
連結片7をレンズ前面に重ねる。本実施例においては、
ブッシュの鍔31の厚みの分だけレンズ前面から浮き上
がった重ね状態となる。そして、前記ネジ筒32を挿通
孔10及び連結孔9に挿通せしめて、固定片の基板35
を連結片7の内端側部分8に重ね、且つ前記上下の挟持
片部36,37によって、連結片7を上下より挟持せし
める。これによって上下の当接部19,20はレンズ周
面17と当接する。
【0033】その後、固定ネジ25を、ワッシャ27を
介在させてレンズ後面側より前記ネジ筒32に螺合し緊
締すると、上下の当接部39,40がレンズ周面17と
当接状態にあり、且つ挾持片部36,37によって連結
片7が上下より挾持されているために、テンプル2は回
り止めされた状態でレンズ6に連結される。
介在させてレンズ後面側より前記ネジ筒32に螺合し緊
締すると、上下の当接部39,40がレンズ周面17と
当接状態にあり、且つ挾持片部36,37によって連結
片7が上下より挾持されているために、テンプル2は回
り止めされた状態でレンズ6に連結される。
【0034】なお前記各態様において、固定片5及び連
結片7をレンズの後面側に配置してもよい。この場合の
一例を図10に基づいて説明すると、同図におけるレン
ズ前面24をレンズ後面と見れば、連結部3の折曲形態
は同図に一点鎖線で示すようになる。その他の構成は図
13、図14、図16に基づいて説明したところと同様
である。
結片7をレンズの後面側に配置してもよい。この場合の
一例を図10に基づいて説明すると、同図におけるレン
ズ前面24をレンズ後面と見れば、連結部3の折曲形態
は同図に一点鎖線で示すようになる。その他の構成は図
13、図14、図16に基づいて説明したところと同様
である。
【0035】
【発明の効果】本発明は、回り止め機能を有する固定片
を用いて縁無し眼鏡の連結構造を構成するため、該眼鏡
を構成する眼鏡つるやブリッジ部材の連結部をレンズに
連結するに際し、固定片とレンズを所要に位置決めして
組合せ且つ全体をネジ固定することにより、該連結部
を、所要に位置決めされ且つ回り止めされた状態でレン
ズに容易に連結することができる。それ故本発明におい
ては、従来のように、手間がかかり又素材によっては特
別なロウ付条件を必要とするロウ付工程を経て連結部を
形成しなければならないといった必要がない。従って、
縁無し眼鏡の製造能率の向上を期しうるばかりか、テン
プルの開き具合等を調整するために連結部を曲げた際に
おいても、前記したようなロウ離れやロウ付部折損の問
題を招く恐れがない。
を用いて縁無し眼鏡の連結構造を構成するため、該眼鏡
を構成する眼鏡つるやブリッジ部材の連結部をレンズに
連結するに際し、固定片とレンズを所要に位置決めして
組合せ且つ全体をネジ固定することにより、該連結部
を、所要に位置決めされ且つ回り止めされた状態でレン
ズに容易に連結することができる。それ故本発明におい
ては、従来のように、手間がかかり又素材によっては特
別なロウ付条件を必要とするロウ付工程を経て連結部を
形成しなければならないといった必要がない。従って、
縁無し眼鏡の製造能率の向上を期しうるばかりか、テン
プルの開き具合等を調整するために連結部を曲げた際に
おいても、前記したようなロウ離れやロウ付部折損の問
題を招く恐れがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明がテンプルの連結に応用された場合を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図2】本発明がブリッジ部材の連結に応用された場合
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図3】本発明の連結構造を説明する分解斜視図であ
る。
る。
【図4】テンプルをレンズに連結する連結構造を説明す
る断面図である。
る断面図である。
【図5】図4に示す連結構造を説明する正面図である。
【図6】連結部にネジ軸が突設された場合の連結構造を
説明する断面図である。
説明する断面図である。
【図7】ネジ軸が突設された連結部を示す斜視図であ
る。
る。
【図8】連結部にネジ筒が突設された場合の連結構造を
説明する断面図である。
説明する断面図である。
【図9】ネジ筒が突設された連結部を示す斜視図であ
る。
る。
【図10】テンプルの他の連結構造を説明する斜視図で
ある。
ある。
【図11】ブリッジ部材の他の連結構造を説明する斜視
図である。
図である。
【図12】連結構造の他の実施態様を説明する分解斜視
図である。
図である。
【図13】連結構造の他の実施態様を説明する断面図で
ある。
ある。
【図14】ネジ軸が突設された固定片を用いる他の連結
構造を説明する断面図である。
構造を説明する断面図である。
【図15】ネジ軸が突設された固定片を説明する斜視図
である。
である。
【図16】ネジ筒が突設された固定片を用いる他の連結
構造を説明する断面図である。
構造を説明する断面図である。
【図17】ネジ筒が突設された固定片を説明する斜視図
である。
である。
【図18】従来の連結構造を説明する正面図である。
【図19】従来の連結構造を説明する断面図である。
1 連結構造 2 テンプル 3 連結部 5 固定片 6 レンズ 7 連結片 8 連結片の内端側部分 9 連結孔 10 挿通孔 11 固定孔 12 中間片部 13 中間片部 15 挾持部 16 挾持部 17 レンズ周面 19 当接部 20 当接部 21 ブッシュ 22 固定片の内端側部分 25 固定ネジ 26 ネジ軸部 27 ワッシャ 29 ナット 30 ネジ軸 31 鍔 32 ネジ筒 33 ネジ筒先端 35 基板 36 挾持片部 37 挾持片部 39 当接部 40 当接部
Claims (6)
- 【請求項1】 レンズ相互を連結するブリッジ部材の連
結部又はテンプルの連結部を、固定片を介してレンズに
連結する、縁無し眼鏡におけるレンズ連結構造であっ
て、 前記連結部は、レンズ内方に突出する連結片を有し、該
連結片の内端側部分には、レンズに設けた連結孔と孔心
を共通にして挿通孔が設けられてなり、 前記固定片は、一本の線材をU字状に折曲してなり、そ
の内端側部分に固定孔を有し、その上下の中間片部に
は、レンズの厚さ方向に突出する挟持部が差し向かいに
屈曲形成され、又上下の対向する先端部分は屈曲して、
レンズ周面と当接する当接部とされており、 該固定片の内端側部分を、その固定孔を前記連結孔及び
挿通孔と位置合わせして、レンズ面と連結片の内端側部
分との間に介在せしめ、前記上下の挟持部が連結片を上
下より挟持したものとなし、又前記当接部をレンズ周面
に当接せしめ、 前記挿通孔と固定孔と連結孔に固定ネジを挿通せしめ、
レンズ他面側に突出するネジ軸部にナットを螺合し緊締
して、連結部をレンズに固定することを特徴とする縁無
し眼鏡におけるレンズ連結構造。 - 【請求項2】 レンズ相互を連結するブリッジ部材の連
結部又はテンプルの連結部を、固定片を介してレンズに
連結する、縁無し眼鏡におけるレンズ連結構造であっ
て、 前記連結部は、レンズ内方に突出する連結片を有し、該
連結片の内端側部分には、レンズに設けた連結孔を挿通
するネジ軸が突設されてなり、 前記固定片は、一本の線材をU字状に折曲してなり、そ
の内端側部分に固定孔を有し、その上下の中間片部に
は、レンズの厚さ方向に突出する挟持部が差し向かいに
屈曲形成され、又上下の対向する先端部分は屈曲して、
レンズ周面と当接する当接部とされており、 該固定片の内端側部分を、前記当接部がレンズ周面に当
接した状態において、その固定孔を前記連結孔と位置合
わせしてレンズ面に重ねると共に、連結片の内端側部分
を、前記ネジ軸を固定孔及び連結孔に挿通して固定片の
内端側部分に重ね、この状態で、前記上下の挟持部が連
結片を上下より挟持したものとなし、 レンズ他面側に突出するネジ軸部にナットを螺合し緊締
して、連結部をレンズに固定することを特徴とする縁無
し眼鏡におけるレンズ連結構造。 - 【請求項3】 レンズ相互を連結するブリッジ部材の連
結部又はテンプルの連結部を、固定片を介してレンズに
連結する、縁無し眼鏡におけるレンズ連結構造であっ
て、 前記連結部は、レンズ内方に突出する連結片を有し、該
連結片の内端側部分には、レンズに設けた連結孔を挿通
するネジ筒が突設されてなり、 前記固定片は、一本の線材をU字状に折曲してなり、そ
の内端側部分に固定孔を有し、その上下の中間片部に
は、レンズの厚さ方向に突出する挟持部が差し向かいに
屈曲形成され、又上下の対向する先端部分は屈曲して、
レンズ周面と当接する当接部とされており、 該固定片の内端側部分を、前記当接部がレンズ周面に当
接した状態において、その固定孔を前記連結孔と位置合
わせしてレンズ面に重ねると共に、連結片の内端側部分
を、前記ネジ筒を固定孔及び連結孔に挿通して固定片の
内端側部分に重ね、この状態で、ネジ筒の先端は連結孔
の端部より突出しないものとし、且つ前記上下の挟持部
が連結片を上下より挟持したものとなし、 又固定ネジを、レンズ他面側より前記ネジ筒に螺合し緊
締して、連結部をレンズに固定することを特徴とする縁
無し眼鏡におけるレンズ連結構造。 - 【請求項4】 レンズ相互を連結するブリッジ部材の連
結部又はテンプルの連結部を、固定片を介してレンズに
連結する、縁無し眼鏡におけるレンズ連結構造であっ
て、 前記連結部は、レンズ内方に突出する連結片を有し、該
連結片の内端側部分には、レンズに設けた連結孔と孔心
を合わせて挿通孔が設けられており、 又前記固定片は、固定孔を有する基板の外端上下に挟持
片部を突設すると共に、該挟持片部の先端部分を、レン
ズ周面と当接する当接部としてなり、 前記連結片を、その挿通孔をレンズの連結孔と位置合わ
せしてレンズ面に重ねると共に、固定片の前記基板を、
その固定孔を前記連結孔及び挿通孔と位置合わせして連
結片の内端側部分に重ね、且つ固定片の前記上下の挟持
片部が連結片を上下より挟持したものとなし、又前記当
接部をレンズ周面に当接せしめ、 前記固定孔と挿通孔と連結孔に固定ネジを挿通せしめ、
レンズ他面側に突出するネジ軸部にナットを螺合し緊締
して、連結部をレンズに固定することを特徴とする縁無
し眼鏡におけるレンズ連結構造。 - 【請求項5】 レンズ相互を連結するブリッジ部材の連
結部又はテンプルの連結部を、固定片を介してレンズに
連結する、縁無し眼鏡におけるレンズ連結構造であっ
て、 前記連結部は、レンズ内方に突出する連結片を有し、該
連結片の内端側部分には、レンズに設けた連結孔と孔心
を合わせて挿通孔が設けられており、 又前記固定片は、前記挿通孔と連結孔に挿通せしめられ
るネジ軸が突設された基板の外端上下に挟持片部を突設
すると共に、該挟持片部の先端部分を、レンズ周面と当
接する当接部としてなり、 前記連結片を、その挿通孔をレンズの連結孔と位置合わ
せしてレンズ面に重ねると共に、固定片の前記基板を、
前記ネジ軸を挿通孔及び連結孔に挿通せしめて連結片の
内端側部分に重ね、この状態で、固定片の前記上下の挟
持片部が連結片を上下より挟持したものとなし、又前記
当接部をレンズ周面に当接せしめ、 レンズ他面側に突出するネジ軸部にナットを螺合し緊締
して、連結部をレンズに固定することを特徴とする縁無
し眼鏡におけるレンズ連結構造。 - 【請求項6】 レンズ相互を連結するブリッジ部材の連
結部又はテンプルの連結部を、固定片を介してレンズに
連結する、縁無し眼鏡におけるレンズ連結構造であっ
て、 前記連結部は、レンズ内方に突出する連結片を有し、該
連結片の内端側部分には、レンズに設けた連結孔と孔心
を合わせて挿通孔が設けられており、 又前記固定片は、前記挿通孔と連結孔に挿通せしめられ
るネジ筒が突設された基板の外端上下に挟持片部を突設
すると共に、該挟持片部の先端部分を、レンズ周面と当
接する当接部としてなり、 前記連結片を、その挿通孔をレンズの連結孔と位置合わ
せしてレンズ面に重ねると共に、固定片の前記基板を、
前記ネジ筒を挿通孔及び連結孔に挿通せしめて連結片の
内端側部分に重ね、この状態で、ネジ筒の先端は連結孔
の端部より突出しないものとし、且つ前記上下の挟持片
部が連結片を上下より挟持したものとなし、又前記当接
部をレンズ周面に当接せしめ、又固定ネジを、レンズ他
面側より前記ネジ筒に螺合し緊締して、連結部をレンズ
に固定することを特徴とする縁無し眼鏡におけるレンズ
連結構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6021897A JP2535312B2 (ja) | 1994-01-20 | 1994-01-20 | 縁無し眼鏡におけるレンズ連結構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6021897A JP2535312B2 (ja) | 1994-01-20 | 1994-01-20 | 縁無し眼鏡におけるレンズ連結構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07209612A JPH07209612A (ja) | 1995-08-11 |
JP2535312B2 true JP2535312B2 (ja) | 1996-09-18 |
Family
ID=12067908
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6021897A Expired - Lifetime JP2535312B2 (ja) | 1994-01-20 | 1994-01-20 | 縁無し眼鏡におけるレンズ連結構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2535312B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2884322B2 (ja) * | 1994-06-30 | 1999-04-19 | 株式会社ホリカワ | 眼鏡における固定方法及びその固定構造 |
JP2005241699A (ja) * | 2004-02-24 | 2005-09-08 | Airfish:Kk | 縁なしメガネ |
-
1994
- 1994-01-20 JP JP6021897A patent/JP2535312B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07209612A (ja) | 1995-08-11 |
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